JPH055238U - コイル材送給用のガイド装置 - Google Patents
コイル材送給用のガイド装置Info
- Publication number
- JPH055238U JPH055238U JP5923291U JP5923291U JPH055238U JP H055238 U JPH055238 U JP H055238U JP 5923291 U JP5923291 U JP 5923291U JP 5923291 U JP5923291 U JP 5923291U JP H055238 U JPH055238 U JP H055238U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil material
- guide
- leveler feeder
- coil
- feeder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 レベラフィーダに付設し、レベラフィーダに
よってコイル材をジグザグ送りをした場合にコイル材縁
部を損傷させないガイド装置を提供すること。 【構成】 ガイド主体40に回転可能に設けた回転軸4
7を具備するエプロンガイド4を、コイル材の巻きぐせ
を矯正するレベラフィーダの前面に上記回転軸42をコ
イル材の送り方向に対して平行する方向に回転可能に軸
着して取り付けることを特徴とする。
よってコイル材をジグザグ送りをした場合にコイル材縁
部を損傷させないガイド装置を提供すること。 【構成】 ガイド主体40に回転可能に設けた回転軸4
7を具備するエプロンガイド4を、コイル材の巻きぐせ
を矯正するレベラフィーダの前面に上記回転軸42をコ
イル材の送り方向に対して平行する方向に回転可能に軸
着して取り付けることを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、コイル材をプレス機械へ供給するレベラフィーダに付設するコイル
材送りのためのガイド装置に関している。
【0002】
コイル材からプレス加工用の板材を打ち抜くブランキングプレスにおいては、
コイル材を直接供給しないで、コイル材の矯正を行うレベラフィーダにより材料
の巻きぐせを矯正してから供給している。又、レベラフィーダの前面にはコイル
材を巻き戻してループ状のたるみを設けており、これによりコイル材を巻き戻す
アンコイラーは連続運転で行い、一方、レベラフィーダの運転は間歇運転で行っ
ている。
【0003】
レベラフィーダには、コイル材がループ部分で損傷しないようにするためのガ
イド装置(例えば、実公昭46−19907号)を設置することが知られている
が、上記装置は加工材を単列に打ち抜く作業には適しているが、加工材を複列、
所謂ジグザグ抜きをする場合には必ずしも都合がよいとは言えないものである。
【0004】
コイル材から加工材をジグザグ状に打ち抜く方法には、レベラフィーダは固定
しておいてコイル材を直線に送ってプレス機械をジグザグ運転する場合、レベラ
フィーダをジグザグ運転してコイル材をジグザグに送りプレス機械を固定して運
転する場合とがある。プレス機械をコイル材の打ち抜き位置に合わせてジグザグ
運転するのは、打ち抜き精度が保証されないので、一般には、レベラフィーダを
ジグザグ運転している。
【0005】
レベラフィーダをジグザグ運転するということは、フィーダをコイル材の送り
方向に対して直交する方向に反復して移動させることであるが、当該レベラフィ
ーダとループ部分との間の距離が短いことなどもあって、フィーダが左右に移動
したとき、コイル材を正面からみるとコイル材はジグザグ送りの度に左右に傾斜
し、これを平坦なガイドで押えようとするとコイル材の外縁部に過大な力が加わ
ることになる。このため、コイル材の外縁部にしわが発生することがあり、この
縁部のしわはレベラフィーダによて矯正しきれずにプレス機械へ送られてしまう
ことがあり、従って、従来装置においては、加工材の精度が低下するなどの問題
がある。
【0006】
本考案が解決しようとする課題は、レベラフィーダに付設するガイド装置をフ
ィーダが左右に移動する度に傾斜させるものであって、レベラフィーダによって
コイル材をジグザグ送りをした場合にコイル材縁部を損傷させないガイド装置を
提供することである。
【0007】
本考案において課題を解決するための手段は、複数のガイドローラを有するガ
イド主体に回転可能に設けた回転軸を具備するエプロンガイドが、コイル材の巻
きぐせを矯正するレベラフィーダの前面に上記回転軸をコイル材の送り方向に対
して平行する方向に回転可能に軸着して取り付けることを特徴とするものである
。
【0008】
又、他の手段はエプロンガイドが、該エプロンガイドの一端とコイル材送給装
置の固定部分とをリンクによって連結されてレベラフィーダに取り付けられるこ
とを特徴とするものである。
【0009】
図1は本考案のガイド装置を含むコイルラインの正面図、図2は同平面図、図
3はコイル材の送り方向からみたコイル材の断面図、図4は本考案のガイド装置
の斜視図、図5は他の実施例を示す斜視図である。
【0010】
図1、2において、1はコイルであって、図示していないアンコイラ装置に装
着されており、巻きほぐされたコイル材2はレベラフィーダ3に導かれるが、該
レベラフィーダ3の前面には本考案の主題となるエプロンガイド4が設けられて
おり、上記コイル材2は該エプロンガイド4とコイル1との間にループ部5を形
成している。
【0011】
上記レベラフィーダ3は、架台6の上面にコイル材2の供給方向に対して直交
する方向に移動可能に設けられており、内部に設けた矯正ロール7によってコイ
ル材2に付いている巻きぐせを除去している。なお、レベラフィーダ3から繰り
出される材料は、該レベラフィーダ3に隣接して設けられた図示しないブランキ
ングプレスによってプレス加工用の板材が複列に、すなわち、ジグザグ状に打ち
抜かれる。
【0012】
実施例において、コイル材2の幅が600mmの場合は、レベラフィーダ3を
左右方向に移動してコイル材2を移動する距離を、左右方向に各200mmずつ
移動する。これにより、コイル材2からプレス加工用の板材が打ち抜かれ、当該
コイル材2に抜き跡8が形成される。
【0013】
図4に示すように上記エプロンガイド4は、側面円弧状に形成された一対のガ
イド主体40の両端部にガイドローラ41が止軸42により回転可能に取り付け
られており、該ガイドローラ41の間に複数のガイド棒43が固定されている。
又、上記ガイド主体40の両端部に設けた各止軸42には、当該止軸42を回転
可能に支持する軸受板44が取り付けられ、さらに又、該軸受板44は連結板4
5によって連結固定されている。そして、このように構成された連結板45はガ
イド主体40の両端部に設けられており、各連結板45の中央部分には、第2の
軸受板46が突設されている。
【0014】
上記エプロンガイド4は、ガイド主体40の円弧状外周部を表面に向けてレベ
ラフィーダ3に取り付けられる。上記第2の軸受板46には回転軸47を回転可
能に挿通し、該回転軸47を傾斜状態で両端をレベラフィーダ3に固定する。な
お、エプロンガイド4がずり落ちないように、回転軸47には第2の軸受板46
が回転の妨げとならずに係合できるようにしている。
【0015】
このため、図3に示すように、レベラフィーダ3がジグザグ運転をしてコイル
材2がねじれ傾くと、エプロンガイド4は回転軸47を中心としてコイル材2と
共に傾くために、コイル材外縁部の応力集中を緩和できる。又、回転軸47にモ
ータを接続して(回転軸47と第2の軸受板46は固定)、該回転軸47を積極
的に回転し、エプロンガイド4をレベラフィーダ3のジグザグ運転に合わせて傾
斜させることも可能である。
【0016】
図5に示すように、エプロンガイド4の一端とコイル材送給装置の固定部分(
例えばフィーダの架台など)9とをリンク10によって連結する。これにより、
レベラフィーダ3がジグザグ運転して回転軸47が平行移動すると、この移動量
に応じてエプロンガイド4を傾斜させることができる。
【0017】
実施例は上記の構成であって、アンコイラ装置に装着したコイル1から巻きほ
ぐされたコイル材2は、ループ部5及びエプロンガイド4を経てレベラフィーダ
3へ送られ、該レベラフィーダ3によって矯正されてブランキングプレスへ供給
される。上記レベラフィーダ3はコイル材の進行方向に向って左右方向に移動す
るようになっているので、レベラフィーダ3が左右に移動するとコイル材2は図
3に示すように傾斜するが、エプロンガイド4は回転軸47を中心にコイル材2
と共に傾き、これによりコイル材外縁部の応力集中を緩和でき、従って高精度な
プレス加工用の板材が得られる。
【0018】
又、図5に示すようにエプロンガイド4と固定側とをリンク10によって連結
した場合には、レベラフィーダ3の左右方向の移動量に応じてエプロンガイド4
を積極的に傾斜させることができる。
【0019】
本考案は、コイル材をブランキングプレスに対してジグザグ送りをする場合に
、コイル材外縁部の応力集中を緩和することができ、従ってコイル材を損傷する
ことがなく、高精度なプレス加工用の素材が得られるものである。
【図1】本考案のガイド装置にを含むコイルラインの正
面図。
面図。
【図2】同平面図。
【図3】コイル材の送り方向からみたコイル材の断面
図。
図。
【図4】本考案のガイド装置の斜視図。
【図5】本考案のガイド装置の他の実施例を示す斜視
図。
図。
1 コイル
2 コイル材
3 レベラフィーダ
4 エプロンガイド
5 ループ部
6 架台
7 矯正ロール
10 リンク
40 ガイド主体
41 ガイドローラ
42 止軸
43 ガイド棒
44 軸受板
45 連結板
46 軸受板
47 回転軸
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のガイドローラを有するガイド主体
に回転可能に設けた回転軸を具備するエプロンガイド
が、コイル材の巻きぐせを矯正するレベラフィーダの前
面に上記回転軸をコイル材の送り方向に対して平行する
方向に回転可能に軸着して取り付けることを特徴とする
コイル材送給用のガイド装置。 - 【請求項2】 エプロンガイドが、該エプロンガイドの
一端とコイル材送給装置の固定部分とをリンクによって
連結されてレベラフィーダに取り付けられることを特徴
とする請求項1に記載のコイル材送給用のガイド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991059232U JPH0756096Y2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | コイル材送給用のガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991059232U JPH0756096Y2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | コイル材送給用のガイド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH055238U true JPH055238U (ja) | 1993-01-26 |
JPH0756096Y2 JPH0756096Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=13107436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991059232U Expired - Fee Related JPH0756096Y2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | コイル材送給用のガイド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0756096Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100808658B1 (ko) * | 2007-01-22 | 2008-02-29 | 현대씨엔에스 주식회사 | 강판코일용 슬리팅장치 |
KR101652822B1 (ko) * | 2015-07-31 | 2016-09-09 | 영림기계 (주) | 초고장력 강판용 교정기 |
JP2021176649A (ja) * | 2020-05-09 | 2021-11-11 | 嘉興市華鼎保温技術有限公司 | プレス加工装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5444775A (en) * | 1977-09-14 | 1979-04-09 | Matsushita Electric Works Ltd | Arc extinguishing chamber for wiring circuit breaker |
JPS56107850A (en) * | 1980-01-22 | 1981-08-27 | Mitsubishi Motors Corp | Automatic brushing device for oil hole |
JPS57165142A (en) * | 1981-04-03 | 1982-10-12 | Aida Eng Ltd | Press working line for handling of soft coil material |
-
1991
- 1991-07-02 JP JP1991059232U patent/JPH0756096Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5444775A (en) * | 1977-09-14 | 1979-04-09 | Matsushita Electric Works Ltd | Arc extinguishing chamber for wiring circuit breaker |
JPS56107850A (en) * | 1980-01-22 | 1981-08-27 | Mitsubishi Motors Corp | Automatic brushing device for oil hole |
JPS57165142A (en) * | 1981-04-03 | 1982-10-12 | Aida Eng Ltd | Press working line for handling of soft coil material |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100808658B1 (ko) * | 2007-01-22 | 2008-02-29 | 현대씨엔에스 주식회사 | 강판코일용 슬리팅장치 |
KR101652822B1 (ko) * | 2015-07-31 | 2016-09-09 | 영림기계 (주) | 초고장력 강판용 교정기 |
JP2021176649A (ja) * | 2020-05-09 | 2021-11-11 | 嘉興市華鼎保温技術有限公司 | プレス加工装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0756096Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2721569C (en) | Plastic film stretching apparatus | |
JP2001516690A (ja) | 連続帯状紙を案内するための装置 | |
JPH055238U (ja) | コイル材送給用のガイド装置 | |
US4431124A (en) | Apparatus and method for guiding metal strip | |
GB2120155A (en) | Device for severing blanks of a batch of die cut sheets | |
JPH0428653A (ja) | 自動裁断装置等における布地供給機構 | |
CN207508667U (zh) | 金属板材打检测孔、印刷及分卷一体机 | |
JP4341760B2 (ja) | 薄板状物の送り装置 | |
JP4115600B2 (ja) | ストリップ保護シート挿入切断装置 | |
CN218361596U (zh) | 连续辊压装置 | |
JPH0734937B2 (ja) | 冷間ロール成形装置 | |
JPH0517140B2 (ja) | ||
JPH0614888Y2 (ja) | クレ−ドルロ−ル | |
CN220635990U (zh) | 一种切条装置 | |
JPH0634953Y2 (ja) | 食品加工機械 | |
CN218252228U (zh) | 一种电极扁钢直线度矫正装置 | |
KR0114096Y1 (ko) | 디플렉터 롤의 스토퍼 삽입장치 | |
JP4158870B2 (ja) | 金属条スリッタの板押さえ構造 | |
JP3383929B2 (ja) | 小型エアフィ−ダ及びロ−ルフィ−ダ用簡易帯板状材料矯正機 | |
JPS643527Y2 (ja) | ||
JP2543959B2 (ja) | 巻鉄心製造装置 | |
KR100518755B1 (ko) | 극박 스크랩 처리장치 | |
JPH0357309Y2 (ja) | ||
JPH0613160Y2 (ja) | 枚葉式印刷機の紙受部材 | |
JP3054068U (ja) | 畳表裁断機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960618 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |