JPH06309273A - 画像データ転送方式及びデータ転送装置 - Google Patents

画像データ転送方式及びデータ転送装置

Info

Publication number
JPH06309273A
JPH06309273A JP26761692A JP26761692A JPH06309273A JP H06309273 A JPH06309273 A JP H06309273A JP 26761692 A JP26761692 A JP 26761692A JP 26761692 A JP26761692 A JP 26761692A JP H06309273 A JPH06309273 A JP H06309273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bits
data
image data
digital image
pixel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26761692A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Ishida
卓也 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Hudson Soft Co Ltd
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Hudson Soft Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp, Hudson Soft Co Ltd filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP26761692A priority Critical patent/JPH06309273A/ja
Publication of JPH06309273A publication Critical patent/JPH06309273A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bus Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】速いデータ転送を行うことにより、狭いバス幅
で1画素表示周期に1画素のデジタル画像データを転送
する画像データ転送方式及びデータ転送装置を提供し、
画像処理システムの基板実装の高集積化、低コスト化、
電源ノイズの低減を図る。 【構成】nビットで構成される1画素分のデジタル画像
データを、2個以上のm個のn/mビットからなる複数
ワードに分割し、1ワードを1画素表示サイクルのm倍
のサイクルで転送する。画像処理デバイスではm回に渡
って送られてきたmワードのデータを整列し、1画素表
示期間に1回、nビットからなる1画素分のデジタル画
像データを再現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチメディア機器やT
Vゲーム機等に使用され、バッファメモリ上のデジタル
画像データを画像処理デバイスに分配するデータ転送方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の技術によるデジタル画像デ
ータの転送方式の1例である。301は従来技術による
データ転送装置の1例である。302は、画素表示サイ
クルに同期して1画素分づつのデジタル画像データを画
像処理デバイスに転送するローカルバスインターフェー
スである。303はデジタル画像データの1画素を表現
するビット数分の幅を持つデータバスで、この例では1
6ビットである。304は画素表示サイクルに同期して
1画素分づつのデジタル画像データを受信し処理するデ
ータ処理デバイスで、この例では16ビットで1画素を
表現するデジタル画像データを処理する。305は画像
処理デバイス304の初段データラッチ部の1例で、こ
の例では16ビット幅のラッチである。
【0003】この例では1画素を表現するデジタル画像
データが16ビットであるので、データ転送装置301
は1画素表示期間に1回、バッファメモリ105から1
6ビットのデータを受け取り、ローカルバスインターフ
ェース302から画素表示同期信号(以下ドットクロッ
クという)113に同期して、16ビットバスを通して
画像処理デバイス304に転送する。画像処理デバイス
では16ビット幅で送られてきたデータをドットクロッ
ク113に同期してラッチする。
【0004】図4は従来の技術によるデジタル画像デー
タの転送方式の1例である。401は従来技術によるデ
ータ転送装置の1例である。402は、画素表示サイク
ルとは非同期にデジタル画像データを画像処理デバイス
のフレームバッファメモリに転送するローカルバスイン
ターフェースである。403はデータ転送装置401か
ら転送されてくるデジタル画像データを格納するフレー
ムバッファメモリである。404はデジタル画像データ
の1画素を表現するビット数分の幅を持たないデータバ
スで、この例では1画素を16ビットで表現するのに対
し、バス幅は8ビットである。
【0005】データ転送装置401は16ビットで1画
素を表現するデジタル画像データを8ビットづつに分け
て、1画面を表示する時間内に1画面分のデータがフレ
ームバッファメモリ403上にそろうように転送する。
この時、ローカルバスインターフェース402は特にド
ットクロック113には同記せず、システムクロック1
12を基準に独自のサイクルでデータを転送する。画像
処理デバイス304は画素表示サイクルに同期して、1
画素表示期間に1画素分のデジタル画像データをフレー
ムバッファメモリ403から受け取る。ここでは16ビ
ットで1画素を構成するデジタル画像データを8ビット
バスで転送する例を示したが、16ビットのデジタル画
像データを16ビットバスで転送する場合や、24ビッ
トのデジタル画像データを16ビットバスで転送する場
合など、様々な場合で、データ転送をドットクロックに
同期させずにフレームバッファメモリを用いている例が
ある。
【0006】従来の技術では、図3の例のようにデジタ
ル画像データのビット幅分の幅を持つバスを通して1画
素表示周期に1回のサイクルでデータ転送を行っていた
ため、デジタル画像データのビット数分のバス幅を必要
とした。また、図4の例のように任意のビット幅で1画
素表示周期に1画素分以上のサイクルで、ドットクロッ
クとは非同期にデジタル画像データを転送し、画像処理
デバイスの持つフレームバッファメモリにバッファリン
グする方式を取っていたため、フレームバッファメモリ
を別途必要とした。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】デジタル画像データに
よる色表現は、YUV方式でYを8ビット、U及びVを
4ビットでサンプリングして16ビットで1画素を表現
したり、またはRGB方式でRを5ビット、Gを6ビッ
ト、Bを5ビットでサンプリングして16ビットで1画
素を表現するような方法なので、色数を増やして色解像
度を上げるには1画素を表現するデータの情報量を増や
すことになり、必然的に1画素分のデータのビット数が
増える。現実的にはデータの最少単位は8ビットである
のが一般的であるため、色解像度を1段階上げる場合に
は、1画素につき8ビット増やす場合が多い。
【0008】したがって、データバスを1画素のデジタ
ル画像データのビット幅分にすると、色解像度を上げる
ほどバス幅が広がり、LSIのピン数が増大し、基板の
高集積化を図りにくいというデメリットがあった。ま
た、多ビットのバスが同時スイッチングすることによ
り、大きなピークの電源ノイズが引き起こされ易くなっ
ており、電源ノイズからの保護のために電源端子を多数
必要とするため、LSIのピン数が多くなっていた。
【0009】また、バス幅を1画素のデジタル画像デー
タのビット幅より狭くして画像処理系の持つフレームバ
ッファメモリに対して画素表示と非同期にデータを転送
する場合には、データの受け側デバイスにその分のメモ
リが必要となるためコストを下げにくく、また基板の高
集積化を図りにくいというデメリットがあった。
【0010】したがって、本発明はデータバス幅を狭
め、また、LSIの端子数を減らし、かつ、フレームバ
ッファメモリを使用しないことで基板の高集積化を図
り、コストを削減することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、上記
目的を達成するために、本発明の画像データ転送方式で
は、nビットで構成される1画素分のデジタル画像デー
タを、2回以上のm回に分割し、n/mビットを画素表
示サイクルのm倍速のサイクルで転送し、データの受け
側デバイスでm回にわたって送られてくるn/mビット
のデータをnビットに整列し1画素のデジタル画像デー
タを復元することを特徴とする。
【0012】また、本発明のデータ転送装置では、外部
記憶装置と接続してデータを授受する外部記憶装置イン
ターフェースと、前記外部記憶装置インターフェースを
通して読み込んだデータを格納するバッファメモリと、
各種データ処理デバイスに専用に接続して、前記バッフ
ァメモリに格納されたデータを転送する、1つまたは複
数のローカルバスインターフェースとを具備するデータ
転送装置において、該ローカルバスインターフェースの
1つは画像処理デバイスを接続して、nビットで構成す
る1画素分のデジタル画像データを、2回以上のm回に
分割し、n/mビットを画素表示サイクルのm倍速のサ
イクルで転送することを特徴とする。
【0013】また、本発明のデータ転送装置では、RG
B方式またはYUV方式でサンプリングされ16ビット
で1画素を表現するデジタル画像データを、上位8ビッ
トと下位8ビットに分割し、画素表示サイクルの2倍速
のサイクルで8ビットずつ転送することを特徴とする。
【0014】また、本発明の画像データ転送方式では、
2nビットで構成される2画素分のデジタル画像データ
を、4回以上の2m回に分割し、n/mビットを画素表
示サイクルのm倍速のサイクルで転送し、データの受け
側デバイスで2m回にわたって送られてくるn/mビッ
トのデータを2nビットに整列し2画素のデジタル画像
データを復元することを特徴とする。
【0015】また、本発明のデータ転送装置では、外部
記憶装置と接続してデータを授受する外部記憶装置イン
ターフェースと、前記外部記憶装置インターフェースを
通して読み込んだデータを格納するバッファメモリと、
各種データ処理デバイスに専用に接続して、前記バッフ
ァメモリに格納されたデータを転送する、1つまたは複
数のローカルバスインターフェースとを具備するデータ
転送装置において、該ローカルバスインターフェースの
1つは画像処理デバイスを接続して、2nビットで構成
する2画素分のデジタル画像データを、4回以上の2m
回に分割し、n/mビットを画素表示サイクルのm倍速
のサイクルで転送することを特徴とする。
【0016】また、本発明のデータ転送装置では、YU
V方式でサンプリングされ32ビットで2画素を表現す
るデジタル画像データを、上位から下位に順に8ビット
ずつに分割し、画素表示サイクルの2倍速のサイクルで
8ビットずつ転送することを特徴とする。
【0017】
【実施例】図1は本発明の画像データ転送方式の1実施
例である。この例では16ビット幅のデジタル画像デー
タを、LSB側8ビットのローワードとMSB側8ビッ
トのハイワードに分けて転送する場合について説明す
る。101は本発明によるデータ転送装置の例である。
102は画像データ及び音声やプログラム等のデータを
格納している、ハードディスクまたは光ディスク等の外
部記憶装置である。103は外部記憶装置102との間
でデータを授受する外部記憶装置インターフェースであ
る。110はデータ転送装置101内でデータを転送す
るバスで本例では16ビット幅を持つ。
【0018】105は外部記憶装置から読み込んだデー
タを一時格納しておく目的のバッファメモリである。1
04はバッファメモリ105との間でデータを授受する
バッファメモリインターフェースである。106はデジ
タル画像データを画像処理デバイスに転送するためのロ
ーカルバスインターフェースで、タイミング生成手段1
07とセレクタ108を持つ。111はバッファメモリ
105からバッファメモリインターフェース104を通
して読み込んだデジタル画像データをローカルバスイン
ターフェース106に引き渡すデジタル画像データ専用
の内部バスで、本例では16ビット幅を持つ。
【0019】109は画像データ処理デバイスである。
117はデジタル画像データを画像処理デバイス109
に転送するバスで本例では8ビット幅である。112は
システムクロックで、データ転送装置101や画像処理
デバイス109またはその他の各種デバイスの基準クロ
ックである。113はドットクロックである。114は
セレクタ108がハイワードかローワードかの出力を決
定するセレクト信号で、ドットクロック113をタイミ
ング生成手段107でシステムクロック112によりサ
ンプリングして生成することができる。
【0020】115は画像処理デバイス109に対し、
ローワードを取り込むよう指示するローワードストロー
ブ信号で、ドットクロック113をシステムクロック1
12によりサンプリングして生成することができる。1
16は画像処理デバイス109に対し、ハイワードを取
り込むよう指示するハイワードストローブ信号で、ドッ
トクロック113をシステムクロック112によりサン
プリングして生成することができる。119は画像処理
デバイス109のローワード用初段データ取り込みラッ
チで、ローワードストローブ信号115に同期してデー
タバス117の値をラッチする。118は画像処理デバ
イス109のハイワード用初段データ取り込みラッチ
で、ハイワードストローブ信号116に同期してデータ
バス117の値をラッチする。
【0021】外部記憶装置102のデータを外部記憶装
置インターフェース103を通して読み込み、バッファ
メモリインターフェース104を通してバッファメモリ
105に一時格納する。バッファメモリ105に格納さ
れているデータは需要が生じるとバッファメモリインタ
ーフェース104を通して読み込み、ローカルバスイン
ターフェースにより各種デバイスに分配し、また、ロー
カルバスインターフェース106により画像処理デバイ
ス109に分配する。
【0022】16ビット幅のデジタル画像データをバッ
ファメモリ105から読み込み、装置内部を16ビット
データバス111でローカルバスインターフェース10
6に転送する。ローカルバスインターフェース106で
は、16ビット幅のデータをセレクター108で8ビッ
トずつのローワード/ハイワードに分け、2回に渡って
外部の画像データ専用8ビットバス117に出力する。
【0023】セレクタ108のセレクト信号114はタ
イミング生成手段107で、ドットクロック113をシ
ステムクロック112でサンプリングして生成すること
ができる。セレクタ108はセレクト信号114がロー
である時、データバス117にローワードのデータを出
力し、セレクト信号114がハイである時、データバス
117にハイワードのデータを出力する。その逆も可能
であることは明白である。同時に、画素表示クロック1
13をシステムクロック112でサンプリングしてロー
ワードストローブ信号115及び、ハイワードストロー
ブ信号116を出力する。画像処理デバイス109では
ローワードストローブ信号115の立ち下がりエッジで
データバス117のデータを最初の8ビットとしてロー
ワード側に取り込み、次にハイワードストローブ信号1
16の立ち下がりエッジでデータバス117のデータを
次の8ビットとしてハイワード側に取り込み、16ビッ
トに整列して1画素分のデジタル画像データとして処理
を行う。
【0024】例えばドットクロック113を5MHz、
システムクロック112を40MHzで構成すると、図
2のようなタイミングが考えられる。ドットクロック1
13をシステムクロック112でサンプリングして、セ
レクト信号114とローワードストローブ信号115及
びハイワードストローブ信号114を生成する。16ビ
ットデータバス111のデータは半分ずつローワード/
ハイワードにセレクト信号114で切り換えられ、8ビ
ットずつを倍サイクルで外部データバス117に出力す
る。8ビットデータをデータバス117に出力するとと
もに、ローワードストローブ信号115及び、ハイワー
ドストローブ信号116を出力する。、、で5M
Hzサイクルでローワードをラッチし、’、’、
’で5MHzサイクルでハイワードをラッチしてお
り、データバス117は10MHzサイクルでデータ転
送を行っていることになる。上の説明では、ローワード
を先に転送し、次にハイワードを転送しているが、その
逆も可能であることは明白である。 タイミング生成手
段107の1実現例を図5に示す。また、図5の回路の
各部信号のタイミングチャートを図6に示す。501は
Dフリップフロップで構成するシフトレジスタである。
502はDフリップフロップで構成するタイミング信号
生成回路である。504は装置全体のリセット信号で、
本回路を構成する各Dフリップフロップを初期化する。
503は数個のゲート素子で構成するパルス信号生成回
路である。
【0025】本例のDフリップフロップは全てクロック
信号の立ち下がりでデータをラッチするものとして説明
する。また、ここでも図2と同様、システムクロック1
12を40MHz、ドットクロック113を5MHzと
する。ドットクロック113をシフトレジスタ501の
初段Dフリップフロップでサンプリングし、順次システ
ムクロック112によって伝搬する。507はパルス信
号で、シフトレジスタ501の初段Dフリップフロップ
の出力信号505及び、2段目のDフリップフロップの
出力信号506をパルス信号生成回路503に入力する
ことにより、ドットクロック113の立ち下がりをシス
テムクロック112でサンプリングした時点からシステ
ムクロック112の1周期分の幅を持つローレベルのパ
ルス信号になる。
【0026】パルス信号507がタイミング信号生成回
路502に入力すると、タイミング信号生成回路502
の初段Dフリップフロップを初期化するため、セレクト
信号114がローレベルになる。ドットクロック113
の立ち下がりがシフトレジスタ501を伝搬して508
に出力されると、タイミング信号生成回路502の初段
Dフリップフロップはハイレベルをサンプリングするの
で、セレクト信号114はハイレベルになる。これによ
り、ドットクロック113の立ち下がりから、ドットク
ロック113と同周期でデューティ50%のセレクト信
号114を生成でき、さらにセレクト信号114をシス
テムクロック112でサンプリングすることでローワー
ドストローブ信号115及びハイワードストローブ信号
116を生成できる。ドットクロック113がハイ期間
とロー期間の比率が等しい、デューティ50%の波形、
あるいはデューティ50%に極めて近い波形の場合、タ
イミング生成手段107はシフトレジスタだけで実現で
きる。
【0027】上で説明したように、16ビットのデジタ
ル画像データを8ビットずつ2回に分割し、1画素表示
期間を2回に分けて転送することで、1画素分のデジタ
ル画像データを1画素表示期間に転送することができ
る。1画素分のデジタル画像データは5MHzのサイク
ルで画像処理デバイス109に転送されてくることにな
り、5MHzのサイクルで1画素を表示するため、画像
処理デバイス109はフレームバッファメモリを必要と
しない。また、データバスの同時スチッチングによる電
源ノイズのピークが1/2以下になる。
【0028】このような方法により、例えばYUV方式
で65536色を16ビットのデジタル画像データで表
現するような場合、上位8ビットと下位8ビットに分け
て転送し、受け側デバイスで16ビットに整列すること
で、1画素表示期間に1画素のデジタル画像データを構
成するような方法が可能になる。
【0029】YUV方式は輝度成分(Y成分)と色差成
分(U、V成分)で色を表現する方式で、人間の目で一
番解像度の高いY成分を8ビットでサンプリングし、比
較的解像度の低いU及びVをそれぞれ4ビットでサンプ
リングするような方法で65536色を16ビットで表
現でき、1回目の転送でYデータの8ビットを転送し、
次の転送でUデータ4ビット及びVデータ4ビットの8
ビットを転送し、受け側のデバイスで16ビットに整列
し1画素のデジタル画像データとして処理するようなこ
とが可能である。
【0030】また、例えば、3原色の濃淡で色を表現す
るRGB方式で、Y成分への寄与が一番高いG成分を6
ビットでサンプリングし、R成分及びB成分を5ビット
でサンプリングすることで65536色を16ビットで
表現するようなデジタル画像データを転送するような場
合、1回目の転送でR成分5ビットとG成分の上位3ビ
ットの8ビットを転送し、次の転送でG成分の下位3ビ
ットとB成分5ビットの8ビットを転送し、受け側のデ
バイスで16ビットに整列することで、1画素表示期間
に1画素のデジタル画像データを構成するような方法が
可能である。
【0031】上では16ビットのデジタル画像データを
8ビットずつ2回に分ける場合に付いて説明したが、R
GB各8ビットで計24ビットで1画素を表現するデジ
タル画像データを2回あるいは3回に分けて転送するな
ど、任意のnビットの画像データを、2回以上でnを割
り切れる任意のm回に分けて転送することも可能である
ことは明白である。
【0032】また、2画素分のデジタル画像データを1
単位とし、2画素表示期間で転送するような場合にも、
上記方法を適用できる。例えば、YUV方式で隣合う2
画素でUVデータを共通としてそれぞれ8ビットでサン
プリングし、Yデータをそれぞれの画素で独立に8ビッ
トでサンプリングし、全体として2画素を32ビットで
サンプリングすることで1677216色を表現するよ
うな場合、デジタル画像データの処理単位は2画素分の
32ビットになる。上記32ビットのデジタル画像デー
タを上位から順に、第1の画素のYデータ8ビット、第
2の画素のYデータ8ビット、第1及び第2の画素のU
データ8ビット、第1及び第2の画素のVデータ8ビッ
トの順に構成し、8ビットずつを2画素表示期間にわた
って転送し、受け側デバイスで32ビットに整列するこ
とで、2画素表示期間に2画素のデジタル画像データを
構成するような方法が可能になる。
【0033】この場合の転送方式は、1画素のデジタル
画像データを、2画素のデジタル画像データを2分割し
たもので置き換えると、上記の1画素デジタル画像デー
タの転送に関する説明が当てはまる。この場合でも、受
け側デバイスである画像処理デバイスで2画素分のデジ
タル画像データが全て復元されるまでデータを格納して
おくのに必要となるバッファは高々2画素分程度のデー
タ量のもので済み、大規模なフレームバッファメモリを
必要とはしない。
【0034】上ではシステムクロックが40MHzで、
ドットクロックが5MHzの場合を例にあげて説明して
きたが、その他の組み合わせも可能であることは明白で
ある。
【0035】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明の画像デ
ータ転送方式では、nビットからなる1画素分のデジタ
ル画像データを1画素表示周期内にm回に分割してn/
mビットずつ転送することにより、データバスをn/m
ビットにでき、LSIのピン数を削減できるため、基板
を高集積化することができる。また、画素表示周期に同
期してデータを転送するため、1画素表示周期に1画素
分のデジタル画像データを転送でき、画像処理デバイス
側にフレームバッファメモリを必要としないため、コス
トを低減できる。また、バスの同時スイッチングによっ
て引き起こされる電源ノイズのピークを低減でき、電源
ピンを削減できるためLSIのピン数をさらに削減でき
る。
【0036】また、本発明のデータ転送装置では、外部
記憶装置と接続してデータを授受する外部記憶装置イン
ターフェースと、前記外部記憶装置インターフェースを
通して読み込んだデータを格納するバッファメモリと、
各種データ処理デバイスに専用に接続して、前記バッフ
ァメモリに格納されたデータを転送する、1つまたは複
数のローカルバスインターフェースとを具備するデータ
転送装置において、該ローカルバスインターフェースの
1つはデジタル画像処理デバイスを接続して、nビット
で構成する1画素分のデジタル画像データを、2回以上
のm回に分割し、n/mビットを画素表示サイクルのm
倍のサイクルで転送することを特徴とすることにより、
データバス幅をn/mにでき、基板を高集積化でき、コ
ストの低減を図れる。また、バスの同時スイッチングに
よって引き起こされる電源ノイズのピークを低減でき、
電源ピンを削減できるためLSIのピン数を削減でき
る。
【0037】また、本発明のデータ転送装置では、RG
B方式またはYUV方式でサンプリングされ16ビット
で1画素を表現するデジタル画像データを、上位8ビッ
トと下位8ビットに分割し、画素表示サイクルの2倍の
サイクルで8ビットずつ転送することを特徴とするた
め、データバス幅を8ビットにすることができ、基板を
高集積化でき、コストの低減を図れる。また、バスの同
時スイッチングによって引き起こされる電源ノイズを低
減できるためLSIのピン数を削減できる。
【0038】また、本発明の画像データ転送方式では、
2nビットで構成される2画素分のデジタル画像データ
を、4回以上の2m回に分割し、n/mビットを画素表
示サイクルのm倍速のサイクルで転送し、データの受け
側デバイスで2m回にわたって送られてくるn/mビッ
トのデータを2nビットに整列し2画素のデジタル画像
データを復元することを特徴とするため、データバスを
n/mビットにでき、上記同様の効果が得られる。
【0039】また、本発明のデータ転送装置では、外部
記憶装置と接続してデータを授受する外部記憶装置イン
ターフェースと、前記外部記憶装置インターフェースを
通して読み込んだデータを格納するバッファメモリと、
各種データ処理デバイスに専用に接続して、前記バッフ
ァメモリに格納されたデータを転送する、1つまたは複
数のローカルバスインターフェースとを具備するデータ
転送装置において、該ローカルバスインターフェースの
1つは画像処理デバイスを接続して、2nビットで構成
する2画素分のデジタル画像データを、4回以上の2m
回に分割し、n/mビットを画素表示サイクルのm倍速
のサイクルで転送することを特徴とすることにより、デ
ータバス幅をn/mにでき、上記同様の効果が得られ
る。
【0040】また、本発明のデータ転送装置では、YU
V方式でサンプリングされ32ビットで2画素を表現す
るデジタル画像データを、上位から下位に順に8ビット
ずつに分割し、画素表示サイクルの2倍速のサイクルで
8ビットずつ転送することを特徴とするため、データバ
ス幅を8ビットにすることができ、上記同様の効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ転送方式の1実施例の図。
【図2】図1の画像データ転送部のタイミングチャート
例の図。
【図3】従来のデータ転送装置の1例の図。
【図4】従来のデータ転送装置の1例の図。
【図5】タイミング生成手段の1例の図。
【図6】図5のタイミング生成手段のタイミングチャー
ト例の図。
【符号の説明】
101 データ転送装置 102 外部記憶装置 103 外部記憶装置インターフェース 104 バッファメモリインターフェース 105 バッファメモリ 106 デジタル画像データ用ローカルバスインターフ
ェース 107 タイミング生成手段 108 8ビット2→1セレクタ 109 画像処理デバイス 110 16ビット内部バス 111 デジタル画像データ用16ビット内部バス 112 システムクロック 113 画素表示同期信号(ドットクロック) 114 ローワード/ハイワードセレクト信号 115 ローワードストローブ信号 116 ハイワードストローブ信号 117 画像データ専用8ビットバス 118 初段ハイワードデータラッチ 119 初段ハイワードデータラッチ 301 データ転送装置 302 デジタル画像データ用ローカルバスインターフ
ェース 303 デジタル画像データ用16ビットバス 304 画像処理デバイス 305 初段データラッチ 401 データ転送装置 402 デジタル画像データ用ローカルバスインターフ
ェース 403 フレームバッファメモリ 404 デジタル画像データ用8ビットバス 405 デジタル画像データ用16ビットバス 501 シフトレジスタ 502 タイミング信号生成回路 503 パルス信号生成回路 504 リセット信号 505 シフトレジスタの出力信号 506 シフトレジスタの出力信号 507 パルス信号 508 シフトレジスタの出力信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 nビットで構成される1画素分のデジタ
    ル画像データを、2回以上のm回に分割し、n/mビッ
    トを画素表示サイクルのm倍速のサイクルで転送し、デ
    ータの受け側デバイスでm回にわたって送られてくるn
    /mビットのデータをnビットに整列し1画素のデジタ
    ル画像データを復元することを特徴とする画像データ転
    送方式。
  2. 【請求項2】 外部記憶装置と接続してデータを授受す
    る外部記憶装置インターフェースと、前記外部記憶装置
    インターフェースを通して読み込んだデータを格納する
    バッファメモリと、各種データ処理デバイスに専用に接
    続して、前記バッファメモリに格納されたデータを転送
    する、1つまたは複数のローカルバスインターフェース
    とを具備するデータ転送装置において、該ローカルバス
    インターフェースの1つは画像処理デバイスを接続し
    て、nビットで構成する1画素分のデジタル画像データ
    を、2回以上のm回に分割し、n/mビットを画素表示
    サイクルのm倍速のサイクルで転送することを特徴とす
    るデータ転送装置。
  3. 【請求項3】 RGB方式またはYUV方式でサンプリ
    ングされ16ビットで1画素を表現するデジタル画像デ
    ータを、上位8ビットと下位8ビットに分割し、画素表
    示サイクルの2倍速のサイクルで8ビットずつ転送する
    ことを特徴とする請求項2記載のデータ転送装置。
  4. 【請求項4】 2nビットで構成される2画素分のデジ
    タル画像データを、4回以上の2m回に分割し、n/m
    ビットを画素表示サイクルのm倍速のサイクルで転送
    し、データの受け側デバイスで2m回にわたって送られ
    てくるn/mビットのデータを2nビットに整列し2画
    素のデジタル画像データを復元することを特徴とする画
    像データ転送方式。
  5. 【請求項5】 外部記憶装置と接続してデータを授受す
    る外部記憶装置インターフェースと、前記外部記憶装置
    インターフェースを通して読み込んだデータを格納する
    バッファメモリと、各種データ処理デバイスに専用に接
    続して、前記バッファメモリに格納されたデータを転送
    する、1つまたは複数のローカルバスインターフェース
    とを具備するデータ転送装置において、該ローカルバス
    インターフェースの1つは画像処理デバイスを接続し
    て、2nビットで構成する2画素分のデジタル画像デー
    タを、4回以上の2m回に分割し、n/mビットを画素
    表示サイクルのm倍速のサイクルで転送することを特徴
    とするデータ転送装置。
  6. 【請求項6】 YUV方式でサンプリングされ32ビッ
    トで2画素を表現するデジタル画像データを、上位から
    下位に順に8ビットずつに分割し、画素表示サイクルの
    2倍速のサイクルで8ビットずつ転送することを特徴と
    する請求項5記載のデータ転送装置。
JP26761692A 1992-10-06 1992-10-06 画像データ転送方式及びデータ転送装置 Pending JPH06309273A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26761692A JPH06309273A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 画像データ転送方式及びデータ転送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26761692A JPH06309273A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 画像データ転送方式及びデータ転送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06309273A true JPH06309273A (ja) 1994-11-04

Family

ID=17447181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26761692A Pending JPH06309273A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 画像データ転送方式及びデータ転送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06309273A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2735318A1 (fr) * 1995-06-08 1996-12-13 Thomson Broadcast Systems Architecture a memoire unique centralisee pour le transfert d'images video

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2735318A1 (fr) * 1995-06-08 1996-12-13 Thomson Broadcast Systems Architecture a memoire unique centralisee pour le transfert d'images video
WO1996042077A1 (fr) * 1995-06-08 1996-12-27 Thompson Broadcast Systems Architecture a memoire unique centralisee pour le transfert d'images video

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0610829B1 (en) System for, and method of, displaying information from a graphics memory and a video memory on a display monitor
US5714974A (en) Dithering method and circuit using dithering matrix rotation
GB2100953A (en) System and method for converting a non-interlaced video signal into an interlaced video signal
JP3374864B2 (ja) 画素データを同期させる回路及び方法
US5444497A (en) Apparatus and method of transferring video data of a moving picture
JPH04204496A (ja) 表示制御方法
US5022090A (en) Digital image processing apparatus for correctly addressing image memory
US5867137A (en) Display control device and method for generating display data to display images in gray scale
JPH06309273A (ja) 画像データ転送方式及びデータ転送装置
US6734868B2 (en) Address generator for video pixel reordering in reflective LCD
JP2773248B2 (ja) 画像信号処理装置
JP2510019B2 (ja) 画像表示方法および装置
JPH01266593A (ja) メモリ回路とデータ・ストリームを記憶する方法
JP2004347739A (ja) デイジーチェイン回路、ディスプレイ装置、及びマルチディスプレイシステム
JPH06205323A (ja) ビデオ信号処理回路
JP3222907B2 (ja) 画像データ変換装置
KR960012484B1 (ko) 종횡비 변환 출력장치
SU960915A1 (ru) Устройство дл отображени информации на экране телевизионного приемника
JP3241647B2 (ja) 画像合成回路
KR920008274B1 (ko) 그래픽 시스템의 16/256 컬러 스위칭 장치
JPS63207292A (ja) 色信号変換装置
JPH11194751A (ja) 液晶表示装置
JPH01298397A (ja) 画像処理装置
JPH08331580A (ja) 画像処理装置
JPH04166992A (ja) 画像縮小回路におけるメモリアクセス装置