JPH06309164A - ディジタル信号処理回路 - Google Patents

ディジタル信号処理回路

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JPH06309164A
JPH06309164A JP5117797A JP11779793A JPH06309164A JP H06309164 A JPH06309164 A JP H06309164A JP 5117797 A JP5117797 A JP 5117797A JP 11779793 A JP11779793 A JP 11779793A JP H06309164 A JPH06309164 A JP H06309164A
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JP
Japan
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processing
register
processing program
data
channels
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Application number
JP5117797A
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English (en)
Inventor
Shinji Kobayashi
信司 小林
Takeshi Sasaki
武志 佐々木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理プログラムを記憶する記憶媒体の容量の
低減を可能としたディジタル信号処理回路を提供する。 【構成】 符号化された2チャンネルのオーディオ信号
に対して同一処理を行うに際し、乗算器8、Pレジスタ
9、シフト回路10及び加算器11からなる演算部の出
力側に2つのアキュムレータ12,13を縦続接続する
とともに、命令メモリ17における処理プログラムのア
ドレスをマスタークロックMCKの2サイクルに1回更
新し、同一ステップの処理を2回繰り返して実行するよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号処理回
路(DSP:Digital Signal Processor)に関し、特に
符号化された複数チャンネルの信号に対して単一の演算
部にて同一処理を繰り返して実行するディジタル信号処
理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】CDプレーヤ等のオーディオ機器から出
力されるL(左),R(右)の2チャンネルのオーディ
オ信号を処理する例えばプリアンプには、ディジタル信
号処理回路を用いてフィルタリング等の各種の信号処理
をディジタル的に行うようにしたものがある。この種の
ディジタル信号処理においては、L,R2チャンネルの
オーディオ信号に対して同一処理を繰り返して行うこと
になる。このように、複数チャンネルの信号に対して同
一処理を繰り返して行う場合、従来のディジタル信号処
理回路では、サブルーチンコールという形式を用いるの
が一般的であった。これは、幾つかの繰り返し行われる
同一処理毎にまとめてサブルーチンを構成し、メインル
ーチンより、それらを呼び出して必要分だけ実行させる
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合、メインルーチンは入力される信号のチャンネル数分
(本例では、2チャンネル分)だけサブルーチンの処理
を実行させなければならず、処理プログラムがチャンネ
ル数分だけ必要になるため、処理プログラムを記憶する
記憶媒体の容量が大きくなるという問題点があった。本
発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、処理プログラムを記憶する記憶媒体
の容量の低減を可能としたディジタル信号処理回路を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるディジタル信号処理回路では、符号化
されたNチャンネル(Nは2以上の自然数)の信号に対
して同一処理を繰り返して実行する演算部と、この演算
部における演算処理のための処理プログラムを記憶する
第1の記憶媒体と、演算時の被数となる係数を記憶する
第2の記憶媒体と、演算部の出力側に縦続接続されたN
個のアキュムレータとを具備した構成となっている。
【0005】
【作用】符号化されたNチャンネルの信号に対して同一
の処理プログラムを実行する場合、演算部の出力側にN
個のアキュムレータを縦続接続するとともに、処理プロ
グラムのアドレスをマスタークロックMCKのNサイク
ルに1回更新し、同一ステップの処理をN回繰り返して
実行する。これによれば、入力信号のチャンネル数Nに
関係なく処理プログラムを1つ与えることで、Nチャン
ネル分同一処理を自動的に行うことができるため、処理
プログラムをNチャンネル分用意する必要がなく、処理
プログラムを記憶する記憶媒体の容量を低減できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図であり、例えば、ディジタルオーディオ機器における
L,R2チャンネルのディジタルオーディオ信号に対し
て同一処理を行う単一の演算部を有するディジタル信号
処理回路に適用した場合を示している。図1において、
外部の入力レジスタ1には、符号化されたL,R2チャ
ンネルのディジタルオーディオ信号データが格納されて
いる。この入力レジスタ1の中から、L,Rのオーディ
オ信号データが交互に選択されて内部バス2に出力され
る。
【0007】セレクタ3は、内部バス2からの信号デー
タと、演算結果を記憶するデータRAM4からの信号デ
ータのいずれか一方を選択して次段のデータ(D)レジ
スタ5に格納する。一方、係数RAM6には演算時の被
数となる係数データが記憶されており、この係数RAM
6からの係数データは係数(K)レジスタ7に格納され
る。Dレジスタ5とKレジスタ7に格納された各データ
は乗算器8によって乗算され、その結果が乗算結果
(P)レジスタ9に格納される。このPレジスタ9に格
納されたデータは、シフト回路10を経て加算器11に
供給される。
【0008】加算器11は、その出力側に2段縦続接続
されたアキュムレータ12,13のうち、2段目のアキ
ュムレータ13の出力データとPレジスタ9からのデー
タとを加算し、その加算結果を1段目のアキュムレータ
12に格納する。1段目のアキュムレータ12の出力デ
ータはクリッパ14によって丸め込みが行われた後、バ
ッファ15を介して内部バス2に出力され、出力レジス
タ16及びデータRAM4へ供給される。以上の演算処
理の流れは、命令メモリ17に記憶された主処理プログ
ラム及び補助処理プログラムによって制御される。
【0009】次に、上記構成の本発明によるディジタル
信号処理回路の回路動作について、図2のタイミングチ
ャートに基づいて説明する。尚、図2において、(a)
はオーディオ信号データのサンプリングパルスを、
(b)は内部同期のステップ0を、(c)はマスターク
ロックMCKを、(d)はL/R(Rは負論理)信号
を、(e)は命令メモリ17における補助処理プログラ
ムのアドレスを、(f)はそのデータを、(g)はデー
タRAM4及び係数RAM6の各アドレスを、(h)は
それらのデータを、(i)はD/Kレジスタ5,7の各
データを、(j)はPレジスタ9のデータを、(k)は
シフト回路10のデータを、(l)は1段目のアキュム
レータ12のデータを、(m)は2段目のアキュムレー
タ13のデータをそれぞれ示している。
【0010】図1において、演算部の入力レジスタであ
るDレジスタ5及びKレジスタ、乗算結果を格納するP
レジスタ9、並びに1段目のアキュムレータ12及び2
段目のアキュムレータ13には、マスタークロックMC
K(c)の立上がりでデータが入力される。また、命令
メモリ17における補助処理プログラムのアドレスカウ
ンタは、そのカウント内容がマスタークロックMCK
(c)の2サイクルに1回更新されるようになってい
る。
【0011】先ず、命令メモリ17における補助処理プ
ログラムのアドレスカウンタの値、即ち補助処理プログ
ラムのアドレス(e)が決まると、そのアドレスに対応
するデータ(f)が出力され、マスタークロックMCK
(c)のサイクル2でデータRAM4及び係数RAM6
の各アドレスレジスタがセットされる。データRAM4
及び係数RAM6はアドレス(g)がセットされると、
そのアドレスに対応するデータ(h)を出力する。これ
らのデータ(h)は、Dレジスタ5及びKレジスタ7に
マスタークロックMCK(c)のサイクル3で取り込ま
れ、乗算器8によって乗算される。
【0012】マスタークロックMCK(c)のサイクル
3で乗算された結果は、マスタークロックMCK(c)
のサイクル4でPレジスタ(j)に取り込まれ、加算器
11によってマスタークロックMCK(c)のサイクル
で2サイクル前のデータ、即ち2段目のアキュムレータ
13のデータと加算される。その加算結果は、1段目の
アキュムレータ12にマスタークロックMCK(c)の
サイクル5で取り込まれる。1段目のアキュムレータ1
1のデータは、そのまま2段目のアキュムレータ12に
マスタークロックMCK(c)のサイクル6で取り込ま
れる。
【0013】上述したディジタル演算処理は全て乗算→
加算→出力(加算)の繰り返しに変換される。これを時
間軸上で考えると、次の2つの条件を満たすことにな
る。 (1)乗算結果をPレジスタ9に取り込むサイクルと、
演算サイクルで1つ前の演算結果の出力サイクル(2段
目のアキュムレータ13の取り込みサイクル)が同じで
なければならない。 (2)Dレジスタ5にデータを取り込んでからマスター
クロックMCK(c)で4サイクル後にその演算結果が
2段目のアキュムレータ13から出力されなければなら
ない。 すなわち、図2において、条件(1)についてはの流
れであり、条件(2)については,,,の流れ
である。
【0014】これらの演算処理は、先述したように、2
チャンネルのオーディオ信号に対して2個のアキュムレ
ータ12,13を縦続接続するとともに、命令メモリ1
7における補助処理プログラムのアドレスカウンタのカ
ウント内容、即ち補助処理プログラムのアドレス(e)
を、マスタークロックMCK(c)の2サイクルに1回
更新することにより実行される。これによれば、2チャ
ンネルのオーディオ信号に対して同一処理を行う場合、
補助処理プログラムのアドレス(e)をマスタークロッ
クMCK(c)の各サイクル毎に更新すると、図3
(A)に示すように処理プログラムが2チャンネル分必
要になるのに対し、マスタークロックMCK(c)の2
サイクル毎に更新することで、図3(B)に示すように
処理プログラムが半分で済むことになる。
【0015】すなわち、入力される全ての信号に対して
同一処理を行う場合、処理プログラムを入力信号のチャ
ンネル数分必要とせず、入力信号のチャンネル数に関係
なく処理プログラムを1つ与えることで、入力信号のチ
ャンネル数分同一処理を自動的に行うことができる。し
たがって、処理プログラムを入力信号のチャネル数分だ
け用意する必要がなく、チャネル数分の1で済むため、
処理プログラムを記憶する記憶媒体である命令メモリ1
7の容量をチャネル数分の1に低減できる。
【0016】尚、図3のプログラムは、2チャンネルの
オーディオ信号に対してディジタル信号処理を行う場合
の一例の処理プログラムの一部を示している。図3にお
いて、adはアドレスを、 movは転送命令を、daはデータ
RAM4のアドレスを、ka,iは係数RAM6のアドレス
を、sfはシフト回路10のシフト量をそれぞれ表してい
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
符号化されたNチャンネルの信号に対して同一の処理プ
ログラムを実行する場合、演算部の出力側にN個のアキ
ュムレータを縦続接続するとともに、処理プログラムの
アドレスをマスタークロックMCKのNサイクルに1回
更新し、同一ステップの処理をN回繰り返して実行する
ようにしたことにより、入力信号のチャンネル数Nに関
係なく処理プログラムを1つ与えることで、Nチャンネ
ル分同一処理を自動的に行うことができるため、処理プ
ログラムをNチャンネル分用意する必要がなく、処理プ
ログラムを記憶する記憶媒体の容量を低減できることに
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタル信号処理回路の一実施
例を示すブロック図である。
【図2】本発明によるディジタル信号処理回路の回路動
作を説明するためのタイミングチャートである。
【図3】2チャンネルのオーディオ信号に対してディジ
タル信号処理を行う場合の一例の処理プログラムの一部
を示す図であり、(A)は補助処理プログラムのアドレ
スをマスタークロックMCKの各サイクル毎に更新する
場合を、(B)は補助処理プログラムのアドレスをマス
タークロックMCKの2サイクル毎に更新する場合をそ
れぞれ示している。
【符号の説明】
2 内部バス 4 データRAM 6 係数RAM 8 乗算器 10 シフト回路 11 加算器 12 1段目のアキュムレータ 13 2段目のアキュムレータ 17 命令メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化されたNチャンネル(Nは2以上
    の自然数)の信号に対して同一処理を繰り返して実行す
    る演算部と、 前記演算部における演算処理のための処理プログラムを
    記憶する第1の記憶媒体と、 演算時の被数となる係数を記憶する第2の記憶媒体と、 前記演算部の出力側に縦続接続されたN個のアキュムレ
    ータとを具備したことを特徴とするディジタル信号処理
    回路。
  2. 【請求項2】 前記Nチャンネルの信号は、2チャンネ
    ルのディジタルオーディオ信号であることを特徴とする
    請求項1記載のディジタル信号処理回路。
JP5117797A 1993-04-20 1993-04-20 ディジタル信号処理回路 Pending JPH06309164A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5117797A JPH06309164A (ja) 1993-04-20 1993-04-20 ディジタル信号処理回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5117797A JPH06309164A (ja) 1993-04-20 1993-04-20 ディジタル信号処理回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06309164A true JPH06309164A (ja) 1994-11-04

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ID=14720532

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5117797A Pending JPH06309164A (ja) 1993-04-20 1993-04-20 ディジタル信号処理回路

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