JPH06308879A - 光学式ポインティングシステム - Google Patents

光学式ポインティングシステム

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JPH06308879A
JPH06308879A JP19862093A JP19862093A JPH06308879A JP H06308879 A JPH06308879 A JP H06308879A JP 19862093 A JP19862093 A JP 19862093A JP 19862093 A JP19862093 A JP 19862093A JP H06308879 A JPH06308879 A JP H06308879A
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聡 佐野
Fumitaka Abe
文隆 安部
Ippei Sawaki
一平 佐脇
Fumihiko Nakazawa
文彦 中沢
Michio Miura
道雄 三浦
Yasuyuki Todokoro
泰之 外處
Sunao Kurimura
直 栗村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の視聴者を対象とした、電子プレゼンテ
ーション・システムや電子会議システムにおいて、スク
リーンや大画面CRTあるいはその他の表示画面の特定
位置を指示者が明示するための光学式ポインティングシ
ステムに関し、表示画面上の所望の位置を、指示者が任
意の位置から指示でき、しかも小型軽量で取り扱いが簡
便な指示器を使用可能とすることを目的とする。 【構成】 指示器51には、表示画面52上あるいはそ
の近傍に設けた単数又は複数の発光素子57からの光を
光電変換素子51f上に集光する集光光学系51gを有
し、光電変換素子51fの出力信号から、指示器51の
軸51aの方向を算出し、その軸方向に対応する位置5
5に、前記表示装置54により少なくともポイント・マ
ーク56を表示させる計算機53を備えている構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の視聴者を対象と
した、電子プレゼンテーション・システムや電子会議シ
ステムにおいて、スクリーンや大画面CRTあるいはそ
の他の表示画面の特定位置を指示者が明示するための光
学式ポインティングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子プレゼンテーション・システ
ムや電子会議システムにおけるポインティングシステム
には、以下のようなシステムが用いられていた。
【0003】 指示者がマウスやライトペン等の端末
用ポインティングデバイスを操作し、端末装置画面上の
指示位置の結果を、他の端末装置や多数視聴者用の表示
装置に転送する。
【0004】 図48に示すように、先端に発光素子
1を備えた棒状の指示器2で表示画面3の特定位置を指
示し、多数視聴者に直接その指示位置を示すとともに、
その先端位置を固定して設置してあるカメラ4で読み取
り、計算機5にその位置情報を送出する。なお表示画面
3には、計算機5からの情報が電子OHP6等で投射表
示される。
【0005】 ビーム状光束を発するレーザポインタ
等で表示画面上の特定位置を照射するものであり、その
光が可視光ならば、その光スポットによって、多数視聴
者は直接その指示位置を確認できる。また、その反射光
をカメラ等で受光して反射位置を読み取り、計算機にそ
の位置情報を送出する。前記レーザが不可視光ならば、
計算機から表示装置を介して、視聴者が目視できるポイ
ント・マークを表示画面に表示する。
【0006】 図49のような大面積の電磁誘導デジ
タイザ7をスクリーンとして液晶プロジェクタ8等で画
像を投写し、指示器9の先端から電磁波を発生して指示
したデジタイザ7上の位置を、電磁誘導作用を用いて検
出し、計算機5及びプロジェクタ8を介して明示する。
【0007】 図50は、特開平3−176718号
に示されている光学式ポインティングシステムを示す。
【0008】このシステム20は、固定ユニット21
と、指示者10が手に持って遠隔操作する可動ユニット
22とよりなる。
【0009】固定ユニット21は、ブラウン管23が組
込まれているテレビジョン本体24と、テレビジョン本
体24の上面に前方に向けて設定してあるLED25
と、マイクロコンピュータ26と、カーソル制御回路2
7と、LED駆動回路28とA/Dコンバータ29等よ
りなる。
【0010】可動ユニット22は、内部に、カメラユニ
ット30とオペアンプ31とが組込まれ、外部に、選択
ボタン32を有する構成であり、A/Dコンバータ29
とケーブル33によって接続されている。
【0011】カメラユニット30は、その後端に、検出
器34を有する。
【0012】LED25は、マイクロコンピュータ26
により制御されて発光する。
【0013】可動ユニット22のカメラユニット30が
LED25よりの光を受け、検出器34が、LED25
に対する可動ユニット22の回転又は並進の関係に対応
した電流を出力する。
【0014】この電流はオペアンプ31によって増幅さ
れた後、ケーブル33を通して固定ユニット21のA/
Dコンバータ29に送られる。
【0015】マイクロコンピュータ26が可動ユニット
22から送られてきた情報に基づいて、可動ユニット2
2が指しているブラウン管23の表示面23a上の位置
Pを計算して、これをカーソル制御回路27に出力す
る。カーソル制御回路27によって、表示面23a上、
可動ユニット22が指し示している位置Pに、カーソル
35が移動される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、のよ
うにマウスやライトペン等の端末用ポインティングデバ
イスを操作するシステムでは、指示者が画面上の位置を
指示するには、常に端末装置の近くに居なければなら
ず、端末装置から離れることはできない。
【0017】やのように、指示者10がスクリーン
3や7上の位置を、指示器2,9で指示するシステムで
は、指示者10が表示画面の近傍から離れることはでき
ない。しかも、指示器2,9を指示位置の極近傍まで近
接させる必要があり、大スクリーンの上部等の場合は、
指示器2,9が指示位置に届かない、といった問題があ
る。
【0018】しかも、スクリーンの全面にわたって指示
する場合は、指示者がスクリーンの前方で行ったり来た
り、頻繁に移動しなければならず、指示者の負担が大き
い。また、前面投射型の表示装置を使用している場合
は、指示器や指示者10がスクリーン上の表示を遮るこ
とになり、視聴者にとって非常に見にくいものとなる欠
点がある。
【0019】一方、のように、先端に発光素子1を備
えた指示器2を用いたり、のようにビーム状光束を発
するレーザポインタ等を用いて、表示画面上の特定位置
を照明し指示するシステムでは、発光素子の消費電力が
大きい。従って、ワイヤレス化のために電池を指示器に
内蔵すると、指示器を小型軽量化できず、取り扱いが不
便である。
【0020】また、カメラ4をスクリーン等の表示画面
3の正面に設置した場合に、表示画面3とカメラ4間に
指示者が入ると、位置検出が不可能となったり、カメラ
4を画面脇に設置した場合は、カメラ4に到達する反射
光量が非常に少なくなって位置検出が困難となる。
【0021】のように、大面積の電磁誘導デジタイザ
7を用いるシステムでは、装置が大掛りとなり、しかも
特定の大型デジタイザ7上の位置のみしか読み取れない
ので、システムが限定され、それ以外の任意の表示画面
上の位置を指示することはできない。
【0022】のシステムにおいては、LED25をマ
イクロコンピュータ26によって制御して発光させてい
る構成であるため、システムが複雑となっていた。
【0023】本発明の技術的課題は、このような問題に
着目し、電子会議システム等に用いられる表示画面等の
ような任意の指示対象物上の所望の位置を、指示者が任
意の位置から指示でき、しかも小型軽量で取り扱いが簡
単な指示器を用いることのできる光学式ポインティング
システムを実現することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】図1は本発明による光学
式ポインティングシステム50の全容を示す斜視図であ
る。図示のように、カメラの機能を有する指示器51,
表示画面52,計算機53及び表示装置54を有してお
り、指示者10が指示器51により表示画面52上の位
置55を指示すると、計算機53で対応する位置55を
計算して、計算機53の表示画面52A上の位置55A
にポイント・マーク56Aを表示すると共に表示装置5
4で表示画面52上の位置55にポイント・マーク56
を表示するように構成されている。
【0025】このシステムにおいて、請求項1は、前記
の指示器51内に、表示画面52上あるいはその近傍に
設けた単数又は複数の発光素子57からの光を光電変換
素子51f上に集光する集光光学系51gを有してお
り、また光電変換素子51fの出力信号から、指示器5
1の軸51aの方向を算出し、その軸方向に対応する位
置55に、前記表示装置54により少なくともポイント
・マーク56を表示させる計算機53を備えた構成とな
っている。
【0026】請求項2の発明は、図2に例示するよう
に、表示画面52側に設けた複数の発光素子57が順次
発光し、同時に2つ以上発光することのないように制御
する計算機53を有する構成である。
【0027】請求項3の発明は、図20に例示すよにう
に、指示器120,平面状又は立体状の表示画面52,
計算機53及び表示装置54から構成され、指示者10
が指示器120により表示画面52上の位置55を指示
すると、計算機53で対応する位置55を計算して、表
示装置54で表示画面52上の位置55にポイント・マ
ーク56を表示し、これにより指示者10あるいは他者
がその位置を確認できるシステムにおいて、上記計算機
53により制御されず独立に発光する光源111を有
し、上記指示器120は、上記独立の光源111よりの
光を受光して信号を出力する光電変換素子123,12
4と、該光電変換素子の出力信号の変化を上記指示器1
1の動きに換算して上記計算機53に出力する処理手段
127-1,127-2,128,129,130,134
とを有する構成としたものである。
【0028】請求項4の発明は、請求項3の光源は、作
業空間内の光量より好ましくは10倍以上の光量を放射
する構成としたものである。
【0029】請求項5の発明は、請求項3の光源は、白
熱灯115と、可視光を吸収し、赤外線を透過させるフ
ィルタ116とよりなる構成としたものである。
【0030】請求項6の発明は、請求項3の光源は、垂
直方向の拡がり角度(α)が小さく、水平方向の拡がり
角度(β)が大きい指向性を有する構成としたものであ
る。
【0031】請求項7の発明は、請求項3の光源は、表
示画面を投射する光学系によって又は独立に投射する光
学系によって形成された光スポット171,181であ
る構成としたものである。
【0032】請求項8の発明は、請求項3の光源は、表
示画面52自体である構成としたものである。
【0033】請求項9の発明は、請求項3の指示器の処
理手段は、光電変換素子よりの出力信号のレベルを一定
に保つ手段127-1,127-2,134を有する構成と
したものである。
【0034】請求項10の発明は、前記のシステムにお
いて、図5に例示するように、指示位置に対する処理内
容を指示する単数あるいは複数のスイッチ51cを指示
器51に備えた構成である。
【0035】請求項11の発明は、指示器51のスイッ
チ51cの操作によって、又は計算機53側からの位置
指示要求があったときのみ、表示画面52側の発光素子
57を発光させるように制御する計算機53を備えた構
成である。
【0036】請求項12の発明は、指示器51が移動し
ても、ポイント・マーク56が移動しないように、又は
指示器51の移動に伴ってポイント・マーク56も移動
するように切り換えるポイントマーク移動/固定切換え
手段を指示器51に備えている構成である。
【0037】請求項13の発明は、図5に例示するよう
に、指示器51の外面に、指示者の指の位置が一義的に
窪み51b又は突起などからなる位置決め手段を備えて
なる構成である。
【0038】請求項14の発明は、前記の指示器51に
おける集光光学系51gと光電変換素子51fとの位置
関係、又は集光光学系51gの焦点距離を変化できるよ
うにした構成である。
【0039】請求項15の発明は、前記のシステムにお
いて、図6に例示するように、表示画面52の近傍に設
けた受光素子62を前記の計算53に接続し、該受光素
子62に指示方向情報もしくは処理情報又は両情報を含
む光を送出する発光素子51dを指示器51に備えてい
る構成である。
【0040】請求項16の発明は、図9に例示するよう
に、指示器51のタッチスイッチ51tを当接して図等
の軌跡を描くための透明又は不透明な板を、指示器51
とは独立して設けた構成である。
【0041】請求項17の発明は、図10に例示するよ
うに、指示器51の軸51aを向けて指示できる領域と
ポイント・マーク56が表示される領域との関係が、拡
大/縮小又は、拡大/縮小かつ平行移動させて対応付け
るように制御する計算機53を備えてなる構成である。
【0042】請求項18の発明は、図11に例示するよ
うに、一つの表示画面に対し複数の指示器51-1,51
-2…を用いるシステムにおいて、各指示器51-1,51
-2…ごとに、表示画面52上のポイント・マークの形状
を変えた構成である。
【0043】なお、表示画面52は、必ずしも平坦なス
クリーン状である必要はなく、表示装置54でポイント
・マーク56を投影可能ならば、凹凸のある構造物など
も、表示画面52の定義に含まれるものとする。
【0044】請求項19の発明は、請求項1又は3の指
示器70は、ケーシング68内に装着された光が入射し
た位置のXY座標を検出可能な平面状の光電変換素子7
3と該光電変換素子73の前方に配設され周縁部が該ケ
ーシング58によって支承されてなるアパーチャマスク
71を有し、表示画面52又は該表示画面52の近傍か
ら出射された光が該アパーチャマスク71に設けられた
孔72を通過し、空間を経由して該光電変換素子73に
入射するよう構成したものである。
【0045】請求項20の発明は、光電変換素子73の
前方に配設されてなるアパーチャマスク71が回転自在
にケーシング58に装着され、該アパーチャマスク71
の回転中心から外れた位置に孔72を設けた構成とした
ものである。
【0046】請求項21の発明は、孔72に代えてアパ
ーチャマスク92に中心線又は該中心線の延長が交差す
る二つのスリット94a,94b,104a,104b
を設け、且つ、入射位置のXY座標を検出可能な平面状
の光電変換素子73に代えて2個の直線状光電変換素子
95a,95bを、それぞれ該スリット94a,94
b,104a,104bと交差するようケーシング9
1,101に装着してなる構成としたものである。
【0047】請求項22の発明は、請求項1又は3の指
示器は、表示画面の方向を向けている状態において、表
示画面の方向とは異なる方向に配されている光源よりの
光を光電変換素子に導く手段を有する構成としたもので
ある。
【0048】請求項23の発明は、請求項1又は3の指
示器70は、指示器を移動させても、ポイント・マーク
56が移動しないように、又は指示器の移動に伴ってポ
イント・マークも移動するように切り換えるポイント・
マーク移動/固定切換え手段245と、表示画面上のポ
イント・マーク位置に固有の処理命令を計算機に指示す
る単数あるいは複数の命令指示手段258,259とを
有する構成としたものである。
【0049】請求項24の発明は、請求項1又は3の指
示器70は、指示器を移動させても、ポイント・マーク
56が移動しないように、又は指示器の移動に伴ってポ
イント・マークも移動するように切り換えるポイント・
マーク移動/固定切換え手段245と、表示画面上のポ
イント・マーク位置に固有の処理命令を計算機に指示す
る単数あるいは複数の命令指示手段258,259と、
表示画面上のポイント・マーク位置に関係なく特定の処
理命令を計算機に指示する単数あるいは複数の命令指示
手段254〜257を有する構成としたものである。
【0050】請求項25の発明は、請求項23又は24
において、該ポイント・マーク移動/固定切換え手段2
45を、指示器の一の面252に有し、該計算機に特定
処理を命令指示する複数の命令指示手段254〜259
を、指示器の上記一の面252とは異なる面253に有
する構成としたものである。
【0051】請求項26の発明は、請求項1又は3の指
示器は、外乱光の強さの変化を検知する手段271,2
34と、該外乱光の強さの変化が所定値を越えている期
間は、上記処理手段が動作を行わないようにする禁止手
段とを有する構成としたものである。
【0052】
【作用】請求項1によれば、表示画面52の指示したい
位置に指示器51を向けると、設置位置が既知である発
光素子57からの光を指示器51の光電変換素子51f
で受光して、指示器51の軸54に対する発光素子57
の方向に対応した方向情報の信号を計算機53に送出す
る。計算機53では、その方向情報から指示器51の軸
方向を算出して、指示者がどこを指示しているかを求
め、表示装置54により、その位置にポイント・マーク
56を表示する。
【0053】従って、スクリーンの脇等の任意の位置か
ら、スクリーン上の任意の位置を指示できる。しかも、
指示器51には、光電変換素子51fが内蔵されている
のみであって、消費電力は極めて少ないので、指示器5
1を小型軽量化でき、取り扱いが簡便となる。
【0054】請求項2によると、表示画面52側に設け
た複数の発光素子57…が同時に2つ以上発光すること
のないように、タイミングをずらして順次発光するた
め、発光素子57が複数個所に有っても、それぞれの発
光素子57の方向をPSD(二次元光学式位置検出素
子)によって精確に検出できる。
【0055】請求項3の光源として、計算機により制御
されずに独立に発光する光源を用いた構成は、光源を計
算機と切り離すことを可能とするように作用する。
【0056】請求項4の光源の光量を作業空間の光量の
10倍以上とした構成は、外乱光によるノイズを相対的
に十分に低く抑制するように作用する。
【0057】請求項5の可視光吸収フィルタを備えた白
熱灯を光源とした構成は、光源を目立たなくするように
作用する。
【0058】請求項6の光源を垂直方向の拡がり角度を
狭めた指向性を有するものとした構成は、指示器に向か
う光量を増やすように作用する。
【0059】請求項7の光スポットを光源とする構成
は、光源装置を表示画面側に設けることを不要とするよ
うに作用する。
【0060】請求項8の表示画面自体を光源として利用
する構成は、専用の光源装置を不要とするように作用す
る。
【0061】請求項9の出力信号のレベルを一定に保つ
手段を設けた構成は、例えば指示器の光源に対する距離
を変化させても指示器の出力信号の品質が変わらないよ
うにするように作用する。
【0062】請求項10によると、指示位置55に対す
る処理内容を指示する単数あるいは複数のスイッチ51
cを指示器51に備えているため、指示器51で表示画
面52上の位置を指定するとともに、その指示位置に関
する処理も指示でき、指示者は指示器51を携帯するだ
けで多種の処理を行なえる。
【0063】請求項11によると、指示器51のスイッ
チ操作や計算機53側からの位置指示要求によって、表
示画面52側の発光素子57を発光させるため、消費電
力を節減できる。
【0064】請求項12によると、指示器51が移動し
てもポイント・マーク56が移動しないように、又は指
示器51の移動にともなってポイント・マーク56も移
動するように選択できるため、指示器51をマウスのよ
うな使い方もできる。
【0065】請求項13によれば、指示器51の外面
に、指示者の指の位置が一義的に決まる位置決め手段を
有しているため、指示器51を手に持っただけで、指示
器51の方向が一義的に決まる。その結果、指示器51
の軸51a及び内部の光電変換素子51fと指示器者の
掌の位置関係が一義的に決まるので、表示画面52側の
発光素子を単一にして、コスト低減を実現できる。
【0066】請求項14によると、指示器51中の集光
光学系51gと光電変換素子51fとの位置関係や集光
光学系51gの焦点距離を変化できるため、指示器51
と表示画面52との距離に応じて最適な焦点距離を選択
することで、常に最適な分解能を維持できる。
【0067】請求項15によれば、指示器51に備えた
発光素子51dで、スクリーン52の近傍に設けた受光
素子62に、指示器51による指示方向情報や処理情報
などを光信号によって送信し、計算機53に伝送するの
で、コードレス化され、かつ発光素子51dは光信号を
発するだけで足りるので、小型な電源で足り、指示器5
1が小型軽量化される。
【0068】請求項16によれば、指示者は、指示器5
1のタッチスイッチ51tを透明又は不透明なタッチ板
に当てた状態で指示器51を移動するので、空間に文字
や図を描くのと違って、紙面等に筆記具で文字や図を描
くのと同じ感覚で、違和感無しに意のままに、しかも精
確に表示画面52上に文字や図を描くことができる。
【0069】請求項17によると、指示器51の軸51
aを向けて指示操作する領域とポイント・マーク56が
表示される表示画面52とを、拡大/縮小、又は拡大/
縮小かつ平行移動の関係で対応付けているため、指示器
51の移動量と表示画面52におけるポイント・マーク
56の移動量が、指示器51の操作に適した条件、を選
択できる。
【0070】また、請求項18によれば、一つの表示画
面52上で、各指示器51-1,51-2…ごとのポイント
・マークの形状が異なるため、複数人が同時に指示操作
を行なっても、各指示者ごとにポイント・マーク56の
形状が異なり、混乱を引き起こすようなことはない。
【0071】請求項19のレンズに代えてアパーチャマ
スクを使用した構成は、フォーカス操作を不要とするよ
うに作用する。
【0072】請求項20の孔を中心から外れた位置に設
けると共にアパーチャマスクを回動可能とした構成は、
光源が単一である場合に、表示画面の周囲のうちどの位
置に配されている場合であっても、アパーチャマスクを
適宜回動させる調整を行うことによって、光源よりの光
を光電変換素子の中心に照射させるように作用する。
【0073】請求項21の直線状光電変換素子を交差さ
せて設けた構成は、クロストークを含まない信号を出力
するように作用する。
【0074】請求項22の手段を設けた構成は、光源の
配置の自由度を上げるように作用する。
【0075】請求項23の命令指令手段を設けた構成
は、計算機操作に命令を発する機能を有するように作用
する。
【0076】請求項24の二種の命令手段を設けた構成
は、計算機に、マークに関連する命令に加えてマークと
無関係の命令を発しうるように作用する。
【0077】請求項25の切換え手段と命令指示手段と
を指示器の別の面に設けた構成は、誤操作がされにくい
ように作用する。
【0078】請求項26の禁止手段を設けた構成は、外
乱光による影響を無くするように作用する。
【0079】
【実施例】次に本発明による光学式ポインティングシス
テムが実際上どのように具体化されるかを実施例で説明
する。
【0080】〔光学式ポインティングシステムの第1実
施例〕(図2) 図2は本発明による光学式ポインティングシステムの第
1実施例を示す斜視図である。52はOHP用スクリー
ンなどのような表示画面であり、計算機53に接続され
た液晶式電子OHP等の投写型の表示装置54によっ
て、計算機53から出力される画像情報が投写表示され
る。なお、表示画面52は、大型テレビジョンの画面で
あってもよい。
【0081】OHP用スクリーン52の4隅P1〜P4
には、発光素子57として、約1MHzのパルス変調が
かかっている近赤外LEDを配置してある。そして、指
示器51中の光電変換素子としてPSDを用いる場合
は、各発光素子57が常に1つだけ順次点灯するよう
に、計算機53でその制御をするか、あるいはどの発光
素子が発光しているか認識できるようになっている。
【0082】指示器51には、レンズ51g等の集光光
学系と光電変換素子51fを有しており、指示者が表示
画面52に向けると、表示画面52側の発光素子57か
らの光がレンズ51gによって光電変換素子51f上に
結像する。光電変換素子51fからの信号を基に、計算
機53によって、指示器51の軸51aの表示画面52
における位置が算出される。そして、算出された表示画
面52上の位置55にポイント・マーク56が表示され
るため、これにより指示者あるいは他者がその位置を確
認できる。
【0083】指示器51中の光電変換素子51fとして
は、二次元CCD等を用いることもできるが、図2は二
次元PSD51fpを用いた例である。二次元CCDの場
合は、同時に2以上の発光が有っても、それぞれの発光
位置を検出できる。これに対し、PSDを用いる場合
は、受光面における光の重心位置によって発光位置を検
出するため、表示画面52側の発光素子57による発光
は単一である必要があり、同時に2以上の発光が有る
と、発光位置を特定できない。
【0084】そのため、図2のように例えばP1〜P4
の4か所に発光素子57を配設した場合は、P1〜P4
の発光タイミングをずらし、例えばt1のタイミングで
は、(b)図のようにP1点に対応してPSD上のQ1
点に点像を結像させ、t2,t3…のタイミングでは、
P2点、P3点…に対応してPSD上のQ2,Q3…点
に結像させる。
【0085】PSD出力として受光面上の光強度重心位
置のx,y座標に対応する4つの電流出力(各座標2つ
ずつ)が得られるたる、指示者が表示画面52の斜め前
方より指示すると、PSD受光面51fp上に順次投影さ
れる4つの発光素子57…の像Q1〜Q4の位置を検出
できる。従って、4つの電流出力を電圧に変換し、A/
Dコンバータ及びインターフェース回路を通して計算機
53に送られる。
【0086】このようにして、あるタイミングにおける
PSD上における位置情報を計算機53に送信すると、
計算機53では位置情報を基に、PSD受光面上の点像
の位置を計算する。これをP1〜P4の4つの発光素子
57に対して順次行うことにより、4つの像位置Q1〜
Q4が求まり、この像位置からPSD中心座標すなわち
指示器51の軸51aが表示画面52上でどの位置に対
応するか求めることにより、指示器51の向き、即ち指
示者が指示している位置55を算出できる。
【0087】このような計算処理を常時行なうことで、
計算機53は表示装置54により、算出位置に対応する
位置55に、ポイント・マーク56を表示することによ
り、指示者や視聴者は、ポイント・マーク56によって
指示位置を認識でき、また指示位置55が移動すると、
それにともなってポイント・マーク56も移動する。
【0088】レーザ光式の指示器等と違って、指示器5
1からは光も発生していないが、ちょうどマウス等を動
かしてディスプレイ画面上のカーソルを移動する場合と
同じ感覚で、表示画面52上のポイント・マーク56を
見ながら指示器51を操作することにより、指示器51
で自由に目標位置を指示することができる。
【0089】〔光電変換素子の実施例〕(図3,図4) 図3は二次元PSDを内蔵した指示器51の内部を示す
図であり、円筒状のケーシング58の先端に直径30m
m,焦点距離30mmの凸レンズ51gを備え、該レンズ
51gの内側に10×10mmの二次元PSD51fpが内
蔵されている。この二次元PSD51fpは、凸レンズ5
1gの焦点位置において、レンズ光軸に受光面が垂直で
かつ光軸がPSD中心を通るように配置する。
【0090】二次元PSD51fpは、公知のように、半
導体基板上において、正方形の各辺に電極を有する。各
電極からのPSD出力電流が演算増幅器59に加えら
れ、ここで演算され、PSD51fp上の光の重心位置が
求められる。求められた光の重心位置のデータは、A/
Dコンバータ60でデジタル化され、インタフェース回
路61を介して計算器に供給される。
【0091】図4は光電変換素子の実施例であり、一次
元のPSDを2組用いることで発光位置を検出可能にな
っている。すなわち、一次元のPSD51f1と51f2を
互いに垂直に配置し、それぞれのPSD51f1,51f2
の前に、凹レンズと円柱レンズからなる光学系51g1,
51g2を配設した構成になっている。そして、それぞれ
のPSD51f1と51f2の検出信号を、図3に例示した
ように演算増幅器、A/Dコンバータ60及びインター
フェース回路61を介して計算機に送出し、点像位置か
ら表示画面上の指示位置55を算出する。
【0092】図2において、このような一次元のPSD
を用い、指示器51から見た表示画面52側の発光素子
57の方向ベクトルの成分のうち、指示器51の軸51
aに垂直な2つの成分を、それぞれ2つのPSD51f1
と51f2で検知する構成にすると、回路構成が簡素化さ
れ、図3のように単一のPSDで光の重心位置を検出す
る二次元PSDに比べて安価に実現できる。
【0093】また、4分割フォトディテクタを用いても
実現できる。
【0094】表示画面52側の発光位置を検出するに
は、PSDのほかに、CCDを用いることもできる。指
示器51にCCDを内蔵して、光強度のピーク位置を検
出する構成にすると、PSDと異なって、表示画面52
側の複数の発光素子57が同時に発光していても、それ
ぞれの発光素子57の方向を検知し、指示器51の軸5
1aの方向を検出できる。
【0095】〔指示器の実施例〕(図5) 図5は指示器51の第2実施例であり、請求項10の思
想により、指示器51のケーシング58に1個又は複数
のスイッチ51cを有している。そして、このスイッチ
51cを操作することにより、指示方向情報に加えて処
理情報を、あるいは処理情報のみを前記計算機53に送
出できるような処理回路が指示器51に内蔵されてい
る。従って、指示器51で表示画面上の位置を指定する
とともに、その指示位置に対する処理も指示でき、指示
者は指示器51を携帯するだけで多種の動作を実現でき
る。
【0096】例えば、指示位置に点を描く、軌跡を描
く、指示した位置を囲む○を表示したり、矢印やアンダ
ーラインを表示するなど、あるいは次のページを表示す
るように指示する等、システムのソフトウェアによっ
て、種々の機能を付加できる。
【0097】また、請求項11の思想により、指示器5
1のスイッチ51cによって、図2における表示画面5
2側の発光素子57の点灯を制御することもできる。例
えば、指示者がスイッチ51cの操作によって、位置指
示を行なうと意思表示すると、計算機53からの制御で
発光素子57が点灯するように構成することにより、消
費電力を低減できる。
【0098】なお、表示画面52に動画が表示されてい
るときは、位置指示の必要もないので、これを計算機5
3で判断し、計算機53から位置指示要求があったとき
のみ、発光素子57が発光する構成によっても消費電力
を節減できる。
【0099】さらに、請求項12の思想により、指示器
51による指示位置とポイント・マーク56による表示
位置が一対一で対応するのではなく、指示者の意思で、
指示器51の移動に伴ってポイント・マーク56も移動
させたり、あるいは移動しないように選択できる。
【0100】例えば、指示者がスイッチ51cを押した
状態で指示器51を移動すると表示画面52上のポイン
ト・マーク56が移動するが、スイッチ51cを放す
と、指示器51が移動してもポイント・マーク56は移
動しないようなプログラムにする。従って、ちょうどマ
ウスのように、希望する方向についてのみ、ポイント・
マーク56を移動させることで、相対座標指示器を実現
できる。
【0101】次に、請求項13の思想により、指示器5
1のケーシング58に、指示者の指の位置が一義的に決
まるように窪み51bあるいは突起を設けてあり、指示
者が指示器51を持ったとき、指示器51の軸51a及
び内部の光電変換素子と指示者の掌の位置関係が一義的
に決まる。
【0102】その結果、表示画面52側の発光素子57
が単一の場合であっても、内部の光電変換素子の上下左
右方向と発光素子57との位置関係が一定となり、光電
変換素子から得られた指示方向情報から、指示器51の
動きを一義的に求めることができる。このように、表示
画面52側の発光素子を単一にできると、前記のように
複数の発光素子を順次発光させるなどの制御は不必要と
なる。
【0103】次の実施例は、請求項14の思想により、
図3に示すような集光光学系51gと光電変換素子51
fとの間隔又は集光光学系51gの焦点距離が可変な構
造としたものである。前記のように、表示画面52の指
示位置に指示器51を向けることで指示を行なうため、
指示者と表示画面52との距離が近い場合は指示位置の
分解能は良いが、遠いと分解能が悪くなる。その結果、
指示器51をわずかに移動しても、光電変換素子51f
上における発光素子57の像が過剰移動したり、光電変
換素子51fから外れてしまう。
【0104】これに対し、例えば、集光光学系51gを
複数枚のレンズで構成し、各レンズの間隔を調節して光
電変換素子51fへの焦点距離を変化可能とし、指示者
と表示画面52との距離が遠い場合は、焦点距離を短く
すると、光電変換素子51f上における発光素子57の
像の移動量が小さくなり、かつ像が光電変換素子51f
から逸脱するような問題が解消される。このように、指
示器の開口角を変化可能とすることで、指示者と表示画
面52との距離によって変わる分解能を修正して、指示
者と表示画面52の距離によらず分解能を一定にでき
る。
【0105】〔ノイズ除去のための実施例〕指示器51
には、表示画面52側の発光素子57からの光以外に、
表示装置54や蛍光灯などからノイズ光が入射すること
が考えられる。そのため、発光素子57の発光波長を、
図2の表示装置54が主に発する波長以外の波長とし、
指示器51の先端に、発光素子57からの光のみを通過
させる波長フィルターを設けると、表示装置54等から
発生するノイズ光を遮断して、指示器51が誤動作する
のを防止でき、発光位置検出の精度が向上する。
【0106】また、発光素子57の発光を被変調発光と
するか、発光素子57から発生した光に変調を加え、指
示器51の検出回路にその復調回路を備えることもでき
る。例えば数MHzのパルス変調を行なうなど、通常の
蛍光灯や照明の周波数成分に無い周波数で変調をかけて
発光素子57を発光させ、指示器51の検出回路にその
復調回路を設ければ、ノイズ光となる表示装置54から
の光やその他の迷光の影響を除去することができる。
【0107】〔コードレス化のための実施例〕(図6) ところで、指示器51から出力する指示方向情報や前記
のようにスイッチ操作で得られた処理情報等を指示器5
1から計算機53に送信するには、コードレス化を考慮
すると、図1のように無線送信可能とする必要がある。
そのために、指示器51に情報を電波により送信するた
めの送信機を備え、計算機側には受信機を備えた構成が
有効である。
【0108】しかしながら、指示器51で表示画面52
上の位置を指示する際は、指示器51は常に表示画面5
2側を向いているので、請求項8の思想により、図6に
示すように、表示画面52側に受光素子62を設けて、
前記の計算機53に接続し、指示器51には、該受光素
子62に指示方向情報もしくは処理情報または両情報を
含む光を送出する発光素子51dを備えることもでき
る。
【0109】従って、指示器51側の発光素子51d
で、表示画面52側の受光素子62に、指示器51によ
る指示方向情報や処理情報等を光信号によって送信する
と、受光素子62から計算機53に伝送されるので、電
波で送信する場合と同様にコードレス化される。発光素
子51dから出射する光は、赤外線を用いてテレビジョ
ンの遠隔操作等を行なう場合のように、光を情報信号で
変調した光信号であって、弱い光で足りるので、小型な
電源で足り、指示器51が小型軽量化される。
【0110】〔表示画面側の発光素子の実施例〕図7は
表示画面52側に設ける発光素子57の発光部の形状を
例示したものであり、(a)図は三角形状、(b)は二
つの細長い発光素子をT字状に組み合わせた例、(c)
は細長い発光部と点状の発光部を組み合わせた例であ
る。
【0111】このように、発光素子57の発光部を回転
対称でない形状とすることにより、指示器51内のCC
Dで発光部の形状を検出し計算機53が判断できるの
で、指示器51が軸回りで回転しても、指示方向情報か
ら指示者の手の動きを一義的に求めることができる。
【0112】従って、表示画面52側の発光素子57
は、1か所のみに設ければ足りる。なお、発光部の形状
が円形の場合は、2個の発光素子57を、表示画面52
の中心位置に対し回転対称でない位置に設けることで
も、同様な効果が得られる。3個以上の場合は、同一直
線上でなければ、同様な原理から、指示器の軸方向を一
義的に検出できる。
【0113】 〔三次元ポインティングシステムの実施例〕(図8) 図2の実施例では、同一平面内において4か所に発光素
子57を配置しているに対し、図8の実施例では、発光
素子を4か所以上に配置しているが、すべて同一面内に
配置するのではなく、奥行き方向の位置の異なる位置に
配設してある。その結果、指示器51と発光素子57-
1,57-2…との距離を求めることができるので、ちょ
うど三次元マウスと同じ要領で、指示器51を前後方向
に移動することで、奥行き方向の位置を指示することが
可能となる。従って、本発明の思想は、スクリーン状の
平坦な画面だけでなく、ポイント・マークを投影可能な
ものであれば立体をも含むため、「表示画面」には立体
状の指示対象物も含まれるものとする。
【0114】〔操作性を向上させるための実施例〕請求
項16の思想により、図9(a)に示すように、表示画
面52とは別に、表示画面52に対応した透明板63を
併用し、(b)のように指示器51の先端には、透明板
63に押し当てるタッチスイッチ51tを設けた構成と
する。
【0115】そして、タッチスイッチ51tが透明板6
3に当たったことをタッチスイッチ51tで検出する
と、計算機側では、ポイント・マークの移動ではなく、
指示器51の移動軌跡の残る描画であると判断し、表示
画面52上に指示器51の移動軌跡を残すように制御が
行なわれる。
【0116】しかも、指示者は、指示器51のタッチス
イッチ51tを透明板63に当てた状態で指示器51を
移動するので、空間に文字や図を描くのと違って、紙面
等に筆記具で文字や図を描くのと全く同じ感覚で、違和
感無く意のままに、しかも精確に表示画面52上に文字
や図を描くことができる。
【0117】なお、図9(c)図のように、指示器51
の本体部から延びたアーム64の先端にタッチスイッチ
51tを設ければ、発光素子57からの光を通さない通
常の板65上であっても、アーム先端のタッチスイッチ
51tを押し当てることで、違和感なく文字等を書くこ
とができる。しかも、板65によって、発光素子57か
らの光が遮られることもない。
【0118】図2の各実施例では、表示画面52の指示
位置に指示器51を向けることで指示を行なうため、表
示画面52が非常に大きい場合や、表示画面52の間近
で指示を行なう場合には、指示器51を大きく移動させ
なければならず、指示操作の負担が大きい。逆に、表示
画面52から遠い場所で指示操作する場合は、指示器を
少し動かしただけでも、表示画面52上ではポイント・
マークの移動量が大きすぎて、指示したい位置を行き過
ぎてしまう等、微妙な指示ができないといった欠点があ
る。
【0119】そこで、請求項17の思想により、図10
に示すように、ポイント・マーク56が表示される表示
画面52の領域に対し充分小さな領域66を想定し、こ
の領域66内で指示器51を移動すると、表示画面52
上にポイント・マーク56が表示されるようなプログラ
ムにしておく。
【0120】そのためには、表示画面52に対し、実際
に指示器51を移動する領域66を縮小した関係に設定
しておく。すると、縮小領域66内において指示器51
がわずかに移動しても、その移動量が拡大されて表示画
面52におけるポイント・マーク56の動きとなり、指
示器を大きく移動したりする必要はない。
【0121】縮小領域は、66aのように、表示画面5
2の一部に設定することもできる。すなわち、表示画面
52の指示者に最も近い位置に縮小領域66aを設定す
れば、指示者は、表示画面52上の一部の狭い領域66
aに向かって指示器51を移動するだけでよいので、指
示器51を大きく移動する必要はない。このように、表
示画面52の一部に縮小領域を設定する場合は、表示画
面52を縮小し、かつ平行移動した関係になる。
【0122】図示の例とは逆に、表示画面52から遠い
場所で指示操作を行なう場合は、指示者の位置から表示
画面52が遠いために、表示画面52が小さくなり、縮
小された関係となる。しかも、表示画面52から遠い
と、指示器51のわずかの移動量が表示画面52上では
拡大されるので、指示器51をわずかに移動しただけ
で、表示画面52上では大きな移動量となり、指示位置
を通過してしまう。
【0123】そのため、指示者から遠くて小さく見える
表示画面52に対し拡大した領域を指示者の近くに設定
し、拡大領域における指示器の移動量を縮小した移動量
を計算機で算出して、表示画面52に表示するようなプ
ログラムとする。その結果、遠くから小さな表示画面5
2上を直接指示する必要はないので、ポイント・マーク
56が行き過ぎるといった問題が解消される。
【0124】図11は一つの表示画面52に関して複数
の指示器51-1,51-2…を使用して、複数人で指示を
行なえるようにした例であり、電子会議システム等に適
している。このとき、請求項11の思想により、指示者
10-1が持っている指示器51-1では井桁状のポイント
・マーク56-1が表示されるのに対し、別の指示者10
-2が持っていることで、それぞれの指示器51-1,51
-2…ごとに、ポイント・マークの形状を変えておけば、
混乱する恐れはない。
【0125】このように複数の指示器51-1,51-2…
を同時に使用可能とするために、それぞれの指示器51
-1,51-2…ごとに、計算機側から高速かつ周期的に時
間を割り当てると、各指示者は計算機側からの割り当て
時間を意識することなしに、複数人が同時に指示操作を
行なうことができる。
【0126】割当て方式としては、各指示器51-1,5
1-2…が有線で計算機側と接続されている場合は、スイ
ッチ回路により各指示器51-1,51-2…を順次切り換
えて、計算機から動作有効指示器を指定することができ
る。無線で接続されている場合は、各指示器51-1,5
1-2…毎に変調方式やキャリア周波数を変えることで実
現できる。さらに、計算機から送出許可を受けた指示器
のみが出力情報を送出可能とすることによっても、各指
示器51-1,51-2…の指示位置を弁別することができ
る。
【0127】 〔指示器の第4実施例〕(図12,13,14) 図12及び図13に示すように、指示器70は、図2及
び図3の指示器51の一部を構成する凸レンズ51gに
代えて、円板状のアパーチャマスク71を有する構成で
ある。
【0128】アパーチャマスク71は、その中央に、孔
72を有する。
【0129】座標系の4つの象限に対応した光電変換素
子73は入射する光の位置のXY座標を検出することが
可能で、アパーチャマスク71の孔72を通過して光が
入射すると各素子に分割された光電流が出力される。
【0130】出力信号は演算・増幅回路59,A/Dコ
ンバータ60,及びインターフェース回路61を経由し
て図1中の計算機53に入力されており、複数箇所から
順次入射された光の座標から計算機は指示器70が指し
ている方向を検知し表示画面上の位置を算出する。
【0131】図14に示す如く4隅から出る光が孔72
を通過して4象限に対応する光電変換素子73a,73
b,73c,73dに入射すると、それぞれの光電変換
素子の出力関係から光が入射した位置の座標情報に関す
る信号がデジタル信号化されて順次上記の計算機53に
入力される。
【0132】計算機53は光電変換素子73a,73
b,73c,73dから出力される信号により光が入射
した位置の重心74を算出して、重心74と孔72を通
る線の方向、即ち、指示器70が指す方向を検知して表
示画面上に十字や矢印等のマークを投影する。
【0133】例えば、孔72を通過し光電変換素子に順
次入射する光の入射位置の重心74が光電変換素子の原
点と重なる場合、指示器70が指している方向は4隅の
光源57a,57b,57c及び57dから等距離にあ
る表示画面52上の中心、即ち、原点に当たる。
【0134】また、重心74が光電変換素子の原点に位
置する場合におけるそれぞれの光の入射位置から表示画
面52上の位置と、光電変換素子73a,73b,73
c,73dの出力を対応させることができ指示器70の
方向から指示位置の算出が可能になる。
【0135】即ち、指示者が指示器70により表示画面
52上の位置を指したとき重心74が光電変換素子の原
点から外れている場合、重心74の座標に対応する表示
画面52上の位置を算出することによって指示者が指示
した位置を特定することができる。
【0136】なお、光電変換素子73a,73b,73
c,73dとその前に配設されたアパーチャマスク71
の間隔が固定されていると、指示器70から表示画面5
2までの距離が変わる都度、孔72を原点とする光源5
7a,57b,57c及び57dの開き角度が変動す
る。
【0137】その結果、指示器70が表示画面52上に
近づくと光源から出る光が光電変換素子73a,73
b,73c,73dに入射しても、指示器70の指す方
向が変わると一部の光が光電変換素子73a,73b,
73c,73dから外れ重心74の算出が不可能にな
る。
【0138】また、表示画面52から離れるに伴い表示
画面52に対応する光電変換素子73a,73b,73
c,73dの出力の比が小さくなり、重心74の座標に
対応する表示画面52上の位置を算出し指示した位置を
特定する際の精度が低下するという問題がある。
【0139】かかる問題に対処する手段として光電変換
素子73の前方に配設されケーシング58に支承された
アパーチャマスク71を、例えば、レバー等を回動させ
ケーシング58の軸方向に移動させることによって適度
な角度を得ることが可能になる。
【0140】このようにケーシング内に装着された光が
入射した位置のXY座標を検出可能な光電変換素子と、
光電変換素子の前方に配設された周縁部がケーシングに
よって支承されてなるアパーチャマスクを有し、表示画
面又は表示画面の近傍から出射された光がアパーチャマ
スクに設けられた孔を通過し、空間を経由してXY座標
を検出可能な光電変換素子に入射するように指示器を構
成することによって、計算機及び表示装置に近い位置か
ら表示画面上の特定位置を明確に指示することが可能に
なり、軽量で視聴者の視界を遮ることなく特定位置を的
確に明示できるポインティングシステムを実現すること
ができる。
【0141】〔指示器の第5実施例〕(図15) 図15の指示器80は、表示画面52の中心から偏倚し
た位置に位置する単一の光源、例えば表示画面52の一
のコーナ部の一の光源57aを利用する場合に適した構
成としたものである。
【0142】光源57aは、計算機53(図1参照)と
は独立した光源である(図20参照)。
【0143】アパーチャマスク81がケーシング82
に、回動可能に、且つ所望の回動位置に固定可能に設け
てある。
【0144】孔83は、アパーチャマスク81の中心8
1aから外れた位置、例えばアパーチャマスク81の周
辺近傍の位置に形成してある。
【0145】このため、指示器80を、一定の方向に向
けて固定し、アパーチャマスク81を回動させると、光
源57aより出射した光のうち孔83を通った光線が、
光電変換素子73を照射する位置を、変えることが可能
となる。
【0146】指示者は、説明のために立つ位置におい
て、指示器80を予め次のように調整し、使用する。
【0147】図15に示すように、指示器80を軸80
aが表示画面52の中央を指すように向け(この位置を
基準の位置という)、この状態でアパーチャマスク81
を適宜回動させ、光源57aより出て孔83を通った光
線が、光電変換素子73の原点84にスポット85とし
て照射するように調整する。
【0148】これにより、指示器80を、表示画面52
の中心を向けた状態を基準として、表示画面52の中心
から外れた位置を指し示したときに、スポット85は、
原点84を中心として変位する。
【0149】従って、指示器80を上記基準の位置を中
心に振った場合に、スポット85を光電変換素子73の
周縁にまで到らしめる振り角度は、上下左右のいずれの
方向についても略同じ角度となる。
【0150】この結果、光電変換素子73が限られた大
きさであるという条件の下において、指示器80を振る
ことが出来る領域を、表示画面52の中心を中心として
全方向に等しくとることが出来、指示器80を表示画面
52のどの位置を指し示した場合にも、指示器80から
は、これに応じた情報を得ることが出来る。
【0151】なお、アパーチャマスクの孔がアパーチャ
マスクの中心にある場合には、指示器を画面中心を向け
たときのスポットの位置が光電変換素子の中心から外れ
た位置となる。この結果、指示器を光源より離れる方向
に振った場合に、スポットが光電変換素子からすぐに外
れてしまい、情報を出力出来なくなり、表示画面の大き
さによっては、マークを表示できなくなる領域が出てく
る虞れがある。本実施例は、この不都合を無くしたもの
である。
【0152】また、本実施例の指示器80は、図20及
び図26のシステムに適用して有効である。
【0153】〔指示器の第6実施例〕(図16,17) 図16の指示器90は、ケーシング91の先端にアパー
チャマスク92を有し、ケーシング91の内部に光電変
換素子93を有する構成である。
【0154】図17に併せて示すように、アパーチャマ
スク92には、その中心線がほぼ直交するように二つの
スリット94a,94bが十字形状に形成してある。
【0155】光電変換素子93は、中央の直交する二つ
の直線状光電変換素子95a,95bよりなる。一の直
線状光電変換素子95aは、スリット94bと直交して
おり、別の直線状光電変換素子95bは、スリット94
aと直交している。
【0156】一の直線状光電変換素子95aが、光の入
射位置のx座標を検出し、別の直線状光電変換素子95
bが、光の入射位置のy座標を検出する。
【0157】〔指示器の第7実施例〕(図18,19) 図18の指示器100は、ケーシング101の先端にア
パーチャマスク102を有し、ケーシング101の内部
に光電変換素子103を有する構成である。
【0158】図19に併せて示すように、アパーチャマ
スク102には、二つのスリット104a,104b
が、夫々の中心線の延長線がほぼ直交するように、即ち
略L字形状に形成してある。
【0159】光電変換素子103は、スリット104b
と直交している一の直線状光電変換素子105aと、ス
リット104aと直交している別の直線状光電変換素子
105bとよりなる。
【0160】直線状光電変換素子105a,105b
は、略逆L字状をなしている。
【0161】一の直線状光電変換素子105bが、光の
入射位置のx座標を検出、別の直線状光電変換素子10
5aがy座標を検出する。
【0162】〔光学式ポインティングシステムの第6実
施例〕(図20,21,22) 図20は本発明の第6実施例の光学式ポインティングシ
ステム110を示す。
【0163】同図中、図1に示す構成部分と対応する部
分には同一符号を付す。
【0164】111は参照光源としての光源装置であ
り、表示画面52の左下のコーナ部112に設けてあ
る。
【0165】光源装置111は、図21に示すように、
電源113が組込まれている本体114,本体114内
の光源としての白熱灯115,白熱灯115の前面を覆
うフィルタ116よりなる。
【0166】フィルタ116は、可視光を吸収し、赤外
線を透過させる特性を有する。これにより、光源装置1
11は目立たないものとなっている。
【0167】光源111は、計算機53によって制御さ
れていない光源、即ち計算機53とは独立の光源であ
る。
【0168】このため、図1に示すように、光源57を
計算機53によって制御するシステム50に比べて、計
算機53と光源111とをコード等で接続する必要はな
く、また、指示器120も受光のタイミングを定める手
段等を不要とし得、システム110は、図1のシステム
50に比べて簡単である。
【0169】白熱灯115は、常時点灯しており、光源
111からは、赤外光117が放射されている。
【0170】光源装置111は、所定のワットを有し、
指示者10が作業を行う作業空間118内の光量の約1
0倍以上の光量を放射する。外乱光によるノイズの影響
を本来の信号に対して相対的に十分に低く抑えるためで
ある。
【0171】図22は、図20中、指示者10が使用す
る指示器120を示す。
【0172】指示器120は、図16の指示器90と同
じく、十字状のスリット121を有するアパーチャマス
ク122と、十字状に配された直線状光電変換素子12
3,124とを有する。
【0173】指示者10が指示器120を表示画面52
に向けると、光源装置111よりの光がスリット121
を通って指示器120内に入り、光電変換素子123,
124の個所に、十字状のパターン125が形成され、
各光電変換素子123,124が電流を出力する。
【0174】素子123よりの出力電流は、I/V変換
回路126-1により電圧に変換され、増幅回路127-1
で増幅され、アナログスイッチ128に加えられる。
【0175】素子124よりの出力電圧は、I/V変換
回路126-2により電圧に変換され、増幅回路127-2
で増幅され、アナログスイッチ128に加えられる。
【0176】上記の二つのチャンネルの電圧信号は、M
PU(マイクロプロセッサユニット)130からのチャ
ンネル切換え信号によって切り換えられて、順次A/D
コンバータ129に加えられ、ディジタル信号に変換さ
れ、MPU130に供給される。
【0177】MPU130は、第1には、指示器120
の軸131が、指示器120と光源装置111とを結ぶ
線132に対して張る角度θの変化の程度を算出する。
【0178】MPU130の出力は、インタフェース回
路132を介して計算機53へ送られ、計算機53が計
算して、表示画面52A上のマーク56Aが移動され
る。これにより、表示装置54によって表示されている
表示画面52上のマーク56も対応して移動される。マ
ーク56は丁度指示器120の軸131が指す方向の位
置に表示される。
【0179】MPU130は、第2には、D/Aコンバ
ータ134に制御信号を出力する。
【0180】D/Aコンバータ134は、増幅率制御信
号を増幅回路127-1,127-2に加える。
【0181】これにより、指示器120の光源装置11
1からの距離の変化による指示器120へ入射する光量
の変化(指示器120が光源装置111から離すと、指
示器120の受光量は、指示器と光源装置との距離の二
乗に反比例して減る)、及び作業空間118の光量の変
化に対応して、増幅器127-1,127-2の増幅率が制
御され、受光量が変化した場合であっても、増幅器12
7-1,127-2は所定レベルの電圧を出力する。
【0182】従って、指示器120の受光量が低下して
も、マーク56は正常に表示される。
【0183】〔光源装置の第1の変形例〕(図23) 図20において、指示器120は指示者10が手に持っ
て操作するものであり、動かされる範囲は、高さ方向上
は限定されている。
【0184】本変形例及び以下の変形例は、上記のこと
に基づいている。
【0185】図23に示すように、光源装置140は、
無指向性のLED141と、この直前に水平の向きに配
設された円柱状凸レンズ142とよりなる構成である。
【0186】LED141は、円柱状凸レンズ142の
焦点143よりレンズ142側に若干偏倚して配してあ
る。
【0187】これにより、光源装置140からは、光が
垂直方向についてみると、拡がり角度αを5〜10°に
抑えられて、水平方向についてみると、拡がり角度βが
約90°と大きく拡がって放射される。
【0188】従って、光源装置140は、指示器120
が動かされる領域に限定して、光を放射する構成である
ため、光を全方位に放射する場合に比べて、光が有効に
利用され、指示器120に入射する光のパワー密度が1
0倍程度高くなる。
【0189】この結果、指示器120は、S/N比の高
い信号を出力し、表示画面上のマークは安定に移動され
る。
【0190】〔光源装置の第2の変形例〕(図24
(A),(B)) 図24(A),(B)は、光源として高指向性を有する
ものを使用した光源装置150を示す。
【0191】レンズ付きLED151は、レンズ152
を備えており、高指向性を有する。
【0192】光源装置150は、レンズ付きLED15
1の前側に円柱状凹レンズ153を垂直に設けた構成で
ある。
【0193】円柱状凹レンズ153によって、光線は図
24(A)中符号154で示すように、水平方向に拡げ
られる。
【0194】〔光源装置の第3の変形例〕(図25
(A),(B)) 図25(A),(B)の光源装置160は、図20中表
示画面52を向けて配された無指向性のLED161
と、LED161よりの光を、垂直方向については拡が
りを制限して、水平方向については広く拡がるように反
射させる円筒状の凹面反射鏡162よりなる構成であ
る。
【0195】〔光学式ポインティングシステムの第7実
施例〕(図26) 図26の光学式ポインティングシステム170は、表示
画面52のコーナ部112に赤外光スポット171を形
成し、この赤外光スポット171を光源として利用する
構成である。
【0196】赤外光スポット171は、OHP172の
一部に設けた赤外光源173よりの赤外光を、OHP1
72により投射することにより形成されている。
【0197】〔光学式ポインティングシステムの第8実
施例〕(図27) 図27の光学式ポインティングシステム180は、表示
画面52の中央に赤外光スポット181を形成し、この
赤外光スポット181を光源として利用する構成であ
る。
【0198】赤外光スポット181は、OHP172と
並べて配設してある赤外光源182による投射によって
形成されている。
【0199】光源の位置が表示画面52の中央に位置し
ているため、指示器の向きとマークの位置をより近づけ
ることができる。
【0200】〔光学式ポインティングシステムの第9実
施例〕(図28) 図28の光学式ポインティングシステム190は、表示
画面52自体を光源として利用する構成である。
【0201】OHP172を使用した投射は、薄暗い部
屋で行われる。
【0202】このため、表示画面52からの反射光は、
作業空間の光に比べて十分に強い。従って、表示画面5
2自体が参照光源として利用可能である。
【0203】〔光学式ポインティングシステムの第10
実施例〕(図29,30) 先に説明した図1,図2,図20,図26,図27,図
28の光学式ポインティングシステムは、光源を表示画
面の方向に設けた構成である。
【0204】以下に説明する第10,第11,第12実
施例は、光源を、スクリーン方向とは異なる方向に設け
た構成である。
【0205】図29の光学式ポインティングシステム1
90は、天井192に配された光源191を参照光源と
して利用し、且つ特別の指示器193を使用する構成で
ある。
【0206】指示器193は、ピストル型であり、グリ
ップ194を有するケーシング195と、ケーシング1
95の頂部に回動可能に設けてあり、孔196を中央に
有するアパーチャマスク197と、アパーチャマスク1
97の下側に、アパーチャマスク197と一体的に設け
てある光電変換素子198と、アパーチャマスク197
の上面に、軸199を中心に傾斜角を変更可能に設けて
ある反射鏡200とよりなる構成である。
【0207】指示者10は、説明を行なう位置におい
て、指示器193を持ち、印201を表示画面52の中
央に向け、この状態でアパーチャマスク197を矢印2
02方向に適宜回動させ、また反射鏡200を矢印20
3の方向に適宜動かし、天井192の光源191からの
光線204が反射鏡200で反射されて曲げられ、孔1
96を通って光電変換素子198の中心を照射するよう
に調整し、アパーチャマスク197及び反射鏡200を
その状態に固定する。
【0208】指示器193は、上記のように調整された
状態で使用され、前記の場合と同じく、表示画面52上
指示器193のマーク201を向けた部位に、マーク5
6が表示される。
【0209】〔光学式ポインティングシステムの第11
実施例〕(図31) 図32の光学式ポインティングシステム210は、床2
11上に置いた光源212を参照光源として利用し、且
つ上記の指示器193を使用した構成である。
【0210】指示器193は、前記と同じく、アパーチ
ャマスク197及び反射鏡200を、光源212よりの
光線213を、光電変換素子に導くように適宜調整した
上で使用する。
【0211】〔光学式ポインティングシステムの第12
実施例〕(図32) 図31の光学式ポインティングシステム220は、指示
者10が例えば腰の部分に付けた光源221を参照光源
として利用し、且つ特殊の指示器222を使用する構成
である。
【0212】指示器222は、表示画面52側の反対側
に、アパーチャマスク223及び光電変換素子224を
有し、光源221よりの光を受光し、指示器222自体
の光源221を基準とする向きの情報を出力する。
【0213】 〔指示器の第9実施例〕(図33,34,35) 図33の指示器230は、図20,図26,図27,図
28の光学式ポインティングシステムにおいて使用され
ている指示器120に代えて使用しうるものである。
【0214】指示器230は、ケーシング231の前面
側に、赤外透過(可視光カット)フィルタ232,アパ
ーチャ233,及び光電変換素子234を有する。
【0215】ケーシング231内には、図34に示すよ
うに、電流/電圧変換回路235,回路235からの出
力に基づいて指示器230の方向を時々刻々に計算処理
する演算回路236,A/D変換回路237,MPU2
38,インタフェース回路239が組込まれている。
【0216】また、ケーシング231の上面側に、ポイ
ント・マーク移動/固定切換え釦245が設けられてい
る。
【0217】MPU238は、図35に示すように動作
する。
【0218】まず、切換え釦状態検出を行う(ST
1)。
【0219】切換え釦245が押されているときには、
MPU238がA/D変換回路237のデータを取り込
み、位置変化検出処理、データ加工を行い、インタフェ
ース回路239を介してデータを計算機53に転送させ
る(ST2,ST3,ST4,ST5)。
【0220】これにより、図20中、計算機53がマー
ク56Aを表示し、表示画面52上、指示器230が指
す位置に、マーク56が表示される。
【0221】切換え釦245を離すと、ST3以下の動
作が行われなくなり、表示画面52上マーク56が固定
される。
【0222】これにより、指示者は指示器230を一定
位置を向けた状態に保持する労力から解放され、またマ
ーク56の位置がふらついてしまう不都合を無くするこ
とが出来る。
【0223】また、指示者はマークの位置に対応した処
理を行う命令を出すときにも、マーク56の位置が移動
する心配をすることなく、安定に処理命令を出すことが
出来る。
【0224】 〔指示器の第10実施例〕(図36,37,38) 図36,図37,図38中、図33,34,35に示す
構成部分と実質上対応する部分には同一符号を付す。
【0225】図36の指示器250は、断面が長方形の
柱状体形状のケーシング251を有する。
【0226】ケーシング251の下面252に、ポイン
ト・マーク移動/固定切換え釦245が設けてある。
【0227】ケーシング251の上面253に、4つの
カーソル位置指定釦254〜257及び右クリック釦2
58、左クリック釦259が設けてある。
【0228】マーク位置指定釦254,255,25
6,257は、カーソルを表示画面52のうち、上方寄
りの特定の位置、右方寄りの特定の位置、下方寄りの特
定の位置、左方寄りの特定の位置に移動させる命令を発
する釦である。この命令はこの命令を発する直前におけ
るマークの位置とは無関係である命令である。
【0229】クリック釦258,259は、釦を押すと
きのマークの位置に対応する処理命令を計算機53に発
する釦である。この命令は、マークの位置に固有の命令
である。
【0230】MPU238は、図38に示すように動作
する。
【0231】 まず、マウス位置指定釦状態検出を行う(ST10) カーソル位置指定釦254(255〜257)が押され
ているときには、MPU238が、カーソル位置をリセ
ットするデータを転送し、続いて、押されている釦に対
応したデータを転送する(ST10,ST11,ST1
3)。
【0232】これにより、表示画面52(52A)上、
指定した位置にカーソルが移動されて表示される。
【0233】 次いで、クリック釦状態検出を行う(ST14) クリック釦258,259が押されているときには、M
PU238が釦押下げデータを作成する(ST16)。
【0234】次いで、切換え釦状態検出を、図35に示
すと同様に行う(ST1〜ST5)。
【0235】釦254〜257が押されていない場合に
は、クリック釦状態検出を行う(ST14) 釦254〜257及び釦258,259が共に押されて
いない場合には、切換え釦状態検出を行う(ST1)。
【0236】上記構成の指示器250によれば、切換え
釦245を適宜離すことにより、手振れによって指示器
250が振れた場合にも、マーク56を固定することが
出来る他に以下に述べる操作によって種々の動作が出来
る。
【0237】指示者10は、釦254〜257の所望の
釦を押し、次いで釦258又は259を押すことによ
り、マーク56が表示画面52上どの位置にあってもマ
ーク56の位置に関係のない特定の処理命令、例えば、
指示位置に図形を描く、軌跡を描く、指示した位置を囲
むパターン、矢印やアンダーラインを表示したり、特定
の音を出す、あるいは次ページ(前ページ)を表示す
る。初期画面に戻る。処理を終了する等の命令を計算機
53に送ることが出来る。
【0238】従って、本実施例の指示器250は、表示
画面52上所望の位置にマーク56を表示する機能に加
えて、計算機53に種々の命令を発して、計算機への情
報を入力する機能を有するものとなる。
【0239】また、釦254〜259を押すと特定のコ
ード信号を発生する。計算機53は、そのコード信号を
解読して認識する。
【0240】また、釦245は、指示者が指示器250
を持ったときに、人指し指がかかる部位に位置してお
り、専ら人指し指で操作されるため、釦245の誤操作
は起きにくい。
【0241】また、釦254〜259は、指示者10が
目で見て確認できる上面に配してあり、目で見て位置を
確認しながら押されるため、誤操作は起きにくい。
【0242】なお、指示器は、図36中、カーソル位置
指定釦254〜257を省略した構成、即ち、切換え釦
245及びクリック釦258,259を設けた構成とす
ることもできる。
【0243】〔指示器の第11実施例〕(図39,4
0,41,42) 図39,図40,図41,図42中、図36,図37,
図38に示す構成部分と対応する部分には同一符号を付
す。
【0244】指示器270は、図36に示す指示器27
0の上面253のうち、把持したときに指がかからない
前側寄りの個所に光電変換素子271を有し、且つ光電
変換素子271と関連して、図40に示すように、電流
/電圧変換回路272及びA/D変換回路273を有す
る構成である。
【0245】MPU238は、図41及び図42に示す
ように動作する。
【0246】MPU238の動作は、図42中、ステッ
プST2とST3との間にステップST20〜ST23
を有する他は、図38に示す動作と同じである。
【0247】指示器270は、図36の指示器250と
同様に操作される。
【0248】例えば図20中、光源111は、図43
(A)に線Iで示すように、一定の強さで発光する。
【0249】光電変換素子271は、画面表示を行って
いる室の天井の蛍光灯274とから光(外乱光)を受光
する。
【0250】光電変換素子234は、光源111からの
光の他に、蛍光灯274からの光も一部受光する。
【0251】図42中、ステップST2の判断結果がY
ESである場合(指示器270の向きに応じてマーク5
6を動かそうとする場合)には、A/D変換回路273
の出力を取り込み(ST20)、外乱光のレベルを検出
し、演算処理し(ST21)、外乱光のレベルが所定レ
ベルaを越えたか否かを判断する(ST22)。
【0252】ステップST22の判断結果がYESのと
きには、所定時間Δt待つ(ST23)。
【0253】この後、ステップST3を行う。
【0254】ここで、蛍光灯274が発する光(外乱
光)の強さは、図43(B)に示すように、パルス的に
変化するものであり、この光(外乱光)の強さが、上記
のレベルaを越えた時点から、ピークを越えてレベルa
に戻るまでに要する時間Δtは、計測して求めることが
できる。上記ステップST23の所定時間Δtは、上記
の計測して求めた時間Δtに定めてある。
【0255】なお、上記のレベルaは、許容できるノイ
ズレベルとしてある。
【0256】このため、ステップST3の動作は、図4
3(C)乃至(F)に示すように行われる。
【0257】即ち、A/D変換回路237からは、図4
3(C)に示すディジタル信号276が継続的に出力さ
れる。ディジタル信号276のうち、蛍光灯が発光して
いる時間 図40中、電流/電圧変換回路236は、図43(C)
に示す波形の電圧信号を出力しており、A/D変換回路
237は、図43(D)に示すディジタル信号D1 ,D
2 を出力している。
【0258】ディジタル信号D2 はノイズを含んでいる
けれども、ディジタル信号D1 はノイズを含んでないも
のとなっている。
【0259】そこで、上記ステップST3の動作が必要
となる。
【0260】ステップST3の動作により、MPU23
8内で、図43(E)に示す取り込み禁止信号eが形成
される。取り込みは、この信号eにより制御され、取り
込みが禁止される以外の期間でのみ行われる。
【0261】これにより、MPU238には、図43
(F)に示すように、ディジタル信号D2 を除いて、デ
ィジタル信号D1 だけが取り込まれる。
【0262】この結果、指示器270からは、ノイズを
低く抑えられたマーク位置情報が出力され、表示画面に
はマークが正常に表示される。
【0263】 〔指示器の第12実施例〕(図44乃至図47) 指示器280は、光電変換素子234よりの出力を利用
して図46中、ステップST21,ST22,ST2
3,ST3の動作によって外乱光を検出して、外乱光に
よる影響を除去する構成としたものである。
【0264】図46,47のフローチャートはステップ
ST20が無い他は前記と同じである。
【0265】本実施例によれば、外乱光を検出する専用
の光電変換素子が不要であるため、指示器280は、そ
の分簡単となる。
【0266】なお、第4乃至第12実施例の指示器5
1,20,90,100,120,222,230,2
50は、光源が計算機53により制御されて発光するシ
ステムにも適用できる。
【0267】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、表示画面52
側の発光素子57の光を受光した光電変換素子51fの
出力信号から、指示器51の軸51aの方向を算出し、
その軸方向に対応する位置55にポイント・マーク56
を表示させる計算機53を備えているため、表示画面5
2から離れた位置からでも指示操作を行なうことが出
来、また指示器51は消費電力が小さく、かつ小型軽量
で携帯性に優れたコードレス化が可能で、既存の表示装
置やスクリーンの付近に発光素子を設けるだけで光学式
ポインティングシステムを構築できる。
【0268】請求項2によれば、表示画面52側に配設
された複数の発光素子57…の発光が順次切り換わるよ
うに制御されるので、PSDを用いて指示器51の軸5
1aの方向を精確に算出できる。
【0269】請求項3の発明によれば、光源を計算機と
切り離して設ければ足り、光源の発光を計算機で制御す
る場合に比べて、全体の構成を簡単とし得る。
【0270】請求項4の発明によれば、光源の光量が外
乱光の光量に比べて十分に大であるため、本来の信号に
含まれるノイズ成分を十分に小さく抑えることが出来、
指示器は十分に高品質の信号を出力することが出来、マ
ークを安定に移動させることが出来る。
【0271】請求項5の発明によれば、光源を目立たな
い簡易なものとし得る。
【0272】請求項6の発明によれば、無指向性である
場合に比べて、指示器の受光量が増え、その分、マーク
を移動させる信号を高品質のものとすることが出来、マ
ークを安定に移動させることが出来る。
【0273】請求項7の発明によれば、表示画面の周囲
を簡素に構成出来る。
【0274】請求項8の発明によれば、専用の光源装置
を不要として構成出来る。
【0275】請求項9の発明によれば、指示者が立った
ときの表示画面よりの距離が異なっても、指示器は一定
の品質の信号を出力することが出来る。
【0276】請求項10によれば、指示器51のスイッ
チ51cの操作によって、指示位置55に対し各種の処
理内容を指示することができ、又請求項11によると、
指示器51のスイッチ操作等で、表示画面52側の発光
素子57を必要なときのみ発光させて、消費電力を節減
できる。
【0277】請求項12のように、指示器51の移動に
伴ってポイント・マーク56が移動したり、あるいは移
動しないように選択して、指示器51をマウスのような
使い方もでき、特に指令を入力するときには、ポイント
・マークが動かないことで、手振れの影響を無くするこ
とが出来、更に請求項13のように、指示器51を手に
持っただけで、指示器51の方向が一義的に決まる構成
とすることで、表示画面52側の発光素子を単一にし
て、コスト低減を実現できる。
【0278】請求項14のように、指示器51中の集光
光学系51gと光電変換素子51fpとの位置関係や集光
光学系51gの焦点距離を変化させて、指示器51と表
示画面52との距離に応じた最適な焦点距離を選択する
と、常に最適な分解能を維持できる。
【0279】請求項15によれば、指示器51の軸51
aの方向等の情報を、微弱な光で表示画面52側の受光
素子に送信し、計算機53に伝送できるので、容易にコ
ードレス化でき、指示器51も小型軽量化できる。
【0280】請求項16によれば、指示器51の近く
に、仮想の表示画面として、透明又は不透明のタッチ板
を配置し、該タッチ板に指示器51のタッチスイッチ5
1tで図等の軌跡を描くことで、違和感なしに、表示画
面52上に図や文字等を描くことができる。
【0281】請求項17のように、指示器51を移動操
作する領域とポイント・マーク56が表示される表示画
面52とを、拡大/縮小、又は拡大/縮小かつ平行移動
の関係で対応付けることで、指示器51の移動量に対す
る表示画面52におけるポイント・マーク56の移動量
が最適となり、指示器51による操作性が向上する。
【0282】請求項18によれば、一つの表示画面52
に対し複数の指示器51a,51b…を用いる場合に、
各指示器51a,51b…ごとに、表示画面52上のポ
イント・マークの形状が異なるため、複数のポイント・
マークを表示しても、混乱するようなことはない。
【0283】請求項19によれば、アパーチャマスクを
使用しているため、レンズを用いた場合のようにフォー
カスさせる操作を不要とし得、その分ポインティングの
操作性を向上させることが出来る。
【0284】請求項20の発明によれば、単一の表示画
面の周囲の個所に配されている場合においても、指示器
が指示することが可能となる領域を、表示画面の中心に
関して全方向に均一にとることが出来る。
【0285】請求項21の発明によれば、面状の光電変
換素子に比べて、クロストーク成分の無い良質の信号を
出力することが出来る。
【0286】請求項22の発明によれば、光源を表示画
面の方向から外れた部位に配した構成で、光学式ポイン
ティングシステムを完成させることが出来る。
【0287】請求項23の発明によれば、指示器をポイ
ンタの他に、指令入力装置として使用することが出来
る。
【0288】請求項24の発明によれば、指示器をポイ
ンタの他に、指令入力装置として使用することが出来
る。
【0289】請求項25の発明によれば、誤操作を効果
的に防止し得る。
【0290】請求項26の発明によれば、外乱光による
影響を受けない信号を出力することが出来、これによっ
てマークを安定に移動させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光学式ポインティングシステムの
全容を示す斜視図である。
【図2】本発明による光学式ポインティングシステムの
第1実施例を示す斜視図である。
【図3】二次元PSDを内蔵した指示器の内部を示す図
である。
【図4】一次元PSDを2組用いた光電変換素子の実施
例を示す斜視図である。
【図5】指示器の第2実施例を示す斜視図である。
【図6】光によって指示器からの指示方向情報等を送信
するシステム(光学式ポインティングシステムの第2実
施例)を例示する斜視図である。
【図7】表示画面側に設ける発光素子の発光部の形状を
例示した図である。
【図8】三次元ポインティングシステム(光学式ポイン
ティングシステムの第3実施例)の実施例を示す斜視図
である。
【図9】タッチ板とタッチスイッチで表示画面上に文字
等を書くシステム(指示器の第3実施例)を例示する斜
視図である。
【図10】表示画面の拡大/縮小、平行移動の領域を用
いて指示操作するシステム(光学式ポインティングシス
テムの第4実施例)を例示する斜視図である。
【図11】複数人で指示操作するシステム(光学式ポイ
ンティングシステムの第5実施例)を例示する斜視図で
ある。
【図12】指示器の第4実施例を示す図である。
【図13】図12の指示器の構成例を詳細に示す図であ
る。
【図14】図12の指示器を使用したときのポインティ
ングの動作原理図である。
【図15】指示器の第5実施例を示す図である。
【図16】指示器の第6実施例を示す図である。
【図17】図16の指示器の要部を概略的に示す図であ
る。
【図18】指示器の第7実施例を示す図である。
【図19】図18の指示器100の要部を概略的に示す
図である。
【図20】本発明の光学式ポインティングシステムの第
6実施例を示す図である。
【図21】図20中の光源を示す図である。
【図22】図20中の指示器の構造を示す図である。
【図23】光源装置の第1の変形例を示す図である。
【図24】光源装置の第2の変形例を示す図である。
【図25】光源装置の第3の変形例を示す図である。
【図26】本発明の光学式ポインティングシステムの第
7実施例を示す図である。
【図27】本発明の光学式ポインティングシステムの第
8実施例を示す図である。
【図28】本発明の光学式ポインティングシステムの第
9実施例を示す図である。
【図29】本発明の光学式ポインティングシステムの第
10実施例を示す図である。
【図30】図29中の指示器(指示器の第8実施例)を
示す図である。
【図31】光学式ポインティングシステムの第11実施
例を示す図である。
【図32】光学式ポインティングシステムの第12実施
例を示す図である。
【図33】指示器の第9実施例を示す図である。
【図34】図33の指示器内部の回路構成を示す図であ
る。
【図35】図34中、MPU238の動作のフローチャ
ートである。
【図36】指示器の第10実施例を示す図である。
【図37】図36の指示器内部の回路構成を示す図であ
る。
【図38】図37中のMPU238の動作のフローチャ
ートである。
【図39】指示器の第11実施例を示す図である。
【図40】図39の指示器内部の回路構成を示す図であ
る。
【図41】図39中のMPU238の動作のフローチャ
ートである。
【図42】図41に続くフローチャートである。
【図43】図39の指示器の動作を説明するための図で
ある。
【図44】指示器の第12実施例を示す図である。
【図45】図44の指示器内部の回路構成を示す図であ
る。
【図46】図45中のMPU238の動作のフローチャ
ートである。
【図47】図46に続くフローチャートである。
【図48】従来の光学式ポインティングシステムの1の
例を示す図である。
【図49】従来の光学式ポインティングシステムの別の
例を示す図である。
【図50】従来の光学式ポインティングシステムの更に
別の例を示す図である。
【符号の説明】
10 指示者 50,110,170,180,190,210,22
0 光学式ポインティングシステム 51,70,80,90,100,120,193,2
22,230,250指示器 51a,131,199 軸 51b 窪み 51c スイッチ 52 表示画面 53 計算機 54 表示装置 55,55A,133 位置 56,56A ポイント・マーク 57 発光素子 58,82,91,101,195,231,251
ケーシング 59 演算増幅器 60 A/Dコンバータ 61,132,239 インターフェース回路 62 受光素子 63 透明板 64 アーム 65 不透明板 66 縮小領域 71,81,92,102,197,223,237
アパーチャマスク 72,83,196 孔 73,73a〜73d,93,103,198,22
4,234,271 光電変換素子 74 重心 94a,94b 104a,104b スリット 95a,95b,105a,105b,123,124
直線状光電変換素子 111,140,150,160 光源装置 112 コーナ部 113 電源 114 本体 115 白熱灯 116 フィルタ 117 赤外光 118 作業空間 121 十字状のスリット 125 十字状のパターン 126-1,126-2 I/V変換回路 127-1,127-2 増幅回路 128 アナログスイッチ 129 A/Dコンバータ 130 MPU 134 D/Aコンバータ 141,161 無指向性のLED 142 円柱状凸レンズ 143 焦点 151 レンズ付きLED 152 レンズ 153 円柱状凹レンズ 154,204,213 光線 162 円筒状の凹面反射鏡 171,181 赤外光スポット 191,212,221 光源 192 天井 194 グリップ 200 反射鏡 201 マーク 202,203 矢印 211 床 225 光 232 赤外透過(可視光カット)フィルタ 235,272 電流/電圧変換回路 236 演算回路 237,273 A/D変換回路 238 MPU 245 ポイントマーク移動/固定切換え釦 252 下面 253 上面 254〜257 カーソル位置指定釦 258,259 クリック釦 274 天井の蛍光灯
フロントページの続き (72)発明者 中沢 文彦 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 三浦 道雄 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 外處 泰之 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 栗村 直 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指示器(51)、平面状又は立体状の表
    示画面(52),計算機(53)及び表示装置(54)
    から構成され、指示者(10)が指示器(51)により
    表示画面(52)上の位置(55)を指示すると、計算
    機(53)で対応する位置(55)を計算して、表示装
    置(54)で表示画面(52)上の位置(55)にポイ
    ント・マーク(56)を表示し、これにより指示者(1
    0)あるいは他者がその位置を確認できるシステムにお
    いて、 前記の指示器(51)には、表示画面(52)上あるい
    はその近傍に設けた単数又は複数の発光素子(57)か
    らの光を光電変換素子(51f)上に集光する集光光学
    系(51g)を有し、光電変換素子(51f)の出力信
    号から、指示器(51)の軸(51a)の方向を算出し
    て出力する処理手段を有し、その軸方向に対応する位置
    (55)に、前記表示装置(54)により少なくともポ
    イント・マーク(56)を表示させる計算機(53)を
    備えていることを特徴とする光学式ポインティングシス
    テム。
  2. 【請求項2】 表示画面(52)側に設けた複数の発光
    素子(57)が順次発光し、同時に2つ以上発光するこ
    とのないように制御する計算機(53)を有することを
    特徴とする請求項1記載の光学式ポインティングシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 指示器(120)、平面状又は立体状の
    表示画面(52)、計算機(53)及び表示装置(5
    4)から構成され、指示者(10)が指示器(120)
    により表示画面(52)上の位置(55)を指示する
    と、計算機(53)で対応する位置(55)を計算し
    て、表示装置(54)で表示画面(52)上の位置(5
    5)にポイント・マーク(56)を表示し、これにより
    指示者(10)あるいは他者がその位置を確認できるシ
    ステムにおいて、 上記計算機(53)により制御されず独立に発光する光
    源(111)を有し、 上記指示器(120)は、上記独立の光源(111)よ
    りの光を受光して信号を出力する光電変換素子(12
    3,124)と、該光電変換素子の出力信号の変化を上
    記指示器(120)の動きに換算して上記計算機(5
    3)に出力する処理手段(127-1,127-2,12
    8,129,130,134)とを有する構成としたこ
    とを特徴とする光学式ポインティングシステム。
  4. 【請求項4】 請求項3の光源は、作業空間内の光量よ
    り好ましくは10倍以上の光量を放射する構成としたこ
    とを特徴とする光学式ポインティングシステム。
  5. 【請求項5】 請求項3の光源は、白熱灯(115)
    と、可視光を吸収し、赤外線を透過させるフィルタ(1
    16)とよりなる構成としたことを特徴とする光学式ポ
    インティングシステム。
  6. 【請求項6】 請求項3の光源は、垂直方向の拡がり角
    度(α)が小さく、水平方向の拡がり角度(β)が大き
    い指向性を有する構成としたことを特徴とする光学式ポ
    インティングシステム。
  7. 【請求項7】 請求項3の光源は、表示画面を投射する
    光学系によって又は独立に投射する光学系によって形成
    された光スポット(171,181)である構成とした
    ことを特徴とする光学式ポインティングシステム。
  8. 【請求項8】 請求項3の光源は、表示画面(52)自
    体である構成としたことを特徴とする光学式ポインティ
    ングシステム。
  9. 【請求項9】 請求項3の指示器の処理手段は、光電変
    換素子よりの出力信号のレベルを一定に保つ手段(12
    7-1,127-2,134)を有する構成としたことを特
    徴とする光学式ポインティングシステム。
  10. 【請求項10】 指示位置(55)に対する処理内容を
    指示する単数あるいは複数のスイッチ(51c)を指示
    器(51)に備えたことを特徴とする請求項1又は3記
    載の光学式ポインティングシステム。
  11. 【請求項11】 指示器(51)のスイッチ(51c)
    の操作によって、又は計算機(53)側からの位置指示
    要求があったときのみ、表示画面(52)側の発光素子
    (57)を発光させるように制御する計算機(53)を
    備えていることを特徴とする請求項1記載の光学式ポイ
    ンティングシステム。
  12. 【請求項12】 指示器(51)を移動させても、ポイ
    ント・マーク(56)が移動しないように、または指示
    器(51)の移動に伴ってポイント・マーク(56)も
    移動するように切り換えるポイント・マーク移動/固定
    切換え手段(51c,245)を指示器(51)に備え
    ていることを特徴とする請求項1又は3記載の光学式ポ
    インティングシステム。
  13. 【請求項13】 指示器(51)の外面に、指示者の指
    の位置が一義的に決まる窪み(51b)又は突起などか
    らなる位置決め手段を備えたことを特徴とする請求項1
    又は3記載の光学式ポインティングシステム。
  14. 【請求項14】 前記の指示器(51)における集光光
    学系(51g)と光電変換素子(51fp)との位置関
    係、又は集光光学系(51g)の焦点距離を変化できる
    構成となっていることを特徴とする請求項1又は3記載
    の光学式ポインティングシステム。
  15. 【請求項15】 表示画面(52)の近傍に設けた受光
    素子(62)を前記の計算機(53)に接続し、該受光
    素子(62)に指示方向情報もしくは処理情報又は両情
    報を含む光を送出する発光素子(51d)を指示器(5
    1)に備えていることを特徴とする請求項1記載の光学
    式ポインティングシステム。
  16. 【請求項16】 指示器(51)のタッチスイッチ(5
    1t)を当接して図等の軌跡を描くための透明又は不透
    明な板を、指示器(51)とは独立して設けたことを特
    徴とする請求項1記載の光学式ポインティングシステ
    ム。
  17. 【請求項17】 指示器(51)の軸(51a)を向け
    て指示操作する領域とポイント・マーク(56)が表示
    される領域とを、拡大/縮小、又は拡大/縮小かつ平行
    移動の関係で対応付けるように制御する計算機(53)
    を備えていることを特徴とする請求項1又は3記載の光
    学式ポインティングシステム。
  18. 【請求項18】 一つの表示画面(52)に対し複数の
    指示器(51a),(51b)…を用いるシステムにお
    いて、各指示器(51a),(51b)…ごとに、表示
    画面(52)上のポイント・マークの形状を変えたこと
    を特徴とする請求項1又は3記載の光学式ポインティン
    グシステム。
  19. 【請求項19】 請求項1又は3の指示器(70)は、
    ケーシング(68)内に装着された光が入射した位置の
    XY座標を検出可能な平面状の光電変換素子(73)と
    該光電変換素子(73)の前方に配設され周縁部が該ケ
    ーシング(58)によって支承されてなるアパーチャマ
    スク(71)を有し、表示画面(52)又は該表示画面
    (52)の近傍から出射された光が該アパーチャマスク
    (71)に設けられた孔(72)を通過し、空間を経由
    して該光電変換素子(73)に入射するよう構成されて
    なることを特徴とする光学式ポインティングシステム。
  20. 【請求項20】 光電変換素子(73)の前方に配設さ
    れてなるアパーチャマスク(71)が回転自在にケーシ
    ング(58)に装着され、該アパーチャマスク(71)
    の回転中心から外れた位置に孔(72)を設けた請求項
    19の光学式ポインティングシステム。
  21. 【請求項21】 孔(72)に代えてアパーチャマスク
    (92)に中心線又は該中心線の延長が交差する二つの
    スリット(94a,94b,104a,104b)を設
    け、且つ、入射位置のXY座標を検出可能な平面状の光
    電変換素子(73)に代えて2個の直線状光電変換素子
    (95a,95b)を、それぞれ該スリット(94a,
    94b,104a,104b)と交差するようケーシン
    グ(91,101)に装着してなる請求項19の光学式
    ポインティングシステム。
  22. 【請求項22】 請求項1又は3の指示器は、表示画面
    の方向を向けている状態において、表示画面の方向とは
    異なる方向に配されている光源よりの光を光電変換素子
    に導く手段を有する構成としたことを特徴とする光学式
    ポインティングシステム。
  23. 【請求項23】 請求項1又は3の指示器(70)は、
    指示器を移動させても、ポイント・マーク(56)が移
    動しないように、又は指示器の移動に伴ってポイント・
    マークも移動するように切り換えるポイント・マーク移
    動/固定切換え手段(245)と、 表示画面上のポイント・マーク位置に固有の処理命令を
    計算機に指示する単数あるいは複数の命令指示手段(2
    58,259)とを有することを特徴とする光学式ポイ
    ンティングシステム。
  24. 【請求項24】 請求項1又は3の指示器(70)は、
    指示器を移動させても、ポイント・マーク(56)が移
    動しないように、又は指示器の移動に伴ってポイント・
    マークも移動するように切り換えるポイント・マーク移
    動/固定切換え手段(245)と、 表示画面上のポイント・マーク位置に固有の処理命令を
    計算機に指示する単数あるいは複数の命令指示手段(2
    58,259)と、 表示画面上のポイント・マーク位置に関係なく特定の処
    理命令を計算機に指示する単数あるいは複数の命令指示
    手段(254〜257)を有する構成としたことを特徴
    とする光学式ポインティングシステム。
  25. 【請求項25】 請求項23又は24において、 該ポイント・マーク移動/固定切換え手段(245)
    を、指示器の一の面(252)に有し、 該計算機に特定処理を命令指示する複数の命令指示手段
    (254〜259)を、指示器の上記一の面(252)
    とは異なる面(253)に有する構成としたことを特徴
    とする光学式ポインティングシステム。
  26. 【請求項26】 請求項1又は3の指示器は、 外乱光の強さの変化を検知する手段(271,234)
    と、該外乱光の強さの変化が所定値を越えている期間
    は、上記処理手段が動作を行わないようにする禁止手段
    とを有する構成としたことを特徴とする光学式ポインテ
    ィングシステム。
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