JPH0630880B2 - シート材料穿孔装置 - Google Patents
シート材料穿孔装置Info
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- JPH0630880B2 JPH0630880B2 JP63098023A JP9802388A JPH0630880B2 JP H0630880 B2 JPH0630880 B2 JP H0630880B2 JP 63098023 A JP63098023 A JP 63098023A JP 9802388 A JP9802388 A JP 9802388A JP H0630880 B2 JPH0630880 B2 JP H0630880B2
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、例えば衣料又は室内装飾業において用いられ
る可撓性織物又はプラスチック材料のような、シート材
料に穿孔する装置に関する。より詳しくは、ドリル及び
シート材料が相対的に移動されシート材料の種々の位置
で穿孔することを許す自動制御機械において用いるため
の穿孔装置（drilling apparatus）に関する。
る可撓性織物又はプラスチック材料のような、シート材
料に穿孔する装置に関する。より詳しくは、ドリル及び
シート材料が相対的に移動されシート材料の種々の位置
で穿孔することを許す自動制御機械において用いるため
の穿孔装置（drilling apparatus）に関する。
限定的ではないが、本発明の穿孔装置は、以下に記述さ
れるように、米国特許出願第０６／８６１，１４８号
「シート材料切断用のカッターヘッド及びナイフ」に示
されるような、布材料又はその他のシート材料の自動切
断機械と協働して用いられるとき特に有用である。この
米国特許出願においては、穿孔装置が支持面に広げられ
た１枚のシート材料又はシート材料の積重体上の２つの
座標軸方向において可動の作業キャリッジに取り付けら
れ、作業キャリッジが型片を生産する切断線に沿ってシ
ート材料を切断するカッターを支持し、該型片が引き続
いて衣料又はその他の物品を作るために用いられる。穿
孔装置は、シート材料にマーク付けの個をあける等の目
的でカッターと共に用いられる。
れるように、米国特許出願第０６／８６１，１４８号
「シート材料切断用のカッターヘッド及びナイフ」に示
されるような、布材料又はその他のシート材料の自動切
断機械と協働して用いられるとき特に有用である。この
米国特許出願においては、穿孔装置が支持面に広げられ
た１枚のシート材料又はシート材料の積重体上の２つの
座標軸方向において可動の作業キャリッジに取り付けら
れ、作業キャリッジが型片を生産する切断線に沿ってシ
ート材料を切断するカッターを支持し、該型片が引き続
いて衣料又はその他の物品を作るために用いられる。穿
孔装置は、シート材料にマーク付けの個をあける等の目
的でカッターと共に用いられる。
（従来の技術及び解決しようとする課題） 問題とする一般的な型式の穿孔装置は、米国特許第３，
７３０，６３４号に示され、それに開示されるように、
穿孔装置は鋭利にされた自由な下端を有する細長い中空
のドリルを含む。穿孔作業において、ドリルは、その中
心軸線の回りに回転され、且つシート材料を通って下方
へ動かされ、ドリルの鋭利にされた縁がシート材料を栓
又は細片の形で切り離し、それらがドリルの中心のボア
に入る。切断縁の内方に向かってドリルのボアは広くさ
れ、切り離されたシート材料が切断縁から僅かの距離だ
け通過するとそれがボアの拡大された区域に入り、そこ
においてボアの壁との緊密な接触を失い、それによりそ
れが自由に横方向のポートの方へそして該ポートを通っ
て移動することを許す。
７３０，６３４号に示され、それに開示されるように、
穿孔装置は鋭利にされた自由な下端を有する細長い中空
のドリルを含む。穿孔作業において、ドリルは、その中
心軸線の回りに回転され、且つシート材料を通って下方
へ動かされ、ドリルの鋭利にされた縁がシート材料を栓
又は細片の形で切り離し、それらがドリルの中心のボア
に入る。切断縁の内方に向かってドリルのボアは広くさ
れ、切り離されたシート材料が切断縁から僅かの距離だ
け通過するとそれがボアの拡大された区域に入り、そこ
においてボアの壁との緊密な接触を失い、それによりそ
れが自由に横方向のポートの方へそして該ポートを通っ
て移動することを許す。
米国特許第３，７３０，６３４号に記載のドリルの型式
は、幾つかの短所を有する。これらの短所の内に、切断
縁の内方に向かってドリルのボアが広くされることがあ
り、これによりドリルが、シート材料にあけられる孔の
直径よりかなり大きな最大外径を与える比較的厚い壁又
は球根状の外方輪郭のいずれかを有することが必要とさ
れ、ドリルがシート材料を貫通することを困難にする。
そのような困難は、堅固に織られた織物又はプラスチッ
クのような密度の高い材料の穿孔の場合に、特に著し
い。別の短所は、ドリルの製造が比較的高価であり、ド
リルがボアの広くされた部分に達し寸法が合わなくなる
前に研磨によって短くできる量が僅かである故に、ドリ
ルが比較的制限された使用寿命を有することである。
は、幾つかの短所を有する。これらの短所の内に、切断
縁の内方に向かってドリルのボアが広くされることがあ
り、これによりドリルが、シート材料にあけられる孔の
直径よりかなり大きな最大外径を与える比較的厚い壁又
は球根状の外方輪郭のいずれかを有することが必要とさ
れ、ドリルがシート材料を貫通することを困難にする。
そのような困難は、堅固に織られた織物又はプラスチッ
クのような密度の高い材料の穿孔の場合に、特に著し
い。別の短所は、ドリルの製造が比較的高価であり、ド
リルがボアの広くされた部分に達し寸法が合わなくなる
前に研磨によって短くできる量が僅かである故に、ドリ
ルが比較的制限された使用寿命を有することである。
本発明の目的は、それ故、ドリルを用いる前述の性質の
シート材料穿孔装置にして、製造が容易且つ安易なドリ
ルを用い、ドリルがあけられるべき穴の直径よりも単に
僅かに大きい最大外径を有し、加工材料を容易に通過で
きるものである穿孔装置を提供することである。
シート材料穿孔装置にして、製造が容易且つ安易なドリ
ルを用い、ドリルがあけられるべき穴の直径よりも単に
僅かに大きい最大外径を有し、加工材料を容易に通過で
きるものである穿孔装置を提供することである。
本発明の別の目的は、各穿孔作業の後にドリルのボアか
ら切り離された材料を強制的に押し出し又は清掃し、ド
リルがボアの詰まりにより使用できなくなることを防ぐ
手段を含む穿孔装置を提供することである。
ら切り離された材料を強制的に押し出し又は清掃し、ド
リルがボアの詰まりにより使用できなくなることを防ぐ
手段を含む穿孔装置を提供することである。
本発明の更に別の目的は、前述の性質の穿孔装置にし
て、比較的軽量であるが強力であり、例えば前記の米国
特許出願第０６／８６１，１４８号に示される型式の高
速のシート材料切断カッターの作業キャリッジに取り付
けるのに適する穿孔装置を提供することである。
て、比較的軽量であるが強力であり、例えば前記の米国
特許出願第０６／８６１，１４８号に示される型式の高
速のシート材料切断カッターの作業キャリッジに取り付
けるのに適する穿孔装置を提供することである。
本発明の更に別の目的は、ドリルを回転させる圧力流体
モータ、ドリルを加工材料に穿孔関係において運動させ
る圧力流体アクチュエータを有し、該モータ及びアクチ
ュエータが共通の圧力流体供給ラインから穿孔作業の始
め及び穿孔作業の間に同時に付勢されるものである穿孔
装置を提供することである。
モータ、ドリルを加工材料に穿孔関係において運動させ
る圧力流体アクチュエータを有し、該モータ及びアクチ
ュエータが共通の圧力流体供給ラインから穿孔作業の始
め及び穿孔作業の間に同時に付勢されるものである穿孔
装置を提供することである。
本発明のその他の目的及び利点は、実施例の説明、添付
の図面及び特許請求の範囲から明らかにされるであろ
う。
の図面及び特許請求の範囲から明らかにされるであろ
う。
（発明の説明） 本発明は、シート材料の穿孔装置に存する。本発明の穿
孔装置においては、加工されるシート材料が、作業キャ
リッジと協働する支持手段、例えばテーブル、によって
支持され、作業キャリッジがシート材料に対して移動可
能であり、作業キャリッジに担持される１又は複数の工
具がシート材料の異なる位置及び異なる線に沿って移動
され得る。作業キャリッジにベースフレームが固着され
る。サブフレームが、ベースフレームに取り付けられ、
支持されたシート材料の露出面（exposed surface）に
向かう方向及び露出面から離れる方向に運動される。サ
ブフレームは、ドリル及びドリルをドリルの中心軸線の
回りに回転させるモータを担持する。モータの出力軸の
軸線は、好ましくはドリルの中心軸線から離隔され且つ
ドリルの中心軸線に平行にされる。ドリルは、支持され
たシート材料の露出面に面する自由端、及びシート材料
に対して自由端よりより隔離して位置される支持端を有
する。ドリルの中心軸は、シート材料の露出面にほぼ垂
直方向に配列される。ストリッパロッド（stripper ro
d；剥ぎ取り棒）がドリルのボア内にゆるい（loosely）
状態で延び、シート材料の露出面から離隔した自由端を
有する。ストリッパロッドの他端は、ドリルの支持端を
越えて外方に位置されそしてベースフレームに固着さ
れ、サブフレームがベースフレームに対して運動すると
き、ドリルがドリルの中心軸の回りに及びストリッパロ
ッドに対して回転する間に及び回転するに拘わらず、ス
トリッパロッドがドリルのボア内において摺動する。切
断作業において、サブフレームは、最初に引き込み位置
から伸長位置へ移動され、その間にドリルの切断縁が支
持されたシート材料を貫通して運動しシート材料の一部
分を切り離し、切り離されたシート材料がドリルのボア
内に入る。その後、サブフレームは伸長位置から引き込
み位置へ移動され、この移動の間に、ドリルはシート材
料から離隔され、ドリル及び切り離された材料をあけら
れた穴の後方に置き、次にストリッパロッドが切り離さ
れた材料に係合しそれをドリルのボアの外へ押し出し、
ドリルのボアを次の穿孔作業のために清掃する。
孔装置においては、加工されるシート材料が、作業キャ
リッジと協働する支持手段、例えばテーブル、によって
支持され、作業キャリッジがシート材料に対して移動可
能であり、作業キャリッジに担持される１又は複数の工
具がシート材料の異なる位置及び異なる線に沿って移動
され得る。作業キャリッジにベースフレームが固着され
る。サブフレームが、ベースフレームに取り付けられ、
支持されたシート材料の露出面（exposed surface）に
向かう方向及び露出面から離れる方向に運動される。サ
ブフレームは、ドリル及びドリルをドリルの中心軸線の
回りに回転させるモータを担持する。モータの出力軸の
軸線は、好ましくはドリルの中心軸線から離隔され且つ
ドリルの中心軸線に平行にされる。ドリルは、支持され
たシート材料の露出面に面する自由端、及びシート材料
に対して自由端よりより隔離して位置される支持端を有
する。ドリルの中心軸は、シート材料の露出面にほぼ垂
直方向に配列される。ストリッパロッド（stripper ro
d；剥ぎ取り棒）がドリルのボア内にゆるい（loosely）
状態で延び、シート材料の露出面から離隔した自由端を
有する。ストリッパロッドの他端は、ドリルの支持端を
越えて外方に位置されそしてベースフレームに固着さ
れ、サブフレームがベースフレームに対して運動すると
き、ドリルがドリルの中心軸の回りに及びストリッパロ
ッドに対して回転する間に及び回転するに拘わらず、ス
トリッパロッドがドリルのボア内において摺動する。切
断作業において、サブフレームは、最初に引き込み位置
から伸長位置へ移動され、その間にドリルの切断縁が支
持されたシート材料を貫通して運動しシート材料の一部
分を切り離し、切り離されたシート材料がドリルのボア
内に入る。その後、サブフレームは伸長位置から引き込
み位置へ移動され、この移動の間に、ドリルはシート材
料から離隔され、ドリル及び切り離された材料をあけら
れた穴の後方に置き、次にストリッパロッドが切り離さ
れた材料に係合しそれをドリルのボアの外へ押し出し、
ドリルのボアを次の穿孔作業のために清掃する。
（実施例） 本発明の穿孔装置は、種々の異なる用途において有用で
あり、協働する支持手段によって支持されるシート材料
の露出面に対して可動であるキャリッジ又はフレームに
取り付けられる。本発明の穿孔装置は、孔があけられる
べき露出面上の異なる位置へ動き得る。第１図は、模範
的な用途を示し、一般的に８で示される穿孔装置は、布
材料の切断機械１０の一部分である。切断機械１０は、
穿孔装置８と共に作業キャリッジ１４に取り付けられる
切断ヘッド１２を有する。切断機械１０は、加えて、主
要な構成要素として、切断テーブル１６及び数値制御装
置１８を含む。好ましくは、切断テーブル１６は、切断
されるシート材料を所定の位置に保持し且つ体積を小さ
くするために、切断テーブルと協働する真空装置を有す
る。そのような真空装置は、１９８５年５月２２日出願
の米国特許願第７３６，８３９号に示されるものと同様
なもので良いが、本発明には必須の要件ではなく、第１
図においては明瞭にするため省略されている。
あり、協働する支持手段によって支持されるシート材料
の露出面に対して可動であるキャリッジ又はフレームに
取り付けられる。本発明の穿孔装置は、孔があけられる
べき露出面上の異なる位置へ動き得る。第１図は、模範
的な用途を示し、一般的に８で示される穿孔装置は、布
材料の切断機械１０の一部分である。切断機械１０は、
穿孔装置８と共に作業キャリッジ１４に取り付けられる
切断ヘッド１２を有する。切断機械１０は、加えて、主
要な構成要素として、切断テーブル１６及び数値制御装
置１８を含む。好ましくは、切断テーブル１６は、切断
されるシート材料を所定の位置に保持し且つ体積を小さ
くするために、切断テーブルと協働する真空装置を有す
る。そのような真空装置は、１９８５年５月２２日出願
の米国特許願第７３６，８３９号に示されるものと同様
なもので良いが、本発明には必須の要件ではなく、第１
図においては明瞭にするため省略されている。
切断テーブル１６は、細長い長方形の水平上向きの作業
用の支持面２０を有する。支持面２０は、切断されるべ
きシート材料を広げられた状態において支持する手段と
して働く。第１図において、切断されるべき材料は、広
げられたシート材料の少数の層から成る低い積重体２２
として示される。切断機械１０は、特に積重体２２で示
されるような低い積重体の切断、又は単一のシート材料
であってそれ自身の上に折られて２層を作るシート材料
の切断（そのような切断は「折りたたみ切断」として参
照される）に適する低価格、軽量、高速の切断機械であ
ることが意図される。しかしながら、本発明の穿孔装置
は、低い積重体又は単一層若しくは２重層の切断に限定
されず、任意の高さの層又は任意の数の層の切断のため
の装置に組み込まれ得る。
用の支持面２０を有する。支持面２０は、切断されるべ
きシート材料を広げられた状態において支持する手段と
して働く。第１図において、切断されるべき材料は、広
げられたシート材料の少数の層から成る低い積重体２２
として示される。切断機械１０は、特に積重体２２で示
されるような低い積重体の切断、又は単一のシート材料
であってそれ自身の上に折られて２層を作るシート材料
の切断（そのような切断は「折りたたみ切断」として参
照される）に適する低価格、軽量、高速の切断機械であ
ることが意図される。しかしながら、本発明の穿孔装置
は、低い積重体又は単一層若しくは２重層の切断に限定
されず、任意の高さの層又は任意の数の層の切断のため
の装置に組み込まれ得る。
切断テーブル１６の支持面２０を形成する材料は、広く
変えられ得るが、どのような場合でも、その材料は穿孔
装置８のドリル及び切断ヘッドの切断刃が穿孔作業及び
切断作業の間にその材料の中へ貫入することを許す材料
である。好ましくは、支持面２０は、前述の米国特許出
願第７３６，８３９号におけるように、垂直方向に延び
る剛毛を備える、多数の剛毛要素又は連続する剛毛ベッ
ドを一緒に形成するに適する剛毛ブロックによって形成
される。しかしながら、支持面２０を形成するベッドの
特別な構造は、本発明において重要ではなく必要でない
故に、詳細には説明されない。
変えられ得るが、どのような場合でも、その材料は穿孔
装置８のドリル及び切断ヘッドの切断刃が穿孔作業及び
切断作業の間にその材料の中へ貫入することを許す材料
である。好ましくは、支持面２０は、前述の米国特許出
願第７３６，８３９号におけるように、垂直方向に延び
る剛毛を備える、多数の剛毛要素又は連続する剛毛ベッ
ドを一緒に形成するに適する剛毛ブロックによって形成
される。しかしながら、支持面２０を形成するベッドの
特別な構造は、本発明において重要ではなく必要でない
故に、詳細には説明されない。
作業用のキャリッジ１４は、支持面２０の上方の一定の
高さにおいて、Ｘキャリッジ２４上に２個のガイド棒２
６、２６によって支持され、図示のＹ座標方向に移動す
る。キャリッジ１４のＹ座標方向の移動は、キャリッジ
１４に結合され且つキャリッジ２４の両端のプーリ上を
通過する駆動ベルト２８によってなされる。キャリッジ
２４の両端のプーリの１個は、キャリッジ２４に取り付
けられるサービスモジュール３０に含まれるモータによ
って動力を供給される。そのモータは数値制御装置１８
によって制御される。Ｘキャリッジ２４は、Ｘキャリッ
ジ２４の両端の各々において切断テーブル１６に対して
移動するため、協働する切断テーブル１６の側縁に沿っ
て延びる結合されたガイドレール及びラック３２によっ
て案内される。Ｘキャリッジ２４は、ラック３２に係合
するピニオン（図示されない）をその両端に有する。そ
のピニオンは、制御装置１８によって制御されるサービ
スモジュール３０内の別のモータによって動力を供給さ
れる。かくして、Ｘ座標方向におけるＸキャリッジ２４
及びＹ座標方向における作業キャリッジ１４の結合され
た移動によって、作業キャリッジ１４は、積重体２２の
露出面３４上をその露出面からほぼ一定の高さにおいて
可動であり、穿孔装置８は、露出面に対して任意の位置
へ移動され得ることができ、そして切断ヘッド１２は、
露出面上の任意の切断線に追従することができる。その
ような切断線は３６で示され、積重体２２から切断され
た型片の積み重ねが３８で指示される。穿孔装置８によ
って積重体２２にあけられた孔は、４０、４０で示され
る。
高さにおいて、Ｘキャリッジ２４上に２個のガイド棒２
６、２６によって支持され、図示のＹ座標方向に移動す
る。キャリッジ１４のＹ座標方向の移動は、キャリッジ
１４に結合され且つキャリッジ２４の両端のプーリ上を
通過する駆動ベルト２８によってなされる。キャリッジ
２４の両端のプーリの１個は、キャリッジ２４に取り付
けられるサービスモジュール３０に含まれるモータによ
って動力を供給される。そのモータは数値制御装置１８
によって制御される。Ｘキャリッジ２４は、Ｘキャリッ
ジ２４の両端の各々において切断テーブル１６に対して
移動するため、協働する切断テーブル１６の側縁に沿っ
て延びる結合されたガイドレール及びラック３２によっ
て案内される。Ｘキャリッジ２４は、ラック３２に係合
するピニオン（図示されない）をその両端に有する。そ
のピニオンは、制御装置１８によって制御されるサービ
スモジュール３０内の別のモータによって動力を供給さ
れる。かくして、Ｘ座標方向におけるＸキャリッジ２４
及びＹ座標方向における作業キャリッジ１４の結合され
た移動によって、作業キャリッジ１４は、積重体２２の
露出面３４上をその露出面からほぼ一定の高さにおいて
可動であり、穿孔装置８は、露出面に対して任意の位置
へ移動され得ることができ、そして切断ヘッド１２は、
露出面上の任意の切断線に追従することができる。その
ような切断線は３６で示され、積重体２２から切断され
た型片の積み重ねが３８で指示される。穿孔装置８によ
って積重体２２にあけられた孔は、４０、４０で示され
る。
本発明は、第１に穿孔装置８の構造にあり、とりわけ、
作業キャリッジ組立体１４の一部分である穿孔装置８
が、比較的小重量を有するように作られ、作業キャリッ
ジ１４が適当な寸法のモータによって急加速及び急減速
されることを可能にする。穿孔装置は、強力で頑丈で詰
まりのない性質を有し、過度の抵抗なく加工材料中に挿
入される輪郭を有し、比較的密な又は堅く織られた材料
であっても満足な孔を急速にあけることを可能にする。
作業キャリッジ組立体１４の一部分である穿孔装置８
が、比較的小重量を有するように作られ、作業キャリッ
ジ１４が適当な寸法のモータによって急加速及び急減速
されることを可能にする。穿孔装置は、強力で頑丈で詰
まりのない性質を有し、過度の抵抗なく加工材料中に挿
入される輪郭を有し、比較的密な又は堅く織られた材料
であっても満足な孔を急速にあけることを可能にする。
穿孔装置８の構造の理解のために、最初に第２図、第３
図及び第４図が参照される。これらの図面に見られるよ
うに、穿孔装置８は、多数のねじ４４によって作業キャ
リッジ１４に固定されたベースフレーム４２を含む。作
業キャリッジ１４は、支持面２０に対して垂直に固定さ
れ、それ故ベースフレーム４２は、作業キャリッジ１４
及びベースフレーム４２が積重体２２の露出面３４に対
して異なる位置へ移動されるとき、積重体２２の露出面
３４の上方にほぼ一定の高さにおいて保持される。ベー
スフレーム４２に連結してサブフレーム４６が支持さ
れ、ベースフレーム４２に対して垂直方向に又は支持面
２０上に支持されるシート材料の露出面３４に垂直に移
動される。サブフレーム４６を、第２図及び第３図の実
線によって示される上昇された又は引き込められた位置
と、第７図の実線及び第２図の破線によって示される下
降された又は伸長された位置の間において移動させ駆動
する手段が、同様に具備される。サブフレーム４６の支
持及び駆動手段は、本発明の特徴から離れることなく変
えられ得るが、好ましくはそして本発明の１つの特徴に
よれば、支持及び駆動機能は、複動非回転圧力流体アク
チュエータ４８の使用を介して本質的に結合される。ア
クチュエータ４８は、空気圧的又は液圧流体的のいずれ
で付勢されるものであっても良いが、好ましくはＢＩＭ
ＢＡアクチュエータ（BIMBA actuator model Flat-II t
ype FT、商品名）のような、空気圧アクチュエータであ
る。アクチュエータ４８は、直径の拡大されたベース端
部５０、同様に直径の拡大されたヘッド端部、及び中間
のピストン担持シリンダ５４を有する。ヘッド端部５２
は、多数のねじによってベースフレーム４２に固着され
る。ねじの１個が、例えば第２図において５６で示され
る。アクチュエータ４８は、シリンダ５４内でピストン
（図示されない）に固着される２個の平行のピストンロ
ッド５８、５８を有する。ピストンロッド５８、５８
は、ヘッド端部５２を摺動して通り、ピストンロッド５
８、５８の外方端部においてアウトプット棒６０に固着
される。アウトプット棒６０は、２個のねじ６２、６２
によってサブフレーム４６に固着される。ねじ６２、６
２は、第５図に示されるように、中間のスペーサ６４を
通ってアウトプット棒６０にねじ込まれる。２個のピス
トンロッド５８、５８は、サブフレーム４６がベースフ
レーム４２に対して垂直方向直線運動を行うように非回
転に支持し且つ案内し、またサブフレーム４６の引き込
み位置と伸長位置の間におけるそのような直線運動にお
いてサブフレームを駆動する。
図及び第４図が参照される。これらの図面に見られるよ
うに、穿孔装置８は、多数のねじ４４によって作業キャ
リッジ１４に固定されたベースフレーム４２を含む。作
業キャリッジ１４は、支持面２０に対して垂直に固定さ
れ、それ故ベースフレーム４２は、作業キャリッジ１４
及びベースフレーム４２が積重体２２の露出面３４に対
して異なる位置へ移動されるとき、積重体２２の露出面
３４の上方にほぼ一定の高さにおいて保持される。ベー
スフレーム４２に連結してサブフレーム４６が支持さ
れ、ベースフレーム４２に対して垂直方向に又は支持面
２０上に支持されるシート材料の露出面３４に垂直に移
動される。サブフレーム４６を、第２図及び第３図の実
線によって示される上昇された又は引き込められた位置
と、第７図の実線及び第２図の破線によって示される下
降された又は伸長された位置の間において移動させ駆動
する手段が、同様に具備される。サブフレーム４６の支
持及び駆動手段は、本発明の特徴から離れることなく変
えられ得るが、好ましくはそして本発明の１つの特徴に
よれば、支持及び駆動機能は、複動非回転圧力流体アク
チュエータ４８の使用を介して本質的に結合される。ア
クチュエータ４８は、空気圧的又は液圧流体的のいずれ
で付勢されるものであっても良いが、好ましくはＢＩＭ
ＢＡアクチュエータ（BIMBA actuator model Flat-II t
ype FT、商品名）のような、空気圧アクチュエータであ
る。アクチュエータ４８は、直径の拡大されたベース端
部５０、同様に直径の拡大されたヘッド端部、及び中間
のピストン担持シリンダ５４を有する。ヘッド端部５２
は、多数のねじによってベースフレーム４２に固着され
る。ねじの１個が、例えば第２図において５６で示され
る。アクチュエータ４８は、シリンダ５４内でピストン
（図示されない）に固着される２個の平行のピストンロ
ッド５８、５８を有する。ピストンロッド５８、５８
は、ヘッド端部５２を摺動して通り、ピストンロッド５
８、５８の外方端部においてアウトプット棒６０に固着
される。アウトプット棒６０は、２個のねじ６２、６２
によってサブフレーム４６に固着される。ねじ６２、６
２は、第５図に示されるように、中間のスペーサ６４を
通ってアウトプット棒６０にねじ込まれる。２個のピス
トンロッド５８、５８は、サブフレーム４６がベースフ
レーム４２に対して垂直方向直線運動を行うように非回
転に支持し且つ案内し、またサブフレーム４６の引き込
み位置と伸長位置の間におけるそのような直線運動にお
いてサブフレームを駆動する。
第２図に見られるようにスピンドル６６が、サブフレー
ム４６上に支持され、ベヤリング６８、７０及び７２に
よって垂直方向の中心軸線の回りにサブフレームに対し
て回転運動され、それらのベヤリングによってサブフレ
ーム４６に対する垂直運動を抑制される。スピンドル６
６をその上端から下端へ貫通し中心軸線方向のボア７４
が延びる。歯付きプーリ７８を含むチャック７６が、ス
ピンドル６６の下端に固着される。チャック７６は、ド
リル８０の上端又は支持端を受け入れる。ドリル８０
は、止めねじ８１によってチャック７６に取り外し可能
に保持される。
ム４６上に支持され、ベヤリング６８、７０及び７２に
よって垂直方向の中心軸線の回りにサブフレームに対し
て回転運動され、それらのベヤリングによってサブフレ
ーム４６に対する垂直運動を抑制される。スピンドル６
６をその上端から下端へ貫通し中心軸線方向のボア７４
が延びる。歯付きプーリ７８を含むチャック７６が、ス
ピンドル６６の下端に固着される。チャック７６は、ド
リル８０の上端又は支持端を受け入れる。ドリル８０
は、止めねじ８１によってチャック７６に取り外し可能
に保持される。
第２図において最も良く見られるように、ドリル８０
は、ボア８２を有する単一の管状部材である。ボア８２
は、ドリルの中心の軸線に沿って延び、一定の直径であ
る。ドリル８０は、その下端を一般的に円錐面８４によ
って鋭利にされる。円錐面８４は、ボア８２の表面に交
差して環状の下向き切断縁８６を形成する。ドリル８０
は、円錐面８４を越える上方において一様な直径の外面
８８を有する。
は、ボア８２を有する単一の管状部材である。ボア８２
は、ドリルの中心の軸線に沿って延び、一定の直径であ
る。ドリル８０は、その下端を一般的に円錐面８４によ
って鋭利にされる。円錐面８４は、ボア８２の表面に交
差して環状の下向き切断縁８６を形成する。ドリル８０
は、円錐面８４を越える上方において一様な直径の外面
８８を有する。
ドリル８０を中心のボア８２がドリル８０の下端から上
端へ一杯に延び且つそしてスピンドル６６の中心のボア
７４と連通して、そのため連続孔がスピンドル６６の上
端からドリル８０の下端へ延びる。この連続孔内に摺動
可能にストリッパロッド（stripper rod：剥ぎ取り棒）
９０が配置される。ストリッパロッド９０は、スピンド
ル６６の上端を越えて上方に延び、ねじ９２によってベ
ースフレーム４２に固着される。ねじ９２は、アクチュ
エータ５４のヘッド端部５２にねじ込まれる。ストリッ
パロッド９０の上端は、ねじ９２の盲孔に受け入れられ
接着又はねじによって固着される。ストリッパロッド９
０の長さは、サブフレーム４６が、第２図に示されるよ
うに、引き込められた又は上昇された位置にあるとき、
ストリッパロッドの下端面９４がほぼ環状切断縁８６と
同じ平面に位置するような長さである。
端へ一杯に延び且つそしてスピンドル６６の中心のボア
７４と連通して、そのため連続孔がスピンドル６６の上
端からドリル８０の下端へ延びる。この連続孔内に摺動
可能にストリッパロッド（stripper rod：剥ぎ取り棒）
９０が配置される。ストリッパロッド９０は、スピンド
ル６６の上端を越えて上方に延び、ねじ９２によってベ
ースフレーム４２に固着される。ねじ９２は、アクチュ
エータ５４のヘッド端部５２にねじ込まれる。ストリッ
パロッド９０の上端は、ねじ９２の盲孔に受け入れられ
接着又はねじによって固着される。ストリッパロッド９
０の長さは、サブフレーム４６が、第２図に示されるよ
うに、引き込められた又は上昇された位置にあるとき、
ストリッパロッドの下端面９４がほぼ環状切断縁８６と
同じ平面に位置するような長さである。
第３図において最も良く見られるように、サブフレーム
４６は、また下方を向く押圧面９８を有する押圧脚９６
を担持する。押圧脚９６は、サブフレーム４６に対し垂
直に移動するように２本のロッド１００によって支持さ
れる。ロッド１００の上端は、サブフレーム４６に固定
される案内スリーブ１０２、１０２に受け入れられる。
押圧脚９６のサブフレーム４６に対する下降運動は、リ
テーナリング１０４によって制限される。リテーナリン
グ１０４は、各ロッド１００の上端によって担持され、
押圧脚９６の下降制限位置において協働する案内スリー
ブ１０２の上部に係合する。押圧脚９６は、２個のばね
１０６，１０６によってこの下降制限位置へ押圧され
る。ばね１０６、１０６の各々は、案内ロッド１００の
別々の１個の上に受けられ、押圧脚９６をサブフレーム
４６の間において作用する。好ましくは押圧脚９６は、
押圧脚９６の下降制限位置において、押圧面９８がドリ
ルの切断縁８６の下方に位置されるように位置され
る。。それ故、サブフレーム４６がその上昇された又は
引き込まれた位置からその伸長した位置へ移動されると
き、押圧脚９６の押圧面９８が最初に積重体２２の露出
面３４に係合する。その後、サブフレーム４６の連続す
る下降移動が、ばね１０６、１０６を圧縮し、ドリルの
切断縁８６が押圧脚９６を越えて下方へ移動しそして積
重体２２のシート材料と穿孔関係になることを許す。
４６は、また下方を向く押圧面９８を有する押圧脚９６
を担持する。押圧脚９６は、サブフレーム４６に対し垂
直に移動するように２本のロッド１００によって支持さ
れる。ロッド１００の上端は、サブフレーム４６に固定
される案内スリーブ１０２、１０２に受け入れられる。
押圧脚９６のサブフレーム４６に対する下降運動は、リ
テーナリング１０４によって制限される。リテーナリン
グ１０４は、各ロッド１００の上端によって担持され、
押圧脚９６の下降制限位置において協働する案内スリー
ブ１０２の上部に係合する。押圧脚９６は、２個のばね
１０６，１０６によってこの下降制限位置へ押圧され
る。ばね１０６、１０６の各々は、案内ロッド１００の
別々の１個の上に受けられ、押圧脚９６をサブフレーム
４６の間において作用する。好ましくは押圧脚９６は、
押圧脚９６の下降制限位置において、押圧面９８がドリ
ルの切断縁８６の下方に位置されるように位置され
る。。それ故、サブフレーム４６がその上昇された又は
引き込まれた位置からその伸長した位置へ移動されると
き、押圧脚９６の押圧面９８が最初に積重体２２の露出
面３４に係合する。その後、サブフレーム４６の連続す
る下降移動が、ばね１０６、１０６を圧縮し、ドリルの
切断縁８６が押圧脚９６を越えて下方へ移動しそして積
重体２２のシート材料と穿孔関係になることを許す。
サブフレーム４６がその下降位置からその上昇位置へ移
動するとき、押圧脚９６が加工すべきシート材料の積重
体２２を下方へ押さえ、一方ドリル８０はあけられた孔
から上昇される。第３図及び第４図から明らかなよう
に、ベースフレーム４２の一部分は、案内ロッド１０
０、１００の上端の上方において水平方向に延び、サブ
フレーム４６が最も上昇された位置にあるとき、案内ロ
ッドの上端は、ベースフレームの水平方向に延びる部分
に極めて接近する。それ故、穿孔されるシート材料が大
きな力でドリル８０の外側に付着し、ばね１０６、１０
６により下方へ押圧する押圧脚９６がドリルの上昇運動
の最初の部分の間に加工されるシート材料２２をドリル
から剥ぐのに充分な力がなく、それによって加工される
シート材料がドリルと共に上方へ移動される場合、サブ
フレーム４６がその移動の上限に近付くと、案内ロッド
１００、１００の上端が、ベースフレームに当たり、案
内ロッドの上昇運動を止め、アクチュエータ９８の動力
によるサブフレーム４６の引き続く上昇運動、従って、
押圧脚９６に対するドリルの上昇運動が、シート材料を
ドリルから積極的に剥ぐ。
動するとき、押圧脚９６が加工すべきシート材料の積重
体２２を下方へ押さえ、一方ドリル８０はあけられた孔
から上昇される。第３図及び第４図から明らかなよう
に、ベースフレーム４２の一部分は、案内ロッド１０
０、１００の上端の上方において水平方向に延び、サブ
フレーム４６が最も上昇された位置にあるとき、案内ロ
ッドの上端は、ベースフレームの水平方向に延びる部分
に極めて接近する。それ故、穿孔されるシート材料が大
きな力でドリル８０の外側に付着し、ばね１０６、１０
６により下方へ押圧する押圧脚９６がドリルの上昇運動
の最初の部分の間に加工されるシート材料２２をドリル
から剥ぐのに充分な力がなく、それによって加工される
シート材料がドリルと共に上方へ移動される場合、サブ
フレーム４６がその移動の上限に近付くと、案内ロッド
１００、１００の上端が、ベースフレームに当たり、案
内ロッドの上昇運動を止め、アクチュエータ９８の動力
によるサブフレーム４６の引き続く上昇運動、従って、
押圧脚９６に対するドリルの上昇運動が、シート材料を
ドリルから積極的に剥ぐ。
ストリッパロッド９０は、ベースフレーム４２に固定さ
れているので、垂直方向に静止しており、ドリル８０と
共に下方へ移動しない。従って、ドリルが積重体２２を
通って運動するとき、ドリルのボア８２の下方部分がス
トリッパロッドから自由になり、穿孔作業によって積重
体から切断され又は離されたシート材料がボア８２内へ
入ることができる。離されたシート材料とドリルのボア
８２の壁の間の摩擦抵抗により、離されたシート材料
は、次にドリルが積重体から上昇されるとき概してドリ
ルと共に上昇される。しかしながら、ドリルがドリルの
充分に上昇された位置へ近付くと、ストリッパロッドの
下端面９４がドリルのボア内の離されたシート材料に係
合し、ドリルのボアからそのシート材料を押し出し、次
の穿孔作業のためにドリルのボア８２を清掃する。
れているので、垂直方向に静止しており、ドリル８０と
共に下方へ移動しない。従って、ドリルが積重体２２を
通って運動するとき、ドリルのボア８２の下方部分がス
トリッパロッドから自由になり、穿孔作業によって積重
体から切断され又は離されたシート材料がボア８２内へ
入ることができる。離されたシート材料とドリルのボア
８２の壁の間の摩擦抵抗により、離されたシート材料
は、次にドリルが積重体から上昇されるとき概してドリ
ルと共に上昇される。しかしながら、ドリルがドリルの
充分に上昇された位置へ近付くと、ストリッパロッドの
下端面９４がドリルのボア内の離されたシート材料に係
合し、ドリルのボアからそのシート材料を押し出し、次
の穿孔作業のためにドリルのボア８２を清掃する。
ドリル８０は、穿孔作業の間に回転され、この目的のた
め、サブフレーム４６はまた垂直方向出力軸１１０を有
する圧力流体作動モータ１０８を担持する。モータ１０
８は、好ましくは空気圧作動モータであり、図面におい
てそのように描かれる。出力軸１１０の下端に歯付きプ
ーリ１１２がある。モータ１０８とドリル８０の間は歯
付き駆動ベルト１１４による機械的連結がなされる。歯
付き駆動ベルト１１４は、２個の歯付きプーリ７８及び
１１２上に掛け渡される。
め、サブフレーム４６はまた垂直方向出力軸１１０を有
する圧力流体作動モータ１０８を担持する。モータ１０
８は、好ましくは空気圧作動モータであり、図面におい
てそのように描かれる。出力軸１１０の下端に歯付きプ
ーリ１１２がある。モータ１０８とドリル８０の間は歯
付き駆動ベルト１１４による機械的連結がなされる。歯
付き駆動ベルト１１４は、２個の歯付きプーリ７８及び
１１２上に掛け渡される。
次に空気圧アクチュエータ４８及び空気圧モータ１０８
の付勢に注意が向けられる。空気圧アクチュエータ４８
はそのベース端部５０にポート１１６を有する。ポート
１１６へ圧力空気が供給され、ピストンロッド５８、５
８を伸長させ、サブフレーム４６をその上昇された位置
から下降された位置へ移動させる。同様に、別のポート
１１８が空気圧アクチュエータ４８のヘッド端部５２に
設けられる。ポート１１８へ圧力空気が供給され、ピス
トンロッド５８、５８を引き込め、サブフレーム４６を
その下降された位置から上昇された位置へ移動させる。
ポート１１６は、調整可能な流量制限弁１２２をを介し
て供給ライン１２０へ連結される。ポート１１８は、別
の調整可能な流量制限弁１２６をを介して別の供給ライ
ン１２４へ連結される。流量制限弁１２２及び１２６
は、ピストンロッドの引き込み又は伸長の速度を制御
し、且つピストンロッドの引き込み又は伸長の速度を変
えるように調整され得る。供給ライン１２０及び１２４
は、適当な制御弁（図示されない）に連結される。制御
弁は、圧力空気を適当な時間一方又は他方の供給ライン
に供給し、またラインの一方が圧力空気を供給されると
き他方のラインを大気に連通させるように作動する。
の付勢に注意が向けられる。空気圧アクチュエータ４８
はそのベース端部５０にポート１１６を有する。ポート
１１６へ圧力空気が供給され、ピストンロッド５８、５
８を伸長させ、サブフレーム４６をその上昇された位置
から下降された位置へ移動させる。同様に、別のポート
１１８が空気圧アクチュエータ４８のヘッド端部５２に
設けられる。ポート１１８へ圧力空気が供給され、ピス
トンロッド５８、５８を引き込め、サブフレーム４６を
その下降された位置から上昇された位置へ移動させる。
ポート１１６は、調整可能な流量制限弁１２２をを介し
て供給ライン１２０へ連結される。ポート１１８は、別
の調整可能な流量制限弁１２６をを介して別の供給ライ
ン１２４へ連結される。流量制限弁１２２及び１２６
は、ピストンロッドの引き込み又は伸長の速度を制御
し、且つピストンロッドの引き込み又は伸長の速度を変
えるように調整され得る。供給ライン１２０及び１２４
は、適当な制御弁（図示されない）に連結される。制御
弁は、圧力空気を適当な時間一方又は他方の供給ライン
に供給し、またラインの一方が圧力空気を供給されると
き他方のラインを大気に連通させるように作動する。
モータ１０８は、チューブ１３０によってアクチュエー
タ４８のベース端部のポート１１６と平行に供給ライン
１２０に連結される入口ポート１２８を有する。モータ
１０８は、また使用済みの空気が大気へ排出される別の
ポート（図示されない）を有する。圧力空気が供給ライ
ン１２０へ供給されると、圧力空気は、モータ１０８及
びアクチュエータ４８の両者へ同時に供給され、モータ
１０８を付勢してドリル８０の回転を生じさせ、アクチ
ュエータ４８によってサブフレーム４６をその引き込み
位置からその伸長位置へ下方向きに駆動する。従って、
圧力空気を供給ライン１２０へ供給する単一の動作が、
ドリルの回転及び積重体２２との穿孔関係へのドリルの
下向きの移動を生じる。
タ４８のベース端部のポート１１６と平行に供給ライン
１２０に連結される入口ポート１２８を有する。モータ
１０８は、また使用済みの空気が大気へ排出される別の
ポート（図示されない）を有する。圧力空気が供給ライ
ン１２０へ供給されると、圧力空気は、モータ１０８及
びアクチュエータ４８の両者へ同時に供給され、モータ
１０８を付勢してドリル８０の回転を生じさせ、アクチ
ュエータ４８によってサブフレーム４６をその引き込み
位置からその伸長位置へ下方向きに駆動する。従って、
圧力空気を供給ライン１２０へ供給する単一の動作が、
ドリルの回転及び積重体２２との穿孔関係へのドリルの
下向きの移動を生じる。
第１図は本発明を具体化した穿孔装置を含む自動布材料
切断機械の部分的透視図、第２図は引き込み又は上昇位
置にあるサブフレームを示す実線を備える第１図の機械
の穿孔装置の側面図、第３図は第２図の穿孔装置の正面
図、第４図は第２図の穿孔装置の平面図、第５図は第２
図の線５−５に沿う断面図、第６図は伸長又は下降位置
において示されるサブフレームを備える第２図と同様の
第１図の機械の穿孔装置の側面図である。 ８……穿孔装置、１０……切断機械、 １２……切断ヘッド、１４、２４……キャリッジ、 １６……切断テーブル、２０……支持面、 ２２……シート材料の積重体、３４……露出面、 ４２……ベースフレーム、４６……サブフレーム、 ４８……アクチュエータ、５８……ピストンロッド、 ６６……スピンドル、７４、８２……ボア、 ７６……チャック、７８、１１２……歯付きプーリ、 ８０……ドリル、８６……切断縁、 ９０……ストリッパロッド、９４……自由端、 ９６……押圧脚、９８……押圧面、 １００……ロッド、１０４……リテーナリング、 １０６……ばね、１０８……モータ、 １１４……歯付きベルト、 １１６、１１８、１２８……ポート、 １２０、１２４……供給ライン、 １２２、１２６……流量制御弁。
切断機械の部分的透視図、第２図は引き込み又は上昇位
置にあるサブフレームを示す実線を備える第１図の機械
の穿孔装置の側面図、第３図は第２図の穿孔装置の正面
図、第４図は第２図の穿孔装置の平面図、第５図は第２
図の線５−５に沿う断面図、第６図は伸長又は下降位置
において示されるサブフレームを備える第２図と同様の
第１図の機械の穿孔装置の側面図である。 ８……穿孔装置、１０……切断機械、 １２……切断ヘッド、１４、２４……キャリッジ、 １６……切断テーブル、２０……支持面、 ２２……シート材料の積重体、３４……露出面、 ４２……ベースフレーム、４６……サブフレーム、 ４８……アクチュエータ、５８……ピストンロッド、 ６６……スピンドル、７４、８２……ボア、 ７６……チャック、７８、１１２……歯付きプーリ、 ８０……ドリル、８６……切断縁、 ９０……ストリッパロッド、９４……自由端、 ９６……押圧脚、９８……押圧面、 １００……ロッド、１０４……リテーナリング、 １０６……ばね、１０８……モータ、 １１４……歯付きベルト、 １１６、１１８、１２８……ポート、 １２０、１２４……供給ライン、 １２２、１２６……流量制御弁。
Claims (12)
- 【請求項１】ベースフレーム、シート材料の１つの面が
露出されるようにシート材料を支持するシート材料支持
手段、ベースフレームをシート材料支持手段によって支
持されるシート材料の露出面からほぼ一定の距離だけ離
隔して保持すると共にベースフレームと該シート材料を
相対的に移動する手段、ベースフレームに支持されるサ
ブフレームであってベースフレームに対し該シート材料
の露出面にほぼ垂直方向に運動するサブフレーム、細長
いドリルであって該シート材料の近くの自由端及び自由
端よりもシート材料から離隔して位置される支持端並び
に中心軸線を有するドリル、ドリルの支持端に係合する
手段であってドリルをサブフレーム上に支持しサブフレ
ームと共にベースフレームに対し運動し該シート材料の
露出面にほぼ垂直方向に配置される中心軸線と共にドリ
ルの中心軸線の回りに回転する手段、該ドリルであって
その自由端が鋭利にされ該シート材料の露出面に面する
ほぼ環状の切断縁を有するドリル、該ドリルをその中心
軸の回りに駆動する手段、及びベースフレームに対して
サブフレームを引き込み位置と伸長位置の間で移動させ
る手段を含み、該ドリルがサブフレームの引き込み位置
において該シート材料の露出面から離隔すると共にサブ
フレームの伸長位置において該シート材料の反対側の面
を越えて位置する自由端を有し、サブフレームが引き込
み位置から伸長位置へ移動されるときドリルの切断縁が
該シート材料に孔をあけ該シート材料の切り離された部
分がドリルのボアに入るシート材料穿孔装置にして、 ストリッパロッド（90）が該ドリル（80）のボア（82）
内に配置され、ストリッパロッドがシート材料（22）の
露出面（34）に面する自由端（94）を有し、またストリ
ッパロッドがドリルの支持端の外方へ延びベースフレー
ム（42）に固定される反対端を有し、ストリッパロット
の自由端（94）が該シート材料の露出面（34）に対して
離隔して位置され、サブフレーム（46）がその伸長位置
から引き込み位置へ移動されるときストリッパロッドの
自由端が該切り離されたシート材料の部分をドリルのボ
アの外へ押し、そしてサブフレームと共に取付けられる
手段（96）がシート材料の露出面に圧力を発生し、該サ
ブフレームと共に取付けられる手段（96）がドリルから
シート材料を強制的に剥ぐためにベースフレームに衝合
的に接触する手段（100）を含むことを特徴とする穿孔
装置。 - 【請求項２】請求項１に記載の穿孔装置にして、ストリ
ッパロッドの自由端が端面（94）を有し、該端面は、サ
ブフレームがその引き込み位置にあるとき該ドリルの切
断縁（86）の平面に近接して位置することを特徴とする
穿孔装置。 - 【請求項３】請求項１に記載の穿孔装置にして、該ドリ
ルのボア（82）が該ドリルの長さに沿ってほぼ一定の直
径を有することを特徴とする穿孔装置。 - 【請求項４】請求項１に記載の穿孔装置にして、該ドリ
ル（80）が、切断縁付近にほぼ円錐形の部分を有し残り
の部分がほぼ一定の外径の管であり、ドリルのボアが該
ドリルの長さに沿ってほぼ一定の直径を有することを特
徴とする穿孔装置。 - 【請求項５】請求項１に記載の穿孔装置にして、ドリル
を駆動する手段が該ドリルに連結される出力軸を有する
モータ（108）を含み、該モータがサブフレーム（46）
と共に該ベースフレームに対して運動するようにサブフ
レームに取付けられることを特徴とする穿孔装置。 - 【請求項６】請求項５に記載の穿孔装置にして、モータ
の出力軸が第２の軸線の回りに回転可能であり、該モー
タがサブフレームに取付けられ第２の軸線がドリルの中
心軸に関して離隔され平行であることを特徴とする穿孔
装置。 - 【請求項７】請求項６に記載の穿孔装置にして、ドリル
を駆動する手段が、モータの出力軸に固着される第１の
歯付きプーリ（112）、ドリルに固着される第２の歯付
きプーリ（78）、及び第１のプーリ及び第２のプーリに
掛けわたされる歯付きベルト（114）を含むことを特徴
とする穿孔装置。 - 【請求項８】請求項１に記載の穿孔装置にして、ドリル
を回転可能に支持する手段が、中心軸線を有するスピン
ドル（66）であって第１端、第２端、及びその中心軸線
に沿って第１端と第２端の間を延びるボア（74）を有す
るスピンドル、スピンドルをサブフレームに対しスピン
ドルの中心軸線の回りに回転させスピンドルをサブフレ
ームと共にベースフレームに対して運動させるするよう
に支持する手段、スピンドルの一端に固着されドリルを
解放可能に保持するチャック（76）を含み、該ドリルが
該チャックに受け入れられるときドリルのボア（82）が
スピンドルのボア（74）に整合され該２個のボアがスピ
ンドルの第２端からドリルの自由端へ連続する開口を形
成し、ストリッパロッド（90）がスピンドルの第２端に
おいてスピンドルから延び出てスピンドルの第２端の付
近のベースフレームに固定されることを特徴とする穿孔
装置。 - 【請求項９】請求項５に記載の穿孔装置にして、該モー
タ（108）がモータを付勢するために圧力流体の供給さ
れる供給ポート（128）を有する圧力流体作動モータで
あり、ベースフレームに関してサブフレームを運動させ
る手段が供給ポート（116）を有する圧力流体アクチュ
エータであり、該供給ポート（116）へ圧力流体が供給
され該アクチュエータがサブフレーム（46）をその引き
込み位置からその伸長位置へ移動させ、該圧力流体作動
モータの供給ポートと該アクチュエータの供給ポートを
互いに平行に圧力流体供給ライン（120）へ結合する手
段により、圧力流体が該圧力流体供給ラインへ供給され
るとき該圧力流体作動モータがドリルを回転するように
付勢され同時に該アクチュエータがサブフレームをその
引き込み位置からその伸長位置へ移動させるように付勢
されることを特徴とする穿孔装置。 - 【請求項１０】請求項１に記載の穿孔装置にして、該サ
ブフレームと共に取付けられる手段が、サブフレームに
よって担持される押圧脚組立体であってシート材料の露
出面（34）に面する押圧面（98）を有する押圧脚（96）
を含む押圧脚組立体、シート材料の露出面に対してほぼ
垂直の方向において押圧脚をサブフレームに対して運動
させるように押圧脚をサブフレームに摺動可能に連結す
る手段（100，102）、シート材料に向かう方向における
サブフレームに対する押圧脚の運動を所定の制限位置に
制限する手段（104）、押圧脚が該制限位置にあるとき
押圧面がシート材料の露出面とドリルの自由端の間に位
置されるようにドリルに関して配置される押圧脚、押圧
脚を該制限位置に向けて押圧すと共に押圧脚が該制限位
置から離れドリルの支持端へ向かう運動に弾性的に抵抗
するばね手段（106）であって、サブフレームがその引
き込み位置からその伸長位置へ向けて移動されるとき該
押圧面が最初にシート材料の露出面に係合し、次に押圧
脚が該ばね手段の押圧力に対抗してサブフレームに関し
て移動しドリルの自由端が該押圧面を越えてシート材料
の中へ移動することを許すようにするばね手段、から成
ることを特徴とする穿孔装置。 - 【請求項１１】請求項１０に記載の穿孔装置にして、該
ベースフレームに接触する手段が、係合可能な止め手段
（104、42）を含み、該係合可能な止め手段が押圧脚及
びベースフレームに対し固着されシート材料から離れる
方向における押圧脚の運動を制限し、押圧脚がサブフレ
ームに対して所定の制限位置にあり且つサブフレームが
ベースフレームに対して引き込み位置にあるとき押圧脚
がベースフレームに対して所定の位置を取り、穿孔され
たシート材料がドリルの外側へ付着する場合において、
サブフレームがその伸長位置からその引き込み位置へ移
動されサブフレームがその引き込み位置へ近付くとき、
該係合可能な止め手段が係合し押圧脚の運動を止め、サ
ブフレームの引き続く運動が押圧脚によりドリルからシ
ート材料を剥ぐようにすることを特徴とする穿孔装置。 - 【請求項１２】請求項１に記載の穿孔装置にして、アク
チュエータ（48）が少なくとも１個の非回転ピストンロ
ッド（58）を有するアクチュエータであり、該少なくと
も１個の非回転ピストンロッドが、サブフレーム（46）
をシート材料の露出面にほぼ垂直の方向に運動させるよ
うにベースフレーム（42）へ連結する唯一の手段である
ことを特徴とする穿孔装置。
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