JPH063083A - キャップとキャップを用いた熱交換器の製造方法 - Google Patents
キャップとキャップを用いた熱交換器の製造方法Info
- Publication number
- JPH063083A JPH063083A JP16068292A JP16068292A JPH063083A JP H063083 A JPH063083 A JP H063083A JP 16068292 A JP16068292 A JP 16068292A JP 16068292 A JP16068292 A JP 16068292A JP H063083 A JPH063083 A JP H063083A
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- JP
- Japan
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- cap
- heat exchanger
- inlet
- cavity
- diameter hole
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は熱交換器製造工程上の漏れ検査と表
面処理塗装を連続して、かつ安定して行うことができる
キャップを提供することを目的としたものである。 【構成】 外部を筒状に形成し、長手方向の両端部の一
方を封止し、もう一方の端部から長手方向にそって内部
に空洞２を形成し、空洞２内の入口部分に小径孔３を有
し、空洞２内の長手方向端部に小径穴４を有してキャッ
プ１は構成される。
面処理塗装を連続して、かつ安定して行うことができる
キャップを提供することを目的としたものである。 【構成】 外部を筒状に形成し、長手方向の両端部の一
方を封止し、もう一方の端部から長手方向にそって内部
に空洞２を形成し、空洞２内の入口部分に小径孔３を有
し、空洞２内の長手方向端部に小径穴４を有してキャッ
プ１は構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は冷凍・冷蔵機器及び空調
機器に用いられる熱交換器の出入口管に用いられるキャ
ップと、キャップを用いた熱交換器の製造方法に関する
ものである。
機器に用いられる熱交換器の出入口管に用いられるキャ
ップと、キャップを用いた熱交換器の製造方法に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、熱交換器の出入口管に用いられる
キャップは、作業効率の工場と安定した品質確保が要求
されてており、特に熱交換器組立後の漏れ検査用と、表
面処理塗装時のマスキング用と運送用に様々なものが使
用されている。
キャップは、作業効率の工場と安定した品質確保が要求
されてており、特に熱交換器組立後の漏れ検査用と、表
面処理塗装時のマスキング用と運送用に様々なものが使
用されている。
【０００３】以下図面を参照しながら上述した従来のキ
ャップと、従来のキャップを用いた熱交換器の製造方法
を説明する。
ャップと、従来のキャップを用いた熱交換器の製造方法
を説明する。
【０００４】図５は従来のキャップを示す斜視図、 図
６は図５のキャップの長手方向の断面図、図７は図４の
キャップを熱交換器に装着した状態を示す斜視図、図８
は図４のキャップを熱交換器に装着した状態でのキャッ
プの内部を示す断面図である。
６は図５のキャップの長手方向の断面図、図７は図４の
キャップを熱交換器に装着した状態を示す斜視図、図８
は図４のキャップを熱交換器に装着した状態でのキャッ
プの内部を示す断面図である。
【０００５】図５から図８において、２１は従来のキャ
ップで、空洞２２と小径孔２３とで構成されている。２
５は熱交換器で出入口部２６を備えている。
ップで、空洞２２と小径孔２３とで構成されている。２
５は熱交換器で出入口部２６を備えている。
【０００６】まず、熱交換器２５の出入口部２６に従来
のキャップ２１を装着する。この状態でキャップ ２１
内の小径孔２３が出入口部２５の周囲に密着し、空洞内
に出入口部２５は、表面処理塗装時の塗料の付着もなく
確実にマスキングされ、配管溶接時の塗料の焼けを防止
している。又、小径孔２３のみで出入口部２５と密着し
ており、出入口部２５先端までは空洞２２となっている
為、配管時のキャップ２１の抜取りも容易にできる。
のキャップ２１を装着する。この状態でキャップ ２１
内の小径孔２３が出入口部２５の周囲に密着し、空洞内
に出入口部２５は、表面処理塗装時の塗料の付着もなく
確実にマスキングされ、配管溶接時の塗料の焼けを防止
している。又、小径孔２３のみで出入口部２５と密着し
ており、出入口部２５先端までは空洞２２となっている
為、配管時のキャップ２１の抜取りも容易にできる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
では、漏れ検査であらかじめ熱交換器２５内に注入され
た不活性ガスが加圧され、外部に不活性ガスが漏れるの
を検知する方法をとっており、キャップ２１内の小径孔
２３だけでは加圧時の不活性ガスの出入口部２６からの
漏れを抑えきれない為、漏れ検査ではキャップ２１を使
用することができず、治具を用いて出入口部２６先端を
封止して行なっていた。
では、漏れ検査であらかじめ熱交換器２５内に注入され
た不活性ガスが加圧され、外部に不活性ガスが漏れるの
を検知する方法をとっており、キャップ２１内の小径孔
２３だけでは加圧時の不活性ガスの出入口部２６からの
漏れを抑えきれない為、漏れ検査ではキャップ２１を使
用することができず、治具を用いて出入口部２６先端を
封止して行なっていた。
【０００８】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、熱交換器の出入口部を封止、マスキングし、漏れ検
査と表面処理塗装を行なうキャップを提供することを目
的とする。
で、熱交換器の出入口部を封止、マスキングし、漏れ検
査と表面処理塗装を行なうキャップを提供することを目
的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のキャッ
プは、外部を筒状に成形し、長手方向の両端部の一方を
封止し、もう一方の端部から長手方向にそって内部に空
洞を形成し、空洞内の入口部分小径孔を有し、かつ空洞
内の長手方向端部に小径穴を有したものである。
プは、外部を筒状に成形し、長手方向の両端部の一方を
封止し、もう一方の端部から長手方向にそって内部に空
洞を形成し、空洞内の入口部分小径孔を有し、かつ空洞
内の長手方向端部に小径穴を有したものである。
【００１０】又、本発明のキャップを用いた熱交換器の
製造方法は、本発明のキャップを用いて熱交換器の出入
口部を封止・マスキングし、漏れ検査と表面処理塗装を
行なうものである。
製造方法は、本発明のキャップを用いて熱交換器の出入
口部を封止・マスキングし、漏れ検査と表面処理塗装を
行なうものである。
【００１１】
【作用】本発明のキャップは、空洞内の入口部分と長手
方向端部に設けられた小径孔と小径穴で、熱交換器出入
口部分の封止とマスキクングを同時に行なえる為、漏れ
検査と表面処理塗装が連続で行なえる事ができ、キャッ
プ内に設けられた空洞により、配管時のキャップの抜取
りも容易に行なえる為、工数、人員の削減につながる。
方向端部に設けられた小径孔と小径穴で、熱交換器出入
口部分の封止とマスキクングを同時に行なえる為、漏れ
検査と表面処理塗装が連続で行なえる事ができ、キャッ
プ内に設けられた空洞により、配管時のキャップの抜取
りも容易に行なえる為、工数、人員の削減につながる。
【００１２】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【００１３】図１は本発明の実施例によるキャップの斜
視図で、図２は図１のキャップの長手方向の断面図、図
３は図１のキャップを熱交換器に装着した状態を示す斜
視図、図４は図１のキャップを熱交換器に装着した状態
でのキャップの内部を示す断面図である。
視図で、図２は図１のキャップの長手方向の断面図、図
３は図１のキャップを熱交換器に装着した状態を示す斜
視図、図４は図１のキャップを熱交換器に装着した状態
でのキャップの内部を示す断面図である。
【００１４】図１から図４において、１はキャップで、
長手方向にそって内部に空洞２を形成し、入口部分に小
径孔３と空洞２内の長手方向端部に小径孔４を有し、熱
交換器５に備えられた出入口部６に装着する。
長手方向にそって内部に空洞２を形成し、入口部分に小
径孔３と空洞２内の長手方向端部に小径孔４を有し、熱
交換器５に備えられた出入口部６に装着する。
【００１５】熱交換器５の出入口部６にキャップ１が装
着された状態で、小径孔３は相手出入口部６と密着し、
空洞内の出入口部５は、表面処理塗装時の塗料の付着な
く確実にマスキングされ、配管溶接時の塗料の焼けを防
止する。さらに小径穴４に出入口部６先端が挿入され封
止される為、漏れ検査であらかじめ熱交換器５内に注入
された不活性ガスが加圧されても、出入口部６からの不
活性ガスの漏れをおさえることがてき、安定した漏れ検
査が行なわれる。しかもキャップ１の出入口部６との密
着部分が小径孔３と小径穴４のみで、あとは空洞内にあ
る為、配管時のキャップ１の抜取りも容易にできる。
着された状態で、小径孔３は相手出入口部６と密着し、
空洞内の出入口部５は、表面処理塗装時の塗料の付着な
く確実にマスキングされ、配管溶接時の塗料の焼けを防
止する。さらに小径穴４に出入口部６先端が挿入され封
止される為、漏れ検査であらかじめ熱交換器５内に注入
された不活性ガスが加圧されても、出入口部６からの不
活性ガスの漏れをおさえることがてき、安定した漏れ検
査が行なわれる。しかもキャップ１の出入口部６との密
着部分が小径孔３と小径穴４のみで、あとは空洞内にあ
る為、配管時のキャップ１の抜取りも容易にできる。
【００１６】
【発明の効果】以上の様に本発明のキャップは、空洞内
の入口部分と長手方向端部に設けられた小径孔と小径穴
で、熱交換器出入口部分の封止とマスキングを同時に行
なえる為、漏れ検査と表面処理塗装が連続で行なう事が
でき、キャップ内に設けられた空洞により、配管時のキ
ャップの抜取りも容易に行なえる為、工数、及び人員の
削減につながる。
の入口部分と長手方向端部に設けられた小径孔と小径穴
で、熱交換器出入口部分の封止とマスキングを同時に行
なえる為、漏れ検査と表面処理塗装が連続で行なう事が
でき、キャップ内に設けられた空洞により、配管時のキ
ャップの抜取りも容易に行なえる為、工数、及び人員の
削減につながる。
【図１】本発明の一実施例におけるキャップの斜視図
【図２】図１のキャップの長手方向の断面図
【図３】キャップを装着した熱交換器の斜視図
【図４】熱交換器の出入口部長手方向の断面図
【図５】従来のキャップの斜視図
【図６】図５のキャップの長手方向の断面図
【図７】図４のキャップを装着した熱交換器の斜視図
【図８】図４のキャップを装着した熱交換器の出入口部
長手方向の断面図
長手方向の断面図
１ キャップ ２ 空 洞 ３ 小径孔 ４ 小径穴 ５ 熱交換器 ６ 出入口部
Claims (2)
- 【請求項１】 外部を筒状に形成し、長手方向の両端部
の一方を封止し、もう一方の端部から、長手方向にそっ
て内部に空洞を形成し、空洞内の入口部分に小径孔を有
し、かつ空洞内の長手方向端部に小径穴を有することを
特徴とするキャップ。 - 【請求項２】 請求項１記載のキャップを用いて熱交換
器の出入部を封止・マスキングし、漏れ検査と表面処理
塗装を行なう、キャップを用いた熱交換器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16068292A JPH063083A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | キャップとキャップを用いた熱交換器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16068292A JPH063083A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | キャップとキャップを用いた熱交換器の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH063083A true JPH063083A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15720193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16068292A Pending JPH063083A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | キャップとキャップを用いた熱交換器の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063083A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007003178A (ja) * | 2005-05-26 | 2007-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | キャップおよび熱交換器 |
| JP2008232556A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | キャップおよび熱交換器 |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP16068292A patent/JPH063083A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007003178A (ja) * | 2005-05-26 | 2007-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | キャップおよび熱交換器 |
| JP2008232556A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | キャップおよび熱交換器 |
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