JPH06307759A - 冷蔵庫等の扉装置 - Google Patents

冷蔵庫等の扉装置

Info

Publication number
JPH06307759A
JPH06307759A JP5099374A JP9937493A JPH06307759A JP H06307759 A JPH06307759 A JP H06307759A JP 5099374 A JP5099374 A JP 5099374A JP 9937493 A JP9937493 A JP 9937493A JP H06307759 A JPH06307759 A JP H06307759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
groove
gasket
opening
width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5099374A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2911334B2 (ja
Inventor
Seiji Kimura
征二 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP5099374A priority Critical patent/JP2911334B2/ja
Publication of JPH06307759A publication Critical patent/JPH06307759A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2911334B2 publication Critical patent/JP2911334B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/08Parts formed wholly or mainly of plastics materials
    • F25D23/082Strips
    • F25D23/087Sealing strips

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 扉内板を真空成形加工できるようにする一
方、奥部が広くなった溝への挿入部の差し込みを容易に
行えるようにした扉装置を提供する。 【構成】 内向きフランジ部43からなる金属性扉外板
44と、フランジ片46を有した樹脂製上下扉キャップ
47と、内向フランジ部43及びフランジ片46に載置
され平面視環状の外向フランジ部48とこの外向きフラ
ンジ部よりも内側に位置するガスケット52取付用の溝
49とを有した樹脂製の扉内板50とを備えた冷蔵庫等
の扉装置3であり、扉内板50は成形加工時溝49の間
口部と底部が略同じ幅であり且つ間口部よりも外側の部
分が山形をなす山形部として形成されており、発泡治具
による扉外形及び扉キャップへの組合わせ時において、
この発泡治具で山形部を空間側へ押さえて溝の間口部を
底部幅よりも小さくするようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫等の扉装置の裏
側の周縁部に取り付けられ断熱箱体の開口の縁部に当接
して扉と開口の縁部とのシールを行うガスケット及びこ
のガスケットを取り付ける扉内板を改良した扉装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫等の扉装置の一部を構成する扉内
板に奥部が広くなった溝を形成して、この溝にガスケッ
トの取付部を挿入するようにしたものとして、例えば、
(I)特公昭58−55424号公報や(II)実公昭62−
41176号公報がある。前記(I)の公報に示されたも
のは、内板の溝にガスケットの取付基部を挿入した後、
内板と外板との間に発泡断熱材を充填してこの断熱材の
発泡圧により内板の溝を圧縮して取付基部を溝内に固定
するようにしている。また、前記(II)の公報に示された
ものは、扉の溝部(有底取付口)にガスケットの挿入部
を挿入しやすくするために、ガスケットの挿入部は、有
底取付口の内壁全面に密接する袋状部と、袋状部内の底
部より立ち上がらせたアンカー部とを有し、アンカー部
の頂部を有底取付口の開口幅より大きくして、この頂部
を有底取付口への挿入時に変形させて袋状部を介して取
付口に係止させるようにしている。
【0003】さらに、(III)実開平5−3877号公報
には、扉装置の内側に設けられた扉枠と、この扉枠に形
成した溝部に矢形部を挿入して扉枠に固定されるガスケ
ットとを備え、ガスケットの挿入押圧部を押圧して矢形
部を溝部に挿入するときにガスケットのヒレの重なり合
いが略均一な厚さになるようにガスケットのヒレが形成
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記(I)の公報に開示
されたものにあっては、断熱材の充填前にガスケットの
取付基部を内板の溝に取り付けて断熱材の発泡圧を利用
してガスケットの取付基部を溝で圧縮させるようにして
いるため、断熱材の発泡圧により溝の間口幅が変化して
この幅が一定にならず、溝から挿入部が抜けてガスケッ
トが外れやすかったり、ガスケットの交換時に挿入部が
溝に入れにくくなったり、さらには断熱材の発泡時に生
じる熱及び発泡治具の熱でガスケットが変形してしま
い、断熱箱体の開口縁にガスケットがうまく当接しなく
なったりする不具合があった。一方、前記(II)の公報に
開示されたものにあっては、扉の内板に台形状の溝を形
成するにあたって真空成形加工法で溝を形成することが
難しく、台形状の溝を備えた内板を外板に組み付ける作
業が行いにくくなり、成形及び組付作業面での不具合が
あった。他方、前記(III)の公報に開示されたガスケッ
トにあっては、扉枠に奥部が広くなった溝を形成してい
ることから、扉枠が必要であり部品点数削減のため扉枠
を廃止する場合には、前述の(II)と同様の不具合が生じ
てしまう。
【0005】そこで本発明では、扉内板に形成される奥
部が広くなった溝にガスケットの挿入部を挿入すること
を前提にして、内板を真空成形加工できるようにする一
方、奥部が広くなった溝への挿入部の差し込みを容易に
行えるようにした扉装置及びガスケットを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前面壁、左右
両側壁及び両側壁の先端部を内方に折曲した内向フラン
ジ部からなる金属製の扉外板と、この扉外板の上下開口
端が挿入される隙間及び周縁にフランジ片を有した樹脂
製の上下扉キャップと、前記内向フランジ部及びフラン
ジ片に載置され平面視環状の外向フランジ部とこの外向
フランジ部よりも内側に位置するガスケット取付用の溝
とを有した樹脂製の扉内板と、これら扉内板、扉外板及
び上下扉キャップを組み合わせてできる空間に充填され
た発泡断熱材とを備えた冷蔵庫等の扉装置において、前
記扉内板は、その成形加工時において前記溝の間口部と
底部が略同じ幅であり且つ前記間口部よりも外側の部分
が山形をなす山形部として形成されており、発泡治具に
よる前記扉外板及び扉キャップへの組み合わせ時におい
て、この発泡治具で前記山形部を前記空間側へ押さえて
前記溝の間口部を底部の幅よりも小さくしガスケット取
付用の溝を形成するようにした冷蔵庫等の扉装置を提供
するものである。
【0007】また本発明は、裏面周縁部に環状に形成さ
れ間口部が底部より狭い溝にガスケットが取り付けられ
断熱箱体の開口の閉塞時に前記ガスケットで開口の縁部
をシールする冷蔵庫等の扉装置において、前記ガスケッ
トは、前記溝に挿入される挿入部と、前記開口の縁部に
当接し内部にマグネットを収納する収納部と、この収納
部と挿入部とを連結し内部を中空にした複数の中空部
と、前記挿入部から収納部に向けて延び前記中空部内に
位置する押圧部とを有し、前記挿入部は、前記溝の間口
部と略同じ幅の基体と、この基体に連なり先端側が湾曲
した湾曲体と、前記基体及び湾曲体に連なりこの基体よ
りも大きな幅の爪体とからなり、前記押圧部には、一端
側から他端側に向けて傾斜させた傾斜体を設けた冷蔵庫
等の扉装置を提供するものである。
【0008】
【作用】請求項1によれば、扉内板の溝は、成形加工時
においては間口部と底部とが略同じ幅で、組み合わせ
(発泡組立て)時に治具で間口部の幅を底部の幅よりも
小さくするようにしたことから、扉内板及び溝の成形時
の加工性が向上し真空成形による成形も容易となる。
【0009】また請求項2によれば、ガスケットの挿入
部の先端側に湾曲体を設け、押圧部に一端側から他端側
に向けて傾斜する傾斜体を設けたことにより、傾斜体
は、収納部を挿入部方向に押したときに収納部が押圧部
に当接するとこの押圧部の傾斜体が水平になるように押
圧部が変形して挿入部の先端側(湾曲体)を傾斜させる
ように作用するため、溝の間口部よりも大きな幅の爪体
の幅を通常時よりも小さくして挿入部の溝への挿入作業
を容易に行うことができるようになる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図1乃至図8に基づき
説明する。図1は冷蔵庫の縦断側面図であり、図2は本
発明の扉内板の縦断側面図であり、図3は扉内板の溝及
びその周囲部分の拡大断面図であり、図4は発泡治具へ
の扉装置の組立て手順を説明するための途中状態におけ
る要部断面図であり、図5は発泡治具への扉装置の組立
て手順を説明するための組み込み状態における要部断面
図であり、図6は扉装置の完成状態における要部断面図
であり、図7はガスケットの通常状態における拡大断面
図であり、図8はガスケットの取付時における収納部の
押圧状態における断面図である。
【0011】図1において1は家庭用冷蔵庫であり、こ
の冷蔵庫はその本体を構成する前面開口の断熱箱体2
と、この箱体の開口を閉塞する扉3、4、5とで構成さ
れる。扉3は後述の冷蔵室13に対応する回動式の扉で
あり、扉4及び5は引き出し式の扉であり、扉4は冷凍
室14に対応し、扉5は野菜室15に対応している。
【0012】11及び12は断熱箱体2の内部を上中下
3段に仕切る横仕切壁であり、本実施例では仕切壁11
の上方を食品が凍結しない温度(例えば約3℃程度)に
冷却される冷蔵室13、仕切壁12の上方を凍結温度
(例えば約−20℃前後)に冷却される冷凍室14、下
方を冷蔵室の温度より若干高めの野菜の収納に適した温
度(例えば約7℃程度)に冷却される野菜室15として
いる。また、扉4には冷凍食品を収納する容器16が、
扉5には野菜を収納する容器17がそれぞれ取り付けら
れている。
【0013】冷凍室14の背部には仕切板18が配置さ
れ、この仕切板18の後方に冷却器としてのプレートフ
ィン式の蒸発器19及びプロペラファン等の送風機20
が配置される冷却器室21が形成されている。
【0014】22は蒸発器19で冷却された冷気を吹出
口22Aから冷凍室14に供給するための冷凍用冷気ダ
クトであり、23は横仕切壁11を貫通し蒸発器19で
冷却された冷気を冷蔵室13へ供給するための冷蔵用冷
気ダクトであり、24はこの冷蔵用冷気ダクト23に連
通し吹出口24A及び24Bから冷蔵室に分配して冷気
を供給する分配用冷気ダクトである。25は冷蔵用冷気
ダクト23と分配用冷気ダクト24の接続部分に配置さ
れたいわゆる形状記憶ダンパーなるダンパー装置であ
る。
【0015】断熱箱体2の下部でかつ後部には、圧縮機
31及び蒸発皿32を配置する機械室33が形成されて
いる。35は蒸発器19の下方に配置された露受皿であ
り、36はこの露受皿35と蒸発器19との間に配置さ
れた石英ガラス管ヒータ或るいはバイコール管ヒータ等
の除霜用ヒータであり、この除霜用ヒータ36のガラス
管の表面には白金系セラミック脱臭触媒を積層塗布して
焼成してある。この除霜用ヒータ36により、圧縮機3
1の運転時(即ち冷却運転時)には蒸発器19の下方に
戻ってくる臭気成分を含んだ冷気の臭気成分を吸着し、
クリーンな冷気として蒸発器と熱交換させることがで
き、また、除霜用ヒータの運転時(即ち除霜運転時)に
は吸着した臭気成分を白金系の触媒にて酸化分解して触
媒層の活性化及びクリーンな空気を生成することができ
る。
【0016】37は横仕切壁12の下面前部に形成した
冷気吸込口37Aから仕切壁12の後部でかつ蒸発器の
下方に位置する部分に形成した戻り口37Bに至るよう
に横仕切壁12内部に前後方向に延在する冷気戻り通路
である。38は露受皿35から蒸発皿32まで除霜水を
案内する配水管である。
【0017】各扉3〜5は大きさは異なるが構成要素が
同じであるため、以下に扉3について説明する。扉3
は、前面壁41、左右両側壁42及び両側壁の先端部を
内方に折曲した内向フランジ部43からなる金属製の扉
外板44と、この扉外板44の上下開口端が挿入される
隙間及び周縁にフランジ片46を有した樹脂製の上下扉
キャップ47と、前記内向フランジ部43及びフランジ
片46に載置され平面視環状の外向フランジ部48とこ
の外向フランジ部48よりも内側に位置するガスケット
取付用の溝49とを有した樹脂製の扉内板50と、これ
ら扉内板50、扉外板44及び上下扉キャップ47を組
み合わせてできる空間に充填された発泡断熱材51と、
前記溝49に固定され断熱箱体2の開口の閉塞時に開口
の縁部をシールするガスケット52とからなる。
【0018】上下扉キャップ47は、基部61の内面前
端から立ち上がる前壁62、基部61の内面左右端から
立ち上がる左右壁63、基部61の内面後縁から左右方
向の略全幅にわたり立ち上げた内向フランジとしての横
リブ64からなる。65は前壁62及び左右壁63と扉
外板44の厚み分だけ隙間をあけて形成された複数の隙
間リブであり、67は基部61の内面に形成した補強リ
ブである。
【0019】扉内板50は、図3に示すようにその成形
加工時においては溝49の間口部と底部71が略同じ幅
Aであり且つ前記間口部よりも外側の部分が山形をなす
山形部72として形成されている。尚、図4及び図5に
示すように扉内板50は、発泡上治具73に形成した凹
部に取り付けられた状態で発泡下治具75に取り付けら
れた扉外板44の内向フランジ部43及び上下扉キャッ
プ47のフランジ片46に組み付けられるものである。
そして、この扉内板50の組み付け時(詳しくは両治具
73及び75で扉内板50を挟み込んだ時)において、
扉内板50が両治具で挟まれることにより扉内板50の
山形部72は空間側へ押さえ込まれるため、このときの
応力で前記溝49の間口部77の幅Bが底部71の幅よ
りも小さくなって断熱材の発泡固化で強固に固定され、
発泡後は開口部77が所定の幅Bで且つ奥部が広くなっ
たガスケット取付用の溝49が完成されるものである。
【0020】ガスケット52は、ゴム或るいは合成樹脂
等の弾性材を押し出し成形にて作成され平面視矩形状の
溝49に合わせた矩形状に接続されている。このガスケ
ット52は、ベース81と、ベース81に形成され扉内
板50の溝49に挿入される挿入部82と、断熱箱体2
の開口の縁部に当接し内部にマグネット83を収納する
収納部84と、この収納部84と挿入部82とを連結す
るように薄肉に形成され衝撃を吸収すべく内部を中空に
した複数の中空部としての第1緩衝部85及び第2緩衝
部86と、前記挿入部82から収納部84に向けて延び
前記第2緩衝部86内に位置する押圧部87と、第1緩
衝部85に形成された外気侵入防止用の3つのヒレ8
8、89、90とからなる。尚、ベース81と挿入部8
2と押圧部87は、ガスケット52の取付強度を確保す
るとともに挿入時に腰をもたせるために他の部分に比べ
て厚肉に形成されている。
【0021】前記挿入部82は、前記溝49の間口部7
7と略同じ幅Bの基体91と、この基体91に連なり先
端側が半円状に湾曲した湾曲体としての頭部92と、前
記基体91及び湾曲体92に連なり前記溝49の開口部
77よりも大きく溝49の側部78と略同じか若干大き
めの幅Cの爪体93とからなる。そして前記押圧部84
には、一端側から他端側に向けて傾斜させた傾斜体95
を設けてある。
【0022】以上の構成において、扉内板50の溝49
は、成形加工時において間口部77と底部71とが略同
じ幅Aで成形されており、組み合わせ(発泡組立て)時
に治具73、75で挟み込むことにより間口部77の幅
Bが底部71の幅Aよりも小さくなって断熱材の発泡固
化で強固に固定され、発泡後は開口部77が所定の幅B
となるようにしたことから、間口部の幅が安定しやすく
成形時の加工性が向上し真空成形による成形も容易とな
り、扉内板50(詳しくは溝49)の寸法精度も向上
し、従来仕様のガスケット取付用の枠体が廃止できる。
【0023】また、ガスケット52の挿入部82の先端
側に湾曲体92を設け、押圧部87に一端側から他端側
に向けて傾斜する傾斜体95を設けたことにより、傾斜
体95は、収納部84を挿入部82の方向に押したとき
に収納部84が押圧部87の傾斜体95に当接するとこ
の傾斜体95が水平になるように押圧部87及び挿入部
82が変形して挿入部82の先端側の湾曲体92を傾斜
させるように作用するため、溝49の間口部77よりも
大きな幅Cの爪体93を通常時よりも小さい幅Dとなし
溝49の間口部77と挿入部82の幅の差を小さくして
挿入部82の溝49への挿入作業を容易に行うことがで
きるようになる。
【0024】
【発明の効果】請求項1によれば、扉内板の溝は、成形
加工時において間口部と底部とが略同じ幅で、組み合わ
せ(発泡組立て)時に治具で山形部を押さえて間口部の
幅を底部の幅よりも小さくし断熱材の発泡固化によって
狭くなった溝の幅を強固に固定して溝の間口部の幅を安
定させるようにしたことから、扉内板及び溝の成形時の
加工性が向上し真空成形による成形も容易となり、ガス
ケット取付用の枠体が省略でき、部品点数を削減でき
る。
【0025】また請求項2によれば、ガスケットの挿入
部の先端側に湾曲体を設け、押圧部に一端側から他端側
に向けて傾斜する傾斜体を設けたことにより、傾斜体
は、収納部を挿入部方向に押したときに収納部が押圧部
に当接するとこの押圧部の傾斜体が水平になるように押
圧部が変形して挿入部の先端側(湾曲体)を傾斜させる
ように作用するため、溝の間口部よりも大きな幅の爪体
の幅を挿入時において通常時よりも小さくして挿入部の
溝への挿入作業を容易に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷蔵庫の縦断側面図である。
【図2】本発明の扉内板の縦断側面図である。
【図3】扉内板の溝及びその周囲部分の拡大断面図であ
る。
【図4】発泡治具への扉装置の組立て手順を説明するた
めの途中状態における要部断面図である。
【図5】発泡治具への扉装置の組立て手順を説明するた
めの組み込み状態における要部断面図である。
【図6】扉装置の完成状態における要部断面図である。
【図7】ガスケットの通常状態における拡大断面図であ
る。
【図8】ガスケットの取付時における収納部の押圧状態
における断面図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 2 断熱箱体 3 扉 43 内向フランジ 44 扉外板 46 フランジ片 47 上下扉キャップ 48 外向フランジ 49 溝 50 扉内板 52 ガスケット 71 底部 77 間口部 82 挿入部 84 収納部 85,86 中空部 87 押圧部 91 基体 92 湾曲体 93 爪体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面壁、左右両側壁及び両側壁の先端部
    を内方に折曲した内向フランジ部からなる金属製の扉外
    板と、この扉外板の上下開口端が挿入される隙間及び周
    縁にフランジ片を有した樹脂製の上下扉キャップと、前
    記内向フランジ部及びフランジ片に載置され平面視環状
    の外向フランジ部とこの外向フランジ部よりも内側に位
    置するガスケット取付用の溝とを有した樹脂製の扉内板
    と、これら扉内板、扉外板及び上下扉キャップを組み合
    わせてできる空間に充填された発泡断熱材とを備えた冷
    蔵庫等の扉装置において、前記扉内板は、その成形加工
    時において前記溝の間口部と底部が略同じ幅であり且つ
    前記間口部よりも外側の部分が山形をなす山形部として
    形成されており、発泡治具による前記扉外板及び扉キャ
    ップへの組み合わせ時において、この発泡治具で前記山
    形部を前記空間側へ押さえて前記溝の間口部を底部の幅
    よりも小さくしガスケット取付用の溝を形成するように
    したことを特徴とする冷蔵庫等の扉装置。
  2. 【請求項2】 裏面周縁部に環状に形成され間口部が底
    部より狭い溝にガスケットが取り付けられ断熱箱体の開
    口の閉塞時に前記ガスケットで開口の縁部をシールする
    冷蔵庫等の扉装置において、前記ガスケットは、前記溝
    に挿入される挿入部と、前記開口の縁部に当接し内部に
    マグネットを収納する収納部と、この収納部と挿入部と
    を連結し内部を中空にした複数の中空部と、前記挿入部
    から収納部に向けて延び前記中空部内に位置する押圧部
    とを有し、前記挿入部は、前記溝の間口部と略同じ幅の
    基体と、この基体に連なり先端側が湾曲した湾曲体と、
    前記基体及び湾曲体に連なり前記溝の開口部よりも大き
    な幅の爪体とからなり、前記押圧部には、一端側から他
    端側に向けて傾斜させた傾斜体を設けたことを特徴とす
    る冷蔵庫等の扉装置。
JP5099374A 1993-04-26 1993-04-26 冷蔵庫等の扉装置 Expired - Fee Related JP2911334B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5099374A JP2911334B2 (ja) 1993-04-26 1993-04-26 冷蔵庫等の扉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5099374A JP2911334B2 (ja) 1993-04-26 1993-04-26 冷蔵庫等の扉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06307759A true JPH06307759A (ja) 1994-11-01
JP2911334B2 JP2911334B2 (ja) 1999-06-23

Family

ID=14245764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5099374A Expired - Fee Related JP2911334B2 (ja) 1993-04-26 1993-04-26 冷蔵庫等の扉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2911334B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107965967A (zh) * 2017-11-13 2018-04-27 澳柯玛股份有限公司 具有通用把手组件的冰箱门体
CN111457639A (zh) * 2020-03-17 2020-07-28 滁州市美创塑胶科技有限公司 一种具有弹性复原功能的塑胶密封条

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107965967A (zh) * 2017-11-13 2018-04-27 澳柯玛股份有限公司 具有通用把手组件的冰箱门体
CN111457639A (zh) * 2020-03-17 2020-07-28 滁州市美创塑胶科技有限公司 一种具有弹性复原功能的塑胶密封条

Also Published As

Publication number Publication date
JP2911334B2 (ja) 1999-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101502112B1 (ko) 냉장고 및 그 제조 방법
JP5870235B2 (ja) 冷蔵庫
JP4821531B2 (ja) 冷蔵庫
JP2008075890A (ja) 冷蔵庫
WO2020157825A1 (ja) 冷蔵庫
JP2002364978A (ja) 冷蔵庫
JP3959298B2 (ja) 冷蔵庫
JPH06307759A (ja) 冷蔵庫等の扉装置
JP3507670B2 (ja) 冷蔵庫
JP3510770B2 (ja) 冷蔵庫
JPH11264648A (ja) 冷蔵庫
JP3507671B2 (ja) 冷蔵庫
JPH08145546A (ja) 冷蔵庫等の扉装置
KR100341557B1 (ko) 냉장고
KR20020060560A (ko) 냉장고의 냉각기 커버구성
JP2002022351A (ja) 冷蔵庫の仕切り構造
JP4967558B2 (ja) 冷蔵庫
JP6675211B2 (ja) 冷蔵庫
JP3600579B2 (ja) 冷蔵庫
JPH08247638A (ja) 冷蔵庫
JPH1194433A (ja) 冷蔵庫
JP3796783B2 (ja) 冷蔵庫
WO2021213348A1 (zh) 冰箱
JP5182408B2 (ja) 冷蔵庫
JP2005156080A (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees