JPH0630767Y2 - 紙揃え装置における用紙束自動供給装置 - Google Patents
紙揃え装置における用紙束自動供給装置Info
- Publication number
- JPH0630767Y2 JPH0630767Y2 JP16068687U JP16068687U JPH0630767Y2 JP H0630767 Y2 JPH0630767 Y2 JP H0630767Y2 JP 16068687 U JP16068687 U JP 16068687U JP 16068687 U JP16068687 U JP 16068687U JP H0630767 Y2 JPH0630767 Y2 JP H0630767Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- sheet
- support rod
- fan gear
- feeding device
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は給紙台から適宜枚数の用紙束を高積み紙揃え装
置に順次供給して印刷用紙の高積み紙揃えを行う紙揃え
装置における用紙束自動供給装置に関するものである。
置に順次供給して印刷用紙の高積み紙揃えを行う紙揃え
装置における用紙束自動供給装置に関するものである。
印刷機に積層した枚用紙から一枚ずつ印刷用紙を供給し
て自動印刷を行う場合、紙さばきを行って用紙間に空気
層を形成すると共に、再び用紙を揃えるために振動型の
高積み突き揃え装置に印刷用紙を供給している。
て自動印刷を行う場合、紙さばきを行って用紙間に空気
層を形成すると共に、再び用紙を揃えるために振動型の
高積み突き揃え装置に印刷用紙を供給している。
しかし、一般に振動型の高積み紙揃え装置は、用紙の二
辺を振動板に当接して突き揃える構造に成っているた
め、突き揃え作業中に供給する用紙束は斜め後方に傾斜
した傾斜面に水平な給紙台から供給しなければならない
ばかりでなく、用紙厚にバラつきがあるため用紙束の挟
持部の構造が複雑になり、用紙束の供給工程の自動化が
困難であった。
辺を振動板に当接して突き揃える構造に成っているた
め、突き揃え作業中に供給する用紙束は斜め後方に傾斜
した傾斜面に水平な給紙台から供給しなければならない
ばかりでなく、用紙厚にバラつきがあるため用紙束の挟
持部の構造が複雑になり、用紙束の供給工程の自動化が
困難であった。
本考案は上記問題に鑑みて成されたもので、構造が簡単
であり且つ傾斜振動型の高積み紙揃え装置に対応するこ
とができる紙揃え装置における用紙束自動供給装置を提
供することを目的とするものである。
であり且つ傾斜振動型の高積み紙揃え装置に対応するこ
とができる紙揃え装置における用紙束自動供給装置を提
供することを目的とするものである。
本考案に係る紙揃え装置における用紙束自動供給装置
は、給紙台から適宜枚数の用紙束を高積み紙揃え装置に
順次供給して印刷用紙の高積み紙揃えを行う装置におけ
る用紙束供給装置において、前記給紙台の機枠頂部から
高積み紙揃え装置の上方に伸びる支持桿を横架設し、モ
ータ等の駆動機構によって該支持桿に沿って走行自在に
枢設した走行部材に対して端部が上記支持桿と直交面内
を上下方向に揺動自在に成る揺動アームの基部を軸着す
ると共に、該基台の軸周に形成した扇歯車を前記支持桿
に沿って固設した倣いカムのカム面に摺動端を摺接して
回動変位する制御部材に構成した扇歯車と噛合して成
り、また前記揺動アームに適宜駆動機構によって自動開
閉する用紙束挟持用紙チャックを複数個具備して構成し
たことを要旨とするものであり、上記紙チャックが万力
型可動顎と一体になるラックに対して適宜遊びをもって
扇歯車を噛合せしめ、該可動顎を閉止する方向に弾性付
勢すると共に、該扇歯車をステップモータ又はトルクソ
レノイド等の回動機構と回動連結して構成したものであ
る。
は、給紙台から適宜枚数の用紙束を高積み紙揃え装置に
順次供給して印刷用紙の高積み紙揃えを行う装置におけ
る用紙束供給装置において、前記給紙台の機枠頂部から
高積み紙揃え装置の上方に伸びる支持桿を横架設し、モ
ータ等の駆動機構によって該支持桿に沿って走行自在に
枢設した走行部材に対して端部が上記支持桿と直交面内
を上下方向に揺動自在に成る揺動アームの基部を軸着す
ると共に、該基台の軸周に形成した扇歯車を前記支持桿
に沿って固設した倣いカムのカム面に摺動端を摺接して
回動変位する制御部材に構成した扇歯車と噛合して成
り、また前記揺動アームに適宜駆動機構によって自動開
閉する用紙束挟持用紙チャックを複数個具備して構成し
たことを要旨とするものであり、上記紙チャックが万力
型可動顎と一体になるラックに対して適宜遊びをもって
扇歯車を噛合せしめ、該可動顎を閉止する方向に弾性付
勢すると共に、該扇歯車をステップモータ又はトルクソ
レノイド等の回動機構と回動連結して構成したものであ
る。
上記揺動アームは駆動機構によって走行駆動する走行部
材と共に支持桿に沿って移動する。このとき該揺動アー
ムは基部を倣いカムのカム面に沿って摺動する制御部材
によって上下方向の角度を規制されているため、該倣い
カムを使用する高積み紙揃え装置の傾斜に合わせて構成
することにより各位置におけて所望の支持角度に変位せ
しめることができる。
材と共に支持桿に沿って移動する。このとき該揺動アー
ムは基部を倣いカムのカム面に沿って摺動する制御部材
によって上下方向の角度を規制されているため、該倣い
カムを使用する高積み紙揃え装置の傾斜に合わせて構成
することにより各位置におけて所望の支持角度に変位せ
しめることができる。
また、紙チャックの可動顎を駆動側の扇歯車と遊びをも
って連動し、弾性によって用紙を挟持する構造にしたこ
とにより、用紙厚のバラつきに関係なく確実に用紙を挟
持することができるようになった。
って連動し、弾性によって用紙を挟持する構造にしたこ
とにより、用紙厚のバラつきに関係なく確実に用紙を挟
持することができるようになった。
以下、本考案に係る紙揃え装置における用紙束自動供給
装置の一実施例を図面に従って説明する。
装置の一実施例を図面に従って説明する。
符号１は隣接した紙揃え装置２に枚用紙の用紙束ａを供
給する給紙台であり、本考案の用紙束自動供給装置３は
給紙台１の機枠４頂部に固設されている。該機枠４の頂
部に一端を固設し、紙揃え装置２の上方に伸びるように
横架設した支持桿５に沿設したガイドレール６には走行
部材７が摺動自在（矢印Ａ）に枢設されると共に、モー
タ８等の駆動機構によって該ガイドレール６に沿って走
行移動自在に成る。該走行部材７には端部が上記支持桿
５と直交面内を上下方向（矢印Ｂ）に揺動自在に成る揺
動アーム９の基部をピン軸１０を介して回動自在に軸着
すると共に、該基部の軸周に形成した扇歯車１１を制御
部材１２の扇歯車１３と噛合して成る。該制御部材１２
は、上記走行部材７に軸設されると共に、一端に突設し
た摺動端１４を上記支持桿５の上面に沿って固設した倣
いカム１５のカム面に挟接して成り、該カム面との摺動
によって回動変位する制御部材１２を介して揺動アーム
９の支持角度を制御して成る。
給する給紙台であり、本考案の用紙束自動供給装置３は
給紙台１の機枠４頂部に固設されている。該機枠４の頂
部に一端を固設し、紙揃え装置２の上方に伸びるように
横架設した支持桿５に沿設したガイドレール６には走行
部材７が摺動自在（矢印Ａ）に枢設されると共に、モー
タ８等の駆動機構によって該ガイドレール６に沿って走
行移動自在に成る。該走行部材７には端部が上記支持桿
５と直交面内を上下方向（矢印Ｂ）に揺動自在に成る揺
動アーム９の基部をピン軸１０を介して回動自在に軸着
すると共に、該基部の軸周に形成した扇歯車１１を制御
部材１２の扇歯車１３と噛合して成る。該制御部材１２
は、上記走行部材７に軸設されると共に、一端に突設し
た摺動端１４を上記支持桿５の上面に沿って固設した倣
いカム１５のカム面に挟接して成り、該カム面との摺動
によって回動変位する制御部材１２を介して揺動アーム
９の支持角度を制御して成る。
また、符号１６，１６は上記揺動アーム９に固設した用
紙束挟持用の紙チャックであり、該紙チャック１６は揺
動アーム９に固着した固定顎１７に対して対向した可動
顎１８が開閉する万力型を形成しており、可動顎１８と
一体になるラック１９に対して適宜遊びをもって扇歯車
２０を噛合せしめると共に、コイルスプリング２１によ
って該可動顎１８を閉止する方向に弾性付勢してなる。
上記扇歯車２０はステップモータ２１又はトルクソレノ
イド等の回動機構とシャフト２２を介して回動連結した
構造になり、紙チャック１６，１６の開放を行う。
紙束挟持用の紙チャックであり、該紙チャック１６は揺
動アーム９に固着した固定顎１７に対して対向した可動
顎１８が開閉する万力型を形成しており、可動顎１８と
一体になるラック１９に対して適宜遊びをもって扇歯車
２０を噛合せしめると共に、コイルスプリング２１によ
って該可動顎１８を閉止する方向に弾性付勢してなる。
上記扇歯車２０はステップモータ２１又はトルクソレノ
イド等の回動機構とシャフト２２を介して回動連結した
構造になり、紙チャック１６，１６の開放を行う。
上記構成になる紙揃え装置における用紙束自動供給装置
は、モータ８を駆動して走行部材７を給紙台１方向に移
動させステップモータ２１を駆動して紙チャック１６，
１６を開いた状態に待機させる。このとき揺動アーム９
は給紙台１に積載した用紙面と平行になるように倣いカ
ム１５が設定してあり、所定枚数の用紙束ａの端を該紙
チャック１６，１６の両顎１７，１８間に挿入するとス
テップモータ２１が後退すると共に、コイルスプリング
２１の弾性力によって挟持する。この状態からモータ８
が走行部材７を紙揃え装置２方向に走行駆動せしめると
共に、該紙揃え装置２上の所定位置で紙チャック１６，
１６を開放し、その上面に用紙束ａを落下させる。この
とき揺動アーム９は紙揃え装置２に積載した用紙面と平
行になるように調節した倣いカム１５によって傾斜姿勢
に維持されている。
は、モータ８を駆動して走行部材７を給紙台１方向に移
動させステップモータ２１を駆動して紙チャック１６，
１６を開いた状態に待機させる。このとき揺動アーム９
は給紙台１に積載した用紙面と平行になるように倣いカ
ム１５が設定してあり、所定枚数の用紙束ａの端を該紙
チャック１６，１６の両顎１７，１８間に挿入するとス
テップモータ２１が後退すると共に、コイルスプリング
２１の弾性力によって挟持する。この状態からモータ８
が走行部材７を紙揃え装置２方向に走行駆動せしめると
共に、該紙揃え装置２上の所定位置で紙チャック１６，
１６を開放し、その上面に用紙束ａを落下させる。この
とき揺動アーム９は紙揃え装置２に積載した用紙面と平
行になるように調節した倣いカム１５によって傾斜姿勢
に維持されている。
以上述べたように本考案に係る紙揃え装置における用紙
束自動供給装置は、紙チャックを備えた揺動アームが倣
いカムのカム面に沿って摺動する制御部材によって給紙
台側と紙揃え装置側の面と平行になるように傾斜制御さ
れると共に、紙チャックが用紙厚のバラつきに関係なく
確実に用紙を挟持することができる等の特徴を有するも
のであり、本考案実施後の実用的効果は極めて大きい。
束自動供給装置は、紙チャックを備えた揺動アームが倣
いカムのカム面に沿って摺動する制御部材によって給紙
台側と紙揃え装置側の面と平行になるように傾斜制御さ
れると共に、紙チャックが用紙厚のバラつきに関係なく
確実に用紙を挟持することができる等の特徴を有するも
のであり、本考案実施後の実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】 第１図は本考案に係る紙揃え装置における用紙束自動供
給装置の一実施例を示す正面図、第２図は第１図におけ
るII−II線拡大断面図、第３図は第２図におけるIII−I
II線拡大断面図である。 １…給紙台、２…紙揃え装置 ３…用紙束自動供給装置、５…支持桿 ６…ガイドレール、７…走行部材 ８…モータ、９…揺動アーム １１，１３，２０…扇歯車、１２…制御部材 １５…倣いカム、１６…紙チャック １７…固定顎、１８…可動顎 ２１…ステップモータ、ａ…用紙束
給装置の一実施例を示す正面図、第２図は第１図におけ
るII−II線拡大断面図、第３図は第２図におけるIII−I
II線拡大断面図である。 １…給紙台、２…紙揃え装置 ３…用紙束自動供給装置、５…支持桿 ６…ガイドレール、７…走行部材 ８…モータ、９…揺動アーム １１，１３，２０…扇歯車、１２…制御部材 １５…倣いカム、１６…紙チャック １７…固定顎、１８…可動顎 ２１…ステップモータ、ａ…用紙束
Claims (2)
- 【請求項１】給紙台から適宜枚数の用紙束を高積み紙揃
え装置に順次供給して印刷用紙の高積み紙揃えを行う装
置における用紙束供給装置において、前記給紙台の機枠
頂部から高積み紙揃え装置の上方に伸びる支持桿を横架
設し、モータ等の駆動機構によって該支持桿に沿って走
行自在に枢設した走行部材に対して端部が上記支持桿と
直交面内を上下方向に揺動自在に成る揺動アームの基部
を軸着すると共に、該基部の軸周に形成した扇歯車を前
記支持桿に沿って固設した倣いカムのカム面に摺動端を
摺接して回動変位する制御部材に構成した扇歯車と噛合
して成り、また前記揺動アームに適宜駆動機構によって
自動開閉する用紙束挟持用紙チャックを複数個具備して
成ることを特徴とする紙揃え装置における用紙束自動供
給装置。 - 【請求項２】前記紙チャックが万力型可動顎と一体にな
るラックに対して適宜遊びをもって扇歯車を噛合せし
め、該可動顎を閉止する方向に弾性付勢すると共に、該
扇歯車をステップモータ又はトルクソレノイド等の回動
機構と回動連結した構造になることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第１項記載の紙揃え装置における用紙
束自動供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16068687U JPH0630767Y2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | 紙揃え装置における用紙束自動供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16068687U JPH0630767Y2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | 紙揃え装置における用紙束自動供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0165257U JPH0165257U (ja) | 1989-04-26 |
| JPH0630767Y2 true JPH0630767Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=31442970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16068687U Expired - Lifetime JPH0630767Y2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | 紙揃え装置における用紙束自動供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630767Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-20 JP JP16068687U patent/JPH0630767Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0165257U (ja) | 1989-04-26 |
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