JPH0630721Y2 - 生ゴミ収納装置 - Google Patents
生ゴミ収納装置Info
- Publication number
- JPH0630721Y2 JPH0630721Y2 JP1989018605U JP1860589U JPH0630721Y2 JP H0630721 Y2 JPH0630721 Y2 JP H0630721Y2 JP 1989018605 U JP1989018605 U JP 1989018605U JP 1860589 U JP1860589 U JP 1860589U JP H0630721 Y2 JPH0630721 Y2 JP H0630721Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deodorizer
- storage box
- lid
- air
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Refuse Receptacles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は生ゴミ等を収納する生ゴミ収納装置の改良に関
する。
する。
(ロ)従来の技術 近年、住宅の気密性の向上と冷暖房の普及が進んだ結
果、部屋内の空気がよどみ、生ゴミの腐敗臭等が部屋内
に充満する等の問題が生じ始めた。特に、生ゴミの腐敗
しやすい夏期において消臭器付の生ゴミ収納装置が強く
要望されている。
果、部屋内の空気がよどみ、生ゴミの腐敗臭等が部屋内
に充満する等の問題が生じ始めた。特に、生ゴミの腐敗
しやすい夏期において消臭器付の生ゴミ収納装置が強く
要望されている。
この要望に答えるものとして、生ゴミ収納装置内にふり
かける消臭液や活性炭等が発売されているが、持続力が
弱く、高価であると共に、腐敗臭のほとんど発生しない
冬期には用途がなく無駄になる等の欠点があった。
かける消臭液や活性炭等が発売されているが、持続力が
弱く、高価であると共に、腐敗臭のほとんど発生しない
冬期には用途がなく無駄になる等の欠点があった。
(ハ)考案が解決しようとする課題 本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、メンテナンス
が不要で一年中使用し得る脱臭器を備えた生ゴミ収納装
置を提供することを課題とする。
が不要で一年中使用し得る脱臭器を備えた生ゴミ収納装
置を提供することを課題とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、生ゴミを収納する上面開口の容器と該容器の
上面開口部を施蓋する蓋体とからなる収納箱と、前記収
納箱内に装着される脱臭器とを備え、前記脱臭器は、蓋
体に形成した係止片に着脱自在に係合する突片を有する
箱体と、該箱体に設けられ、収納箱内の空気を循環する
送風機と、前記箱体内に形成される送風機の送風路に配
置され、生ゴミの臭いを分解あるいは吸収する消臭手段
とから構成したことを特徴とする。
上面開口部を施蓋する蓋体とからなる収納箱と、前記収
納箱内に装着される脱臭器とを備え、前記脱臭器は、蓋
体に形成した係止片に着脱自在に係合する突片を有する
箱体と、該箱体に設けられ、収納箱内の空気を循環する
送風機と、前記箱体内に形成される送風機の送風路に配
置され、生ゴミの臭いを分解あるいは吸収する消臭手段
とから構成したことを特徴とする。
(ホ)作用 脱臭器を蓋体に装着し、その蓋体にて容器上面開口部を
施蓋する。送風機を駆動すると送風機により収納箱内の
空気が循環し、消臭手段によって収納箱内の臭いが分
解、或いは脱臭される。
施蓋する。送風機を駆動すると送風機により収納箱内の
空気が循環し、消臭手段によって収納箱内の臭いが分
解、或いは脱臭される。
冬期には生ゴミの腐敗臭の発生はないが、部屋を締切っ
ているため、部屋内に臭いが篭りがちである。そこで、
脱臭器を蓋体から取外し、脱臭器を部屋内の適宜の場所
に設置して脱臭器にて部屋内を脱臭する。
ているため、部屋内に臭いが篭りがちである。そこで、
脱臭器を蓋体から取外し、脱臭器を部屋内の適宜の場所
に設置して脱臭器にて部屋内を脱臭する。
(ヘ)実施例 (1)は合成樹脂製の容器、(2)は前記容器(1)の上面開口
部を施蓋する蓋体で、容器(1)開口縁にバヨネット係合
するようになっており、前記容器(1)と蓋体(2)とにより
収納箱を形成している。
部を施蓋する蓋体で、容器(1)開口縁にバヨネット係合
するようになっており、前記容器(1)と蓋体(2)とにより
収納箱を形成している。
(3)は前記蓋体(2)裏面に装着されて収納箱内に位置する
脱臭器で、合成樹脂製箱体(4)から突設した突片(5)を蓋
体(2)裏面から突出した係止片(6)に係止して着脱自在に
装着するようになっている。前記箱体(4)は略矩形状に
形成され、その中央部には第２図中下方に向って膨出部
(7)を突出している。
脱臭器で、合成樹脂製箱体(4)から突設した突片(5)を蓋
体(2)裏面から突出した係止片(6)に係止して着脱自在に
装着するようになっている。前記箱体(4)は略矩形状に
形成され、その中央部には第２図中下方に向って膨出部
(7)を突出している。
(8)は前記箱体(4)側面に穿設された吸気口、(9)は前記
箱体(4)の膨出部(7)に穿設された吐出口、(10)は前記箱
体(4)内にモータ(11)を配設し、その出力軸(12)に装着
されたファン(13)を膨出部(7)内に配設した送風機で、
吸気口(8)から箱体(4)内に入り、膨出部(7)を経て吐出
口(9)から排気する送風路に起風するようになってい
る。(14)は前記箱体(4)内に配設され、送風路を通過す
る空気にオゾンを加えるオゾン発生器、(15)は前記箱体
(4)内に配設され、送風路を通過する空気から悪臭を除
去する作用を促進するための触媒で、例えばチタン触媒
を用いている。
箱体(4)の膨出部(7)に穿設された吐出口、(10)は前記箱
体(4)内にモータ(11)を配設し、その出力軸(12)に装着
されたファン(13)を膨出部(7)内に配設した送風機で、
吸気口(8)から箱体(4)内に入り、膨出部(7)を経て吐出
口(9)から排気する送風路に起風するようになってい
る。(14)は前記箱体(4)内に配設され、送風路を通過す
る空気にオゾンを加えるオゾン発生器、(15)は前記箱体
(4)内に配設され、送風路を通過する空気から悪臭を除
去する作用を促進するための触媒で、例えばチタン触媒
を用いている。
(16)は前記脱臭器(3)に装着された弾性脚で、脱臭器(3)
の蓋体(2)への装着時、弾性脚(16)を蓋体(2)裏面に当接
して脱臭器(3)の振動が蓋体(2)に伝達するのを防止して
いる。
の蓋体(2)への装着時、弾性脚(16)を蓋体(2)裏面に当接
して脱臭器(3)の振動が蓋体(2)に伝達するのを防止して
いる。
生ゴミの腐敗による悪臭としては硫化水素Ｈ２Ｓ、メチ
ルメルカプタンＣＨ３ＳＨ、エチルメルカプタンＣ２Ｈ
５ＳＨ等があるが、以下硫化水素Ｈ２Ｓを例にとり説明
する。
ルメルカプタンＣＨ３ＳＨ、エチルメルカプタンＣ２Ｈ
５ＳＨ等があるが、以下硫化水素Ｈ２Ｓを例にとり説明
する。
送風機(10)及びオゾン発生器(14)に通電すると、収納箱
内の空気が循環し、吸気口(8)から脱臭器(3)内に導かれ
る。脱臭器(3)内に吸込まれた空気にオゾン発生器(14)
の発生するオゾンＯ３が加えられ、空気中の硫化水素Ｈ
２Ｓが悪臭のしないＳＯ２に変化する。触媒(15)である
チタン触媒は上記変化を促進し、ＳＯ２を含む空気が吐
出口(9)から収納箱内に排気され、これによって収納箱
内の悪臭が消臭される。
内の空気が循環し、吸気口(8)から脱臭器(3)内に導かれ
る。脱臭器(3)内に吸込まれた空気にオゾン発生器(14)
の発生するオゾンＯ３が加えられ、空気中の硫化水素Ｈ
２Ｓが悪臭のしないＳＯ２に変化する。触媒(15)である
チタン触媒は上記変化を促進し、ＳＯ２を含む空気が吐
出口(9)から収納箱内に排気され、これによって収納箱
内の悪臭が消臭される。
冬期には生ゴミの腐敗による悪臭が発生しないが、部屋
を締切っているため、部屋内の空気が澱み、悪臭が発生
する。
を締切っているため、部屋内の空気が澱み、悪臭が発生
する。
そこで、冬期には蓋体(2)から脱臭器(3)を取外し、脱臭
器(3)を第４図に示す如く上下反転して部屋内の適所に
載置する。そして、上述の収納箱内への装着時と同様に
送風機(10)及びオゾン発生器(14)に通電して部屋内の空
気から悪臭を消臭する。
器(3)を第４図に示す如く上下反転して部屋内の適所に
載置する。そして、上述の収納箱内への装着時と同様に
送風機(10)及びオゾン発生器(14)に通電して部屋内の空
気から悪臭を消臭する。
(ト)考案の効果 以上の如く本考案に依れば、脱臭器を、生ゴミが腐敗し
やすい季節には生ゴミ収納箱の消臭器として、また、生
ゴミの腐敗しにくい冬期には部屋の消臭器として一年中
使用することができ、使用範囲を拡げることができる等
の効果を奏する。
やすい季節には生ゴミ収納箱の消臭器として、また、生
ゴミの腐敗しにくい冬期には部屋の消臭器として一年中
使用することができ、使用範囲を拡げることができる等
の効果を奏する。
第１図乃至第４図はいずれも本考案の一実施例を示し、
第１図は断面図、第２図は脱臭器の断面図、第３図は第
２図のIII−III断面図、第４図は脱臭器の外観斜視図で
ある。 (1)…容器、(2)…蓋体、(3)…脱臭器(10)…送風機、(1
4)…オゾン発生器（消臭手段）。
第１図は断面図、第２図は脱臭器の断面図、第３図は第
２図のIII−III断面図、第４図は脱臭器の外観斜視図で
ある。 (1)…容器、(2)…蓋体、(3)…脱臭器(10)…送風機、(1
4)…オゾン発生器（消臭手段）。
Claims (1)
- 【請求項１】生ゴミを収納する上面開口の容器と該容器
の上面開口部を施蓋する蓋体とからなる収納箱と、前記
収納箱内に装着される脱臭器とを備え、前記脱臭器は、
蓋体に形成した係止片に着脱自在に係合する突片を有す
る箱体と、該箱体に設けられ、収納箱内の空気を循環す
る送風機と、前記箱体内に形成される送風機の送風路に
配置され、生ゴミの臭いを分解あるいは吸収する消臭手
段とから構成したことを特徴とする生ゴミ収納装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989018605U JPH0630721Y2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 生ゴミ収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989018605U JPH0630721Y2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 生ゴミ収納装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02108901U JPH02108901U (ja) | 1990-08-30 |
| JPH0630721Y2 true JPH0630721Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=31233401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989018605U Expired - Lifetime JPH0630721Y2 (ja) | 1989-02-20 | 1989-02-20 | 生ゴミ収納装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630721Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012237458A (ja) * | 2011-05-09 | 2012-12-06 | Sharp Corp | 空気清浄装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB8610088D0 (en) * | 1986-04-24 | 1986-05-29 | Renishaw Plc | Probe |
| JPS6357401A (ja) * | 1986-08-26 | 1988-03-12 | 松下電器産業株式会社 | 脱臭厨芥箱 |
| JPS6397501A (ja) * | 1986-10-13 | 1988-04-28 | 松下電器産業株式会社 | 脱臭厨芥箱 |
| JPH0540001Y2 (ja) * | 1987-08-20 | 1993-10-12 |
-
1989
- 1989-02-20 JP JP1989018605U patent/JPH0630721Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02108901U (ja) | 1990-08-30 |
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