JPH0630625A - 改良された重量軽減・引き上げ具を備えた農業機械、特に草刈り機 - Google Patents
改良された重量軽減・引き上げ具を備えた農業機械、特に草刈り機Info
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- JPH0630625A JPH0630625A JP5136905A JP13690593A JPH0630625A JP H0630625 A JPH0630625 A JP H0630625A JP 5136905 A JP5136905 A JP 5136905A JP 13690593 A JP13690593 A JP 13690593A JP H0630625 A JPH0630625 A JP H0630625A
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- Japan
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- agricultural machine
- machine according
- piston rod
- jack
- piston
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01B—SOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
- A01B63/00—Lifting or adjusting devices or arrangements for agricultural machines or implements
- A01B63/14—Lifting or adjusting devices or arrangements for agricultural machines or implements for implements drawn by animals or tractors
- A01B63/24—Tools or tool-holders adjustable relatively to the frame
- A01B63/32—Tools or tool-holders adjustable relatively to the frame operated by hydraulic or pneumatic means without automatic control
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01B—SOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
- A01B63/00—Lifting or adjusting devices or arrangements for agricultural machines or implements
- A01B63/14—Lifting or adjusting devices or arrangements for agricultural machines or implements for implements drawn by animals or tractors
- A01B63/16—Lifting or adjusting devices or arrangements for agricultural machines or implements for implements drawn by animals or tractors with wheels adjustable relatively to the frame
- A01B63/22—Lifting or adjusting devices or arrangements for agricultural machines or implements for implements drawn by animals or tractors with wheels adjustable relatively to the frame operated by hydraulic or pneumatic means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/005—Suspension locking arrangements
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S56/14—Hitch
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Zoology (AREA)
- Soil Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
- Agricultural Machines (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ジャッキと平行に装着された弾性変形可能な
要素を有する重量軽減・引き上げ具を備えた農業機械、
特に草刈り機。 【構成】 ピストン54はジャッキ46のピストンロッド52
とは一体ではなく、ピストンロッド52はピストン54が当
接する当接部62を有し、第1の作動モードでは、弾性変
形可能な要素45が正常に機能するように、ピストンロッ
ド52の当接部62がピストン54と接触しない状態でピスト
ンロッド52がシリンダ内を滑動できるようにし、第2の
作動モードでは、シリンダ51に対してピストンロッド52
を移動させるために、供給源の流体の力でピストン54を
ピストンロッド52の当接部62と接触させる。
要素を有する重量軽減・引き上げ具を備えた農業機械、
特に草刈り機。 【構成】 ピストン54はジャッキ46のピストンロッド52
とは一体ではなく、ピストンロッド52はピストン54が当
接する当接部62を有し、第1の作動モードでは、弾性変
形可能な要素45が正常に機能するように、ピストンロッ
ド52の当接部62がピストン54と接触しない状態でピスト
ンロッド52がシリンダ内を滑動できるようにし、第2の
作動モードでは、シリンダ51に対してピストンロッド52
を移動させるために、供給源の流体の力でピストン54を
ピストンロッド52の当接部62と接触させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は重量軽減・引き上げ具を
備えた農業機械に関するものである。
備えた農業機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドイツ国特許 31 39 936号には2本の車
輪で地面に支持された農業機械が示されている。2本の
車輪は回動軸に固定された2つの車輪アームを介して機
械のシャーシに接続されている。回動軸は車輪アームが
回動軸の幾何学軸線を中心にして同時に回転できるよう
にシャーシに関節接続されている。公知のこの農業機械
は、ジャッキと円筒形の圧縮バネとを有し、ジャッキは
シャーシと回動軸に剛体接続された第1のレバーとの間
に配置されていて、車輪のアームを下方に回転させるこ
とによってシャーシを地面から遠ざけることができるよ
うになっている。作業時には、ジャッキがシャーシの車
輪に対する高さ方向の移動を妨げないように、ジャッキ
のロッと第1のレバーとの間には遊びが設けてある。こ
の遊びによって、第1のレバー、従って、車輪のアーム
はシャーシに対して僅かに回転することができる。第1
のレバーには車輪のアームの回動軸と平行なジョイント
を介して第2のレバーが接続されている。この第2のレ
バーとシャーシとの間に円筒形バネが延びている。作業
時には、この円筒形バネの作用によって第2のレバーが
車輪のアームに当接してシャーシの重量を軽減するよう
になっている。公知のこの農業機械はジャッキと平行に
取付けたバネを有するため、バネ/ジャッキ装置の長さ
方向の寸法は比較的小さくなる。また、第1の作動モー
ドでは円筒形バネがシャーシの重量を軽減し、ジャッキ
の作用は無効になり、一方、第2の作動モードではシャ
ーシはジャッキによって高い位置に移動される。
輪で地面に支持された農業機械が示されている。2本の
車輪は回動軸に固定された2つの車輪アームを介して機
械のシャーシに接続されている。回動軸は車輪アームが
回動軸の幾何学軸線を中心にして同時に回転できるよう
にシャーシに関節接続されている。公知のこの農業機械
は、ジャッキと円筒形の圧縮バネとを有し、ジャッキは
シャーシと回動軸に剛体接続された第1のレバーとの間
に配置されていて、車輪のアームを下方に回転させるこ
とによってシャーシを地面から遠ざけることができるよ
うになっている。作業時には、ジャッキがシャーシの車
輪に対する高さ方向の移動を妨げないように、ジャッキ
のロッと第1のレバーとの間には遊びが設けてある。こ
の遊びによって、第1のレバー、従って、車輪のアーム
はシャーシに対して僅かに回転することができる。第1
のレバーには車輪のアームの回動軸と平行なジョイント
を介して第2のレバーが接続されている。この第2のレ
バーとシャーシとの間に円筒形バネが延びている。作業
時には、この円筒形バネの作用によって第2のレバーが
車輪のアームに当接してシャーシの重量を軽減するよう
になっている。公知のこの農業機械はジャッキと平行に
取付けたバネを有するため、バネ/ジャッキ装置の長さ
方向の寸法は比較的小さくなる。また、第1の作動モー
ドでは円筒形バネがシャーシの重量を軽減し、ジャッキ
の作用は無効になり、一方、第2の作動モードではシャ
ーシはジャッキによって高い位置に移動される。
【0003】しかし、この農業機械にはいくつかの欠点
がある。すなわち、ジャッキと第1のレバーとの間に遊
びがあるため、ジャッキと第1のレバーとの間の接続が
かなり複雑になる。しかも、一般にこの種の農業機械が
使用される作業環境では、接続部の遊びの部分にゴミが
詰まって、機械の良好な重量軽減が阻害される危険があ
る。さらに、円筒形バネの力が加わる第2のレバーもか
なり複雑である。
がある。すなわち、ジャッキと第1のレバーとの間に遊
びがあるため、ジャッキと第1のレバーとの間の接続が
かなり複雑になる。しかも、一般にこの種の農業機械が
使用される作業環境では、接続部の遊びの部分にゴミが
詰まって、機械の良好な重量軽減が阻害される危険があ
る。さらに、円筒形バネの力が加わる第2のレバーもか
なり複雑である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、弾性
変形可能な要素とジャッキとを平行に取付ける方法を改
良した農業機械を提供することにある。
変形可能な要素とジャッキとを平行に取付ける方法を改
良した農業機械を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の農業機械では、
ピストンとジャッキのピストンロッドとを一体化しない
で、ピストンロッドにピストンが当接する当接部を形成
し、(a) 第1の作動モードでは、弾性変形可能な要素が
正常に機能するように、ピストンロッドの当接部がピス
トンと接触しない状態でピストンロッドがシリンダ内を
滑動できるようにし、(b) 第2の作動モードでは、シリ
ンダに対してピストンロッドを移動させるために、供給
源の流体の力でピストンをピストンロッドの当接部と接
触させる、点に特徴がある。
ピストンとジャッキのピストンロッドとを一体化しない
で、ピストンロッドにピストンが当接する当接部を形成
し、(a) 第1の作動モードでは、弾性変形可能な要素が
正常に機能するように、ピストンロッドの当接部がピス
トンと接触しない状態でピストンロッドがシリンダ内を
滑動できるようにし、(b) 第2の作動モードでは、シリ
ンダに対してピストンロッドを移動させるために、供給
源の流体の力でピストンをピストンロッドの当接部と接
触させる、点に特徴がある。
【0006】
【作用】本発明では、互いに関節接続した複数のレバー
を用いる必要がないので、農業機械の他の部分への重量
軽減・引き上げ具の取付けが比較的容易である。第1の
作動モードでのジャッキのピストンロッドの移動ではジ
ャッキのチャンバ内の流体の容積は変化しないか、ほと
んど変化しない。従って、本発明の農業機械は、供給導
管を介して多量の流体(通常液体)を吸入・圧送する必
要がない。第1の作動モードでは流体の吸入・圧送はな
いので、ジャッキのピストンロッドをピストンに通し、
シリンダの両端から突き出すことができる。事実、弾性
変形可能な要素の力でシリンダ内でピストンロッドが並
進移動しても、2つのジャッキのチャンバの容積は全く
変化しない。
を用いる必要がないので、農業機械の他の部分への重量
軽減・引き上げ具の取付けが比較的容易である。第1の
作動モードでのジャッキのピストンロッドの移動ではジ
ャッキのチャンバ内の流体の容積は変化しないか、ほと
んど変化しない。従って、本発明の農業機械は、供給導
管を介して多量の流体(通常液体)を吸入・圧送する必
要がない。第1の作動モードでは流体の吸入・圧送はな
いので、ジャッキのピストンロッドをピストンに通し、
シリンダの両端から突き出すことができる。事実、弾性
変形可能な要素の力でシリンダ内でピストンロッドが並
進移動しても、2つのジャッキのチャンバの容積は全く
変化しない。
【0007】ピストンロッドの当接部の形状に合った凹
部をピストンに形成することによって、第1の作動モー
ドから第2の作動モードへ移行する際に、ピストンと当
接部との間を徐々に接触させることができる。すなわ
ち、ピストンと当接部との間から流体が流出する際に、
2つの要素間が確実に徐々に接触する。同様に、ストロ
ークの終りに、ピストンによって当接部の形状に合った
凹部を有するシリンダの縦方向端部にピストンロッドの
当接部を移動させることによって、当接部とシリンダと
の間を徐々に接触させることができる。第1の動作モー
ドから第2の動作モードへの移行はこのように衝撃なく
行われる。
部をピストンに形成することによって、第1の作動モー
ドから第2の作動モードへ移行する際に、ピストンと当
接部との間を徐々に接触させることができる。すなわ
ち、ピストンと当接部との間から流体が流出する際に、
2つの要素間が確実に徐々に接触する。同様に、ストロ
ークの終りに、ピストンによって当接部の形状に合った
凹部を有するシリンダの縦方向端部にピストンロッドの
当接部を移動させることによって、当接部とシリンダと
の間を徐々に接触させることができる。第1の動作モー
ドから第2の動作モードへの移行はこのように衝撃なく
行われる。
【0008】本発明の別の特徴は、ジャッキが複動ジャ
ッキであり、この複動ジャッキの2つのチャンバへは供
給源から流体が供給される点にある。従って、ピストン
は迅速にその第1の作動モードの初期の位置へ移動す
る。当接部はシリンダ内のピストンロッドの滑動を減速
するカラーにするのが好ましい。このことは流体中を並
進移動するカラーの減速と弾性変形可能な要素の作用と
が組み合わされる第1の作動モードでは特に好ましい。
弾性変形可能な要素は圧縮バネにすることができる。
ッキであり、この複動ジャッキの2つのチャンバへは供
給源から流体が供給される点にある。従って、ピストン
は迅速にその第1の作動モードの初期の位置へ移動す
る。当接部はシリンダ内のピストンロッドの滑動を減速
するカラーにするのが好ましい。このことは流体中を並
進移動するカラーの減速と弾性変形可能な要素の作用と
が組み合わされる第1の作動モードでは特に好ましい。
弾性変形可能な要素は圧縮バネにすることができる。
【0009】本発明の他の特徴は弾性変形可能な要素が
気体バネを有している点にある。この場合、気体バネは
弾性変形可能なジャッケットまたはベローと、この弾性
変形可能なジャケットまたはベローの縦方向両端部に配
置された側板とを有している。また、弾性変形可能なジ
ャケットまたはベローの横方向への変形を制限してジャ
ケットまたはベローが縦方向へより大きく変形するよう
にするために、気体バネまたは弾性変形可能なジャケッ
トまたはベローを取り囲む側方強化部材を設けることが
できる。気体バネは所望の圧力に膨張させるための弁を
備えている。気体バネは空気バネであるのが好ましい。
弾性変形可能な要素はジャッキのピストンロッドとシリ
ンダとの間に配置される。
気体バネを有している点にある。この場合、気体バネは
弾性変形可能なジャッケットまたはベローと、この弾性
変形可能なジャケットまたはベローの縦方向両端部に配
置された側板とを有している。また、弾性変形可能なジ
ャケットまたはベローの横方向への変形を制限してジャ
ケットまたはベローが縦方向へより大きく変形するよう
にするために、気体バネまたは弾性変形可能なジャケッ
トまたはベローを取り囲む側方強化部材を設けることが
できる。気体バネは所望の圧力に膨張させるための弁を
備えている。気体バネは空気バネであるのが好ましい。
弾性変形可能な要素はジャッキのピストンロッドとシリ
ンダとの間に配置される。
【0010】弾性変形可能な要素が弾性変形可能なジャ
ケットと、2つの側板とを有する気体バネである実施例
では、1方の側板がピストンロッドに、他方の側板がシ
リンダに接続するのが好ましい。この場合には、供給源
の流体が気体バネ内に漏れる危険を無くすために、重量
軽減・引き上げ具に安全装置を設けるのが好ましい。す
なわち、重量軽減・引き上げ具にピストンロッドの案内
リングを設ける。この案内リングは供給源の流体と気体
バネの気体との間に配置される。この案内リングは、ピ
ストンロッドの位置に、2つの連続した密封継手を有
し、これら2つの密封継手の間には孔を形成して、対応
する気密性継手の漏れの場合に供給源の流体が流出する
ことができるようにする。この孔は例えば大気圧と連通
することができる。
ケットと、2つの側板とを有する気体バネである実施例
では、1方の側板がピストンロッドに、他方の側板がシ
リンダに接続するのが好ましい。この場合には、供給源
の流体が気体バネ内に漏れる危険を無くすために、重量
軽減・引き上げ具に安全装置を設けるのが好ましい。す
なわち、重量軽減・引き上げ具にピストンロッドの案内
リングを設ける。この案内リングは供給源の流体と気体
バネの気体との間に配置される。この案内リングは、ピ
ストンロッドの位置に、2つの連続した密封継手を有
し、これら2つの密封継手の間には孔を形成して、対応
する気密性継手の漏れの場合に供給源の流体が流出する
ことができるようにする。この孔は例えば大気圧と連通
することができる。
【0011】本発明の安全装置は気体バネとジャッキと
の間に延びた安全具を有し、この安全具は案内リングの
一端部に密封固定される。従って、流体が漏れた場合に
は安全に排出される。本発明では、気体バネの高さの位
置でのジャッキのチャンバへの供給が導管によって行わ
れる。この導管はジャッキのピストンロッド内に形成さ
れ、当接部の位置で開口する。この導管はピストンロッ
ドが固定されている側板の位置から始まるのが好まし
い。
の間に延びた安全具を有し、この安全具は案内リングの
一端部に密封固定される。従って、流体が漏れた場合に
は安全に排出される。本発明では、気体バネの高さの位
置でのジャッキのチャンバへの供給が導管によって行わ
れる。この導管はジャッキのピストンロッド内に形成さ
れ、当接部の位置で開口する。この導管はピストンロッ
ドが固定されている側板の位置から始まるのが好まし
い。
【0012】本発明の他の特徴は、弾性変形可能な要素
が少なくともほぼ同軸な状態でジャッキに取付けられて
2つの取付け点のみを有する単一部材を形成する点にあ
る。そうすることによって、弾性変形可能な要素をジャ
ッキ上で案内することができる。弾性的に変形可能な要
素とジャッキとが2つの取付け点を有する1つの重量軽
減・引き上げ具を形成する場合には、取付け点の少なく
とも1つは弾性接続部材を設けて、振動を吸収すること
によって、本発明の農業機械の動作を静かにすることが
できる。2つの取付け点の各々に弾性接続部材を設ける
のが好ましい。本発明の農業機械はジャッキに圧力流体
の液体を供給する供給源を有するトラクタに接続され
る。
が少なくともほぼ同軸な状態でジャッキに取付けられて
2つの取付け点のみを有する単一部材を形成する点にあ
る。そうすることによって、弾性変形可能な要素をジャ
ッキ上で案内することができる。弾性的に変形可能な要
素とジャッキとが2つの取付け点を有する1つの重量軽
減・引き上げ具を形成する場合には、取付け点の少なく
とも1つは弾性接続部材を設けて、振動を吸収すること
によって、本発明の農業機械の動作を静かにすることが
できる。2つの取付け点の各々に弾性接続部材を設ける
のが好ましい。本発明の農業機械はジャッキに圧力流体
の液体を供給する供給源を有するトラクタに接続され
る。
【0013】本発明の農業機械の特に重要な実施例は下
記で構成される切断機械である: (a) トラクタの連結装置に接続される連結構造体、(b)
作業時に作業方向を横断する方向に延びる切断機構、
(c) 切断機構の縦方向の第1端部の少なくともほぼ近傍
で切断機構に接続され、連結構造体に対して切断機構が
前方を向いた幾何学軸線を中心として回動できるように
する、切断機構を連結構造体に接続する第1の接続装
置、(d) 切断機構の縦方向の第2端部の近傍に配置され
て作業時に地面上を回転する車輪、(e) 切断機構の縦方
向の第2端部の少なくともほぼ近傍で切断機構に接続さ
れて車輪に対して切断機構が高さ方向へ移動できるよう
にする、切断機構に車輪を接続する第2の接続装置、
(f) 第1の作動モードすなわち作業時には切断機構の重
量を軽減し、第2の作業モードでは切断機構を地面上に
ほぼ平行に延ばすように各接続装置と組み合わされた2
つの重量軽減・引き上げ具。
記で構成される切断機械である: (a) トラクタの連結装置に接続される連結構造体、(b)
作業時に作業方向を横断する方向に延びる切断機構、
(c) 切断機構の縦方向の第1端部の少なくともほぼ近傍
で切断機構に接続され、連結構造体に対して切断機構が
前方を向いた幾何学軸線を中心として回動できるように
する、切断機構を連結構造体に接続する第1の接続装
置、(d) 切断機構の縦方向の第2端部の近傍に配置され
て作業時に地面上を回転する車輪、(e) 切断機構の縦方
向の第2端部の少なくともほぼ近傍で切断機構に接続さ
れて車輪に対して切断機構が高さ方向へ移動できるよう
にする、切断機構に車輪を接続する第2の接続装置、
(f) 第1の作動モードすなわち作業時には切断機構の重
量を軽減し、第2の作業モードでは切断機構を地面上に
ほぼ平行に延ばすように各接続装置と組み合わされた2
つの重量軽減・引き上げ具。
【0014】
【実施例】本発明の上記以外の特徴は添付図面を参照し
た以下の実施例の説明から明らかになろう。しかし、本
発明が以下の実施例に限定されるものではない。本発明
の草刈り機(1) は連結構造体(3) と、本体(4) とによっ
て構成されている。連結構造体(3) は正面部でトラクタ
(2) の引き上げ装置(6) の3つの連結点(5) に接続され
るようになっている。本体(4) は少なくともほぼ鉛直な
幾何学軸線(7A)を有する円筒形ジョイント(7)(図3) を
介して連結構造体(3) に接続されている。本体(4) の連
結構造体(3) に対する角度位置は本体(4) を幾何学的軸
線(7A)を中心に回転させることによって変更することで
きる。所望の角度位置を取らせるためには、連結構造体
(3) に固定された2つのシリンダ(9) で構成されるジャ
ッキ(8) を駆動する。2つのシリンダ(9) は少なくとも
ほぼ同一で、互いに一直線上にある。ジャッキ(8) の各
シリンダ(9) の内部にピストン(10)が滑動自在に収容さ
れている(図2)。2つのピストン(10)の間はラック(1
1)で連結されている。ラック(11)はその背部に配置され
たガイド(12)によって案内される。すなわち、ジャッキ
(8) の縦方向端部の1方に油を供給するとラック(11)は
シリンダ(9) 中を並進移動する。
た以下の実施例の説明から明らかになろう。しかし、本
発明が以下の実施例に限定されるものではない。本発明
の草刈り機(1) は連結構造体(3) と、本体(4) とによっ
て構成されている。連結構造体(3) は正面部でトラクタ
(2) の引き上げ装置(6) の3つの連結点(5) に接続され
るようになっている。本体(4) は少なくともほぼ鉛直な
幾何学軸線(7A)を有する円筒形ジョイント(7)(図3) を
介して連結構造体(3) に接続されている。本体(4) の連
結構造体(3) に対する角度位置は本体(4) を幾何学的軸
線(7A)を中心に回転させることによって変更することで
きる。所望の角度位置を取らせるためには、連結構造体
(3) に固定された2つのシリンダ(9) で構成されるジャ
ッキ(8) を駆動する。2つのシリンダ(9) は少なくとも
ほぼ同一で、互いに一直線上にある。ジャッキ(8) の各
シリンダ(9) の内部にピストン(10)が滑動自在に収容さ
れている(図2)。2つのピストン(10)の間はラック(1
1)で連結されている。ラック(11)はその背部に配置され
たガイド(12)によって案内される。すなわち、ジャッキ
(8) の縦方向端部の1方に油を供給するとラック(11)は
シリンダ(9) 中を並進移動する。
【0015】ラック(11)は歯車部分(13)と噛み合ってい
る。歯車部分(13)は草刈り機(1) の本体(4) に組み込ま
れており、幾何学軸線(7A)と同心である (図3)。従っ
て、ジャッキ(8) を駆動することによって本体(4) を幾
何学軸線(7A)を中心として回転させて、本体(4) を少な
くともほぼトラクタ(2) の進路方向に延びる輸送位置(1
04)(図3,図4)から少なくともほぼトラクタ(2) の進
路の横側に延びる作業位置(204)(図1,図2)へ移動さ
せることができる。本体(4) が作業位置(204)にある時
には、油がジャッキ(8) から出るのを阻止することによ
って本体(4) が幾何学軸線(7A)を中心として回動しない
ようにすることができる。逆に、輸送位置ではジャッキ
(8) の2つのチャンバ(9) を連通させることによって、
本体(4)が幾何学軸線(7A)を中心として自由に回転でき
るようにする。従って、草刈り機(1) の輸送時の操作は
大幅に単純化される。
る。歯車部分(13)は草刈り機(1) の本体(4) に組み込ま
れており、幾何学軸線(7A)と同心である (図3)。従っ
て、ジャッキ(8) を駆動することによって本体(4) を幾
何学軸線(7A)を中心として回転させて、本体(4) を少な
くともほぼトラクタ(2) の進路方向に延びる輸送位置(1
04)(図3,図4)から少なくともほぼトラクタ(2) の進
路の横側に延びる作業位置(204)(図1,図2)へ移動さ
せることができる。本体(4) が作業位置(204)にある時
には、油がジャッキ(8) から出るのを阻止することによ
って本体(4) が幾何学軸線(7A)を中心として回動しない
ようにすることができる。逆に、輸送位置ではジャッキ
(8) の2つのチャンバ(9) を連通させることによって、
本体(4)が幾何学軸線(7A)を中心として自由に回転でき
るようにする。従って、草刈り機(1) の輸送時の操作は
大幅に単純化される。
【0016】草刈り機(1) の本体(4) は、連結構造体
(3) から遠い方の本体の縦方向端部に配置された単一の
車輪(14)を介して地面に支持されている。本体(4) は基
本的に収穫機構(15)と、2つの接続装置 (16,17) とで
構成されている。
(3) から遠い方の本体の縦方向端部に配置された単一の
車輪(14)を介して地面に支持されている。本体(4) は基
本的に収穫機構(15)と、2つの接続装置 (16,17) とで
構成されている。
【0017】図3及び図5に詳細に示した第1の接続装
置(16)は、収穫機構(15)の縦方向の第1端部(18)を連結
構造体(3) に接続している。すなわち、第1の接続装置
(16)は連結構造体(3) の幾何学軸線(7A)を中心として回
転可能な連結ヘッド(19)と、収穫機構(15)をこの連結ヘ
ッド(19)に接続する振動アーム(20)とによって構成され
ている。縦方向の第1の端部(18)は、振動アーム(20)に
よって連結構造体(3)に対して高さ方向にかなり大きく
移動することができ、それによって地面の起伏に合わせ
ることができる。この振動アーム(20) (正確にはその一
端) は第1の接続ピボット(21)を介して連結ヘッド(19)
に接続されている。この第1の接続ピボット(21)の幾何
学軸線 (21A)は振動アーム(20)の縦方向軸線と幾何学軸
線(7A)とに対して少なくともほぼ直交するように延びて
いる。振動アーム(20)の他端部は、第1の接続ピボット
(22)の幾何学軸線(21A) に対して少なくともほぼ平行な
幾何学軸線(22A) を有する第2の接続ピボット(22)を介
して収穫機構(15)に接続されている。第2の接続ピボッ
ト(22)の幾何学軸線(22A) は、作業の進行方向(23)に沿
って見た場合、収穫機構(15)の少なくともほぼ半分の高
さの所にあり、上方から見た場合、収穫機構(15)の縦方
向軸線(15') に対して約60°の角度を形成している。
置(16)は、収穫機構(15)の縦方向の第1端部(18)を連結
構造体(3) に接続している。すなわち、第1の接続装置
(16)は連結構造体(3) の幾何学軸線(7A)を中心として回
転可能な連結ヘッド(19)と、収穫機構(15)をこの連結ヘ
ッド(19)に接続する振動アーム(20)とによって構成され
ている。縦方向の第1の端部(18)は、振動アーム(20)に
よって連結構造体(3)に対して高さ方向にかなり大きく
移動することができ、それによって地面の起伏に合わせ
ることができる。この振動アーム(20) (正確にはその一
端) は第1の接続ピボット(21)を介して連結ヘッド(19)
に接続されている。この第1の接続ピボット(21)の幾何
学軸線 (21A)は振動アーム(20)の縦方向軸線と幾何学軸
線(7A)とに対して少なくともほぼ直交するように延びて
いる。振動アーム(20)の他端部は、第1の接続ピボット
(22)の幾何学軸線(21A) に対して少なくともほぼ平行な
幾何学軸線(22A) を有する第2の接続ピボット(22)を介
して収穫機構(15)に接続されている。第2の接続ピボッ
ト(22)の幾何学軸線(22A) は、作業の進行方向(23)に沿
って見た場合、収穫機構(15)の少なくともほぼ半分の高
さの所にあり、上方から見た場合、収穫機構(15)の縦方
向軸線(15') に対して約60°の角度を形成している。
【0018】第2の接続装置(17) (図6)は、収穫機構
(15)の縦方向の第2端部(24)を車輪(14)に接続してい
る。この第2の接続装置(17)は、変形可能な四辺形(25)
と車輪(14)の案内部材(26)とによって構成されている。
変形可能な四辺形(25)は、上方から見た場合、収穫機構
(15)の縦方向軸線に対して少なくともほぼ直交して延び
ており、車輪(14)の案内部材(26)は少なくともほぼ鉛直
な幾何学軸線(27A) を有する円筒形ジョイント(27)を介
して変形可能な四辺形(25)に接続されている。この構造
にすることによって、地面の起伏に合わせるために、収
穫機構(15)の縦方向の第2端部(24)を車輪(14)に対して
高さ方向へより容易に移動させることができ、しかも、
車輪(14)の案内部材(26)が自由に回転させることができ
る。変形可能な四辺形(25)はコンソール(28)を含み、車
輪(14)の案内部材(26)はこのコンソール(28)の上部に関
節接続されている。また、このコンソール(28)は2つの
連接棒 (29、30) を介して収穫機構(15)に接続されてい
る。変形可能な四辺形(25)は少なくともほぼ平行四辺形
をしており、この平行四辺形の1辺を成すコンソール(2
8)は作業の進行方向(23)に対して上方且つ後方へ延び
て、車輪(14)を収容する空間を形成している。幾何学軸
線(27A) と車輪(14)の回転軸線(14A) とはほぼ同心にす
るのが好ましい。
(15)の縦方向の第2端部(24)を車輪(14)に接続してい
る。この第2の接続装置(17)は、変形可能な四辺形(25)
と車輪(14)の案内部材(26)とによって構成されている。
変形可能な四辺形(25)は、上方から見た場合、収穫機構
(15)の縦方向軸線に対して少なくともほぼ直交して延び
ており、車輪(14)の案内部材(26)は少なくともほぼ鉛直
な幾何学軸線(27A) を有する円筒形ジョイント(27)を介
して変形可能な四辺形(25)に接続されている。この構造
にすることによって、地面の起伏に合わせるために、収
穫機構(15)の縦方向の第2端部(24)を車輪(14)に対して
高さ方向へより容易に移動させることができ、しかも、
車輪(14)の案内部材(26)が自由に回転させることができ
る。変形可能な四辺形(25)はコンソール(28)を含み、車
輪(14)の案内部材(26)はこのコンソール(28)の上部に関
節接続されている。また、このコンソール(28)は2つの
連接棒 (29、30) を介して収穫機構(15)に接続されてい
る。変形可能な四辺形(25)は少なくともほぼ平行四辺形
をしており、この平行四辺形の1辺を成すコンソール(2
8)は作業の進行方向(23)に対して上方且つ後方へ延び
て、車輪(14)を収容する空間を形成している。幾何学軸
線(27A) と車輪(14)の回転軸線(14A) とはほぼ同心にす
るのが好ましい。
【0019】収穫機構(15)は2つの接続装置 (16,17)
の間に延びている。収穫機構(15)は支持構造体(31)を含
み、2つの接続装置 (16,17) はこの支持構造体(31)に
接続されている。支持構造体(31)は切断具(33)を備えた
切断棒(32)と処理ドラム(34)とを支持している。図1及
び図4では処理ドラムの回転軸線を1本のみが示してあ
る。この処理ドラムは切断具(33)によって切断された作
物を処理するためのものである。支持構造体(31)は、作
業の進行方向(23)に対して少なくともほぼ直角に延び且
つ切断具(33)と処理ドラム(34)とを駆動するための駆動
ケーシング(35)を有している。駆動ケーシング(35)は第
1の接続装置(16)を収穫機構(15)に接続する第2の接続
ピボット(22)の近傍に配置されている。収穫機構(15)は
切断棒(32)および処理ドラム(34)の外周部を被った保護
具(36)も支持している。
の間に延びている。収穫機構(15)は支持構造体(31)を含
み、2つの接続装置 (16,17) はこの支持構造体(31)に
接続されている。支持構造体(31)は切断具(33)を備えた
切断棒(32)と処理ドラム(34)とを支持している。図1及
び図4では処理ドラムの回転軸線を1本のみが示してあ
る。この処理ドラムは切断具(33)によって切断された作
物を処理するためのものである。支持構造体(31)は、作
業の進行方向(23)に対して少なくともほぼ直角に延び且
つ切断具(33)と処理ドラム(34)とを駆動するための駆動
ケーシング(35)を有している。駆動ケーシング(35)は第
1の接続装置(16)を収穫機構(15)に接続する第2の接続
ピボット(22)の近傍に配置されている。収穫機構(15)は
切断棒(32)および処理ドラム(34)の外周部を被った保護
具(36)も支持している。
【0020】収穫機構(15)の重量は各接続装置 (16,1
7) と組合された2つの重量軽減・引き上げ具 (37,38)
によって軽減されている。第1の重量軽減・引き上げ
具(37)は、第1の接続装置(16)の振動アーム(20)と収穫
機構(15)の支持構造体(31)との間に配置されている。図
5に示すように、第1の重量軽減・引き上げ具(37)の一
端は弾性継手(39)を介して振動アーム(20)の少なくとも
ほぼ中央に連結され、その他端は2つのアーム (40,4
1) を介して支持構造体(31)の駆動ケーシング(35)に連
結されている。これらの2つのアーム (40,41) は駆動
ケーシング(35)と共に極めて剛性のある三角形を形成し
ている。第1の重量軽減・引き上げ具(37)は「サイレン
トブロック(silent block)」型の弾性リング(42)を介し
てこの三角形に接続されている。弾性継手(39)と弾性リ
ング(42)とを用いることによって重量軽減・引き上げ具
(37)の装着は容易になり、作動は静かになり、振動も減
衰される。
7) と組合された2つの重量軽減・引き上げ具 (37,38)
によって軽減されている。第1の重量軽減・引き上げ
具(37)は、第1の接続装置(16)の振動アーム(20)と収穫
機構(15)の支持構造体(31)との間に配置されている。図
5に示すように、第1の重量軽減・引き上げ具(37)の一
端は弾性継手(39)を介して振動アーム(20)の少なくとも
ほぼ中央に連結され、その他端は2つのアーム (40,4
1) を介して支持構造体(31)の駆動ケーシング(35)に連
結されている。これらの2つのアーム (40,41) は駆動
ケーシング(35)と共に極めて剛性のある三角形を形成し
ている。第1の重量軽減・引き上げ具(37)は「サイレン
トブロック(silent block)」型の弾性リング(42)を介し
てこの三角形に接続されている。弾性継手(39)と弾性リ
ング(42)とを用いることによって重量軽減・引き上げ具
(37)の装着は容易になり、作動は静かになり、振動も減
衰される。
【0021】第2の重量軽減・引き上げ具(38) (図6)
は、変形可能な四辺形(25)のコンソール(28)の下側部分
と変形可能な四辺形(25)の上側連接棒(29)との間に延
び、また、弾性継手(43)と弾性リング(44)とを介して変
形可能な四辺形(25)に接続されている。以上、2つの重
量軽減・引き上げ具 (37,38) によって作業時の収穫機
構(15)の縦方向両端部 (18,24) の重量は確実に軽減さ
れる。
は、変形可能な四辺形(25)のコンソール(28)の下側部分
と変形可能な四辺形(25)の上側連接棒(29)との間に延
び、また、弾性継手(43)と弾性リング(44)とを介して変
形可能な四辺形(25)に接続されている。以上、2つの重
量軽減・引き上げ具 (37,38) によって作業時の収穫機
構(15)の縦方向両端部 (18,24) の重量は確実に軽減さ
れる。
【0022】図7及び図8は重量軽減・引き上げ具 (3
7,38) の詳細図である。この重量軽減・引き上げ具は
引上げジャッキ(46)と平行に装着されて気体バネ(45)を
含み、使用者が望む時に収穫機構(15)を引き上げて、そ
の重量を軽減するとができるようになっている。この気
体バネ(45)は圧力で変形可能なベロー(47)と、このベロ
ー(47)の縦方向端部に接続された2つの側板(48)とを有
し、一方の側板(48)の設けられた弁(49)を介して所定の
圧力の気体が供給される。すなわち弁(49)を介して変形
可能なベロー(47)を膨張・収縮させることによって使用
者は気体バネの剛性を作業条件に合わせることができ
る。使用者が簡単な空気ポンプを使用してベローを容易
に膨張できるようにするためには、気体バネ(45)に入れ
る気体は空気にするのが好ましい。また、変形可能なベ
ロー(47)の横方向への変形を制限し且つ縦方向への大き
な変形を防ぐために側部剛体化具(50)でベロー(47)を取
り囲む。
7,38) の詳細図である。この重量軽減・引き上げ具は
引上げジャッキ(46)と平行に装着されて気体バネ(45)を
含み、使用者が望む時に収穫機構(15)を引き上げて、そ
の重量を軽減するとができるようになっている。この気
体バネ(45)は圧力で変形可能なベロー(47)と、このベロ
ー(47)の縦方向端部に接続された2つの側板(48)とを有
し、一方の側板(48)の設けられた弁(49)を介して所定の
圧力の気体が供給される。すなわち弁(49)を介して変形
可能なベロー(47)を膨張・収縮させることによって使用
者は気体バネの剛性を作業条件に合わせることができ
る。使用者が簡単な空気ポンプを使用してベローを容易
に膨張できるようにするためには、気体バネ(45)に入れ
る気体は空気にするのが好ましい。また、変形可能なベ
ロー(47)の横方向への変形を制限し且つ縦方向への大き
な変形を防ぐために側部剛体化具(50)でベロー(47)を取
り囲む。
【0023】引上げジャッキ(46)はシリンダ(51)とピス
トンロッド(52)とを有している。ピストンロッド(52)は
止めピン(59)によって気体バネ(45)の上側側板(48)に固
定されている。シリンダ(51)は気体バネ(45)の下側側板
(48)に剛体接続されている。ピストンロッド(52)がシリ
ンダ(51)の両端から出た状態で、シリンダ(51)の両端部
には密封式の案内リング(53)が挿入されている。作業時
には、気体バネ(45)が収穫機構(15)の高さ方向移動運動
によって伸びたり、縮んだりした時に、気体バネ(45)の
2つの側板(48)が互いに接近・離反し、ピストンロッド
(52)はシリンダ(51)内を滑動する。シリンダ(51)内のピ
ストンロッド(52)の移動を妨害する要素はないので、収
穫機構(15)の作業時の重量軽減を容易に行うことができ
る。
トンロッド(52)とを有している。ピストンロッド(52)は
止めピン(59)によって気体バネ(45)の上側側板(48)に固
定されている。シリンダ(51)は気体バネ(45)の下側側板
(48)に剛体接続されている。ピストンロッド(52)がシリ
ンダ(51)の両端から出た状態で、シリンダ(51)の両端部
には密封式の案内リング(53)が挿入されている。作業時
には、気体バネ(45)が収穫機構(15)の高さ方向移動運動
によって伸びたり、縮んだりした時に、気体バネ(45)の
2つの側板(48)が互いに接近・離反し、ピストンロッド
(52)はシリンダ(51)内を滑動する。シリンダ(51)内のピ
ストンロッド(52)の移動を妨害する要素はないので、収
穫機構(15)の作業時の重量軽減を容易に行うことができ
る。
【0024】引上げジャッキ(46)によって収穫機構(15)
を引き上げるために、引上げジャッキ(46)を伸ばすため
のピストン(54)が備えられている。このピストン(54)は
ピストンロッド(52)に滑動自在に装着されて、シリンダ
(51)を2つのチャンバ (55,56) に分離している。各チ
ャンバには導管 (57,58) を介して圧力流体が供給され
る。作業時にはシリンダ(51)の下側チャンバ(56)は空
で、ピストン(54)の下面(60)は上側チャンバ内の流体の
力で下側案内リング(53)に当接している。また、ピスト
ン(54)の上面(61)は、引上げジャッキ(46)のピストンロ
ッド(52)の少し上方に配置されたカラー(62)に当接す
る。ピストン(54)の上面(61)とピストンロッド(52)のカ
ラー(62)との間には一定の遊び(63)が存在するので、作
業時にピストン(54)が気体バネ(45)の機能を妨げること
はない。使用者が収穫機構(15)を引き上げる時には、ト
ラクタ(2) からシリンダ(51)の下側チャンバ(56)へ流体
を供給して、ピストン(54)を上方へ移動させる。ピスト
ン(54)がピストンロッド(52)のカラー(62)を上方へ押し
始めると、引上げジャッキ(46)と気体バネ(45)とが伸び
る。こうして、ピストン(54)がストロークの端部に達す
るまでピストン(54)とピストンロッド(52)とが並進移動
する。引き上げられた位置では収穫機構(15)は地面と少
なくともほぼ平行に延び、気体バネ(45)の作用は無効に
なる(図8)。
を引き上げるために、引上げジャッキ(46)を伸ばすため
のピストン(54)が備えられている。このピストン(54)は
ピストンロッド(52)に滑動自在に装着されて、シリンダ
(51)を2つのチャンバ (55,56) に分離している。各チ
ャンバには導管 (57,58) を介して圧力流体が供給され
る。作業時にはシリンダ(51)の下側チャンバ(56)は空
で、ピストン(54)の下面(60)は上側チャンバ内の流体の
力で下側案内リング(53)に当接している。また、ピスト
ン(54)の上面(61)は、引上げジャッキ(46)のピストンロ
ッド(52)の少し上方に配置されたカラー(62)に当接す
る。ピストン(54)の上面(61)とピストンロッド(52)のカ
ラー(62)との間には一定の遊び(63)が存在するので、作
業時にピストン(54)が気体バネ(45)の機能を妨げること
はない。使用者が収穫機構(15)を引き上げる時には、ト
ラクタ(2) からシリンダ(51)の下側チャンバ(56)へ流体
を供給して、ピストン(54)を上方へ移動させる。ピスト
ン(54)がピストンロッド(52)のカラー(62)を上方へ押し
始めると、引上げジャッキ(46)と気体バネ(45)とが伸び
る。こうして、ピストン(54)がストロークの端部に達す
るまでピストン(54)とピストンロッド(52)とが並進移動
する。引き上げられた位置では収穫機構(15)は地面と少
なくともほぼ平行に延び、気体バネ(45)の作用は無効に
なる(図8)。
【0025】収穫機構(15)はトラクタ(2) の動力取り出
し装置(図示せず)によって駆動される。この動力取り
出し装置は自在継手を有する伸縮式シャフト(64)を介し
てトルク制限器(65)を駆動する(図3)。トルク制限器
(65)は運動伝達装置(67)の駆動軸(66)に装着されてい
る。運動伝達装置(67)は連結構造体(3) と一体な下側ケ
ーシング(68)と、連結ヘッド(19)と一体な上側ケーシン
グ(69)とを有している。運動伝達装置(67)の下側ケーシ
ング(68)の駆動軸(66)は第1の円錐歯車対(70)を介して
中間軸(71)を駆動する。この中間軸(71)の回転軸線が幾
何学軸線(7A)と一致し、第2の円錐歯車対(72)を介して
上側ケーシング(69)の出力軸(73)を駆動する。この出力
軸(73)は、自在継手を備えた別の伸縮式シャフト(74)
(図1,図4,図5)を介して、収穫機構(15)の駆動ケ
ーシング(35)の入力軸(図示せず)を駆動する。この伸
縮式シャフト(74)の自在継手の作動角度を小さくするた
めに、上側ケーシング(69)の出力軸(73)は、正常作業時
に、収穫機構(15)の駆動ケーシング(35)の駆動軸 (図示
せず) と少なくともほぼ同じ高さの所に来る。
し装置(図示せず)によって駆動される。この動力取り
出し装置は自在継手を有する伸縮式シャフト(64)を介し
てトルク制限器(65)を駆動する(図3)。トルク制限器
(65)は運動伝達装置(67)の駆動軸(66)に装着されてい
る。運動伝達装置(67)は連結構造体(3) と一体な下側ケ
ーシング(68)と、連結ヘッド(19)と一体な上側ケーシン
グ(69)とを有している。運動伝達装置(67)の下側ケーシ
ング(68)の駆動軸(66)は第1の円錐歯車対(70)を介して
中間軸(71)を駆動する。この中間軸(71)の回転軸線が幾
何学軸線(7A)と一致し、第2の円錐歯車対(72)を介して
上側ケーシング(69)の出力軸(73)を駆動する。この出力
軸(73)は、自在継手を備えた別の伸縮式シャフト(74)
(図1,図4,図5)を介して、収穫機構(15)の駆動ケ
ーシング(35)の入力軸(図示せず)を駆動する。この伸
縮式シャフト(74)の自在継手の作動角度を小さくするた
めに、上側ケーシング(69)の出力軸(73)は、正常作業時
に、収穫機構(15)の駆動ケーシング(35)の駆動軸 (図示
せず) と少なくともほぼ同じ高さの所に来る。
【0026】輸送時には、ロック装置(75)(図1,図
4,図6)によって車輪(14)の案内具(26)の回転は禁止
できる。このロック装置(75)は、変形可能な四辺形(25)
のコンソールに固定された位置決め用ジャッキ(76)と、
車輪(14)の案内具(26)に剛体接続されたレバー(77)とを
有している。作業時には、位置決め用ジャッキ(76)はレ
バー(77)に力を加えないので、車輪(14)はその移動とと
もに幾何学軸線を中心として自動的に向きを決める。一
方、輸送時には、位置決め用ジャッキ(76)が方向決め部
材(78)を介してレバー(77)に力を加える。それによっ
て、車輪(14)は輸送方向(79)を向き、輸送位置に保持さ
れる(図4)。レバー(77)は幾何学軸線 (27A)から両側
へ延びた当接部(80)を有している。各当接部(80)はロー
ラ(81)の形をしており、各ローラ(81)は少なくともほぼ
鉛直方向を向いた軸(82)に回転自在に装着されている。
従って、車輪(14)の方向決定およびロックは簡単に行わ
れる。
4,図6)によって車輪(14)の案内具(26)の回転は禁止
できる。このロック装置(75)は、変形可能な四辺形(25)
のコンソールに固定された位置決め用ジャッキ(76)と、
車輪(14)の案内具(26)に剛体接続されたレバー(77)とを
有している。作業時には、位置決め用ジャッキ(76)はレ
バー(77)に力を加えないので、車輪(14)はその移動とと
もに幾何学軸線を中心として自動的に向きを決める。一
方、輸送時には、位置決め用ジャッキ(76)が方向決め部
材(78)を介してレバー(77)に力を加える。それによっ
て、車輪(14)は輸送方向(79)を向き、輸送位置に保持さ
れる(図4)。レバー(77)は幾何学軸線 (27A)から両側
へ延びた当接部(80)を有している。各当接部(80)はロー
ラ(81)の形をしており、各ローラ(81)は少なくともほぼ
鉛直方向を向いた軸(82)に回転自在に装着されている。
従って、車輪(14)の方向決定およびロックは簡単に行わ
れる。
【0027】次に、本発明の草刈り機(1) の作動を説明
する。輸送時(図3,図4,図8)には、ジャッキ(8)
によって本体(4) を幾何学軸線(7A)を中心として回転さ
せ、車輪(14)を輸送方向(79)へ向ける。収穫機構(15)を
2つの引上げジャッキ(46)によって地面と少なくともほ
ぼ平行に維持する。草刈り機(1) の本体(4) はほぼトラ
クタ(2) の進行方向へ延びるので、輸送時の操縦は容易
である。また、車庫入れのために必要な場所も小さくて
済む。
する。輸送時(図3,図4,図8)には、ジャッキ(8)
によって本体(4) を幾何学軸線(7A)を中心として回転さ
せ、車輪(14)を輸送方向(79)へ向ける。収穫機構(15)を
2つの引上げジャッキ(46)によって地面と少なくともほ
ぼ平行に維持する。草刈り機(1) の本体(4) はほぼトラ
クタ(2) の進行方向へ延びるので、輸送時の操縦は容易
である。また、車庫入れのために必要な場所も小さくて
済む。
【0028】草刈り機(1) の本体(4) を輸送位置(104)
から作業位置(204) へ移動させるには、位置決め用ジャ
ッキ(76)を用いて車輪(14)を幾何学軸線(27A) を中心と
して回転させ、また、ジャッキ(8) を駆動して本体(4)
を作業位置 (204)へ回転させる。本体(4) は、輸送位置
(104) でも作業位置(204) でも少なくとも1つの車輪(1
4)によって地面上に支持されているので、トラクタの安
定性が維持される。また、運動伝達装置(67)の構造上か
ら、収穫機構(15)は、幾何学軸線(7A)を中心とした回転
可能な任意の位置へ、移動させることができる。
から作業位置(204) へ移動させるには、位置決め用ジャ
ッキ(76)を用いて車輪(14)を幾何学軸線(27A) を中心と
して回転させ、また、ジャッキ(8) を駆動して本体(4)
を作業位置 (204)へ回転させる。本体(4) は、輸送位置
(104) でも作業位置(204) でも少なくとも1つの車輪(1
4)によって地面上に支持されているので、トラクタの安
定性が維持される。また、運動伝達装置(67)の構造上か
ら、収穫機構(15)は、幾何学軸線(7A)を中心とした回転
可能な任意の位置へ、移動させることができる。
【0029】作業時(図1,図2,図5,図6,図7)
には、ジャッキ(8) が幾何学軸線(7A)を中心にした本体
(4) の回転を禁止する。一方、車輪(14)は幾何学軸線
(27A)を中心として自由に回転することができる。ま
た、引上げジャッキ(46)への作用がなくなるので、収穫
機構(15)は地面の起伏に適合でき、縦方向の両端部 (1
8,24) で重量が軽減されるので、収穫機構(15)は地面
の起伏による障害物を容易に通過することができる。
には、ジャッキ(8) が幾何学軸線(7A)を中心にした本体
(4) の回転を禁止する。一方、車輪(14)は幾何学軸線
(27A)を中心として自由に回転することができる。ま
た、引上げジャッキ(46)への作用がなくなるので、収穫
機構(15)は地面の起伏に適合でき、縦方向の両端部 (1
8,24) で重量が軽減されるので、収穫機構(15)は地面
の起伏による障害物を容易に通過することができる。
【0030】本発明の草刈り機(1) の重量軽減・引き上
げ具 (37,38) は下記の利点も有している。気体バネ(4
5)が引上げジャッキ(46)とほぼ同軸に配置されているの
で、重量軽減・引き上げ具 (37,38) がコンパクトにな
り、取付け点は2つ (84,85,86,87) のみになる(図
5〜図8)。気体バネ(45)を膨張・収縮できるので本発
明の草刈り機にはさらに別の利点もある。例えば、気体
バネ(45)を収縮状態で機械に取付けることができるの
で、装着が容易になる。
げ具 (37,38) は下記の利点も有している。気体バネ(4
5)が引上げジャッキ(46)とほぼ同軸に配置されているの
で、重量軽減・引き上げ具 (37,38) がコンパクトにな
り、取付け点は2つ (84,85,86,87) のみになる(図
5〜図8)。気体バネ(45)を膨張・収縮できるので本発
明の草刈り機にはさらに別の利点もある。例えば、気体
バネ(45)を収縮状態で機械に取付けることができるの
で、装着が容易になる。
【0031】また、使用者はトラクタ(2) の油圧源 (図
示せず) から引上げジャッキ(46)の第1のチャンバ(55)
または第2のチャンバ(56)に油を送ることによって、ト
ラクタ(2) から引上げジャッキ(46)を制御することがで
きる。収穫機構(15)を少なくともほぼ水平に引き上げる
ために、流量分配器(図示せず)を油圧源と引上げジャ
ッキ(46)の第2のチャンバとの間に配置する。また、作
業中の引上げジャッキ(46)の第1のチャンバ(55)内の油
の力による収穫機構の高さ方向の移動運動は、ピストン
ロッド(52)のカラー(62)の形状と寸法の関数で緩和する
ことができる。従って、重量軽減・引き上げ具 (37,3
8) はダンパー(緩衝装置)の役目もする。これが第1
の作動モード(237,238)すなわち作業時(図1,図2,
図5,図6,図7)の基本である。
示せず) から引上げジャッキ(46)の第1のチャンバ(55)
または第2のチャンバ(56)に油を送ることによって、ト
ラクタ(2) から引上げジャッキ(46)を制御することがで
きる。収穫機構(15)を少なくともほぼ水平に引き上げる
ために、流量分配器(図示せず)を油圧源と引上げジャ
ッキ(46)の第2のチャンバとの間に配置する。また、作
業中の引上げジャッキ(46)の第1のチャンバ(55)内の油
の力による収穫機構の高さ方向の移動運動は、ピストン
ロッド(52)のカラー(62)の形状と寸法の関数で緩和する
ことができる。従って、重量軽減・引き上げ具 (37,3
8) はダンパー(緩衝装置)の役目もする。これが第1
の作動モード(237,238)すなわち作業時(図1,図2,
図5,図6,図7)の基本である。
【0032】また、ピストンロッド(52)のカラー(62)の
形状に合った凹部(88)(図7)をピストン(54)に形成し
て、ピストン(54)とカラー(62)とを徐々に接触させるこ
ともできる。同様に、ストロークの終点すなわち第2の
作動モード(137,138)で、収穫機構(15)が地面の上に引
き上げられた時(図3,図4,図8)に、ピストン(54)
はカラー(62)をカラー(62)の形状と一致した別の凹部(8
9)(図7)を有する対応する案内リング(53)へ向かって
移動させて、カラー(62)とその案内リング(53)とを徐々
に接触させることができる。
形状に合った凹部(88)(図7)をピストン(54)に形成し
て、ピストン(54)とカラー(62)とを徐々に接触させるこ
ともできる。同様に、ストロークの終点すなわち第2の
作動モード(137,138)で、収穫機構(15)が地面の上に引
き上げられた時(図3,図4,図8)に、ピストン(54)
はカラー(62)をカラー(62)の形状と一致した別の凹部(8
9)(図7)を有する対応する案内リング(53)へ向かって
移動させて、カラー(62)とその案内リング(53)とを徐々
に接触させることができる。
【0033】図9は本発明の草刈り機(91)の重量軽減・
引き上げ具(90)の別の実施例を示している。この草刈り
機(91)は重量軽減・引き上げ具(37,38) は重量軽減・
引き上げ具(90)に代えた以外は上記の草刈り機(1) と同
じ特徴を有している。図9は重量軽減・引き上げ具(90)
が第1の作動モードすなわち作業時の状態にある時を示
している。前記の重量軽減・引き上げ具 (37,38) と同
様に、この重量軽減・引き上げ具(90)は、使用者が希望
した時に収穫機構を引き上げることができる引上げジャ
ッキ(93)と平行に取付けられた収穫機構の重量を軽減す
る気体バネ(92)を有している。この気体バネ(92)は圧力
で変形可能なジャケット(94)と、の変形可能なジャケッ
ト(94)の対応する縦方向の端部に各々接続された2つの
側板(95)とを有している。気体バネ(92)は一方の側板(9
5)に設けられた弁(96)を介して気体を供給することによ
って所望の圧力にすることができる。すなわち、使用者
は弁(96)を通る気体の量を調節して変形可能なジャケッ
ト(94)を膨張量を変えることによって気体バネ(92)の剛
性をその時の作業条件に合わせることができる。なお、
使用者が単純な空気ポンプによって変形可能なジャケッ
トを容易に膨張させることができるようにするために、
気体バネ(92)には空気を入れるのが好ましい。
引き上げ具(90)の別の実施例を示している。この草刈り
機(91)は重量軽減・引き上げ具(37,38) は重量軽減・
引き上げ具(90)に代えた以外は上記の草刈り機(1) と同
じ特徴を有している。図9は重量軽減・引き上げ具(90)
が第1の作動モードすなわち作業時の状態にある時を示
している。前記の重量軽減・引き上げ具 (37,38) と同
様に、この重量軽減・引き上げ具(90)は、使用者が希望
した時に収穫機構を引き上げることができる引上げジャ
ッキ(93)と平行に取付けられた収穫機構の重量を軽減す
る気体バネ(92)を有している。この気体バネ(92)は圧力
で変形可能なジャケット(94)と、の変形可能なジャケッ
ト(94)の対応する縦方向の端部に各々接続された2つの
側板(95)とを有している。気体バネ(92)は一方の側板(9
5)に設けられた弁(96)を介して気体を供給することによ
って所望の圧力にすることができる。すなわち、使用者
は弁(96)を通る気体の量を調節して変形可能なジャケッ
ト(94)を膨張量を変えることによって気体バネ(92)の剛
性をその時の作業条件に合わせることができる。なお、
使用者が単純な空気ポンプによって変形可能なジャケッ
トを容易に膨張させることができるようにするために、
気体バネ(92)には空気を入れるのが好ましい。
【0034】引上げジャッキ(93)はシリンダ(97)とピス
トンロッド(98)とを有し、ピストンロッド(98)は気体バ
ネ(92)の上側側板(95)に固定されている。シリンダ(97)
は気体バネ(92)の下側側板(95)に剛体接続されている。
シリンダはの両端部には各々密封用の案内リング (53,
99) があり、ピストンロッド(98)はシリンダ(97)の両端
から突き出ている。作業時には、収穫機構(15)が高さ方
向へ移動した時に気体バネ(92)が伸長・収縮すると、気
体バネ(92)の2つの側板(95)は互いに接近・離反し、一
方、ピストンロッド(98)はシリンダ(97)内を滑動する。
シリンダ(97)内でのピストンロッド(98)の移動を妨げる
要素はないので、収穫機構(15)は作業時に容易に重量を
軽減できる。
トンロッド(98)とを有し、ピストンロッド(98)は気体バ
ネ(92)の上側側板(95)に固定されている。シリンダ(97)
は気体バネ(92)の下側側板(95)に剛体接続されている。
シリンダはの両端部には各々密封用の案内リング (53,
99) があり、ピストンロッド(98)はシリンダ(97)の両端
から突き出ている。作業時には、収穫機構(15)が高さ方
向へ移動した時に気体バネ(92)が伸長・収縮すると、気
体バネ(92)の2つの側板(95)は互いに接近・離反し、一
方、ピストンロッド(98)はシリンダ(97)内を滑動する。
シリンダ(97)内でのピストンロッド(98)の移動を妨げる
要素はないので、収穫機構(15)は作業時に容易に重量を
軽減できる。
【0035】前記の場合と同様に、引上げジャッキ(93)
を伸ばすためのピストン(54)が設けられている。このピ
ストン(54)はピストンロッド(98)に滑動自在に装着され
ていて、シリンダ(97)を2つのチャンバ(55,56) に分
離している。各チャンバには導管(100,58) を介して作
動流体が供給される。作業時にはシリンダ(97)の下側チ
ャンバ(56)は空であり、上側チャンバ(55)内の流体の力
でピストン(54)の下面は下側案内リング(53)と当接して
いる。また、ピストン(54)の上面(61)は引上げジャッキ
(93)のピストンロッド(98)の少し上方に配置されたカラ
ー(101) と当接する。作業時にはピストン(54)の上面(6
1)とピストンロッド(98)のカラー(101)との間に機能間
隙すなわち遊び(63)があるので、ピストン(54)が気体バ
ネ(92)の機能を妨げることはない。使用者が収穫機構(1
5)を引き上げたい場合には、使用者はシリンダ(97)の下
側チャンバ(56)へ作動流体を供給して、ピストン(54)を
上方へ並進移動させる。ピストン(54)がピストンロッド
(98)のカラー(101) を上方に押し始めた時から、引上げ
ジャッキ(93)と気体バネ(92)は伸び始めて、ピストン(5
4)とピストンロッド(98)とはピストンがストロークの終
点の達するまで並進移動する。収穫機構(15)は引き上げ
られた位置で地面の上方に少なくともほぼ平行に延び、
気体バネ(92)の作用は無効になる。前記の重量軽減・引
き上げ具 (37,38) の特徴と利点はこの重量軽減・引き
上げ具(90)の場合も同じであり、説明は省略する。この
重量軽減・引き上げ具(90)を草刈り機(91)へ取付ける方
法も同じである。
を伸ばすためのピストン(54)が設けられている。このピ
ストン(54)はピストンロッド(98)に滑動自在に装着され
ていて、シリンダ(97)を2つのチャンバ(55,56) に分
離している。各チャンバには導管(100,58) を介して作
動流体が供給される。作業時にはシリンダ(97)の下側チ
ャンバ(56)は空であり、上側チャンバ(55)内の流体の力
でピストン(54)の下面は下側案内リング(53)と当接して
いる。また、ピストン(54)の上面(61)は引上げジャッキ
(93)のピストンロッド(98)の少し上方に配置されたカラ
ー(101) と当接する。作業時にはピストン(54)の上面(6
1)とピストンロッド(98)のカラー(101)との間に機能間
隙すなわち遊び(63)があるので、ピストン(54)が気体バ
ネ(92)の機能を妨げることはない。使用者が収穫機構(1
5)を引き上げたい場合には、使用者はシリンダ(97)の下
側チャンバ(56)へ作動流体を供給して、ピストン(54)を
上方へ並進移動させる。ピストン(54)がピストンロッド
(98)のカラー(101) を上方に押し始めた時から、引上げ
ジャッキ(93)と気体バネ(92)は伸び始めて、ピストン(5
4)とピストンロッド(98)とはピストンがストロークの終
点の達するまで並進移動する。収穫機構(15)は引き上げ
られた位置で地面の上方に少なくともほぼ平行に延び、
気体バネ(92)の作用は無効になる。前記の重量軽減・引
き上げ具 (37,38) の特徴と利点はこの重量軽減・引き
上げ具(90)の場合も同じであり、説明は省略する。この
重量軽減・引き上げ具(90)を草刈り機(91)へ取付ける方
法も同じである。
【0036】なお、前記の重量軽減・引き上げ具 (37,
38) と違ってこの重量軽減・引き上げ具(90)には油が気
体ばね(92)内に漏れる危険をなくすための安全装置(10
2) が設けられている。この種の油圧回路内の圧力は通
常高いので、気体バネ(92)内に多量の油が漏れると回路
が爆発する恐れがある。この危険をなくすために案内リ
ング(99)が気体と油との間に配置されている。この案内
リング(99)の特徴は、案内リング(99)がピストンロッド
(98)の案内位置に2つの連続した密封継手(103,104)を
有し、2つの密封継手(103,104)の間には大気と連通し
た少なくとも1つの孔(105) が形成されている。従っ
て、2つの密封継手(103,104)の1つが漏れると、油ま
たは気体は外部に排出される。安全装置(102) は、気体
バネ(92)と引上げジャッキ(93)との間を下方へ延びた安
全具(106) を有し、この安全具(106) の上端部は案内リ
ング(99)に密封固定されている。安全具(102) と引上げ
ジャッキ(93)のシリンダ(97)との間にはシリング(97)を
囲む凹部(107) が形成されているので、孔から漏れた流
体は安全に下方へ流れることができる。安全具(106) の
下端部は部分的にシリンダ(97)に接続されている。
38) と違ってこの重量軽減・引き上げ具(90)には油が気
体ばね(92)内に漏れる危険をなくすための安全装置(10
2) が設けられている。この種の油圧回路内の圧力は通
常高いので、気体バネ(92)内に多量の油が漏れると回路
が爆発する恐れがある。この危険をなくすために案内リ
ング(99)が気体と油との間に配置されている。この案内
リング(99)の特徴は、案内リング(99)がピストンロッド
(98)の案内位置に2つの連続した密封継手(103,104)を
有し、2つの密封継手(103,104)の間には大気と連通し
た少なくとも1つの孔(105) が形成されている。従っ
て、2つの密封継手(103,104)の1つが漏れると、油ま
たは気体は外部に排出される。安全装置(102) は、気体
バネ(92)と引上げジャッキ(93)との間を下方へ延びた安
全具(106) を有し、この安全具(106) の上端部は案内リ
ング(99)に密封固定されている。安全具(102) と引上げ
ジャッキ(93)のシリンダ(97)との間にはシリング(97)を
囲む凹部(107) が形成されているので、孔から漏れた流
体は安全に下方へ流れることができる。安全具(106) の
下端部は部分的にシリンダ(97)に接続されている。
【0037】この重量軽減・引き上げ具(90)の別の利点
は、チャンバ(55)へ流体を供給するための導管(100) を
カラー(101) まで延ばしたことによって得られる。この
導管(100) が下側側板(95)を横切らないようにするため
に、導管(100) は、ピストンロッド(98)が上側側板(95)
に密封固定された上側側板(95)の位置からピストンロッ
ド(98)の内部へ延ばし、カラー(101) の位置で少なくと
もほぼ放射状に開口させる。導管(100) はピストンロッ
ド(98)の近傍で上側側板(95)の所から始めるのが好まし
い。製作を容易にするには、ピストンロッド(98)をパイ
プで作り、その一端をネジ(108) で密封する。本発明の
範囲を逸脱しない限り、上記の各構成要素は均等手段・
技術で置換したり、種々変更することができる。例え
ば、ジャッキを円筒形バネまたは捩じれ棒と平行に取付
けることができる。
は、チャンバ(55)へ流体を供給するための導管(100) を
カラー(101) まで延ばしたことによって得られる。この
導管(100) が下側側板(95)を横切らないようにするため
に、導管(100) は、ピストンロッド(98)が上側側板(95)
に密封固定された上側側板(95)の位置からピストンロッ
ド(98)の内部へ延ばし、カラー(101) の位置で少なくと
もほぼ放射状に開口させる。導管(100) はピストンロッ
ド(98)の近傍で上側側板(95)の所から始めるのが好まし
い。製作を容易にするには、ピストンロッド(98)をパイ
プで作り、その一端をネジ(108) で密封する。本発明の
範囲を逸脱しない限り、上記の各構成要素は均等手段・
技術で置換したり、種々変更することができる。例え
ば、ジャッキを円筒形バネまたは捩じれ棒と平行に取付
けることができる。
【図1】 農業用トラクタに接続された本発明の切断機
械の作業位置での平面図。
械の作業位置での平面図。
【図2】 図1の作業位置で歯車と噛合ったラックを示
す操縦具の断面図。
す操縦具の断面図。
【図3】 連結構造体と第1の接続装置の一部の輸送位
置での部分断面図。
置での部分断面図。
【図4】 輸送位置での切断機械の平面図。
【図5】 保護具を外して、図1の矢印V方向から見た
時の本発明切断機械の後方側面図。
時の本発明切断機械の後方側面図。
【図6】 保護具を外して、図1の矢印VI方向から見た
時の本発明切断機械の側面図。
時の本発明切断機械の側面図。
【図7】 作業位置での重量軽減・引き上げ具の断面
図。
図。
【図8】 輸送位置での図7の重量軽減・引き上げ具の
断面図。
断面図。
【図9】 本発明農業機械の重量軽減・引き上げ具の他
の実施例の断面図。
の実施例の断面図。
1 草刈り械 2 トラク
タ 3 連結構造体 6 連結装
置 7 第2のジョイント 14 車輪 15 切断機構 16、17 接
続装置 21、22 接続ピボット 27 第1の
ジョイント 37、38、90 重量軽減・引き上げ具 45、92 弾
性変形可能な要素 46、93 ジャッキ 51、97 シ
リンダ 47、94 弾性変形可能なジャケットまたはベロー 52、98 ピストンロッド 54 ピスト
ン 55、56 チャンバ 62、101
当接部 99 案内リング 102 安全装
置 103 、104 密封継手 105 孔
タ 3 連結構造体 6 連結装
置 7 第2のジョイント 14 車輪 15 切断機構 16、17 接
続装置 21、22 接続ピボット 27 第1の
ジョイント 37、38、90 重量軽減・引き上げ具 45、92 弾
性変形可能な要素 46、93 ジャッキ 51、97 シ
リンダ 47、94 弾性変形可能なジャケットまたはベロー 52、98 ピストンロッド 54 ピスト
ン 55、56 チャンバ 62、101
当接部 99 案内リング 102 安全装
置 103 、104 密封継手 105 孔
Claims (26)
- 【請求項1】(a) シリンダ (51,97) と、(b) このシリ
ンダ (51,97) 内を案内され且つシリンダ (51,97) か
ら突出したピストンロッド (52,98) と、(c) シリンダ
(51,97) 内に滑動自在に装着され且つシリンダ(51,
97) を2つの別々のチャンバ (55,56) に分け、少なく
とも1つのチャンバに流体供給源(2) から流体が供給さ
れた時にシリンダ (51,97) 内を並進移動するピストン
(54)と、で構成されるジャッキ (46,93) と、このジャ
ッキ (46,93) と平行に取付けられた弾性変形可能な要
素 (45,92) とを有する重量軽減・引き上げ具 (37,3
8,90) を備えた農業機械(1,91) において、 ピストン(54)はジャッキ (46,93) のピストンロッド
(52,98) とは一体ではなく、ピストンロッド (52,98)
はピストン(54)が当接する当接部(62)を有し、(d) 第
1の作動モード(237,238 ,290)では、弾性変形可能な
要素 (45,92) が正常に機能するように、ピストンロッ
ド (52,98) の当接部 (62,101)がピストン(54)と接触
しない状態でピストンロッド (52,98) がシリンダ内を
滑動できるようにし、(e) 第2の作動モード(137,138)
では、シリンダ (51,97) に対してピストンロッド (5
2,98) を移動させるために、供給源(2) の流体の力で
ピストン(54)をピストンロッド (52,98) の当接部 (6
2,101)と接触させることを特徴とする農業機械。 - 【請求項2】 ピストンロッド (52,98) がピストン(5
4)を貫通し且つシリンダ (51,97) の両端から突出して
いる請求項1に記載の農業機械。 - 【請求項3】 ピストン(54)と当接部 (62,101)との間
の接触を徐々にするために、ピストン(54)にピストンロ
ッド (52,98) の当接部 (62,101)の形状に合った凹部
(88)が形成されている請求項1または2に記載の農業機
械。 - 【請求項4】 ストロークの終点で、ピストン(54)が、
ピストンロッド (52,98) の当接部 (62,101)をシリン
ダ (51,97) の縦方向端部 (53,99) の方へ移動させ、
また、シリンダ (51,97) の縦方向端部 (53,99) は当
接部 (62,101)とシリンダ (51,97) との間の接触を徐
々に行うために当接部(62 ,101)の形状に合った凹部(8
9)を有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の農業機
械。 - 【請求項5】 ジャッキ (46,93) が複動ジャッキであ
り、この複動ジャッキの2つのチャンバ (55,56) へは
供給源(2) から流体が供給される請求項1〜4のいずれ
か1項に記載の農業機械。 - 【請求項6】 当接部 (62,101)はカラーであり、この
カラーはシリンダ(51,97) 内でのピストンロッド (52,
98) の滑動を緩和することができるような形状と寸法と
を有する請求項1〜5のいずれか一項に記載の農業機
械。 - 【請求項7】 弾性変形可能な要素 (45,92) が圧縮バ
ネである請求項1〜6のいずれか一項に記載の農業機
械。 - 【請求項8】 弾性変形可能な要素 (45,92) が気体バ
ネを有する請求項1〜7のいずれか一項に記載の農業機
械。 - 【請求項9】 気体バネ(45 ,92) が、弾性変形可能な
ベローまたはジャケット (47,94) と、弾性変形可能な
ベローまたはジャケット (47,94) の縦方向端部に設け
られた2つの側板 (48,95) とを有する請求項8に記載
の農業機械。 - 【請求項10】 気体バネ(45)が弾性変形可能なベロー
を囲む横方剛体化部材(50)を有する請求項8または9に
記載の農業機械。 - 【請求項11】 気体バネ (45,92) を所望の圧力に膨
張するための弁 (45,96) が気体バネ (45,92) に設け
られている請求項8〜10のいずれか一項に記載の農業機
械。 - 【請求項12】 気体バネ(45,92) が空気ばねである
請求項8〜11のいずれか一項に記載の農業機械。 - 【請求項13】 弾性変形可能な要素 (45,92) が、ジ
ャッキ (46,52) のピストンロッド (52,98) とシリン
ダ (51,97) との間に配置されている請求項1〜12のい
ずれか一項に記載の農業機械。 - 【請求項14】 側板 (48,95) の一方がピストンロッ
ド(52,98) に連結され、その他方がシリンダ (51,9
7) に接続されている請求項9〜13のいずれか一項に記
載の農業機械。 - 【請求項15】 重量軽減・引き上げ具(90)が、供給源
(2) からの流体が気体バネ(92)内に漏れる危険を防止す
る安全装置(102) を備えている請求項14に記載の農業機
械。 - 【請求項16】 重量軽減・引き上げ具(90)がピストン
ロッド(98)の案内リング(99)を有し、この案内リング(9
9)は供給源(2) の流体と気体バネ(92)の気体との間に配
置され、ピストンロッド(98)の所に連続した2つの密封
継手(103,104)を有し、これら2つの密封継手(103,10
4)の間には対応する密封継手(104) から漏れた場合に供
給源(2) からの流体を排出する排出孔(105) が形成され
ている請求項15に記載の農業機械。 - 【請求項17】 排出孔(105) が大気と連通している請
求項16に記載の農業機械。 - 【請求項18】 安全装置(102) が気体バネ(92)とジャ
ッキ(93)との間に延びた安全具(106) を有し、この安全
具(106) の一端が案内リング(99)に密封固定されて、安
全に流体を排出する請求16または17に記載の農業機械。 - 【請求項19】 ジャッキ(93)のピストンロッド(98)の
内部に形成されて当接部(101) の位置で開口した導管(1
00) によって、気体バネ(92)の位置の所のジャッキ(93)
のチャンバ中へ流体が供給される請求項14〜18のいずれ
か1項に記載の農業機械。 - 【請求項20】 導管(100) がピストンロッド(98)が固
定されている側板(95)の位置から始まる請求項19に記載
の農業機械。 - 【請求項21】 弾性変形可能な要素 (45,92) が少な
くともほぼ同軸な状態でジャッキ (46,93) に取付けら
れて2つの取付け点(84,85,86,87) のみを有する単
一部材 (37,38,90) を形成する請求項20に記載の農業
機械。 - 【請求項22】 少なくとも2つの取付け点 (84,85,
86,87) の1つが、弾性接続部材 (42,39,44,43) を
有する請求項21に記載の農業機械。 - 【請求項23】 2つの取付け点 (84,85,86,87) の
各々が、弾性接続部材(42,39,44,43) を有する請求
項22に記載の農業機械。 - 【請求項24】 供給源を有するトラクタ(2) に接続さ
れた請求項1〜23のいずれか一項に記載の農業機械。 - 【請求項25】(a) トラクタ(2) の連結装置(6) に接続
される連結構造体(3) と、(b) 作業時に作業方向(23)を
横断する方向に延びる切断機構(15)と、(c) 切断機構(1
5)の縦方向の第1端部(18)の少なくともほぼ近傍で切断
機構(15)に接続されて、連結構造体(3) に対して切断機
構(15)が前方を向いた幾何学軸線(21A,22A)を中心とし
て回動できるようにする、切断機構(15)を連結構造体
(3) に接続する第1の接続装置(16)と、(d) 切断機構(1
5)の縦方向の第2端部(24)の近傍に配置されて作業時に
地面上を回転する車輪(14)と、(e) 切断機構(15)の縦方
向の第2端部(24)の少なくともほぼ近傍で切断機構(15)
に接続されて車輪(14)に対して切断機構(15)が高さ方向
へ移動できるようにする、切断機構(15)に車輪(14)を接
続する第2の接続装置(17)と、(f) 第1の作動モード(2
37,238 ,290)すなわち作業時には切断機構(15)の重量
を軽減し、第2の作業モード(137,138)では切断機構(1
5)を地面上にほぼ平行に延ばすように各接続装置 (16,
17) と組み合わされた2つの重量軽減・引き上げ具と、
を有する切断機械(1) である請求項24に記載の農業機
械。 - 【請求項26】 草刈り機である請求項1〜25のいずれ
か一項に記載の農業機械。
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