JPH06305609A - 用紙リサイクル装置 - Google Patents

用紙リサイクル装置

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Publication number
JPH06305609A
JPH06305609A JP5096136A JP9613693A JPH06305609A JP H06305609 A JPH06305609 A JP H06305609A JP 5096136 A JP5096136 A JP 5096136A JP 9613693 A JP9613693 A JP 9613693A JP H06305609 A JPH06305609 A JP H06305609A
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JP
Japan
Prior art keywords
paper
roller
sheet
friction coefficient
rollers
Prior art date
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Application number
JP5096136A
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English (en)
Inventor
Masanori Yamanaka
正徳 山中
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙の摩擦が著しく小さくなった不良紙が不
送りとなって停止することなく、また、例えば給紙部に
セットした用紙の中で不良紙を識別し仕分けを行うこと
により不良な用紙を次工程に搬送させて加熱/露光させ
る無駄を省くことができる用紙リサイクル装置を提供す
る。 【構成】 積載された用紙3を送り出す複数のピックア
ップローラ5,第2の給紙ローラ8と、分離手段6と、
用紙搬送検知手段を有し、ピックアップローラ5は第2
の給紙ローラ8の摩擦係数より小さいものとして、摩擦
係数の小さい方のピックアップローラ5で送り出し所定
時間内に用紙3が搬送検知部56に到達しないときは、
摩擦係数の高い方の第2の給紙ローラ8が作動するよう
にしたため、給紙装置に用紙3を積載して給紙すること
により用紙3の摩擦が著しく小さくなったものは第2の
給紙ローラ8で給紙することにより識別することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、用紙給紙装置、搬送装
置、仕分け装置等に使用する用紙リサイクル装置に係
り、用紙を再利用する場合に用紙を仕分けする用紙リサ
イクル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一度コピーした用紙の裏面を利用して再
コピーしたり、光や熱により無色になるトナーを使用し
てコピーした画像を消して再びコピー紙として再使用す
るようになってきたが、このような用紙を複写機に再使
用するためには用紙がどのようなコピー状態あるか(例
えば、普通トナーで片面コピーされたものか、両面コピ
ーされたものが、消色トナーでコピーされたものかな
ど)を判断して予め用紙を仕分けておく必要がある。こ
のような仕分け技術は従来提案されておらず、従来は手
作業で行っていた。
【0003】従来技術としては、直接的に関係しない
が、紙のスリップに対する技術として、例えば、特開平
2−158543号公報には、紙搬送のスリップ率が大きくな
っても正常搬送時の紙間隔を得られるようにして紙ジャ
ムを防止する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来技
術では、前述したように、一度使用した紙を何度もコピ
ー用紙として利用しようとする動きがある。光や熱によ
りトナーの着色剤が無色になることを利用して何回かコ
ピーできるものでは、着色剤は無色になってもトナーの
ベースとなる樹脂は白く残っている。このため、繰り返
し使用するとコピー用紙上にこの白い樹脂層が膜として
残り段々と樹脂層も厚くなり紙の地肌も少なくなる。特
に、ベタの全面画像をコピーした場合もコピー用紙全面
に白い樹脂層が残ることになり、このようになるとコピ
ー紙として再使用できなくなる。また、このように、紙
の表面がつるつるになると摩擦係数が小さくなるので、
給紙や搬送の際不送りとなる。また、コピー用紙上の厚
い樹脂層のため定着ローラ等のローラからの離形性が悪
くなってコピー用紙が定着ローラに巻き付きジャムが発
生し易くなる。さらに再コピー時画像がのりにくくなり
コピー画像として見劣りしてくる。その他繰り返し搬送
することによりコピー用紙にシワ(皺)やカールなどの
ダメージが生じてくる。このようになってくると、前述
したように、繰り返し使用するときは用紙のコピー状態
を選別して用紙を使う必要がでてくる。
【0005】本発明の第1の目的は、用紙の摩擦が著し
く小さくなった紙を識別しながら送り出すことができ不
良紙が不送りとなって停止することなく、また、給紙ト
レイにセットした用紙の中で不良紙を識別し仕分けする
ことにより不良な用紙を次工程に搬送させて加熱/露光
させる無駄を省くことができる用紙リサイクル装置を提
供することにある。
【0006】本発明の第2の目的は、複写機等でコピー
紙として再使用したときのトラブル、紙詰りや不送りを
防止することができ、また、一枚一枚使用できる紙かど
うか目視や手触りで確認する手間が省ける用紙リサイク
ル装置を提供することにある。
【0007】本発明の第3の目的は、搬送部で識別する
ことにより給紙部で良好な用紙が加熱/露光された用紙
の摩擦係数の低下した場合に識別できる用紙リサイクル
装置を提供することにある。
【0008】本発明の第4の目的は、繰り返し使用され
る用紙のカールが大きくなったものや耳折れの発生した
ものを取り除いて、複写機等に用紙をセットしたとき複
写機等でのトラブルを未然に防止できる用紙リサイクル
装置を提供することにある。
【0009】本発明の第5の目的は、複写機にセットし
た用紙の中の、シワの発生した不良紙でコピーすること
なくコピーすることができる用紙リサイクル装置を提供
することにある。
【0010】本発明の第6の目的は、用紙を繰り返し使
用して用紙上にトナーのベース樹脂が積層された用紙を
自動的に仕分け、良い用紙のみを複写機の給紙トレイや
カセットにセットすることにより、複写機の定着ローラ
への巻き付きによるジャムを防止し、転写時トナーのの
りの悪化で画像が薄くなる不満足なコピーを防げる用紙
リサイクル装置を提供することにある。
【0011】本発明の第7の目的は、用紙の表裏の濃度
を検知することにより、普通のトナーによりコピーした
もので片面のみの用紙、両面コピーした用紙、消色され
たコピー紙等を仕分け別にストックすることにより、紙
の再利用を容易にする用紙リサイクル装置を提供するこ
とにある。
【0012】本発明の第8の目的は、片面のみと検知し
たものにおいて更に表裏の状態を判断して、同一面をコ
ピー面となるように用紙を反転させストックすることが
可能となり、用紙を再利用するとき、用紙の裏面(白地
の面)に対して、すぐコピーすることができ便利である
用紙リサイクル装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的は、積載
された用紙を送り出す複数の給紙ローラと、分離手段
と、用紙搬送検知手段を有する給紙装置であって、前記
一方の給紙ローラは前記他方の給紙ローラの摩擦係数よ
り小さいものとして、摩擦係数の小さい前記一方の給紙
ローラで用紙を送り出し所定時間内に用紙が搬送検知部
に到達しないときは、の摩擦係数の高い方の前記他方の
給紙ローラを作動させるようにした第1の手段により達
成される。
【0014】前記第2の目的は、前記第1の手段におい
て、前記他方の給紙ローラが作動したときは、用紙を別
経路へ案内する切換ガイドを作動して用紙を別にスタッ
クするようにした第2の手段により達成される。
【0015】前記第3の目的は、用紙を搬送する、2つ
の摩擦係数の異なる搬送ローラを有する搬送装置であっ
て、前記一方の搬送ローラが作動しているときは前記他
方の搬送ローラは作動しないような構成とし、摩擦係数
が小さい方の前記搬送ローラが作動して用紙を搬送し所
定時間内に用紙が搬送検知部に到達しないときは摩擦係
数の高い方の前記搬送ローラを作動させ、用紙を別経路
に案内する案内手段を作動して用紙を別にスタックする
ようにした第3の手段により達成される。
【0016】前記第4の目的は、用紙を給紙して搬送す
る装置において、用紙のカール等により押し上げられて
カール等を検知するカール等検知手段を有し、このカー
ル等検知手段が一定以上押し上げられた場合は用紙を別
経路へ案内する切換ガイドを作動して用紙を別にスタッ
クするようにした第4の手段により達成される。
【0017】前記第5の目的は、一対のヒートローラ部
あるいは搬送ローラ部等のローラ部と、ローラ部により
発生する用紙のシワを検知するために用紙後端の跳上が
り状態を検知する跳上がり検知手段と、用紙の跳上がり
が一定高さ以上であるとき用紙を別の経路に案内する案
内手段と、別の経路に案内された用紙を別にストックさ
せるストック手段を有する第5の手段により達成され
る。
【0018】前記第6の目的は、ヒートローラ部への用
紙巻き付き状態を検知するために、ヒートローラ部にお
ける通常排出位置からの用紙の排出高さを検知する排出
高さ検知手段と、用紙を所定高さ位置以上に排出したと
きは用紙を別経路へ案内する案内手段と、用紙を別にス
タックするスタック手段を有する第6の手段により達成
される。
【0019】前記第7の目的は、搬送経路に消色後の用
紙の表裏より用紙地肌濃度を検知する地肌濃度検知手段
を有し、この地肌濃度検知手段による用紙の表裏の濃度
状態により用紙を複数のトレイにスタックするようにし
た第7の手段により達成される。
【0020】前記第8の目的は、前記第7の手段におい
て、前記搬送経路に反転手段を設け、前記地肌濃度検知
手段によって用紙の表裏のいずれか片面の濃度が高いと
検知した場合は、濃度の高い面が同一面側になるように
前記反転手段を動作させて用紙をスタックするようにし
た第8の手段により達成される。
【0021】
【作用】前記第1の手段においては、摩擦係数の異なる
給紙ローラを複数個用いることにより給紙部で摩擦係数
の異なる用紙を識別する。
【0022】前記第2の手段においては、前記第1の手
段において、摩擦係数の異なる用紙を識別した後切換ガ
イドにより別のトレイにストックするようにしているの
で、摩擦係数が小さく複写機で再使用できない用紙を別
にストックする。
【0023】前記第3の手段においては、摩擦係数の異
なる搬送ローラを複数個用い、切換ガイドと別々のトレ
イを有することにより摩擦係数が小さく複写機で再使用
できない用紙を別にストックすることができる。
【0024】前記第4の手段においては、カール量を検
出するカール検出手段のカール量により用紙を切換えて
別に案内してストックすることにより、カール量が著し
く大きくて複写機で再利用できない用紙と利用できる用
紙とに分けてストックする。
【0025】前記第5の手段においては、ヒートローラ
部前の用紙後端を検知する跳上がり検知手段の跳上がり
状態により用紙を切換えて別に案内してストックするこ
とにより、シワの発生した用紙と発生していない用紙と
を分けてストックする。
【0026】前記第6の手段においては、ヒートローラ
排出後の排出高さを検知する排出高さ検知手段の検知状
態により用紙を切換えて別に案内してストックすること
により、繰り返し使用されてトナーがべっとりのった用
紙とのっていない用紙を識別し別にストックする。
【0027】前記第7の手段においては、用紙の濃度を
検知する地肌濃度検知手段の検知状態により用紙を切換
えて別に案内して別々にストックすることにより、消色
された用紙、従来トナーで片面コピーされた用紙、従来
トナーで両面コピーされた用紙毎に別々にストックす
る。
【0028】前記第8の手段においては、前記第7の手
段において、表裏のいずれか片面の濃度が高いと検知す
る地肌濃度検知手段の検知状態により、反転手段を切換
え、片面コピーされた用紙を同一面に合わせてストック
する。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0030】図1は本発明に係る用紙リサイクル装置の
全体構成の概略を示す説明図、図2はカール量検知セン
サ付近を示す説明図、図3は加熱ローラを通過するとき
用紙にシワが発生して用紙後端が波打っている状態を示
す説明図、図4及び図5はシワ発生検知センサを示す斜
視図及び断面図、図6は消色トナーを使用したときの用
紙排出状態を示す説明図、図7は反転手段での経路Aを
示す説明図、図8及び図9は経路Bを使用する反転動作
を示す説明図である。
【0031】これらの図において、1は装置全体、2は
給紙トレイ、3は給紙トレイ2に積載されている用紙、
4は給紙トレイのバックフェンス、5はピックアップロ
ーラ、6はリバースローラ、7はフィードローラであ
り、積載された用紙3の最上位の用紙3にピックアップ
ローラ5が当接し分離部のフィードローラ7とリバース
ローラ6により用紙3を一枚ずつ分離して送る。56は
反射型センサで、反射型センサ56は用紙3の進入を検
知しているもので、給紙の動作とタイミングをみて用紙
3の進入を検知している。8は第2の給紙ローラで、第
2の給紙ローラ8は用紙表面に離接自在に給紙トレイ2
に備えられ、第2の給紙ローラ8を用紙表面に当接して
給紙トレイ2から用紙3を送り出す。この第2の給紙ロ
ーラ8はその摩擦係数がローラ6,5に比べて高い材質
のローラを使用している。前述したように、ピックアッ
プローラ5とフィードローラ7により用紙3が送り出さ
れるが、ローラと用紙3間の摩擦係数が小さいときはロ
ーラと用紙3との間でスリップし用紙3が反射型センサ
56に到達する時間が遅れる。この場合には、第2の給
紙ローラ8を用紙表面に当接させて給紙トレイ2から用
紙3を送り出す。なお、このとき分岐爪12が作動して
図1の破線の位置になり、用紙3はグリッパローラ1
0,11を通り分岐爪12を通り排出ローラ13,14
へと搬送され再利用不能用紙用トレイ51上にストック
される。一方、正常の摩擦係数の用紙3の場合には、分
岐爪12が図1の実線の位置にあり、用紙3はさらにロ
ーラ15,16そしてローラ17,18に進み加熱ロー
ラ19a,19bへ進む。このように構成にしたことに
より、摩擦係数の小さくなった用紙3だけを再利用不能
用紙用トレイ51にストックすることができ、この用紙
は複写機で使用しないようにする。なお、9は給紙トレ
イ3及び再利用不能用紙用トレイ51を図1の紙面に直
交する方向に引き出す際にガイドするガイドレールであ
る。
【0032】20はヒーター、22,25は反射板、2
3,26は消色用露光ランプ、24,27は用紙ガイド
で、用紙ガイド27はワイヤーやガラス板で構成されて
いる。そして、消色トナーでコピーされた用紙3を通す
と、用紙3は加熱ローラ19a,19bと露光ランプ2
3,26により加熱され露光されることによりトナーの
着色剤が無色になる。用紙3の両側より露光ランプ2
3,26で露光されているので、両面にコピーされた場
合でも無色になる。
【0033】32はスポンジコロ、33,34はガイド
板、35は第2の搬送ローラ、36,37は反転ロー
ラ、38は反転戻しコロ、39はタタキコロ、40は反
転分岐爪、41は排紙分岐爪、42,43は排紙ロー
ラ、44,45はローラ、46は分岐爪、47,48,
49,50はローラ、51はトレイである。第2の搬送
ローラ35はスポンジコロ32より摩擦係数が大きく設
定されている。スポンジコロ32はガイド板33と軽く
圧接しており、用紙3がスポンジコロ32に達するとス
ポンジコロ32により更に用紙3を進める。このとき用
紙3の摩擦係数が小さくなっていると、スポンジコロ3
2と用紙3の間でスリップし用紙3がセンサ57に達す
るのが遅れる。ある時間以上たっても用紙3がセンサ5
7に達しないと、第2の搬送ローラ35が用紙3に圧接
して用紙3を送り出し反転ローラ36,37へ送り、反
転分岐爪40,排紙分岐爪41の位置により、ローラ4
4,45へ送る分岐爪46が作動してローラ47,48
からローラ49,50へと送り再利用不能用紙用トレイ
51に排紙される(図7参照)。用紙3の摩擦係数がそ
れほど小さくない場合は正常に搬送され排紙ローラ4
2,43へ送られ、再利用可能用紙用トレイ52へスト
ックされる(図1参照)。
【0034】このように構成することにより、搬送途中
に摩擦係数の小さい用紙3を検知し再利用可能用紙用ト
レイ52とは別の再利用不能用紙用トレイ51へストッ
クすることができ、用紙3の再利用時に便利がよい。
【0035】次に、用紙反転動作について説明する。用
紙3は、反転ローラ36、反転分岐爪40、反転戻しコ
ロ38、タタキコロ39により反転され、排紙分岐爪4
1の切り換えにより裏面排紙か両面トレイに搬送され
る。通常排紙は、反転分岐ソレノイド、排紙分岐ソレノ
イドはオフしており、分岐爪40,41は図1の状態と
なり用紙が排紙される。また、合成モード(第1面)は
排紙分岐ソレノイドがオンとなり排紙分岐爪41により
両面トレイに送られる(コピー面は下向き)。両面コピ
ー時は定着検知手前で反転分岐ソレノイドと排紙分岐ソ
レノイドがオンし分岐爪40,41は図8の状態となっ
ている。用紙3は反転ローラ36と反転分岐爪40のガ
イドにより搬送される。また、裏面排紙時は、排紙分岐
爪41がオフしコピー面は下向きに排紙される。定着検
知センサ57が用紙後端を検知すると、40ms後タタキソ
レノイドが各サイズ300msの間オンする。それにより用
紙3は反転戻しコロ38とタタキコロ39により反転し
排紙分岐爪41のガイドにより搬送される。
【0036】30,31はコピーの表裏の濃度を検出す
るセンサであって用紙3の送り方向に対し直角方向に複
数個並べて配列されている。センサ30,31は光量を
制御板内に入力しADSセンサにて光電変換している。
一定量以下の電圧のときは濃度が高いと判断し画像があ
ると見なす。このようにして消色されたかどうかチェッ
クし、まだ画像が残っているときは(通常のトナーでコ
ピーされた用紙3は残る)表裏のいずれかを判断し、表
裏ともコピーがあると判断したとき、用紙3は非反転経
路Aを通って(図7参照)ローラ47,48を通り、ロ
ーラ49,50を通り再利用不能用紙用トレイ51に排
出される。次に、片面のみコピーされていて表側がコピ
ーされている場合は、用紙3は図8の反転経路Bを通り
反転して、次いで図9の反転経路Bを通ってローラ5
4,55を通り片面再利用可能用紙用トレイ53に排出
される。また、裏面のみコピーされている用紙(通常の
トナーでコピーされている)は図7の非反転経路Aを通
り、ローラ54,55を通り片面再利用可能用紙用トレ
イ53に排出される。
【0037】このようにすることにより、表面あるいは
裏面の片面のみコピーされた各用紙3が非反転経路Aあ
るいは反転経路Bを経てコピー面を同一面(ここでは裏
面にコピー)にして片面再利用可能用紙用トレイ53へ
排出されるので、用紙3の再利用時、揃えなおす必要が
なくすぐコピーできて便利である。また、通常トナーで
両面コピーされた用紙3はコピー紙として再利用できな
いので、再利用不能用紙用トレイ51へ排出し仕分けす
ることができる。
【0038】次に、カール等検知センサを設けた例につ
いて図2を参照して説明する。図2に示すように、露光
ランプ23,26の後にローラ28,29が配設され、
更にローラ28,29の後にガイド板34’、フィラー
58、センサ59が設けられている。カールした用紙6
0が通ると用紙60がフィラー58を押し上げ、センサ
59よりフィラー58の他端部がセンサ59より離れる
ようにし、これにより用紙のカール量が大きいと判断し
たときは、前述のように切換爪40,41を位置させ、
用紙60は経路Aを通して再利用不能用紙用トレイ51
へ排紙させ、使用できない紙としてストックさせる。
【0039】次に、シワ検知センサの例について図3〜
図5を参照して説明する。用紙60が加熱ローラ19
a,19bを通過するとき、図3に示すように用紙60
にシワWが発生する場合がある。このシワWが発生する
ときは必ず用紙後端が大きく波打つ。そこで、シワ検知
センサは、図4,図5に示すように軽くて薄い揺動板6
1が揺動軸62に固定され、この揺動軸62の一端には
アクチュエータ63が固定され、このアクチュエータ6
3が揺動板61の揺動に伴ってセンサ64を横切り揺動
板61の揺動を検出できるように構成されている。シワ
検知センサは、通常の時(シワWの発生していない
時)、揺動板61がストッパ65に自重で当接してい
る。シワWが発生して用紙後端が波打つとこのシワWに
よって揺動板61が揺動軸62を支点にして押し上げら
れ、同時にアクチュエータ63もセンサ64から離れて
揺動板61の揺動(すなわち、シワWの発生)を検出す
る。このようにしてシワWを検知したら切換爪40,4
1を作動させ用紙を再利用不能用紙用トレイ51へと排
出させる(経路は他の場合と同じ)。
【0040】次に、消色トナーで使用を繰り返した用紙
の排出状態を説明する。消色トナーでコピーした用紙が
繰り返し使用されて消色トナーのベースの樹脂が多く付
着すると、用紙はローラからの離形性が悪くなって図6
に示すように、用紙の排出方向は71,72,そして7
3と次第に上向きになって用紙はコピーに適さないもの
となる。そこで、このような不良用紙を検知するため
に、図6に示すようにアクチュエータ69とセンサ70
が設置されて、用紙73のように排出されたときにアク
チュエータ69が作動させられて不良用紙を検知し用紙
73を再利用不能用紙用トレイ51へ排出するように制
御する(経路は他の場合と同じ)。なお、67,68は
用紙ガイドである。
【0041】次に、前記実施例の給紙部における用紙の
仕分け動作について説明する。図1に示すように積載さ
れた用紙3,3…の最上位の用紙3にピックアップロー
ラ5が当接し分離部のフィードローラ7とリバースロー
ラ6により用紙3を一枚ずつ分離し送る。ピックアップ
ローラ5とフィードローラ7により用紙3が送り出され
るが、ローラと用紙間の摩擦係数が小さいときはローラ
と用紙3との間でスリップしセンサ56に到達する時間
が遅れる。この場合には、第2の給紙ローラ8が用紙表
面に当接して給紙トレイ2から用紙3を送り出す。この
とき分岐爪12が作動して図1の破線の位置になり、用
紙3をグリッパローラ10,11を通し分岐爪12を通
して排出ローラ13,14へと搬送し再利用不能用紙用
トレイ51上にストックする。正常の摩擦係数の用紙の
場合には、分岐爪12が図1の実線の位置にあり、用紙
3はさらにローラ17,18に進み加熱ローラ19a,
19bへ進む。そして、用紙3がスポンジコロ32に達
するとスポンジコロ32により更に用紙3を搬送させ
る。このとき用紙3の摩擦係数が小さくなっていると
(消色トナーでコピーされた用紙等の場合に摩擦係数が
小さくなる)、スポンジコロ32と用紙3の間でスリッ
プし用紙3が定着検知センサ57に達するのが遅れる。
ある時間以上たっても用紙3が定着検知センサ57に達
しないと、用紙3から離間していた第2の搬送ローラ3
5が用紙3に圧接するように動作させられて用紙3を送
り出し反転ローラ36,37へ送り、反転分岐爪40,
排紙分岐爪41の位置により、ローラ44,45へ送る
分岐爪46が作動してローラ47,48からローラ4
9,50へと送り用紙3を再利用不能用紙用トレイ51
に排紙する(図1参照)。用紙3の摩擦係数がそれほど
小さくない場合は正常に搬送されて排紙ローラ42,4
3へ送られ、用紙3を再利用可能用紙用トレイ52へス
トックする(図1参照)。
【0042】次に、コピー用紙の表裏のコピー状態に応
じた用紙仕分け処理動作について図7〜図9を参照して
説明する。コピー用紙の表裏の濃度を検出するセンサ3
0,31により、一定量以下の電圧のときは濃度が高い
と判断し画像があると見なす。このようにして消色され
たかどうかチェックし、まだ画像が残っているときは
(通常のトナーでコピーされたものは残る)表裏のいず
れかを判断し、表裏ともコピーがあると判断したとき、
用紙は図7に示す非反転経路Aを通ってローラ47,4
8を通り、ローラ49,50を通り再利用不能用紙用ト
レイ51に排出される。次に、片面のみコピーされてい
て表側がコピーされている場合は、先ず図8の反転経路
Bに搬送して用紙3を反転させ、次いで用紙は図9の反
転経路Bを通ってローラ54,55を通り片面再利用可
能用紙用トレイ53に排出される。また、裏面のみコピ
ーされていた用紙(通常のトナーでコピーされている)
は図7の非反転経路Aを通ってローラ54,55を通り
反転されずにそのまま片面再利用可能用紙用トレイ53
に排出される。
【0043】次に、カール検知動作について図2を参照
して説明する。図2に示すように、カールした用紙60
が通ると用紙60がフィラー58を押し上げ、センサ5
9よりフィラー58の他端部がセンサ59より離れ、こ
れにより用紙60のカール量が大きいと判断したとき
は、前述のように切換爪40,41を位置させ、用紙6
0を非反転経路Aを通して再利用不能用紙用トレイ51
へ排紙させ、使用できない紙としてストックさせる。
【0044】次に、シワ検知動作について図4及び図5
を参照して説明する。通常の時(シワWの発生のない
時)、揺動板61はストッパ65に自重で当接してい
る。シワWが発生して用紙後端が波打つとこのシワWに
よって揺動板61を揺動軸62を支点にして押し上げ同
時にアクチュエータ63もセンサ64から離される。こ
れによりシワWを検知したら切換爪40,41を作動さ
せ用紙を再利用不能用紙用トレイ51へと排出させる
(経路は他の場合と同じ)。
【0045】次に、消色トナーでコピーされた用紙の跳
上がりの検出動作について図6を参照して説明する。図
6に示すように、用紙が繰り返し使用されて消色トナー
のベースの樹脂が多く付着すると、用紙の排出方向は用
紙71,72,そして73と次第に上向きになってき
て、用紙73のように排出されると、この用紙73によ
りアクチュエータ69が作動されて用紙73の排出高さ
が排出高さ設定値に達したことを検知する。この検知に
より用紙73を再利用不能用紙用トレイ51へ排出する
ように制御する(経路は他の場合と同じ)。
【0046】前記実施例にあっては、積載された用紙3
を送り出すピックアップローラ5,第2の給紙ローラ8
と、分離手段(6)と、用紙搬送検知手段(56)を有
する給紙装置で、ピックアップローラ5は第2の給紙ロ
ーラ8の摩擦係数より小さいものとして、摩擦係数の小
さい方のピックアップローラ5で送り出し所定時間内に
用紙3が搬送検知部(56)に到達しないときは、摩擦
係数の高い方の第2の給紙ローラ8が作動するようにし
たため、摩擦係数の異なるピックアップローラ5,第2
の給紙ローラ8を複数個用いることにより給紙部で用紙
3の摩擦係数の異なるものを識別できるので、給紙装置
に用紙を積載して給紙することにより用紙3の摩擦が著
しく小さくなったものは給紙することにより識別するこ
とができ、通常の機械のように不送りとなり機械が停止
することなく、紙を識別しながら送り出すことができ
る。
【0047】また、前記実施例にあっては、第2の給紙
ローラ8が作動したときは、用紙3を別経路へ案内する
切換ガイド12が作動して別にスタックするようにした
ため、給紙時、紙の摩擦係数が小さいと判断でき摩擦係
数が小さいときは別経路Aに搬送し摩擦係数の小さい紙
だけ別に仕分けストックすることができるので、再利用
できる用紙とできない用紙とを分けることができる。こ
のようにすることにより複写機でコピー紙として使用し
たときのトラブル、紙詰りや不送りを防止することがで
き、また、一枚一枚使用できる紙かどうか目視や手触り
で確認する手間が省ける。
【0048】また、前記実施例にあっては、用紙3を搬
送する、2つの摩擦係数の異なる搬送ローラ32,35
を有し、一方の搬送ローラ32が作動しているときは第
2の搬送ローラ35は作動しないような構成とし、摩擦
係数が小さい搬送ローラ32が作動して所定時間内に用
紙が検知部(57)に到達しないときは摩擦係数の高い
方の第2の搬送ローラ35が作動し、用紙3を別経路に
案内する案内手段が作動して別にスタックするようにし
たため、摩擦係数が小さく複写機で再使用できない用紙
3を別にストックすることができ、かつ、再使用できる
用紙3だけ別にストックできる。
【0049】また、前記実施例にあっては、用紙を給紙
して搬送する装置において、用紙のカールにより押し上
げられるカール等検知手段(58,59)を有し、この
カール等検知手段(58,59)が一定以上押し上げら
れた場合は用紙を別経路へ案内する切換ガイド(40,
41)が作動して別にスタックするようにしたため、カ
ール量が著しく大きくて複写機で再利用できない用紙と
再利用できる用紙とに分けてストックすることができ
る。
【0050】また、前記実施例にあっては、一対のヒー
トローラ部(19a,19b,20)あるいは搬送ロー
ラ部を備え、シワ発生を検知するため用紙後端の跳上が
り状態を検知する跳上がり検知手段(61,62,6
3,64)と、用紙の跳上がりが一定高さ以上であると
き用紙60を別の経路に案内する案内手段と、別の経路
に案内された用紙60を別にストックさせるストック手
段(51)を有するため、シワの発生した用紙と発生し
ていない用紙とを分けてストックすることができる。
【0051】また、前記実施例にあっては、ヒートロー
ラ部(19a,19b,20)への用紙巻き付き状態を
検知するため、ヒートローラ部(19a,19b,2
0)における通常排出位置からの用紙の排出高さを検知
する排出高さ検知手段(69,70)と、所定高さ位置
以上に排出したときは用紙を別経路へ案内する案内手段
(40,41)と、別に用紙をスタックするスタック手
段を有するため、排出高さを検知する排出高さ検知手段
(69.70)の検知状態により用紙を切換えて別に案
内してストックするので、繰り返し使用されてトナーが
べっとりのった用紙とのっていない用紙を識別し別にス
トックすることができる。
【0052】また、前記実施例にあっては、搬送経路に
消色後の用紙3の表裏より用紙地肌濃度を検知する地肌
濃度検知手段(30,31)を有し、この地肌濃度検知
手段(30,31)による用紙3の表裏の濃度状態によ
り用紙3を複数のトレイ51,52にスタックするよう
にしたため、用紙3の濃度を検知する地肌濃度検知手段
(30,31)の検知状態により用紙3を切換えて別案
内して別々にストックするので、消色された用紙、従来
トナーで片面コピーされた用紙、従来トナーで両面コピ
ーされた用紙に別々にストックすることができる。
【0053】また、前記実施例にあっては、搬送経路に
反転手段を設け、地肌濃度検知手段(30,31)によ
って用紙3の表裏のいずれか片面の濃度が高いと検知し
た場合は、濃度が高い面を同一面側になるように反転手
段を動作させて用紙3をスタックするようにしたため、
表裏のいずれか片面が高いと検知する地肌濃度検知手段
(30,31)の検知状態により反転手段を切換えるの
で、片面コピーされた用紙3を同一面に合わせてストッ
クすることができ、再使用時に便利である。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、摩擦係数
の異なる給紙ローラを複数個用いることにより給紙部で
用紙の摩擦係数の異なるものを識別できるので、給紙装
置に用紙を積載して給紙することにより用紙の摩擦が著
しく小さくなったものは給紙することにより識別するこ
とができ、通常の機械のように不送りとなり機械で停止
することなく、紙を識別しながら送り出すことができ、
また、給紙部で行うことにより、給紙トレイにセットし
た用紙の中で不良紙を識別し仕分けすることによりだめ
な用紙を次に搬送させて加熱/露光させる無駄を省くこ
とができる。
【0055】請求項2記載の発明によれば、給紙時、紙
の摩擦係数が小さいと判断でき摩擦係数が小さいときは
別経路に搬送し摩擦係数の小さい紙だけ別に仕分けスト
ックすることができるので、再利用できる用紙とできな
い用紙とを分けることができる。このようにすることに
より複写機でコピー紙として使用したときのトラブル、
紙詰りや不送りを防止することができ、また、一枚一枚
使用できる紙かどうか目視や手触りで確認する手間が省
ける。
【0056】請求項3記載の発明によれば、摩擦係数の
異なる搬送ローラを複数個用い、切換ガイドと別々のト
レイを有することにより摩擦係数が小さく複写機で再使
用できない用紙を別にストックすることができるので、
再使用できる用紙だけ別にストックでき、また、搬送部
で識別することにより、給紙部で良好な用紙が加熱/露
光された用紙の摩擦係数の低下した場合は識別できて不
送り等のトラブルを防止できる。
【0057】請求項4記載の発明によれば、カール量を
検出するカール等検知手段と、そのカール量により用紙
を切換えて別に案内してストックする手段を有すること
により、カール量が著しく大きくて複写機で再利用でき
ない用紙と再利用できる用紙とに分けてストックするこ
とができるので、繰り返し使用される用紙のカールが大
きくなったものや耳折れの発生したものを取り除き複写
機に用紙をセットしたとき複写機でのトラブルを未然に
防止できる。
【0058】請求項5記載の発明によれば、シワの発生
した用紙と発生していない用紙とを分けてストックする
ことができ、シワの発生した用紙を検知しそれを別に仕
分けするので、従来は困難であったシワの検知が可能と
なり、複写機に用紙をセットしたときシワの発生した紙
でコピーすることなく良質のコピーを得ることができ
る。
【0059】請求項6記載の発明によれば、繰り返し使
用されてトナーがべっとりのった用紙とのっていない用
紙を識別し別にストックすることができるので、用紙を
繰り返し使用すると用紙上にトナーのベース樹脂が積層
されて複写機の定着ローラへの巻付きジャムや転写時ト
ナーののりが悪くなり画像が薄くなり不満足なコピーと
なるが、これを自動的に仕分け良い紙のみを複写機の給
紙トレイやカセットにセットすることにより、コピー品
質のよいコピーや複写機での定着部ジャムを防止でき
る。
【0060】請求項7記載の発明によれば、普通のトナ
ーによりコピーした用紙で片面のみの用紙、両面コピー
した用紙、消色されたコピー紙を仕分け別にストックす
ることにより、従来、繰り返し使用したコピー紙の中に
は普通のトナーで片面のみコピーした用紙や、両面コピ
ーした用紙、消色トナーのコピーでコピーした用紙など
が混入されて収容されている場合がありそのなかから再
使用できる用紙を選別するのは非常に手間がかかってい
たのを、紙の再利用を容易にできる。
【0061】請求項8記載の発明によれば、用紙の片面
のみと検知したものにおいて更に用紙の表裏の状態を判
断して、反転させることにより同一面をコピー面として
ストックすることが可能となるので、それを再利用する
とき裏面を、すぐコピーすることができ便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る用紙リサイクル装置の全体構成の
概略を示す説明図である。
【図2】本発明に係る用紙リサイクル装置のカール量検
知センサ付近を示す説明図である。
【図3】加熱ローラを通過するとき用紙にシワが発生し
て用紙後端が波打っている状態を示す説明図である。
【図4】本発明に係る用紙リサイクル装置のシワ発生検
知センサを示す斜視図である。
【図5】本発明に係る用紙リサイクル装置のシワ発生検
知センサを示す断面図である。
【図6】本発明に係る用紙リサイクル装置の消色トナー
を使用したときの用紙排出状態を示す説明図である。
【図7】本発明に係る用紙リサイクル装置の反転手段で
の非反転経路Aを示す説明図である。
【図8】本発明に係る用紙リサイクル装置の反転経路B
を使用する反転動作を示す説明図である。
【図9】本発明に係る用紙リサイクル装置の反転経路B
を使用する反転動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 装置全体 2 給紙トレイ 3 用紙 4 給紙トレイのバックフェンス 5 ピックアップローラ 6 リバースローラ 7 フィードローラ 8 第2の給紙ローラ 10,11 グリッパローラ 12 分岐爪 13,14 排出ローラ 15.16,17,18 ローラ 19a,19b 加熱ローラ 20 ヒーター 22,25 反射板 23,26 消色用露光ランプ 24,27 用紙ガイド 28,29 ローラ 30,31 センサ 32 スポンジコロ 33,34 ガイド板 35 第2の搬送ローラ 36,37 反転ローラ 38 反転戻しコロ 39 タタキコロ 40 反転分岐爪 41 排紙分岐爪 42,43 排紙ローラ 44,45 ローラ 46 分岐爪 47,48,49,50 ローラ 51 再利用不能用紙用トレイ 52 再利用可能用紙用トレイ 53 片面再利用可能用紙用トレイ 54,55 ローラ 56 反射型センサ 57 定着検知センサ 58 フィラー 59 センサ 60、71,72,73 用紙 61 揺動板 62 揺動軸 63 アクチュエータ 64 センサ 65 ストック 67,68 用紙ガイド 69 アクチュエータ 70 センサ A 非反転経路 B 反転経路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積載された用紙を送り出す複数の給紙ロ
    ーラと、分離手段と、用紙搬送検知手段を有する給紙装
    置であって、前記一方の給紙ローラは前記他方の給紙ロ
    ーラの摩擦係数より小さいものとして、摩擦係数の小さ
    い前記一方の給紙ローラで用紙を送り出し所定時間内に
    用紙が搬送検知部に到達しないときは、の摩擦係数の高
    い方の前記他方の給紙ローラを作動させるようにしたこ
    とを特徴とする用紙リサイクル装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記他方の給紙
    ローラが作動したときは、用紙を別経路へ案内する切換
    ガイドを作動して用紙を別にスタックするようにしたこ
    とを特徴とする用紙リサイクル装置。
  3. 【請求項3】 用紙を搬送する、2つの摩擦係数の異な
    る搬送ローラを有する搬送装置であって、前記一方の搬
    送ローラが作動しているときは前記他方の搬送ローラは
    作動しないような構成とし、摩擦係数が小さい方の前記
    搬送ローラが作動して用紙を搬送し所定時間内に用紙が
    搬送検知部に到達しないときは摩擦係数の高い方の前記
    搬送ローラを作動させ、用紙を別経路に案内する案内手
    段を作動して用紙を別にスタックするようにしたことを
    特徴とする用紙リサイクル装置。
  4. 【請求項4】 用紙を給紙して搬送する装置において、
    用紙のカール等により押し上げられてカール等を検知す
    るカール等検知手段を有し、このカール等検知手段が一
    定以上押し上げられた場合は用紙を別経路へ案内する切
    換ガイドを作動して用紙を別にスタックするようにした
    ことを特徴とする用紙リサイクル装置。
  5. 【請求項5】 一対のヒートローラ部あるいは搬送ロー
    ラ部等のローラ部と、ローラ部により発生する用紙のシ
    ワを検知するために用紙後端の跳上がり状態を検知する
    跳上がり検知手段と、用紙の跳上がりが一定高さ以上で
    あるとき用紙を別の経路に案内する案内手段と、別の経
    路に案内された用紙を別にストックさせるストック手段
    を有することを特徴とする用紙リサイクル装置。
  6. 【請求項6】 ヒートローラ部への用紙巻き付き状態を
    検知するために、ヒートローラ部における通常排出位置
    からの用紙の排出高さを検知する排出高さ検知手段と、
    用紙を所定高さ位置以上に排出したときは用紙を別経路
    へ案内する案内手段と、用紙を別にスタックするスタッ
    ク手段を有することを特徴とする用紙リサイクル装置。
  7. 【請求項7】 搬送経路に消色後の用紙の表裏より用紙
    地肌濃度を検知する地肌濃度検知手段を有し、この地肌
    濃度検知手段による用紙の表裏の濃度状態により用紙を
    複数のトレイにスタックするようにしたことを特徴とす
    る用紙リサイクル装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載において、前記搬送経路に
    反転手段を設け、前記地肌濃度検知手段によって用紙の
    表裏のいずれか片面の濃度が高いと検知した場合は、濃
    度の高い面が同一面側になるように前記反転手段を動作
    させて用紙をスタックするようにしたことを特徴とする
    用紙リサイクル装置。
JP5096136A 1993-04-22 1993-04-22 用紙リサイクル装置 Pending JPH06305609A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102190177A (zh) * 2010-03-15 2011-09-21 株式会社东芝 纸张卷曲检测装置、图像消除装置及纸张状态检测装置
JP2011184201A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Toshiba Corp 画像消去装置および画像消去装置における用紙搬送方法
JP2013010636A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Toshiba Corp シート供給装置、消色装置、画像形成装置

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