JPH0630518B2 - ル−プ回線異常の回復方式 - Google Patents

ル−プ回線異常の回復方式

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JPH0630518B2
JPH0630518B2 JP61303178A JP30317886A JPH0630518B2 JP H0630518 B2 JPH0630518 B2 JP H0630518B2 JP 61303178 A JP61303178 A JP 61303178A JP 30317886 A JP30317886 A JP 30317886A JP H0630518 B2 JPH0630518 B2 JP H0630518B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、複数の親局と多数の子局間が親局毎のループ
回線で結合され、ループ回線の異常で各ループ回線に対
する子局の所属を変えることで通信機能を回復する流動
群構成の遠方監視制御システムに係り、特にループ回線
異常時の回復方式に関する。
B.発明の概要 本発明は、子局及び親局の各ポストがループ回線異常を
正常なトークン情報に消滅が設定時間TWNを越えたこと
で判定して回復処理を行う回復方式において、 ループ回線内で各設定時間TWNを設定し、端末モードの
ポストのみトークン情報を注入してループ回線回復処理
を行うことにより、 高速の回復処理ができしかもポストの設定時間TWNの種
類を少なく単純化できるようにしたものである。
C.従来の技術 第3図は流動群構成の遠方監視制御システムの回線構成
例を示す。同図(A)は回線の正常状態を示す。3つの
親局1〜1に対して8つの子局2〜2が3つの
ループ回線3〜3で夫々1つの親局1〜1に属
して結合される。ループ回線3〜3には送受信デー
タが一方向(矢印で示す)で巡回され、子局23,26は両
方のループ回線に所属する端末モードの動作にされ、こ
れら子局を除く子局21,22,24,25,27,28は中継モードの
動作にされる。
こうした構成において、回線断等の回線異常には各ルー
プ回線3〜3に対する子局の所属を変えることで全
子局に対する通信機能を回復する。第3図(B)〜
(D)はこれら回復後の回線構成状態を示し、同図
(B)では子局2と2間の回線異常と判定した場合
の回復回線構成を示し、子局2はループ回線3で親
局へ所属し、子局2と2はループ回線3で親局1
へ所属される。同図(C),(D)も同様の所属切換
えがなされる。
以下、各ポスト(親局及び子局)間の通信方式及び回線
異常時の従来の回復方式を説明する。
まず、通信方式は異常時には同期符号と定符号の1つの
フリートークン信号(第4図a)をループ回線に巡回さ
せておき、通信データの有るポストはフリートークン信
号を受信したときに該フリートークン信号を同期符号と
定符号のビジートークン信号に切換えると共に該ビジー
トークン信号に続けた送信データ(第4図b)を送出
し、ビジートークンの巡回で他ポストの送信をロツクす
る。
次に、回線異常に対する回復方式を説明する。回線の正
常時には上述のように1つのフリートークン又はビジー
トークンと送信データが巡回しており、回線異常は各ポ
ストがトークン異常(スペースまたはマークのまま、ト
ークンパターン異常等)から判定する。この判定に対す
る機能回復には、トークン信号が2つ以上になるときは
各ポストがその受信に対して送信トークンを1つに戻す
し、トークンパターン破壊には正常トークンに戻して対
応する。ここで、長符号化も含めたトークン信号の消滅
には各ポストが連続零符号注入及びフリートークンの再
注入で機能回復を図る。
この機能回復手順は以下のようにして行われる。
(a)トークン消滅で受信データが消滅し、スペースのま
まになる長符号化が所定時間(例えば1.5秒)連続し
たときに最先に検出したポストが連続零符号(第4図
c)を注入する。
(b)各ポストは上記連続零符号を受信したときに同じ連
続零符号を注入送信する。
(c)上述までの繰り返しにおいてトークン信号の消滅が
一時的な原因(ノイズ等)によるときには連続零符号が
ループ回線に充満し最先に連続零符号を送出したポスト
も連続零符号を受信し、これによつて全回線スペースの
ままになる長符号化が2.5秒に達しない前に消滅す
る。この状態は全回線共送受信能力が正常であることを
意味する。この状態が一定時間TWN(各ポスト毎に異な
る時間)継続するときに、各ポストのうち時間TWNの最
小値を持つポストが1つのフリートークンを注入送信す
る。その場合端末モードポストは1つのループ回線に1
ケのみであるから問題はないが中継モードポストはルー
プ回線の往路の伝送系になる主系と復路の伝送系になる
従系と2組あるため主系側がフリートークンを注入し、
従系側は分解阻止符号を注入してフリートークンは1組
とする。
(e)上述のフリートークン又は分解阻止符号を注入した
ポスト以外のポストは当該フリートークン又は分解阻止
符号を受信してそのまま送信する。
(f)上述の(d),(e)項によつてフリートークンの巡回が始
まり、このときフリートークンの一巡になれば各ポスト
はトークン異常検出タイマをリセツトし、ループ回線の
正常化になる。
(g)回線の永久異常で前述の連続零符号の充満が断たれ
たとき、回線障害部の直下のポストはスペースが2.5
秒継続すると端末モードであれば直ちに、中継モードで
あれば端末モードに変更した後に回線障害検出側には第
4図(d)のような分解符号(ループ分解指令)を、回線
障害非検出側には第4図(f)のようなクリヤ符号を与え
ることでループ回線変更処理を行い、通信機能を回復す
る。
D.発明が解決しようとする問題点 従来の一時的な回線異常時のトークン消滅の回復方式で
は、各ポストは長符号化異常で連続零符号を注入し、こ
れが充満して全回線の送受信能力正常と判定したときに
各ポストに割当て設定する時間TWNの最小値を持つポス
トが最初にフリートークンを注入してフリートークンを
巡回させて正常状態にする。ここで、各ポストの設定時
間TWNはポスト数Nによつて次式で決められる。
WN=3秒+1.3秒×(N−1)…(1) この式中、3秒は連続零符号の注入による継続障害判定
に設定する最大時間2.5秒+α分であり、1.3秒は
フリートークン注入ポストが2箇所以上にならないため
の時間差として決められる。
上記(1)式からポスト数Nが例えば125であれば、設
定時間TWNは3〜164.2秒の125種類になり、回線異常箇
所によつては回線回復処理までに164.2秒以上の長い時
間を必要とする問題があつた。
この点について、設定時間TWNの各ポストへの割当てを
第5図に示すように親局1〜110を優先的にし、隣接
するポストのTWNを3秒−164.2秒,16秒−162.9秒な
ど大小織り交ぜるも81秒−79.7秒のTWNが設定された
ポスト間での異常には79.7秒の回復時間になる。
E.問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、連続零符
号の充満で一時的な障害であり回復能力のある場合は子
局及び親局の各ポストはループ回線異常を正常なトーク
ン情報の消滅が設定時間TWNを越えたことで判定しかつ
ループ回線内で各設定時間TWNを第1図のように設定し
てTWNの最大値をTW4とし、かつ端末モードのポストの
みトークン情報をループ回線に注入し、正常状態に短時
間で回復させるためのものである。連続零符号が充満せ
ず障害が2.5秒以上継続した場合は従来と同様に障害
箇所の両ポストを夫々端末モードにしかつ異なるループ
回線に所属させる回復処理を行うようにしたものであ
る。
F.作用 上述の回復手段により、本発明では第1図に示すような
ポスト構成において、図に示す設定時間TWN(=TW1,TW2,
TW3,TW4)とし、しかも端末モードにあるポストのみがト
ークン情報を注入してポストの属性変更とモード変更に
よる回復処理を行う。図のままでは、11,23,12,26,13,2
1,22,24,27,28も端末モードになれば注入する。これに
より、どのようなループ構成になつても端末モード相互
間のTWNは異なる直交となつてフリートークンが1ケの
み注入されループ内には数種の設定時間を用意して設定
数を少なく、設定値も小さい値にして高速の回復処理を
行う。
G.実施例 第2図は本発明方式の一実施例を示す子局の制御ブロツ
ク図であり、以下第1図を参照して構成作用を詳細に説
明する。ループ切換部11は中継モードと端末モードの
モード指定に応じてループ回線121と122に対する主系制
御装置131と従系制御装置132の接続切換えを行う。制御
装置131と132は131に代表して示すブロツク図になる。
以下、制御装置131によつて制御態様を詳細に説明す
る。
(1)データ送信 (1−a)自己ポストにモード変更があつたときにモー
ド変更情報発生部21から変更を意味する情報を発生す
る。
(1−b)受信部22の受信情報からパターン検出部2
3が隣接ポストからモード変化情報受信を判定したとき
に自己モード情報発生部24から自己モード情報を発生
する。
(1−c)上述のモード変化情報と自己モード情報はモ
ード報告情報としてゲート25で一般送信情報に優先さ
せる。
(1−d)モード報告情報又は一般送信情報があると
き、これとパターン検出部23からのトークン巡回中で
フリートークン検出をゲート26で条件にして自己ポス
トの送信権判定部27が送信権成立とする。
(1−e)送信権成立によつてゲート28で送信データ
をデータ送信部29に与え、データ送信部29の総員デ
ータとビジートークン発生部30のビジートークンとを
合成部31によつて合成し、ゲート32による条件成立
で送信部33から送信する。この送信部33の出力はル
ープ切換部11を通して送出される。
(1−f)データ送信終了後、データ送信部29からの
送信終了で送信権判定部27の送信権を解除し、同時に
フリートークン発生部34からフリートークンを送り、
他ポストに送信権を譲る。
(2)再生中継 (2−a)受信データからパターン検出部23が同期符
号(トークンの同期符号)の検出をしたときに再生中継
判定部35が再生中継と判定し、この判定出力をゲート
36の条件にして受信部22の受信データを遅れ発生部
37で遅らせて再生中継データとする。
(2−b)再生中継データの送信にはゲート38,3
9,40,41による条件成立で行う。この条件は、送
信権判定部27の送信権無し判定と、長符号化検出がタ
イマ42の時限(1.5秒)を越えていないこと、連続
零符号受信でないこと、フリートークン又はビジートー
クン欠けがタイマ43の設定時間TWNを越えていないこ
と、トークン不良がカウンタ44の規定回数(7回)に
達していないこと、近接同一符号の検出がカウンタ45
の規定回数(13回)に達していないこと及び継続回線
異常判定部46の判定が継続回線異常にないこととして
いる。
(2−c)再生中継終了はパターン検出部23が受信デ
ータの符号末尾検出で遅れ発生部47による遅れを持た
せて行う。
なお、上述の遅れ発生部37による再生中継データを遅
らせた送信は、同期符号検出から中継を開始するのに送
信信号と受信信号の変移を補正する。
(3)連続ゼロ符号発生 (3−a)パターン検出部23が長符号化を検出し、こ
れがタイマ42の1.5秒継続検出、又は連続ゼロ符号
検出によつてゲート41から連続ゼロ符号発生部48を
起動させる。
(3−b)連続ゼロ符号発生部48の送信にはゲート4
9によってタイマ43でのトークン欠けが時間TWNを越
えないことを条件にする。
(4)トークン不良と近接同一符号巡回 (4−a)パターン検出部23がトークン不良を検出し
てそれがカウンタ44で7回を越えたことの検出、又は
近接同一符号の検出がカウンタ45で13回を越えたこ
とを条件にゲート50で同期符号検出時点でフリートー
クン発生部51からフリートークンを発生し、これをゲ
ート52を介して送信する。
(5)トークン欠け検出によるフリートークン発生 (5−a)フリートークン及びビジートークンの何れも
検出しない時間がタイマ43の設定時間TWNを越えたと
きで端末モードにあるときにゲート53によつてフリー
トークン発生部54を起動させる。
(5−b)フリートークン発生部54の発生するフリー
トークンは、ゲート55によつて長符号化タイマ42の
時間内及びカウンタ44,45によるトークン不良,近
接同一符号でないことを条件にして送信する。
上述のトークン欠け検出によるフリートークン発生の従
来方式は前述の53がなく、かわりに同図中破線ブロツ
クで示すように中継モードで従系でないこと、すなわち
端末モードか中継モードの主系であることを条件にして
フリートークンを発生し、中継モードで従系であるとき
は分解阻止符号発生部56によつて分解阻止符号を発生
するようにしている。これは、中継モードの従系ではフ
リートークンを送信すると主系側からのフリートークン
送信のダブリが生じることから、分解阻止符号を注入す
る。この点について、実施例では端末モードのみのとき
フリートークンを注入するため、フリートークンがダブ
ルことなく、分解阻止符号の発生も不要にする。
(6)分解符号及び分解阻止符号の転化 (6−a)パターン検出部23が分解符号受信又は分解
阻止符号受信を検出し、このとき中継モードであればゲ
ート57によつて分解阻止符号発生部58を起動させ、
この分解阻止符号発生部58によつて分解阻止符号はそ
のままに及び分解符号は分解阻止符号に転化してゲート
59を介して送信する。
(6−b)パターン検出部23が分解符号受信を検出
し、これがカウンタ60で2回検出すると、ゲート61
によつて中継モードであればモード変更指令を得、これ
によつて端末モードに変更する。
この制御は、分解符号の初回受信時に再生中継判定部3
5により受信した分解符号をそのまま受信すると、この
分解符号を受信した下流のポストも端末モードになつて
しまうのを防止する。
(7)受信異常 (7−a)タイマ62,63,64,及びカウンタ6
5,66,67は夫々のパターン検出に対し、時間回数
を長くし、前述の第1次障害回復処理特に(3)〜
(5)では回復しない場合すなわち継続障害を検出する
ためのもので2次障害検出時間及び検出回数を設定し、
これらの検出信号はゲート68を通して継続回線異常判
定部46の判定信号として取出す。
(7−b)継続回線異常判定部46の出力は前述の再生
中継の抑止条件にするほかに、ゲート69でモード変更
及びゲート32,49,52,59,55,70の抑止
条件にする。また、判定部46の出力は分解符号発生部
71を起動し、分解符号の送信を行わせる。
(8)クリヤ符号発生 (8−a)モード変更後にクリヤ符号発生部72からク
リヤ符号を発生し、このクリヤ符号はゲート70を通し
て送信される。
以上までの構成において、ゲート49,52,59,5
5は第1次障害回復用の送信部であるため第2次障害検
出時の抑止条件を持たせ、ゲート70はモード切替時の
クリヤ用にされ、分解符号発生部71は第2次障害検出
時上流ポストに知らせ上流ポストも端末モードにして、
障害部をはさんだ両ポストを端末モードに(第3図B〜
D)すると共に、障害回復検出用として、障害回復時分
解符号が一巡して知ることを継続回線異常46のリセツ
ト条件に入れている。
以下、異常発生に対する回復処理を説明する。
(11)フリートークン一時消滅に対する回復処理 (11-a)前述の第1図に示す回線構成でフリートークンが
正常に巡回中において、ポスト2から2に至るルー
プ回線でノイズ等でフリートークンを構成する同期符号
が消滅したとき、ポスト2は同期符号を検出できずに
(2)の再生中継が不能となり送信部はスペースとなつ
て以下その下流もスペースになる。
(11-b)ポスト2の主系(印)はパターン検出部23
が長符号化検出し、タイマ42の時限(1.5秒)にな
ると、連続ゼロ符号発生部48から連続ゼロ符号をポス
ト2に送信する。
(11-c)ポスト2はポスト2とほぼ同時に長符号化検
出によつて連続ゼロ符号発生するが、ポスト2からの
連続ゼロ符号受信で長符号受信で長符号化検出が無くな
る。このとき、ポスト2からの連続ゼロ符号受信で引
き続き連続ゼロ符号を発生し、これをポスト2側に送
信する。
(11-d)上述の手順によつて各ポストは連続ゼロ符号を注
入し、ループ回線3には連続ゼロ符号が充満し、これ
により全ポストの送受信回路が正常に送受信可能と判定
される。
(11-e)連続ゼロ符号の充満中はトークン欠け状態であ
り、全ポストのうち設定時間TWNの最も短いTW1のタイ
マ43の時限に達し(ポスト21,22,23の主系)、トーク
ン欠けとなり、ポスト2が端末ポストにあることから
ゲート53を通してフリートークン発生部54がフリー
トークンを注入送信する。
(11-f)フリートークンを受信したポスト2の従系はト
ークン欠けのタイマ43の時限前(TW2である)でのフ
リートークン受信で該タイマをリセツトする。このリセ
ツトはポスト2まで全ポストのタイマ43をリセツト
させ、1つのフリートークンが巡回し始めて正常状態に
戻る。
(12)ループ回線断に対する回復処理 (12-a)第1図に示す回線構成でフリートークンが正常に
巡回中において、ポスト2から2に至るループ回線
が切断されたとき、ポスト2の従系(印)が先ず長
符号化検出とタイマ42の時限で連続ゼロ符号を注入す
る。
(12-b)連続ゼロ符号は前述の(11)項と同様にループ回線
を巡回し始めるが、ポスト2から2への回線断にあ
ることから、ポスト2の従系は連続ゼロ符号を受信せ
ず、長符号化のリセツトがなされない。
(12-c)ポスト21の従系は、長符号化がタイマ62の時
限(2.5秒)に達すると、継続回線異常判定部46に
判定出力を得、しかも中継モードにあることからゲート
61にモード変更指令を得、これによつて端末モードに
変る。また、分解符号発生部71によつて従系側が分解
符号をポスト2側に与え1主系側はクリヤ符号発生部
72からクリヤ符号をポスト1に与える。
(12-d)分解符号を受信したポスト2は分解阻止符号発
生部58からポスト2に分解阻止符号を送信する。こ
の符号を送信したポスト2は同様にポスト2に分解
阻止符号を送信する。しかし、ポスト2は回線断でポ
スト2からの分解阻止符号を受信しない。このとき、
ポスト2からのクリヤ符号はポスト1→ポスト2
に巡回し、両ポストはクリヤされてスペースの受信にな
る。
(12-e)スペース受信によつてポスト21,11は連続長符号
化となり前述の(11a)〜(11d)となつて連続ゼロ符号が充
満し、ポスト2はポスト2からの分解符号の2回受
信でカウンタ60の出力で中継モードから端末モードに
変化及びポスト2へクリヤ符号を与える。
(12-f)ポスト2,1はトークン欠けによつて設定時
間TWNの小さい方のポスト2の主系(印)から時間
W1後にフリートークン発生部54からフリートークン
を発生するが、ポスト2と2間はクリヤされたので
スペースになる。
(12-g)ポスト2と1間はフリートークン巡回中とな
り、モード変化ポスト2はモード変化情報発生部21
からの情報を新ループ内全ポストこの場合は1ケ所1
に与え、ポスト1はモード変化情報受信で自己モード
情報発生部24からの情報をポスト2に連絡する。こ
れによって、当該回線にはポスト2と1のみ所属す
ることが判明しポスト2と1間の回線が成立する。
(12-h)ポスト2,2間は上述の(12-e),(12-f),(12-
g)によつて互いに自己モードを連絡し、親局ポスト1
の無しを知る。
(12-i)ポスト2は親局無しの判定で中継モードに変化
し、ポスト2をもループ回線3に所属させた後クリ
ヤ符号をループ回線3に注入し、これにより前述と同
様にループ回線3のスペース状態からループ回線3
に連続ゼロ符号充満及びポスト2(最小TW1かつ端末
モード)からフリートークン注入をする。
(12-j)モード変更したポスト2によるモード変化情報
の回線3への注入で、該回線に属する全ポストが自己
モード情報を連絡し合い、ポスト2,2を含むルー
プ回線3による新ループを形成する。従って、上述の
(12−h)で親局なしの子局だけからなる孤立ループ
が形成されるが、同時に(12−i)によってポスト2
の印側での親局無しの判定によって中継モードに変
化させるため、孤立ループが解消され、ループ回線3
へ新しくループを形成していく。
(13)ループ回線断の回復に対する所期ループへの回復処
理 (13-a)ポスト2から2への回線断でポスト2,2
がループ回線3に属し、ポスト2,2が夫々端
末モードにある状態ではポスト2の従系から2の主
系への分解符号はポスト2に届くが、ポスト2の主
系から2の従系への分解符号は届かない。
(13-b)ポスト2から2への回線が回復すると、ポス
ト2から2への分解符号が届く。
(13-c)ポスト2は分解符号受信で継続回線異常判定部
46をリセツトし、分解符号発生部71からの符号注入
を停止する。したがつて以後、ポスト2と2間はス
ペースになる。
(13-d)ポスト2と2間がスペースによる長符号化検
出によつて連続ゼロ符号が充満する。
(13-e)ポスト2はトークン欠けでタイマ43の時間T
W1後にフリートークンを注入し、これがポスト2との
間で巡回し始める。
(13-f)ポスト2,2共にフリートークン巡回で一定
時限後に中継モードに戻り、モード変化でクリヤ符号発
生部72からクリヤ符号を発生する。
(13-g)ポスト2,2の中継モード変化で、ループ回
線3,3が1つのループ回線になり、親局ポスト1
,1の2つを持つループ回線状態でクリヤされ、ス
ペースとなり長符号化検出後連続ゼロ符号の充満にな
る。
(13-h)ループ回線内で端末モードで最小の設定時間TW1
を持つポスト2からフリートークンを注入し、このフ
リートークンの巡回になる。
(13-i)フリートークンの巡回後、ポスト2,2から
順次ループ内全ポストのモードを連絡し合い、ループ内
に2つの親局共存を知る。
(13-j)端末指定ポストにあるポスト2は2つの親局共
存の判定から端末モードに戻り、両側のポスト2,2
にクリヤ符号を与える。
(13-k)クリヤ符号受信でループ回線3,3にはスペ
ース充満→連続ゼロ符号充満→両ループ内で最小の設定
時間TWNを持ち、かつ端末モードの2,2からフリ
ートークンを注入し、この後両ループ内で夫々ポスト間
の自己モード情報連絡によつて所期ループ回線状態への
正常回復を得る。
H.発明の効果 以上のとおり、本発明によれば、ループ内で最小設定時
間TWNを持ちかつ端末モードにあるポストのみを唯一の
トークン情報注入ポストにして回復処理を行うため、従
来方式のように中継モードの従系に分解阻止符号注入を
行わせることを不要とし、かつ全子局に異なる設定時間
を与えることも不要にして設定時間の種類を少なくし、
しかも設定時を全ポスト小さい値にして回復処理を高速
にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のポスト構成を例示する図、第2図は本
発明の実施例を示す子局の制御ブロツク図、第3図
(A),第3図(B),第3図(C)及び第3図(D)
は流動群方式の回線構成図と回線異常による構成変形
図、第4図はポスト間の巡回信号の波形図、第5図は従
来の注入設定時間TWNの模式図である。 1,1,1……親局、2,2,2……子
局、3,3,3……ループ回線、11……ループ
切換部、121,122……ループ回線、131,132……制御装
置、22……受信部、23……パターン検出部、33…
…送信部、35……再生中継部、42……タイマ、43
……タイマ、46……連続回線異常判定部、48……連
続ゼロ符号発生部、51,54……フリートークン発生
部、53……ゲート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 新一 千葉県松戸市南花島1丁目15番 日本鉄道 建設公団宿舎B−207号 (72)発明者 工藤 秀介 神奈川県川崎市宮前区宮崎6丁目1番 日 本鉄道建設公団宿舎506 (72)発明者 土蔵 光一 東京都品川区広町2丁目1番19号 国鉄ア パート内31202 (72)発明者 深田 成之 東京都国分寺市光町1−45−8 (72)発明者 河辺 公一 静岡県沼津市豊町16−3 (72)発明者 青木 清 静岡県沼津市東原638−48 (72)発明者 冨田 松夫 静岡県駿東郡清水町徳倉1195−1 (56)参考文献 特開 昭60−223249(JP,A) 特開 昭60−91744(JP,A) 特開 昭60−86945(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の親局と多数の子局の各ポスト間が親
    局毎のループ回線で結合され、各子局は該ループ回線の
    往路の伝送系になる主系と復路の伝送系になる従系の再
    生中継手段を有してループ情報の送受信をし、各子局は
    中継モードで隣接ポスト間の再生中継をし端末モードで
    主系と従系の再生中継手段を異なるループ回線に接続
    し、ループ回線の異常発生時に中継モードと端末モード
    の変更によって各ループ回線に対する子局の所属を代え
    ることで通信機能を回復する遠方監視制御システムにお
    いて、前記子局及び親局の各ポストはループ回線異常を
    正常なトークン情報の消滅が設定時間TWN越えたことで
    判定しかつ端末モードのポストのみトークン情報をルー
    プ回線に注入し、前記トークン情報のループ回線巡回不
    能箇所の両側ポストを夫々端末モードにしかつ異なるル
    ープ回線に所属させる回線処理を行うようにしたことを
    特徴とするループ回線異常の回復方式。
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