JPH06304898A - ウォータージェット加工装置及びそれを用いた加工方法 - Google Patents

ウォータージェット加工装置及びそれを用いた加工方法

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JPH06304898A
JPH06304898A JP9825193A JP9825193A JPH06304898A JP H06304898 A JPH06304898 A JP H06304898A JP 9825193 A JP9825193 A JP 9825193A JP 9825193 A JP9825193 A JP 9825193A JP H06304898 A JPH06304898 A JP H06304898A
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water
work
water jet
pump
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JP9825193A
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English (en)
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Koji Matsuzawa
宏次 松沢
Hiroyuki Watabe
博幸 渡部
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Hitachi Computer Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Computer Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ワークの切断を高精度で行うことのできるウォ
ータージェット加工装置を提供すること。 【構成】水を圧縮するためのポンプ1と、ワーク11を
加工するために圧縮された水をワークに噴射するノズル
3と、ワークを配置するためのテーブル10と、圧縮さ
れた水の圧力を検出する検出手段と、検出手段からの出
力に基づいてポンプを制御するためのNC装置6とを有
するウォータージェット加工装置。この装置は、さら
に、上記水に粉末を混合するため粉末を蓄えるポッパー
4と、粉末の混合量を検出する第2の検出手段とを有
し、この第2の検出手段からの出力に基づいて粉末の混
合量をNC装置6により制御してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧に圧縮された水又
は研磨材等の粉末が混入され、高圧に圧縮された水をノ
ズルから吐出し、ワークの切断、穴明け、溝入れ等の加
工を行うためのウォータージェット加工装置及びそれを
用いた加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のウォータージェット加工装置は、
機械と工具、第36巻、7号、58〜73頁、1992
年7月1日、工業調査会発行に記載されている。このウ
ォータージェット加工装置は、図11に示すように、水
を高圧(100〜400MPa)に圧縮するポンプ1、
ウォータージェット噴射ノズル(以下、単にノズルとい
う)3、ノズルを固定してノズルを駆動するロボット部
5、水をノズルに送る配管2、配管のジョイント14、
15、ロボットを制御するNC装置6、ウォータージェ
ットを受けるキャッチャー7、ワーク11を固定するテ
ーブル10、排水処理機構8等で構成される。ダンボー
ルやビニール等の軟らかい材質の加工はこれで十分だ
が、セラミックス、鉄、ステンレス等の硬い材質のワー
クを加工するときは、さらにエネルギーを高めるため、
研磨材等をノズルへ供給し、ウォータージェット中へ混
入できるように、ホッパー4、研磨材供給量調節機構1
6、研磨材供給管17等からなる研磨材供給部が追加さ
れる。また、キャッチャー7の内部にはエネルギー吸収
体9が置かれている。
【0003】ウォータージェット加工装置により、厚み
のあるワークを切断する場合を考える。一般に、ノズル
の移動速度が速いと切断面は、図10(a)に示すよう
にワーク11の上面が広くなり、遅いと図10(b)に
示すようにワーク11の下面が広くなる。また、ノズル
3の移動速度が適正であれば図10(c)のようにワー
ク11の切断面は垂直になる。この他、切断面の状態に
影響を与える要因は、ウォータージェットの水圧、ノズ
ルから噴射されるウォータージェットの速度、ウォータ
ージェットに混入する研磨材等の粉末の粒径、研磨材等
の混入量等が挙げられる。また、ノズルの進行方向が変
わる変極点に突起が生じる場合もある。そこで、加工す
るワークに適正な切断条件を実験により求めておき、そ
の範囲で切断を行うようにしている。
【0004】このほか、5軸制御等の多関節型ロボット
のアームの先端にノズルを設け、NC装置により軸制御
を行い、実験で得られた数値を基に、ノズルの角度を補
正をしながら製品側の切断面だけ垂直になるようにした
装置もある。また、この多関節ロボットは3次元的な加
工を行うこともできる。
【0005】また、ワークの固定方法も加工形態により
様々であり、ワークをテーブルへ粘着テープで固定し、
テーブルとワークを同時に切断してしまう方式、テーブ
ルに真空吸着を備えた方式、ワークの外側を拘束する方
式等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ウォータージェット加
工装置は、先に述べたように高圧の水が配管を流れるた
め、複数のジョイント部が動く構造になっている多関節
型ロボットでは、ジョイントの数に比例して水漏れの危
険が多くなる。また、多関節型ロボットは精度が出ない
ため、ワークの寸法精度が要求される加工には不向きで
ある。
【0007】ノズルの移動をXYZロボットによる方式
をとるウォータージェット加工装置を用い、図2(a)
に示すようにノズル3を移動させ、セラミックスを表面
に傷つけずに高精度に切断し、中央に製品部21を形成
する場合を考える。このときのワークの固定は、粘着テ
ープでテーブルに固定するか、真空吸着によりテーブル
に固定する方法等がある。粘着テープを用いる場合は、
貼り付けや剥がし作業を伴い時間がかかるので、真空吸
着によりワークをテーブルに固定する。真空吸着は回転
方向の力に弱いため、切断終了間際でワークが動いてし
まう。このため、切断終了位置に図2(b)に示すよう
な突起22が発生する。
【0008】さらに、加工対象のワークの厚さが変化す
る場合、厚みにより最適加工条件が異なるため、加工条
件を一定にして加工を行うと切断面の状態、特に切断面
に付く勾配が変化する。また、研磨材等の粉末を混入す
るウォータージェット(以下、単にウォータージェット
といえば粉末を混入する場合も含めることとする)をワ
ークに噴射すると、ウォータージェットの飛散、はね返
りがあるため、ワークが汚れたり傷ついたりしてしま
う。
【0009】本発明の第1の目的は、ワークの切断を高
精度で行うことのできるウォータージェット加工装置を
提供することにある。本発明の第2の目的は、ワークの
切断終了位置近傍の形状を高精度に保つことのできるウ
ォータージェット加工装置を提供することにある。本発
明の第3の目的は、ワークの切断を高精度で行うことの
できるウォータージェット加工方法を提供することにあ
る。本発明の第4の目的は、ワークの切断終了位置近傍
の形状を高精度に保つことのできるウォータージェット
加工方法を提供することにある。本発明の第5の目的
は、ワーク表面の損傷を防ぎながらワークを切断するこ
とのできるウォータージェット加工方法を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明のウォータージェット加工装置は、水
を圧縮するためのポンプと、ワークを加工するために圧
縮された水をワークに噴射するノズルと、ワークを配置
するためのテーブルと、圧縮された水の圧力を検出する
検出手段と、この検出手段からの出力に基づいてポンプ
を制御するための制御手段とにより構成される。
【0011】さらに、本発明のウォータージェット加工
装置は、水を圧縮するためのポンプと、ワークを加工す
るために圧縮された水をワークに噴射するノズルと、ワ
ークを配置するためのテーブルと、この水に粉末を混合
するための粉末供給手段と、粉末の混合量を検出する第
2の検出手段と、第2の検出手段からの出力に基づいて
粉末の混合量を制御するための第2の制御手段とにより
構成される。
【0012】さらに、本発明のウォータージェット加工
装置は、水を圧縮するためのポンプと、ワークを加工す
るために圧縮された水をワークに噴射するノズルと、ワ
ークを配置するためのテーブルと、ノズルの位置及び移
動速度を検出する第3の検出手段と、第3の検出手段か
らの出力に基づいてノズルの位置及び移動速度の少なく
とも一を制御するための第3の制御手段とにより構成さ
れる。
【0013】さらに、本発明のウォータージェット加工
装置は、水を圧縮するためのポンプと、ワークを加工す
るために圧縮された水をワークに噴射するノズルと、ワ
ークを配置するためのテーブルと、ノズルとワークとの
距離を検出する第4の検出手段と、第4の検出手段から
の出力に基づいてノズルの位置を制御するための第4の
制御手段とにより構成される。
【0014】さらに、本発明のウォータージェット加工
装置は、水を圧縮するためのポンプと、ワークを加工す
るために圧縮された水をワークに噴射するノズルと、ワ
ークを配置するためのテーブルと、圧縮された水の圧力
を検出する検出手段と、水に粉末を混合するための粉末
供給手段と、粉末の混合量を検出する第2の検出手段
と、ノズルの移動速度を検出する第3の検出手段と、こ
れらの検出手段の少なくとも一からの出力に基づいて、
ポンプの出力、粉末の混合量及びノズルの移動速度の少
なくとも一を制御するための制御手段とにより構成され
る。
【0015】さらに、本発明のウォータージェット加工
装置は、水を圧縮するためのポンプと、ワークを加工す
るために圧縮された水をワークに噴射するノズルと、ワ
ークを配置するためのテーブルと、ノズルとワークとの
距離を検出する検出手段と、この検出手段からの出力に
基づいて、ポンプの出力、粉末の混合量及びノズルの移
動速度の少なくとも一を制御するための制御手段とによ
り構成される。
【0016】本発明のウォータージェット加工装置は、
上記の各構成用件を兼ね備えたものであってよい。例え
ば、上記1番目のウォータージェット加工装置と2番目
のウォータージェット加工装置のそれぞれの構成用件を
兼ね備えた装置は、水を圧縮するためのポンプと、ワー
クを加工するために圧縮された水をワークに噴射するノ
ズルと、ワークを配置するためのテーブルと、圧縮され
た水の圧力を検出する検出手段と、検出手段からの出力
に基づいてポンプを制御するための制御手段と、さら
に、上記水に粉末を混合するための粉末供給手段と、粉
末の混合量を検出する第2の検出手段と、第2の検出手
段からの出力に基づいて粉末の混合量を制御するための
第2の制御手段とにより構成されるものである。また、
上記第1、第2、第3、第4の制御手段は複数の制御手
段を必ずしも必要とせず、1個の制御手段で構成されて
もよい。
【0017】上記第2の目的を達成するために、本発明
のウォータージェット加工装置は、水を圧縮するための
ポンプと、ワークを加工するために圧縮された水をワー
クに噴射するノズルと、ワークを配置するためのテーブ
ルと、ワークの所望の位置をテーブルに固定するための
第1の治具と、ノズルの位置を検出するための検出手段
と、検出手段から出力に基づいて、上記ワークの所望の
位置と異なる位置を上記テーブルに固定するための第2
の治具とにより構成される。このウォータージェット加
工装置も、上述の各ウォータージェット加工装置の構成
用件を兼ね備えていてよい。
【0018】上記第3の目的を達成するために、本発明
のウォータージェット加工方法は、ポンプにより水を圧
縮し、圧縮された水をノズルから噴射してワークを加工
するときに、圧縮された水の圧力を検出し、検出した値
に基づいてポンプの出力を制御するようにしたものであ
る。
【0019】さらに、本発明のウォータージェット加工
方法は、ポンプにより水を圧縮し、圧縮された水をノズ
ルから噴射してワークを加工するときに、水に粉末を混
合し、粉末の混合量を検出し、検出した値に基づいて粉
末の混合量を制御するようにしたものである。
【0020】さらに、本発明のウォータージェット加工
方法は、ポンプにより水を圧縮し、圧縮された水をノズ
ルから噴射してワークを加工するときに、ノズルの位置
及び移動速度を検出し、検出した値に基づいてノズルの
位置及び移動速度の少なくとも一を制御するようにした
ものである。
【0021】さらに、本発明のウォータージェット加工
方法は、ポンプにより水を圧縮し、圧縮された水をノズ
ルから噴射してワークを加工するときに、ノズルとワー
クとの距離を検出し、検出した値に基づいてノズルの位
置を制御するようにしたものである。
【0022】さらに、本発明のウォータージェット加工
方法は、ポンプにより水を圧縮し、圧縮された水をノズ
ルから噴射してワークを加工するときに、圧縮された水
の圧力、水に混合する粉末の混合量及びノズルの移動速
度の少なくとも一を検出し、検出した値に基づいて、ポ
ンプの出力、粉末の混合量及びノズルの移動速度の少な
くとも一を制御するようにしたものである。
【0023】さらに、本発明のウォータージェット加工
方法は、ポンプにより水を圧縮し、圧縮された水をノズ
ルから噴射してワークを加工するときに、ノズルとワー
クとの距離を検出し、検出した値に基づいて、ポンプの
出力、水に混合する粉末の混合量及びノズルの移動速度
の少なくとも一を制御するようにしたものである。
【0024】本発明のウォータージェット加工方法は、
上記の各方法を合わせ行うことができる。例えば、上記
第1番目のウォータージェット加工方法と第2番目のウ
ォータージェット加工方法を合わせ行うときは、ポンプ
により水を圧縮し、圧縮された水をノズルから噴射して
ワークを加工するときに、圧縮された水の圧力を検出
し、検出した値に基づいてポンプの出力を制御すると共
に、上記水に粉末を混合し、粉末の混合量を検出し、検
出した値に基づいて粉末の混合量を制御するようにした
ものである。
【0025】上記第4の目的を達成するために、本発明
のウォータージェット加工方法は、ポンプにより水を圧
縮し、圧縮された水をノズルから噴射してワークを加工
するときに、ワークの加工前にワークを第1の治具によ
りテーブルに固定し、さらにノズルがワークの所望の位
置を加工したことを検出し、検出した値に基づいて、ワ
ークを第2の治具によりテーブルに固定するようにした
ものである。この場合、第1の治具によりワークの端、
つまり、切断される部分を固定し、第2の治具により内
部、すなわち、製品部を固定するようにすることが好ま
しい。この方法を行うときも、上述の各ウォータージェ
ット加工方法を合わせ行うことができる。
【0026】さらに、上記第5の目的を達成するため
に、本発明のウォータージェット加工方法は、ポンプに
より水を圧縮し、圧縮された水をノズルから噴射してワ
ークを加工するときに、ワーク表面に飛散するウォータ
ージェットの飛沫からワークを保護するため、表面に保
護膜を設けて行うようにしたものである。また、この方
法を行うときも、上述の各ウォータージェット加工方法
を合わせ行うことができる。
【0027】
【作用】ポンプの出力水圧や粉末の供給量を常時検出す
ることにより、きめ細かい加工条件が制御できる。ま
た、3次元座標上のノズルの位置を検出することによ
り、ノズル位置の数値制御ができる。さらに、ノズルの
移動速度を検出することにより、ノズルの移動速度制御
ができる。ワークとノズル間のクリアランスを検出する
ことにより、その検出データとノズル位置のデータを比
較し、クリアランスを一定に保てる。
【0028】3次元座標上のノズルの位置を検出するこ
とによってノズル位置が容易に分かり、加工終了時やノ
ズル進行方向の変極点等のワークに対して負荷のかかる
場所でワークの固定力を増加させることができる。ワー
クを保護フィルムで覆うことにより、飛散した水滴によ
るワークの損傷を防ぐことができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1はウォータージェット加工装置の外観斜視図で
ある。この装置はつぎのような部分からなり立ってい
る。 (1)水を高圧(100〜400MPa)に圧縮するた
めのポンプ1、ウォータージェットを噴射するノズル
3、ポンプ1とノズル3を連結する配管2、ジョイント
14、15、ホッパー4に蓄えられた粉末(以下、本実
施例では一般的に使用される研磨材を例に述べる)をノ
ズル3に供給する研磨材供給管17、研磨材供給量調整
機構16からなるウォータージェット供給部。
【0030】(2)ノズル3を図8に示すノズル固定テ
ーブル83に固定し、動作可能な範囲内の3次元座標上
の任意の点に駆動させるロボット部5。
【0031】(3)テーブル10にワーク11を固定す
るワーク固定機構18を備えた加工テーブル部。
【0032】(4)ウォータージェットを受けるキャッ
チャー7、ウォータージェットのエネルギーを吸収する
エネルギー吸収体9、キャッチャー7から排出される泥
水を処理するための一般に使用されている排水処理機構
8からなる排水処理部。
【0033】(5)ノズル3の移動、ポンプ1の水圧、
研磨材の供給量、ワーク11の固定を制御するNC装置
6。
【0034】次に、ウォータージェット部の詳細な構成
を図1と図6を用いて説明する。図1に示すポンプ1
は、油圧により増圧機を往復させる構造のものを用い、
水を高圧に圧縮できる。また、その内部に出力水圧を検
出し、そのデータをNC装置6へ出力できる検出手段が
取り付けられている。ポンプ1からノズル3へウォータ
ージェットを送る配管2は高圧に耐えられる材質を用い
る。本実施例では、ノズル3が移動するためジョイント
14、15を設けてあるが、ノズル3が移動してもウォ
ータージェットが供給できるものであればどのような構
造でもよい。図6(a)はポンプの制御機能図である。
NC装置6は与えられたデータ66に基づいてポンプ1
を制御し、ポンプの水圧は検出手段67で検出され、N
C装置6に出力される。
【0035】研磨材供給量調整機構16を図6(b)を
用いて説明する。研磨材68を蓄えるホッパー4の研磨
材取出口に研磨材の流出量を調整できる制御弁62、研
磨材流出量を測定するセンサ63が備えられ、制御弁6
2の可動部とモータ61は連結されている。NC装置6
からの指令はモータ61に伝えられ、センサ63からの
データはコントローラ69によりNC装置6へ伝えられ
る。
【0036】次に、図3と図8を用いてロボット部の詳
細な構成を説明する。図3(a)はノズル3のY軸方向
移動に関する機構を示すものである。この機構は、図1
に示したテーブル10をベースとしてY軸ガイド34、
Y軸駆動手段31、このY軸駆動手段31と嵌合された
Y軸データ検出手段35、Y軸駆動手段31の回転軸と
連結されたY軸ボールネジ32及びY軸ガイド34と嵌
合されたX軸固定テーブル33で構成される。
【0037】また、図3bはノズル3のY軸に直行する
X軸方向移動に関する機構を示すものである。この機構
は、上記X軸固定テーブル33に連結されたブラケット
40上に組み込まれた、X軸ガイド37、X軸駆動手段
36、このX軸駆動手段36と嵌合されたX軸データ検
出手段41、X軸駆動手段36の回転軸と連結されたX
軸ボールネジ39及びX軸ガイド37と嵌合されたZ軸
(ノズル)固定テーブル38で構成される。
【0038】図8はノズル3のX軸とY軸に直行するZ
軸方向移動に関する機構を示すものである。この機構
は、Z軸(ノズル)固定テーブル38に組み込まれた、
Z軸ガイド85、Z軸駆動モータ81、このZ軸駆動モ
ータ81と嵌合されたZ軸データ検出手段87、Z軸駆
動モータ81の回転軸と連結されたZ軸ボールネジ82
及びZ軸ガイド85と嵌合されたノズル固定テーブル8
3で構成される。また、ノズル3、変位センサー84
は、ノズル固定テーブル83上に固定される。
【0039】次に、図1に示したワーク固定機構18の
構成を図7にその断面図を示して説明する。ノズル3の
軌跡上(ワーク加工形状)を溝入れされたテーブル10
に乗せられたワーク11は、止めネジ70、73を持つ
ワーク外周固定ツメ71、72によりテーブル10に固
定される(図7(a))。一方、ノズル通過(ワーク切
断)後にワークを再固定するため、シリンダ74、75
に連結されるノズル通過後ワーク固定ツメ76を設けて
いる(図7(b))。
【0040】次に、ワークの表面保護の構成を図9を用
いて説明する。ワーク11の上面及び裏面にワーク保護
フィルム93、94が貼り付けられている。これによ
り、エネルギー吸収体9に当たり飛散したウォータージ
ェットの飛沫92からワーク11を保護することができ
る。
【0041】次に、本実施例のウォータージェット加工
装置の動作を説明する。 (1)ウォータージェット供給部の動作 ポンプで圧縮されたウォータージェットを配管を経由し
てノズルの先端より噴出させる。図6(a)に示したよ
うに、この時のポンプ1の出力を調節するために、圧力
センサー方式、油圧換算方式等の検出手段67を用いて
常時水圧を検出する。検出手段67は、検出されたデー
タをNC装置6に送信する。NC装置6は、予め設定さ
れた圧力のデータ66を基にポンプ1の出力を制御す
る。これにより、ポンプ1の出力を一定にすることがで
きる。
【0042】研磨材供給量調整機構16は、図6(b)
に示したように、ホッパー4に蓄えられた研磨材68の
ノズル3へ送られるときの流出量をセンサ63により検
出する。センサ63で検出されたデータは、コントロー
ラ69を介してNC装置6へ送られ、予め設定された研
磨材供給量数値のデータ64を基に研磨材供給量制御デ
ータをコントローラ69へ返す。コントローラ69は、
研磨材供給量制御データをモータ61へ送信し、制御弁
62を調節する。
【0043】(2)ロボット部の動作 Y軸の動作は、図3(a)に示したY軸駆動手段31の
回転軸と連結されたY軸ボールネジ32の回転により、
X軸固定テーブル33がY軸ガイド34上をスライドす
ることにより行われる。X軸固定テーブル33の移動
量、移動速度は、NC装置6によって制御される。ま
た、X軸固定テーブル33の移動量、移動速度をY軸デ
ータ検出手段35により検出し、NC装置6へデータを
返すこととなっている。
【0044】X軸の動作は、図3(b)に示したX軸駆
動手段36の回転軸と連結されたX軸ボールネジ39の
回転により、Z軸固定テーブル38がX軸ガイド37上
をスライドすることにより行われる。Z軸固定テーブル
38の移動量、移動速度は、NC装置6によって制御さ
れる。また、Z軸固定テーブル38の移動量、移動速度
をX軸データ検出手段41により検出し、NC装置6へ
データを返すこととなっている。
【0045】Z軸の動作は、図8に示したZ軸モータ8
1の回転軸と連結されたZ軸ボールネジ82の回転によ
り、ノズル固定テーブル83がZ軸ガイド85上をスラ
イドすることにより行われる。ノズル固定テーブル83
の移動量、移動速度は、NC装置6によって制御され
る。また、ワーク11の加工中には変位センサ84によ
り、ワーク11とノズル3の距離を測定し、データをN
C装置6へ転送する。NC装置6は、予め設定されたデ
ータを基にZ軸モータ81を制御する。
【0046】上述のロボットの制御機構の機能図を図4
に示す。予め設定された数値情報42はNC装置6に入
力されている。また、図5(a)にノズル3のY軸移動
量51とX軸移動量52に対する軌跡の一例(ワーク1
1の加工例)を示し、このときのノズルの移動量57に
対するノズルの速度56の変化例を図5(b)に示す。
58は加工の始終点、53、54、55はノズルの変極
点である。
【0047】(3)ワーク固定機構の動作 ワーク11の切断加工前は、図7(a)に示すように、
ワーク外周固定ツメ71、72が止めネジ70、73を
介してテーブル10に固定される。ロボット上に固定さ
れたノズル3の移動により、ワーク11は切断される
が、このとき、ワークが切断されたあとワーク外周固定
ツメ71側は、切断されたワークの断片の方を固定する
ため、ワークの固定力が落ちてしまう。そこで、図7
(b)に示すように、NC装置6がノズル3のXYZ座
標から判定処理を行い、シリンダ74、75を動作させ
てノズル通過後ワーク固定ツメ76をワーク11の外側
から内側へ移動させ、ワーク11を固定するように制御
する。
【0048】本実施例のウォータージェット加工装置
は、さらに次のような動作を行う機能を備える。その第
1の動作は、ポンプの出力の検出手段からの値、研磨材
の混合量を検出するセンサからの値及びX軸データ検出
手段とY軸データ検出手段とZ軸データ検出手段から得
られるノズルの移動速度の内の少なくとも1つの値か
ら、ポンプの出力、研磨材の混合量及びノズルの移動速
度の内の少なくとも1つを制御するものである。図10
に示したノズルの移動速度の変化によるワーク切断面の
状態変化は、ポンプの出力、研磨材の混合量が一定の場
合である。ポンプの出力、研磨材の混合量を変化させて
も、ノズルの移動速度を変化させたと同様の結果が得ら
れ、切断面の状態を垂直にすることができる。
【0049】第2の動作は、ワークとノズルの距離を測
定する変位センサからの値から、ポンプの出力、研磨材
の混合量及びノズルの移動速度の内の少なくとも1つを
制御するものである。ワークの厚さが変化するとワーク
とノズルの距離が変化する。切断条件をそのまましてお
くと切断面の状態が変化してしまう。それでポンプの出
力、研磨材の混合量及びノズルの移動速度の内の少なく
とも1つを変化させて切断面の状態を前と同じ状態に保
つことができる。
【0050】以上述べたように、本実施例は、ポンプの
出力を制御できるためワークに適した加工条件で加工を
行うことができる。また、研磨剤の流出量を検出するセ
ンサとNC装置の制御により、研磨材供給量の測定、調
整が容易にできる。さらにまた、NC装置により、ノズ
ルをプログラムに沿った位置移動、移動速度制御がで
き、ワークの切断面勾配を精度良く制御できる。さらに
また、ワークを2段階で固定するため、切断開始から切
断終了までワークの固定力が落ちずに加工できる。な
お、ワーク固定は、真空吸着を用いないため装置の構造
は簡単になる。そのため、硬質材料のセラミックスを細
かい切断条件で加工でき、精度の高い加工が行える。さ
らに、ワークに表面保護フィルムを貼付ることで、ワー
クの表面を飛散する飛沫から保護することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明は、ポンプの出力水圧、ノズルの
移動速度、位置、研磨材供給量のNC装置による制御、
ワークの2段階固定、ワークの表面保護を行うことで、
ワークの切断終了時に発生する突起をなくしたり、ワー
クの切断面勾配の制御を行ったり、ワーク表面の損傷を
防止したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウォータージェット加工装置の一実施
例の外観斜視図である。
【図2】ウォータージェット加工装置により加工される
ワークの一例の斜視図である。
【図3】本発明のウォータージェット加工装置の一実施
例のノズルを駆動するロボットの正面図である。
【図4】本発明のウォータージェット加工装置の一実施
例のノズルを駆動するロボットの制御機能図である。
【図5】本発明のウォータージェット加工装置のノズル
の軌跡の一例を説明する図である。
【図6】本発明のウォータージェット加工装置の一実施
例のポンプ制御機能図及び研磨材供給量制御機能図であ
る。
【図7】本発明のウォータージェット加工装置の一実施
例のワーク固定機構の正面断面図である。
【図8】本発明のウォータージェット加工装置の一実施
例のZ軸制御機構の正面図である。
【図9】本発明のウォータージェット加工装置の一実施
例のノズル近傍の断面図である。
【図10】ウォータージェット加工装置で切断されたワ
ークの切断面を示す図である。
【図11】従来のウォータージェット加工装置の外観斜
視図である。
【符号の説明】
1…ポンプ 2…配管 3…ノズル 4…ホッパー 5…ロボット部 6…NC装置 7…キャッチャー 8…排水処理機
構 9…エネルギー吸収体 10…テーブル 11…ワーク 14、15…ジ
ョイント 16…研磨材供給量調整機構 17…研磨材供
給管 18…ワーク固定機構 21…製品部 22…突起 31…Y軸駆動
手段 32…Y軸ボールネジ 33…X軸固定
テーブル 34…Y軸ガイド 35…Y軸デー
タ検出手段 36…X軸駆動手段 37…X軸ガイ
ド 38…Z軸固定テーブル 39…X軸ボー
ルネジ 40…ブラケット 41…X軸デー
タ検出手段 42…数値情報 51…Y軸移動
量 52…X軸移動量 53、54、5
5…ノズルの変極点 56…ノズルの移動速度 57…ノズルの
移動量 58…加工の始終点 61…モータ 62…制御弁 63…センサ 64、66…データ 67…検出手段 68…研磨材 69…コントロ
ーラ 70、73…止めネジ 71、72…ワ
ーク外周固定ツメ 74、75…シリンダ 76…ノズル通
過後ワーク固定ツメ 81…Z軸駆動モータ 82…Z軸ボー
ルネジ 83…ノズル固定テーブル 84…変位セン
サ 85…Z軸ガイド 87…Z軸デー
タ検出手段 92…飛沫 93、94…ワ
ーク保護フィルム

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水を圧縮するためのポンプと、ワークを加
    工するために圧縮された水をワークに噴射するノズル
    と、ワークを配置するためのテーブルとを有するウォー
    タージェット加工装置において、上記圧縮された水の圧
    力を検出する検出手段と、該検出手段からの出力に基づ
    いて上記ポンプを制御するための制御手段とを有するこ
    とを特徴とするウォータージェット加工装置。
  2. 【請求項2】水を圧縮するためのポンプと、ワークを加
    工するために圧縮された水をワークに噴射するノズル
    と、ワークを配置するためのテーブルとを有するウォー
    タージェット加工装置において、上記水に粉末を混合す
    るための粉末供給手段と、該粉末の混合量を検出する検
    出手段と、該検出手段からの出力に基づいて該粉末の混
    合量を制御するための制御手段とを有することを特徴と
    するウォータージェット加工装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のウォータージェット加工装
    置において、上記水に粉末を混合するための粉末供給手
    段と、該粉末の混合量を検出する第2の検出手段と、該
    第2の検出手段からの出力に基づいて該粉末の混合量を
    制御するための第2の制御手段とをさらに有することを
    特徴とするウォータージェット加工装置。
  4. 【請求項4】水を圧縮するためのポンプと、ワークを加
    工するために圧縮された水をワークに噴射するノズル
    と、ワークを配置するためのテーブルとを有するウォー
    タージェット加工装置において、上記ノズルの位置及び
    移動速度を検出する検出手段と、該検出手段からの出力
    に基づいて上記ノズルの位置及び移動速度の少なくとも
    一を制御するための制御手段とを有することを特徴とす
    るウォータージェット加工装置。
  5. 【請求項5】請求項1から3のいずれか一に記載のウォ
    ータージェット加工装置において、上記ノズルの位置及
    び移動速度を検出する第3の検出手段と、該第3の検出
    手段からの出力に基づいて上記ノズルの位置及び移動速
    度の少なくとも一を制御するための第3の制御手段とを
    さらに有することを特徴とするウォータージェット加工
    装置。
  6. 【請求項6】水を圧縮するためのポンプと、ワークを加
    工するために圧縮された水をワークに噴射するノズル
    と、ワークを配置するためのテーブルとを有するウォー
    タージェット加工装置において、上記ノズルと上記ワー
    クとの距離を検出する検出手段と、該検出手段からの出
    力に基づいて上記ノズルの位置を制御するための制御手
    段とを有することを特徴とするウォータージェット加工
    装置。
  7. 【請求項7】請求項1から5のいずれか一に記載のウォ
    ータージェット加工装置において、上記ノズルと上記ワ
    ークとの距離を検出する第4の検出手段と、該第4の検
    出手段からの出力に基づいて上記ノズルの位置を制御す
    るための第4の制御手段とをさらに有することを特徴と
    するウォータージェット加工装置。
  8. 【請求項8】水を圧縮するためのポンプと、ワークを加
    工するために圧縮された水をワークに噴射するノズル
    と、ワークを配置するためのテーブルとを有するウォー
    タージェット加工装置において、上記圧縮された水の圧
    力を検出する検出手段と、上記水に粉末を混合するため
    の粉末供給手段と、該粉末の混合量を検出する第2の検
    出手段と、上記ノズルの移動速度を検出する第3の検出
    手段と、これらの検出手段の少なくとも一からの出力に
    基づいて、上記ポンプの出力、上記粉末の混合量及び上
    記ノズルの移動速度の少なくとも一を制御するための制
    御手段とを有することを特徴とするウォータージェット
    加工装置。
  9. 【請求項9】水を圧縮するためのポンプと、ワークを加
    工するために圧縮された水をワークに噴射するノズル
    と、ワークを配置するためのテーブルとを有するウォー
    タージェット加工装置において、上記ノズルと上記ワー
    クとの距離を検出する検出手段と、該検出手段からの出
    力に基づいて、上記ポンプの出力、上記粉末の混合量及
    び上記ノズルの移動速度の少なくとも一を制御するため
    の制御手段とを有することを特徴とするウォータージェ
    ット加工装置。
  10. 【請求項10】水を圧縮するためのポンプと、ワークを
    加工するために圧縮された水をワークに噴射するノズル
    と、ワークを配置するためのテーブルとを有するウォー
    タージェット加工装置において、上記ワークの所望の位
    置を上記テーブルに固定するための第1の治具と、上記
    ノズルの位置を検出するための検出手段と、該検出手段
    から出力に基づいて、上記ワークの所望の位置と異なる
    位置を上記テーブルに固定するための第2の治具とを有
    することを特徴とするウォータージェット加工装置。
  11. 【請求項11】請求項1から9のいずれか一に記載のウ
    ォータージェット加工装置において、上記ワークの所望
    の位置を上記テーブルに固定するための第1の治具と、
    上記ノズルの位置を検出するための検出手段と、該検出
    手段から出力に基づいて、上記ワークの所望の位置と異
    なる位置を上記テーブルに固定するための第2の治具と
    をさらに有することを特徴とするウォータージェット加
    工装置。
  12. 【請求項12】ポンプにより水を圧縮し、圧縮された水
    をノズルから噴射してワークを加工するウォータージェ
    ット加工方法において、上記圧縮された水の圧力を検出
    し、該検出した値に基づいて上記ポンプの出力を制御す
    ることを特徴とするウォータージェット加工方法。
  13. 【請求項13】ポンプにより水を圧縮し、圧縮された水
    をノズルから噴射してワークを加工するウォータージェ
    ット加工方法において、上記水に粉末を混合し、該粉末
    の混合量を検出し、該検出した値に基づいて該粉末の混
    合量を制御することを特徴とするウォータージェット加
    工方法。
  14. 【請求項14】請求項12記載のウォータージェット加
    工方法において、上記水に粉末を混合し、該粉末の混合
    量を検出し、該検出した値に基づいて該粉末の混合量を
    制御することを特徴とするウォータージェット加工方
    法。
  15. 【請求項15】ポンプにより水を圧縮し、圧縮された水
    をノズルから噴射してワークを加工するウォータージェ
    ット加工方法において、上記ノズルの位置及び移動速度
    を検出し、該検出した値に基づいて上記ノズルの位置及
    び移動速度の少なくとも一を制御することを特徴とする
    ウォータージェット加工方法。
  16. 【請求項16】請求項12から14のいずれか一に記載
    のウォータージェット加工方法において、上記ノズルの
    位置及び移動速度を検出し、該検出した値に基づいて上
    記ノズルの位置及び移動速度の少なくとも一を制御する
    ことを特徴とするウォータージェット加工方法。
  17. 【請求項17】ポンプにより水を圧縮し、圧縮された水
    をノズルから噴射してワークを加工するウォータージェ
    ット加工方法において、上記ノズルと上記ワークとの距
    離を検出し、該検出した値に基づいて上記ノズルの位置
    を制御することを特徴とするウォータージェット加工方
    法。
  18. 【請求項18】請求項12から16のいずれか一に記載
    のウォータージェット加工方法において、上記ノズルと
    上記ワークとの距離を検出し、該検出した値に基づいて
    上記ノズルの位置を制御することを特徴とするウォータ
    ージェット加工方法。
  19. 【請求項19】ポンプにより水を圧縮し、圧縮された水
    をノズルから噴射してワークを加工するウォータージェ
    ット加工方法において、上記圧縮された水の圧力、上記
    水に混合する粉末の混合量及び上記ノズルの移動速度の
    少なくとも一を検出し、該検出した値に基づいて、上記
    ポンプの出力、該粉末の混合量及び上記ノズルの移動速
    度の少なくとも一を制御することを特徴とするウォータ
    ージェット加工方法。
  20. 【請求項20】ポンプにより水を圧縮し、圧縮された水
    をノズルから噴射してワークを加工するウォータージェ
    ット加工方法において、上記ノズルと上記ワークとの距
    離を検出し、該検出した値に基づいて、上記ポンプの出
    力、上記水に混合する粉末の混合量及び上記ノズルの移
    動速度の少なくとも一を制御することを特徴とするウォ
    ータージェット加工方法。
  21. 【請求項21】ポンプにより水を圧縮し、圧縮された水
    をノズルから噴射してワークを加工するウォータージェ
    ット加工方法において、上記ワークの加工前にワークを
    第1の治具により上記テーブルに固定し、さらに上記ノ
    ズルがワークの所望の位置を加工したことを検出し、該
    検出した値に基づいて、上記ワークを第2の治具により
    上記テーブルに固定することを特徴とするウォータージ
    ェット加工方法。
  22. 【請求項22】請求項12から20のいずれか一に記載
    の記載のウォータージェット加工方法において、上記ワ
    ークの加工前にワークを第1の治具により上記テーブル
    に固定し、さらに上記ノズルがワークの所望の位置を加
    工したことを検出し、該検出した値に基づいて、上記ワ
    ークを第2の治具により上記テーブルに固定することを
    特徴とするウォータージェット加工方法。
  23. 【請求項23】ポンプにより水を圧縮し、圧縮された水
    をノズルから噴射してワークを加工するウォータージェ
    ット加工方法において、上記ワークの加工は、ワーク表
    面に保護膜を設けて行うことを特徴とするウォータージ
    ェット加工方法。
  24. 【請求項24】請求項12から22のいずれか一に記載
    のウォータージェット加工方法において、上記ワークの
    加工は、ワーク表面に保護膜を設けて行うことを特徴と
    するウォータージェット加工方法。
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