JPH06304849A - 連続生産ラインにおける作業端末装置 - Google Patents
連続生産ラインにおける作業端末装置Info
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- JPH06304849A JPH06304849A JP5096294A JP9629493A JPH06304849A JP H06304849 A JPH06304849 A JP H06304849A JP 5096294 A JP5096294 A JP 5096294A JP 9629493 A JP9629493 A JP 9629493A JP H06304849 A JPH06304849 A JP H06304849A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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- Control By Computers (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で、識別符号の読み取りを確実に
し、何らかの不具合が生じた場合でも、生産ラインを停
止させることなく、作業を続行できる。 【構成】 連続生産ラインに配設された作業端末W1〜
W16(以下、各端末)は、各々、起動時に、バーコー
ドリーダ40a,40bの動作チェックを行う。バーコ
ドリーダ40a,40bは同一のものであり、双方の機
能に差はなく、同時入力可能であって、何らかのトラブ
ルが発生し、バーコードの読み込みができなくなった場
合でも、どちらかのバーコードリーダによって作業を続
行する。
し、何らかの不具合が生じた場合でも、生産ラインを停
止させることなく、作業を続行できる。 【構成】 連続生産ラインに配設された作業端末W1〜
W16(以下、各端末)は、各々、起動時に、バーコー
ドリーダ40a,40bの動作チェックを行う。バーコ
ドリーダ40a,40bは同一のものであり、双方の機
能に差はなく、同時入力可能であって、何らかのトラブ
ルが発生し、バーコードの読み込みができなくなった場
合でも、どちらかのバーコードリーダによって作業を続
行する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車などの生産ラ
インに係り、生産ライン上を搬送されるワークに対して
の作業データを収集する連続生産ラインにおける作業端
末装置に関する。
インに係り、生産ライン上を搬送されるワークに対して
の作業データを収集する連続生産ラインにおける作業端
末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車などの連続生産ライン
では、順次流れてくる車体に、各種部品を取付けてい
き、連続生産ラインの最終点において、完成車として出
荷する方式が取られている。該連続生産ラインでは、各
作業の状況を把握するために、各作業現場に端末を設置
し、これらの端末をLAN(ローカルエリアネットワー
ク)によって接続して集中管理している。
では、順次流れてくる車体に、各種部品を取付けてい
き、連続生産ラインの最終点において、完成車として出
荷する方式が取られている。該連続生産ラインでは、各
作業の状況を把握するために、各作業現場に端末を設置
し、これらの端末をLAN(ローカルエリアネットワー
ク)によって接続して集中管理している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した連
続生産ラインにおいては、複数の車種に対応した車体が
混在されて搬送されるようになっており、各車体には識
別符号が添付されている。作業者は、生産ラインの各所
に配設された各作業端末において、搬送されてくる車体
の識別符号をキーボードにより入力するか、あるいは識
別符号をバーコードに代えて、該バーコードをバーコー
ドリーダにより読み取り、該車体を識別していた。しか
しながら、従来の作業端末装置においては、キーボード
より識別符号を入力する場合には、入力ミスが避けられ
ないという欠点を有する。また、バーコードリーダによ
りバーコードを読み取る場合には、バーコードリーダに
故障等の不具合が生じると、正確に読み取ることができ
ず、このため、生産ラインが停止してしまうという問題
が生じた。
続生産ラインにおいては、複数の車種に対応した車体が
混在されて搬送されるようになっており、各車体には識
別符号が添付されている。作業者は、生産ラインの各所
に配設された各作業端末において、搬送されてくる車体
の識別符号をキーボードにより入力するか、あるいは識
別符号をバーコードに代えて、該バーコードをバーコー
ドリーダにより読み取り、該車体を識別していた。しか
しながら、従来の作業端末装置においては、キーボード
より識別符号を入力する場合には、入力ミスが避けられ
ないという欠点を有する。また、バーコードリーダによ
りバーコードを読み取る場合には、バーコードリーダに
故障等の不具合が生じると、正確に読み取ることができ
ず、このため、生産ラインが停止してしまうという問題
が生じた。
【0004】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、簡単な構成で、識別符号の読み取りを確実に
し、何らかの不具合が生じた場合でも、生産ラインを停
止させることなく、作業を続行できる連続生産ラインに
おける作業端末装置を提供することを目的としている。
もので、簡単な構成で、識別符号の読み取りを確実に
し、何らかの不具合が生じた場合でも、生産ラインを停
止させることなく、作業を続行できる連続生産ラインに
おける作業端末装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、複数の工程からな
る生産ラインの各所に配設され、該生産ライン上を搬送
されるワークに対して所定の作業を行う連続生産ライン
における作業端末装置において、前記ワークを識別する
ために添付された識別符号を読み取る複数の読取手段
と、当該装置の起動時に、前記複数の読取手段の各々が
正常動作するか否かを判定する判定手段とを備えること
を特徴とする。請求項2記載の発明では、請求項1記載
の連続生産ラインにおける作業端末装置において、前記
判定手段は、前記複数の読取手段の各々に設定された通
信条件と予め設定された通信条件とが同一であるかを判
別し、かつ、前記複数の読取手段の各々に所定の識別符
号を読み込ませ、該読み込んだ識別符号が予め設定され
た識別符号と同一であるかを判別することによって、前
記複数の読取手段の各々が正常動作するか否かを判定す
ることを特徴とする。
るために、請求項1記載の発明では、複数の工程からな
る生産ラインの各所に配設され、該生産ライン上を搬送
されるワークに対して所定の作業を行う連続生産ライン
における作業端末装置において、前記ワークを識別する
ために添付された識別符号を読み取る複数の読取手段
と、当該装置の起動時に、前記複数の読取手段の各々が
正常動作するか否かを判定する判定手段とを備えること
を特徴とする。請求項2記載の発明では、請求項1記載
の連続生産ラインにおける作業端末装置において、前記
判定手段は、前記複数の読取手段の各々に設定された通
信条件と予め設定された通信条件とが同一であるかを判
別し、かつ、前記複数の読取手段の各々に所定の識別符
号を読み込ませ、該読み込んだ識別符号が予め設定され
た識別符号と同一であるかを判別することによって、前
記複数の読取手段の各々が正常動作するか否かを判定す
ることを特徴とする。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明によれば、作業端末装置
は、その起動時に、判定手段により、複数の読取手段の
各々が正常動作するか否かを判定する。その後、複数の
読取手段の正常動作するものにより、生産ライン上を搬
送されるワークに添付された識別符号を読み取り、該識
別符号によりワークを識別し、所定の作業を行う。請求
項2記載の発明によれば、請求項1記載の連続生産ライ
ンにおける作業端末装置において、上記判定手段は、複
数の読取手段の各々に設定された通信条件と予め設定さ
れた通信条件とが同一であるかを判別し、かつ、上記複
数の読取手段の各々に所定の識別符号を読み込ませ、該
読み込んだ識別符号が予め設定された識別符号と同一で
あるかを判別することによって、各々が正常動作するか
否かを判定する。
は、その起動時に、判定手段により、複数の読取手段の
各々が正常動作するか否かを判定する。その後、複数の
読取手段の正常動作するものにより、生産ライン上を搬
送されるワークに添付された識別符号を読み取り、該識
別符号によりワークを識別し、所定の作業を行う。請求
項2記載の発明によれば、請求項1記載の連続生産ライ
ンにおける作業端末装置において、上記判定手段は、複
数の読取手段の各々に設定された通信条件と予め設定さ
れた通信条件とが同一であるかを判別し、かつ、上記複
数の読取手段の各々に所定の識別符号を読み込ませ、該
読み込んだ識別符号が予め設定された識別符号と同一で
あるかを判別することによって、各々が正常動作するか
否かを判定する。
【0007】
【実施例】次に図面を参照してこの発明の実施例につい
て説明する。図1はこの発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。図において、本実施例の生産ライン
は、本社側にあるホストコンピュータ1と、工場側にあ
る複数のローカルエリアネットワークLAN1,LAN
2(以下、単にネットワークLAN1,LAN2と呼
ぶ)により構成されている。ホストコンピュータ1は、
全体の生産管理処理を行なうとともに、工場における最
終作業履歴の総括的管理をしている。該ホストコンピュ
ータ1は、図示しない生産管理マスタファイルから所定
期間に組み立てる車種、台数等を示す生産情報S1を工
場側のシステムへ送信する。また、工場側では、生産ラ
インL1およびL2が1つのネットワークLAN1を形
成しており、生産ラインL3が1つのネットワークLA
N2を形成している。各ネットワークLAN1,LAN
2は、ファイルサーバ6,7,8により多重管理されて
いる。これらファイルサーバ6,7,8は共通のシステ
ムタイマを備えているとともに、図2に示すように、各
生産ラインL1,L2における各種作業の履歴等を保存
する各種ファイルを備えている。
て説明する。図1はこの発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。図において、本実施例の生産ライン
は、本社側にあるホストコンピュータ1と、工場側にあ
る複数のローカルエリアネットワークLAN1,LAN
2(以下、単にネットワークLAN1,LAN2と呼
ぶ)により構成されている。ホストコンピュータ1は、
全体の生産管理処理を行なうとともに、工場における最
終作業履歴の総括的管理をしている。該ホストコンピュ
ータ1は、図示しない生産管理マスタファイルから所定
期間に組み立てる車種、台数等を示す生産情報S1を工
場側のシステムへ送信する。また、工場側では、生産ラ
インL1およびL2が1つのネットワークLAN1を形
成しており、生産ラインL3が1つのネットワークLA
N2を形成している。各ネットワークLAN1,LAN
2は、ファイルサーバ6,7,8により多重管理されて
いる。これらファイルサーバ6,7,8は共通のシステ
ムタイマを備えているとともに、図2に示すように、各
生産ラインL1,L2における各種作業の履歴等を保存
する各種ファイルを備えている。
【0008】次に、ネットワークLAN1には、生産ラ
インL1およびL2に共通のものとして、通信端末
(正)10,通信端末(副)11、監視端末12が接続
されており、また、生産ラインL1に対して、管理端末
13,作業端末W1,W2,W3,W4,W5,W6、
中検端末15,完検端末16が接続され、さらに、生産
ラインL2に対して、管理端末17、中検端末18、作
業端末W8,W9などが接続されている。また、ネット
ワークLAN2には、同様に、監視端末28、管理端末
29、中検端末30、完検端末31および作業端末W1
0,W11,W12,W13,W14,W15,W16
が接続されている。
インL1およびL2に共通のものとして、通信端末
(正)10,通信端末(副)11、監視端末12が接続
されており、また、生産ラインL1に対して、管理端末
13,作業端末W1,W2,W3,W4,W5,W6、
中検端末15,完検端末16が接続され、さらに、生産
ラインL2に対して、管理端末17、中検端末18、作
業端末W8,W9などが接続されている。また、ネット
ワークLAN2には、同様に、監視端末28、管理端末
29、中検端末30、完検端末31および作業端末W1
0,W11,W12,W13,W14,W15,W16
が接続されている。
【0009】次に、上述した各端末について説明する。
なお、ネットワークLAN2に関しては上述したネット
ワークLAN1のものと同一機能であるので説明を省略
する。まず、上記通信端末(正)10,(副)11は、
上述したホストコンピュータ1からの生産情報S1を受
信するとともに、該生産情報S1に含まれるラインナン
バ情報を見て、生産情報S1がどの生産ラインに該当す
るかを判別し、該当するサーバ(6,7,8のいずれ
か)の受信ファイル30に生産情報S1を書き込む(図
2参照の受信ファイルを参照)。また、通信端末(正)
10,(副)11は、送信ファイル31を監視してお
り、該送信ファイル31に情報が書き込まれると、該情
報(データファイル)をホストコンピュータ1へ送信す
る。これら通信端末10,11は、二重化処理してお
り、いずれか一方が不具合により停止しても、他方によ
って処理が行なわれる。なお、上記送信ファイル31に
は作業済みの車体に対する作業データが適時書き込まれ
るようになっている。
なお、ネットワークLAN2に関しては上述したネット
ワークLAN1のものと同一機能であるので説明を省略
する。まず、上記通信端末(正)10,(副)11は、
上述したホストコンピュータ1からの生産情報S1を受
信するとともに、該生産情報S1に含まれるラインナン
バ情報を見て、生産情報S1がどの生産ラインに該当す
るかを判別し、該当するサーバ(6,7,8のいずれ
か)の受信ファイル30に生産情報S1を書き込む(図
2参照の受信ファイルを参照)。また、通信端末(正)
10,(副)11は、送信ファイル31を監視してお
り、該送信ファイル31に情報が書き込まれると、該情
報(データファイル)をホストコンピュータ1へ送信す
る。これら通信端末10,11は、二重化処理してお
り、いずれか一方が不具合により停止しても、他方によ
って処理が行なわれる。なお、上記送信ファイル31に
は作業済みの車体に対する作業データが適時書き込まれ
るようになっている。
【0010】管理端末13,17は、常時、上記受信フ
ァイル30を監視しており、情報が書込まれると、順
次、図2に示す検査号機データファイル32に書込むと
ともに、その情報を受信ファイル30から削除する。ま
た、管理端末13,17は、生産情報S1内の識別コー
ドが、生産ラインL1,L2に搬入された車体が新規で
あることを示すAF−ONコードならば、検査号機デー
タファイル32の中に、その車体のフレームナンバ毎
に、新規車用の検査用レコードを作成する。また、識別
コードが工場戻しを示す場合(一度、出荷されたものが
戻ってくる場合)についても、保存用ファイル33か
ら、作業を行なった時のデータを読み込み、過去のデー
タに基づいて検査用レコードを作成する。
ァイル30を監視しており、情報が書込まれると、順
次、図2に示す検査号機データファイル32に書込むと
ともに、その情報を受信ファイル30から削除する。ま
た、管理端末13,17は、生産情報S1内の識別コー
ドが、生産ラインL1,L2に搬入された車体が新規で
あることを示すAF−ONコードならば、検査号機デー
タファイル32の中に、その車体のフレームナンバ毎
に、新規車用の検査用レコードを作成する。また、識別
コードが工場戻しを示す場合(一度、出荷されたものが
戻ってくる場合)についても、保存用ファイル33か
ら、作業を行なった時のデータを読み込み、過去のデー
タに基づいて検査用レコードを作成する。
【0011】また、管理端末13,17は、後述するト
リガファイル34を所定の時間間隔で監視しており、該
トリガファイル34にフレームナンバが書き込まれる
と、検査号機データファイル32に書き込まれた、該フ
レームナンバの作業データを読み出して送信ファイル3
1へ書き込むようになっている。また、全作業が終了す
ると、その車体毎に付けられたフレームナンバに対応す
るデータを検査号機データファイル32から保存ファイ
ル33(図2の保存ファイル33を参照)へ移動すると
ともに、移動したデータを検査号機データファイル32
から削除する。この時、保存ファイル33内の作業が終
了した車体のフレームナンバに対して作業合格時間を書
き込む。さらに、管理端末13,17は、システムにお
ける、各種異常に対しての報告、作業端末の稼働状況報
告、各種ファイルのバックアップ等の処理を行なうよう
になっている。
リガファイル34を所定の時間間隔で監視しており、該
トリガファイル34にフレームナンバが書き込まれる
と、検査号機データファイル32に書き込まれた、該フ
レームナンバの作業データを読み出して送信ファイル3
1へ書き込むようになっている。また、全作業が終了す
ると、その車体毎に付けられたフレームナンバに対応す
るデータを検査号機データファイル32から保存ファイ
ル33(図2の保存ファイル33を参照)へ移動すると
ともに、移動したデータを検査号機データファイル32
から削除する。この時、保存ファイル33内の作業が終
了した車体のフレームナンバに対して作業合格時間を書
き込む。さらに、管理端末13,17は、システムにお
ける、各種異常に対しての報告、作業端末の稼働状況報
告、各種ファイルのバックアップ等の処理を行なうよう
になっている。
【0012】さらに、管理端末13,17は、サーバ
6,7,8のいずれかに、一定時間毎に自身の管理下に
ある端末(作業端末、通信端末など)の端末稼働確認フ
ァイル35に各端末の作業状況を書込み、変更できるよ
うになっている。また、サーバ6,7,8内に端末稼働
確認ファイル35が無い場合には自動的に該端末稼働確
認ファイル35を作成するようになっている。また、監
視端末12は、サーバ6,7,8内の端末稼働確認ファ
イル35の内容を確認することによって、各端末の動作
を監視しており、画面上に各端末の稼働状況を表示する
ようになっている。
6,7,8のいずれかに、一定時間毎に自身の管理下に
ある端末(作業端末、通信端末など)の端末稼働確認フ
ァイル35に各端末の作業状況を書込み、変更できるよ
うになっている。また、サーバ6,7,8内に端末稼働
確認ファイル35が無い場合には自動的に該端末稼働確
認ファイル35を作成するようになっている。また、監
視端末12は、サーバ6,7,8内の端末稼働確認ファ
イル35の内容を確認することによって、各端末の動作
を監視しており、画面上に各端末の稼働状況を表示する
ようになっている。
【0013】次に、作業端末W1〜W9は、各作業現場
に設置されており、車体に添付されたバーコードを読み
取るためのバーコードリーダ40a,40b、マニュア
ルでデータを入力するためのコードセレクタ41、CP
Uや、ROM、RAM等から構成される制御部42、各
種データを表示するためのCRT43から構成され、サ
ーバから読み込んだ実行ファイルおよび作業テーブル3
6(図2を参照)に従って所定の処理を行なうようにな
っている。作業テーブルには、工程別の作業内容とし
て、取付け部品名(または作業内容)とその部品デー
タ、該部品を取付ける際の作業内容と作業データが書込
まれており、作業端末W1〜W9は上記データに従って
部品を取付けるようになってる。なお、この実施例で
は、上記作業端末W1〜W9は、通常の車両以外のSR
S車体(衝突安全装置付き車体)に対して、安全装置を
取付ける作業を行う。このため、作業端末W1〜W9に
は、衝突安全装置を取付けるための図示しない嵌合装置
が接続されており、該嵌合装置によって各種部品を取り
付けるとともに、部品の締付値(嵌合データ)を取込む
ようになっている。
に設置されており、車体に添付されたバーコードを読み
取るためのバーコードリーダ40a,40b、マニュア
ルでデータを入力するためのコードセレクタ41、CP
Uや、ROM、RAM等から構成される制御部42、各
種データを表示するためのCRT43から構成され、サ
ーバから読み込んだ実行ファイルおよび作業テーブル3
6(図2を参照)に従って所定の処理を行なうようにな
っている。作業テーブルには、工程別の作業内容とし
て、取付け部品名(または作業内容)とその部品デー
タ、該部品を取付ける際の作業内容と作業データが書込
まれており、作業端末W1〜W9は上記データに従って
部品を取付けるようになってる。なお、この実施例で
は、上記作業端末W1〜W9は、通常の車両以外のSR
S車体(衝突安全装置付き車体)に対して、安全装置を
取付ける作業を行う。このため、作業端末W1〜W9に
は、衝突安全装置を取付けるための図示しない嵌合装置
が接続されており、該嵌合装置によって各種部品を取り
付けるとともに、部品の締付値(嵌合データ)を取込む
ようになっている。
【0014】また、上記バーコドリーダ40a,40b
は同一のものであり、双方の機能に差はなく、同時入力
可能であって、何らかのトラブルが発生し、バーコード
の読み込みができなくなった場合でも、どちらかのバー
コードリーダによって作業を続行できるようになってい
る。作業端末W1〜W9では、起動時に、バーコードリ
ーダが正常に動作するか否かをチェックするための2段
階の検査が行われるようになっている。
は同一のものであり、双方の機能に差はなく、同時入力
可能であって、何らかのトラブルが発生し、バーコード
の読み込みができなくなった場合でも、どちらかのバー
コードリーダによって作業を続行できるようになってい
る。作業端末W1〜W9では、起動時に、バーコードリ
ーダが正常に動作するか否かをチェックするための2段
階の検査が行われるようになっている。
【0015】また、通常の作業においては、作業端末W
1〜W9は、作業者が上記バーコードリーダ40a,4
0bのいずれか一方により車体に添付されたバーコード
を読み取ると、該バーコードに対応するフレームナンバ
の検査用レコードを検査号機データファイル32から読
み込むようになっている。該検査用レコードはフレーム
ナンバ毎に用意されており、これには、作業結果として
の取付け部品データ、該部品を取付ける際の嵌合データ
等が保存される。また、部品の取付け作業が終了し、作
業者によって次の車体のバーコードがバーコードリーダ
40a,40bのいずれか一方によって読み取られる
と、先の作業結果をサーバ(サーバ6,7,8のいずれ
か)の検査号機データファイル32の所定の位置へ書き
込むとともに、新たに読み込まれたバーコードに対応す
るフレームナンバの検査用レコードが検査号機データフ
ァイル32から読み込まれるようになっている。
1〜W9は、作業者が上記バーコードリーダ40a,4
0bのいずれか一方により車体に添付されたバーコード
を読み取ると、該バーコードに対応するフレームナンバ
の検査用レコードを検査号機データファイル32から読
み込むようになっている。該検査用レコードはフレーム
ナンバ毎に用意されており、これには、作業結果として
の取付け部品データ、該部品を取付ける際の嵌合データ
等が保存される。また、部品の取付け作業が終了し、作
業者によって次の車体のバーコードがバーコードリーダ
40a,40bのいずれか一方によって読み取られる
と、先の作業結果をサーバ(サーバ6,7,8のいずれ
か)の検査号機データファイル32の所定の位置へ書き
込むとともに、新たに読み込まれたバーコードに対応す
るフレームナンバの検査用レコードが検査号機データフ
ァイル32から読み込まれるようになっている。
【0016】次に、中検端末15,18および完検端末
16には、作業端末と同様に、バーコードリーダが設け
られており、車体に付けられたバーコードを読み込んで
フレームナンバを引き当て、該フレームナンバの作業デ
ータを検査号機データファイル32から読み込み、画面
に表示するようになっている。中検端末15,18で
は、その画面が作業者によって確認され、合格である旨
がコードセレクタによって入力される。この時、作業デ
ータ内に未記入またはNG(不良)があると、合格とは
ならない旨を表示する。また、中検端末15,18は、
上述したトリガファイル34に、合否結果が出た車体の
フレームナンバを書き込むとともに、その合否結果を印
字する。完検端末16では、最終的な完成車検査を行な
い、その合否を検査号機ファイル32へ書き込むように
なっている。
16には、作業端末と同様に、バーコードリーダが設け
られており、車体に付けられたバーコードを読み込んで
フレームナンバを引き当て、該フレームナンバの作業デ
ータを検査号機データファイル32から読み込み、画面
に表示するようになっている。中検端末15,18で
は、その画面が作業者によって確認され、合格である旨
がコードセレクタによって入力される。この時、作業デ
ータ内に未記入またはNG(不良)があると、合格とは
ならない旨を表示する。また、中検端末15,18は、
上述したトリガファイル34に、合否結果が出た車体の
フレームナンバを書き込むとともに、その合否結果を印
字する。完検端末16では、最終的な完成車検査を行な
い、その合否を検査号機ファイル32へ書き込むように
なっている。
【0017】上述した各端末、すなわち、通信端末
(正)10,(副)11、管理端末13,17、監視端
末12、作業端末W1〜W9、中検端末15,18、完
検端末16およびバックアップ端末40は、電源投入時
に、サーバから読み込んだ実行ファイルに従って所定の
処理を行なうようになっている。
(正)10,(副)11、管理端末13,17、監視端
末12、作業端末W1〜W9、中検端末15,18、完
検端末16およびバックアップ端末40は、電源投入時
に、サーバから読み込んだ実行ファイルに従って所定の
処理を行なうようになっている。
【0018】次に、上述した構成による動作について図
4を参照して説明する。なお、各生産ラインL1,L2
およびL3においては、ほぼ同様の作業が行なわれるの
で、ここでは、生産ラインL1についてのみ説明し、他
の説明は省略する。また、特に言及しない限り、以下の
説明における端末とは、通信端末(正)10,(副)1
1、管理端末13,17、監視端末12、作業端末W1
〜W9、中検端末15,18のことを示す。
4を参照して説明する。なお、各生産ラインL1,L2
およびL3においては、ほぼ同様の作業が行なわれるの
で、ここでは、生産ラインL1についてのみ説明し、他
の説明は省略する。また、特に言及しない限り、以下の
説明における端末とは、通信端末(正)10,(副)1
1、管理端末13,17、監視端末12、作業端末W1
〜W9、中検端末15,18のことを示す。
【0019】まず、作業開始において電源が投入される
と、各端末は、サーバ6内に記憶されている実行ファイ
ル(プログラム)を読み込む。その後、読み込んだ実行
ファイルに従って所定の処理を行なう。特に、作業端末
W1〜W9の各々においては、まず、図4に示すフロー
チャートに従ってバーコードリーダ40a,40bの動
作チェックが行われる。まず、ステップS1以降におい
て第1段階目の動作チェックが行われる。ステップS1
において、作業端末W1〜W9側からバーコードリーダ
40a,40bに対して通信設定条件を問い合せる。次
に、ステップS2において、バーコードリーダ40a,
40bから、該リーダ側の通信設定条件が返答されたか
否かを判断する。そして、通信設定条件が返答されない
場合には、ステップS2における判断結果が「NO」と
なり、所定の時間待機した後、ステップS1へ戻り、再
度、通信設定条件を問い合せる。バーコードリーダ40
a,40bから通信設定条件が返答されると、ステップ
S2における判断結果は「YES」となり、ステップS
3へ進む。ステップS3では、バーコードリーダ40
a,40bから通信設定条件と、作業端末に予め設定さ
れていた通信設定条件とを比較し、同一であるか否かを
判断する。そして、双方の通信設定条件が同一である場
合には、ステップS3における判断結果は「YES」と
なり、ステップS4へ進む。
と、各端末は、サーバ6内に記憶されている実行ファイ
ル(プログラム)を読み込む。その後、読み込んだ実行
ファイルに従って所定の処理を行なう。特に、作業端末
W1〜W9の各々においては、まず、図4に示すフロー
チャートに従ってバーコードリーダ40a,40bの動
作チェックが行われる。まず、ステップS1以降におい
て第1段階目の動作チェックが行われる。ステップS1
において、作業端末W1〜W9側からバーコードリーダ
40a,40bに対して通信設定条件を問い合せる。次
に、ステップS2において、バーコードリーダ40a,
40bから、該リーダ側の通信設定条件が返答されたか
否かを判断する。そして、通信設定条件が返答されない
場合には、ステップS2における判断結果が「NO」と
なり、所定の時間待機した後、ステップS1へ戻り、再
度、通信設定条件を問い合せる。バーコードリーダ40
a,40bから通信設定条件が返答されると、ステップ
S2における判断結果は「YES」となり、ステップS
3へ進む。ステップS3では、バーコードリーダ40
a,40bから通信設定条件と、作業端末に予め設定さ
れていた通信設定条件とを比較し、同一であるか否かを
判断する。そして、双方の通信設定条件が同一である場
合には、ステップS3における判断結果は「YES」と
なり、ステップS4へ進む。
【0020】ステップS4以降では、第2段階目の動作
チェックが行われる。ステップS4では、バーコードリ
ーダ40a,40bにより、予め決められたテストピー
ス(テストバーコード)を読み込ませるようCRT43
に指示を表示する。次に、ステップS5において、バー
コードリーダ40a,40bによりテストピースが読み
込まれたか否かを判断する。そして、テストピースが読
み込まれない場合には、判断結果が「NO」となり、ス
テップS5が繰り返し実行される。一方、テストピース
が読み込まれると、上記ステップS5の判断結果は「Y
ES」となり、ステップS6へ進む。ステップS6で
は、読み込まれたテストピースの内容と、作業端末内に
予め設定されたいたデータとを比較し、同一であるかを
判断する。そして、双方の内容が同一である場合には、
バーコードリーダ40a,40bが正常に動作している
として、ステップS7へ進み、正常動作していることを
表示して、当該処理を終了する。一方、ステップS3ま
たはステップS6における判断結果が「NO」の場合、
すなわち、通信設定条件もしくはテストピースの内容が
作業端末内に設定されていたデータと等しくない場合に
は、ステップS8へ進み、チャイム、ブザーもしくはラ
イト等により、バーコードリーダが正常に動作していな
いとして、警報を発する。上述した一連の動作チェック
は、双方のバーコードリーダ40a,40bに対して行
われる。一般に、バーコードリーダ40a,40bの双
方が同時に故障する確率は非常に低い。したがって、起
動時に、いずれか一方が故障し、正常に動作しなくと
も、他方は正常に動作するので、実際の作業において
は、正常動作するバーコードリーダを用いればよい。
チェックが行われる。ステップS4では、バーコードリ
ーダ40a,40bにより、予め決められたテストピー
ス(テストバーコード)を読み込ませるようCRT43
に指示を表示する。次に、ステップS5において、バー
コードリーダ40a,40bによりテストピースが読み
込まれたか否かを判断する。そして、テストピースが読
み込まれない場合には、判断結果が「NO」となり、ス
テップS5が繰り返し実行される。一方、テストピース
が読み込まれると、上記ステップS5の判断結果は「Y
ES」となり、ステップS6へ進む。ステップS6で
は、読み込まれたテストピースの内容と、作業端末内に
予め設定されたいたデータとを比較し、同一であるかを
判断する。そして、双方の内容が同一である場合には、
バーコードリーダ40a,40bが正常に動作している
として、ステップS7へ進み、正常動作していることを
表示して、当該処理を終了する。一方、ステップS3ま
たはステップS6における判断結果が「NO」の場合、
すなわち、通信設定条件もしくはテストピースの内容が
作業端末内に設定されていたデータと等しくない場合に
は、ステップS8へ進み、チャイム、ブザーもしくはラ
イト等により、バーコードリーダが正常に動作していな
いとして、警報を発する。上述した一連の動作チェック
は、双方のバーコードリーダ40a,40bに対して行
われる。一般に、バーコードリーダ40a,40bの双
方が同時に故障する確率は非常に低い。したがって、起
動時に、いずれか一方が故障し、正常に動作しなくと
も、他方は正常に動作するので、実際の作業において
は、正常動作するバーコードリーダを用いればよい。
【0021】次に、生産に当たって、ホストコンピュー
タ1から組み立てる車種、台数等を示す生産情報S1が
工場側のシステムへ送信される。通信端末10,11の
いずれか稼働状態にある方は、上記生産情報S1を受信
し、該生産情報S1に含まれるラインナンバ情報を見
て、どの生産ラインに該当するかを判別し、該当するサ
ーバ6の受信ファイル30に書き込む。
タ1から組み立てる車種、台数等を示す生産情報S1が
工場側のシステムへ送信される。通信端末10,11の
いずれか稼働状態にある方は、上記生産情報S1を受信
し、該生産情報S1に含まれるラインナンバ情報を見
て、どの生産ラインに該当するかを判別し、該当するサ
ーバ6の受信ファイル30に書き込む。
【0022】管理端末13は、上記受信ファイル30に
生産情報S1が書込まれると、順次、図2に示す検査号
機データファイル32に書込むとともに、その情報を受
信ファイル30から削除する。また、管理端末13は、
生産情報S1内の識別コードがAF−ONコードなら
ば、検査号機データファイル32の中に、その車体のフ
レームナンバ毎に、新規車用の検査用レコードを作成
し、識別コードが工場戻しを示す場合には、保存用ファ
イル33から、作業を行なった時の過去のデータを読み
込み、これに基づいて検査用レコードを作成する。
生産情報S1が書込まれると、順次、図2に示す検査号
機データファイル32に書込むとともに、その情報を受
信ファイル30から削除する。また、管理端末13は、
生産情報S1内の識別コードがAF−ONコードなら
ば、検査号機データファイル32の中に、その車体のフ
レームナンバ毎に、新規車用の検査用レコードを作成
し、識別コードが工場戻しを示す場合には、保存用ファ
イル33から、作業を行なった時の過去のデータを読み
込み、これに基づいて検査用レコードを作成する。
【0023】各作業現場では、車体が搬送されてくる
と、作業端末W1〜W6に設けられたバーコードリーダ
40a,40bのいずれか一方(どちらかが故障してい
る場合には正常動作する方)により、車体に付けられた
バーコードが読み取られる。各作業端末W1〜W9は、
該バーコードに対応するフレームナンバの検査用レコー
ドを検査号機データファイル32から読み込み、作業履
歴、取付ける部品名等を画面に表示する。作業者は、上
記画面を確認後、所定の部品を車体に取付ける。この
際、作業状況は、予め読み込まれていた作業テーブル3
6の部品データ、締付データおよび嵌合データと比較さ
れ、その合否とともに検査用レコードに書き込まれる。
その後、作業者によって次の車体のフレームナンバが読
み取られると、上記検査用レコードはサーバ6の検査号
機データファイル32に戻されるとともに、新たに読み
込まれたフレームナンバの検査用レコードが読み込まれ
る。以下、同様に、作業者によって部品取付け作業が続
けられる。
と、作業端末W1〜W6に設けられたバーコードリーダ
40a,40bのいずれか一方(どちらかが故障してい
る場合には正常動作する方)により、車体に付けられた
バーコードが読み取られる。各作業端末W1〜W9は、
該バーコードに対応するフレームナンバの検査用レコー
ドを検査号機データファイル32から読み込み、作業履
歴、取付ける部品名等を画面に表示する。作業者は、上
記画面を確認後、所定の部品を車体に取付ける。この
際、作業状況は、予め読み込まれていた作業テーブル3
6の部品データ、締付データおよび嵌合データと比較さ
れ、その合否とともに検査用レコードに書き込まれる。
その後、作業者によって次の車体のフレームナンバが読
み取られると、上記検査用レコードはサーバ6の検査号
機データファイル32に戻されるとともに、新たに読み
込まれたフレームナンバの検査用レコードが読み込まれ
る。以下、同様に、作業者によって部品取付け作業が続
けられる。
【0024】次に、取付け作業が終了した車体が中検端
末15のところに搬送されてくると、図示しないバーコ
ードリーダにより、車体に付けられたバーコードが読み
込まれフレームナンバを引き当てられ、該フレームナン
バの作業データが検査号機データファイル32から読み
込まれ、画面に表示される。該画面は作業者によって確
認され、合格である旨がコードセレクタによって入力さ
れる。この時、作業データ内に未記入またはNG(不
良)があると、合格とはならない旨が表示される。次
に、中検端末15は、合否結果が出た車体のフレームナ
ンバをトリガファイル34に書き込むとともに、その合
否結果を印字する。
末15のところに搬送されてくると、図示しないバーコ
ードリーダにより、車体に付けられたバーコードが読み
込まれフレームナンバを引き当てられ、該フレームナン
バの作業データが検査号機データファイル32から読み
込まれ、画面に表示される。該画面は作業者によって確
認され、合格である旨がコードセレクタによって入力さ
れる。この時、作業データ内に未記入またはNG(不
良)があると、合格とはならない旨が表示される。次
に、中検端末15は、合否結果が出た車体のフレームナ
ンバをトリガファイル34に書き込むとともに、その合
否結果を印字する。
【0025】上記トリガファイルにフレームナンバが書
き込まれると、管理端末13は、検査号機データファイ
ル32に書き込まれた、該フレームナンバの作業データ
を読み出して送信ファイル31へ書き込む。該送信ファ
イル31に作業データが書き込まれると、該作業データ
は通信端末(正)10,(副)11によってホストコン
ピュータ1へ送信され、ホストコンピュータ1側で保存
される。さらに、管理端末13は、全作業が終了した車
体のフレームナンバに対応する作業データを検査号機デ
ータファイル32から保存ファイル33へ移動するとと
もに、移動したデータを検査号機データファイル32か
ら削除する。この時、保存ファイル33内の作業が終了
した車体のフレームナンバに対して作業合格時間を書き
込む。
き込まれると、管理端末13は、検査号機データファイ
ル32に書き込まれた、該フレームナンバの作業データ
を読み出して送信ファイル31へ書き込む。該送信ファ
イル31に作業データが書き込まれると、該作業データ
は通信端末(正)10,(副)11によってホストコン
ピュータ1へ送信され、ホストコンピュータ1側で保存
される。さらに、管理端末13は、全作業が終了した車
体のフレームナンバに対応する作業データを検査号機デ
ータファイル32から保存ファイル33へ移動するとと
もに、移動したデータを検査号機データファイル32か
ら削除する。この時、保存ファイル33内の作業が終了
した車体のフレームナンバに対して作業合格時間を書き
込む。
【0026】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、作業端末装置において、その起動時に、判定手段に
より、複数の読取手段の各々が正常動作するか否かを判
定し、その後、複数の読取手段の正常動作するものによ
り、生産ライン上を搬送されるワークに添付された識別
符号を読み取り、該識別符号によりワークを識別し、所
定の作業を行うようにしたため、簡単な構成で、識別符
号の読み取りを確実にし、何らかの不具合が生じた場合
でも、生産ラインを停止させることなく、作業を続行で
きるという利点が得られる。
ば、作業端末装置において、その起動時に、判定手段に
より、複数の読取手段の各々が正常動作するか否かを判
定し、その後、複数の読取手段の正常動作するものによ
り、生産ライン上を搬送されるワークに添付された識別
符号を読み取り、該識別符号によりワークを識別し、所
定の作業を行うようにしたため、簡単な構成で、識別符
号の読み取りを確実にし、何らかの不具合が生じた場合
でも、生産ラインを停止させることなく、作業を続行で
きるという利点が得られる。
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】同実施例のサーバと各端末との間で授受される
各種ファイルの構成を示す模式図である。
各種ファイルの構成を示す模式図である。
【図3】同実施例における作業端末の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】同実施例における作業端末のバーコードリーダ
の動作チェック処理を示すフローチャートである。
の動作チェック処理を示すフローチャートである。
6,7,8 サーバ 40a,40b バーコードリーダ(読取手段) 42 制御部(判定手段) L1,L2,L3 生産ライン W1〜W16 作業端末(作業端末装置)
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の工程からなる生産ラインの各所に
配設され、該生産ライン上を搬送されるワークに対して
所定の作業を行う連続生産ラインにおける作業端末装置
において、 前記ワークを識別するために添付された識別符号を読み
取る複数の読取手段と、 当該装置の起動時に、前記複数の読取手段の各々が正常
動作するか否かを判定する判定手段とを備えることを特
徴とする連続生産ラインにおける作業端末装置。 - 【請求項2】 前記判定手段は、前記複数の読取手段の
各々に設定された通信条件と予め設定された通信条件と
が同一であるかを判別し、かつ、 前記複数の読取手段の各々に所定の識別符号を読み込ま
せ、該読み込んだ識別符号が予め設定された識別符号と
同一であるかを判別することによって、前記複数の読取
手段の各々が正常動作するか否かを判定することを特徴
とする請求項1記載の連続生産ラインにおける作業端末
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5096294A JPH06304849A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 連続生産ラインにおける作業端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5096294A JPH06304849A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 連続生産ラインにおける作業端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06304849A true JPH06304849A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14161042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5096294A Pending JPH06304849A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 連続生産ラインにおける作業端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06304849A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103576637A (zh) * | 2012-07-20 | 2014-02-12 | 和硕联合科技股份有限公司 | 产品加工作业的控管方法及控管系统 |
-
1993
- 1993-04-22 JP JP5096294A patent/JPH06304849A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103576637A (zh) * | 2012-07-20 | 2014-02-12 | 和硕联合科技股份有限公司 | 产品加工作业的控管方法及控管系统 |
CN103576637B (zh) * | 2012-07-20 | 2016-01-20 | 和硕联合科技股份有限公司 | 产品加工作业的控管方法及控管系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021112 |