JPH06214061A - システムタイマ管理方法およびその装置 - Google Patents

システムタイマ管理方法およびその装置

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JPH06214061A
JPH06214061A JP540393A JP540393A JPH06214061A JP H06214061 A JPH06214061 A JP H06214061A JP 540393 A JP540393 A JP 540393A JP 540393 A JP540393 A JP 540393A JP H06214061 A JPH06214061 A JP H06214061A
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JP540393A
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Masao Nagaoka
雅男 長岡
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続生産ラインにおける各端末の作業時刻を
正確に把握し、かつ、正確な作業履歴を記録する。 【構成】 複数の端末装置は、起動毎または一定時間毎
に、サーバ6のシステムタイマのデータを読み込んで自
身の固有システムタイマを書き換えるとともに、所定の
時間間隔で、書き換えた上記固有システムタイマのデー
タを上記サーバ6内の稼働端末確認ファイルに書き込
む。一方、監視端末装置12は、上記稼働端末確認ファ
イルに書き込まれた各端末装置毎に、上記固有システム
タイマのデータを、所定の時間間隔で読み込んで表示す
るとともに、上記サーバ6のシステムタイマのデータと
上記固有システムタイマのデータとを比較し、所定時間
以上の差がある場合には、異常表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車などの生産ラ
インに係り、生産ライン上に設けられた各端末のシステ
ムタイマの統一化を図るシステムタイマ管理方法および
その装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車などの連続生産ライン
では、順次流れてくる車体に、各種部品を取付けてい
き、連続生産ラインの最終点において、完成車として出
荷する方式が取られている。このような連続生産ライン
においては、稼働停止や稼働率の低下を防止するため
に、部品を適宜効率良く取付ける必要がある。そこで、
部品を取付ける各作業現場における状況を把握する必要
がある。
【0003】上記連続生産ラインにおける各作業の状況
を把握するために、各作業現場に端末を設置し、これら
の端末をLAN(ローカルエリアネットワーク)によっ
て接続して集中管理するシステムがある。通常、各端末
は、固有システムタイマを有しており、該固有システム
タイマに従って、端末で行なわれる作業とその作業が行
なわれた時刻(日付けおよび時刻)とを関連づけてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した連
続生産ラインにおいては、部品を車体に取付ける等の種
々の作業が連続して行なわれている。しかしならが、上
述したように、各端末では、それぞれの個有システムタ
イマに従って、行なわれる作業とその作業が行なわれた
時刻とを関連づけているため、連続生産ライン全体や、
各端末間において、同期させることができず、各作業が
行なわれた時刻と生産の流れとを関係付けることが困難
となる。このため、従来の連続生産ラインでは、各端末
における作業履歴が非常に曖昧なものとなるという問題
が生じた。
【0005】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、連続生産ラインにおける各端末の作業日時を正
確に把握でき、かつ、正確な作業履歴を記録できるシス
テムタイマ管理方法およびその装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、複数の端末のうち
起動された端末装置によって、サーバのシステムタイマ
のデータを読み込んで自身の固有システムタイマを書き
換えるとともに、所定の時間間隔で、書き換えた前記固
有システムタイマのデータを前記サーバ内の所定の記憶
手段に書き込む一方、前記所定の記憶手段に書き込まれ
た各端末装置毎に、前記固有システムタイマのデータ
を、監視端末装置によって所定の時間間隔で読み込んで
表示するとともに、前記サーバのシステムタイマのデー
タと前記固有システムタイマのデータとを比較し、所定
時間以上の差がある場合には、異常表示するようにした
ことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明では、少なくとも現在
の日時を表すシステムタイマと記憶手段とを有するサー
バと、多重伝送路によって前記サーバと接続され、か
つ、連続生産ラインの各作業現場に配設され、所定の時
間間隔で、前記サーバのシステムタイマのデータを読み
込んで、自身の固有システムタイマを書き換えるととも
に、書き換えた前記固有システムタイマのデータを前記
サーバ内の前記記憶手段に書き込む複数の端末装置と、
前記多重伝送路を介して、前記サーバと前記複数の端末
装置に接続され、所定の時間間隔で、前記記憶手段に書
き込まれた、前記複数の端末の各々の前記固有システム
タイマのデータを読み込んで表示するとともに、前記サ
ーバのシステムタイマのデータと前記固有システムタイ
マのデータとを比較し、所定時間以上の差がある場合に
は、異常表示する監視端末装置とを具備することを特徴
とする。
【0008】
【作用】請求項1および2記載の発明によれば、複数の
端末装置は、起動毎または一定の時間毎に、サーバのシ
ステムタイマのデータを読み込んで自身の固有システム
タイマを書き換えるとともに、所定の時間間隔で、書き
換えた前記固有システムタイマのデータを前記サーバ内
の記憶手段に書き込む。一方、監視端末装置は、前記記
憶手段に書き込まれた各端末装置毎に、前記固有システ
ムタイマのデータを、所定の時間間隔で読み込んで表示
するとともに、前記サーバのシステムタイマのデータと
前記固有システムタイマのデータとを比較し、所定時間
以上の差がある場合には、異常表示する。
【0009】
【実施例】次に図面を参照してこの発明の実施例につい
て説明する。図1はこの発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。図において、本実施例の生産ライン
は、本社側にあるホストコンピュータ1と、工場側にあ
る複数のローカルエリアネットワークLAN1,LAN
2(以下、単にネットワークLAN1,LAN2と呼
ぶ)により構成されている。ホストコンピュータ1は、
全体の生産管理処理を行なうとともに、工場における最
終作業履歴の総括的管理をしている。該ホストコンピュ
ータ1は、図示しない生産管理マスタファイルから所定
期間に組み立てる車種、台数等を示す生産情報S1を工
場側のシステムへ送信する。また、工場側では、生産ラ
インL1およびL2が1つのトークン・リングによりネ
ットワークLAN1を形成しており、生産ラインL3が
1つのトークン・リングによりネットワークLAN2を
形成している。各ネットワークLAN1,2は、ファイ
ルサーバ6,7,8により多重管理されている。これら
ファイルサーバ6,7,8は共通のシステムタイマを備
えているとともに、図2に示すように、各生産ラインL
1,L2における各種作業の履歴等を保存する各種ファ
イルを備えている。
【0010】次に、ネットワークLAN1には、生産ラ
インL1およびL2に共通のものとして、通信端末
(正)10,通信端末(副)11、監視端末12が接続
されており、また、生産ラインL1に対して、管理端末
13,作業端末W1,W2,W3,W4,W5,W6、
中検端末15,完検端末16が接続され、さらに、生産
ラインL2に対して、管理端末17、中検端末18、作
業端末W8,W9などが接続されている。また、ネット
ワークLAN2には、同様に、監視端末28、管理端末
29、中検端末30、完検端末31および作業端末W1
0,W11,W12,W13,W14,W15,W16
が接続されている。
【0011】次に、上述した各端末について説明する。
なお、ネットワークLAN2に関しては上述したネット
ワークLAN1のものと同一機能であるので説明を省略
する。まず、上記通信端末(正)10,(副)11は、
上述したホストコンピュータ1からの生産情報S1を受
信するとともに、該生産情報S1に含まれるラインナン
バ情報を見て、どの生産ラインに該当するかを判別し、
該当するサーバ(6,7,8のいずれか)の受信ファイ
ル30にを書き込む(図2参照の受信ファイルを参
照)。また、通信端末(正)10,(副)11は、送信
ファイル31を監視しており、該送信ファイル31に情
報が書き込まれると、該情報(データファイル)をホス
トコンピュータ1へ送信する。これら通信端末10,1
1は、二重化処理しており、いずれか一方が不具合によ
り停止しても、他方によって処理が行なわれる。なお、
上記送信ファイル31には作業済みの車体に対する作業
データが適時書き込まれるようになっている。
【0012】管理端末13,17は、常時、上記受信フ
ァイル30を監視しており、情報が書込まれると、順
次、図2に示す検査号機データファイル32に書込むと
ともに、その情報を受信ファイル30から削除する。ま
た、管理端末13,17は、生産情報S1内の識別コー
ドが、生産ラインL1,L2に搬入された車体が新規で
あることを示すAF−ONコードならば、検査号機デー
タファイル32の中に、その車体のフレームナンバ毎
に、新規車用の検査用のレコードを作成する。また、識
別コードが工場戻しを示す場合(一度、出荷されたもの
が戻ってくる場合)についても、保存用ファイル33か
ら、作業を行なった時のデータを読み込み、過去のデー
タに基づいて検査用レコードを作成する。
【0013】また、管理端末13,17は、後述するト
リガファイル34を所定の時間間隔で監視しており、該
トリガファイル34にフレームナンバが書き込まれる
と、検査号機データファイル32に書き込まれた、該フ
レームナンバの作業データを読み出して送信ファイル3
1へ書き込むようになっている。また、全作業が終了す
ると、その車体毎に付けられたフレームナンバに対応す
るデータを検査号機データファイル32から保存ファイ
ル33(図2の保存ファイル33を参照)へ移動すると
ともに、移動したデータを検査号機データファイル32
から削除する。この時、保存ファイル33内の作業が終
了した車体のフレームナンバに対して作業合格時間を書
き込む。さらに、管理端末13,17は、システムにお
ける、各種異常に対しての報告、作業端末の稼働状況報
告、各種ファイルのバックアップ等の処理を行なうよう
になっている。
【0014】監視端末12は、サーバ6,7,8内の端
末稼働確認ファイル35の内容を確認することによっ
て、各作業端末W1〜W19の動作を監視しており、画
面上に各作業端末W1〜W19の稼働状況を表示すると
ともに、サーバ内のシステムタイマのデータと自端末
(この場合、ネットワークLAN1に接続された各端
末)の固有システムタイマのデータとを比較し、一定時
間以上の差があれば異常表示するようになっている。ま
た、重要機が停止した場合にはサイレンを鳴らし作業者
に知らせるようになっている。なお、端末稼働確認ファ
イル35とは、サーバ6,7,8を除く全端末が、所定
の時間毎に(例えば、1分毎に)、自身の稼働状況を、
固有システムタイマのデータ(日付けおよび時刻)とと
もに書き込むためのサーバ6,7,8に設けられたファ
イルである。
【0015】次に、作業端末W1〜W9は、各作業現場
に設置されており、サーバから読み込んだ実行ファイル
に従って所定の処理を行なうようになっている。また、
作業端末W1〜W9には、車体および取付け部品に添付
された、車体識別用のバーコードを読み込むバーコード
リーダが設けられている。作業者が該バーコードリーダ
により、上記バーコードを読み取ると、該バーコードに
対応するフレームナンバの作業データを検査号機データ
ファイル32から読み込み、作業履歴、取付ける部品名
等を画面に表示するとともに、部品の取付け作業が終了
すると、作業結果を書き込む。その後、作業者によって
次の車体のフレームナンバが読み取られると、上記作業
結果が書き込まれたフレームナンバの作業データをサー
バ(サーバ6,7,8のいずれか)の検査号機データフ
ァイル32に戻すとともに、新たに読み込まれたフレー
ムナンバの検査レコードが読み込まれるようになってい
る。
【0016】次に、中検端末15,18および完検端末
16には、作業端末と同様に、バーコードリーダが設け
られており、車体に付けられたバーコードを読み込んで
フレームナンバを引き当て、該フレームナンバの作業デ
ータを検査号機データファイル32から読み込み、画面
に表示するようになっている。中検端末15,18で
は、その画面が作業者によって確認され、合格である旨
がコードセレクタによって入力される。この時、作業デ
ータ内に未記入またはNG(不良)があると、合格とは
ならない旨を表示する。また、中検端末15,18は、
上述したトリガファイル34に、合否結果が出た車体の
フレームナンバを書き込むとともに、その合否結果を印
字する。完検端末16では、最終的な完成車検査を行な
い、その合否を検査号機ファイル32へ書き込むように
なっている。
【0017】上述した各端末、すなわち、通信端末
(正)10,(副)11、管理端末13,17、監視端
末12、作業端末W1〜W9、中検端末15,18およ
び完検端末16は、電源投入時に、全体を管理している
サーバ6,7,8のいずれかにあるシステムタイマのデ
ータ(日付けおよび時刻)を読み込み、自身の固有シス
テムタイマを書き換えるとともに、サーバから読み込ん
だ実行ファイルに従って所定の処理を行なうようになっ
ている。また、各端末は、稼働中のサーバとのデータ授
受中にエラーが生じると、該エラー内容をコード化し
て、自身のハードディスクに、エラー発生時刻とともに
書き込むようになっている。これは、データ授受等の通
信における異常は端末側でしか判明できないためであ
る。言換えると、サーバ側では、端末自体の異常である
のか、ネットワーク上の異常であるのか判別できないの
で、これを解消するためである。この情報は不具合を生
じた際のシステムのメンテナンスに用いられる。
【0018】次に、上述した構成による動作について、
図3ないし図8を参照して説明する。なお、各生産ライ
ンL1,L2およびL3においては、ほぼ同様の作業が
行なわれるので、ここでは、生産ラインL1についての
み説明し、他の説明は省略する。また、特に言及しない
限りは、以下の説明における端末とは、通信端末(正)
10,(副)11、管理端末13,17、監視端末1
2、作業端末W1〜W9、中検端末15,18のことを
示す。まず、作業開始において電源が投入されると、各
端末は、図3に示すフローチャートを実行する。まず、
ステップSA1において、サーバからタイマデータ(日
付けと時刻)を読み込み、自身の固有システムタイマを
書き換える。次に、ステップSA2において、同サーバ
6内に記憶されている実行ファイル(プログラム)を読
み込む。その後、読み込んだ実行ファイルに従って所定
の処理を行なう。
【0019】生産に当たって、まず、ホストコンピュー
タ1から組み立てる車種、台数等を示す生産情報S1が
工場側のシステムへ送信される。通信端末10,11の
いずれか稼働状態にある方は、上記生産情報S1を受信
し、該生産情報S1に含まれるラインナンバ情報を見
て、どの生産ラインに該当するかを判別し、該当するサ
ーバ6の受信ファイル30に書き込む。
【0020】管理端末13は、上記受信ファイル30に
生産情報S1が書込まれると、順次、図2に示す検査号
機データファイル32に書込むとともに、その情報を受
信ファイル30から削除する。また、管理端末13は、
生産情報S1内の識別コードがAF−ONコードなら
ば、検査号機データファイル32の中に、その車体のフ
レームナンバ毎に、新規車用の検査用のレコードを作成
し、識別コードが工場戻しを示す場合には、保存用ファ
イル33から、作業を行なった時の過去のデータを読み
込み、これに基づいて検査用レコードを作成する。
【0021】各作業現場では、車体が搬送されてくる
と、作業端末W1〜W6に設けられたバーコードリーダ
により、上記バーコードが読み取られる。各作業端末W
1〜W9は、該バーコードに対応するフレームナンバの
検査用レコードを検査号機データファイル32から読み
込み、作業履歴、取付ける部品名等を画面に表示する。
作業者は、上記画面を確認後、所定の部品を車体に取付
ける。この際、作業状況が作業端末に読み込まれ、上記
検査レコードに作業結果が固有システムタイマのデータ
(日付けおよび時刻)とともに書き込まれる。該固有シ
ステムタイマは、起動時に、サーバ6のシステムタイマ
のデータに書き換えられているため、全体システムの日
時と対応している。その後、作業者によって次の車体の
フレームナンバが読み取られると、上記検査レコードは
サーバ6の検査号機データファイル32に戻されるとと
もに、新たに読み込まれたフレームナンバの検査レコー
ドが読み込まれる。以下、同様に、作業者によって部品
取付け作業が続けられる。
【0022】次に、取付け作業が終了した車体が中検端
末15のところに搬送されてくると、バーコードリーダ
により、車体に付けられたバーコードが読み込まれフレ
ームナンバを引き当てられ、該フレームナンバの作業デ
ータが検査号機データファイル32から読み込まれ、画
面に表示される。該画面は作業者によって確認され、合
格である旨がコードセレクタによって入力される。この
時、作業データ内に未記入またはNG(不良)がある
と、合格とはならない旨が表示される。次に、中検端末
15は、合否結果が出た車体のフレームナンバをトリガ
ファイル34に書き込むとともに、その合否結果を印字
する。
【0023】上記トリガファイルにフレームナンバが書
き込まれると、管理端末13は、検査号機データファイ
ル32に書き込まれた、該フレームナンバの作業データ
を読み出して送信ファイル31へ書き込む。該送信ファ
イル31に作業データが書き込まれると、該作業データ
は通信端末(正)10,(副)11によってホストコン
ピュータ1へ送信され、ホストコンピュータ1側で保存
される。さらに、管理端末13は、全作業が終了した車
体のフレームナンバに対応する作業データを検査号機デ
ータファイル32から保存ファイル33へ移動するとと
もに、移動したデータを検査号機データファイル32か
ら削除する。この時、保存ファイル33内の作業が終了
した車体のフレームナンバに対して作業合格時間を書き
込む。この作業合格時間は、管理端末13が起動時に書
き換えた固有システムタイマのデータに基づくものであ
る。
【0024】さて、上述した一連の作業の間、各端末
は、所定の時間間隔で、図4に示すフローチャートを実
行し、ステップSB1において、自身のタイマデータを
サーバへ送信する。サーバは上記タイマデータを各端末
毎に、端末稼働確認ファイル35へ書き込む。また、各
端末は、サーバとのデータ授受中にエラーが生じると、
図5に示すフローチャートを実行し、まず、ステップS
C1において、エラー内容をコード化し、ステップSC
2において、該エラーコードとエラー発生時刻とを自身
のハードディスクに書き込む。このデータはメンテナン
スの際に利用される。
【0025】一方、監視端末12は、所定の時間間隔
で、図6に示すフローチャートを実行する。まず、ステ
ップSD1において、端末稼働確認ファイル35に書き
込まれた、各端末のタイマデータを読み込む。次に、ス
テップSD2において、該監視端末12の画面上に、上
記タイマデータより得た各端末の固有システムタイマの
日付けおよび時間を表示する。図7は上記監視端末12
の画面における表示例を示す模式図である。図におい
て、最上行には、システムのタイトルT、監視端末12
の固有システムタイマの日付けDATEおよび時刻TI
MEが表示される。画面上では、各サーバを円C1,C
2,C3で表示し、作業端末を含む各端末を矩形状のブ
ロックで表示している。この場合、図示のAF1_SE
RVERは図1のサーバ6を示し、AF2_SERVE
Rはサーバ7を示し、さらに、AF3_SERVERは
サーバ8を示している。また、各端末は管理上のサーバ
にツリー状に表示されており、システムの構成が容易に
確認できるようになっている。各端末を表すブロックに
は、どの端末であるかを示す端末番号が付けられてい
る。
【0026】監視端末12は、サーバ内のシステムタイ
マのデータと各端末の固有システムタイマのデータとを
比較し、一定時間以上の差があれば異常表示するように
なっている。一定時間以上の差がある端末とは、何らか
の原因により停止状態にあり、固有システムタイマのデ
ータを稼働端末確認ファイル35に書き込んでいないと
考えられる。したがって、一定時間以上の差がある端末
に対しては、斜線で図示するブロックBのように、停止
中であること明示する。実際の画面では、例えば、赤色
で表示されている。なお、活動中の端末は実際の画面で
は青表示となっている。さらに、重要機に対して一定時
間以上の差がある場合には、サイレンを鳴らし作業者に
知らせる。
【0027】図8は、各々、任意のブロックを拡大した
ものであり、端末の実行ファイルの稼働状況を表示する
場合の表示例を示す模式図である。図においては、最上
行に端末番号が表示され、その下に順次、その下に順
次、上記図6のステップSD1で得た各端末のタイマデ
ータ(日付けDATE2と時間TIME2)が表示され
る。このように、監視端末12の画面上に各端末の固有
システムタイマのデータを表示させることで作業状況を
正確に把握できる。また、各端末の固有システムタイマ
をサーバのシステムタイマに合致させることで正確な作
業履歴が作成される。なお、上述した実施例では、端末
装置による固有システムタイマの書き換え、および書き
込みは、起動時としたが、これに限らず、起動後、一定
時間間隔で行なうようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1および
2記載の発明によれば、起動毎または一定時間毎に、サ
ーバのシステムタイマのデータを、端末装置によって読
み込んで自身の固有システムタイマを書き換えるととも
に、所定の時間間隔で、書き換えた前記固有システムタ
イマのデータを前記サーバ内の記憶手段に書き込む一
方、監視端末装置によって、前記記憶手段に書き込まれ
た各端末装置毎に、前記固有システムタイマのデータ
を、所定の時間間隔で読み込んで表示するとともに、前
記サーバのシステムタイマのデータと前記固有システム
タイマのデータとを比較し、所定時間以上の差がある場
合には、異常表示するようにしたため、連続生産ライン
における各端末の作業時刻を正確に把握でき、かつ、正
確な作業履歴を記録できるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示すブロック図
である。
【図2】同実施例のサーバと各端末との間で授受される
各種ファイルの構成を示す模式図である。
【図3】同実施例における各端末の起動時における処理
を示すフローチャートである。
【図4】同実施例における各端末の所定時間間隔で行な
われるタイマデータの書き込み処理を示すフローチャー
トである。
【図5】同実施例における各端末のエラー発生時におけ
る処理を示すフローチャートである。
【図6】同実施例における監視端末の端末稼働確認時に
おける処理を示すフローチャートである。
【図7】監視端末の画面における表示例を示す模式図で
ある。
【図8】図7に示す画面上の各端末におけるシステムタ
イマのデータ表示の表示例を示す模式図である。
【符号の説明】
6,7,8 サーバ 10,11 通信端末(端末装置) 13,17 管理端末(端末装置) 12,28 監視端末(監視端末装置) 15,18 中検端末(端末装置) 16 完検端末(端末装置) 35 端末稼働確認ファイル(所定の記憶手段) L1,L2,L3 生産ライン W1〜W16 作業端末(端末装置) LAN1,2 ネットワーク(多重伝送路)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末のうち起動された端末装置に
    よって、サーバのシステムタイマのデータを読み込んで
    自身の固有システムタイマを書き換えるとともに、所定
    の時間間隔で、書き換えた前記固有システムタイマのデ
    ータを前記サーバ内の所定の記憶手段に書き込む一方、 前記所定の記憶手段に書き込まれた各端末装置毎に、前
    記固有システムタイマのデータを、監視端末装置によっ
    て所定の時間間隔で読み込んで表示するとともに、前記
    サーバのシステムタイマのデータと前記固有システムタ
    イマのデータとを比較し、所定時間以上の差がある場合
    には、異常表示するようにしたことを特徴とするシステ
    ムタイマ管理方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも現在の日時を表すシステムタ
    イマと記憶手段とを有するサーバと、 多重伝送路によって前記サーバと接続され、かつ、連続
    生産ラインの各作業現場に配設され、所定の時間間隔
    で、前記サーバのシステムタイマのデータを読み込ん
    で、自身の固有システムタイマを書き換えるとともに、
    書き換えた前記固有システムタイマのデータを前記サー
    バ内の前記記憶手段に書き込む複数の端末装置と、 前記多重伝送路を介して、前記サーバと前記複数の端末
    装置に接続され、所定の時間間隔で、前記記憶手段に書
    き込まれた、前記複数の端末の各々の前記固有システム
    タイマのデータを読み込んで表示するとともに、前記サ
    ーバのシステムタイマのデータと前記固有システムタイ
    マのデータとを比較し、所定時間以上の差がある場合に
    は、異常表示する監視端末装置とを具備することを特徴
    とするシステムタイマ管理装置。
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JP (1) JPH06214061A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08114682A (ja) * 1994-10-14 1996-05-07 Nec Corp コンピュータシステムの時刻合わせ装置並びに該装置用の時刻情報サービス局及び時刻情報サービス局を利用した時刻合わせシステム

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JPH08114682A (ja) * 1994-10-14 1996-05-07 Nec Corp コンピュータシステムの時刻合わせ装置並びに該装置用の時刻情報サービス局及び時刻情報サービス局を利用した時刻合わせシステム

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