JPH06304167A - X線ct装置 - Google Patents
X線ct装置Info
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- JPH06304167A JPH06304167A JP5099669A JP9966993A JPH06304167A JP H06304167 A JPH06304167 A JP H06304167A JP 5099669 A JP5099669 A JP 5099669A JP 9966993 A JP9966993 A JP 9966993A JP H06304167 A JPH06304167 A JP H06304167A
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 9
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Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】実際の撮影において被検者と架台との干渉を生
じさせずに済み、かつ被検体の被曝量を増大させること
のないスキャン計画設定手段を備えたX線CT装置を提
供すること。 【構成】予備スキャニングによって得られた被検体Mの
スキャノ像Sをモニタ15上に表示する手段と、この手
段によりモニタ15上に表示されたスキャノ像Sに、ス
キャン位置を決めるロイRと、架台の干渉ラインLとを
同時に重ねて表示する手段とを含むスキャン計画設定手
段を備えている。また、被検体M自体が傾動した角度だ
けモニタ15に表示されたスキャノ像Sを回転させるス
キャノ像回転手段を備えている。
じさせずに済み、かつ被検体の被曝量を増大させること
のないスキャン計画設定手段を備えたX線CT装置を提
供すること。 【構成】予備スキャニングによって得られた被検体Mの
スキャノ像Sをモニタ15上に表示する手段と、この手
段によりモニタ15上に表示されたスキャノ像Sに、ス
キャン位置を決めるロイRと、架台の干渉ラインLとを
同時に重ねて表示する手段とを含むスキャン計画設定手
段を備えている。また、被検体M自体が傾動した角度だ
けモニタ15に表示されたスキャノ像Sを回転させるス
キャノ像回転手段を備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線CT装置に関し、
特にスキャン計画設定手段の改良に関する。
特にスキャン計画設定手段の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は被検者Mの断層像を撮影するため
のX線CT装置の一例を示す図である。図に示すように
X線CT装置は、X線撮像装置等が収容された架台10
と、この架台10の開口部と相対向する位置に配置され
被検者Mを載置する寝台11と、この寝台11上にスラ
イド自在に配置され被検者Mを架台10内に導入する天
板12と、これら架台10,寝台11,天板12を制御
する制御装置13とから構成されている。なお、架台1
0にはチルト機構が設けられ、図中二点鎖線で示すよう
に傾動可能となっており、必要に応じて被検者Mの断層
面の角度を変えることが可能である。
のX線CT装置の一例を示す図である。図に示すように
X線CT装置は、X線撮像装置等が収容された架台10
と、この架台10の開口部と相対向する位置に配置され
被検者Mを載置する寝台11と、この寝台11上にスラ
イド自在に配置され被検者Mを架台10内に導入する天
板12と、これら架台10,寝台11,天板12を制御
する制御装置13とから構成されている。なお、架台1
0にはチルト機構が設けられ、図中二点鎖線で示すよう
に傾動可能となっており、必要に応じて被検者Mの断層
面の角度を変えることが可能である。
【0003】制御装置13はオペレータが各種操作を行
なう制御卓14と架台10からのデータを再構成して表
示するモニタ15とを備えている。このようなX線CT
装置には被検者Mの断層像を撮影する場合において、断
層像撮影部位を定めるためのスキャン計画を設定する手
段が備えられている。このスキャン計画設定手段の一般
的な例として次の二つがある。一つは被検者Mを架台1
0内に導入した状態で、架台10に設けられた投光器等
により被検者Mに光を当てながらオペレータは架台10
の近傍で架台10を傾動かつ天板12を移動させてスキ
ャン位置を決定するものである。もう一つは、操作卓1
4の操作により、モニタ15上に表示させたスキャノ像
上にスキャン位置を表わすロイを重ねて表示し、架台1
0、天板12を遠隔操作することで、スキャン位置を決
定するものである。図7の(a)(b)はモニタ15上
に表示されたスキャノ像Sを示す図で、被検者Mを側面
からX線撮影した場合の例である。オペレータはこれを
見て断層像を撮影すべき部位を判断し、ロイRと呼ばれ
るカーソルを用いて撮影する位置を決定する。なお、架
台10の傾動角度には限度があるため、オペレータの希
望する角度のロイRが実現できない場合がある。このよ
うなときには、図8に示すように天板12上に設けられ
たヘッドレスト20等の補助器具によって被検者Mの頭
部等の角度を変化させ、再びスキャニングを行ないなが
らスキャノ像Sを画面に表示し、スキャン位置を決定す
る。このようにして決定されたロイRは、スキャン計画
設定のためのデータとして記憶装置に保存される。
なう制御卓14と架台10からのデータを再構成して表
示するモニタ15とを備えている。このようなX線CT
装置には被検者Mの断層像を撮影する場合において、断
層像撮影部位を定めるためのスキャン計画を設定する手
段が備えられている。このスキャン計画設定手段の一般
的な例として次の二つがある。一つは被検者Mを架台1
0内に導入した状態で、架台10に設けられた投光器等
により被検者Mに光を当てながらオペレータは架台10
の近傍で架台10を傾動かつ天板12を移動させてスキ
ャン位置を決定するものである。もう一つは、操作卓1
4の操作により、モニタ15上に表示させたスキャノ像
上にスキャン位置を表わすロイを重ねて表示し、架台1
0、天板12を遠隔操作することで、スキャン位置を決
定するものである。図7の(a)(b)はモニタ15上
に表示されたスキャノ像Sを示す図で、被検者Mを側面
からX線撮影した場合の例である。オペレータはこれを
見て断層像を撮影すべき部位を判断し、ロイRと呼ばれ
るカーソルを用いて撮影する位置を決定する。なお、架
台10の傾動角度には限度があるため、オペレータの希
望する角度のロイRが実現できない場合がある。このよ
うなときには、図8に示すように天板12上に設けられ
たヘッドレスト20等の補助器具によって被検者Mの頭
部等の角度を変化させ、再びスキャニングを行ないなが
らスキャノ像Sを画面に表示し、スキャン位置を決定す
る。このようにして決定されたロイRは、スキャン計画
設定のためのデータとして記憶装置に保存される。
【0004】X線CT装置は上記の如く設定されたスキ
ャン計画にしたがって、自動的に天板の送り量、架台の
傾動角度、傾き角を操作すると共にX線撮像装置を制御
して被検者Mの断層像を撮影する。
ャン計画にしたがって、自動的に天板の送り量、架台の
傾動角度、傾き角を操作すると共にX線撮像装置を制御
して被検者Mの断層像を撮影する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のX線C
T装置におけるスキャン計画設定手段のうち、スキャノ
像を利用した後者の手段によれば、ロイRの決定を画面
上で行なうことができるので、前者の手段に比べて被検
者M及びオペレータの負担が軽減されるという利点があ
る。しかしながら、後者の手段では、オペレータが被検
者Mの近傍で架台10等の傾動を直接行なうのではな
く、操作卓14からの遠隔操作によりスキャン位置合せ
を行なうものであるため、実際の状況とは若干のずれが
生じることがあり、X線CT撮影が開始され実際に架台
10の傾動が行なわれると、被検者Mと架台10とが干
渉する虞があった。またスキャン計画中にオペレータが
希望する角度のロイRを架台10の傾動角度の制限によ
り実現できない場合には、被検者Mの姿勢変更後、再び
スキャノ像を撮影する必要が生じる。このため、速やか
なスキャン計画の設定を行なうことが困難であり、ひい
ては被検者Mの迅速かつ適確な撮影を行なえず、被検者
Mの被曝量が増大するという問題があった。
T装置におけるスキャン計画設定手段のうち、スキャノ
像を利用した後者の手段によれば、ロイRの決定を画面
上で行なうことができるので、前者の手段に比べて被検
者M及びオペレータの負担が軽減されるという利点があ
る。しかしながら、後者の手段では、オペレータが被検
者Mの近傍で架台10等の傾動を直接行なうのではな
く、操作卓14からの遠隔操作によりスキャン位置合せ
を行なうものであるため、実際の状況とは若干のずれが
生じることがあり、X線CT撮影が開始され実際に架台
10の傾動が行なわれると、被検者Mと架台10とが干
渉する虞があった。またスキャン計画中にオペレータが
希望する角度のロイRを架台10の傾動角度の制限によ
り実現できない場合には、被検者Mの姿勢変更後、再び
スキャノ像を撮影する必要が生じる。このため、速やか
なスキャン計画の設定を行なうことが困難であり、ひい
ては被検者Mの迅速かつ適確な撮影を行なえず、被検者
Mの被曝量が増大するという問題があった。
【0006】そこで本発明は、実際の撮影において被検
者と架台との干渉を生じさせずに済み、かつ被検体の被
曝量を増大させることのないスキャン計画設定手段を備
えたX線CT装置を提供することを目的としている。
者と架台との干渉を生じさせずに済み、かつ被検体の被
曝量を増大させることのないスキャン計画設定手段を備
えたX線CT装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の本発明によれば、予
備スキャニングによって得られた被検体のスキャノ像を
モニタ上に表示する手段と、この手段によりモニタ上に
表示された前記スキャノ像に、スキャン位置を決めるロ
イと架台の干渉ラインとを、同時に表示する手段とを含
むスキャン計画設定手段を備えるようにした。
達成するために、請求項1に記載の本発明によれば、予
備スキャニングによって得られた被検体のスキャノ像を
モニタ上に表示する手段と、この手段によりモニタ上に
表示された前記スキャノ像に、スキャン位置を決めるロ
イと架台の干渉ラインとを、同時に表示する手段とを含
むスキャン計画設定手段を備えるようにした。
【0008】また、請求項2に記載の本発明によれば、
被検体自体が傾動した角度だけ前記モニタに表示された
スキャノ像を回転させるスキャノ像回転手段を備えるよ
うにした。
被検体自体が傾動した角度だけ前記モニタに表示された
スキャノ像を回転させるスキャノ像回転手段を備えるよ
うにした。
【0009】
【作用】上記請求項1に記載の手段を講じた結果、次の
ような作用が生じる。すなわち、ロイを決定すると架台
の位置は一義的に決まるので、スキャン計画中における
画面上にロイとこのロイに対応する架台の干渉ラインと
を表示することが可能となる。したがって、オペレータ
が干渉ラインとスキャノ像に重ならないようにロイを決
定すれば、実際の撮影において架台が傾動しても被検体
に干渉する事なく安全に撮影をすることが可能となる。
ような作用が生じる。すなわち、ロイを決定すると架台
の位置は一義的に決まるので、スキャン計画中における
画面上にロイとこのロイに対応する架台の干渉ラインと
を表示することが可能となる。したがって、オペレータ
が干渉ラインとスキャノ像に重ならないようにロイを決
定すれば、実際の撮影において架台が傾動しても被検体
に干渉する事なく安全に撮影をすることが可能となる。
【0010】一方、請求項2に記載の手段を講じた結
果、ヘッドレスト等によって被検体自体の傾動により角
度が変わった場合でも、スキャノ像を画面上で回転させ
ることができるので、再度スキャノ像を得る必要がな
い。したがって、スキャン計画設定操作の迅速化を図り
得、被検体の被曝量の増大を防止することが可能とな
る。
果、ヘッドレスト等によって被検体自体の傾動により角
度が変わった場合でも、スキャノ像を画面上で回転させ
ることができるので、再度スキャノ像を得る必要がな
い。したがって、スキャン計画設定操作の迅速化を図り
得、被検体の被曝量の増大を防止することが可能とな
る。
【0011】
【実施例】図1の(a)(b)は本発明の第1実施例に
係るX線CT装置の要部の概略を示す図である。この図
において、図6と同一機能部分には同一符号が付されて
いる。
係るX線CT装置の要部の概略を示す図である。この図
において、図6と同一機能部分には同一符号が付されて
いる。
【0012】図に示すように本実施例に係るX線CT装
置は、X線撮像装置等が収容された架台10と、この架
台10の開口部と相対向する位置に配置され被検者Mを
載置する寝台11と、寝台11上に配置され被検者Mを
架台10内に導入する天板12と、これら架台10,寝
台11,天板12を制御する制御装置13とから構成さ
れている。なお、架台10にはチルト機構が設けられ、
架台10が傾動可能となっており、必要に応じて被検者
の断層面の角度を変えることが可能である。
置は、X線撮像装置等が収容された架台10と、この架
台10の開口部と相対向する位置に配置され被検者Mを
載置する寝台11と、寝台11上に配置され被検者Mを
架台10内に導入する天板12と、これら架台10,寝
台11,天板12を制御する制御装置13とから構成さ
れている。なお、架台10にはチルト機構が設けられ、
架台10が傾動可能となっており、必要に応じて被検者
の断層面の角度を変えることが可能である。
【0013】これら架台10、寝台11、天板12を制
御する制御装置13はオペレータが各種操作を行なう操
作卓14と、架台10からのデータを再構成して表示す
るモニタ15とを備えている。また、制御装置13は内
部に干渉ライン発生器16を備えている。
御する制御装置13はオペレータが各種操作を行なう操
作卓14と、架台10からのデータを再構成して表示す
るモニタ15とを備えている。また、制御装置13は内
部に干渉ライン発生器16を備えている。
【0014】本実施例に係るX線CT装置が従来のX線
CT装置と異なる点は、スキャン計画設定時において、
モニタ画面上のスキャノ像Sに、ロイRと干渉ラインL
とを同時に重ねて表示する点にある。
CT装置と異なる点は、スキャン計画設定時において、
モニタ画面上のスキャノ像Sに、ロイRと干渉ラインL
とを同時に重ねて表示する点にある。
【0015】すなわち、図1の(a)に示す架台10の
空洞中心部の上下ラインを代表的干渉ラインLとして図
1の(b)に示すようにモニタ上に表示する。干渉ライ
ンLの位置はロイRによって図1の(b)に示すように
一義的に決まる。
空洞中心部の上下ラインを代表的干渉ラインLとして図
1の(b)に示すようにモニタ上に表示する。干渉ライ
ンLの位置はロイRによって図1の(b)に示すように
一義的に決まる。
【0016】図2の(a)(b)は本装置のモニタ画面
の一例を示す図である。ここで、本実施例のX線CT装
置によるスキャン計画の手順を図3に示すフロー図にし
たがって説明する。
の一例を示す図である。ここで、本実施例のX線CT装
置によるスキャン計画の手順を図3に示すフロー図にし
たがって説明する。
【0017】ST1:オペレータは被検者を載置した天
板を架台内に導入し、X線撮影装置によってスキャニン
グし被検体のスキャノ像Sを作成する。 ST2:スキャノ像Sがモニタ15上に表示される。
板を架台内に導入し、X線撮影装置によってスキャニン
グし被検体のスキャノ像Sを作成する。 ST2:スキャノ像Sがモニタ15上に表示される。
【0018】ST3:オペレータはモニタ15上のスキ
ャノ像Sを見てロイRの発生を指示する。 ST4:ロイRはモニタ15上の端部に表示される。
ャノ像Sを見てロイRの発生を指示する。 ST4:ロイRはモニタ15上の端部に表示される。
【0019】ST5:オペレータはロイRをスキャノ像
S上の任意の位置に移動させ、ロイRの傾きの角度を指
示する。 ST6:ロイRの位置に応じて干渉ラインLの位置を算
出する。
S上の任意の位置に移動させ、ロイRの傾きの角度を指
示する。 ST6:ロイRの位置に応じて干渉ラインLの位置を算
出する。
【0020】ST7:スキャノ像S及びロイR及び干渉
ラインLがモニタ15上に表示される。 ST8:ロイRをさらに移動したり、角度を指示する場
合にはST5へ戻る。
ラインLがモニタ15上に表示される。 ST8:ロイRをさらに移動したり、角度を指示する場
合にはST5へ戻る。
【0021】ST9:オペレータは干渉ラインLが被検
者や天板に接触しないことを確認し、ロイRの位置を確
定する。このとき、ロイRの位置は制御装置内に記憶さ
れる。
者や天板に接触しないことを確認し、ロイRの位置を確
定する。このとき、ロイRの位置は制御装置内に記憶さ
れる。
【0022】ST10:干渉ラインLの表示が決定され
る。このとき、図4に示すようなフロー図により決定す
る。すなわち、干渉ラインLは決定されたロイR毎に存
在するので、全て表示するとモニタ画面上に干渉ライン
Lが複雑に表示されることとなり、スキャノ像Sやロイ
Rが見にくくなる虞がある。そこで、干渉ライン表示の
判断を行ない、最も被検者Mに近い干渉ラインLのみを
表示するようにした。このときの表示の判断基準として
は、天板12の位置が最大(lmax )・最小(lmin )
のもの及びロイの傾きが最大(θmax )・最小(θ
min )のものとした。
る。このとき、図4に示すようなフロー図により決定す
る。すなわち、干渉ラインLは決定されたロイR毎に存
在するので、全て表示するとモニタ画面上に干渉ライン
Lが複雑に表示されることとなり、スキャノ像Sやロイ
Rが見にくくなる虞がある。そこで、干渉ライン表示の
判断を行ない、最も被検者Mに近い干渉ラインLのみを
表示するようにした。このときの表示の判断基準として
は、天板12の位置が最大(lmax )・最小(lmin )
のもの及びロイの傾きが最大(θmax )・最小(θ
min )のものとした。
【0023】ST11:スキャノ像SとロイRと決定さ
れた干渉ラインLとが表示される。 ST12:さらにロイRを増やす場合にはST3に戻
る。 このように本実施例によれば、オペレータがロイRを決
める際に同時に干渉ラインLが表示されるので、実際の
X線CT撮影が行われ架台が傾動した際に架台10が被
検者Mや天板12に接触することはない。したがって、
安全にX線CT撮影を行なうことができる。
れた干渉ラインLとが表示される。 ST12:さらにロイRを増やす場合にはST3に戻
る。 このように本実施例によれば、オペレータがロイRを決
める際に同時に干渉ラインLが表示されるので、実際の
X線CT撮影が行われ架台が傾動した際に架台10が被
検者Mや天板12に接触することはない。したがって、
安全にX線CT撮影を行なうことができる。
【0024】図5の(a)(b)は本発明の第2実施例
に係るX線CT装置の構成およびモニタ画面を示す図で
ある。本実施例に係るX線CT装置の天板12に設けら
れたヘッドレスト20の回転支持部には、角度計測器1
7が設けられている。この角度計測器17の出力端は制
御装置13に接続されている。なお制御装置13には角
度計測器17の出力に基づいてスキャノ像Sを回転させ
るためのスキャノ像回転手段18が備えられている。
に係るX線CT装置の構成およびモニタ画面を示す図で
ある。本実施例に係るX線CT装置の天板12に設けら
れたヘッドレスト20の回転支持部には、角度計測器1
7が設けられている。この角度計測器17の出力端は制
御装置13に接続されている。なお制御装置13には角
度計測器17の出力に基づいてスキャノ像Sを回転させ
るためのスキャノ像回転手段18が備えられている。
【0025】このように構成された第2実施例によれ
ば、モニタ画面上では角度計測器17の出力に基づいて
スキャノ像Sのみが回転する。このときロイRの位置は
変化しないので、結局ロイRをさらに傾けたのと同じ状
態がモニタ画面上に表示されたことになる。
ば、モニタ画面上では角度計測器17の出力に基づいて
スキャノ像Sのみが回転する。このときロイRの位置は
変化しないので、結局ロイRをさらに傾けたのと同じ状
態がモニタ画面上に表示されたことになる。
【0026】したがって、ヘッドレスト20によって被
検者Mの頭部の角度を変化させたような場合であって
も、再度スキャニングを行なう必要がないため、迅速に
スキャン計画の設定を行なえるとともに、被検体の被曝
増大を防止することが可能である。なお、本発明は前記
各実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論であ
る。
検者Mの頭部の角度を変化させたような場合であって
も、再度スキャニングを行なう必要がないため、迅速に
スキャン計画の設定を行なえるとともに、被検体の被曝
増大を防止することが可能である。なお、本発明は前記
各実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論であ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、スキャン計画中におい
てモニタ画面上のスキャノ像に、ロイとこのロイに対応
する架台の干渉ラインとが同時に重ねて表示されるの
で、オペレータが干渉ラインとスキャノ像に重ならない
ようにロイを決定すれば、実際の撮影において架台が傾
動しても被検体に干渉する事なく安全に撮影をすること
ができる。
てモニタ画面上のスキャノ像に、ロイとこのロイに対応
する架台の干渉ラインとが同時に重ねて表示されるの
で、オペレータが干渉ラインとスキャノ像に重ならない
ようにロイを決定すれば、実際の撮影において架台が傾
動しても被検体に干渉する事なく安全に撮影をすること
ができる。
【図1】本発明の第1実施例に係るX線CT装置を示す
図で、(a)は概略構成を示す側面図、(b)はモニタ
画面の一例を示す図。
図で、(a)は概略構成を示す側面図、(b)はモニタ
画面の一例を示す図。
【図2】同実施例装置によるスキャン計画中のモニタ画
面の一例で、(a)は架台が水平の場合を示す図、
(b)は架台が傾動した場合を示す図。
面の一例で、(a)は架台が水平の場合を示す図、
(b)は架台が傾動した場合を示す図。
【図3】同実施例装置の動作を説明するフロー図。
【図4】同実施例装置における干渉ライン表示の判断を
示すフロー図。
示すフロー図。
【図5】本発明の第2実施例に係るX線CT装置を示す
図で、(a)はヘッドレストの概略構成図、(b)はモ
ニタ画面の一例を示す図。
図で、(a)はヘッドレストの概略構成図、(b)はモ
ニタ画面の一例を示す図。
【図6】従来のX線CT装置の概略を示す図。
【図7】同従来装置によるスキャン計画設定操作中のモ
ニタ画面の一例で、(a)は架台が水平の場合を示す
図、(b)は架台が傾動した場合を示す図、(c)は天
板に設けられたヘッドレストの概略構成を示す図。
ニタ画面の一例で、(a)は架台が水平の場合を示す
図、(b)は架台が傾動した場合を示す図、(c)は天
板に設けられたヘッドレストの概略構成を示す図。
10…架台 11…寝台 12…天板 13…制御装置 14…制御卓 15…モニタ 16…干渉ライン発生器 17…角度計測器 18…スキャノ像回転手段
Claims (2)
- 【請求項1】予備スキャニングによって得られた被検体
のスキャノ像をモニタ上に表示する手段と、 この手段によりモニタ上に表示された前記スキャノ像
に、スキャン位置を決めるロイと架台の干渉ラインと
を、同時に表示する手段と、 を含むスキャン計画設定手段を備えてなることを特徴と
するX線CT装置。 - 【請求項2】スキャン計画設定手段は、被検体自体が傾
動した角度だけ前記モニタ上に表示されたスキャノ像を
回転させるスキャノ像回転手段を含んでいることを特徴
とする請求項1に記載のX線CT装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5099669A JPH06304167A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | X線ct装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5099669A JPH06304167A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | X線ct装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06304167A true JPH06304167A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14253447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5099669A Pending JPH06304167A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | X線ct装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06304167A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010187812A (ja) * | 2009-02-17 | 2010-09-02 | Hitachi Medical Corp | 医用寝台装置 |
-
1993
- 1993-04-26 JP JP5099669A patent/JPH06304167A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010187812A (ja) * | 2009-02-17 | 2010-09-02 | Hitachi Medical Corp | 医用寝台装置 |
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