JPH04347143A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JPH04347143A
JPH04347143A JP3118643A JP11864391A JPH04347143A JP H04347143 A JPH04347143 A JP H04347143A JP 3118643 A JP3118643 A JP 3118643A JP 11864391 A JP11864391 A JP 11864391A JP H04347143 A JPH04347143 A JP H04347143A
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JP
Japan
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image
scanogram
body axis
center
ray
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JP3118643A
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Inventor
Hiromi Hara
原 弘己
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキャノグラム像を撮
影,表示可能なX線CT装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のX線CT装置は、スキャ
ノグラム像の撮影,表示については、パラレル(PA)
方向(被検体の体軸方向に直交する平面上の、前記体軸
を中心としてその軸回りにおける真上を12時としたと
きの、6時(真下)又は12時(真上)の方向)、ラテ
ラル(LAT)方向(同じく3時又は9時の方向)、オ
ブリーク(OBL)方向(前記軸回りにおける任意の方
向)の3種類のうちの一方向から可能である。
【0003】そしてこの1の表示スキャノグラム像をも
とに、スキャン位置(断層面位置)の設定や、シリアル
スキャンの計画、例えばスライスピッチ、スライス厚、
有効視野(以下、FOVと略記する。)、画像再構成演
算中心(以下、演算中心と略記する。)などの選定を行
うものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来装
置は、一方向からのスキャノグラム像の撮影,表示のみ
であり、表示されたスキャノグラム像上においては被検
体断層面上の各位置は把握できない。すなわち、被検体
の診断対象部位の三次元空間上の位置が表示画像上、把
握し、あるいは指示できず、このため、前記スキャノグ
ラム像上においては、各スキャン(断層面)の位置決め
はできるが、画像再構成時の演算中心は予めスキャン中
心と決まっており、FOVも予め設定した値から変えら
れない。
【0005】FOV内のデータを最大限に活用(演算時
間の短縮化や省メモリ化)するためには、演算中心やF
OVを各スキャン位置(断層面位置)毎に任意に設定で
きることが必要であるが、上述したように従来装置はそ
れができない。演算中心やFOVの変更が必要ならば、
一度、画像再構成した後、その再構成画像をもとに設定
内容を変更し、それに従って再び再構成演算する必要が
あった。
【0006】このため、ラテラル方向から撮影,表示さ
れた頸椎や腰椎のスキャノグラム像上において、複数箇
所、スキャン位置決めした場合の頸椎や腰椎の中心部分
(関心領域)のように、スキャン位置が変わる毎にその
位置が変わる場合、特にその位置が体軸から徐々に離れ
て行くような場合に、頸椎や腰椎中心部分の位置が体軸
から最も離れる位置となってもFOVの範囲内となるよ
うな大きいFOVで一度撮影する。そしてそのデータで
画像再構成してから、その再構成画像をもとに演算中心
とFOVを新たに設定し、再び再構成演算しなくてはな
らず、各スキャン位置での関心領域の断層像を得るまで
に長時間を要し、またマトリックスサイズの大きいメモ
リを必要とするという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、被検体の診断対象部位の
三次元空間上の位置が表示画像上、把握でき、三次元空
間上の演算中心を表示画像上で視認可能なX線CT装置
を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、被検体の診断対象部
位の三次元空間上の位置が表示画像上、把握でき、かつ
三次元空間上の演算中心やFOVを各スキャン位置毎に
任意かつ簡単に設定でき、各スキャン位置での関心領域
の断層像を得るまでの時間やメモリのマトリックスサイ
ズを大幅に節約できるX線CT装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、被検体のス
キャノグラム像を撮影可能な撮影制御装置と、撮影され
たスキャノグラム像をモニタ画面に表示可能な画像処理
装置とを備えたX線CT装置において、前記画像処理装
置は、前記被検体の体軸方向に直交する平面上の、前記
体軸を中心としてその軸回りにおいて90°開いた方向
から撮影された2面のスキャノグラム像を、1モニタ画
面中に相互に位置合わせした状態で同時に並列表示可能
であることにより達成される。
【0010】上記他の目的は、被検体のスキャノグラム
像を撮影可能な撮影制御装置と、撮影されたスキャノグ
ラム像をモニタ画面に表示可能な画像処理装置とを備え
たX線CT装置において、前記画像処理装置は、前記被
検体の体軸方向に直交する平面上の、前記体軸を中心と
してその軸回りにおいて90°開いた方向から撮影され
た2面のスキャノグラム像を、1モニタ画面中に相互に
位置合わせした状態で同時に並列表示可能で、かつ、そ
の表示された2面のスキャノグラム像をもとに入力装置
を用いて各断層面における三次元空間上の画像再構成演
算中心とその直径(FOV)が設定可能であることによ
り達成される。
【0011】
【作用】演算中心を求めるためには、三次元空間情報が
必要となる。従来装置の1面スキャノグラム像では、二
次元空間情報しかもたず、そのスキャノグラム像表示面
をX−Y平面とすれば、Z方向の情報が欠落しているた
め、三次元空間上での演算中心は求められない。
【0012】本発明による画像処理装置は、被検体の体
軸方向に直交する平面上の、被検体体軸を中心としてそ
の軸回りにおいて90°開いた(回転した)方向から撮
影された2面のスキャノグラム像を、1モニタ画面中に
相互に位置合わせした状態で同時に並列表示可能である
【0013】これにより、従来装置で欠落しているZ方
向の情報が埋め合わされ、被検体の診断対象部位の三次
元空間上の位置が表示画像上、把握でき、三次元空間上
の演算中心が表示画像上で視認可能となる。
【0014】更に本発明による画像処理装置は、前記2
面のスキャノグラム像の同時並列表示可能に加えて、そ
の表示された2面のスキャノグラム像をもとに入力装置
(ポインティングデバイス)を用いて各断層面における
三次元空間上の画像再構成演算中心とその直径(FOV
)が設定可能である。
【0015】これにより、従来装置で欠落しているZ方
向の情報が埋め合わされ、被検体の診断対象部位の三次
元空間上の位置が表示画像上、把握でき、かつ、三次元
空間上の演算中心やFOVをスキャン位置毎に任意かつ
簡単に設定でき、各スキャン位置での関心領域の断層像
を得るまでの時間やメモリのマトリックスサイズが大幅
に節約されることになる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明によるX線CT装置の一実施例を
示すブロック図である。この図1において、1はスキャ
ナ装置で、回転板にX線管及びX線検出器が取り付けら
れてなるスキャナ本体(図示せず)、その駆動機構、X
線管球位置制御器1a及びチルト制御器1bなどを備え
てなる。2はベッド装置で、前記スキャナ本体の中央開
口部に対して進退するベッド及びその移動機構(図示せ
ず)、ベッド移動制御器2a及びベッド位置検出器2b
などを備えてなる。
【0017】3は撮影制御装置で、被検体の断層像やス
キャノグラム像を撮影するために後述画像処理装置のC
PUを介して各部を制御する。4は画像処理装置で、ス
キャナ装置1からのデータにより断層像やスキャノグラ
ム像を再構成したり、再構成された像に対し種々の画像
処理などを行い、またその再構成画像あるいは処理画像
などをモニタテレビ装置5の画面(モニタ画面)5aに
表示させる。
【0018】6は磁気ディスク装置で、前記スキャナ装
置1からのデータ、断層像、スキャノグラム像あるいは
画像再構成演算のためのプログラムやパラメータなどが
格納される。7はキーボード7a、トラックボール7b
などの入力装置で、断層像やスキャノグラム像の計測の
ための指令やパラメータなどを後述CPUや画像処理装
置4などに入力する。なお上記装置1〜3,5〜7は、
画像処理装置4中のCPUにより制御される。
【0019】ここで本発明では、画像処理装置4は、被
検体の体軸方向に直交する平面上の、被検体体軸を中心
としてその軸回りにおいて90°開いた(回転した)方
向から撮影された2面のスキャノグラム像を、1モニタ
画面5a中に相互に位置合わせした状態で同時に並列表
示可能である。また、その表示された2面のスキャノグ
ラム像をもとに前記入力装置7を用いて各断層面におけ
る三次元空間上の演算中心とその直径(FOV)が設定
可能である。
【0020】次に動作について説明するが、通常の断層
像やスキャノグラム像の計測,再構成及び表示動作につ
いては従来装置と特に変わるところはないので、ここで
は、2面のスキャノグラム像表示及びそれによる各断層
面における三次元空間上の演算中心とその直径(FOV
)の設定動作について説明する。
【0021】最初に2面のスキャノグラム像表示につい
て説明する。2面のスキャノグラム像表示に当たっては
、まず、通常のスキャノグラム像計測の手順で計測条件
を設定して通常のスキャノグラム像の計測を行う。計測
データは、スキャナ装置1から画像処理装置4に送られ
、この画像処理装置4によりスキャノグラム像に再構成
され、磁気ディスク装置6に格納される。
【0022】次に、X線管球の位置を管球位置制御器1
aによって上記計測位置から90゜回転した位置に移動
し、かつ、ベッドの移動方向をベッド制御器2aによっ
て逆方向にセットする。この後、1回目と同様にスキャ
ノグラム像計測を行い、視点を90゜回転させた位置の
スキャノグラム像を画像処理装置4により得る。得られ
たスキャノグラム像は上記と同様に磁気ディスク装置6
に格納される。
【0023】次に、画像処理装置4は、磁気ディスク装
置6より格納済みの上記2面のスキャノグラム像を読み
出し、2面表示用の修正、特に、体軸方向に相互に位置
合わせを行い、モニタテレビ装置5の画面(モニタ画面
)5aに、位置合わせされた2面のスキャノグラム像を
上下又は左右に同時に並列表示する。図2に上下の1/
2分割並列表示を、図3に左右の1/2分割並列表示を
、各々例示する。同時に、画像処理装置4は、モニタ画
面5a上での、例えばスライスピッチ、スライス厚、F
OV、演算中心など、各種設定の入力待ちとなる。
【0024】次に、演算中心,FOVの設定を行う。以
下、これにつき図4を併用して説明する。図4において
、上半分のスキャノグラム像を1面目のスキャノグラム
像とし、これを主画像21といい、下半分のスキャノグ
ラム像を2面目のスキャノグラム像とし、これを従画像
22という。まずモニタ画面5aに表示された主画像2
1上で、断層面23に対する所望の2方向X,Yパラメ
ータ(主画像21上の演算中心O1のX,Y座標(X1
,Y1))を設定する。この設定は、モニタ画面5a上
に表示されたのカーソル41を入力装置7、ここではポ
インティングデバイスであるトラックボール7bで矢印
イ,ロ方向に動かし、ポインティングすることにより行
われる。ここでは、矢印ロ方向(X方向)のポインティ
ングは断層面23の指定も兼ねている。
【0025】主画像21についての演算中心O1のX,
Y座標設定後、トラックボール7bにより前記カーソル
41を従画像22表示側に移し、従画像22側にて、主
画像21と対応した位置で(X軸上の位置は同じX1と
して)、三次元空間上のX,Y,Z方向の残りの一方向
であるZ方向(矢印ハ方向)に前記カーソル41を動か
し、所望位置でポインティングしてZ方向の演算中心位
置の設定を行う。これにより、三次元空間上の演算中心
O1(X1,Y1,Z1)が設定される。
【0026】引き続いてFOVの設定に移る(図5参照
)。FOVの設定も演算中心O1の設定の場合と同じく
、トラックボール7bを使用して行う。FOVは、二次
元情報なので、そのモニタ画面5a上の表示は、主,従
両画像21,22上へ棒51を表示して行う。この棒5
1の長さをFOVの大きさに対応させ、これをトラック
ボール7bの例えば上下方向の操作で可変とし、所望長
さでポインティングしてFOVの設定が行われる。設定
されたFOVの大きさは、具体的な数値52(単位mm
)でモニタ画面5aの隅部に表示される。
【0027】以上の演算中心O1(X1,Y1,Z1)
,FOVの設定は予め指定した各断層面23…について
行われる。断層面23の指定、演算中心O1(X1,Y
1,Z1),FOVの設定は、画像処理装置4に対して
行われる。
【0028】ここで断層面をチルト(傾斜)させる場合
について説明する。断層面23をチルトする場合、FO
Vの設定時に同時に行う。図5中の棒53はこの際用い
られる表示で、トラックボール7bの例えば左右方向の
操作でチルト角θが可変となり、トラックボール7bの
上下方向の操作で可変となるFOVの大きさと共に設定
される。
【0029】断層面23をチルトする場合、チルト軸中
心位置が演算中心O1座標に一致しているならばチルト
による演算中心O1座標の補正は不要となる。しかしそ
のためには、チルトの都度、被検体が寝載されたベッド
の位置を補正し、チルト軸中心位置を演算中心O1座標
に合わせなければならない。逆に、シリアルスキャンの
ように、各断層面23が予め決まっている場合は、ベッ
ド位置の補正は不要であるが、演算中心O1座標の補正
が必要である。
【0030】これらの補正は画像処理装置4により下記
のように行われる。まず、ベッド位置の補正は現実的で
なく、そこでこれを演算中心座標の補正に変換する。図
6はこのような補正の説明図で、この図6において、ま
ず、断層面位置をSからOまで移動し、この位置Oで断
層面Poをチルトするものとする。この場合、既にチル
トなしの状態で設定している演算中心O1は動かせない
ので、断層面はP1´ではなくP1へと移る。この結果
、スキャナ回転軸l上で、スキャナ回転中心はOからO
´へと移動する。更に、演算中心O1の位置は断層面上
のものであるから、回転軸lからではなく、回転中心か
らの距離で表わせる。
【0031】もし、これらの補正を考慮しないと、演算
中心は、O1´となり、指定した場所とは違った断層像
を撮ってしまう。
【0032】そこで、次の補正を行う。まず、回転中心
の移動量d1を補正する。図より、   d1=do+Δd               
                …(1)と表わせる
。doは既にチルトなしのとき決定している。また、Δ
dはチルトなしで決定しているhoとチルト角θより、   Δd=ho・tan−1θ           
                …(2)となり、   d1=do+ho・tan−1θ        
              …(3)となる。これで
、O´間での移動量が補正される。次に、回転中心O´
からの距離h1を求める。hoは既に決定している値で
ある。これを使うと、  h1=ho・Cos−1θ 
                         
  …(4)となる。これで距離h1が求められる。最
後に、チルト軸に平行な方向の値は変化しないので、そ
のまま使える。以上の補正により、チルト設定時の補正
は完了する。また、シリアルスキャンのように、断層面
が先に決まっている(ベッド移動量とチルト角が予め決
まっている)場合、上述ベッド位置補正とは違った補正
が必要である。図7はこの場合の補正(演算中心O1座
標の補正)の説明図で、図7において、断層面P2は、
図6の面P1と同様な補正を行って決定した面とする。 シリアルスキャン2枚目の断層面をP3とし、P2から
P3への移動量mとチルト角θはシリアルスキャン設定
機能としてもっている(θは1枚目のデフォルト値)と
する。断層面P3上で、演算中心がO2´からO3へ移
動すると、回転中心O3´からの距離h3は、   h3=h2+Δh´              
                …(5)と表わせる
。Δh´は、断層面P3上での移動距離であるため、実
際の移動距離Δhで表わすと、  Δh´=Δh・Co
s−1θ                     
    …(6)となり、   h3=h2+Δh・Cos−1θ        
               …(7)にて距離h3
が求められる。チルト軸に平行な方向の補正は、変化し
ないので不要である。これにより、シリアルスキャン時
のチルトによる補正は完了する。
【0033】以上により、ラテラル方向から撮影,表示
された頸椎や腰椎のスキャノグラム像上において、複数
箇所、スキャン位置決めした場合の頸椎や腰椎の中心部
分(関心領域)のように、スキャン位置が変わる毎にそ
の位置が変わる場合、特にその位置が体軸から徐々に離
れて行くような場合でも、画像再構成後、再度演算する
ことなく関心領域中心を演算中心とした断層像が得られ
る。また、関心領域の断層像を得るまでの時間やメモリ
のマトリックスサイズが大幅に節約されることになる。
【0034】更に、シリアルスキャン中のオートチルテ
ィング機能(スキャンとスキャンの間に、自動で設定角
度分、チルトする機能)を備えた場合、チルト角の変更
を前述の方法で画像処理装置4で設定,実行させること
が可能となり、自由度の高い設定ができるようになる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
検体の体軸方向に直交する平面上の、被検体体軸を中心
としてその軸回りにおいて90°開いた(回転した)方
向から撮影された2面のスキャノグラム像を、1モニタ
画面中に相互に位置合わせした状態で同時に並列表示可
能であるので、従来装置で欠落しているZ方向の情報が
埋め合わされ、被検体の診断対象部位の三次元空間上の
位置が表示画像上、把握でき、三次元空間上の演算中心
が表示画像上で視認可能となるという効果がある。
【0036】また本発明によれば、前記2面のスキャノ
グラム像の同時並列表示可能に加えて、その表示された
2面のスキャノグラム像をもとに入力装置を用いて各断
層面における三次元空間上の演算中心やFOVが設定可
能であるので、従来装置で欠落しているZ方向の情報が
埋め合わされ、被検体の診断対象部位の三次元空間上の
位置が表示画像上、把握でき、かつ、三次元空間上の演
算中心やFOVをスキャン位置毎に任意かつ簡単に設定
でき、各スキャン位置での関心領域の断層像を得るまで
の時間やメモリのマトリックスサイズを大幅に節約する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例を示すブロック図である
【図2】2面スキャノグラム像の表示例を示す図である
【図3】2面スキャノグラム像の他の表示例を示す図で
ある。
【図4】演算中心の設定画面の表示例を示す図である。
【図5】FOV、チルトの設定画面の表示例を示す図で
ある。
【図6】チルトしたときの演算中心補正の一例の説明図
である。
【図7】チルトしたときの演算中心補正の他の例の説明
図である。
【符号の説明】
1      スキャナ装置 2      ベッド装置 3      撮影制御装置 4      画像処理装置 5      モニタテレビ装置 5a    モニタ画面 6      磁気ディスク装置 7      入力装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被検体のスキャノグラム像を撮影可能
    な撮影制御装置と、撮影されたスキャノグラム像をモニ
    タ画面に表示可能な画像処理装置とを備えたX線CT装
    置において、前記画像処理装置は、前記被検体の体軸方
    向に直交する平面上の、前記体軸を中心としてその軸回
    りにおいて90°開いた方向から撮影された2面のスキ
    ャノグラム像を、1モニタ画面中に相互に位置合わせし
    た状態で同時に並列表示可能であることを特徴とするX
    線CT装置。
  2. 【請求項2】  被検体のスキャノグラム像を撮影可能
    な撮影制御装置と、撮影されたスキャノグラム像をモニ
    タ画面に表示可能な画像処理装置とを備えたX線CT装
    置において、前記画像処理装置は、前記被検体の体軸方
    向に直交する平面上の、前記体軸を中心としてその軸回
    りにおいて90°開いた方向から撮影された2面のスキ
    ャノグラム像を、1モニタ画面中に相互に位置合わせし
    た状態で同時に並列表示可能で、かつ、その表示された
    2面のスキャノグラム像をもとに入力装置を用いて各断
    層面における三次元空間上の画像再構成演算中心とその
    直径(FOV)が設定可能であることを特徴とするX線
    CT装置。
JP3118643A 1991-05-23 1991-05-23 X線ct装置 Pending JPH04347143A (ja)

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