JP2001204718A - 放射線撮影装置 - Google Patents

放射線撮影装置

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JP2001204718A
JP2001204718A JP2000015328A JP2000015328A JP2001204718A JP 2001204718 A JP2001204718 A JP 2001204718A JP 2000015328 A JP2000015328 A JP 2000015328A JP 2000015328 A JP2000015328 A JP 2000015328A JP 2001204718 A JP2001204718 A JP 2001204718A
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radiation
unit
detection unit
rotation
moving
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JP2000015328A
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Inventor
Shigeyuki Ikeda
重之 池田
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】Cアームのアイソセンター位置よりX線検出部
近くに配置した関心領域を、その移動を伴うことなく多
方向から適正に撮影する。 【解決手段】被検者1の関心領域が回転中心となるよう
に、Cアーム5を主移動機構80によって3軸方向に移
動しながら、回転機構部7とスライド機構部6によって
Cアーム5を回転し、X線発生部4とX線検出部2によ
ってX線撮影を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影方向を変化さ
せながら、X線撮影などの放射線撮影を行う放射線撮影
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、心臓を中心とした血管検査に適し
た放射線撮影装置として、いわゆるCアームを用いたX
線撮影装置が知られている。
【0003】従来のCアームを用いたX線撮影装置は、
その構成を図11(a)に示すように、寝台3に寝かせ
られる被検者1を挟んで対向配置されたX線検出部2及
びX線発生部4と、これらX線検出部2及びX線発生部
4を支持するほぼ半円形状のCアーム5と、Cアーム5
をその円周に沿って移動させるスライド機構部6と、ス
ライド機構部6を回転する回転機構部7と、これらCア
ーム5、スライド機構部6及び回転機構部7の支持体で
ある脚部8とを備えている。更に図示しないが寝台3を
上下左右に移動する移動機構などを備えている。
【0004】以下、便宜上、図の左右方向をX軸方向、
図の奥行き方向をY軸方向、図の上下方向をZ軸方向と
して、このようなX線撮影装置の動作を説明する。回転
機構部7は、Cアーム5ともどもスライド機構部6をX
軸に平行な回転軸を中心に回転することにより、Cアー
ム5を被検者1の頭足方向に回転する。また、スライド
機構部6は、Cアーム5を、例えば図11(b)に示す
ように、X軸に垂直な回転軸を中心にスライド機構部6
に対して相対的に回転する。このスライド機構部6によ
る、Cアーム5の回転軸の方向は、回転機構部7による
スライド機構部6の回転に伴い、YZ平面に平行な平面
上で回転する。
【0005】ここで、回転機構部7によるスライド機構
部6の回転の回転軸も、スライド機構部6によるCアー
ム5の回転軸も、共に、その延長線上に、アーム5両端
に対向して配置したX線検出部2とX線発生部4を結ん
だ線の中点であるアイソセンターが位置するように設定
されている。すなわち、アイソセンターは、常にCアー
ム5の回転中心となる。したがって、被検者1の関心領
域がアイソセンターに位置する場合には、回転機構部
7、スライド機構部6によって、Cアーム5をどのよう
に動かしても、その関心領域を、X線検出部2によって
良好に撮影することができる。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、関
心領域が心臓等である場合には、例えば、図12(a)
に示すように、被検者1の関心領域を可能な限りX線検
出部2の近くに配置して撮影を行うことが好ましい。な
ぜならば、被検者1の関心領域とX線検出部2が離れて
いると、X線検出部2の撮影画像に現れる関心領域の視
野が小さくなったり、被検者1を透過するX線によって
発生する散乱線が多くX線検出部2へ入力されるため撮
影画像のコントラストの低下を招くなどの不利益が生じ
るからである。
【0007】しかし、このように、被検者1の関心領域
をCアーム5の回転中心となるアイソセンターという特
定の位置ではなく、X線検出部2の近くの位置に配置す
ると、図12(a)の状態ではX線検出部2の視野に入
っていた関心領域が、Cアーム5の回転に伴い、図12
(b)に示すようにX線検出部2の視野からはずれてし
まうことになる。
【0008】そこで、従来は、Cアーム5の回転に応じ
て、移動機構によって寝台3を関心領域がX線検出部2
の視野に入るように上下、左右に移動し、個々の方向よ
りの撮影を行っていた。このため、一連の多方向からの
撮影の効率が充分に良好でないという問題があった。ま
た、カテーテルなどの器具を装着される場合もある被検
者1に、寝台3の移動による不快感や不安感を与えてし
まうという問題もあった。
【0009】また、被検者1の関心領域をX線検出部2
の近くの位置に配置した場合、Cアーム5の回転に伴っ
て、X線検出部2が被検者1に接触してまう場合があ
る。そこで、従来は、例えば、国際公開WO97/396
83に記載のように、X線検出部2が被検者1に接触す
る場合には、回転動作を自動的に停止するようにしてい
た。しかし、このようにした場合、撮影の再開には、や
はり、移動機構によって寝台3を、被検者1がX線検出
部2に接触しないように移動するなどの作業が必要とな
り、同様の問題が生じる。
【0010】そこで、本発明は、関心領域を特定の位置
に配置しなくても、関心領域の移動を必要とすることな
く、関心領域を多方向から撮影することのできる放射線
撮影装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題達成のために、
本発明の放射線撮影装置は、被撮影体に放射線を照射す
る放射線発生源と、前記被撮影体の透過放射線を放射線
像として撮影する放射線検出部と、前記放射線発生源と
前記放射線検出部とを離間して且つ対向配置して支持す
る支持体と、前記支持体の移動および回転をを制御する
制御手段とを備えた放射線撮影装置において、前記制御
手段は、前記放射線発生源と前記放射線検出部との間に
位置付けられた被撮影体の所望の領域を設定する設定手
段と、前記設定手段で設定された領域から前記支持体の
移動および回転の基準位置を求める手段とを有し、前記
基準位置に基づき前記支持体の動作を制御することを特
徴とする。
【0012】このような、放射線撮影装置によれば、術
者が前記所望の領域として特定の臓器等の関心領域を設
定すれば、関心領域を中心として、放射線検出部が移
動、回転する。したがって、回転に伴い関心領域が視野
から外れてしまうことがないので、関心領域を移動しな
くても、関心領域を多方向から撮影することができる。
【0013】関心領域を中心とする動作は典型的には、
球面或いは回転楕円面や楕円面とすることができる。こ
れによって関心領域の形状に合せて、移動回転動作の方
向ごとに可能な限り近接して、放射線検出部による関心
領域の撮影を行うことができるようになる。
【0014】即ち、本発明の一つの態様による放射線撮
影装置は、被撮影体に放射線を照射する放射線発生源
と、前記被撮影体の透過放射線を放射線像として撮影す
る放射線検出部と、前記放射線発生源と前記放射線検出
部とを離間して且つ対向配置して支持する支持体と、前
記支持体を移動および回転させる移動回転機構部と、前
記記移動回転機構部の動作を制御する制御装置とを有
し、前記制御装置は、前記被撮影体の所定部位及びそれ
を囲む球面の半径の指定を受け付ける受付手段と、前記
受付手段が受け付けた位置を中心とし前記受付手段が受
け付けた半径を有する球面を構成する曲面上を、前記放
射線検出部が前記中心を挟んで前記放射線発生源と対向
した状態を維持して、前記移動回転機構部の動作を制御
する動作制御手段とを有することを特徴とする。
【0015】前記受け付け手段は、前記被撮影体の所定
部位を囲む球面の半径の代りに、所定部位を囲む回転楕
円面もしくは楕円面の主軸の方向及び大きさの指定を受
け付けてもよく、その場合、動作制御手段は、前記受付
手段が受け付けた位置を中心とし前記受付手段が受け付
けた各主軸の方向と大きさを有する回転楕円面もしくは
楕円面を構成する曲面上を、前記放射線検出部が前記中
心を挟んで前記放射線発源と対向した状態を維持し移
動、回転するように前記移動回転機構部の動作を制御す
る。
【0016】さらに、これらの放射線撮影装置におい
て、球状の部材の操作に応じて、3次元的に方向の指示
受け付ける操作器を設け、前記制御装置が、前記球面を
構成する曲面上を、操作器が指示を受け付けた方向に、
前記放射線検出部が前記中心を挟んで前記放射線発生源
と対向した状態を維持して、前記移動回転機構部の動作
を制御することにより、術者は、直接手で球面上の放射
線検出部2を動かす操作感を得ることができるので、良
好な操作性を実現することができる。
【0017】また、本発明は、前記課題達成のために、
放射線発生源と、放射線像を撮影する放射線検出部と、
前記放射線発生源と前記放射線検出部とを移動および回
転させる移動回転機構部と、前記放射線検出部と被撮影
体との接近を検知する接近検知部と、前記記移動回転機
構部の動作を制御する制御装置とを有し、前記制御装置
は、所定の軌道にそって前記放射線検出部の移動、回転
を制御する軌道制御手段と、前記接近検知部が、前記放
射線検出部が前記被撮影体に接近したことを検知した場
合に、前記所定の軌道を、部分的に、前記放射線検出部
と前記被撮影体が接触しない軌道に修正する接触回避手
段とを有し、前記所定の軌道と修正後の軌道は、各時点
における、前記放射線検出部の被撮影体に対する角度が
等しいことを特徴とする放射線撮影装置を提供する。
【0018】このような放射線撮影装置によれば、ある
初期の軌道にそって、前記放射線検出部を動かした場合
に、放射線検出部と被撮影体とが所定の近さに接近した
場合には、その軌道を部分的に前記放射線検出部と前記
被撮影体が接触せず、かつ、放射線検出の被撮影体に対
する角度が初期の軌道と等しくなる軌道に修正する。し
たがって、初期の軌道に従えば放射線検出部と被撮影体
とが接触してしまう場合でも、被撮影体を移動せずに、
初期の軌道の場合と被撮影体の関心領域の撮影角度を変
更することなく多方向からの撮影を続行することができ
る。
【0019】さらに、初期の軌道と、前記放射線検出部
および前記放射線発生源の被撮影体に対する角度および
前記放射線検出部と放射線発生源との間の距離が等しく
なるように軌道を修正すれば、各種撮影条件が変化しな
いようにすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0021】図1は本実施形態に係るX線撮影装置の構
成を示すで、図中、図11に示すX線撮影装置と対応す
る要素については同一の符号で示した。このX線撮影装
置は、寝台3に寝かせられる被検者1を挟んで対向配置
されたX線検出部2及びX線発生部4と、これらX線検
出部2及びX線発生部4を支持するほぼ半円形状のCア
ーム5とを備え、更にX線検出部2及びX線発生部4を
移動、回転させる移動回転機構部として、スライド機構
部6と、回転機構部7と、これらCアーム5、スライド
機構部6及び回転機構部7の支持体である主移動機構部
80と、寝台3を上下左右に移動する寝台移動機構部9
と、X線検出部2のみを独立に移動させる検出部移動機
構11とを備え、またこれら機構部を制御する制御装置
10と、X線検出部2と被検者1とが所定の範囲以内に
接近したことを検出する接近検出部16とを備えてい
る。
【0022】ここでも、便宜上、図の左右方向をX軸方
向、図の奥行き方向をY軸方向、図の上下方向をZ軸方
向として以下説明する。
【0023】このような構成において、主移動機構部8
0は、Cアーム5、スライド機構部6ともども、回転機
構部7をX、Y、Z軸方向に移動する。回転機構部7
は、Cアーム5ともどもスライド機構部6をX軸に平行
な回転軸を中心に回転する。この回転機構部7によるス
ライド機構部6の回転の回転中心位置は、主移動機構部
80の回転機構部7の移動に伴いX、Y、Z軸方向に移
動する。
【0024】スライド機構部6は、Cアーム5をスライ
ドさせることにより、Cアーム5をX軸方向に垂直な方
向の回転軸を中心にスライド機構部6に対して相対的に
回転する。このスライド機構部6によるCアーム5の回
転の回転軸の方向は、回転機構部7によるスライド機構
部6の回転に伴いYZ平面に平行な平面上で回転し、こ
のYZ平面に平行な平面は、主移動機構部80の回転機
構部7の移動に伴いX、Y、Z軸方向に移動する。
【0025】寝台移動機構部9は、寝台3をX、Z軸方
向に移動する。X線検出部2とX線発生部4はCアーム
5の両端に対向して配置されている。また、検出部移動
機構11はX線検出部2を、X線検出部2とX線発生部
4とを結ぶ線上で移動する。接近検出部16は、X線検
出部2に組込まれ、X線検出部2と被検者1が所定の範
囲以内に接近したことを検知し、信号を制御装置10に
送る。接近検出部16としては、例えば、被検者1との
距離を測定する超音波の送受信装置、被検者1の静電容
量を検出する受信機、人体を検出する赤外線センサー等
を採用することができ、接近検出部16は、このような
受信機或いはセンサーによって測定された被検者1との
距離が一定範囲以内のときに信号を発生し制御装置10
に送る。
【0026】ここで、回転機構部7によるスライド機構
部6の回転の回転軸も、スライド機構部6によるCアー
ム5の回転軸も、共に、その延長線上に、アーム5両端
に対向して配置したX線検出部2とX線発生部4を結ん
だ線の中点であるアイソセンターが位置するように設定
されている。
【0027】制御装置10は、これら、主移動機構部8
0、回転機構部7、スライド機構部6、寝台移動機構部
9、検出部移動機構11が行う移動、回転動作を制御す
る。また、X線検出部2が撮影した画像の表示などを行
う。
【0028】図2に、この制御装置10の構成を示す。
図示するように制御装置10は、X線検出部2からの検
出信号を検出する検出信号入力部17、検出信号を処理
して画像を作成する画像処理部18、画像を表示する表
示部19、接近検出部16からの入力を受ける接近信号
入力部20、主移動機構部80が行うZ軸方向移動動作
を駆動する上下駆動部21、スライド機構部6が行う回
転動作を駆動するアームスライド駆動部22、主移動機
構部80が行うX軸、Y軸方向移動動作を駆動する前後
左右駆動部23、回転機構部7が行う回転動作を駆動す
るアーム回転駆動部24、操作器25、寝台移動機構部
9が行う移動動作を駆動する寝台駆動部26、検出部移
動機構11が行う移動動作を駆動する検出部上下駆動部
27、制御部28からなる。
【0029】このような制御装置10の構成において、
画像処理部18は検出信号入力部17に入力した検出信
号を元に撮影画像を作成し、適当な画像処理を施した
後、撮影画像を表示部19に表示する。
【0030】以下、以上のようなX線撮影装置の動作に
ついて説明する。まず、本X線撮影装置の動作の概要に
ついて説明する。
【0031】先に説明したように、Cアーム5の回転中
心をアイソセンター位置に固定した場合、被検者1の関
心領域をCアーム5のアイソセンターの位置に配置しな
いと、図3にCアーム5の1平面上の回転を例にとり示
したように、関心領域10は、常にアイソセンター9の
方向を撮影するX線検出部2の視野から外れてしまうこ
とになる。一方、図4にCアーム5の1平面上の回転を
例にとり示したように、Cアーム5の回転中心が常に、
被検者1の関心領域10となるようにすれば、Cアーム
5の回転量によらず、被検者1の関心領域10をX線検
出部2の視野に適正に捕らえ続けることができる。
【0032】ここで、図4より理解されるように、回転
機構部7/スライド機構部6によるCアーム5の回転の
中心がアイソセンター9の位置にある場合に、Cアーム
5の回転中心が常に被検者1の関心領域10となるよう
にするには、アイソセンター9の位置、したがって、C
アーム5の位置をCアーム5の回転に応じて移動すれば
よい。そこで、本実施形態では、Cアーム5の位置を、
回転機構部7、スライド機構部6を介して、X軸、Y
軸、Z軸方向に任意に移動することができるように主移
動機構部80を設け、制御装置10が、この主移動機構
部80に、回転機構部7、スライド機構部6によるCア
ーム5の回転に伴った移動動作を行わせることにより、
回転中心が被検者1の関心領域10となるようにCアー
ム5を回転する。
【0033】図5はこのような動作の一例を示す。ここ
では(a)に示す状態から(b)に示す状態に、スライド
機構部6によってCアーム5を回転させる場合を示し、
この際、Cアーム5の回転に伴って主移動機構部80
に、回転機構部7、スライド機構部6を介して、Cアー
ム5位置を図中上方向および左方向に移動させている。
このような動作を行わせることにより、Cアーム5の回
転中心が常に、被検者1の関心領域10となるようにす
ることができ、Cアーム5の回転量によらず、被検者1
の関心領域10をX線検出部2の視野に適正に捕らえ続
けることができるようになる。
【0034】なお、実際は、回転機構部7、スライド機
構部6の双方が行う回転に伴い、Cアーム5位置を主移
動機構部80により移動させて、Cアーム5の回転中心
が常に、被検者1の関心領域10となるようにするの
で、結果として、図6に示すように、X線検出部2が、
被検者1の関心領域10を中心とする球面を構成する曲
面上を移動することになる。
【0035】次に、以上のような、Cアーム5の回転、
移動に伴い、X線検出部2と被検者1との接触が発生す
る場合における対処について説明する。
【0036】図7(a)に示すように、そのまま被検者
1の関心領域10を回転中心にCアーム5を回転させた
のでは、X線検出部2と被検者1が接触してしまうほ
ど、X線検出部2と被検者1が接近したことを、接近検
出部16が検出した場合には、図7(b)に示すよう
に、X線検出部2と被検者1が接触しないように、制御
装置10は、X線検出部2と被検者1が接触する方向の
回転に伴って、検出部移動機構11に、X線検出部2を
徐々に回転中心から離れる方向に移動させる。そして、
X線検出部2を元に位置に戻しても被検者1が接触しな
い方向に回転する際には、回転に伴い、検出部移動機構
11にX線検出部2を徐々に元の位置に戻させる。
【0037】これによって、撮影方向を変化させること
なく、X線検出部2によって被検者1の関心領域10を
撮影することができるようになる。また、X線検出部2
と被検者1が接触しない範囲において、可能な限り、X
線検出部2の近くに関心領域を配置して撮影を行うこと
ができるようになる。
【0038】以下、X線撮影装置の動作の詳細について
説明する。まず、関心領域の設定動作について説明す
る。
【0039】この場合、術者は表示部19に表示された
透視もしくは撮影画像を見ながら関心領域10を操作器
25を用いて制御装置10に指定する。図8に、この操
作器25の外観を、図9に表示部19の撮影画像の表示
例を示す。
【0040】図8に示すように、操作器25は、移動方
向入力器33、関心領域設定スイッチ34、モード切替
スイッチ35、個別動作制御スイッチ群37を有してい
る。なお、この他、操作器25は、その内部に、これら
スイッチや入力器が受け付けた操作内容を、制御部28
に送信する通信制御部などを含んでいる。
【0041】また、図9に示すように、表示部19に
は、撮影画像30に重畳してポインタ31が表示され
る。さて、関心領域の設定を行う場合、術者は、まず、
モード切替スイッチ35で、個別動作モードを指定す
る。そして、個別動作制御スイッチ37群で主移動機構
部80と検出部移動機構11と寝台移動機構部9が行う
移動動作を、移動方向入力器33で回転機構部7とスラ
イド機構部6が行う回転動作を操作し、関心領域10を
含む画像が表示部19に表示されるようにする。
【0042】このとき、制御部28は、モード切替スイ
ッチ35で個別動作モードを指定されると、個別動作制
御スイッチ37群、移動方向入力器33の操作に応じ
て、主移動機構部80と検出部移動機構11と寝台移動
機構部9が行う移動動作を、それぞれ対応する駆動部を
介して制御する。
【0043】移動方向入力器33は、球形の操作部を有
し、この操作部の術者による3次元の任意方向へのひね
りの方向を、操作部に連結された歪みセンサにより検知
するスイッチである。制御部28は、この球形の操作部
の術者によるひねり方向に一致する回転方向に、回転機
構部7とスライド機構部6が行う回転動作によってCア
ーム5が回転するように、回転機構部7とスライド機構
部6を、対応する駆動部を介して制御する。また、移動
方向入力器33は球形の操作部の上下への移動操作をも
検知可能なスイッチであり、制御部28は、個別動作制
御スイッチ37群によるものの他、この移動方向入力器
33の上下への移動操作にも応じて、検出部移動機構1
1が行う移動動作を制御する。
【0044】関心領域10を含む画像が表示部19に表
示されると、術者は、モード切替スイッチ35で関心領
域設定モードを指定し、移動方向入力器33でポインタ
31を関心領域10に移動し、関心領域設定スイッチ3
4を押して、関心領域を指定する。
【0045】このとき、制御部28は、モード切替スイ
ッチ35で関心領域設定モードを指定されると、移動方
向入力器33の操作に応じてポインタ31を表示画面上
で移動する。この場合、制御部28は、移動方向入力器
33が検知した3次元のひねり方向の情報のうち2次元
成分のみを用いてポインタ31の表示画面上の移動方向
を決定する。次に、制御部28は、関心領域設定スイッ
チ34が押されたならば、その時点のポインタ31が位
置する撮影画像中の箇所に対応する領域が実空間上で取
り得る座標を、その時点のCアームの位置や回転状態よ
り求め、回転中心座標として設定する。なお、この時点
では、一方向からの位置の指定であるので、回転中心座
標は完全な3次元座標としては求まらない。
【0046】そこで、術者は、以上の操作を、複数望ま
しくは3つの異なる方向から撮影した撮影画像上におい
て、同じ領域を関心領域として指定するまで繰り返す。
制御部28は、各撮影方向について求めた回転中心座標
より、関心領域の完全な3次元座標を決定し、これを最
終的な回転中心座標として設定する。また、回転中心か
らX線検出部2までの距離を回転半径として適宜設定す
る。この回転半径は、例えば、予め設定した距離を回転
中心からX線検出部2までの距離としてもよいし、寝台
3とCアーム5の回転状態、位置より求まる術者より関
心領域の指定を受け取ったときの被検者1とX線検出部
2までの距離とするようにしてもよいし、別途、この回
転半径の指定を術者より受け付けるようにしてもよい。
【0047】なお、心臓の血管撮影を行う場合には、左
心室内の圧力をカテーテルを挿入するので、カテーテル
を目標にすると関心領域の設定が容易になる。
【0048】次に術者は、モード切替スイッチ35で曲
面移動モードを指定し、移動方向入力器33で、Cアー
ム5の回転状態、位置を操作する。
【0049】制御部28は、モード切替スイッチ35で
曲面移動モードが指定されると、まず、検出器移動機構
11を制御して、X線検出部2を最もアイソセンターよ
りに移動する。次に、主移動機構部80を制御し、X線
検出部2から設定した回転中心までの距離が、設定した
回転半径になるようにCアーム5を移動する。
【0050】そして、設定した回転中心を中心とし、設
定した回転半径を半径とする球面を構成する曲面上を、
X線検出部2が、移動方向入力器33が検知した方向
に、常に回転中心を向きながら移動するように、主移動
機構部80、回転機構部7、スライド機構部6が行う移
動、回転動作を、対応する駆動部を介して制御する。こ
こで、このように、移動方向入力器33の球形の操作部
の操作に応じてX線検出部2を移動することにより、術
者に、直接手で球面上のX線検出部2を動かす操作感を
与えることができ、良好な操作性を実現することができ
る。
【0051】この移動方向入力器33の操作に応じた制
御中に、X線検出部2と被検者1が接近したことを、接
近検出部16が検出した場合には、制御部28は前述し
たように、X線検出部2と被検者1が接触しないよう
に、検出部移動機構11に移動させる制御も行う。
【0052】一方、最初にカテーテルを進める時や、緊
急時には、術者は、随時、モード切替スイッチ35で、
個別動作モードを指定し、個別動作制御スイッチ37群
と移動方向入力器33で、各部を前述のように自由に操
作することができる。
【0053】以上、本発明の実施形態について説明した
が、以上の実施形態は、例えば、以下のように修正を加
えるようにしてもよい。
【0054】例えば、以上の実施形態における検出部移
動機構11を省略することができる。その代わりに、X
線検出部2と被検者1との接触を回避するためにCアー
ム5ごと、即ちX線検出部2に連動してX線発生部4を
移動させる。すなわち、そのまま被検者1の関心領域1
0を回転中心にCアーム5を回転させたのでは、X線検
出部2と被検者1が接触してしまうほど、X線検出部2
と被検者1が接近したことを、接近検出部16が検出し
た場合には、X線検出部2と被検者1が接触しないよう
に、制御装置10が、X線検出部2と被検者1が接触す
る方向の回転に伴って、主移動機構部80に、Cアーム
5ごと、X線検出部2が徐々に回転中心から離れる方向
に移動させるようにする。これは、回転半径をX線検出
部2と被検者1が接触する方向の回転に伴って、徐々に
大きくすることに相当する。そして、X線検出部2を元
に位置に戻しても被検者1が接触しない方向に回転する
際には、回転に伴い、主移動機構部80に、Cアーム5
ごと、X線検出部2を移動し、回転中心との距離を徐々
に元の距離に戻させる。すなわち、回転半径をX線検出
部2と被検者1が接触する方向の回転に伴って、徐々に
元に戻す。
【0055】このような手法によれば、検出部移動機構
11を用いた場合と同様の効果が得られる他、X線検出
部2とX線発生部4の距離は常に一定となるので、FID
(Focus Image Distance)などの撮影特性もあまり変化
しないというという利点もある。
【0056】また、以上の実施形態では、球面を構成す
る曲面上を、X線検出部2が、常に回転中心を向きなが
ら移動するようにしたが、これは、球面に代えて関心領
域の中心位置を中心とする回転楕円面または楕円面を構
成する曲面上を、X線検出部2が、常に中心を向きなが
ら移動するようにしてもよい。このようにすることによ
り、関心領域が方向によって長さが異なるような場合に
も、その方向ごとに可能な限り近接して、放射線検出部
による関心領域の撮影を行うことができるようになる。
【0057】この場合、回転楕円面または楕円面の中
心、各主軸の方向、大きさは例えば、次のように設定す
る。
【0058】すなわち、関心領域が直交する二方向につ
いてのみ大きさが違う領域である場合には回転楕円面を
利用することとし、関心領域が直交する三方向について
大きさが違う領域である場合には楕円面を利用すること
とする。そして、例えば次のステップで回転楕円面/楕
円面を設定する。 1)回転楕円面の場合には、関心領域を含む、大きさが
違う二方向を辺の方向とする長方形、楕円面の場合に
は、関心領域を含む、大きさが違う3方向を辺の方向と
する長方体の指定を、撮影画像上で受付ける。 2)次に、受け付けた長方形/直方体の対向する頂点を
結ぶ対角線の交点を回転楕円面/楕円面の中心として設
定し、長方形/直方体の各辺の方向を回転楕円面/楕円
面の各主軸の方向とし、長方形/直方体の各辺の長さの
比を回転楕円面/楕円面の各主軸の大きさの比として設
定する。 3)その比に、適当な値、例えば、その値を乗じた場合
に、ある長方形領域の指定受付の際に、主軸方向から撮
影したときの回転中心とX線検出部2の距離がその主軸
の大きさとなるような値を乗じて、回転楕円面/楕円面
の各主軸の大きさを決定する。
【0059】回転楕円面または楕円面の設定は、上述し
た手法以外の手法によってもかまわない。なお、この場
合、制御部28は、回転楕円面/楕円面を構成する曲面
上を、X線検出部2が、移動方向入力器33が検知した
方向に、常に回転楕円面/楕円面の中を向きながら移動
するように、主移動機構部80、回転機構部7、スライ
ド機構部6が行う移動、回転動作を、対応する駆動部を
介して制御することになる。
【0060】また、以上の実施形態では、撮影画像上の
ポインタ31の移動により関心領域の位置の指定を受け
付けたが、これは、逆に図10に示すように、表示部1
9の表示面中央にマーク301を固定的に表示し、関心
領域設定スイッチ34が押されたならば、その時点でマ
ーク301に重なる撮影画像中の箇所に対応する領域が
実空間上の座標を、その時点のCアームの位置や回転状
態より求め、回転中心座標として設定するようにしても
よい。この場合、マーク301に重なる位置に撮影画像
中の関心領域を位置させるのは術者に委ねられることに
なる。
【0061】さらに、以上の実施形態における移動方向
入力器33としては、球の操作によって3次元的に方向
を受け付けるものであれば術者の直感的な操作を可能と
することができる。したがって、例えば、前述したひね
り方向を検知するものの他、3軸方向にボールの回転を
検知可能なトラックボール型のものなどを用いるように
してもよい。
【0062】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本実施形態の球面もしくは回転楕円面もしくは楕円
面上から関心領域を撮影によって観察する構成は、X線
撮影装置のみならず、関心領域を移動せずに、さまざま
方向から関心領域を観察する放射線撮影装置他、任意の
装置に同様に適用することができる。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、関心領
域を特定位置に配置しなくても、関心領域の移動を必要
とすることなく、関心領域を多方向から撮影することの
できる放射線撮影装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るX線撮影装置の構成を
示すブロック図。
【図2】本発明の実施形態に係る制御装置の構成を示す
ブロック図。
【図3】Cアームの回転に伴う視野の移動を示した図。
【図4】本発明の実施形態に係るCアームの移動、回転
の概要を示した図。
【図5】本発明の実施形態に係るCアームの移動、回転
の動作例を示した図。
【図6】本発明の実施形態に係るCアームの移動、回転
によるX線検出器と関心領域の位置関係を示した図。
【図7】本発明の実施形態に係るX線検出部の移動例を
示した図。
【図8】本発明の実施形態に係る操作器の外観を示すブ
ロック図。
【図9】本発明の実施形態に係る表示部の表示例を示す
図。
【図10】本発明の実施形態に係る表示部の表示例を示
す図。
【図11】従来のX線撮影装置の構成を示すブロック
図。
【図12】従来のX線撮影装置の問題点を示す図。
【符号の説明】
1・・・被検者、2・・・X線検出部、3・・・寝台、4・・・X線
発生部、5・・・Cアーム、6・・・スライド機構部、7・・・
回転機構部、8・・・脚部、9・・・寝台移動機構部、10・・
・制御装置、11・・・検出部移動機構、16・・・接近検出
部、17・・・検出信号入力部、18・・・画像処理部、19
・・・表示部、20・・・接近信号入力部、21・・・上下駆動
部、22・・・アームスライド駆動部、23・・・前後左右駆
動部、24・・・アーム回転駆動部、25・・・操作器、26
・・・寝台駆動部、27・・・検出器上下駆動部、28・・・制
御部、33・・・移動方向入力器、34・・・関心領域設定ス
イッチ、35・・・モード切替スイッチ、80・・・主移動機
構部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被撮影体に放射線を照射する放射線発生源
    と、前記被撮影体の透過放射線を放射線像として撮影す
    る放射線検出部と、前記放射線発生源と前記放射線検出
    部とを離間して且つ対向配置して支持する支持体と、前
    記支持体の移動および回転をを制御する制御手段とを備
    えた放射線撮影装置において、 前記制御手段は、前記放射線発生源と前記放射線検出部
    との間に位置付けられた被撮影体の所望の領域を設定す
    る設定手段と、前記設定手段で設定された領域から前記
    支持体の移動および回転の基準位置を求める手段とを有
    し、前記基準位置に基づき前記支持体の動作を制御する
    ことを特徴とする放射線撮影装置。
  2. 【請求項2】被撮影体に放射線を照射する放射線発生源
    と、前記被撮影体の透過放射線を放射線像として撮影す
    る放射線検出部と、前記放射線発生源と前記放射線検出
    部とを離間して且つ対向配置して支持する支持体と、前
    記支持体を移動および回転させる移動回転機構部と、前
    記記移動回転機構部の動作を制御する制御装置とを有
    し、 前記制御装置は、前記被撮影体の所定部位ならびにそれ
    を囲込む球面の半径又は回転楕円面もしくは楕円面の主
    軸の方向及び大きさの指定を受け付ける受付手段と、前
    記受付手段が受け付けた位置を中心とし前記受付手段が
    受け付けた半径を有する球面を構成する曲面上又は各主
    軸の方向と大きさを有する回転楕円面もしくは楕円面を
    構成する曲面上を、前記放射線検出部が前記中心を挟ん
    で前記放射線発生源と対向した状態を維持して、前記移
    動回転機構部の動作を制御する動作制御手段とを有する
    ことを特徴とする放射線撮影装置。
  3. 【請求項3】放射線発生源と、放射線像を撮影する放射
    線検出部と、前記放射線発生源と前記放射線検出部とを
    移動および回転させる移動回転機構部と、前記放射線検
    出部と被撮影体との接近を検知する接近検知部と、前記
    記移動回転機構部の動作を制御する制御装置とを有し、 前記制御装置は、所定の軌道にそって前記放射線検出部
    の移動、回転を制御する軌道制御手段と、前記接近検知
    部が、前記放射線検出部が前記被撮影体に接近したこと
    を検知した場合に、前記所定の軌道を、部分的に、前記
    放射線検出部と前記被撮影体が接触しない軌道に修正す
    る接触回避手段とを有し、 前記所定の軌道と修正後の軌道は、各時点における、前
    記放射線検出部の被撮影体に対する角度が等しいことを
    特徴とする放射線撮影装置。
  4. 【請求項4】放射線発生源と、放射線像を撮影する放射
    線検出部と、前記放射線発生源と前記放射線検出部とを
    移動および回転させる移動回転機構部と、前記放射線検
    出部と被撮影体との接近を検知する接近検知部と、前記
    記移動回転機構部の動作を制御する制御装置とを有し、 前記制御装置は、各時点において前記放射線検出部およ
    び放射線発生源が対向する位置関係を保つ所定の軌道に
    そって、前記放射線検出部および放射線発生源の移動、
    回転を制御する軌道制御手段と、前記接近検知部が、前
    記放射線検出部が前記被撮影体に接近したことを検知し
    た場合に、前記所定の軌道を、部分的に、前記放射線検
    出部と前記被撮影体が接触しない軌道に修正する接触回
    避手段とを有し、 前記所定の軌道と修正後の軌道は、各時点における、前
    記放射線検出部および前記放射線発生源の被撮影体に対
    する角度および前記放射線検出部と放射線発生源との間
    の距離が等しいことを特徴とする放射線撮影装置。
  5. 【請求項5】請求項2記載の放射線撮影装置であって、 さらに、球状の部材の操作に応じて、3次元的に方向の
    指示を受け付ける操作器を備え、 前記制御装置は、前記球面を構成する曲面上を、操作器
    が指示を受け付けた方向に、前記放射線検出部が前記中
    心を挟んで前記放射線発生源と対向した状態を維持し
    て、前記移動回転機構部の動作を制御することを特徴と
    する放射線撮影装置。
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