JPH06304159A - 画像の撮影体位認識方法 - Google Patents

画像の撮影体位認識方法

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JPH06304159A
JPH06304159A JP5100877A JP10087793A JPH06304159A JP H06304159 A JPH06304159 A JP H06304159A JP 5100877 A JP5100877 A JP 5100877A JP 10087793 A JP10087793 A JP 10087793A JP H06304159 A JPH06304159 A JP H06304159A
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JP
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picture
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symmetry
pixels
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JP5100877A
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English (en)
Inventor
Hideya Takeo
英哉 武尾
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/60Analysis of geometric attributes
    • G06T7/68Analysis of geometric attributes of symmetry
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/70Determining position or orientation of objects or cameras

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 画像の中心線を対称軸として左右対称の体位
あるいは非対称の体位のうちいずれか一方を採りうる画
像に関し、簡便に撮影体位を判別できる画像の撮影体位
認識方法を提供する。 【構成】 画像処理装置に入力された画像信号Sorg の
うち、画像の中心線に対して対称に対応する6組の画素
の対に対応する画像信号対(S1 ,S1′),(S2
2′),……,(S6 ,S6′)を抽出し、各画素の組
ごとに各画像信号対の差の絶対値を算出し、この差を上
記6つの組について加算して、算出された総和Σ|Si
−Si′|と予め設定されたしきい値Kとの大きさを比
較する。総和Σ|Si −Si′|が、しきい値Kより小
さい場合はこの画像は正面画像であると判断され、しき
い値Kより大きい場合はこの画像は正面画像であると判
断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像の撮影体位認識方法
に関し、詳細には放射線画像等の画像における撮影体位
を自動的に判別する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ある種の蛍光体に放射線(X線、α線、
β線、γ線、電子線、紫外線等)を照射すると、この放
射線エネルギーの一部が蛍光体中に蓄積され、この蛍光
体に可視光等の励起光を照射すると、蓄積されたエネル
ギーに応じて蛍光体が輝尽発光を示すことが知られてお
り、このような性質を示す蛍光体は蓄積性蛍光体(輝尽
性蛍光体)呼ばれる。この蓄積性蛍光体を利用して、人
体等の被写体の放射線画像情報を一旦蓄積性蛍光体のシ
ートに記録し、この蓄積性蛍光体シートをレーザ光等の
励起光で走査して輝尽発光光を生ぜしめ、得られた輝尽
発光光を光電的に読み取って画像信号を得、この画像信
号に基づき写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示
装置に被写体の放射線画像を可視像として出力させる放
射線画像情報記録再生システムが本出願人によりすでに
提案されている(特開昭55-12429号、同56-11395号な
ど。) このシステムは、従来の銀塩写真を用いる放射線写真シ
ステムと比較して極めて広い放射線露出域にわたって画
像を記録しうるという実用的な利点を有している。すな
わち、蓄積性蛍光体においては、放射線露光量に対して
蓄積後に励起によって輝尽発光する発光光の光量が極め
て広い範囲にわたって比例することが認められており、
従って種々の撮影条件により放射線露光量がかなり大幅
に変動しても、蓄積性蛍光体シートより放射される輝尽
発光光の光量を読取ゲインを適当な値に設定して光電変
換手段により読み取って電気信号に変換し、この電気信
号を用いて写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示
装置に放射線画像を可視像として出力させることによっ
て、放射線露光量の変動に影響されない放射線画像を得
ることができる。
【0003】ところで上記のシステムも含めて、信号化
された画像から観察読影適性の優れた出力画像を得るた
めに、記録された画像情報の記録状態、あるいは撮影方
法等によって決定される記録パターンを、観察読影のた
めの可視像の出力に先立って把握し、記録パターンのコ
ントラストに応じて階調処理等の画像処理が行なわれる
場合がある。
【0004】このように可視像の出力に先立って画像の
記録情報を把握する方法としては、特開昭58-67240号に
開示された方法が知られている。
【0005】しかし上述の方法により画像処理条件を決
定すると、同一の被写体を撮影体位を変えて撮影した場
合に、それぞれの再生画像において該被写体中の関心領
域の濃度が変わってしまうことがある。例えば放射線画
像の撮影において、同一の被写体を正面から撮影して関
心領域と重なる非関心領域の放射線透過率と、側面から
撮影して関心領域と重なる非関心領域の放射線透過率と
が異なる場合は、それら非関心領域の放射線透過率の差
に応じて記録された光量が異なり、それによってその後
に施される画像処理のための条件が変動してしまう。
【0006】上記の問題を解消するため従来は、蓄積性
蛍光体シートからの放射線画像情報読取りを行なう際
に、そのシートにはどのような体位で被写体が撮影され
ているかということを逐一読取装置または画像処理装置
に入力し、この入力された撮影体位情報に応じて前述の
読取条件および/または画像処理条件を設定するように
している。しかし、各蓄積性蛍光体シートの読取処理の
度に上記のような撮影体位情報を逐一入力する作業は大
変面倒であり、また撮影体位情報を誤って入力してしま
うことも起こりやすい。
【0007】そこで本願出願人は、上記蓄積性蛍光体シ
ート等に記録されている画像の撮影体位を自動的に判別
することができる方法を開発し、すでに特許出願してい
る(特開昭63-262128 号公報)。この方法は、被写体の
透過画像を担う画像信号の累積ヒストグラムを作成し、
この累積ヒストグラムの所定部分の変化率を求め、この
変化率の値に基づいて画像の撮影体位を判別するように
したものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで例えば咽喉部
や頸部等においては、その正面画像はほぼ左右対称であ
り側面画像は非対称であるという特徴がある。撮影方向
により左右対称の体位と非対称な体位をとりうる画像に
ついては、その体位を認識するうえで、認識の信頼性を
高めるために、より高次元な情報を用いた方がよい。す
なわち従来の累積ヒストグラム(1次元情報)による認
識よりも画像(2次元情報)の対称性による認識の方
が、体位を認識する認識能が高いと考えられる。
【0009】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、画像の対称性という特徴を活かし、簡便に撮影体
位を判別することのできる画像の撮影体位認識方法を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の画像の撮影体位
認識方法は、画像の中心線を対称軸として左右対称の体
位あるいは非対称の体位のうちいずれか一方を採りうる
画像に関し、その画像の中心線に対して対称に対応する
少なくとも1組の画素について、所定の演算により、こ
の各画素を示す各画像信号の値の差を求め、この差の大
きさに基づいて画像の対称性を表す特性値を求め、この
特性値の大きさに基づいて画像が対称の画像であるか、
あるいは非対称の画像であるかを判別することを特徴と
するものである。
【0011】この撮影体位認識方法において、上記所定
の演算としては、対称に対応する画素の組ごとにその画
素を示す画像信号の値同士の差の絶対値を算出し、その
対称に対応する画素の組について、その差の絶対値の総
和を算出するものや、その差の自乗の総和を算出するも
のなどを採用することができ、その場合この総和が前記
特性値となる。
【0012】さらにこれらの演算を行う以前に、各画素
を示す各画像信号の値を所定のしきい値により2値化
し、この2値化した値について上記演算を行うようにし
てもよい。
【0013】ここで上記画像の中心線とは、画像の上下
方向に平行な線のうち、画像の中心に沿った線をいう。
【0014】
【作用および発明の効果】本発明の画像の撮影体位認識
方法は、画像の中心線を対称軸として左右対称の体位あ
るいは非対称の体位のうちいずれか一方を採りうる画像
について、その対称性を利用することにより、その画像
が対称の画像であるか、あるいは非対称の画像であるか
を判別することができる。
【0015】すなわちその画像の中心線に対して対称に
対応する少なくとも1組の画素について、まずこの各画
素を示す各画像信号の値の差を求める。画像がほぼ左右
対称の場合は、この1組の画素を構成する各画素の画像
信号はほぼ等しい値を示すため、それらの差はほぼゼロ
を示す。一方画像が非対称の場合は、1組の画素を構成
する各画素の画像信号は全く異なる値を示すため、それ
らの差はゼロからほど遠い値を示す。この差を求める演
算を上記中心線に対して対称な画素の組について行い、
これら各差の絶対値の総和と所定のしきい値との大きさ
を比較して、そのしきい値より大きいか否かを判断する
ことによって、その画像が左右対称の画像であるか、非
対称の画像であるかを認識することができる。
【0016】また上記中心線に対して対称な画素の組に
ついて求められた各差の自乗の総和と所定のしきい値と
の大きさを比較して、そのしきい値より大きいか否かを
判断することによっても、画像の対称性を判断すること
ができる。
【0017】さらにこの差を求める演算を行う以前に、
各画素を示す各画像信号の値を所定のしきい値と比較し
て、そのしきい値より大きいか否かを判断して各画像信
号を2値化し、この2値化した値について上記演算を行
うことによって、上記演算を簡略化することができる。
【0018】このように本発明の画像の撮影体位認識方
法によれば、画像を構成する全ての画素のついての画像
信号に対して演算処理等を行なう必要はなく、サンプリ
ングされた少数の画素対についての画像信号に対して簡
単な差分和演算を行って判断処理を行なうだけであるた
め、簡便に画像の撮影体位を認識することができる。
【0019】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例について
説明する。
【0020】図1は、放射線撮影装置の一例の概略図で
ある。
【0021】この放射線撮影装置10の放射線源11から放
射線12が、中心線を対称軸として左右対称の撮影体位あ
るいは非対称の撮影体位のうちいずれか一方を採りうる
被写体13に向けて照射され、被写体13を透過した放射線
が蓄積性蛍光体シート14に照射されることにより、被写
体13の透過放射線画像が蓄積性蛍光体シート14に蓄積記
録される。
【0022】図2は、放射線画像読取装置の一例を表わ
した斜視図、図3は蓄積性蛍光体シート14に蓄積記録さ
れた被写体13(図においては人体の頸部を示す)の放射
線画像を示し、(A)は正面画像、(B)は側面画像を
示す図である。
【0023】図1に示した放射線撮影装置で撮影が行な
われ、放射線画像が記録された蓄積性蛍光体シート14が
読取部20の所定位置にセットされる。
【0024】蓄積性蛍光体シート14が読取部20の所定位
置にセットされると、このシート14はモータ21により駆
動されるエンドレスベルト22により、矢印Y方向に搬送
(副走査)される。一方、レーザー光源23から発せられ
た光ビーム24はモータ25により駆動され矢印方向に高速
回転する回転多面鏡26によって反射偏向され、fθレン
ズ等の集束レンズ27を通過した後、ミラー28により光路
を変えて前記シート14に入射し副走査の方向(矢印Y方
向)と略垂直な矢印X方向に主走査する。シート14の励
起光24が照射された箇所からは、蓄積記録されているX
線画像情報に応じた光量の輝尽発光光29が発散され、こ
の輝尽発光光29は光ガイド30によって導かれ、フォトマ
ルチプライヤ(光電子増倍管)31によって光電的に検出
される。上記光ガイド30はアクリル板等の導光性材料を
成形して作られたものであり、直線状をなす入射端面30
a が蓄積性蛍光体シート14上の主走査線に沿って延びる
ように配され、円環状に形成された射出端面30b にフォ
トマルチプライヤ31の受光面が結合されている。入射端
面30a から光ガイド30内に入射した輝尽発光光29は、
図1は該光ガイド30の内部を全反射を繰り返して進み、
射出端面30b から射出してフォトマルチプライヤ31に受
光され、放射線画像を表わす輝尽発光光29がフォトマル
チプライヤ31によって電気信号に変換される。
【0025】フォトマルチプライヤ31から出力されたア
ナログ出力信号S0は対数増幅器32で対数的に増幅さ
れ、A/D変換器33でディジタル化され、これにより画
像信号Sorg が得られ、画像処理装置40に入力される。
この画像処理装置40は、可視画像を再生表示するための
CRTディスプレイ41、CPU,内部メモリ,インター
フェイス等が内蔵された本体部42、フロッピィディスク
が装填され駆動されるフロッピィディスクドライブ部4
3、およびこの放射線画像読取装置に必要な情報を入力
するためのキーボード44から構成されている。
【0026】この画像処理装置40の内部メモリには以下
の作用を行なう演算素子が備えられている。すなわち入
力された画像信号Sorg より画像の中心線に対して対称
に対応する例えば6組の画素の対に対応する画像信号を
抽出し、抽出された各画素の組ごとに各画像信号対
i ,Si′の差の絶対値|Si −Si′|を求め、6組
の画像信号対Si ,Si′について算出された上記差の
絶対値|Si −Si′|の総和Σ|Si −Si′|を算出
し、算出された総和Σ|Si −Si′|と予め設定され
たしきい値Kとの大きさを比較し、このしきい値Kより
も算出された総和Σ|Si −Si′|が大きければ、こ
の画像は側面画像であると判断して後段の画像処理にお
ける第2の画像処理条件を選択し、一方しきい値Kより
も算出された総和Σ|Si −Si′|が大きくなけれ
ば、この画像は正面画像であると判断して後段の画像処
理における第1の画像処理条件を選択するものである。
【0027】図4は、上述のメモリにおける演算素子の
フローチャートを表す図である。
【0028】以下この演算素子の作用について図3およ
び図4を用いて詳細に説明する。画像処理装置40に画像
信号Sorg が入力されると、まずこの画像信号Sorg か
ら、画像の中心線に対して対称に対応する6組の画素の
対に対応する画像信号対(S1 ,S1′),(S2 ,S
2′),……,(S6 ,S6′)を抽出する。この抽出さ
れた画像信号対(S1 ,S1′),(S2 ,S2′),…
…,(S6 ,S6′)が示す画像の性質について表1に
示す。
【0029】
【表1】
【0030】この抽出する画素の対の数は6組に限るも
のではなく、1組であっても10組であってもよいが、
撮影体位の認識精度を向上させるためにはある程度大き
な値に設定することが望ましい。またユーザが任意の数
を選択できるようにキーボード44から入力できるように
構成してもよい。さらに抽出する部位についても任意に
選択できるように構成してもよい。
【0031】次いでこの抽出された各画素の組ごとに各
画像信号対の差の絶対値|S1 −S1′|,|S2 −S
2′|,……,|S6 −S6′|が算出される。ここで上
記各画像信号対は表1に示すように、画像がほぼ左右対
称の場合すなわち図3(A)に示す頸部正面画像の場合
は、この1対の画素がいずれも骨部同士あるいは軟部同
士あるいは素抜け部同士に対応するため、この1対の画
像信号はほぼ等しい値を示し、一方画像が非対称の場合
すなわち図3(B)に示す頸部側面画像の場合は、この
1対の画素のそれぞれが骨部と軟部あるいは骨部と素抜
け部あるいは軟部と素抜け部に対応する場合があり、こ
の1対の画像信号は全く異なる値を示し、それらの差は
ゼロからほど遠い値を示すこととなる。
【0032】このようにして各画像信号対について算出
された差の絶対値を上記6つの組について加算して総和
Σ|Si −Si′|を求め、算出された総和Σ|Si
i′|と予め設定されたしきい値Kとの大きさを比較
する。
【0033】算出された総和Σ|Si −Si′|は上述
のように、左右対称の画像であればゼロに近い値とな
り、しきい値Kよりも小さいものとなるが、左右非対称
の画像であればゼロより十分大きな値となってしきい値
Kより大きくなる。
【0034】このように上記総和Σ|Si −Si′
が、しきい値Kより小さい場合はこの画像は正面画像で
あると判断され、一方上記総和Σ|Si −Si′|が、
しきい値Kより大きい場合はこの画像は正面画像である
と判断される。
【0035】蓄積記録された画像が正面画像理であると
判断された場合は、後段の画像処理において、正面画像
に適した第1の画像処理条件が選択され、側面画像理で
あると判断された場合は、側面画像に適した第2の画像
処理条件が選択されて、適切な画像処理が施されること
となる。
【0036】以後、適切な画像処理がなされた画像信号
は、図示しない画像再生装置に送られて、放射線画像の
再生に供せられる。
【0037】このように本実施例の画像の撮影体位認識
方法によれば、画像を構成する全ての画素のついての画
像信号に対して演算処理等を行なう必要はなく、抽出さ
れた少数の画素対についての画像信号に対して簡単な差
分和演算を行って判断処理を行なうだけであるため、簡
便に画像の撮影体位を認識することができる。
【0038】なお本実施例においては、抽出された各画
素の組ごとに各画像信号対Si ,Si′の差の絶対値|
i −Si′|を求め、全ての画像信号対Si ,Si′
ついて算出された上記差の絶対値|Si −Si′|の総
和Σ|Si −Si′|を使用したが、対称画像と非対称
画像との差をより顕著に現すために、上記差(Si −S
i′)の自乗(Si −Si′2 の総和Σ(Si
i′2 を用いることもできる。
【0039】さらに上記画像信号を、その値があるしき
い値Lに対して大きいか否かによって2値化したうえで
上記差や差の絶対値を算出してもよい。この場合、抽出
する画素対の数が増加しても、演算処理の簡単化が図
れ、体位認識に要する時間の短縮化を図ることができ
る。
【0040】また左右対称な画像であるか、あるいは非
対称な画像であるかによって、その後の画像処理方式が
異なる場合であっても、本発明の撮影体位認識方法によ
れば、画像の撮影体位を自動的に認識することができる
ため、その認識結果に基づいて後段の処理方式の切り替
えを自動化することができる。
【0041】なお本実施例においては、蓄積性蛍光体シ
ートに記録された画像情報から放射線画像読取装置を用
いて画像情報を読み取る、いわゆるCR(コンピューテ
ッド・ラジオグラフィ)のシステムにおける撮影体位の
認識方法について述べたが、本発明の画像の撮影体位認
識方法は上記実施例に記載した画像に限るものではな
く、画像の記録されたフィルム等よりその画像を信号化
して読み取られた画像情報や、あるいは最初から信号化
されて記録された画像であればいかなる態様の画像につ
いても適用しうるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】放射線撮影装置の一例を示す概略図
【図2】放射線画像読取装置の一例を示す斜視図
【図3】蓄積性蛍光体シートに蓄積記録された人体の頸
部の放射線画像を示す図(A)は正面画像、(B)は側
面画像
【図4】演算素子のフローチャートを示す図
【符号の説明】
10 放射線撮影装置 14 蓄積性蛍光体シート 23 レーザ光源 24 レーザ光 29 輝尽発光光 40 画像処理装置 44 キーボード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の中心線を対称軸として左右対称の
    体位あるいは非対称の体位のうちいずれか一方を採りう
    る画像に関し、前記画像の中心線に対して対称に対応す
    る少なくとも1組の画素について、所定の演算により、
    該各画素を示す各画像信号の値の差を求め、該差の大き
    さに基づいて前記画像の対称性を表す特性値を求め、該
    特性値の大きさに基づいて前記画像が対称の画像である
    か、あるいは非対称の画像であるかを判別する画像の撮
    影体位認識方法。
  2. 【請求項2】 前記所定の演算が、前記対称に対応する
    画素の組ごとにその画素を示す画像信号の値同士の差の
    絶対値を算出し、前記対称に対応する画素の組について
    該差の絶対値の総和を算出し、該総和を前記特性値とす
    ることを特徴とする請求項1記載の画像の撮影体位認識
    方法。
  3. 【請求項3】 前記所定の演算が、前記対称に対応する
    画素の組ごとにその画素を示す画像信号の値同士の差を
    算出し、前記対称に対応する画素の組について該差の自
    乗の総和を算出し、該総和を前記特性値とすることを特
    徴とする請求項1記載の画像の撮影体位認識方法。
  4. 【請求項4】 前記各画素を示す前記各画像信号の値を
    所定のしきい値により2値化した後、前記所定の演算を
    行うことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項
    3記載の画像の撮影体位認識方法。
JP5100877A 1993-04-27 1993-04-27 画像の撮影体位認識方法 Pending JPH06304159A (ja)

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