JPH06304075A - 電気調理器 - Google Patents
電気調理器Info
- Publication number
- JPH06304075A JPH06304075A JP9993893A JP9993893A JPH06304075A JP H06304075 A JPH06304075 A JP H06304075A JP 9993893 A JP9993893 A JP 9993893A JP 9993893 A JP9993893 A JP 9993893A JP H06304075 A JPH06304075 A JP H06304075A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- heat
- cooking plate
- cooking
- heating element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Control Of Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガラスセラミックスで構成されたクッキング
プレートの上で直接ハンバーグ等の各種のグリル調理が
美味しく出来、しかも清掃性に優れた電気調理器を得よ
うとするものである。 【構成】 クッキングプレート1をガラスセラミックス
により構成し、クッキングプレート1の裏面に均熱板2
と熱遮蔽板4ではさんでステンレス等からなる金属箔発
熱体を絶縁材で絶縁した平面発熱体を構成し、熱を下方
に逃がさないように熱遮蔽板4と断熱材5とで断熱し、
アルミ等の熱伝導の良い金属平板にサーミスターを取付
けクッキングプレートの裏面にスプリング等で圧接して
センサー7を設け、センサー7に制御部8を接続し、ク
ッキングプレート1の清掃性を良くし、表面を早く均一
に加熱出来、熱効率の向上をはかり、美味しい調理が出
来るものとした電気調理器。
プレートの上で直接ハンバーグ等の各種のグリル調理が
美味しく出来、しかも清掃性に優れた電気調理器を得よ
うとするものである。 【構成】 クッキングプレート1をガラスセラミックス
により構成し、クッキングプレート1の裏面に均熱板2
と熱遮蔽板4ではさんでステンレス等からなる金属箔発
熱体を絶縁材で絶縁した平面発熱体を構成し、熱を下方
に逃がさないように熱遮蔽板4と断熱材5とで断熱し、
アルミ等の熱伝導の良い金属平板にサーミスターを取付
けクッキングプレートの裏面にスプリング等で圧接して
センサー7を設け、センサー7に制御部8を接続し、ク
ッキングプレート1の清掃性を良くし、表面を早く均一
に加熱出来、熱効率の向上をはかり、美味しい調理が出
来るものとした電気調理器。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グリル調理等をガラス
セラミックスを用いたクッキングプレート上で直接行う
電気調理器に関するものである。
セラミックスを用いたクッキングプレート上で直接行う
電気調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から焼き肉、ハンバーグ等のグリル
調理に用いる電気調理器には鉄系クッキングプレートが
広く用いられていた。鉄系クッキングプレートは調理を
良好に行うためには約10mm前後の厚い鉄板を用いる
必要があり、そのために温度上昇が悪く、熱応答性等に
問題があり、重く取扱性も悪かった。また、色々な調理
をする場合には臭いも残り清掃性上にも問題が残った。
調理に用いる電気調理器には鉄系クッキングプレートが
広く用いられていた。鉄系クッキングプレートは調理を
良好に行うためには約10mm前後の厚い鉄板を用いる
必要があり、そのために温度上昇が悪く、熱応答性等に
問題があり、重く取扱性も悪かった。また、色々な調理
をする場合には臭いも残り清掃性上にも問題が残った。
【0003】清掃性を向上し、応答時間を短くする為
に、セラミックスからなるクッキングプレートの下にハ
ロゲンランプを設け、ハロゲンランプの下に断熱材層を
設け、クッキングプレートの温度に応答する温度応答手
段を設けた電気調理器(特公平4−10716号公報)
がある。
に、セラミックスからなるクッキングプレートの下にハ
ロゲンランプを設け、ハロゲンランプの下に断熱材層を
設け、クッキングプレートの温度に応答する温度応答手
段を設けた電気調理器(特公平4−10716号公報)
がある。
【0004】また、炭火焼風に料理出来、容量を大きく
し料理時間が短縮出来、清掃性を向上する為に、クッキ
ングプレート上に遠赤外線放射体を設置し、この上部に
焼き網を配置してグリル調理を行う電気調理器(特開平
3−210218号公報)もある。
し料理時間が短縮出来、清掃性を向上する為に、クッキ
ングプレート上に遠赤外線放射体を設置し、この上部に
焼き網を配置してグリル調理を行う電気調理器(特開平
3−210218号公報)もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】セラミックスクッキン
グプレートの下にハロゲンランプを設けたものはクッキ
ングプレートの表面上で直接調理するにはハロゲンラン
プからの熱及び光が透過し温度むらを生じ易く、また温
度制御が困難で、美味しく調理するのに問題があり、ま
た透過した光がちらつき煩わしい問題もある。また、ク
ッキングプレート上に遠赤外線放射体を設置し、この上
部に焼き網を配置してグリル調理を行うものも、温度上
昇が悪く美味しく料理をするには問題があった。
グプレートの下にハロゲンランプを設けたものはクッキ
ングプレートの表面上で直接調理するにはハロゲンラン
プからの熱及び光が透過し温度むらを生じ易く、また温
度制御が困難で、美味しく調理するのに問題があり、ま
た透過した光がちらつき煩わしい問題もある。また、ク
ッキングプレート上に遠赤外線放射体を設置し、この上
部に焼き網を配置してグリル調理を行うものも、温度上
昇が悪く美味しく料理をするには問題があった。
【0006】本発明ではガラスセラミックスプレートよ
りなるクッキングプレートの温度分布を均一に保ち且つ
温度上昇が速くしかも優れた熱応答を有する従来技術の
問題点を解決し使い勝手の良い清掃性に優れた電気調理
器を提供しようとするものである。
りなるクッキングプレートの温度分布を均一に保ち且つ
温度上昇が速くしかも優れた熱応答を有する従来技術の
問題点を解決し使い勝手の良い清掃性に優れた電気調理
器を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、クッキングプレートを
ガラスセラミックスプレートで構成し、クッキングプレ
ートの裏面には金属箔発熱体等からなる平面発熱体の発
熱手段を用い、平面発熱体がクッキングプレートを均一
に加熱するように熱伝導に優れた材料よりなる均熱手段
を設け、熱遮蔽板および断熱材による断熱手段を設け、
さらにクッキングプレートの温度を正確に検知するセン
サーと温度制御する制御部とを有するようにしたもので
ある。
するためになされたものであり、クッキングプレートを
ガラスセラミックスプレートで構成し、クッキングプレ
ートの裏面には金属箔発熱体等からなる平面発熱体の発
熱手段を用い、平面発熱体がクッキングプレートを均一
に加熱するように熱伝導に優れた材料よりなる均熱手段
を設け、熱遮蔽板および断熱材による断熱手段を設け、
さらにクッキングプレートの温度を正確に検知するセン
サーと温度制御する制御部とを有するようにしたもので
ある。
【0008】また発熱手段としてステンレス等からなる
金属箔発熱体を絶縁材で絶縁した平面発熱体を構成し、
温度センサーはアルミ等の熱伝導の良い金属平板にサー
ミスターを取付けた構成としクッキングプレートの裏面
にスプリング等で圧接して設けると良い。さらにクッキ
ングプレートを加熱する発熱部の平面発熱体を2分割に
し、それぞれの平面発熱体の中央に温度センサーを取り
付けても良い。
金属箔発熱体を絶縁材で絶縁した平面発熱体を構成し、
温度センサーはアルミ等の熱伝導の良い金属平板にサー
ミスターを取付けた構成としクッキングプレートの裏面
にスプリング等で圧接して設けると良い。さらにクッキ
ングプレートを加熱する発熱部の平面発熱体を2分割に
し、それぞれの平面発熱体の中央に温度センサーを取り
付けても良い。
【0009】
【作用】本発明の電気調理器は上述の様な構成要素から
なり、耐熱性及び清掃性が良いガラスセラミックスのク
ッキングプレートは均熱手段を介して平面発熱体からク
ッキングプレート表面に熱が良く伝達されると共に、早
く均一に加熱され、しかも熱遮蔽板と断熱材よりなる断
熱手段で平面発熱体からの熱が下方向に伝達されないよ
うにし、下方の温度上昇が少なくなると共に効率が良く
なり、また温度検知センサーと制御部により、美味しい
調理が出来る。
なり、耐熱性及び清掃性が良いガラスセラミックスのク
ッキングプレートは均熱手段を介して平面発熱体からク
ッキングプレート表面に熱が良く伝達されると共に、早
く均一に加熱され、しかも熱遮蔽板と断熱材よりなる断
熱手段で平面発熱体からの熱が下方向に伝達されないよ
うにし、下方の温度上昇が少なくなると共に効率が良く
なり、また温度検知センサーと制御部により、美味しい
調理が出来る。
【0010】金属箔発熱体を絶縁している絶縁材は金属
箔発熱体を均熱板や熱遮蔽板に対し絶縁作用をし、平面
発熱体を固着したクッキングプレートまたは均熱板と熱
遮蔽板とは、金属箔発熱体の変形防止をし、異常加熱を
低減する。
箔発熱体を均熱板や熱遮蔽板に対し絶縁作用をし、平面
発熱体を固着したクッキングプレートまたは均熱板と熱
遮蔽板とは、金属箔発熱体の変形防止をし、異常加熱を
低減する。
【0011】温度センサーはサーミスターを取付けたア
ルミ等の熱伝導の良い金属平板によりクッキングプレー
トの裏面に良く密着し、スプリング等で圧接されること
によりクッキングプレートの温度を正しく検知出来る。
ルミ等の熱伝導の良い金属平板によりクッキングプレー
トの裏面に良く密着し、スプリング等で圧接されること
によりクッキングプレートの温度を正しく検知出来る。
【0012】なおクッキングプレートを加熱する発熱部
の平面発熱体を2分割にし、それぞれの平面発熱体の中
央に温度センサーを取り付けたものは、ガラスセラミッ
クスからなるクッキングプレートの熱伝導の低さによ
り、それぞれ独立して、温度制御出来る。
の平面発熱体を2分割にし、それぞれの平面発熱体の中
央に温度センサーを取り付けたものは、ガラスセラミッ
クスからなるクッキングプレートの熱伝導の低さによ
り、それぞれ独立して、温度制御出来る。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例につき図面を参照して
詳細に説明する。図1は本発明の電気調理器の構成を示
す分解斜視図であり、図2は同じく電気調理器の要部断
面図である。
詳細に説明する。図1は本発明の電気調理器の構成を示
す分解斜視図であり、図2は同じく電気調理器の要部断
面図である。
【0014】図において、1はガラスセラミックスより
なるクッキングプレートであり、その耐熱温度は600
℃と高く、熱膨張係数(α)は−2×10~7/℃と低く急
熱急冷に耐え、熱伝導率は1.3kcal/m・hr・
℃と小さく熱の伝導は低い。
なるクッキングプレートであり、その耐熱温度は600
℃と高く、熱膨張係数(α)は−2×10~7/℃と低く急
熱急冷に耐え、熱伝導率は1.3kcal/m・hr・
℃と小さく熱の伝導は低い。
【0015】このクッキングプレート1の裏面に、クッ
キングプレート1の表面温度を均一に、温度むらが生じ
ないように均熱手段として均熱板2を設け、この均熱板
2は熱伝導率がガラスセラミックスの熱伝導率(1.3
kcal/m・hr・℃)の10倍以上と高く熱伝導の
良い材料、例えばアルミ板(熱伝導率112kcal/
mhr℃)を用い、銅板またはサイアロン等の金属板ま
たはセラミックス板よりなる熱伝導に優れた材料にて形
成する。また、均熱板2の大きさはクッキングプレート
1の外形より10mm〜30mm程度小さい形状にす
る。
キングプレート1の表面温度を均一に、温度むらが生じ
ないように均熱手段として均熱板2を設け、この均熱板
2は熱伝導率がガラスセラミックスの熱伝導率(1.3
kcal/m・hr・℃)の10倍以上と高く熱伝導の
良い材料、例えばアルミ板(熱伝導率112kcal/
mhr℃)を用い、銅板またはサイアロン等の金属板ま
たはセラミックス板よりなる熱伝導に優れた材料にて形
成する。また、均熱板2の大きさはクッキングプレート
1の外形より10mm〜30mm程度小さい形状にす
る。
【0016】この均熱板2の裏面に発熱手段として平面
発熱体3を設け、この平面発熱体3は、(a)ステンレ
ス等よりなる金属箔発熱体3−1をマイカ板等の絶縁材
3−2で挟んで構成するか、(b)マイカに無機系及び
シリコン樹脂系バインダーを混合しペリプレーグ状にし
た絶縁材3−2で金属箔発熱体3−1を上下より挟み加
熱加圧し一体化して平面発熱体3を形成して用いる。こ
の金属箔発熱体3−1はフェライト系ステンレス(例、
主成分15Cr−4.5Al)、ニッケルクロム系ステ
ンレス(例、主成分80Ni−20Cr)等、固有抵抗
が高くかつ耐熱性の高い材料よりなる。その加工方法は
エッチング、抜きプレスなど所定の形状と抵抗値が得ら
れる方法で行う。さらに平面発熱体3は均熱板2の外形
と同じかさらに約10mm程度小さい形状にする。
発熱体3を設け、この平面発熱体3は、(a)ステンレ
ス等よりなる金属箔発熱体3−1をマイカ板等の絶縁材
3−2で挟んで構成するか、(b)マイカに無機系及び
シリコン樹脂系バインダーを混合しペリプレーグ状にし
た絶縁材3−2で金属箔発熱体3−1を上下より挟み加
熱加圧し一体化して平面発熱体3を形成して用いる。こ
の金属箔発熱体3−1はフェライト系ステンレス(例、
主成分15Cr−4.5Al)、ニッケルクロム系ステ
ンレス(例、主成分80Ni−20Cr)等、固有抵抗
が高くかつ耐熱性の高い材料よりなる。その加工方法は
エッチング、抜きプレスなど所定の形状と抵抗値が得ら
れる方法で行う。さらに平面発熱体3は均熱板2の外形
と同じかさらに約10mm程度小さい形状にする。
【0017】平面発熱体3の裏面にセラミックス板、又
は金属板よりなる熱遮蔽板4を設け、この熱遮蔽板4の
裏面に平面発熱体3が熱変形し異常加熱しないように、
また平面発熱体からの熱が遮蔽されるように、さらにア
ルミナ及びシリカ等よりなるセラミックスファイバーの
耐熱性の優れたた断熱材5を設けて断熱手段とし、前記
均熱板2、平面発熱体3、熱遮蔽板4及び断熱材5は固
定枠6によりクッキングプレート1の下部に固着され
る。
は金属板よりなる熱遮蔽板4を設け、この熱遮蔽板4の
裏面に平面発熱体3が熱変形し異常加熱しないように、
また平面発熱体からの熱が遮蔽されるように、さらにア
ルミナ及びシリカ等よりなるセラミックスファイバーの
耐熱性の優れたた断熱材5を設けて断熱手段とし、前記
均熱板2、平面発熱体3、熱遮蔽板4及び断熱材5は固
定枠6によりクッキングプレート1の下部に固着され
る。
【0018】また、クッキングプレート1の裏面にはア
ルミ等の熱伝導の良い金属板にサーミスターを取付けた
センサー7を形成し、常に正確に温度を検知するように
スプリング等でクッキングプレート1の裏面に圧接して
用い、センサー7からの信号で40℃から最高温度30
0℃の温度範囲内の最適な調理温度に保つよう温度制御
する制御部8を設ける。
ルミ等の熱伝導の良い金属板にサーミスターを取付けた
センサー7を形成し、常に正確に温度を検知するように
スプリング等でクッキングプレート1の裏面に圧接して
用い、センサー7からの信号で40℃から最高温度30
0℃の温度範囲内の最適な調理温度に保つよう温度制御
する制御部8を設ける。
【0019】機体9を支持枠10及びベース11とで構
成し、ベース11には前記制御部8を配し、また、クッ
キングプレート1と機体9との間に設けるシリコン樹脂
等のシール材が耐熱温度内で使用出来るように、均熱板
2の外形を支持枠10の内寸法より小さくしてクッキン
グプレート1の端部の温度を下げるようにし、シール材
の温度上昇を小さくする。
成し、ベース11には前記制御部8を配し、また、クッ
キングプレート1と機体9との間に設けるシリコン樹脂
等のシール材が耐熱温度内で使用出来るように、均熱板
2の外形を支持枠10の内寸法より小さくしてクッキン
グプレート1の端部の温度を下げるようにし、シール材
の温度上昇を小さくする。
【0020】次に本実施例の動作について説明する。
【0021】本調理器において、グリル調理例えばハン
バーグを調理する場合、センサー7からの信号で最適な
調理温度に保つよう制御部8にて制御し、クッキングプ
レート1を平面発熱体3で240℃前後に加熱して、ク
ッキングプレート1の上にハンバーグ等の被調理物を置
くと、クッキングプレート1は一旦温度低下するが、平
面発熱体3からの熱は均熱板2を通して温度応答性が良
く、素早くクッキングプレート1に伝えられ、さらにハ
ンバーグに均一に伝えられ、ハンバーグを温度むらなく
約3分間程度で仕上げることが出来る。
バーグを調理する場合、センサー7からの信号で最適な
調理温度に保つよう制御部8にて制御し、クッキングプ
レート1を平面発熱体3で240℃前後に加熱して、ク
ッキングプレート1の上にハンバーグ等の被調理物を置
くと、クッキングプレート1は一旦温度低下するが、平
面発熱体3からの熱は均熱板2を通して温度応答性が良
く、素早くクッキングプレート1に伝えられ、さらにハ
ンバーグに均一に伝えられ、ハンバーグを温度むらなく
約3分間程度で仕上げることが出来る。
【0022】均熱板2の外形は支持枠10の内寸法より
小さいので、加熱中クッキングプレート1の端部は温度
が上がらず、クッキングプレート1と機体9との間に設
けたシール材が耐熱温度内で使用出来、支持枠10も熱
くならない。また、平面発熱体3の裏面に設けた熱遮蔽
板4及び断熱材5による断熱手段は平面発熱体3からの
熱を下方向に伝達されないようにするので、ベース11
も熱くならず、従って機体9の外側は熱くならない。
小さいので、加熱中クッキングプレート1の端部は温度
が上がらず、クッキングプレート1と機体9との間に設
けたシール材が耐熱温度内で使用出来、支持枠10も熱
くならない。また、平面発熱体3の裏面に設けた熱遮蔽
板4及び断熱材5による断熱手段は平面発熱体3からの
熱を下方向に伝達されないようにするので、ベース11
も熱くならず、従って機体9の外側は熱くならない。
【0023】また、クッキングプレート1の表面は平坦
で清掃性に優れており、使用前にサラダオイル等で油膜
を焼き付けるとさらに清掃性が良くなる傾向にある。
で清掃性に優れており、使用前にサラダオイル等で油膜
を焼き付けるとさらに清掃性が良くなる傾向にある。
【0024】なお、前記した平面発熱体3に用いる金属
箔発熱体3−1は平面発熱体3を2パターンに分割して
設け、それぞれの中央にはセンサー7を設けると、温度
の異なったグリル調理及び保温等の出来る利点がある。
箔発熱体3−1は平面発熱体3を2パターンに分割して
設け、それぞれの中央にはセンサー7を設けると、温度
の異なったグリル調理及び保温等の出来る利点がある。
【0025】
【発明の効果】以上本発明によると、ガラスセラミック
スプレートよりなるクッキングプレートの裏面に発熱手
段をアルミ等よりなる均熱板と熱遮蔽板とで平面発熱体
を挟んで設け、熱遮蔽板の下面には断熱材を設け、さら
にクッキングプレートの裏面にはセンサーを取り付けて
温度制御手段を有するものとしたから、ガラスセラミッ
クスのクッキングプレートの表面で直接調理が出来、清
掃性に優れ、しかも発熱手段の熱は均熱板により均等に
クッキングプレートに熱伝達されるために、温度上昇、
温度分布が良好で、更に熱遮蔽板を伴う断熱材を平面発
熱体裏面に設けたから、下部への放熱が少なくなり熱効
率が向上する。また平面発熱体はクッキングプレートま
たは均熱板と熱遮蔽板とで固着したから、金属箔発熱体
の変形防止効果により、異常加熱が低減し、耐久性が大
幅に向上する特徴のある電気調理器が得られる。
スプレートよりなるクッキングプレートの裏面に発熱手
段をアルミ等よりなる均熱板と熱遮蔽板とで平面発熱体
を挟んで設け、熱遮蔽板の下面には断熱材を設け、さら
にクッキングプレートの裏面にはセンサーを取り付けて
温度制御手段を有するものとしたから、ガラスセラミッ
クスのクッキングプレートの表面で直接調理が出来、清
掃性に優れ、しかも発熱手段の熱は均熱板により均等に
クッキングプレートに熱伝達されるために、温度上昇、
温度分布が良好で、更に熱遮蔽板を伴う断熱材を平面発
熱体裏面に設けたから、下部への放熱が少なくなり熱効
率が向上する。また平面発熱体はクッキングプレートま
たは均熱板と熱遮蔽板とで固着したから、金属箔発熱体
の変形防止効果により、異常加熱が低減し、耐久性が大
幅に向上する特徴のある電気調理器が得られる。
【0026】ガラスセラミックスプレートよりなるクッ
キングプレートの裏面に平面発熱体をパターンに分割し
て設け、それぞれの中央にセンサーを設けると、それぞ
れ独立して温度の異なったグリル調理及び保温等の出来
る利点がある。
キングプレートの裏面に平面発熱体をパターンに分割し
て設け、それぞれの中央にセンサーを設けると、それぞ
れ独立して温度の異なったグリル調理及び保温等の出来
る利点がある。
【図1】本発明の一実施例を施した電気調理器の構成を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図2】同じく電気調理器の要部断面図である。
1 クッキングプレート 2 均熱板 3 平面発熱体 3−1 金属箔発熱体 3−2 絶縁材 4 熱遮蔽板 5 断熱材 7 センサー 8 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 寿久 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内
Claims (5)
- 【請求項1】 クッキングプレート(1)をガラスセラ
ミックスで構成し、クッキングプレート(1)の温度を
検知し発熱手段の通電を制御しクッキングプレート
(1)の表面温度を最適な調理温度に温度制御する制御
手段を有する電気調理器において、前記クッキングプレ
ート(1)の裏面に熱良導体よりなる均熱板(2)を均
熱手段として設け、さらにこの均熱板(2)の裏面に前
記発熱手段としてステンレス等からなる金属箔発熱体
(3−1)を絶縁材(3−2)で絶縁した平面発熱体
(3)を構成し、均熱板(2)にて平面発熱体(3)か
ら放出される熱を均一にクッキングプレート(1)に熱
伝導するものとしたことを特徴とする電気調理器。 - 【請求項2】 前記クッキングプレート(1)の裏面に
クッキングプレート(1)を均一に加熱する均熱板
(2)及び平面発熱体(3)からなる発熱手段を設け、
さらに平面発熱体(3)の下部に熱遮蔽板(4)及び断
熱材(5)からなる断熱手段を固着して設けた請求項1
記載の電気調理器。 - 【請求項3】 前記制御手段としてクッキングプレート
(1)の裏面にクッキングプレート(1)の温度を検知
するセンサー(7)を設け、このセンサー(7)の検知
により発熱手段の通電を制御する制御部(8)をセンサ
ー(7)に接続して構成し、クッキングプレート(1)
の表面温度を40℃から300℃の範囲で制御するもの
とした請求項1又は請求項2記載の電気調理器。 - 【請求項4】 前記センサー(7)はアルミ等の熱伝導
の良い金属平板にサーミスターを取付けた構成とし、ク
ッキングプレート(1)の裏面にスプリング等で圧接し
て設けた請求項3記載の電気調理器。 - 【請求項5】 前記クッキングプレート(1)を加熱す
る発熱手段の平面発熱体(3)を2分割にし、それぞれ
の平面発熱体(3)の中央に温度を検知するセンサー
(7)を取り付けた請求項1記載の電気調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9993893A JPH06304075A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 電気調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9993893A JPH06304075A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 電気調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06304075A true JPH06304075A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14260664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9993893A Pending JPH06304075A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 電気調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06304075A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11251104A (ja) * | 1998-02-27 | 1999-09-17 | Hokuriku Electric Ind Co Ltd | 発熱型薄膜素子センサとその製造方法 |
AU744216B3 (en) * | 2001-02-27 | 2002-02-21 | Cosmos Solar Pty Ltd | Electric cook top assembly |
WO2014203427A1 (ja) * | 2013-06-17 | 2014-12-24 | 住友電気工業株式会社 | 調理プレート及びこれを備えた調理器 |
WO2014203428A1 (ja) * | 2013-06-17 | 2014-12-24 | 住友電気工業株式会社 | 加熱冷却調理器 |
JP2015002955A (ja) * | 2013-06-24 | 2015-01-08 | 住友電気工業株式会社 | 加熱冷却調理器 |
JP2015029627A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-16 | 住友電気工業株式会社 | 調理プレート及びこれを備えた調理器 |
JP5846326B1 (ja) * | 2015-05-15 | 2016-01-20 | 株式会社ユーティリティツール | 加熱調理装置 |
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