JPH06303149A - Bch符号の復号装置 - Google Patents

Bch符号の復号装置

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Publication number
JPH06303149A
JPH06303149A JP8753493A JP8753493A JPH06303149A JP H06303149 A JPH06303149 A JP H06303149A JP 8753493 A JP8753493 A JP 8753493A JP 8753493 A JP8753493 A JP 8753493A JP H06303149 A JPH06303149 A JP H06303149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
syndrome
error
rom
circuit
bit
Prior art date
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Pending
Application number
JP8753493A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsunari Todoroki
晃成 轟
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP8753493A priority Critical patent/JPH06303149A/ja
Publication of JPH06303149A publication Critical patent/JPH06303149A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ROMテーブルのメモリ容量を十分小さくす
ることで、回路規模の小さい2重誤り訂正BCH符号の
復号装置の構成が可能となる。 【構成】 1ビット誤りのシンドロームテーブルをRO
M8に記憶し、2種類の1ビット誤りシンドローム10
5,106を読みだし、受信符号のシンドローム104
と3入力の排他的論理和を求めることで誤り訂正ビット
を検出する。 【効果】 ROMテーブルの縮小化ができ、ROMをリ
ードするアドレスデコーダの構成を簡単にすることによ
り装置の小型化が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はBCH符号の復号装置に
おいて、特にBCH2重誤り訂正復号装置の構成に関
し、ROMテーブルを参照することにより誤り位置を検
出して誤り訂正する復号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】BCH符号の復号装置において、ROM
を用いた構成は従来より提案されている。訂正するべき
ビット位置の情報をROMに書き込み、シンドロームの
対応するアドレスに訂正ビット位置の情報をマッピング
してROMに格納してある。
【0003】従来のBCH符号の復号装置は、図2に示
すような構成により実現していた。101の受信符号が
BCHレジスタ21に入力し、除算回路などのシンドロ
ーム演算回路22でシンドロームを計算し、シンドロー
ムの演算結果がシンドロームレジスタ23に記憶され
る。また、シンドロームの演算結果を基に誤り検出回路
25により受信符号101に誤りビットが含まれている
かを判定する。シンドロームの演算結果111はアドレ
スデコーダ26に入力し、誤りビット位置情報が記憶さ
れているシンドロームテーブル(ROM)27を参照す
るアドレスをアドレスデコーダ26で生成する。ROM
に記憶してある誤りビット位置情報を読みだし、誤り訂
正回路28で受信符号103と誤りビット位置情報11
2の排他的論理和をとることにより誤り訂正を実行して
いる。また、これらの各回路の制御を制御回路24によ
り行う。このような構成は公告平4−26563に示さ
れているように、アドレスデコーダの構成を工夫するこ
とにより効率よくアドレスデコードすることが装置の簡
単化に対して重要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】BCH符号の復号装置
のROMにすべてのシンドロームの演算結果に対応する
訂正ビット位置の情報を記憶することは膨大なROMの
メモリ容量を必要とする。また、ROMの容量を減少さ
せるアドレスデコーダの回路構成はROMの容量が増大
するほど複雑になる。
【0005】本発明は、アドレスデコーダの回路の構成
を複雑にすることなく、誤りビット位置情報を記憶する
ROMテーブルを縮小した2ビット誤り訂正できるBC
H符号の復号装置を構成することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明による復
号装置の構成を示すブロック図である。
【0007】従来、誤りビット位置情報をROMにテー
ブルとして記憶していたのに対し、本発明では、受信符
号101の各ビット位置に1ビット誤りの生じたときの
シンドロームをROM8にテーブルとして記憶する。ア
ドレス発生回路6によりエラーシンドロームを順番に取
り出し、受信符号から求めたシンドロームの演算結果と
排他的論理和を演算し、誤りビット位置を求める手段を
有することを特徴とする。
【0008】
【作用】排他的論理和回路7に受信符号のシンドローム
演算結果104とシンドロームテーブル8から取り出さ
れた第1エラーシンドローム105と第2エラーシンド
ローム106を入力し、シンドロームすべてのビットの
排他的論理和を演算し、すべてのビットが0になったと
き、誤り訂正が実現する。各エラーシンドロームが記憶
されているROMのアドレスは誤りビット位置と1対1
に対応しているので、2種類のアドレスから誤りビット
位置を求めることで誤り訂正を行うことが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【0011】101の受信符号は、BCHレジスタ1に
記憶され、割算回路などで構成されるシンドローム演算
回路2に入力する。シンドロームの演算結果は、シンド
ロームレジスタ3に格納される。また、このシンドロー
ムの演算結果から誤り検出回路5により受信した受信符
号101に誤りが含まれていたか判定する。誤りがない
場合、つまりシンドロームの符号がすべて0のとき、レ
ジスタに記憶していた入力信号103は誤り訂正回路1
1を経て102から出力する。誤りが検出された場合、
アドレス発生回路6から順番にROMなどの記憶装置に
より構成されるシンドロームテーブル8をアクセスしエ
ラーシンドロームを取り出す。エラーシンドロームとシ
ンドローム演算回路2で計算された受信符号のシンドロ
ームの排他的論理和を7で求めることにより誤り訂正す
る。
【0012】シンドロームテーブルの構成を以下で詳細
に説明する。
【0013】受信語Y=(y0,y1,y2,・・・,yn-1)を多項
式 Y(x)=y0+y1*x+y2*x2+・・・+yn-1*xn-1 (1) で表わすと、このときY(x)を生成多項式G(x)で割った
剰余がシンドロームとなる。すなわち、 Sy(x)=[Y(x)]modG(x) (2) となる。
【0014】Y(x)は送られた符号多項式X(x)と誤りパ
ターンe=(e0,e1,e2,・・・,en-1)を表わす多項式 E(x)=e0+e1*x+e2*x2+・・・+en-1*xn-1 (3) の和であり、X(x)はG(x)で割り切れるから、 Sy(x)=[X(x)+E(x)]modG(x) =[E(x)]modG(x) (4) となり、S(x)は誤りパターンのみに依存する。
【0015】1ビット誤りのエラーパターンE(x)を以
下のように定める。
【0016】 e0=(0,0,0,0,・・・,0) (5) e1=(1,0,0,0,・・・,0) e2=(0,1,0,0,・・・,0) e3=(0,0,1,0,・・・,0) | en=(0,0,0,0,・・・,1) それぞれのエラーパターンeiに対してシンドロームSe
iを計算し、このシンドロームをROMなどの記憶装置
にシンドロームテーブルとして格納する。
【0017】アドレス発生回路6は、このシンドローム
テーブルからエラーシンドロームSeiを順番に2種類づ
つ読みだす。第1エラーシンドローム105と第2エラ
ーシンドローム106と受信符号のシンドローム104
を排他的論理和回路7で求め、排他的論理演算のすべて
のビットが零であるならば、2つのエラーシンドローム
を生成したビット位置が誤っていることになる。
【0018】つまり、 Sy :+: Sei :+: Sej =
0 (6) となるならば、iビットとjビットが誤っている。した
がって、アドレス発生回路6から参照したシンドローム
テーブルのアドレスを誤り訂正回路11に入力し、BC
Hレジスタ1に記憶していた受信符号を訂正し、訂正し
たデータを出力する。図1に示した構成により2ビット
以下の誤り訂正を実現できる。
【0019】式(5)のエラービットパターンとしてe
0(誤りを含まない)を定義することにより、1ビット
誤りの訂正も可能となる。前記シンドロームテーブルは
符号長のビット数だけテーブルを用意すればよいので、
誤りビット位置をテーブルにしたROMテーブルを有す
るBCH符号の復号回路に比べて十分に小さいROMの
容量でシンドロームテーブルを記憶できる。
【0020】さらに、エラービットレジスタをk個用意
し、それぞれのレジスタにシンドロームテーブルの値を
ロードすることにより3つ以上の誤り訂正も可能とな
る。
【0021】図3に、本発明の流れ図を示す。図3は、
図1の復号装置の制御回路4の制御手順を示すものであ
るが、図1以外のマイクロコントローラを用いたソフト
ウェアによる装置の実現に対しても有効である。以下で
詳細に説明する。
【0022】受信符号Y(X)を入力し、除算回路などで
シンドロームを求める。求められたシンドロームSyが
Sy=0であれば、受信した符号に誤りが含まれていな
いので、受信符号を出力して終了する。Sy≠0によ
り、誤り検出される。まず、準備として43,44でi
=0、j=0と初期化する。次に2つのエラーシンドロ
ームであるSeiとSejを記憶装置に格納したテーブルか
らリードする。2つのエラーシンドロームと受信符号の
エラーシンドロームの排他的論理和を計算し、48で結
果の判定を行う。EC=0のとき、訂正ビット位置が検
出されたことになる。このときのアドレスi,jが訂正
ビット位置となり、54で誤り訂正した後、受信符号を
出力し終了する。EC≠0ならば、EC=0となるまで
シンドロームテーブルのすべての組み合わせを調べる。
すべての組み合わせを調べ(50の判定がNoとな
る)、誤り訂正ビットが検出できなかったときは、3個
以上の誤りが含まれているので、誤り訂正が不能である
ことを通知し終了する。
【0023】図1に示す一実施例の回路構成のBCH符
号の復号装置を用い、図3に示す一実施例の処理を行う
ことで2ビット以下の誤り訂正する復号装置を構成でき
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、誤
りビット位置を記憶したROMテーブルに対し、少ない
メモリ容量であるシンドロームを記憶したROMテーブ
ルによりBCH符号の復号装置を構成できる。さらに、
ROMテーブルのアドレスもテーブルを順番にアクセス
するのでアドレスデコーダの構成を簡単にできるため、
回路の構成を簡略化することができ、全体として小さな
回路規模で装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるBCH符号の復号装
置の構成を示すブロック図。
【図2】 従来のBCH符号の復号装置の構成を示すブ
ロック図。
【図3】 本発明の復号装置における処理の流れを示す
図。
【符号の説明】
1・・・BCHレジスタ 2・・・シンドローム演算回路 3・・・シンドロームレジスタ 4・・・制御回路 5・・・誤り検出回路 6・・・アドレス発生回路 7・・・排他的論理和回路 8・・・シンドロームテーブル(ROM) 9・・・エラーシンドロームレジスタ1 10・・・エラーシンドロームレジスタ2 11・・・誤り訂正回路 21・・・BCHレジスタ 22・・・シンドローム演算回路 23・・・シンドロームレジスタ 24・・・制御回路 25・・・誤り検出回路 26・・・アドレスデコーダ 27・・・誤りビット位置情報(ROM) 28・・・誤り訂正回路 101、103・・・受信符号 102・・・出力符号 104、111・・・受信符号シンドローム 105,106・・・エラーシンドローム 112・・・誤りビット位置情報

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 BCH符号の復号回路において、全符号
    ビットの1ビット誤りのシンドロームテーブルを記憶し
    たROMなどの記憶手段を備え、前記記憶手段からシン
    ドロームを読み出すアドレス発生手段と、前記記憶手段
    を参照することにより誤り訂正ビットを検出する手段と
    を備え、テーブルを読み出すアドレスを用い受信符号の
    訂正を行うことを特徴とするBCH符号の復号装置。
JP8753493A 1993-04-14 1993-04-14 Bch符号の復号装置 Pending JPH06303149A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8753493A JPH06303149A (ja) 1993-04-14 1993-04-14 Bch符号の復号装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8753493A JPH06303149A (ja) 1993-04-14 1993-04-14 Bch符号の復号装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06303149A true JPH06303149A (ja) 1994-10-28

Family

ID=13917660

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8753493A Pending JPH06303149A (ja) 1993-04-14 1993-04-14 Bch符号の復号装置

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JP (1) JPH06303149A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6012158A (en) * 1996-09-17 2000-01-04 Uniden Corporation Decoding apparatus and decoding method
US7089447B2 (en) * 2003-08-13 2006-08-08 Texas Instruments Incorporated Apparatus and method for compression based error correction procedure in a data processing system

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US6012158A (en) * 1996-09-17 2000-01-04 Uniden Corporation Decoding apparatus and decoding method
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