JP2001160761A - 誤り訂正装置及び誤り訂正方法 - Google Patents

誤り訂正装置及び誤り訂正方法

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JP2001160761A
JP2001160761A JP34199199A JP34199199A JP2001160761A JP 2001160761 A JP2001160761 A JP 2001160761A JP 34199199 A JP34199199 A JP 34199199A JP 34199199 A JP34199199 A JP 34199199A JP 2001160761 A JP2001160761 A JP 2001160761A
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JP34199199A
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Inventor
Hiroyuki Abe
宏幸 阿部
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、積符号の持つ訂正能力を最大限に
引き出すと同時に、誤訂正発生を極力減らし、万一誤訂
正が発生してもそれを検出することで誤訂正の伝搬を抑
制することが可能な誤り訂正装置及びその方法を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 異なる系列方向の誤り訂正符号が付加さ
れた積符号訂正ブロック内の受信再生データに対して各
系列方向の誤り訂正を行う、本発明の誤り訂正装置は、
符号語長N1の積符号の内符号及び符号語長N2の積符
号の外符号に対し、訂正の過程で得られる情報を格納す
るための少なくともN1×N2単位の情報記憶手段を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は誤り訂正装置及び誤
り訂正方法に関し、特にディジタルデータの受信再生シ
ステムにおいて、積符号ブロック化された受信再生デー
タに対して各系列方向の誤り訂正を順次行う積符号語の
誤り訂正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクに記録された変調データは、
ピックアップから読み出されたHF信号をディジタル化
し、復調が実行された後でECC(error cor
rection code)ブロックと呼ばれるブロッ
クデータ毎に誤り訂正が実行され、最終的に誤りの無い
ディジタルデータに復元されて外部に出力される。DV
DにおけるECCブロックは冗長部分も含めて約37k
Bのデータ量を持つリード・ソロモン積符号(Reed-Sol
omon Product Code:RS−PC)が採用され、CDに
比べて低い冗長度で強力な訂正能力を持っている。DV
DのECCブロックは図16のような構造を持ち、内符
号系列はRS(182,172,11)、外符号系列は
RS(208,192,17)で表現されるリード・ソ
ロモン符号で構成されている。ここで、RS(n,k,
d)において、nは符号長、kは情報記号長、dは符号
語間の最小距離を示しており、単体符号語の誤り訂正能
力は最小距離dで決まった値になる。単体符号語の誤り
訂正には誤りの場所もパターンも判らない誤り(ワード
誤り)を訂正するワード訂正と、誤り位置は判るが誤り
パターンが判らない誤り(消失誤り)を訂正する消失訂
正がある。符号語間の最小距離がdの場合、h個の消失
誤りとf個のワード誤りが存在する場合には2f+h+
1≦dを満たす誤りが訂正可能である。この関係を使え
ば最小距離がd=11なる内符号系列では、最大5シン
ボルのワード訂正或いは最大10シンボルの消失訂正が
可能であり、最小距離がd=17なる外符号系列では、
最大8シンボルのワード訂正或いは最大16シンボルの
消失訂正が可能であり、これらの値は最大訂正能力と呼
ばれる。
【0003】積符号訂正は、各系列の全ての受信語に対
してワード訂正或いは消失訂正の処理を繰り返し実行
(内符号→外符号→内符号・・・,或いは外符号→内符
号→外符号→内符号・・・)し、ECCブロック中に誤
りが無くなったと判断されるまで、あるいは訂正不能と
判断されるまで処理は続けられる。具体的にDVDのE
CCブロックについて説明すると、従来技術の消失情報
記憶手段は図17のように各系列で共通になっており、
その長さは各系列の符号語と同じなのでその規模を計算
すると、外符号が208単位で内符号が186単位の合
計396単位であった。ここで「単位」としたのは必ず
しもアドレス毎に1ビットの情報を格納するとは限らな
いからである。後述する従来例2のフル訂正フラグレジ
スタのように特殊な格納手段を設置する場合もあるが、
何れにしても規模のオーダーは変わらない。この構成の
利点は記憶手段に要するメモリが少なくて済み回路規模
を小さくできることであるが、この構成では訂正能力を
活かしきることは困難である。また、ECCブロックに
おいてもブロック間の最小距離を定義することが可能で
あり、両符号系列の最小距離の積で与えられる。DVD
のECCブロックのブロック間最小距離はd1 ×d2
17×11=187となり、この場合の誤り訂正能力は
【0004】
【数1】
【0005】シンボルとなる。
【0006】
【数2】
【0007】はガウス記号であり、xを超えない最大の
整数を表す。ここで言う誤り訂正能力とは、ECCブロ
ック中に93シンボルの誤りがどのような分布で存在し
ていても訂正可能という意味であり、一般にはランダム
誤り訂正能力と呼ばれる。
【0008】従来技術として様々な積符号訂正方法が提
案されているが、誤訂正の起こる確率を低減しつつ上記
訂正能力を最大限に活用した方法が優れた方法であると
判断できる。「誤訂正」とは、単一符号語訂正を実行す
る場合で訂正能力を超える誤りが存在する場合におい
て、訂正能力を超えていることが検出できず訂正処理が
進み、最終的に本来の符号語と異なる他の符号語に変化
してしまうことを指す。積符号において一旦誤訂正が発
生すると誤訂正が次の誤訂正を生みだし、最終的に誤り
は存在しないが本来のものとは全然異なるECCブロッ
クに変換されてしまう場合がある。そういう意味で誤訂
正は極力抑制し、万一誤訂正が発生した場合もそれを検
出することで誤訂正の伝搬を防ぐことが重要である。
【0009】従来例においても、ワード訂正と消失訂正
の順番や組み合わせ、あるいは単体符号訂正時の訂正能
力を変えることにより上記目的を達成しようとしてい
る。誤訂正は、誤り訂正能力目一杯の訂正(フル訂正)
を実行する際に起こりやすく、ワード訂正においてフル
訂正かどうかを調べるためには誤りの個数を事前に調べ
る必要がある。そこで、従来よりいくつかの従来例が提
案されている。
【0010】その一つとして、特開平9−331263
号公報(以下従来例1と称す)は、シンドロームを要素
とする行列の正則性を調べる推定方法よりも高速で簡便
な行列階数を計算する方法で誤り個数をシンドロームか
らなる行列の階数から推定することを提案している。
【0011】また、特開平9−259545号公報(以
下従来例2と称す)は、消失情報を格納する訂正不能フ
ラグレジスタとフル訂正を実施したかどうかの情報を格
納するフル訂正フラグレジスタを併用する構成にするこ
とで、フル訂正フラグレジスタの値を参照して訂正のア
ルゴリズムを変える方法を提案している。
【0012】特開平6−203489号公報(以下従来
例3と称す)は、ワード訂正をイレージャ訂正に優先し
て実行することにより、イレージャ訂正における誤訂正
を抑制している。
【0013】更に、特開平10−285053号公報
(以下従来例4と称す)は、バースト誤りの連続性から
誤り位置情報に重み情報を持たせることにより、従来訂
正不能となっていた誤りパターンを訂正可能にしてい
る。
【0014】特開平6−244741号公報(以下従来
例5と称す)は、エラーフラグ(消失情報)を訂正結果
又は訂正個数に応じて異なる状態にするために複数ビッ
トのレジスタに格納する構成になっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
1は誤り個数をシンドロームからなる行列の階数から推
定することにとどまり、行列の階数計算結果をどのよう
に活用するかの記載がない。また、従来例2は一方の系
列でフル訂正が実行され訂正が完了した場合には、必ず
他方の訂正も実行するものであるが、系列の訂正で発生
した誤訂正が続いて実行される他方の系列の訂正でさら
なる誤訂正を生み出す可能性(誤訂正の伝搬)について
は何の対策もなされていない。更に、従来例3ではワー
ド訂正においてもフル訂正を実行するとかなり高い確率
で誤訂正が発生するにも拘わらず、その点に関しては全
く考慮されていない。
【0016】また、従来例4における誤り位置情報(消
失情報)は各符号系列の長さに対応するレジスタに格納
され、その情報を基に繰り返し訂正が実行されるが、そ
のレジスタは各系列に1つずつしか設けられていないた
め、先に示した積符号のランダム誤り訂正能力を十分に
活用しているとは言えないだけでなく、訂正能力以上の
誤りが存在する場合の誤訂正に関する対策は全く施され
ていない。更に、従来例5には明記されていないが、従
来技術の消失情報は上記従来例2や従来例4に示されて
いるように、系列毎に共通のレジスタに格納される構成
になっている。その場合、この従来例5のように複数ビ
ットの消失情報を使っても訂正過程で使用可能な情報を
十分に活かしておらず、誤訂正の対策も不十分である。
【0017】本発明はこれらの問題点を解決するための
ものであり、情報を受け取る過程及び訂正を実行する過
程で得られる情報を最大限に活用することにより、積符
号の持つ訂正能力を最大限に引き出すと同時に、誤訂正
発生を極力減らし、万一誤訂正が発生してもそれを検出
することで誤訂正の伝搬を抑制することが可能な誤り訂
正装置及びその方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、異なる系列方向の誤り訂正符号が付加された積符
号訂正ブロック内の受信再生データに対して各系列方向
の誤り訂正を行う、本発明に係る誤り訂正装置は、符号
語長N1の積符号の内符号及び符号語長N2の積符号の
外符号に対して、訂正の過程で得られる情報を格納す
る、少なくともN1×N2単位の情報記憶手段を有する
ことに特徴がある。また、訂正の過程で得られる情報
は、消失情報、内符号訂正情報及び外符号訂正情報であ
る。更に、内符号訂正情報及び外符号訂正情報の各々
は、誤りがない場合を示す第1の情報、訂正が実行され
た場合を示す第2の情報及び訂正不能な誤りがある場合
を示す第3の情報を含む。また、各系列方向の訂正が実
行される毎に消失情報は更新される。更に、両系列方向
の訂正情報が第3の情報となった場合消失情報は消失有
りを示す情報となり、少なくとも一方の系列方向の訂正
情報が第1の情報となった場合消失情報は消失無しを示
す情報となり、両系列方法の訂正情報が第2の情報とな
った場合訂正情報は参照位置に関係する全ての位置に消
失有りを示す情報となる。よって、本発明よれば、系列
毎に共通の消失フラグを持たせた従来の積符号訂正処理
と異なり、全ての積符号訂正ブロックのアドレス毎に個
別の消失情報と訂正情報を持たせた構成にし、消失情報
付加の条件によって誤訂正の検出及び誤訂正の防止が可
能となり、積符号訂正の能力を最大限に活用することが
できる。
【0019】また、別の発明として、異なる系列方向の
誤り訂正符号が付加された内符号と外符号を含む積符号
に対して誤り訂正を順次行う誤り訂正方法は、内符号と
外符号により定まる誤り訂正能力未満で、積符号の内符
号及び外符号に対して第1のワード訂正を実行し、ワー
ド訂正後訂正情報に消失フラグを付加し、消失フラグを
用いて消失訂正を実行する。そして、誤り訂正能力の全
能力で、内符号及び外符号に対して第2のワード訂正を
実行し、当該ワード訂正実行によって得られた消失訂正
の個数に基づいて訂正可能又は訂正不可能を判定する。
また、第1のワード訂正時に消失位置以外の誤りが訂正
される場合訂正処理の実行を終了する。更に、第1のワ
ード訂正時に内符号及び外符号に対する訂正の個数が0
となったときに訂正処理を終了する。また、第1のワー
ド訂正時に2回目の内符号及び外符号に対する訂正の個
数が1個以上となったときには3回目の第1のワード訂
正を実行する。更には、第1のワード訂正時に行うユー
クリッドアルゴリズムの実行後の訂正位置と消失位置を
比較して、一致しない場合は訂正処理を終了する。第2
のワード訂正時に行うシンドローム計算で求めた行列の
階数に基づいて訂正処理の実行又は不実行の判断を行
う。
【0020】
【発明の実施の形態】内符号と外符号により定まる誤り
訂正能力未満で、積符号語の内符号及び外符号のワード
訂正を実行する。そして、ワード訂正後消失情報に基づ
いて訂正情報に消失フラグを付加し、消失フラグを用い
て消失訂正を実行する。その後、誤り訂正能力の全能力
で、内符号及び外符号のワード訂正を実行し、当該ワー
ド訂正実行によって得られた消失訂正の個数に基づいて
訂正可能又は訂正不可能を判定する。
【0021】
【実施例】はじめに、本発明の主なる特徴は、積符号訂
正における訂正単位であるECCブロックの各符号系列
毎に独立の消失情報及び訂正情報を格納するための記憶
手段を設けたことにある。このような特徴を有する本発
明によれば、各系列の誤り訂正において全て独立した消
失情報及び訂正情報を使うことができる。本発明におけ
る記憶手段の構成の概念図を図1の(a)に示す。な
お、各アドレスのデータ深さが異なる以外は同図の
(b)に示すECCブロックと同じになる。但し、DV
Dで使われるECCブロックでは規模が大きくて説明と
表示が複雑なため、これ以降の説明は、内符号系列:R
S(15,7,9)と外符号系列:RS(15,8,
8)で構成される図2に示すECCブロックを使うこと
にする。
【0022】次に、本発明の一実施例について説明す
る。ここでは、本発明の構成を示す図3のように、EC
Cブロックにアドレス(i,j)を割り当て、全てのア
ドレスにその位置における消失及び訂正結果の情報を格
納する記憶手段にflag[i,j,k]を持たせる。
表記を簡単にするためアドレスを示す[i,j]の部分
を省略することにし、flag[k]は下記に示す3種
類の情報を格納することにする。
【0023】flag[0]:訂正消失データ〜訂正結
果に基づく消失情報が格納される。 『0』この位置には誤りが無いと判断された場合 『1』この位置には誤りが有ると判断された場合
【0024】flag[1]:内符号訂正結果 『0』誤りが無かった場合 『1』訂正が実行された場合(誤訂正も含む) 『2』訂正不能な誤りがあると判断された場合
【0025】flag[2]:外符号訂正結果 『0』誤りが無かった場合 『1』訂正が実行された場合(誤訂正も含む) 『2』訂正不能な誤りがあると判断された場合
【0026】本実施例に係る積符号訂正装置は図4に示
す構成を有し、当該装置による積符号訂正アルゴリズム
は図5に示す訂正フローのように動作する。以下、本実
施例による積符号訂正装置の動作について、図4及び図
5を用い、更に各々の動作時の図4の情報記憶手段11
の内容を図6〜図13に示して説明する。
【0027】図5の訂正フローとflag[k]の使い
方を説明するために図6の(a)に示すエラーパターン
を訂正する場合を考える。ここに示す「エラーパターン
(エラー情報)」はエラーのないECCブロックとの比較
結果を示したもので、説明の便宜上導入したものであ
る。実際のエラー訂正においてはこの「エラーパターン
(エラー情報)」は全く判らない状態で処理が実行され
る。
【0028】図6の(a)において『1』はこの位置に
誤りが存在することを示し、『0』はこの位置に誤りが
存在しないことを示している。各アドレスにおける消失
情報flag[k]をflag[2],flag
[1],flag[0]の順に表すことにする。図8の
(a)における誤りの中で右上の8個の誤りはエラー訂
正前の復調時に既に誤りであることが判っているものと
すると、この情報は始めからflag[0]に書き込ま
れることになり、訂正処理前の消失情報は図6の(b)
に示すように、右上の8個の誤りは「001」と表わさ
れることとなる。
【0029】ワード訂正(1)(図5のステップS1
01) 図4の単体符号語訂正手段12におけるPI(内符号)
の訂正能力は4シンボル、PO(外符号)の訂正能力は
3シンボルであるが、誤訂正の確率を小さくするために
訂正能力目一杯のフル訂正は実行しない。ここでは(訂
正能力−1)の訂正を行い、PI系列の訂正を先に実行
した場合を例にとる。ワード訂正であるからこの時点で
存在する消失情報は使わないが、消失位置の訂正が実行
された場合はflag[0]=0に書き換える。
【0030】[PIのワード訂正]図4の単体符号語訂
正手段12におけるPIのワード訂正により、[1]行
と[2]行に存在する3シンボル以下の誤りが訂正され
る。これらの行においては訂正された場所においてfl
ag[1]=1となる。また、[9]行と[10]行に
関しては、誤り訂正能力を超えているにも拘わらず訂正
が実行され、誤訂正が起こったとする。これらの行にお
いても訂正された場所においてflag[1]=1とな
る。更に、[3]行から[8]行及び[11]行におい
ては、4シンボル以上の誤りがあると判断されて、内符
号系列及び外符号の全ての位置においてflag[1]
=2となる。結局、PIのワード訂正後のエラー情報と
消失情報はそれぞれ図7の(a)と図7の(b)のよう
になる。
【0031】[POのワード訂正]図4の単体符号語訂
正手段12におけるPOのワード訂正により、[10]
列、[11]列の1シンボル誤りと[14]列の2シン
ボル誤りが訂正される。これらの列においては訂正され
た場所においてflag[2]=1となる。[0]列か
ら[8]列及び[12]列と[13]列においては、3
シンボル以上の誤りがあると判断されて、内符号系列及
び外符号の系列の全ての位置においてflag[2]=
2となる。結局、POのワード訂正後のエラー情報と消
失情報はそれぞれ図8の(a)と図8の(b)のように
なる。
【0032】消失フラグ付加(図5のステップS10
3) 図4の訂正制御手段13は、flag[2]とflag
[1]の値に応じて以下に示す規則に従って消失情報を
付加する。a)flag[2]=flag[1]=2の
場合は、その位置においてflag[0]=1とする。
b)flag[2]=flag[1]=1の場合は、そ
の位置が関与する両系列の全ての位置においてflag
[0]=1とする。この処理は両系列の訂正で続けて訂
正が実行された場合は、どちらか一方は誤訂正が発生し
た可能性が高いと判断されることに対処するためであ
る。
【0033】上記規則に従って消失を付加した結果が図
9の(a)である。もし上記b)条件の消失付加を実行
しない場合には図9の(b)のように誤訂正が発生した
個所において誤りがあるにも拘わらず消失情報が付加さ
れないことになる。この場合は、この位置から誤訂正が
誤訂正を生みだして訂正不能に陥る可能性が高くなる。
【0034】消失訂正(図5のステップS104) 図4の単体符号語訂正手段12はで得られた消失情報
に基づいて消失訂正を実行する。PIの消失訂正能力は
8シンボル、POの消失訂正能力は7シンボルである
が、両系列共に訂正能力を超える消失が付加されている
ため、この時点での消失訂正は不能である。そして、一
系列の訂正が終了する度に消失情報の書き換えが実行さ
れ、で付加された消失のうちの空消失(誤りの無い位
置に付加された消失)は、この時点で一部解除すること
ができる(図10)。2系列連続して誤り訂正個数が0
個になった時点で、消失訂正を抜けて次のワード訂正
(2)に移ることになる(ステップS106)。
【0035】ワード訂正(2)(図5のステップS1
07) 図4の単体符号語訂正手段12によるワード訂正(2)
は、ワード訂正(1)と異なりフル訂正を実行する。フ
ル訂正のため誤訂正が発生する可能性が高くなるが、結
果として消失位置以外の個所が訂正される場合は訂正を
実行しないことで誤訂正を未然に防ぐ。また、ワード訂
正(1)で訂正しなかったフル訂正になる誤りは、この
段階で訂正される。PI系列のワード訂正では4シンボ
ル以下の誤りが存在しないため訂正は行われないが、P
O系列において[7]列,[8]列と[12]列,[1
3]列の3シンボルエラーが訂正される。このときのエ
ラー情報と消失情報が図11の(a)と図11の(b)
のようになる。単体符号語訂正手段12によるワード訂
正(2)における訂正個数が両系列共に0個の場合には
訂正不能として処理を終了する。両系列合わせて1個以
上の訂正が行われた場合は、再度消失訂正に移る(ステ
ップS108)。更に、単体符号語訂正手段12による
ワード訂正(2)の2系列目における訂正個数が0個で
無い場合には、更に他系列の訂正を実行することで訂正
能力を上げることが可能となる(ステップS108)。
この処理により、PIワード訂正で[3]行の3シンボ
ル誤りと[4]行の4シンボル誤りが訂正され、このと
きの消失情報とエラー情報が図12の(a)と図12の
(b)のようになる。
【0036】消失訂正 ここではと全く同じ消失訂正処理(図5のステップS
104)が実行される。但し、のワード訂正(2)に
おいて誤りが訂正された場合は誤りの個数と消失個数が
変化しているため、で訂正不能と判断された誤りが訂
正可能になる。そして、図12の(b)に示すようにこ
の時点の消失個数は両系列共に7個になっているため、
消失訂正が可能である(図5のステップS108)。単
体符号語訂正手段12によるワード訂正(2)はPI訂
正で終わっているためPO消失訂正が先に実行され、
[0]列〜[6]列に存在する7シンボル以下の誤りが
全て訂正される。この結果エラー情報と消失情報は図1
3の(a)と図13の(b)のようになり、ECCブロ
ック内の全てのエラーが正しく訂正される。最終的にエ
ラーが無くなり、各系列の全てのシンドロームが0とな
る状態が2回続いた時点で訂正完了と判断される(ステ
ップS105)。
【0037】次に、本発明の単体符号語訂正のアルゴリ
ズムについて説明する。本発明に係る単体符号訂正手段
は図14に示す構成を有し、当該手段による単体符号語
訂正アルゴリズムは図15に示す訂正フローのように動
作する。以下、本実施例による単体符号訂正手段の動作
について図14及び図15を用いて説明する。
【0038】a)訂正条件設定(ステップS201) 図14の制御手段20は、受け取った受信語に対して、
訂正の種類(ワード訂正(1),ワード訂正(2),消
失訂正)を決める。
【0039】b)シンドローム計算(ステップS20
2) 次に、シンドローム算出手段21は受信語からシンドロ
ームを計算する。全ての値が0の場合は誤りが無いと判
断されて動作を終了する(ステップS203)。
【0040】c)行列の階数計算(ステップS204) 行列階数算出手段22はシンドロームの値に基づいて構
成される行列の階数(Rank)を計算する。誤り個数
がワード訂正能力以下である場合には、誤り個数とRa
nkが一致することが判っている。逆は成り立たず、例
えばRank=2の場合に誤り個数が2個と判断するこ
とはできず、ワード訂正能力を越える誤りが生じている
可能性もある。従って、Rankの値はあくまでも誤り
個数の『推定』である。
【0041】d)ワード訂正(1)における条件判断
(ステップS205) 今回の積符号訂正において、誤訂正を未然に防ぐために
始めのワード訂正(1)では訂正能力目一杯のフル訂正
は行わないことにしている。ユークリッドアルゴリズム
に入る前に行列の階数を計算し、制御手段20によって
階数がワード訂正能力と一致する場合はワード訂正能力
と同じ或いはそれ以上の誤りが発生していると判断し訂
正処理は実行しない。この段階では誤り個数が最大訂正
能力(t 1 )を超えているにも拘わらず、Rank<t
1 となる場合は検出できず、この場合は後述するステッ
プS208のユークリッドアルゴリズムが実行されてし
まうことになる。
【0042】e)消失訂正における条件判断(ステップ
S206) メインプログラムから受け取る消失情報において、消失
個数が消失訂正能力を越えている場合は制御手段20に
よって訂正不能と判断され、メインプログラムに戻る。
【0043】f)消失訂正の前準備(ステップS20
7) そして、修正シンドローム多項式算出手段23及び消失
位置多項式算出手段24は修正シンドローム多項式と消
失位置多項式を求める。
【0044】g)ユークリッドアルゴリズム実行(ステ
ップS208) ユークリッド演算手段25はユークリッドアルゴリズム
を実行し、誤り位置多項式と誤りパターン多項式を求め
る。
【0045】h)ワード訂正(1)における誤り個数の
確認(ステップS209) 誤り位置多項式=0の解をチェンサーチ回路26により
求めることで誤り位置とその個数を求める。チェンサー
チ回路26では符号長に対応した値のみを代入すること
により、矛盾した誤り位置が検出された場合をスクリー
ニングできる。これも含めて解の個数がRankと一致
しない場合は、訂正不能な誤りが発生しているものと判
断される。ステップS205で検出されなかった『誤り
個数が最大訂正能力(t1 )を超えているにも拘わら
ず、Rank<t1 となる場合』はこの段階で排除され
ることになる。
【0046】i)ワード訂正(2)における誤り位置の
確認(ステップS210)ワード訂正(2)では、消失
情報を無視して強制的に訂正能力目一杯のフル訂正を実
行するため、誤訂正の可能性が高くなる。但し、結果と
して得られるワード訂正位置が消失位置と異なる場合に
は誤訂正と判断することで、その確率を小さくしてい
る。チェンサーチはステップS209と同じ方法を採用
する。
【0047】j)ワードエラー計算(ステップS21
1) ワードエラー/消失エラー算出手段27は誤り位置多項
式と誤りパターン多項式の結果から、ワードエラーの誤
りパターンを計算する。
【0048】k)消失エラー計算(ステップS212) ワードエラー/消失エラー算出手段27は誤り位置多項
式及び誤りパターン多項式の結果並びに消失位置多項式
を使って、消失エラーの誤りパターンを計算する。
【0049】l)エラー訂正(ステップS213) エラー訂正手段28は受信語にエラーパターンを加える
ことで符号語を求める。
【0050】m)シンドローム再計算(ステップS21
4) そして、シンドローム再算出手段29は上記符号語を使
ってシンドロームを再計算する。
【0051】n)訂正結果評価(ステップS215) 最後に、制御手段20は、全てのシンドロームが0の場
合は正しく訂正が実行されたものと判断し、単体符号訂
正処理を終了する。そうでない場合には訂正不能な誤り
が存在すると判断し、訂正前の受信語に戻し(ステップ
S215)、一連の処理を終了する。
【0052】本実施例における特徴の1つは、上記記載
の訂正フローにおいて行列階数の計算結果を使ってワー
ド訂正(1)でのフル訂正処理判断を行い(図15のス
テップS205)、更にユークリッドアルゴリズム実行
後に誤り個数が判った時点で再度誤り個数とRankの
比較を行うことである(図15のステップS209)。
これにより、この判断がなければ実行されてしまう無駄
な処理を防ぐことができる。
【0053】本実施例におけるもう1つの特徴は、上記
で説明したワード訂正(2)において、ワード訂正位置
と消失位置が合わない場合には訂正を実行しないことに
しているが、その判断をユークリッドアルゴリズム実行
後に行うことである(図15のステップS210)。
【0054】本発明に示したワード訂正(1)、ワード
訂正(2)、消失訂正の単体符号訂正アルゴリズムとし
て、本実施例を用いることにより、積符号訂正の持つ訂
正能力を最大限に活用することができ、かつ無駄な処理
を防止できるので高速処理が可能となる。
【0055】また、例えば図16のようなECCブロッ
クの場合に、本発明のような情報記憶手段の規模は20
8×186=37856単位となり、従来の約100倍
になる。これによるハード量増加は無視できないが、従
来技術においては誤り訂正能力が不十分であり最終的に
ECCブロックが異なるECCブロックに化けてしまっ
た場合に備えて、訂正処理前のECCデータを保存して
おく必要があるのに対し、本発明ではECCデータが化
ける可能性は極めて低くなるため訂正処理前のデータを
保存しておく必要が無いことを考慮すれば、むしろハー
ド量を小さくすることができる。
【0056】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲内の記載であれば多種の変
形や置換可能であることは言うまでもない。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る誤り
訂正装置は、異なる系列方向の誤り訂正符号が付加され
た積符号訂正ブロック内の受信再生データに対して各系
列方向の誤り訂正を行う、本発明に係る誤り訂正装置
は、符号語長N1の積符号の内符号及び符号語長N2の
積符号の外符号に対して、訂正の過程で得られる情報を
格納するための少なくともN1×N2単位の情報記憶手
段を有することに特徴がある。また、訂正の過程で得ら
れる情報は、消失情報、内符号訂正情報及び外符号訂正
情報である。更に、内符号系列の訂正情報及び外符号系
列の訂正情報の各々は、誤りがない場合を示す第1の情
報、訂正が実行された場合を示す第2の情報及び訂正不
能な誤りがある場合を示す第3の情報を含む。また、各
系列方向の訂正が実行される毎に消失情報は更新され
る。更に、両系列方向の訂正情報が第3の情報となった
場合消失情報は消失有りを示す情報となり、少なくとも
一方の系列方向の訂正情報が第1の情報となった場合消
失情報は消失無しを示す情報となり、両系列方法の訂正
情報が第2の情報となった場合訂正情報は参照位置に関
係する全ての位置に消失有りを示す情報となる。よっ
て、本発明よれば、系列毎に共通の消失フラグを持たせ
た従来の積符号訂正処理と異なり、全ての積符号訂正ブ
ロックのアドレス毎に個別の消失情報と訂正情報を持た
せた構成にし、消失情報付加の条件によって誤訂正の検
出及び誤訂正の防止が可能となり、積符号訂正の能力を
最大限に活用することができる。
【0058】また、別の発明として、異なる系列方向の
誤り訂正符号が付加された内符号と外符号を含む積符号
に対して誤り訂正を順次行う誤り訂正方法は、内符号と
外符号により定まる誤り訂正能力未満で、積符号の内符
号及び外符号に対して第1のワード訂正を実行し、ワー
ド訂正後訂正情報に消失フラグを付加し、消失フラグを
用いて消失訂正を実行する。そして、誤り訂正能力の全
能力で、内符号及び外符号に対して第2のワード訂正を
実行し、当該ワード訂正実行によって得られた消失訂正
の個数に基づいて訂正可能又は訂正不可能を判定する。
また、第1のワード訂正時に消失位置以外の誤りが訂正
される場合訂正処理の実行を終了する。更に、第1のワ
ード訂正時に内符号及び外符号に対する訂正の個数が0
となったときに訂正処理を終了する。また、第1のワー
ド訂正時に2回目の内符号及び外符号に対する訂正の個
数が1個以上となったときには3回目の第1のワード訂
正を実行する。更には、第1のワード訂正時に行うユー
クリッドアルゴリズムの実行後の訂正位置と消失位置を
比較して、一致しない場合は訂正処理を終了する。第2
のワード訂正時に行うシンドローム計算で求めた行列の
階数に基づいて訂正処理の実行又は不実行の判断を行
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における情報記憶手段の構成を示す構成
図である。
【図2】本発明におけるECCブロックの内容を示す図
である。
【図3】本発明の情報記憶手段の内容を示す図である。
【図4】本発明の一実施例に係る誤り訂正装置の構成を
示すブロック図である。
【図5】本実施例による訂正処理動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】消失情報を格納したときの情報記録手段の内容
を示す図である。
【図7】ワード訂正(1)による内符号訂正後のエラー
情報と消失情報の格納内容を示す図である。
【図8】ワード訂正(1)による外符号訂正後のエラー
情報と消失情報の格納内容を示す図である。
【図9】消失フラグを付加したとき及び付加しないとき
の情報記憶手段の内容を示す図である。
【図10】消失訂正後の情報記憶手段の内容を示す図で
ある。
【図11】ワード訂正(2)による内符号訂正後のエラ
ー情報と消失情報の格納内容を示す図である。
【図12】ワード訂正(2)による外符号訂正後のエラ
ー情報と消失情報の格納内容を示す図である。
【図13】消失訂正後の情報記憶手段の内容を示す図で
ある。
【図14】本発明の単体符号語訂正手段の構成を示すブ
ロック図である。
【図15】単体符号語訂正手段による訂正処理動作を示
すフローチャートである。
【図16】従来のECCブロックの内容を示す図であ
る。
【図17】従来の消失情報記憶手段の内容を示す図であ
る。
【符号の説明】
11;情報記憶手段、12;単体符号語訂正手段、1
3;訂正制御手段、21;シンドローム算出手段、2
2;行列階数算出手段、23;修正シンドローム多項式
算出手段、24;消失位置多項式算出手段、25;ユー
クリッド演算手段、26;チェンサーチ回路、27;ワ
ードエラー/消失エラー算出手段、28;エラー訂正手
段、29;シンドローム再算出手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 572 G11B 20/18 572C 572F

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる系列方向の誤り訂正符号が付加さ
    れた積符号訂正ブロック内の受信再生データに対して各
    系列方向の誤り訂正を行う誤り訂正装置において、 符号語長N1の積符号の内符号及び符号語長N2の積符
    号の外符号に対し、訂正の過程で得られる情報を格納す
    るための少なくともN1×N2単位の情報記憶手段を有
    することを特徴とする誤り訂正装置。
  2. 【請求項2】 訂正の過程で得られる前記情報は、任意
    の位置に誤りが有るか否かを示す消失情報、内符号系列
    の訂正結果を示す内符号訂正情報及び外符号系列の訂正
    結果を示す外符号訂正情報である請求項1記載の誤り訂
    正装置。
  3. 【請求項3】 前記内符号訂正情報及び前記外符号訂正
    情報は、誤りがない場合を示す第1の情報、訂正が実行
    された場合を示す第2の情報及び訂正不能な誤りがある
    場合を示す第3の情報を各々含む請求項2記載の誤り訂
    正装置。
  4. 【請求項4】 各系列方向の訂正が実行される毎に前記
    消失情報は更新される請求項2記載の誤り訂正装置。
  5. 【請求項5】 前記内符号訂正情報及び前記外符号訂正
    情報が第3の情報となった場合前記消失情報は消失有り
    を示す情報となり、少なくとも一方の系列方向の訂正情
    報が第1の情報となった場合前記消失情報は消失無しを
    示す情報となり、両系列方向の訂正情報が第2の情報と
    なった場合前記内符号訂正情報及び前記外符号訂正情報
    は参照位置に関係する全ての位置に消失有りを示す情報
    となる請求項4記載の誤り訂正装置。
  6. 【請求項6】 異なる系列方向の誤り訂正符号が付加さ
    れた内符号と外符号を含む積符号に対して誤り訂正を順
    次行う誤り訂正方法において、 内符号と外符号により定まる誤り訂正能力未満で、積符
    号の内符号及び外符号に対して第1のワード訂正を実行
    し、 ワード訂正後訂正情報に消失フラグを付加し、 消失フラグを用いて消失訂正を実行し、 誤り訂正能力の全能力で、内符号及び外符号に対して第
    2のワード訂正を実行し、 当該ワード訂正実行によって得られた消失訂正の個数に
    基づいて訂正可能又は訂正不可能を判定することを特徴
    とする誤り訂正方法。
  7. 【請求項7】 前記第1のワード訂正時に消失位置以外
    の誤りが訂正される場合訂正処理の実行を終了する請求
    項6記載の誤り訂正方法。
  8. 【請求項8】 前記第1のワード訂正時に内符号及び外
    符号に対する訂正の個数が0となったときに訂正処理を
    終了する請求項6記載の誤り訂正方法。
  9. 【請求項9】 前記第1のワード訂正時に2回目の内符
    号及び外符号に対する訂正の個数が1個以上となったと
    きには3回目の第1のワード訂正を実行する請求項6記
    載の誤り訂正方法。
  10. 【請求項10】 前記第1のワード訂正時に行うユーク
    リッドアルゴリズムの実行後の訂正位置と消失位置を比
    較して、一致しない場合は訂正処理を終了する請求項6
    記載の誤り訂正方法。
  11. 【請求項11】 前記第2のワード訂正時に行うシンド
    ローム計算で求めた行列の階数に基づいて訂正処理の実
    行又は不実行の判断を行う請求項6記載の誤り訂正方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7096403B2 (en) 2001-12-19 2006-08-22 Nec Corporation Iterative concatenated code decoding circuit and encoding/decoding system using the same
US7296209B2 (en) 2002-06-28 2007-11-13 International Business Machines Corporation Apparatus for encoding and decoding

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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