JPH06302453A - コイルボビンの受渡装置および該受渡装置に用いるパレット - Google Patents

コイルボビンの受渡装置および該受渡装置に用いるパレット

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JPH06302453A
JPH06302453A JP5084612A JP8461293A JPH06302453A JP H06302453 A JPH06302453 A JP H06302453A JP 5084612 A JP5084612 A JP 5084612A JP 8461293 A JP8461293 A JP 8461293A JP H06302453 A JPH06302453 A JP H06302453A
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pallet
jig
coil bobbin
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elevating
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敬司 橋本
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Tanaka Seiki Co Ltd
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SOSHIN TECHNO KK
Tanaka Seiki Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送ライン上でのパレットの追越しを可能と
して融通性の高い搬送ラインを構築できるコイルボビン
の受渡装置を提供する。 【構成】 コイルボビンBを装着した治具Jを搬送ライ
ン1上のパレット2に複数装着する。昇降ロッド3によ
りパレット2を搬送ライン1から持ち上げ、移送アーム
4に移し代えて巻線機Mまで移送する。巻線機Mでは治
具連結機構6によりパレット2に装着された治具Jをス
ピンドルSと連結するとともに、ロック制御バー5によ
りパレット2のピン220を押し込んでパレット2によ
る治具Jの拘束を解除し、スピンドルSで治具Jを回転
駆動可能とする。巻線終了後はパレット2を搬送ライン
1へ戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻線機と搬送ラインと
の間でコイルボビンを受渡するための装置およびこれに
用いるパレットに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置として、特開平2−135
75号公報に記載されているように、搬送ラインと巻線
機との間に設けた治具受渡装置により、コイルボビンを
支持する複数の治具を搬送ライン上のパレットから同時
に抜き取って巻線機のスピンドルまで移送し、巻線を終
えたコイルボビンを治具受渡装置により治具ごとスピン
ドルから抜き取って搬送ライン上に待機する空きパレッ
トまで戻すものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の装置では、
作業中の巻線機の前に空きパレットが残されるため、搬
送ライン上で後続するパレットの追越しが不可能とな
り、搬送ラインで連結された複数台の巻線機にランダム
にコイルボビンを供給することができない。このため、
搬送ラインで繋がれた複数台の巻線機の各々に巻線作業
のタクトタイムが異なる異種のコイルボビンを供給して
巻線を行なう異種混合ラインを構築することは不可能で
ある。一台の巻線機にトラブルが生じた場合には他の巻
線機も停止を余儀なくされ、これを防ぐには故障した機
械の前のパレットを速やかに排除する必要があった。こ
こで、上記公報の装置では、空きパレットの滞留時間を
短縮するために、パレットから巻線機への治具の移送に
同期して巻線を終えたコイルボビンおよび治具を空きパ
レット側へ移送することもできる。しかし、この場合に
は、コイルボビンや治具とパレットの対応が一定でなく
なるため、コイルボビンや治具の種類等を示す識別デー
タをパレットに記録していわゆるワーク判別を行なうこ
とが不可能となる。さらに、治具受渡装置に設ける治具
把持用のチャックやこれらのアクチュエータ等の配置、
設置数を巻線機のスピンドルのピッチや本数に応じて変
更する必要があり、巻線機毎に専用機種が必要となって
設計や製造の手間が煩わしい。
【0004】本発明の目的は、搬送ライン上でのパレッ
トの追越しを可能として融通性の高い搬送ラインを構築
でき、コイルボビンや治具とパレットとの分離を防止で
き、かつ装置の共用化も推進できるコイルボビンの受渡
装置およびこれに適したパレットを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1に対
応付けて説明すると、本発明のコイルボビンの受渡装置
は、コイルボビンBが装着される治具Jを搬送ライン1
上で支持するためのパレット2を備える。そして、パレ
ット2を搬送ライン1と巻線機Mとの間で受渡しするパ
レット受渡手段3,4と、巻線機M側へ移送されたパレ
ット上の治具Jを、巻線機MのスピンドルSと連結する
治具連結手段6と、巻線機M側へ移送されたパレット2
と治具Jとの拘束を解除する治具拘束解除手段5,22
0とを具備することにより上述した目的を達成する。こ
こで、パレット2は治具Jを複数装着可能とすることが
できる。パレット受渡手段は、例えばパレット2を支持
可能な一対の支持部材3A,3Bを有し、該一対の支持
部材3A,3Bを搬送ライン1の搬送面100に対して
一体に昇降させるパレット昇降手段3と、パレット昇降
手段3と巻線機Mとの間でパレット2を移送するパレッ
ト移送手段4と、パレット移送手段4がパレット昇降手
段3側に位置するときパレット昇降手段3によるパレッ
ト2の昇降動作に伴って該パレット昇降手段3の一対の
支持部材3A,3Bの一方に支持されたパレット2と係
合し他方の支持部材3B,3Aに支持されたパレット2
から離れるパレット係合手段41とを備えることができ
る。
【0006】また、本発明のパレット2は、コイルボビ
ンBが装着される治具Jの拘束および拘束解除を外部か
らの入力により切換え可能な治具拘束部21,22と、
コイルボビンBを搬送するための搬送ライン1に着脱自
在に装着されるライン被装着部20とを備えることによ
り上述した目的を達成する。このパレット2では、治具
Jを複数装着可能に設けることができる。
【0007】
【作用】本発明の受渡装置では、パレット受渡手段3,
4により治具Jを装着したパレット2を搬送ライン1か
ら巻線機M側へ移送し、パレット2上の治具Jを治具連
結手段6によりスピンドルSに連結する一方、治具拘束
解除手段5,220によりパレット2と治具Jとの拘束
を解除し、スピンドルSによる治具Jの駆動を可能とす
る。巻線終了後はパレット受渡手段3,4によりパレッ
ト2を治具Jとともに搬送ライン1まで移送する。ま
た、本発明のパレット2では、パレット2の搬送時に治
具拘束部21,22で治具Jを拘束する。パレット2を
巻線機Mに取り込んだときは治具拘束部21,22によ
る治具Jを拘束を解除して巻線機Mによる治具Jの駆動
を可能とする。搬送ライン1上では、ライン被装着部2
0を搬送ライン1に装着してパレット2を搬送する。
【0008】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0009】
【実施例】以下、図1〜図11を参照して本発明の一実
施例を説明する。図1〜図3は本実施例のコイルボビン
受渡装置の概略構成を示すもので、1は搬送ベルト10
を備えた搬送ライン、2は搬送ライン1で搬送されるパ
レット、3は搬送ベルト10の搬送面100に対してパ
レット2を昇降させるパレット昇降ロッド、4は搬送ラ
イン1の上方と巻線機Mとの間でパレット2を水平に移
送する移送アームである。本実施例では巻線機Mのスピ
ンドルSの本数(12本)の1/2ずつの治具Jを装着
した2台のパレット2を搬送ライン1と巻線機Mとの間
で移送してコイルボビンBの受渡しを行なう。巻線機M
は、スピンドルSによりコイルボビンBを回転させつつ
ノズルNから線材を繰り出して巻線を行なう周知のもの
である。なお、以下では図中に明示した通り、巻線機M
のスピンドルSの並び方向をX軸方向、スピンドルSの
軸線方向をY軸方向、X軸方向およびY軸方向に直交す
る方向をZ軸方向と呼ぶ。
【0010】ここで、パレット2以下の説明に先立って
図4および図5により治具Jを説明する。治具Jは円形
のフランジJ1を挟んで一端側に断面略V字状の環状溝
J21を備えた軸部J2を、他端側にボスJ3を形成した
ものである。ボスJ3にはアダプタADの一端側が着脱
自在に嵌装され、このアダプタADの他端側にはコイル
ボビンBが装着される。アダプタADはコイルボビンB
の種類に応じて複数用意され、これにより複数種類のコ
イルボビンBに対して治具Jが共用される。治具Jのフ
ランジJ1の外周上には2つのスリットJ11が周方向に
等ピッチで形成されている。なお、図1および図4以外
ではコイルボビンBおよびアダプタADの図示を省略す
る。
【0011】図6〜図8に詳細に示すように、パレット
2は、搬送ベルト10の搬送面100と当接可能なベル
ト当接面200を備える平板状のベルト当接部20と、
ベルト当接部20から立設する矩形状の治具支持板21
と、四隅に配設した4本のピン220が治具支持板21
に摺動自在に嵌装され、治具支持板21に対して離接可
能な矩形状の治具押え板22とを有する。治具支持板2
1には、治具Jの軸部2が挿通する治具挿通孔210
と、治具JのフランジJ1が嵌合する底付きの治具嵌合
穴211とが長手方向へ等ピッチで複数(図では6個)
形成されている。治具押え板22はピン220に外挿さ
れたばね221により治具支持板21側へ付勢され、こ
れにより治具JのフランジJ1が治具支持板21と治具
押え板22とで挟持されて治具Jがパレット2に拘束さ
れる。この際、治具JのフランジJ1に形成されたスリ
ットJ11のいずれか一方が治具嵌合穴211内に突出す
るピン212と嵌合して治具Jの回り止めがなされる。
なお、パレット2の治具嵌合穴211のピッチは巻線機
MのスピンドルSのピッチに等しい。
【0012】パレット2の治具支持板21の上部には、
昇降ロッド3の先端部30と嵌合可能な孔230を有す
る2本のブッシュ23が固着されている。図1および図
3に示すように、昇降ロッド3はX軸方向に並ぶ4本を
一列としてZ軸方向へ所定間隔Wをおいて2列合計8本
が設けられ、エアーシリンダ等のアクチュエータ(不図
示)によりZ軸方向へ2列が一体に、かつY軸方向へ2
列が単独に移動する。なお、昇降ロッド3を特に上列と
下列とに区別するときは、上列を昇降ロッド3A、下列
を昇降ロッド3Bと呼ぶ。
【0013】ここで、2台のパレット2を、各々に装着
された治具Jが対応する巻線機MのスピンドルSとX軸
方向に一致する位置(図2の位置P1,P2、以下これ
らの位置を受渡位置と呼ぶ。)まで搬送ライン1上で移
動させたとき、各列の昇降ロッド3と各パレット2のブ
ッシュ23とのX軸方向の位置は一致する。これによ
り、昇降ロッド3をZ軸およびY軸方向へ移動させて上
列または下列の昇降ロッド3A,3Bを受渡位置P1,
P2の2台のパレット2のブッシュ23と嵌合させ、搬
送ライン1から2台のパレット2を同時にZ軸方向へ持
ち上げることが可能となる。
【0014】図1に示すように、昇降ロッド3は、下列
の昇降ロッド3Bに支持されるパレット2を、昇降ロッ
ド3と移送アーム4との間でパレット2を受渡しするた
めの中継位置P3,P4(図2,3参照)まで上昇させ
た上段位置(図1の実線位置と同一高さ)と、搬送ライ
ン1上の受渡位置P1,P2のパレット2のブッシュ2
3と嵌合可能な位置へ上列の昇降ロッド3Aを下降させ
た下段位置(図1の2点線位置と同一高さ)と、これら
の中間位置との3位置で停止可能とされる。これらの3
位置相互間のZ軸方向の移動距離Stは昇降ロッド3の
ピッチWと等しくされる。したがって、昇降ロッド3が
中間位置のときは、上列の昇降ロッド3Aが中継位置P
3,P4のパレット2のブッシュ23と嵌合可能な位
置、下列の昇降ロッド3Bが搬送ライン1上の受渡位置
P1,P2のパレット2のブッシュ23と嵌合可能な位
置となる。なお、図7および図8において31は昇降ロ
ッド3からのパレット2の抜け止め用に設けたボールプ
ランジャである。搬送ライン1には、パレット2が受渡
位置P1,P2に達したか否かを検出する不図示のセン
サが設けられている。
【0015】図1〜図3に示すように、移送アーム4
は、巻線機Mに取り付けられたエアーシリンダ等の不図
示のアクチュエータによりY軸方向へ進退する3本のロ
ッド40と、これらロッド40の先端に1個ずつ取り付
けられた保持ブロック41とを有し、保持ブロック41
の側面に形成された溝410にパレット2の治具支持板
21の長手方向両端部を係合させた状態でロッド40を
伸縮させることにより、パレット2をY軸方向に沿って
中継位置P3,P4とスピンドルSの直前の待機位置P
5,P6との間で移送する。この移送中、図9に示すよ
うに保持ブロック41のロックピン411がパレット2
の治具支持板21に形成されたロック穴213に挿入さ
れてパレット2の落下が防止される。
【0016】図6、図7および図10に示すように、ロ
ックピン411は、保持ブロック41の穴412に摺動
自在に挿入された段付きピン413とピンホルダ414
を介して連結されている。段付きピン413はばね41
5によりロッド40と反対側へ付勢され、これによりピ
ンホルダ414が保持ブロック41に密着して(図10
(b)参照)ロックピン411が溝410に突出する。
ロッド40を巻線機Mから突出させて保持ブロック41
を中継位置P3,P4まで移動させると、図7および図
10(a)に示すように段付きピン413の大径側の端
部が搬送ライン1の上方に固設されたロック解除ブロッ
ク42と当接し、段付きピン413がばね415に抗し
て押し込まれてロックピン411が溝410から後退す
る。このとき、ロックピン411は昇降ロッド3で中継
位置P3に支持されるパレット2のロック穴213と同
軸に位置する。
【0017】図6、図9および図11に示すように、移
送アーム4のロッド40を巻線機M側へ後退させると、
保持ブロック41に保持されたパレット2の治具Jの軸
部J2がスピンドルSの端面位置まで搬送される。スピ
ンドルSの前方にはエアーシリンダ50(図2参照)に
よりY軸方向へ進退するロック制御バー5と、ロック制
御バー5の移動に連動して治具JとスピンドルSとの連
結、解除を切換える治具連結機構6とが設けられてい
る。
【0018】図11に詳細に示すように、治具連結機構
6はスピンドルSと一体の円筒状のホルダ60に保持さ
れた複数の小球61を、ばね62で付勢されたスリーブ
63のテーパ面630で押圧することで、ホルダ60の
内周に嵌装された治具Jの軸部J2の環状溝J21と小球
61とを強固に係合させて治具JをスピンドルSに連結
する。スリーブ63にはロック制御バー5と係合可能な
フランジ631が設けられ、ロック制御バー5をスピン
ドルS側へ後退させると、ばね62に抗してスリーブ6
3がスピンドルS側へ引き寄せられ、小球61による治
具Jの環状溝J21の押圧が解放されて治具Jの抜き取り
が可能となる。
【0019】治具Jの環状溝J21がホルダ60の小球6
1と係合する位置まで治具Jがホルダ60内に押し込ま
れると、ホルダ60の先端面600と治具Jとが当接し
て治具Jの移動が拘束される。これにより、移送アーム
4によるパレット2のスピンドルS側への引き込み動作
に拘らず治具Jが停止し、治具JのフランジJ1がパレ
ット2の治具嵌合穴211から脱出してピン212とス
リットJ11とによる治具Jの回り止めが解除される。ま
た、ロック制御バー5は待機位置P5,P6(図3参
照)に引き込まれるパレット2のピン220と当接し、
該ピン220をばね221に抗してスピンドルSと反対
側へ押さえ込む。これにより治具押え板22が治具Jの
フランジJから離間して治具Jの挟持が解除される。
【0020】次に、本実施例の装置の動作を説明する。
なお、説明の便宜上、昇降ロッド3A,3Bは図1に実
線で示すように上段位置でかついずれも搬送ライン1の
上方まで繰り出された位置にあるものとする。移送アー
ム4はパレット2を装着した状態で巻線機M側へ後退
し、スピンドルSにはパレット2に装着した治具Jが連
結されて現在コイルボビンBに巻線が行なわれているも
のとする。
【0021】巻線が終了するとスピンドルSが治具Jの
スリットJ11をZ軸方向へ向けた位置にて停止し、続い
てロック制御バー5が治具連結機構6のスリーブ63を
伴ってスピンドルS側へ後退する。これにより治具連結
機構6による治具Jの拘束が解除される。この後、移送
アーム4が中継位置P3,P4に向けて前進を開始し、
これに応じて治具Jが治具連結機構6のホルダ60から
抜き取られ、かつロック制御バー5とパレット2のピン
220とが離れて治具JのフランジJ1が治具嵌合穴2
11と嵌合し、治具Jが治具支持板21と治具押え板2
2との間で挟持される。同時に治具JのスリットJ11と
ピン212とが係合して治具Jの回り止めがなされる。
【0022】図1および図3に示すように移送アーム4
が中継位置P3,P4に達すると、これらに支持された
パレット2のブッシュ23の孔230が下列の昇降ロッ
ド3Bと嵌合する。この後、昇降ロッド3が中間位置に
向けてZ軸方向へ下降を開始する。このとき、図7およ
び図10(a)に示すように移送アーム4の段付きピン
413がロック解除ブロック42と当接してロックピン
411がパレット2のロック穴213から後退し、保持
ブロック4とパレット2のZ軸方向の連結が断たれる。
このため、下列の昇降ロッド3Bに支持されたパレット
2は、昇降ロッド3の下降動作に伴って保持ブロック4
1の溝410から脱出する。なお、昇降ロッド3の下降
動作は、搬送ライン1のセンサ(不図示)により受渡位
置P1,P2にパレット2が存在しないことを確認した
上で実行される。
【0023】昇降ロッド3が中間位置に達すると、下列
の昇降ロッド3Bに支持されたパレット2が搬送ライン
1の搬送面100上に到達する。一方、上列の昇降ロッ
ド3Aに支持された新たなパレット2は、昇降ロッド3
の下降動作に伴って保持ブロック41の溝410に入り
込み、中継位置P3,P4に到達する。
【0024】昇降ロッド3の中間位置での停止後は、移
送アーム4が巻線機M側へ向けて移動を開始する。これ
により、図9および図10(b)に示すように保持ブロ
ック41の段付きピン413がロック解除バー42から
離れてロックピン411がパレット2のロック穴213
に嵌合し、パレット2の脱落が防止される。移送アーム
4によりパレット2が待機位置P5,P6まで移送され
ると、ロック制御バー5がパレット2側へ前進して治具
連結機構6により治具JがスピンドルSに連結され、か
つ治具Jおよびパレット2の治具押え板22が治具支持
板21から離れてパレット2による治具Jの拘束が解除
される。これにより、スピンドルSで治具Jを回転させ
てコイルボビンBへ巻線することが可能となる。
【0025】移送アーム4が新たなパレット2を巻線機
M側へ移送するとき、昇降ロッド3A,3Bはともに搬
送ライン1の上方から後退する。これにより、下列の昇
降ロッド3Bで搬送ライン1の搬送面100まで移送さ
れたパレット2から下列の昇降ロッド3Bが抜け、巻線
済みのコイルボビンBを備えたパレット2を搬送ライン
1で搬出することが可能となる。
【0026】搬送ライン1の動作により受渡位置P1,
P2からパレット2が搬出されると、昇降ロッド3が下
段位置まで下降する。そして、新たなパレット2が受渡
位置P1,P2まで搬送されると、上列の昇降ロッド3
Aが搬送ライン1側へ前進して新たなパレット2のブッ
シュ23と嵌合する。この後、昇降ロッド3が上段位置
まで上昇して新たなパレット2が搬送ライン1から中継
位置P3,P4の上方まで持ち上げられ、かつ下列の昇
降ロッド3Bが搬送ライン1側へ前進して最初の状態に
復帰する。以下、同様手順により巻線終了後のパレット
2の搬出と、巻線未了の新たなパレット2の搬入とが繰
り返される。
【0027】以上から明らかなように、本実施例ではコ
イルボビンBを治具Jのみならずパレット2ごと巻線機
Mへ取り込むので、搬送ライン1上に空きパレットが残
らず、搬送ライン1上でのパレット2の追越しが可能と
なる。このため、搬送ライン1で繋がれた複数の巻線機
Mにパレット2をランダムに供給でき、異種混合ライン
も構築可能となる。一台の巻線機Mに故障が生じても他
の機械に影響が及ばない。コイルボビンBや治具Jとパ
レット2とが分離しないので、コイルボビンBや治具J
に関する情報をパレット2に記憶させてワーク判別を行
なうことができる。
【0028】巻線機MのスピンドルSのピッチや本数が
変化しても、パレット2の治具支持板21の許容範囲内
であれば一のパレット2に対する治具Jの装着個数を変
更するだけで対処でき、種類が異なる巻線機M間でパレ
ット受渡し用の昇降ロッド3や移送アーム4を共用でき
る。図12は異種の巻線機Mへの対応例を示すもので、
同図(a)では一のパレット2Aに4本の治具Jを、同
図(b)では一のパレット2Bに3本の治具Jを装着可
能としている。これらのパレット2A,2Bの外形寸法
やブッシュ23、ロック穴213、ピン220の配置を
共通とすれば昇降ロッド3や移送アーム4は何等変更を
要しない。
【0029】本実施例では特に昇降ロッド3をZ軸方向
に一対設け、昇降ロッド3の一度の昇降動作で移送アー
ム4に装着されるパレット2を交換するので、新旧のパ
レット2の交換を順番に行なう場合と比較してタクトタ
イムの大幅な短縮が可能となる。なお、治具Jは複数本
に限らず、単一の治具Jをパレットに装着する場合でも
本発明を適用できる。また、2台のパレット2を同時に
巻線機Mへ取り込む例に限らず、単一または3台以上の
パレット2を巻線機Mへ取り込んでもよい。
【0030】以上の実施例において、昇降ロッド3およ
び移送アーム4がパレット受渡手段を、治具連結機構6
が治具連結手段を、ロック制御バー5およびパレット2
のピン220が治具拘束解除手段を構成する。また、上
列の昇降ロッド3Aおよび下列の昇降ロッド3Bがパレ
ット昇降手段の一対の支持部材を構成し、移送アーム4
がパレット移送手段を、保持ブロック41がパレット係
合手段を構成する。そして、パレット2の治具支持板2
1および治具押え板22が治具拘束部を、ベルト当接部
20がライン被装着部を構成する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の受渡装置
によれば、コイルボビン用の治具を搬送ライン上で支持
するためのパレットを巻線機へ取り込むので、搬送ライ
ンに空きパレットが残らず、搬送ライン上でのパレット
の追越しが可能となる。このため、このため、搬送ライ
ンで繋がれた複数の巻線機にパレットをランダムに供給
できて異種混合ラインの構築が可能となり、かつ一台の
巻線機の故障の影響が他の機械に及ばない融通性が高い
搬送ラインを構築できる。コイルボビンや治具とパレッ
トとが分離しないので、コイルボビンや治具に関する情
報をパレットに記憶させてワーク判別を行なうことも容
易である。巻線機のスピンドルの本数やピッチの変化に
対してはパレットへの治具の装着個数および配置を変更
するだけで対応できるので、装置の共用化を進めて設
計、製造の手間を大きく削減できる。また、本発明のパ
レットによれば、巻線機側に治具の拘束状態を切換える
ための入力手段を設けるだけで巻線機側へのパレットの
取り込みが可能となり、上述した受渡装置を容易に実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る受渡装置の側面図。
【図2】実施例の装置を同図のII方向からみた状態を示
す図。
【図3】実施例の装置を図2のIII方向からみた状態を
示す図。
【図4】実施例の装置で用いる治具の側面図。
【図5】図4のV−V線における断面図。
【図6】図2の右側の中継位置P3に位置するパレット
を拡大して示す図。
【図7】図6のパレットを同図のVII方向からみた状態
を示す図。
【図8】図6のパレットの右側面を一部断面視して示す
図。
【図9】図3の右側の待機位置P5に位置するパレット
を拡大して示す図。
【図10】図7に示す保持ブロック41の同図X−X線
に沿う断面図であって、(a)は保持ブロック41が中
継位置P3にあるときを、(b)は保持ブロック41が
中継位置P3から離れたときの状態を示す。
【図11】図9のXI−XI線に沿う断面図。
【図12】パレットの変形例を示す図で、(a)は4本
の治具を装着可能とした場合、(b)は3本の治具を装
着可能とした場合を示す。
【符号の説明】
1 搬送ライン 2,2A,2B パレット 3 昇降ロッド 4 移送アーム 5 ロック制御バー 6 治具連結機構 20 ベルト当接部 21 治具支持板 22 治具押え板 41 保持ブロック 100 搬送ラインの搬送面 220 治具押え板のピン B コイルボビン M 巻線機 J 治具 S スピンドル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルボビンが装着される治具を、搬送
    ライン上で支持するためのパレットを備えたコイルボビ
    ンの受渡装置において、 前記パレットを前記搬送ラインと前記巻線機との間で受
    渡しするパレット受渡手段と、 巻線機側へ移送された前記パレット上の前記治具を、前
    記巻線機のスピンドルと連結する治具連結手段と、 巻線機側へ移送された前記パレットと前記治具との拘束
    を解除する治具拘束解除手段と、を具備することを特徴
    とするコイルボビンの受渡装置。
  2. 【請求項2】 前記パレットは前記治具を複数装着可能
    とされていることを特徴とする請求項1記載のコイルボ
    ビンの受渡装置。
  3. 【請求項3】 前記パレット受渡手段は、 前記パレットを支持可能な一対の支持部材を有し、該一
    対の支持部材を前記搬送ラインの搬送面に対して一体に
    昇降させるパレット昇降手段と、 前記パレット昇降手段と前記巻線機との間で前記パレッ
    トを移送するパレット移送手段と、 前記パレット移送手段が前記パレット昇降手段側に位置
    するとき、前記パレット昇降手段による前記パレットの
    昇降動作に伴って該パレット昇降手段の前記一対の支持
    部材の一方に支持された前記パレットと係合し、他方の
    支持部材に支持された前記パレットから離れるパレット
    係合手段と、を備えることを特徴とする請求項1または
    2記載のコイルボビンの受渡装置。
  4. 【請求項4】 コイルボビンを支持するための治具の拘
    束および拘束解除を外部からの入力により切換え可能な
    治具拘束部と、コイルボビンを搬送するための搬送ライ
    ンに着脱自在に装着されるライン被装着部とを備えるこ
    とを特徴とするコイルボビンの受渡装置用パレット。
  5. 【請求項5】 前記治具が複数装着可能に設けられてい
    ることを特徴とする請求項4記載のコイルボビンの受渡
    装置用パレット。
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