JPH06302197A - シリアル情報処理するためのmosメモリ - Google Patents

シリアル情報処理するためのmosメモリ

Info

Publication number
JPH06302197A
JPH06302197A JP4629694A JP4629694A JPH06302197A JP H06302197 A JPH06302197 A JP H06302197A JP 4629694 A JP4629694 A JP 4629694A JP 4629694 A JP4629694 A JP 4629694A JP H06302197 A JPH06302197 A JP H06302197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
floating gate
transistor
voltage
logic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4629694A
Other languages
English (en)
Inventor
Ernst Lingstaedt
エルンスト・リングシユテート
Uwe Weder
ウヴエ・ヴエーデル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEMITSUKU TELEFUNKEN MICROELECTRON GmbH
Conti Temic Microelectronic GmbH
Original Assignee
TEMITSUKU TELEFUNKEN MICROELECTRON GmbH
Temic Telefunken Microelectronic GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEMITSUKU TELEFUNKEN MICROELECTRON GmbH, Temic Telefunken Microelectronic GmbH filed Critical TEMITSUKU TELEFUNKEN MICROELECTRON GmbH
Publication of JPH06302197A publication Critical patent/JPH06302197A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C14/00Digital stores characterised by arrangements of cells having volatile and non-volatile storage properties for back-up when the power is down
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C19/00Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers
    • G11C19/28Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers using semiconductor elements
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/027Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
    • H03K3/037Bistable circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/356104Bistable circuits using complementary field-effect transistors
    • H03K3/356113Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit
    • H03K3/356147Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit using pass gates
    • H03K3/356156Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit using pass gates with synchronous operation

Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は,シリアル情報処理するためのMO
Sメモリ,特に,フローテイングゲートトランジスタを
有するEEPROMセルを備えたシフトレジスタ段に関
する。先行技術では,メモリのすべてのフローテイング
ゲートトランジスタのゲート電極が同じ電位にしてあ
る.その結果,完全プログラミングのために2つのプロ
グラミングサイクルを実行しなければならず,このこと
が高い消費電力をもたらす.本発明によれば,フローテ
イングゲートトランジスタのドレイン電極がインバータ
段を介してそのゲート電極と接続されている。 【効果】 総プログラミング時間が,従つて総プログラ
ミング電流も,先行技術に比べて半分に減少する.

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,請求項1の前提部分に
記載した,シリアル情報処理するためのMOSメモリに
関する。
【0002】
【従来の技術】図1は,シリアル情報処理するための,
このような公知のMOSメモリを示しており,これは,
EEPROMセルを介して情報を読み込むことのできる
シフトレジスタである。このシフトレジスタは,知られ
ているように,2つの転送素子TG1,TG2と2つの
インバータ段INV1,INV2とからなり,図1によ
ればこれらが直列に接続されており,第1転送素子TG
1の入力端INがデータ入力端,第2インバータ段IN
V2の出力端OUTがデータ出力端となつている。更に
別の転送素子TG3が,データ出力端を,第1転送素子
TG1と第1インバータ段INV1とを接続する回路接
続点K1に帰還するのに役立つ.これにより,この回路
接続点K1にクロツクインされ又は読み込まれたデータ
が保持される。転送素子TG1〜TG3はCMOS転送
ゲートとして構成され,インバータ段INV1,INV
2は周知の如くにCMOSインバータとして構成されて
いる。第1,第2転送ゲートTG1,TG2はクロツク
信号CLOCK,CLOCKBによつて逆方向に駆動さ
れ,第3転送ゲートTG3はクロツク信号HOLD,H
OLDBによつて駆動される.
【0003】回路接続点K1がEEPROMセルと接続
されており,このセルはnチヤネルフローテイングゲー
トトランジスタEE1と付属のnチヤネルREADトラ
ンジスタN1とで構成されている.更に,この回路接続
点K1はpチヤネルトランジスタP1を介して基準電位
VDDに接続されている.動作電圧源VSSは,REA
DトランジスタN1のソース端子及び基板端子,フロー
テイングゲートトランジスタEE1の基板端子にも,転
送ゲートTG1〜TG3及びインバータ段INV1,I
NV2にも,給電する.READトランジスタN1のゲ
ート電極もフローテイングゲートトランジスタEE1の
ゲート電極も引き出されており,EEPROMセルから
情報を続み出すためにこのREADトランジスタN1の
ゲート電極にREAD信号が送られる.
【0004】図1に示すEEPROMセルを備えたシフ
トレジスタ段は,n個のセルを備え,データがシフトレ
ジスタにシリアルに入力されるようになつたシフトレジ
スタを構成するために使用することができる.EEPR
OMセル用にプログラミング電圧を発生するために,集
積回路(IC)上でシフトレジスタと一体にされたHV
(高電圧)発生器が設けられている.このプログラミン
グ電圧が制御入力端を介してEEPROMセルに供給さ
れる。たもないとこのセルは論理レベルを通す.
【0005】こうしたシフトレジスタの機能様式,つま
りEEPROMセルからシフトレジスタ段へのデータ読
出しを,図2の可能な読出し図式に関連して,図1に基
づいて以下に説明する.その際,読出し過程はそこに示
された内部クロツクCLKで行われ,システムクロツク
CLOCK又はCLOCKBは論理″0″又は論理″
1″であり,従つて転送ゲートTG1は全読出し過程の
間遮断されたままである.動作時,図1に示すこの回路
は0/−5Vの論理レベルで作動し,その際,値0Vが
論理″1″(Hレベル),値−5Vが論理″0″(Lレ
ベル)である.EEPROMセルから情報を読み出すた
めに,まず,図2に示すSET信号がセツトされ,この
信号がトランジスタP1を導通とし,その結果,回路接
続点K1が論理レベル″1″となる.次に,読出し基準
電流を発生するためにpチヤネルトランジスタP1がS
ET信号の中間レベル(図2には図示せず)で導通とさ
れる.次に,READパルスがREADトランジスタN
1を導通とする.フローテイングゲートトランジスタE
E1が論理″1″でプログラミング(つまり,正のしき
い値電圧に相当)してあるか,又は論理″0″でプログ
ラミング(負のしきい値電圧に相当)してあるかに応じ
て,このフローテイングゲートトランジスタEE1は遮
断され又は導通となる.このフローテイングゲートトラ
ンジスタEE1が遮断されたままであると,回路接続点
K1は論理″1″のレベルに留まり,別の場合,つまり
フローテイングゲートトランジスタEE1が導通である
と,回路接続点K1は動作電圧VSSのレベル,つまり
論理″0″のレベルに引かれる。次に,回路接続点K1
で読み出される論理レベルは,HOLD信号又はHOL
DB信号によつて,転送ゲートTG3を手段として再び
回路接続点K1に帰還され,こうして情報がシフトレジ
スタに記憶される。
【0006】こうしたシフトレジスタセルの全EEPR
OMゲート電極が同じ電位であるので,完全なプログラ
ミングのために2つのプログラミングサイクルが必要で
ある。第1プログラミングサイクルでは,EEPROM
ゲート電極がすべて論理″1″のレベル,つまり0Vと
され,同時に,入力電圧VSSは,HV発生器で発生さ
れた−18Vのプログラミング電圧に引かれる。その結
果,そのドレインが−18Vとなつているフローテイン
グゲートトランジスタEE1はすべて書き込まれ,つま
り論理″1″でプログラミングされる。第2プログラミ
ングサイクルでは,すべてのEEPROMゲート電極に
−18Vのプログラミング電圧が供給される。いまや,
そのドレイン電極が論理″1″のレベル,つまり0Vと
なつているフローテイングゲートトランジスタはすべて
消去される。
【0007】動作電圧源から僅かな消費電力のみ許容さ
れる用途もある。例えば,場合によつては予め太陽電池
からのみ充電することができるような外部容量を,この
ようなEEPROM−IC用の動作電圧源として利用す
ることができる。
【0008】消費電力は,なかんずく,プログラミング
時間とプログラミング用に必要な電流とに依存する。特
に,すべてのEEPROMセルのプログラミングのため
に復数のプログラミングステツプが必要であるとき,所
要の電荷量が増加する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は,単一
のサイクルでプログラミングを可能とする,最初に述べ
られた種類のMOSメモリを示すことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題は,請求項1に
明示された特徴によつて解決される。それによれば,E
EPROMセルのフローテイングゲートトランジスタの
ゲート電極が第1インバータ段の出力端に接続される。
これにより,フローテイングゲートトランジスタのドレ
イン電極に印加される論理レベルは反転されてそのゲー
ト電極に送られる。こうして,単一のプログラミングサ
イクルの間に,そのドレイン電極が事前のクロツクイン
後に論理″0″のレベルとされたEEPROMセルが同
時に書き込まれる一方,そのドレイン電極が論理″1″
のレベルとなつたEEPROMセルは消去される。本発
明によるこのMOSメモリは,先行技術と比較して,総
プログラミング時間も総プログラミング電流も半分に減
らす。
【0011】本発明によるMOSメモリの有利な1展開
では,第1,第2電源電圧が設けられており,第1電源
電圧が,一方でREADトランジスタのソース端子及び
基板端子に,他方でEEPROMセルのフローテイング
ゲートトランジスタの基板端子に印加されており,第2
電源部分電圧が転送ゲートにも両インバータ段にも給電
される。これにより,フローテイングゲートトランジス
タのゲート電極とソース電極との間で可変電圧差を印加
することができ,しきい値シフトの特定値を,従つて所
定のデータ保持期間を保証するために,EEPROMセ
ルのしきい値電圧のシフト測定が可能となる。
【0012】更に,本発明の好ましい実施態様によれ
ば,読出し基準電流を発生するために,第3転送素子
の,HOLDB信号を変換するp−MOSトランジスタ
を利用することができる。このことの利点として,3ク
ロツクの間に,HOLDB信号を発生するために1つの
最小電流の直流路が必要となるだけである。さもない
と,読出しの間にEEPROM−IC全体で再充電過程
が起きるだけである。
【0013】最後に,本発明によるMOSメモリの別の
有利な1展開では,n個のセルを備え,n番目のセルが
インバータ段を介して第1セルに帰還されているシフト
レジスタを構成するために,このメモリを使用すること
ができる。このことから,有利なことに,待機モードの
とき,書き込まれたすべてのEEPROMセルが外部で
更に弱く書き込まれ,消去されたすべてのEEPROM
セルが外部で更に弱く消去されるようになる。この措置
で,EEPROMセルのデータ保持の問題が解決され
る。
【0014】
【実施例】図に関連して,実施例に基づいて,本発明を
以下に説明する。
【0015】図中,機能上対応する部品には同じ符号が
つけられている。
【0016】図3に示す本発明による回路は,フローテ
イングゲートトランジスタEE2のゲート電極が第1イ
ンバータ段INV1の出力端と接続されている点で,図
1に示す公知の回路と相違しているにすぎない。それ
故,以下の説明は,この違いに基づく機能的帰結にのみ
関係する。このインバータ段INV1によつて,フロー
テイングゲートトランジスタEE1のドレイン電極に印
加される論理レベルは反転されてフローテイングゲート
トランジスタEE1のゲート電極に送られる。EEPR
OMセルを書き込むために,論理″0″のレベルは−1
8Vのプログラミング電圧値に引かれる。回路接続点K
1,つまりフローテイングゲートトランジスタEE1の
ドレイン電極がプログラミング電圧のこのレベルにある
と,このゲート電極には論理″1″のレベル,つまり0
Vが印加される。他方,回路接続点K1,つまりドレイ
ン電極が,論理″1″のレベル,つまり0Vであると,
そのゲート電極には−18Vのプログラミング電圧レベ
ルが供給される。しかし,これは,EEPROMセルが
消去されることを意味する。こうして,単一のプログラ
ミングサイクルの間に,そのドレイン電極が事前のクロ
ツクイン後に論理″0″のレベルとされたEEPROM
セルが同時に書き込まれる一方,そのドレイン電極が論
理″1″のレベルとなつたEEPROMセルは消去され
る。これにより,総プログラミング時間も所要の総プロ
グラミング電流も,図1に示す先下技術と比較して半分
に減少する。この回路では,読出し基準電流は,図1に
示す回路の場合のようにトランジスタP1によつて発生
されるのでなく,転送ゲートTG3のpチヤネルトラン
ジスタで発生され,このために,このトランジスタは図
2に示す中間レベルを有するHOLDB信号で駆動され
る。
【0017】図3に示すシフトレジスタ段の欠点は,し
きい値シフト値の確認が不可能であることにある。所定
のデータ保持期間を保証するために,特定のしきい値シ
フトが保証されていなければならない。このために,図
3に示す回路に設けられているような電源電圧VSSが
図4によれば2つの電源電圧VSS1,VSS2に分割
される。第1電源電圧VSS1は,一方で,READト
ランジスタN1のソース端子及び基板端子にもフローテ
イングゲートトランジスタEE1の基板端子にも供給さ
れる。他方,第2電源電圧VSS2は,転送ゲートTG
1〜TG3と両インバータ段INV1,INV2とに給
電される。プログラミングのためにも読出し機能のため
にも両電源電圧VSS1,VSS2が同じ電位であるこ
とを条件に,機能様式は,図3に示した回路のそれと実
質的に同じである。この場合,単一のプログラミングサ
イクルでプログラミングが行われる利点は維持される.
【0018】EEPROMセルのしきい値を測定するた
めに,両電源電圧VSS1,VSS2は異なる電圧レベ
ルにセツトされ,それらの電圧差は,ゲート・ソース間
電圧として,EEPROMセルのフローテイングゲート
トランジスタEE1に印加することができる。
【0019】図5に示すシフトレジスタ段で構成された
シフトレジスタのEEPROMセルのしきい値シフト値
の確認は,以下の如くに行われる。
【0020】第1ステツプにおいて,周知の如くに論
理″1″がEEPROMセルに書き込まれる。EEPR
OMセルの内容は,可変ゲート・ソース間電圧VGSで
読み出すことができる。代表的には,ゲート・ソース間
電圧がVGS=VSS2−VSS1=+2Vと選定され
ると,例えば第1電源部分電圧VSS1は論理″0″の
レベル,つまり−5Vに留まり,第2電源部分電圧VS
S2は−3Vのレベルにセツトされる。フローテイング
ゲートトランジスタEE1のドレイン電極の論理レベル
は,インバータ段INV1を介して反転されてそのゲー
ト電極に供給され,つまりそこに論理″0″のレベルが
印加され,つまり電源電圧VSS2(−3V)に相当す
る。READパルスでREADトランジスタN1が導通
となり,フローテイングゲートトランジスタのソース電
極は第1電源電圧VSS1のレベル,つまり−5Vとな
る。こうして,+2Vのゲート・ソース間電圧VGSが
生じる。いまや書き込まれたすべてのビツトが論理″
1″のレベルに留まつているかどうか,つまり,正のゲ
ート・ソース間電圧VGSにもかかわらずEEPROM
セルのnチヤネルフローテイングゲートトランジスタE
E1が遮断されているかどうかを点検することができ
る。
【0021】第2ステツプでは,書き込まれたすべての
ビツトが消去され,つまり論理″0″がプログラミング
される。代表的には−2Vの負のゲート・ソース間電圧
VGS=VSS2−VSS1で読み出される。両電源電
圧の電圧レベルは,第1電源電圧VSS1が論理″0″
のレベル,つまり−5Vである一方,第2電源電圧VS
S2のレベルが−7Vのレベルに設定されるように,選
定される。こうして,読出し過程のとき,EEPROM
セルのフローテイングゲートトランジスタEE1に−2
Vのゲート・ソース間電圧VGSが印加される。読出し
のとき論理″0″が保持されると,負のゲート・ソース
間電圧にもかかわらずEEPROMセルのフローテイン
グゲートトランジスタEE1は導通である。
【0022】論理″1″又は論理″0″が保持されてい
るかどうかの点検は,図5に示すシフトレジスタ段で構
成されたシフトレジスタからビツトを逐次クロツクアウ
トすることによつて簡単に行われる。
【0023】このようなシフトレジスタ用に必要なチツ
プ面は,図3に示すシフトレジスタ段で構成されたシフ
トレジスタの場合とほぼ同じ大きさである。
【0024】図5に示すシフトレジスタ段を,ダイナミ
ツクシフトレジスタを構成するのに使用すると,読出し
過程の間消費電力をきわめて低くすることができる。な
ぜならば,フローテイングゲートトランジスタEE1が
導通のとき読出し過程の間,接続点K1が論理″0″と
なつた直後に,OUT出力端も論理″0″となり,従つ
て転送ゲートTG3のpチヤネルトランジスタを切るか
らである。
【0025】フローテイングゲートトランジスタのプロ
グラミングは,電子がドレイン電極からフローテイング
ゲートトランジスタへと,又はその逆へと,トンネル酸
化物を貫通するフアウラー・ノルドハイムによるトンネ
ル効果を利用して行われる。こうしたEEPROMセル
をプログラミングするために,数10msの間,ゲート
電極とドレイン電極との間にゲート・ドレイン間電圧V
gd=+/−18Vが印加される。
【0026】待機モードのとき,このゲート・ドレイン
間電圧Vgdがやはりトンネル電流を引き起こす。この
きわめて低いトンネル電流は,数ケ月又は数年というき
わめて長い期間にわたつてEEPROMセルの再充電を
生じることがある。これは,待機モードのとき,書き込
まれたセルで,即ちつまり正のしきい値電圧のときゲー
ト・ドレイン間電圧Vgd=(VDD−VSS)が負で
ある場合,又は,消去されたEEPROMセルで,つま
り負のしきい値電圧のときゲート・ドレイン間電圧Vg
d=(VDD−VSS)が正である場合,常に妥当す
る。外部印加電圧がなくても,つまりゲート・ドレイン
間電圧Vgd=0Vのとき,きわめて長い時間範囲にわ
たつて放電が起きる。これは,フローテイングゲート上
にある電荷が実際の記憶状態とは逆の電場を発生するこ
とに,即ち,書き込まれたセルのもとに消去極性を有す
るきわめて弱い電場が存在し,他方消去されたセルでは
書込み極性を有するきわめて弱い電場が存在すること
に,その原因がある。
【0027】図5に示すn個のセルを備えたシフトレジ
スタを,図4又は図3に示すシフトレジスタ段で構成す
ると,回路技術上,待機モードのとき,書き込まれたす
べてのEEPROMセルが外部で更に,ただしきわめて
弱く,書き込まれるとともに,消去されたすべてのEE
PROMセルが外部で更に,ただしやはりきわめて弱
く,消去されるようになされる.これは,一方で,シフ
トレジスタのn番目のセルで逐次クロツクアウトされる
データがインバータ段INV3を介して第1セルに与え
られることによつて,他方で,図3及び図4に示すEE
PROMセルのゲート電極がそれぞれ第1インバータ段
INV1の出力端に接続されていることによつて,行わ
れる。
【0028】論理″1″をEEPROMセルに書き込む
ために,フローテイングゲートトランジスタEE1のド
レイン電極は−18Vにされ,つまり論理″0″に相当
し,そのゲート電極は0Vにされ,つまり論理″1″に
相当する。nチヤネルフローテイングゲートトランジス
タEE1は,正のしきい値電圧を有するので,読出し過
程の間遮断されたままである。即ち,ドレイン電極が0
Vであり,つまり論理″1″に相当する一方,ゲート電
極は−5Vであり,つまり論理″0″に相当する。シフ
トレジスタを逐次クロツクアウトする間,図5に示すイ
ンバータ段INV3によつて再度反転して読み込むこと
によつて,ドレイン電極は−5V,つまり論理″0″の
レベルとなり,ゲート電極は0V,つまり論理″1″の
レベルとなる.このゲート・ドレイン間電圧Vgdでも
つて,EEPROMセルは実際の記憶状態を基準に同じ
方向にバイアスされている.この外部電圧Vgdが前記
内部電場に対抗して働く.こうして,長い時間範囲にわ
たつても,高いしきい値が保証される。それに応じて,
EEPROMセルが消去された場合でも,逐次クロツク
アウト後にゲート・ドレイン間電圧Vgdがフローテイ
ングゲートトランジスタEE1に印加されて,その電場
がやはり内部電場に対抗して働くことが保証される.
【0029】それ故,まとめるなら,書き込まれたそれ
ぞれのEEPROMセルのドレイン電極に論理″0″
が,ゲート電極に論理″1″が印加され,消去されたそ
れぞれのEEPROMセルのドレイン電極に論理″1″
が,そのゲート電極に論理″0″が印加されると確認す
ることができる.
【0030】
【発明の効果】これでもつて,長期的データ損失が防止
され,最低データ保持期間を保証するために時間のかか
る試験手順が不要となり,こうしたEEPROM−1C
の製造時歩留りが著しく高まる.
【図面の簡単な説明】
【図1】EEPROMを備えた公知のMOSシフトレジ
スタ段を示す.
【図2】図1に示すメモリの機能様式を説明するための
読出し図式である。
【図3】本発明によるEEPROMセルを備えたMOS
シフトレジスタ段を示す。
【図4】本発明によるメモリの別の実施例を示す。
【図5】本発明によるシフトレジスタを示す。
フロントページの続き (72)発明者 ウヴエ・ヴエーデル ドイツ連邦共和国アル/ハレルタウ・ベル クマンシユトラーセ11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1,第2転送素子(TG1,TG2)
    を備え,この両転送素子が第1インバータ段(INV
    1)を介して接続されており,第2転送素子(TG2)
    の後段に第2インバータ段(INV2)が設けられてお
    り,EEPROMセルがフローテイングゲートトランジ
    スタ(EE1)とREADトランジスタ(N1)とを有
    し,フローテイングゲートトランジスタ(EE1)のド
    レイン電極が第1転送素子(TG1)の出力端及び第1
    インバータ段(INV1)の入力端と接続されている,
    シリアル情報処理するためのMOSメモリにおいて,フ
    ローテイングゲートトランジスタのゲート電極が第1イ
    ンバータ段(INV1)の出力端に接続されていること
    を特徴とする,シリアル情報処理するためのMOSメモ
    リ.
  2. 【請求項2】 第2インバータ段(INV2)の出力端
    をフローテイングゲートトランジスタ(EE1)のドレ
    イン電極に帰還させる第3転送素子(TG3)を備えた
    ものにおいて, a)第1,第2電源電圧(VSS1,VSS2)が設け
    られており, b)第1電源電圧(VSS1)が,一方でREADトラ
    ンジスタ(N1)のソース端子及び基板端子に,他方で
    フローテイングゲートトランジスタ(EE1)の基板端
    子に,印加されており, c)第2電源電圧(VSS2)が,3つの転送素子(T
    G1,TG2,TG3)と2つのインバータ段(INV
    1,INV2)とに給電されることを特徴とする,請求
    項1に記載のMOSメモリ.
  3. 【請求項3】 読出し基準電流を発生するために,第3
    転送素子(TG3)のpチヤネルトランジスタに対して
    Hレベル及びLレベルの他に中間レベルを有するHOL
    DB信号が送られることを特徴とする,請求項1又は2
    に記載のMOSメモリ。
  4. 【請求項4】 n個のセルを備え,n番目のセルがイン
    バータ段(INV3)を介して第1セルに帰還されてい
    るシフトレジスタを構成するための,請求項1ないし3
    のいずれか1つに記載のMOSメモリの用途.
JP4629694A 1993-02-19 1994-02-08 シリアル情報処理するためのmosメモリ Pending JPH06302197A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4305119.7 1993-02-19
DE4305119A DE4305119C2 (de) 1993-02-19 1993-02-19 MOS-Speichereinrichtung zur seriellen Informationsverarbeitung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06302197A true JPH06302197A (ja) 1994-10-28

Family

ID=6480860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4629694A Pending JPH06302197A (ja) 1993-02-19 1994-02-08 シリアル情報処理するためのmosメモリ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5416737A (ja)
JP (1) JPH06302197A (ja)
DE (1) DE4305119C2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2739967B1 (fr) * 1995-10-16 1997-11-14 Sgs Thomson Microelectronics Procede d'initialisaiton d'un registre a decalage et registre associe
JP3360794B2 (ja) * 1997-02-17 2002-12-24 クラリオン株式会社 符号分割多重通信装置
JP3360793B2 (ja) 1997-02-17 2002-12-24 クラリオン株式会社 符号分割多重通信装置
US8102018B2 (en) * 2005-05-09 2012-01-24 Nantero Inc. Nonvolatile resistive memories having scalable two-terminal nanotube switches
US7479654B2 (en) 2005-05-09 2009-01-20 Nantero, Inc. Memory arrays using nanotube articles with reprogrammable resistance
US8008745B2 (en) * 2005-05-09 2011-08-30 Nantero, Inc. Latch circuits and operation circuits having scalable nonvolatile nanotube switches as electronic fuse replacement elements
EP2070088A4 (en) * 2006-08-08 2009-07-29 Nantero Inc NON-VOLATILE RESISTIVE MEMORY, CIRCUIT BREAKERS AND OPERATING CIRCUITS WITH SCALABLE NANOTUBE SWITCHES WITH TWO TERMINALS
CN104933982B (zh) * 2015-07-15 2017-06-30 京东方科技集团股份有限公司 移位寄存单元、移位寄存器、栅极驱动电路和显示装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3648066A (en) * 1969-06-30 1972-03-07 Ibm Three-phase dynamic shift register
DE3115640A1 (de) * 1981-04-18 1982-11-11 Deutsche Itt Industries Gmbh, 7800 Freiburg "integrierter dynamischer schiebespeicher aus isolierschicht-feldeffekttransistoren"
JPS6154100A (ja) * 1984-08-24 1986-03-18 Nec Corp シフトレジスタ回路
JPS62146498A (ja) * 1985-12-20 1987-06-30 Nec Corp シフトレジスタ
JPH01214993A (ja) * 1988-02-23 1989-08-29 Nissan Motor Co Ltd データ記憶装置
JPH03198A (ja) * 1989-05-27 1991-01-07 Yoshikimi Watanabe 汚水浄化装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE4305119C2 (de) 1995-04-06
US5416737A (en) 1995-05-16
DE4305119A1 (de) 1994-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0172366B1 (ko) 불휘발성 반도체 메모리 장치의 독출 및 프로그램 방법과 그 회로
KR950000273B1 (ko) 불휘발성 반도체 메모리장치 및 그 최적화 기입방법
JP3450896B2 (ja) 不揮発性メモリ装置
US4858194A (en) Nonvolatile semiconductor memory device using source of a single supply voltage
EP0211232B1 (en) Semiconductor memory in which data readout operation is carried out over wide power voltage range
KR940006611B1 (ko) 전기적으로 소거 및 프로그램이 가능한 반도체 메모리장치의 자동 소거 최적화회로 및 방법
US5400287A (en) Method for erasing and verifying nonvolatile semiconductor memory device
US4878203A (en) Semiconductor non-volatile memory with cut-off circuit when leakage occurs
US4805151A (en) Nonvolatile semiconductor memory device
KR930001654B1 (ko) 반도체 메모리 집적회로
US5896316A (en) Semiconductor non-volatile programmable memory device preventing non-selected memory cells from disturb during programmable operation
JP2662822B2 (ja) 半導体記憶装置
KR900001774B1 (ko) 바이어스 전압 발생기를 포함하는 반도체 메모리 회로
EP0459246A2 (en) EPROM register
US4805150A (en) Programmable semiconductor memory device having grouped high voltage supply circuits for writing data
US5153854A (en) EEPROM memory system having selectable programming voltage for low power readability
JPH06302197A (ja) シリアル情報処理するためのmosメモリ
US6603700B2 (en) Non-volatile semiconductor memory device having reduced power requirements
US5058062A (en) Nonvolatile semiconductor memory circuit including a reliable sense amplifier
JP3193810B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその試験方法
US4827451A (en) Safety device for the programming of an electrically programmable non-volatile memory
JP2510521B2 (ja) Eeprom装置
EP0549795B1 (en) Semiconductor storing device
EP0928003B1 (en) Row decoder circuit for an electronic memory device, particularly for low voltage applications
JP2984045B2 (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050104

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051101