JPH0630212B2 - 配線用遮断器 - Google Patents

配線用遮断器

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JPH0630212B2
JPH0630212B2 JP523786A JP523786A JPH0630212B2 JP H0630212 B2 JPH0630212 B2 JP H0630212B2 JP 523786 A JP523786 A JP 523786A JP 523786 A JP523786 A JP 523786A JP H0630212 B2 JPH0630212 B2 JP H0630212B2
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JP
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spring
trip device
yoke
contact
piece
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秀夫 久本
明 竹内
田中孝信
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H77/00Protective overload circuit-breaking switches operated by excess current and requiring separate action for resetting
    • H01H77/02Protective overload circuit-breaking switches operated by excess current and requiring separate action for resetting in which the excess current itself provides the energy for opening the contacts, and having a separate reset mechanism
    • H01H77/10Protective overload circuit-breaking switches operated by excess current and requiring separate action for resetting in which the excess current itself provides the energy for opening the contacts, and having a separate reset mechanism with electrodynamic opening
    • H01H77/102Protective overload circuit-breaking switches operated by excess current and requiring separate action for resetting in which the excess current itself provides the energy for opening the contacts, and having a separate reset mechanism with electrodynamic opening characterised by special mounting of contact arm, allowing blow-off movement

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  • Breakers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は配線用遮断器、さらに詳しくは、過大な電流が
通過すると駆動される引き外し装置と、複数のリンクと
ばねとを保持フレームに装着して構成さればね力を蓄積
するセット状態で引き外し装置が駆動されるとトリップ
動作を行なうトリップ装置と、トリップ装置に機械的に
連結されトリップ装置のトリップ動作に伴なって主電路
に挿入された接点を開離する接点装置とがハウジング内
の定位置に納装された配線用遮断器に関するものであ
る。
[背景技術] 従来よりこの種の配線用遮断器においては、引き外し装
置として電磁駆動型の引き外し装置が用いられている
が、プランジャーを復帰させるための復帰ばねの組み込
み作業が面倒であり、組立作業が面倒である。
[発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであって、その
主な目的とするところは、引き外し装置の組立作業を容
易にして生産性を向上させた配線用遮断器を提供するこ
とにある。
[発明の開示] 本発明においては、過大な電流が通過すると駆動される
引き外し装置と、複数のリンクとばねとを保持フレーム
に装着して構成さればね力を蓄積するセット状態で引き
外し装置が駆動されるとトリップ動作を行なうトリップ
装置と、トリップ装置に機械的に連結されトリップ装置
のトリップ動作に伴なって主電路に挿入された接点を開
離する接点装置とがハウジング内の定位置に納装された
配線用遮断器において、引き外し装置は過大な電流を検
出するコイルと、コイルを囲む形で配設されるヨーク
と、ヨークに進退自在に挿通されたプランジャーと、プ
ランジャーも定位置に復帰させる復帰ばねとを備え、ヨ
ークは平行に配設された3枚の横片間をそれぞれ縦片で
一体に連結された略S字形に形成され、プランジャーに
は進退方向に沿う側縁に開放されプランジャーの進退方
向に沿ってばね力を作用させるように復帰ばねを保持す
るばね収納凹所が形成され、ヨークの横片間に形成され
る一対の空隙のうちの一方にコイルが配設され、他方に
はプランジャーのばね収納凹所に保持される形で復帰ば
ねが介装されたことを特徴とする配線用遮断器を開示す
る。
(実施例) 以下の実施例においては、3極型のブレーカを示す。第
1図に示すように、基本的には過電流が通過すると駆動
される引き外し装置10と、引き外し装置10が駆動さ
れるとトリップ動作を行なうトリップ装置40と、トリ
ップ装置40がトリップ動作を行なうと瞬間的に開離さ
れる接点装置110と、接点装置110の開離時に発生
するアークを消弧する消弧装置130とをハウジング1
内に納装したものであって、ハウジング1の上面からは
トリップ装置40に連動したハンドル100が起倒自在
に突出する。引き外し装置10と接点装置110と消弧
装置130とは各極ごとに設けられており、またトリッ
プ装置40は3極が共有する形で設けられている。ハウ
ジング1はベース1aと、ベース1a上に被嵌されるカ
バー1bとから構成されており、カバー1bの中央部に
形成されたハンドル挿通孔2を通してハンドル100が
ハウジング1の外部に突出する。また、ハウジング1の
消弧装置130側の側面にはハウジング1の内外を連通
させる排気板9が嵌め込まれる。
引き外し装置10は、第4図および第5図に示すよう
に、電磁引き外し装置10aと熱動引き外し装置10b
とから構成される。電磁引き外し装置10aは、コイル
11、ヨーク12、プランジャー13、復帰ばね14、
およびブッシュ15から構成される。コイル11は、第
7図に示すような略L字形の切欠溝16を有する矩形状
の板金17を折曲して構成されているものであって、切
欠溝16は、板金17の長手方向の一端部から中央部に
走る横溝16aと、板金17の長手方向の側縁に一端部
が開放された縦溝16bとを連続させた形状に形成され
ている。この板金17を横溝16aの一方の側縁に沿っ
た折線(第7図中の一点鎖線)を介して略L字形に折曲
するとともに、板金17の長手方向の中央部で第7図中
縦方向に走る一対の折線を介して板金17の右端部が左
端部よりも上段となるように階段状に折曲することによ
り、右端部に端子片18が一体に延設された半ターンの
コイル11が形成されるのである。ここでコイル11
は、主電路に沿って端子片18に近い方が横片11aと
なり、端子片18から離れた方が縦片11bとなる。端
子片18の中央部には端子ねじ孔19が形成され、端子
片18のコイル11側の端部にはねじ孔20が形成され
る。また、コイル11の縦片11bの先端部には突片2
1が設けられる。このように、コイル11が板金17を
折曲して形成されているものであるから、打抜加工と折
曲加工とにより容易にコイル11が製造できるのであ
る。また、コイル11に端子片18が一体に延設されて
いるから、巻線のコイルを用いる場合のような端子片と
コイルとの溶接作業が不要であり、生産効率が高いもの
である。さらに、コイル11をL字状に折曲しているか
ら、平板状のコイル11に比較して占有面積が小さくな
り、本実施例のように複数極を並設している場合に配置
スペースが小さくなるのである。ヨーク12は、第5図
に示すように、上下に離間して平行に配置された上下3
段の横片12a〜12c間をそれぞれ縦片12d,12
eで一体に連結して略S字形に磁性体により形成されて
おり、上段の第1横片12aと中段の第2横片12bと
の両横片12a,12bには上下方向の一直線上でそれ
ぞれ矩形状の透孔22a,22bが形成される。下段の
第3横片12cの中央部にはねじ孔23が形成される。
第2横片12bと第3横片12cとの間にはコイル11
が介装されるのであって、コイル11の横片11aが第
3横片12cに対面するとともに、コイル11の縦片1
1bとヨーク12の第1縦片12dとがコイル11の横
片11aを介して対面する形で、コイル11とヨーク1
2とが非接触となるように配置される。また、第2横片
12bに形成された透孔22bにはブッシュ15が装着
される。ブッシュ15は、上面がやや窪んだ直方体状に
合成樹脂成型品等の非磁性体により形成されており、中
央部に矩形状の透孔27が開口し、第6図に示すよう
に、透孔27の開口周縁の下面の全周に挿入用突条28
が突設されている。しかるに、挿入用突条28を第2横
片12bの透孔22bに圧入することにより、ブッシュ
15がヨーク12に固定されるのである。ここで、透孔
27は第1横片12aの透孔22aと略等しい寸法に形
成されている。プランジャー13は磁性体により形成さ
れており、上端部が略L字形に折曲されて引掛片24が
形成され、下端部には側方に開放されたばね収納凹所2
5が形成される。ばね収納凹所25の上下幅はヨーク1
2の第1横片12aと第2横片12bとの間の幅に等し
く設定される。ばね収納凹所25の上下両端面からはそ
れぞればね保持突起26が突設されており、両ばね保持
突起26間に復帰ばね14が装着される。プランジャー
13の下端部はヨーク12の第1横片12aに形成され
た透孔22aおよびブッシュ15の透孔27に対応して
断面矩形状に形成されており、両透孔22a,27に上
下移動自在に挿通される。したがって、ブッシュ15を
装着したヨーク12にプランジャー13を挿通し、ヨー
ク12の第1横片12aと第2横片12bとの間にばね
収納凹所25を対応させた状態で復帰ばね14をばね収
納凹所25に側方より装着すれば、復帰ばね14の上下
両端がヨーク12の第1横片12aとブッシュ15とに
それぞれ弾接し、プランジャー13が上下に移動すると
きに復帰ばね14が圧縮され、プランジャー13に復帰
力が作用するのである。このようにヨーク12にブッシ
ュ15とプランジャー13とを装着した状態で復帰ばね
14が最後に装着されるから、電磁引き外し装置10a
の組立途中で復帰ばね14が外れたりすることがなく、
組立性が向上するのである。また、復帰ばね14をヨー
ク12の第1横片12aとブッシュ15との間に装着し
て、両者に弾接させているから、復帰ばね14からブッ
シュ15に作用する下向きの押圧力により、ブッシュ1
5をヨーク12にかしめ固定しなくとも、ブッシュ15
の抜け止めを行なうことができるのである。プランジャ
ー13の下端部はコイル11の縦片11bとヨーク12
の第1縦片12dとの間に配置され、コイル11への通
電によりプランジャー13が下方へ吸引されるように構
成される。この構成により、ヨーク12にプランジャー
13を装着した状態でコイル11を最後にヨーク12の
側方からヨーク12内に配置することができるのであ
り、コイル11にプランジャー13を挿通する場合に比
較して、組立性が向上したものとなる。コイル11の一
端部に形成された突片21には熱動引き外し装置10b
が結合される。
熱動引き外し装置10bは、ヒータ板31、バイメタル
板32、および押圧ねじ33により構成される。ヒータ
板31およびバイメタル板32はそれぞれ下端部に突片
21が挿入される挿入孔34,35を有し、バイメタル
板32を電磁引き外し装置10a側としてヒータ板31
とバイメタル板32とを積層し、挿入孔34,35に突
片21を挿入して突片21をかしめることにより、ヒー
タ板31とバイメタル板32とがコイル11に一体に固
定されるようになっている。ヒータ板31とバイメタル
板32とを積層した状態において、バイメタル板32の
上端部はヒータ板31の上端よりも上方に突出してお
り、この突出部分に形成されたねじ孔36に押圧ねじ3
3が進退自在に螺合するのである。ヒータ板31の上端
部には、第1図に示すように、編組線よりなる接続線3
7が接続され、ヒータ板31に通電される電流によりヒ
ータ板31が加熱されると、バイメタル板32の上端部
が電磁引き外し装置10a側に曲がるようになっている
のである。このように、ヒータ板31とバイメタル板3
2とをコイル11に一体に結合できるから、組立時の取
り扱いが容易となるものである。また、押圧ねじ33は
進退自在であるから、バイメタル板32からの突出量を
必要に応じて調節できる。
以上のようにして構成された引き外し装置10は、第1
図に示すように、端子片18をハウジング1の外部に露
出させるように配置され、ベース1aの下面より螺入さ
れる固定ねじ3,4の先端部が端子片18に形成された
ねじ孔20およびヨーク12に形成されたねじ孔23で
螺合されることにより、ハウジング1の定位置に固定さ
れる。また、端子片18の端子ねじ孔19には端子ねじ
29が螺合する。この引き外し装置10は、各極ごとに
設けられるものであって、互いに独立して動作するよう
になっている。
トリップ装置40は、第2図に示すように、左右に離間
した略平行な一対の支承板41aを一体に連結した形状
に形成された保持フレーム41を備えており、各支承板
41aの下端部はそれぞれ内向きに折曲されて固定片4
1bを形成している。両固定片41b上には固定板47
が跨がる形で配設され、ベース1aの下面より挿通され
る固定ねじ5を固定板47に形成された一対のねじ孔4
7aに螺合することにより、保持フレーム41がベース
1aの定位置に固定されるようになっている。保持フレ
ーム41において引き外し装置10側の端部にはラッチ
リンク51がリンクピン52により揺動自在に軸支され
る。
ラッチリンク51は、軸支部分よりも引き外し装置10
に近い部分に下方に突出するばね受け突片53を有し、
このばね受け突片53と保持フレーム41の端部に上方
に向かって突設されたばね受け突片42との間に圧縮ば
ね54を挟持する。ラッチリンク51において引き外し
装置10に近い端部にはラッチ片55が延設され、ラッ
チ片55は連動バー61に形成された保持溝62内に挿
入される。ラッチリンク51において軸支部分よりも引
き外し装置10から遠い端部には押さえ片56が延設さ
れており、押さえ片56の下面には係止レバー71の上
端が当接する。
連動バー61は軸方向の3箇所から略等間隔離間して押
圧片63と引掛片64とが互いに略直交する方向に突設
されるとともに、軸方向の中央部に押圧片63とは略直
交する方向に係止片65が突設された形状に形成されて
おり、連動バー61の軸方向の両端部はハウジング1の
内側面の定位置に回動自在に軸支されている。押圧片6
3は上記熱動引き外し装置10bの押圧ねじ33の先端
に対応して配置され、また引掛片64は電磁引き外し装
置10aの引掛片24の下面側に配設される。しかる
に、プランジャー13が下方に引き込まれるかバイメタ
ル板32がヒータ板31から離れる向きに曲がると、連
動バー61が第1図中左回りに回転するのである。ここ
で、連動バー61の3箇所に押圧片63と引掛片64と
が設けられていることにより、各極ごとに設けられた引
き外し装置10のうちのいずれか1つが動作すると連動
バー61が回転してトリップ装置40を動作させるので
ある。係止片65には側面および先端面が開口する保持
溝62が形成されており、係止片65の先端部で保持溝
62の上壁は係止片65の先端に向かって緩やかに昇り
傾斜する傾斜面66を形成している。
係止レバー71は下端部がリンクピン72により保持フ
レーム41に揺動自在に軸着されており、軸着部分より
も上方には引き外し装置10から離れる向きにばね受け
突片73が突設されている。このばね受け突片73は保
持フレーム41の上端部において引き外し装置10に近
付く向きに突設されたばね受け突片43との間で圧縮ば
ね74を挟持する。また、係止レバー71には切欠孔7
5が形成されており、切欠孔75の下縁からは引き外し
装置10から離れる向きで昇り傾斜する傾斜片76が延
設される。係止レバー71の切欠孔75にはクレドル8
1より延設された係止突片82が挿入される。
クレドル81は保持フレーム41の両支承板41aに略
平行な脚片を備えた略コ字形に折曲されており、リンク
ピン83により下端部が保持フレーム41に揺動自在に
軸着される。クレドル81の上端部内周面には軸突起8
4が打ち出されており、軸突起84は、第8図に示すよ
うに、円柱状であって円柱の周面の一部を軸方向に平行
な平面85で切り取って周面を優弧状とした形状に形成
される。この軸突起84には第1リンク91の上端部が
回動自在に軸着される。第1リンク91は両脚片の外周
面間の距離がクレドル81の両脚片の内周面間の距離に
略等しく設定された略コ字形に形成され、両脚片の上端
部には軸突起84と直径の略等しい優弧状に切り欠かれ
た軸受溝92を有しており、この軸受溝92が軸突起8
4に回動自在に結合される。軸受溝92の開口幅W
は、軸突起84の軸方向と直交する面内における軸突
起84の最小幅Wよりは大きく、軸突起84の直径W
よりは小さく設定されている。しかるに、第8図(a)
に示すように、軸突起84の軸方向と直交する面内で軸
突起84の平面85と平行な方向から第1リンク91の
軸受溝92を軸突起84に挿入し、その後第8図(b)の
ように第1リンク91を軸突起84の軸の回りに回転さ
せれば、第1リンク91がクレドル81に抜け止めされ
た形で揺動自在に保持されるのである。ここで、軸突起
84における平面85の位置はクレドル81と第1リン
ク91との動作範囲においては第1リンク91がクレド
ル81から脱落しない位置に設けられる。この構成によ
り、リンクピンを用いずにクレドル81と第1リンク9
1とを揺動自在に連結できるのであり、構成が簡単でし
かも両者を結合した後には容易にはずれないようにする
ことができるのである。クレドル81の両脚片において
係止突片82とは反対側の端部には押圧突片86が延設
される。
第1リンク91の下端部は、第3図に示すように、第2
リンク94の上端部にリンクピン93により回動自在に
連結される。リンクピン93には引張ばね102の一端
部が結合される。引張ばね102の他端部はハンドルリ
ンク101の上端部の引掛孔103に連結されている。
ハンドルリンク101は下方に開放された略コ字形に形
成されており、上端部がハンドル100に一体に結合さ
れ、ハンドル100の起倒に伴なって揺動するようにな
っている。すなわち、ハンドルリンク101の下端部は
保持フレーム41の支承板41aの外側面に突設された
軸突起44に係合する下方に開放された略U字形の軸受
溝104を有しており、軸突起44の回りでハンドル1
00とともに揺動自在となっている。支承板41aの外
側面において軸突起44とは異なる位置にはハンドルリ
ンク101の回動範囲を規制するストッパ突起45が突
設される。また、ハンドルリンク101において保持フ
レーム41よりも上方に突出する部分には押圧ピン10
5が装着される。ハンドル100の下端部上面には、ハ
ウジング1の上端部でハンドル挿通孔2の周囲の内周面
に形成された円弧面6に沿う円弧面106が形成されて
おり、両円弧面6,106はともに上記軸突起44を中
心とする円弧となっている。ところで、第2リンク94
の下端部には略U字形の連結溝95が形成されており、
この連結溝95の接点装置110に連結される。
接点装置110は、可動接点112を備えた可動接触子
111と、可動接触子111を保持するクロスバー12
1と、クロスバー121と可動接触子111との間に介
装された圧縮ばね113と、後述する消弧装置130に
一体に設けられた固定接点131とを備えている。可動
接触子111にはヒータ板31に一端部が接続された接
続線37の他端部が接続されている。クロスバー121
はハウジング1の内周面の定位置に軸支されているもの
であって、他極の可動接触子111を同時に駆動するよ
うになっている。つまり上述した連動バー61と同様に
クロスバー121は各極の可動接触子111を同時に保
持しており、いずれか1つの可動接触子111を動作す
ると、残りの可動接触子111が連動するようにしてい
るのである。クロスバー121は合成樹脂成形品等の絶
縁材料により形成されており、軸方向の3箇所に接触子
保持部122を備えている。接触子保持部122は、ク
ロスバー121の軸方向から見た外形が略三角形の基部
体122aの先端に保持体122bが突出する形状とな
っており、保持体122bの先端部はクロスバー121
の軸方向において離間している。基部体122aは、保
持体122bの突出する面とその反対側の面とが開放さ
れた形状に形成されている。基部体122aの下壁にお
ける保持体122b側の側面は上下方向の平面である第
1ばね受け面123を形成し、第1ばね受け面123の
上端には保持体122bから離れる向きで上方に昇り傾
斜する第2ばね受け面124が形成されている。すなわ
ち、第1ばね受け面123と第2ばね受け面124との
間にエッジ125が形成されるのである。基部体122
aの下壁にはこのエッジ125に跨がる形で斜め上方に
突出するばね受け突起126が設けられており、ばね受
け突起126の突出方向は第2ばね受け面124に略直
交する方向に設定されている。基部体122aにおいて
保持体122bとは反対側の開口の上下幅は可動接触子
111の上下幅よりも大きく設定されている。保持体1
22bの内周面には、保持体122bの内側と基部体1
22a側とに開放された保持溝128が形成されてお
り、保持溝128の上周壁は基部体122aに近付くほ
ど下周壁から離れように傾斜している。また、保持溝1
28において基部体122aからもっとも離れた先端部
は略一定幅となっている。保持体122bの先端部には
内向きに抜け止め突起129が突設されており、保持溝
128の先端と抜け止め突起129との間は第2リンク
94における連結溝95の周囲部分の幅に略等しく設定
されている。ところで、可動接触子111は長手方向の
略中央部に軸ピン114が挿通され、また基部体122
a側端部の下部には基部体122a側に突出するばね受
け舌片115が形成されるとともにばね受け舌片115
にはばね受けピン116が挿通される。圧縮ばね113
は基部体122aのばね受け突起126と可動接触子1
11のばね受け舌片115との間に挟装されるのであっ
て、可動接触子111側の端部はばね受けピン116に
当接する。圧縮ばね113にはばね受け突起126が挿
入されるから、第10図に示すように、圧縮ばね113
にはその軸方向が第1ばね受け面123に直交する位置
と第2ばね受け面124に直交する位置との間で揺動自
在となるのであり、両ばね受け面123,124の間に
エッジ125が形成されていることにより、圧縮ばね1
13が上記両位置のいずれか一方の位置に確実に位置決
めされるのである。軸ピン114は保持溝128内に挿
入されるのであって、圧縮ばね113のばね力により、
軸ピン114が保持溝128の先端に向かうように可動
接触子111が付勢される。軸ピン114には第2リン
ク94が回動自在に係止され、第2リンク94は圧縮ば
ね113のばね力により抜け止め突起129と軸ピン1
14との間に挟持される。したがって、トリップ装置4
0と接点装置110との結合にあたっては、第9図(a)
に示すように、接点装置110を組み立てた後、第9図
(b)に示すように、圧縮ばね113を押し縮めて軸ピン
114を保持溝128の先端から後退させ、その状態で
トリップ装置40の第2リンク94の連結溝95に軸ピ
ン114を装着した後、圧縮ばね113への圧縮力を除
去すれば、第9図(c)に示すように、第2リンク94は
抜け止め突起129と軸ピン114との間に挟持されて
軸ピン114と直交する方向における抜け止めがなされ
る。また、軸ピン114に沿う方向においては、可動接
触子111と保持体122bとの間に挟持されることに
より抜け止めがなされる。つまり、トリップ装置40と
接点装置110とが分離して組み立てられるから、組立
作業が容易となり生産性の向上につながるものである。
ベース1aの底面には基部体122aに対応して係止面
8が形成されており、接点の開離に伴なってクロスバー
121が所定角度回転すると、基部体122aの下面が
係止面8に当接して回転角度を規制する。
可動接点112とともに接点を構成する固定接点131
は消弧装置130の固定接定板132の上面に設けられ
ており、固定接定板132の一端部にはアーク走行板1
33が設けられる。固定接定板132において固定接点
131を挟んでアーク走行板133とは反対側の端部に
はアーク駆動コイル134の一端部が接続される。アー
ク駆動コイル134は下方に開放された略U字形に曲成
されており、両脚片間に対応する位置に固定接点131
が位置するように配設される。アーク駆動コイル134
の他端部は固定板135に接続される。固定板135は
階段状に屈曲されており、その下段側は固定片135a
であって、ベース1aの下面から挿入される固定ねじ7
が固定片135aに螺合することにより、固定板135
がベース1aに固定される。固定板135の上段側はハ
ウジング1の外側面に露出する端子片135bとなり、
端子片135bには端子ねじ136が螺合する。アーク
走行板133の上方には消弧器137が配設される。消
弧器137は、上下方向に小間隔離間して平行に配設さ
れた導電板である複数枚のグリッド板138と、グリッ
ド板138を保持する絶縁材料で形成された保持枠13
9とで形成され、最下段のグリッド板138がアーク走
行板133に対面して配置される。
以上のようにして、端子片18、コイル11、ヒータ板
31、接続線37、可動接触子111、可動接点11
2、固定接点131、固定接定板132、アーク駆動コ
イル134、および固定板135を通る主電路が形成さ
れるのである。また、上述の構成を有することにより、
ハウジング1内への各装置の組み付けにあたっては、ま
ず主電路を形成する引き外し装置10、接点装置11
0、消弧装置130を組み込んだ後、トリップ装置40
を組み込めばよいのであり、その際にトリップ装置40
の第2リンク94と接点装置110の軸ピン114とを
連結すればよいのである。
(動作) 以下、動作を説明する。まず、第14図に示すように、
ハンドル100が引き外し装置10側(第14図中右
側)に倒されているときには、可動接点112と固定接
点131とが開離する。この状態においては、連動バー
61の保持溝62内にラッチリンク51のラッチ片55
が挿入されており、ラッチリンク51は圧縮ばね54に
よりリンクピン52の回じで左回りに付勢されている。
ラッチリンク51の押さえ片56の下面は係止レバー7
1の上端縁に当接しており、係止レバー71は圧縮ばね
74によりリンクピン72の回じで右回りに付勢されて
いる。ここで、ラッチリンク51と係止レバー71とが
当接していることにより、両者の回転止めがなされる。
係止レバー71の切欠孔75にはクレドル81の係止突
片82が挿入され、クレドル81の回転止めがなされて
いる。一方、引張ばね102の両端を結ぶ直線は軸突起
84よりも右側を通り、かつ第1リンク91と第2リン
ク94とを連結するリンクピン93に上向きのばね力が
作用するから、第1リンク91は軸突起84の回りで左
回りに付勢される。したがって、第2リンク94が第2
リンク94に連結された可動接触子111とともに右上
方に引き上げられて可動接点112と固定接点131と
が開離しているのであり、クロスバー121が右回りに
付勢される。ベース1aにはクロスバー121の基部体
122aに対応した係止面8が形成されているから、基
部体122aが係止面8に当接することによりクロスバ
ー121の回転角度が規制されている。ここで、圧縮ば
ね113の両端を結ぶ直線は軸ピン114の右側を通
り、かつ圧縮ばね113のばね力が上向きに作用するか
ら、可動接触子111は左回りに付勢される。すなわ
ち、可動接触子111は基部体122aの上壁下面に当
接する状態となっている。
次に、第1図に示すように、ハンドル100を消弧装置
130側(図中左側)に倒すと、引張ばね102の両端
を結ぶ直線が軸突起44よりも左側を通り、かつばね力
が下向きに作用するから、ハンドルリンク101は左回
りに付勢され、ハンドル100が左側に倒された状態が
維持される。ここで、ハンドルリンク101は、ストッ
パ突起45に当接することにより、最大回動角が規制さ
れている。また、この状態において引張ばね102の両
端を結ぶ直線がクレドル81を軸支するリンクピン83
よりも右側を通り、かつばね力が上向きに作用するか
ら、クレドル81は左回りに付勢されることになる。こ
こでクレドル81、係止レバー71、ラッチリンク5
1、連動バー61は上述した接点の開極状態と同じ状態
に保たれる。一方、第1リンク91と第2リンク94と
を連結するリンクピン93は引張ばね102のばね力に
より左側に引っ張られているから、第1リンク91と第
2リンク94とが略一直線上に並ぶことになり、第2リ
ンク94の下端に連結された可動接触子111が下方に
押圧されて可動接点112と固定接点131とが閉成さ
れる。また、圧縮ばね113の両端を結ぶ直線が軸ピン
114の右側を通り、かつばね力が上向きに作用してい
ることにより十分な接点圧が得られるようになってい
る。こうしてハンドル100を左側に倒した状態では引
張ばね102のばね力が蓄積されたセット状態となるの
である。
以上のようにして接点が閉成されている状態で短絡電流
のようなきわめて大きな電流が主電路に流れると、第1
1図に示すように可動接点112と固定接点131とが
電磁反発力により瞬間的に開離する。このとき、圧縮ば
ね113の両端を結ぶ直線が軸ピン114の下側を通
り、かつばね力が左向きに作用するから、圧縮ばね11
3のばね力により可動接点112は固定接点131から
離れる向きに付勢されることになる。圧縮ばね113は
この位置において、第1ばね受け面123に当接するの
であり、第1ばね受け面123と第2ばね受け面124
との間にエッジ125が形成されていることにより、圧
縮ばね113の反転動作が容易に行なわれるのである。
また、圧縮ばね113が第1ばね受け面123に当接す
ることにより、ばね力の作用方向が正確に設定されるの
である。以上のようにして、圧縮ばね113は接点閉成
時には接点圧を付与し、接点開離時には接点の開離を加
速するように反転ばねの作用をするのである。ここで、
接点の開離に伴なってアークが発生するが、アーク駆動
コイル134の回りに発生する磁界とアークとの間に作
用するローレンツ力により、アークは消弧器137に向
かって強く付勢され、アーク長が急速に引き延ばされ
る。
電磁反発力による接点の開離に引き続いて、電磁引き外
し装置10aによりトリップ装置40が駆動される。電
磁引き外し装置10aは短絡電流のみではなく、定格の
数倍以上程度の大電流が流れると作動する。すなわち、
電磁引き外し装置10aのコイル11を大電流が通過す
ると、プランジャー13が復帰ばね14のばね力に抗し
て下方に引き込まれ、プランジャー13の上端部に形成
された引掛片24により連動バー61の引掛片64が下
方に引かれる。これにより、連動バー61は第12図に
示すように左回りに回転し、ラッチリンク51のラッチ
片55が保持溝62の傾斜面66により下方に押圧され
る。すなわち、ラッチリンク51が圧縮ばね54のばね
力で右回転し、係止レバー71への押圧力が解除される
から、係止レバー71が圧縮ばね74のばね力で左回転
し、クレドル81の係止突片82が係止レバー71の切
欠孔75から外れる。クレドル81は上述したように、
引張ばね102のばね力により左回りに付勢されている
から、係止レバー71との係合が解除されると左回りに
回転し、第1リンク91を左上方に引き上げる。また、
第1リンク91が引き上げられると、引張ばね102の
収縮とともに第2リンク94が右上方に引き上げられ、
可動接点112を固定接点131から引き離すように可
動接触子111が引き上げられる。これらの一連の動作
は瞬間的に行なわれ、いわゆるトリップ動作を行なうの
である。このようにして可動接点112が固定接点13
1から離れるとアーク長が引きのばされ、消弧器137
のグリッド板138でアークが分割されてアークが急速
に消弧される。また、アーク発生にともなう高圧のアー
クガスは排気板9を通してハウジング1外に排出され
る。ここで、上述したようにクロスバー121の基部体
122aの下端部がベース1aの底面に形成された係止
面8に当接することによりクロスバー121の回転止め
がなされるのである。このように、可動接触子111の
開極角度がクロスバー121をベース1aの係止面8に
当接させることによって規制されており、可動接触子1
11は軸ピン114と圧縮ばね113とによりクロスバ
ー121に保持されているから、クロスバー121が係
止面8に当接するときの衝撃力が緩和され、可動接触子
111やトリップ装置40への影響が少なくなり、トリ
ップ装置40が作動して接点が開離したときに、可動接
触子111の回転角度を規制しながらも、可動接触子1
11やトリップ装置40への衝撃を少なくすることがで
きるのである。接点の開極位置では、圧縮ばね113は
第2ばね受け面124に当接し、圧縮ばね113の両端
を結ぶ直線が軸ピン114の右側を通り、かつばね力が
上向きに作用して可動接触子111が左回りに付勢され
るように設定される。
以上のように、定格の数倍以上程度の大電流が通過した
ときには、電磁引き外し装置10aが作動してトリップ
装置40が駆動されるが、定格よりもやや大きい程度の
過電流が長時間通電されたときには、ヒータ板31がバ
イメタル板32を加熱することにより、バイメタル板3
2が曲がり、押圧ねじ33が連動バー61の押圧片63
を押圧することにより連動バー61を左回りに回転さ
せ、上述したのと同様にトリップ装置40を作動させて
接点を開極させることができる。
このように、トリップ装置40が作動すると、クレドル
81が係止レバー71から外れるものであるから、接点
を再度閉成するためには、リセットを行なう必要があ
る。リセットは第13図に示すように、ハンドル100
を右側に最大限に倒すことによって行なわれる。すなわ
ち、ハンドル100を右側に最大限に倒すと、ハンドル
リンク101に設けた押圧ピン105によりクレドル8
1の押圧突片86が右方向に押圧され、クレドル81が
右回りに回転する。この操作によりクレドル81の係止
突片82が係止レバー71の切欠孔75の下縁に延設さ
れた傾斜片76に沿って切欠孔75内に挿入され、クレ
ドル81からの押圧力で係止レバー71が左回りに回転
する。したがって、係止レバー71の上端がラッチリン
ク51の押さえ片56の下面に当接することになり、こ
こでハンドル100を右側に倒す力を除去すれば、第1
4図の状態に復帰するのである。
[発明の効果] 本発明は上述のように、引き外し装置が、過大な電流を
検出するコイルと、コイルを囲む形で配設されるヨーク
と、ヨークに進退自在に挿通されたプランジャーと、プ
ランジャーを定位置に復帰させる復帰ばねとを備え、ヨ
ークは平行に配設された3枚の横片間をそれぞれ縦片で
一体に連結された略S字形に形成され、プランジャーに
は進退方向に沿う側縁に開放されプランジャーの進退方
向に沿ってばね力を作用させるように復帰ばねを保持す
るばね収納凹所が形成され、ヨークの横片間に形成され
る一対の空隙のうちの一方にコイルが配設され、他方に
はプランジャーのばね収納凹所に保持される形で復帰ば
ねが介装されているので、ヨークにプランジャーを装着
した状態でヨークの横片間に復帰ばねを挿入して復帰ば
ねをプランジャーのばね収納凹所に装着すればよいので
あって、引き外し装置の組立作業が容易であり、その結
果、生産性が向上するという利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の接点の閉成状態を示す断面
図、第2図は同上に使用するトリップ装置と接点装置と
の分解斜視図、第3図は同上に使用するトリップ装置と
接点装置との斜視図、第4図は同上に使用する引き外し
装置の斜視図、第5図は同上に使用する引き外し装置の
分解斜視図、第6図は同上に使用するブッシュの下面側
の斜視図、第7図は同上に使用するコイルの展開図、第
8図(a)(b)は同上に使用するクレドルと第1リンクとの
結合順序を示す斜視図、第9図(a)(b)(c)は同上に使用
するトリップ装置と接点装置との結合順序を示す斜視
図、第10図(a)(b)は同上に使用する接点装置の圧縮ば
ねの動作説明図、第11図は同上において短絡電流が通
電された状態を示す断面図、第12図は同上においてト
リップ動作を行なった状態を示す断面図、第13図は同
上においてリセット状態を示す断面図、第14図は同上
においてオフ状態を示す断面図である。 1はハウジング、10は引き外し装置、10aは電磁引
き外し装置、11はコイル、12はヨーク、12a〜1
2cは横片、12d,12eは縦片、13はプランジャ
ー、14は復帰ばね、25はばね収納凹所、40はトリ
ップ装置、41は保持フレーム、110は接点装置、1
11は可動接触子、112は可動接点、131は固定接
点である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】過大な電流が通過すると駆動される引き外
    し装置と、複数のリンクとばねとを保持フレームに装着
    して構成さればね力を蓄積するセット状態で引き外し装
    置が駆動されるとトリップ動作を行なうトリップ装置
    と、トリップ装置に機械的に連結されトリップ装置のト
    リップ動作に伴なって主電路に挿入された接点を開離す
    る接点装置とがハウジング内の定位置に納装された配線
    用遮断器において、引き外し装置は過大な電流を検出す
    るコイルと、コイルを囲む形で配設されるヨークと、ヨ
    ークに進退自在に挿通されたプランジャーと、プランジ
    ャーを定位置に復帰させる復帰ばねとを備え、ヨークは
    平行に配設された3枚の横片間をそれぞれ縦片で一体に
    連結された略S字形に形成され、プランジャーには進退
    方向に沿う側縁に開放されプランジャーの進退方向に沿
    ってばね力を作用させるように復帰ばねを保持するばね
    収納凹所が形成され、ヨークの横片間に形成される一対
    の空隙のうちの一方にコイルが配設され、他方にはプラ
    ンジャーのばね収納凹所に保持される形で復帰ばねが介
    装されたことを特徴とする配線用遮断器。
JP523786A 1986-01-14 1986-01-14 配線用遮断器 Expired - Fee Related JPH0630212B2 (ja)

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