JPH0630191B2 - Vtrのキヤプスタンサ−ボ回路 - Google Patents

Vtrのキヤプスタンサ−ボ回路

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JPH0630191B2
JPH0630191B2 JP60162274A JP16227485A JPH0630191B2 JP H0630191 B2 JPH0630191 B2 JP H0630191B2 JP 60162274 A JP60162274 A JP 60162274A JP 16227485 A JP16227485 A JP 16227485A JP H0630191 B2 JPH0630191 B2 JP H0630191B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はVTRのキャプスタンサーボ回路に関する。
〔発明の概要〕
キャプスタンモータの比較的長周期の速度ドリフト、定
数ばらつきなどを検出してこれを補正する回路を付加
し、テープ長手方向に記録したコントロール信号の再生
信号を参照して動作する位相サーボ回路の出力と切替可
能にし、これによってアセンプリ編集のとき、編集点で
再生モードから記録モードに切換えても一定トラックピ
ッチが保たれるようにしたものである。
〔従来の技術〕
第4図は従来から知られているVTRのキャプスタンサ
ーボ回路で、特にアセンブリ編集を考慮した工夫がなさ
れている(特公昭49−18805号明細書参照)。
第4図で、キャプスタンモータ1の軸に取付けられた周
波数発電機から例えば450Hzで2相(90゜位相差)
の速度信号FG(A)、FG(B)を得て、周波数/電
圧変換部f/vを有する周知の速度サーボ回路2に与
え、その出力の速度制御電圧をa入力として加算アンプ
3を通じてキャプスタンモータ1に供給してループ制御
により一定テープスピードを得ている。
一方、再生時には、テープ長手方向に記録したコントロ
ール信号(30Hz)の再生信号PB−CTLと、ドラム
モータの回転基準にも使用している30Hzの基準信号R
EFとを、位相比較部φを有する位相サーボ回路4に与
え、位相誤差出力を加算アンプ3のb入力から速度制御
電圧に加え、PB−CTLとREFとが一致するように
キャプスタンモータ1の回転位相を制御している。
速度信号FG(A)、FG(B)を計算するFGカウン
タ5を設け、記録時RECには30Hzの分周出力を再生
コントロール信号PB−CTLの代りに切換スイッチ6
を介して位相サーボ回路4に供給している。
アセンブリ編集ASS又はつなぎ撮りのときには、編集
点よりテープを少し巻戻し、一旦再生モードにしてから
編集点以後、記録モードに切換える。再生モード中に、
FGカウンタ5を再生コントロール信号PB−CTLで
リセット(強制同期)させると、編集点以後、自己リセ
ット(自走)するFGカウンタ5の出力はPB−CLT
の位相情報を保つ。従って編集点の前後でトラックピッ
チが不連続に乱れることが無い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第4図のサーボ回路は、速度信号FG(A)、FG
(B)の周波数がPB−CTL(30Hz)の整数倍であ
ることを前提にしている。非整数倍(端数がある)であ
ると、FGカウンタ5がPB−CTLによる強制リセッ
トから自走に切換わったとき、30Hz出力が例えば31
Hzに変化し、編集点前後でのトラックの連続性を保てな
くなる。このことはサーボループに含まれる機械系、特
にキャプスタンの径を精度を激しく管理しなければなら
ないことを意味する。例えばキャプスタン径が標準より
太ければ、テープが基準速度で走っているときのFG周
波数は小さくなり、従ってFGカウンタ5による分周出
力も30Hzより小さくなってしまう。同様に周波数発電
機も高精度にしなければならない。
更に、記録モード又はアセンブルモードのときには位相
サーボ系が働らかないので、キャプスタン径のばらつき
や、速度サーボ回路2の温度特性、経時変化でテープ速
度が基準値からずれてしまう問題もある。
本発明はこの問題にかんがみ、アセンブリ編集に対応で
きしかも機械系に高精度を必要としないキャプスタンサ
ーボ回路を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のキャプスタンサーボ回路は、第1図に示すよう
に、周波数発電機の出力の一定期間内(例えば2秒間)
のパルス数計測値又は所定パルス数に対応した時間計測
値について、基準からのずれ量を検出して電圧に変換す
る速度偏差補償回路7を具備している。そして位相サー
ボ回路4及び速度偏差補償回路7の各出力を切換スイッ
チ6で選択して速度サーボ回路2の出力の速度制御電圧
に加算するように構成されている。
〔作 用〕
モータ速度の長周期のドリフト、機器ごとのばらつきな
どが補正される。アセンブリ編集時、編集点で再生から
記録へ切換えたときに、速度偏差補償回路が位相サーボ
回路と相補的に機能し、編集点前後のトラック位相の連
続性が保たれる。
〔実施例〕
第1図は本発明を適用したキャプスタンサーボ回路を示
す。速度サーボ回路2及び位相サーボ回路4に加えて速
度偏差補償回路7が付加されている。この補償回路7は
記録時に動作し、比較的長い周期(数秒)で速度信号F
Gのパルス数を計数し、計数値と基準値との偏差を電圧
として導出するように成っている。
速度信号FG(A)、FG(B)はEX−OR8で2逓
倍され、FGカウンタ9で計数される。カウンタ9の計
数(ゲート)区間は例えば2秒ごとで、ゲート信号がイ
ネーブル入力に与えられるごとにコンパレータ10(又
は減算器)にカウント値が導出され、基準FGカウント
値発生回路11からの基準値と比較される。比較結果の
誤差分はD/Aコンバータ12で電圧値に変換され、オ
フセット回路13で適当なオフセット値が付加されてか
ら、切換スイッチ6のREC側を経てb入力として加算
アンプ3に加えられる。なおオフセット回路13は可変
抵抗VRを備え、アッテネータとしても機能し、偏差補
償回路7を含むループのゲインを調整するためにも用い
られる。
速度偏差補償回路7は、キャプスタンの回転周期より短
い速度変動については補正能力が無いが、定常的な速度
誤差、例えば速度サーボ回路2を含む速度サーボ系の温
度ドリフト、経時変化、機器ごとのばらつきなどを補償
して一定値に収束させる働きをする。
例えば、FG周波数を900Hz(2FG)とすると、2
秒間でFGカウンタ9は1800パルス計数するから、
11ビットカウンタ(2048進)をFGカウンタ9に
用いる。偏差検出精度は1パルス当り1/1800=0.
055 %であるから、速度偏差を概ね±0.1 %以内に納め
ることができる。なおコンパレータ10の出力は偏差分
のみであるから、D/Aコンバータ12のビット数は5
ビット以下でよい。
アセンブリ編集時には、既述のように編集点よりテープ
を少し戻し、切換スイッチ6をPB側にして一旦再生モ
ードにする。この再生モードで速度サーボ回路2のみが
機能していると仮定すると、キャプスタンモータ1は一
応定速で回転するが、キャプスタン径のばらつきや速度
サーボ目標値の温度ドリフト、経時変化等に応じて再生
コントロール信号PB−CTLは基準の30Hzからずれ
ている。ここで位相サーボ回路4を働らかせると、正確
に30Hzの再生コントロール信号PB−CTLが基準信
号REFに位相同期して得られるようにモータ速度及び
回転位相が調整される。このPB−CLTを参照したサ
ーボにより、再生時には記録時と全く同一のテープ速度
が再現されることになる。
ここで記録時には、速度偏差補償回路7が機能した状態
でテープ速度制御が行われ、テープ側縁に30Hzの基準
信号に基いてコントロール信号が記録されることに注意
すべきである。つまり再生モードでは、位相サーボ回路
4が速度偏差補償回路7の代用をしていると考えること
ができ、一方、位相サーボがかかった状態では、速度偏
差補償回路7のFGカウンタ9は例えば1800パルス
/2秒の偏差のない基準値相当の計数を行っていると考
えてよい。このためアセンブリ編集点において切換スイ
ッチ6をPB側からREC+ASS側に切換えても、キ
ャプスタンモータ1に加わる電圧は殆ど変化しない。そ
してモータの慣性により編集点の前後でトラック位相及
びCTL間隔の連続性は保たれている。編集点以後は、
逆に速度編集補償回路7が位相サーボ回路4の代用とな
って機能しモータ速度を一定値に安定化させることにな
る。
以上のように、本発明では第4図のようなFGカウンタ
5をPB−CTLで強制リセットする位相同期方式を採
用していないので、FG周波数が30Hzの端数の無い整
数倍である必要が無い。従ってキャプスタン径の設計自
由度が増し、多小の径のぼろつきも許容できるようにな
る。また速度サーボ回路2を含む速度サーボ系の目標値
が温度ドリフトや経時変化、装置ごとのばらつきに起因
して変化しても、これらが補正され、安定なテープ速度
が得られる。
なお第2図に示すようなマイクロコンピュータ15にF
Gカウンタ+コンバレータの機能16を付加してもよ
い。このマイクロコンピュータ15にはキャプスタンモ
ータ1の立上り時にモータ速度を基準値に速かにロック
させるインスタントスタート機能17が与えられてい
て、機能16と17とはセレクタ18によって選択利用
される。
また第3図に示すように、FGカウンタ20によってF
Gパルスを所定数計数し、その所定数の時間間隔をクロ
ックパルスCKに基いて時間計測回路21で計測し、こ
の計測値と基準値発生回路22からの基準値とをコンパ
レータ23で比較し、誤差分をD/Aコンバータ24か
ら切換スイッチ6を介してキャプスタンモータ1に導出
してもよい。
更に、第1図の構成において、FGカウンタ9の基準計
数値、例えば1800パルス/2秒をカウンタのセンタ
ー値として定め、実際の計数値の上記センター値からの
ずれをカウンタの下位桁から必要があればデコーダを介
してD/Aコンバータ12に導出するように構成しても
よい。この構成ではコンパレータ10や基準FGカウン
ト値発生回路11は不要になる。
〔発明の効果〕
本発明は上述の如く、速度偏差補償回路を設けたので、
キャプスタンモータ速度の比較的長周期のドリフト、機
器ごとのばらつき等を吸収して回転速度を安定化させる
ことができる。またアセンブル編集時に位相サーボ回路
の出力と速度編集補償回路の出力とを切換えて用い、編
集点前後のトラックピッチの連続性を保つことができ
る。この点については、従来のようなカウンタ同期式
(第4図)を用いていないので、周波数発電機の出力周
波数が30Hzの再生コントロール信号の整数倍である必
要が無く、キャプスタン径などの機械系の許容精度が低
くてよく、サーボ精度を向上させながらコスト低減が図
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したVTRのキャプスタンサーボ
回路のブロック図、第2図は第1図の速度偏差補償回路
をマイクロコンピュータで構成するときの概念図、第3
図は速度偏差補償回路の変形例を示すブロック図、第4
図は従来のキャプスタンサーボ回路のブロック図であ
る。 なお図面に用いられた符号において、 1……キャプスタンモータ 2……速度サーボ回路 3……加算アンプ 4……位相サーボ回路 6……切換スイッチ 7……速度偏差補償回路 である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−187147(JP,A) 特開 昭59−124054(JP,A) 実開 昭52−150314(JP,U) 特公 昭49−18805(JP,B1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周波数発電機の出力に基いてキャプスタン
    モータの回転数を一定に保つための速度制御電圧を出力
    する速度サーボ回路と、 再生時に基準信号とテープ長手方向に記録された一定周
    期のコントロール信号との位相が一致するように位相制
    御電圧を出力する位相サーボ回路と、 上記周波数発電機の出力の一定時間内のパルス数計測値
    又は所定パルス数に対応した時間計測値について、基準
    からのずれ量を検出して電圧に変換する速度偏差補償回
    路とを具備し、 上記位相サーボ回路及び速度偏差補償回路の各出力を切
    換スイッチで選択して上記速度サーボ回路の出力の速度
    制御電圧に加算するように構成したVTRのキャプスタ
    ンサーボ回路。
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