JPH0630162B2 - スポツト位置エラ−検出系 - Google Patents

スポツト位置エラ−検出系

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JPH0630162B2
JPH0630162B2 JP61141721A JP14172186A JPH0630162B2 JP H0630162 B2 JPH0630162 B2 JP H0630162B2 JP 61141721 A JP61141721 A JP 61141721A JP 14172186 A JP14172186 A JP 14172186A JP H0630162 B2 JPH0630162 B2 JP H0630162B2
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豊 山中
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスポット位置エラー検出系に関し、特に光によ
り記録や再生等を行なうための光ピックアップ装置に用
いるスポット位置エラー検出系に関する。
〔従来の技術〕
第3図は従来のかかるスポット位置エラー検出系の第一
の例を含む光ピックアップ装置の基本的な光学系を示し
ている。
レーザ光源11からの出射光をコリメートレンズ12、
偏光ビームスプリッタ13、1/4波長板14、集光レ
ンズ15を介して記録媒体16上に集光させる。記録媒
体16からの反射光は1/4波長板14と偏光ビームス
プリッタ13とで構成されるサーキュレータによって分
離される。反射光の一部はハーフミラー17を透過して
2分割光検出器であるトラックエラー検出器18に、残
りは収束レンズ2とナイフエッジ19とを介して2分割
光検出器であるフォーカスエラー検出器20に入射す
る。
この光ピックアップ装置のスポット位置エラー検出系
は、ハーフミラー17、トラックエラー検出器18、収
束レンズ2、ナイフエッジ19、フォーカスエラー検出
器20から成っている。トラックエラーはファーフィー
ルドの片寄りを検出するプッシュプル法で、フォーカス
エラーはナイフエッジ法で検出されることになる。
ところで、第3図に示す従来例はこのようにトラックエ
ラーとフォーカスエラーを別々の光検出器より得るた
め、構成を小型化することが難しい。そこで、本発明者
は以前に4分割プリズムと6分割光検出器とを用いた新
しいスポット位置エラー検出系(第二の従来例)を提案
した(特願62−145536号公報)。第4図にその
基本構成を示す。領域A〜Dに分割された四つの領域を
有する4分割プリズム1により光ビームは4領域に分割
される。このうち、領域Bおよび領域Dの透過光はわず
かに光路を左右に変えて二つの2分割光検出部の分割線
上にそれぞれ集光される。このビームにより、ナイフエ
ッジ法の原理に基づいてフォーカスエラー検出を行な
う。領域Aおよび領域Cの透過光は光路を左右に大きく
変えて独立な光検出部にそれぞれ集光されプッシュプル
法によるトラックエラー検出を行なう。第4図に示す従
来例はこのように簡易な構成でスポット位置エラー検出
ができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第4図に示す従来例では、第5図に示すように、反射光
ビーム10のうち4分割プリズム1の領域AおよびCに
入射する光量の差によりトラックエラー信号を検出す
る。これは記録媒体のグルーブの一次回折光パターンが
重なる領域の光量が、光ピックアック装置の集光スポッ
トとグルーブとの位置関係で変化することを利用してい
る。ところで、トラッキングのため光ピックアップ装置
の集光レンズを移動すると、反射光ビームのパターンが
破線11で示すように移動する。移動量が大きくなる
と、領域AとCとで透過光量が大きく異なり、最終的に
はトラックエラー検出信号のオフセットとなってしま
う。
本発明の目的は上記のようなオフセットの発生量が少な
いスポット位置エラー検出系を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のスポット位置エラー検出系は、記録媒体上に集
光した光源からの出射光の前記記録媒体からの反射光か
ら集光位置の誤差を検出するスポット位置エラー検出系
であって、前記反射光の中心軸と光軸を一致させて配置
した収束レンズと、この収束レンズの前または後に配置
され前記反射光の円形ビームの直径のうち前記記録媒体
上の前記集光位置における前記記録媒体の進行方向に平
行な直径に対して対称となる2本の直径を境界線として
前記円形ビームを前記進行方向に平行な直径を含む第1
及び第2の成分ならびに残りの第3及び第4の成分の四
つの成分に分割し前記収束レンズと共に前記四つの成分
を前記反射光の中心軸の近傍かつ互いに異る位置に集光
する光路分割器と、それぞれの分割線が前記進行方向に
平行な前記直径の方向と直交し前記第1及び第2の成分
の集光位置を通るように配置した二つの2分割光検出部
ならびに前記第3及び第4の成分の集光位置にそれぞれ
配置した二つの独立な光検出部を有する6分割型の光検
出器と、前記第3及び第4の成分のうち前記円形ビーム
の周辺部の光が前記光検出器に到達するのを阻止する遮
光手段とを備えて構成される。
〔作用〕
本発明においては、反射光ビームの内第4図の領域Aお
よびCに反射した光全体を6分割光検出器3に導かず
に、反射光ビームの周辺部の光は遮光するかまたは6分
割光検出器3外の位置に収束するように設定する。第2
図は本発明における、光ディスク面(記録媒体面)から
の反射光ビーム10と4分割プリズム1との配置を示し
ている。領域EおよびFは遮光面である。
光ピックアップ装置の集光レンズ等の移動により、反射
光ビームのパターンが破線11のように移動しても、領
域AおよびCを透過する反射光ビームの面積は変らな
い。反射光ビーム内での強度分布は均一でないので透過
光量は多少変化するが、領域AおよびCの透過光量の差
から得られるトラックエラー信号のオフセットは、第4
図に示す従来例におけるそれに比べて充分に小さくする
ことが可能である。領域AとEとの境界線および領域C
とFとの境界線は適当な直線でもよい。
〔実施例〕
第1図に本発明の一実施例を示す。
本実施例の構成は、4分割プリズム1に領域E,Fを設
けた点を除き、第4図に示す従来例の構成と同じであ
り、エラー検出の原理も、領域E,Fの作用を除き、第
4図に示す従来例のエラー検出原理と同じである。
記録媒体からの反射光に光軸を一致させて、4分割プリ
ズム1、収束レンズ2、6分割光検出器3を順次配置す
る。2本の矢印で図示した記録媒体からの反射光の円形
ビームは4分割プリズム1の領域A,B,C,Dにより
4分割される。領域A,B,C,Dの境界をなす2本の
直線は、それぞれ円形ビームの直径をなし、記録媒体上
のスポット位置における記録媒体の進行方向(第1図に
おいて上下方向)に平行な円形ビームの直径に対して対
称にする。記録媒体の進行方向に平行な円形ビームの直
径を含む領域を領域B,Dとし、残りの領域を領域A,
Cとする。円形ビームのうち領域B,Dを通る成分は、
収束レンズ2を経て、6分割光検出器3の二つの2分割
光検出部の分割線上に集光する。2分割光検出部の分割
線は、記録媒体の進行方向に平行な円形ビームの直径の
方向に対して直交させる。円形ビームのうち領域A,C
を通る成分は、収束レンズ2を経て、6分割光検出器3
の二つの独立な光検出部上に集光する。この際、円形ビ
ームの周辺部の光は、領域E,Fに阻止されて、光検出
部には到達しない。6分割光検出器3としては、コンパ
クトディスク用などに用いられている6分割光検出器を
そのまま流用することができる。例えば、光軸中心から
2分割検出部の中心までが130μm、さらに外側の光
検出部中心までが600μmとし、収束レンズ2の焦点
距離を20mmとする。4分割プリズム1として出射面角
度が水平方向に異なる4つの面を有するものを用いる
と、材料がBK−7であれば、領域AおよびCは±3.
4゜、領域BおよびDは±0.7゜それぞれ逆方向に傾
きを設ければよい。領域EおよびFは遮光板を設けた
り、散乱面を形成することで所望の特性が得られる。
なお、4分割プリズム1と収束レンズ2との配置順序は
逆でもよく、また、これらと同一の機能を有する一体形
の部品を用いてもよい。
〔発明の効果〕
本発明により、小型で、しかも反射光ビームの移動によ
るトラックエラー検出信号のオフセットの発生量が小さ
くエラー検出特性の良好な光ピックアップ装置用のスポ
ット位置エラー検出系を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は本発
明の原理を示す説明図、第3図は従来のスポット位置エ
ラー検出系の第一の例を用いる光ピックアップ装置を示
す光路図、第4図は第二の従来例を示す斜視図、第5図
は第4図に示す従来例におけるオフセットの発生理由を
示す説明図である。 1……4分割プリズム、2……収束レンズ、3……6分
割光検出器、A〜F……領域。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体上に集光した光源からの出射光の
    前記記録媒体からの反射光から集光位置の誤差を検出す
    るスポット位置エラー検出系であって、前記反射光の中
    心軸と光軸を一致させて配置した収束レンズと、この収
    束レンズの前または後に配置され前記反射光の円形ビー
    ムの直径のうち前記記録媒体上の前記集光位置における
    前記記録媒体の進行方向に平行な直径に対して対称とな
    る2本の直径を境界線として前記円形ビームを前記進行
    方向に平行な直径を含む第1及び第2の成分ならびに残
    りの第3及び第4の成分の四つの成分に分割し前記収束
    レンズと共に前記四つの成分を前記反射光の中心軸の近
    傍かつ互いに異る位置に集光する光路分割器と、それぞ
    れの分割線が前記進行方向に平行な前記直径の方向と直
    交し前記第1及び第2の成分の集光位置を通るように配
    置した二つの2分割光検出部ならびに前記第3及び第4
    の成分の集光位置にそれぞれ配置した二つの独立な光検
    出部を有する6分割型の光検出器と、前記第3及び第4
    の成分のうち前記円形ビームの周辺部の光が前記光検出
    器に到達するのを阻止する遮光手段とを備えたことを特
    徴とするスポット位置エラー検出系。
JP61141721A 1985-12-19 1986-06-17 スポツト位置エラ−検出系 Expired - Lifetime JPH0630162B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61141721A JPH0630162B2 (ja) 1986-06-17 1986-06-17 スポツト位置エラ−検出系
US06/943,224 US4817074A (en) 1985-12-19 1986-12-18 Method and apparatus for detecting the focusing state and positioning accuracy of a light beam directed onto an optical disk tracking guide in an optical recording system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61141721A JPH0630162B2 (ja) 1986-06-17 1986-06-17 スポツト位置エラ−検出系

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JPS62298029A JPS62298029A (ja) 1987-12-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01241028A (ja) * 1988-03-22 1989-09-26 Nec Corp 光ピックアップ用スポット位置エラー検出系
JP2669103B2 (ja) * 1990-04-18 1997-10-27 日本電気株式会社 光学式情報記録再生装置の信号検出系
JP2643555B2 (ja) * 1990-07-25 1997-08-20 日本電気株式会社 光学式情報記録再生装置
KR20000010263A (ko) * 1998-07-31 2000-02-15 이형도 광픽업의 포토다이오드

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