JPH06300894A - 照射により活性化された要素の除去方法および装置 - Google Patents
照射により活性化された要素の除去方法および装置Info
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- JPH06300894A JPH06300894A JP5298636A JP29863693A JPH06300894A JP H06300894 A JPH06300894 A JP H06300894A JP 5298636 A JP5298636 A JP 5298636A JP 29863693 A JP29863693 A JP 29863693A JP H06300894 A JPH06300894 A JP H06300894A
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- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21F—PROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
- G21F9/00—Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
- G21F9/28—Treating solids
- G21F9/30—Processing
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
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- G21C19/00—Arrangements for treating, for handling, or for facilitating the handling of, fuel or other materials which are used within the reactor, e.g. within its pressure vessel
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- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21F—PROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
- G21F9/00—Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
- G21F9/008—Apparatus specially adapted for mixing or disposing radioactively contamined material
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Plasma & Fusion (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各々異なった磁気特性を有し、活性度の高い
要素と低い要素からなる照射により活性化された要素を
効率的に除去する。 【構成】 各々異なった磁気特性を有し、活性度が高い
構成成分および低い構成成分からなる活性化要素(4)
は、これら両構成成分からなる粉砕群に粉砕される。第
1の構成成分の破片は、磁気的手段により分離されて第
1の放出および貯蔵部(18,19,20)へ送られる。第2の構
成成分の破片は、磁気的手段により分離されて連続運搬
手段(21)へ送られる。連続運搬手段(21)において第1の
構成成分の破片の検出が行われ、該成分が検出されなか
った場合には、該運搬手段に置かれた破片は第2の放出
およびパッケージ部(24,25,26)へ移される。
要素と低い要素からなる照射により活性化された要素を
効率的に除去する。 【構成】 各々異なった磁気特性を有し、活性度が高い
構成成分および低い構成成分からなる活性化要素(4)
は、これら両構成成分からなる粉砕群に粉砕される。第
1の構成成分の破片は、磁気的手段により分離されて第
1の放出および貯蔵部(18,19,20)へ送られる。第2の構
成成分の破片は、磁気的手段により分離されて連続運搬
手段(21)へ送られる。連続運搬手段(21)において第1の
構成成分の破片の検出が行われ、該成分が検出されなか
った場合には、該運搬手段に置かれた破片は第2の放出
およびパッケージ部(24,25,26)へ移される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照射により活性化され
た要素を処理する方法および装置に係り、特に、グラフ
ァイト/ガス型原子炉の燃料要素ジャケットを除去する
方法および装置に関する。
た要素を処理する方法および装置に係り、特に、グラフ
ァイト/ガス型原子炉の燃料要素ジャケットを除去する
方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】グラファイト/ガス型の原子炉は、グラ
ファイトによって温度が調節されるとともに二酸化炭素
ガスによって冷却されるが、係る原子炉は、管状のグラ
ファイトジャケットとして構成された燃料要素を有して
いる。このグラファイトジャケットにおいては、その一
端の厚さ方向に、該部分と垂直にステンレス鋼ワイヤが
差し込まれている。このステンレス鋼ワイヤはサドルワ
イヤと呼ばれ、サドルと呼ばれるグラファイト部分をジ
ャケットの中央部に保持するために使用されるものであ
る。
ファイトによって温度が調節されるとともに二酸化炭素
ガスによって冷却されるが、係る原子炉は、管状のグラ
ファイトジャケットとして構成された燃料要素を有して
いる。このグラファイトジャケットにおいては、その一
端の厚さ方向に、該部分と垂直にステンレス鋼ワイヤが
差し込まれている。このステンレス鋼ワイヤはサドルワ
イヤと呼ばれ、サドルと呼ばれるグラファイト部分をジ
ャケットの中央部に保持するために使用されるものであ
る。
【0003】この燃料要素ジャケットは、原子炉のコア
内においてある程度の長さが使用された後に取外され、
交換されなければならない。なぜなら、燃料要素ジャケ
ットは、原子炉のコア内において時間の経過とともに活
性化されるためであり、それらの処理には何らかの予防
措置を講じる必要がある。ジャケットのグラファイトは
穏やかに活性化されるが、ワイヤを構成するステンレス
鋼についてはこれと異なり、その構成成分の性質から非
常にすみやかに活性化される。
内においてある程度の長さが使用された後に取外され、
交換されなければならない。なぜなら、燃料要素ジャケ
ットは、原子炉のコア内において時間の経過とともに活
性化されるためであり、それらの処理には何らかの予防
措置を講じる必要がある。ジャケットのグラファイトは
穏やかに活性化されるが、ワイヤを構成するステンレス
鋼についてはこれと異なり、その構成成分の性質から非
常にすみやかに活性化される。
【0004】従って、満足のいく条件のもとに燃料要素
用ジャケットを処分するためには、燃料要素用ジャケッ
トの上記2つの構成成分を分けて貯蔵および処分するこ
とができるように、グラファイトをステンレス鋼ワイヤ
から分離することが望ましい。グラファイトとステンレ
ス鋼ワイヤとの分離を容易に実現させる因子の1つに、
ワイヤのステンレス鋼が磁性鋼であり、グラファイトが
非磁性体であるということがある。
用ジャケットを処分するためには、燃料要素用ジャケッ
トの上記2つの構成成分を分けて貯蔵および処分するこ
とができるように、グラファイトをステンレス鋼ワイヤ
から分離することが望ましい。グラファイトとステンレ
ス鋼ワイヤとの分離を容易に実現させる因子の1つに、
ワイヤのステンレス鋼が磁性鋼であり、グラファイトが
非磁性体であるということがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、燃料要
素のためのそのようなジャケットを自動的かつ効率的に
処分することを可能にする方法および装置は、従来知ら
れていない。さらに一般的にいうと、実質的に異なる磁
気特性を有し、活性化レベルの異なる2つの構成成分か
らなる活性化要素を処理し、処分することができる方法
および装置は従来知られていない。この発明の目的は、
各々異なった磁気特性を有する活性度の高い第1の要素
および実質的に活性度が低い第2の要素からなる照射に
より活性化される要素を除去するための処理方法を提供
することであって、この方法により、活性化要素の2つ
の構成成分を、効率的かつ完全に自動的に分離して貯蔵
することを可能とすることにある。
素のためのそのようなジャケットを自動的かつ効率的に
処分することを可能にする方法および装置は、従来知ら
れていない。さらに一般的にいうと、実質的に異なる磁
気特性を有し、活性化レベルの異なる2つの構成成分か
らなる活性化要素を処理し、処分することができる方法
および装置は従来知られていない。この発明の目的は、
各々異なった磁気特性を有する活性度の高い第1の要素
および実質的に活性度が低い第2の要素からなる照射に
より活性化される要素を除去するための処理方法を提供
することであって、この方法により、活性化要素の2つ
の構成成分を、効率的かつ完全に自動的に分離して貯蔵
することを可能とすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明における方法においては、活性化要素が、主
として第1または第2の構成成分からなる砕片群に粉砕
され、主として前記第1の構成成分からなる砕片群は、
磁気手段により分離されるとともに第1の放出およびパ
ッケージ部に送られ、前記第2の構成成分からなる砕片
群は、磁気手段により分離されるとともに連続運搬手段
に送られ、前記連続運搬手段上において、主として前記
第1の構成成分からなる砕片群に対して放射能を測定す
る検出が行われ、前記連続運搬手段上に置かれた前記砕
片群は、該連続運搬手段上において第1の構成成分を有
する砕片が検出されなかった場合には第2の放出および
貯蔵部に運ばれ、一方、該連続運搬手段上において第1
の構成成分を有する砕片が1つでも検出された場合には
前記第1の放出およびパッケージ部に運ばれることを特
徴とする。
に、本発明における方法においては、活性化要素が、主
として第1または第2の構成成分からなる砕片群に粉砕
され、主として前記第1の構成成分からなる砕片群は、
磁気手段により分離されるとともに第1の放出およびパ
ッケージ部に送られ、前記第2の構成成分からなる砕片
群は、磁気手段により分離されるとともに連続運搬手段
に送られ、前記連続運搬手段上において、主として前記
第1の構成成分からなる砕片群に対して放射能を測定す
る検出が行われ、前記連続運搬手段上に置かれた前記砕
片群は、該連続運搬手段上において第1の構成成分を有
する砕片が検出されなかった場合には第2の放出および
貯蔵部に運ばれ、一方、該連続運搬手段上において第1
の構成成分を有する砕片が1つでも検出された場合には
前記第1の放出およびパッケージ部に運ばれることを特
徴とする。
【0007】本発明はまた、照射により活性化される要
素を除去するためのの処理装置に関するものであり、該
装置は、粉砕用ミルと、前記粉砕用ミルの排出部に得ら
れる分割された形の生成物を運搬するための手段と、前
記粉砕用ミルの前記運搬手段に結合した供給用搬入部
と、分割された形の生成物に対する2つの搬出路とを有
する磁気分離器と、前記分離器の前記第1の搬出路が開
口している第1の貯蔵手段と、前記分離器の前記第2の
搬出路の下方であって、前記第1のパッケージ手段の上
方に配置された第1の端部を有する、2方向に動作可能
な連続運搬手段と、前記連続運搬手段に近接して設けら
れた放射能検出器と、前記連続運搬手段の第2の端部の
下方に配置され、第1の方向に動作する前記連続運搬手
段から放出される分割された生成物を収容する第2の貯
蔵および除去手段とを具備することを特徴とする。
素を除去するためのの処理装置に関するものであり、該
装置は、粉砕用ミルと、前記粉砕用ミルの排出部に得ら
れる分割された形の生成物を運搬するための手段と、前
記粉砕用ミルの前記運搬手段に結合した供給用搬入部
と、分割された形の生成物に対する2つの搬出路とを有
する磁気分離器と、前記分離器の前記第1の搬出路が開
口している第1の貯蔵手段と、前記分離器の前記第2の
搬出路の下方であって、前記第1のパッケージ手段の上
方に配置された第1の端部を有する、2方向に動作可能
な連続運搬手段と、前記連続運搬手段に近接して設けら
れた放射能検出器と、前記連続運搬手段の第2の端部の
下方に配置され、第1の方向に動作する前記連続運搬手
段から放出される分割された生成物を収容する第2の貯
蔵および除去手段とを具備することを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の内容を詳細に説明するため
に、図面を参照して、本発明の1つの実施形態である実
施例について説明する。図1は、グラファイト/ガス型
の原子炉の燃料要素用ジャケットの粉砕処理を行うとと
もに、該燃料要素用ジャケットの2つの構成要素の分離
をおこなう装置の正断面図である。図1において、符号
1は、グラファイト/ガス型の原子炉の燃料要素用ジャ
ケットの構成要素の分離粉砕および処分を行うための装
置を総括的に示したものである。
に、図面を参照して、本発明の1つの実施形態である実
施例について説明する。図1は、グラファイト/ガス型
の原子炉の燃料要素用ジャケットの粉砕処理を行うとと
もに、該燃料要素用ジャケットの2つの構成要素の分離
をおこなう装置の正断面図である。図1において、符号
1は、グラファイト/ガス型の原子炉の燃料要素用ジャ
ケットの構成要素の分離粉砕および処分を行うための装
置を総括的に示したものである。
【0009】装置1は、以下に説明する各要素から構成
されている。2はフィード・ホッパであり、その排出端
は、傾斜した搬送路を有するコンベヤ3の上部に配置さ
れている。ステンレス鋼ワイヤを包含するグラファイト
製燃料要素ジャケット4はホッパ2に放出され、ホッパ
2は、それらをコンベヤ3の搬入端に供給する。コンベ
ヤ3の搬出端は、インペラ・ディスク型ミル6の供給用
シュート5に連絡している。
されている。2はフィード・ホッパであり、その排出端
は、傾斜した搬送路を有するコンベヤ3の上部に配置さ
れている。ステンレス鋼ワイヤを包含するグラファイト
製燃料要素ジャケット4はホッパ2に放出され、ホッパ
2は、それらをコンベヤ3の搬入端に供給する。コンベ
ヤ3の搬出端は、インペラ・ディスク型ミル6の供給用
シュート5に連絡している。
【0010】インペラ・ディスク型ミル6は、互いに逆
方向に回転して粉砕用カッタとして動作する2つのロー
ラ7を有しており、燃料要素ジャケット4は、該ミル6
に定期的に要素を供給するために設けられたシュート5
に投入される。そして、粉砕用ミル6は、これらのジャ
ケット4を、数十ミリメートルの大きさを有するグラフ
ァイト片、もしくは、ステンレス鋼ワイヤの寸断片から
成る粉砕物に分離する。
方向に回転して粉砕用カッタとして動作する2つのロー
ラ7を有しており、燃料要素ジャケット4は、該ミル6
に定期的に要素を供給するために設けられたシュート5
に投入される。そして、粉砕用ミル6は、これらのジャ
ケット4を、数十ミリメートルの大きさを有するグラフ
ァイト片、もしくは、ステンレス鋼ワイヤの寸断片から
成る粉砕物に分離する。
【0011】粉砕用ミル6の排出端において、収容シュ
ート8は、粉砕されたグラファイト片もしくはステンレ
ス鋼ワイヤ細片が含まれる粉砕物、すなわち、異なる成
分からなる混合物を受け取る。シュート8は、この異成
分からなる粉砕物を、コンベヤ3と同タイプのコンベヤ
10に放出する。このコンベヤ10の搬出端は、2段ス
テージ式磁気分離器12の搬入開口部の上部に位置して
いる。
ート8は、粉砕されたグラファイト片もしくはステンレ
ス鋼ワイヤ細片が含まれる粉砕物、すなわち、異なる成
分からなる混合物を受け取る。シュート8は、この異成
分からなる粉砕物を、コンベヤ3と同タイプのコンベヤ
10に放出する。このコンベヤ10の搬出端は、2段ス
テージ式磁気分離器12の搬入開口部の上部に位置して
いる。
【0012】上記分離器12は、上段ステージ12aと
下段ステージ12bとからなり、これらにはそれぞれ磁
気的分離手段が設けられている。この手段は、それぞれ
がベルトと磁気ローラのアセンブリである13aおよび
13bからなり、強度が大きく、また、希土類永久磁石
が使用されている。以下の説明において、これらを磁気
ローラ13aおよび13bと呼ぶ。また、分離器ステー
ジ12aと12bは、それぞれが2つの排出部、すなわ
ち15aと16aおよび15bと16bとを有してい
る。
下段ステージ12bとからなり、これらにはそれぞれ磁
気的分離手段が設けられている。この手段は、それぞれ
がベルトと磁気ローラのアセンブリである13aおよび
13bからなり、強度が大きく、また、希土類永久磁石
が使用されている。以下の説明において、これらを磁気
ローラ13aおよび13bと呼ぶ。また、分離器ステー
ジ12aと12bは、それぞれが2つの排出部、すなわ
ち15aと16aおよび15bと16bとを有してい
る。
【0013】排出部15aおよび15bは第1排出部と
呼ばれ、主として第1の磁気的構成成分を収容する部
分、すなわち、燃料要素ジャケットの場合においてはス
テンレス鋼ワイヤの構成成分を収容する部分である。一
方、第2排出部16aおよび16bは、主として第2の
非磁気的構成成分、すなわち、燃料要素ジャケットの場
合においてはグラファイト成分を収容する部分である。
また、これら各排出部15a、16a、15bおよび1
6bには、遠隔操作可能な閉鎖手段を設けることが可能
である。
呼ばれ、主として第1の磁気的構成成分を収容する部
分、すなわち、燃料要素ジャケットの場合においてはス
テンレス鋼ワイヤの構成成分を収容する部分である。一
方、第2排出部16aおよび16bは、主として第2の
非磁気的構成成分、すなわち、燃料要素ジャケットの場
合においてはグラファイト成分を収容する部分である。
また、これら各排出部15a、16a、15bおよび1
6bには、遠隔操作可能な閉鎖手段を設けることが可能
である。
【0014】コンベヤ10により分離器12の搬入開口
部に放出された上記異成分の混合物が磁気ローラ13a
に接触すると、第1の磁気的構成成分、すなわちステン
レス鋼ワイヤがローラ13aにより保持され、該ローラ
13aにより運ばれて分離ステージ12aの排出部15
aの投入口に放出される。一方、主としてグラファイト
からなる粉砕片は、ローラ13aにより取りのけられず
に、第2の排出部16aに放出される。
部に放出された上記異成分の混合物が磁気ローラ13a
に接触すると、第1の磁気的構成成分、すなわちステン
レス鋼ワイヤがローラ13aにより保持され、該ローラ
13aにより運ばれて分離ステージ12aの排出部15
aの投入口に放出される。一方、主としてグラファイト
からなる粉砕片は、ローラ13aにより取りのけられず
に、第2の排出部16aに放出される。
【0015】排出部15aの投入口に放出されたステン
レス鋼ワイヤは、上記分離器のステージ12bに供給さ
れ、ステージ12bの第1の排出部15bから直接放出
される。一方、第2の磁気ローラ13bに向かって放出
された主としてグラファイトからなる混合物は、グラフ
ァイトの破片中に混入して残留していたステンレス鋼ワ
イヤが磁気ローラ13bにより保持および運搬されてス
テージ12bの第1排出部15bから放出されることに
より、再び分離される。
レス鋼ワイヤは、上記分離器のステージ12bに供給さ
れ、ステージ12bの第1の排出部15bから直接放出
される。一方、第2の磁気ローラ13bに向かって放出
された主としてグラファイトからなる混合物は、グラフ
ァイトの破片中に混入して残留していたステンレス鋼ワ
イヤが磁気ローラ13bにより保持および運搬されてス
テージ12bの第1排出部15bから放出されることに
より、再び分離される。
【0016】ステージ12bの第1の排出部15bに到
達した、主としてステンレス鋼からなる破片は、閉鎖用
ハッチ19を有するホッパ18に放出される。ハッチ1
9の下部にはシュート兼貯蔵部20が設けられており、
この部分は、以下の説明において図2〜4により示され
る。
達した、主としてステンレス鋼からなる破片は、閉鎖用
ハッチ19を有するホッパ18に放出される。ハッチ1
9の下部にはシュート兼貯蔵部20が設けられており、
この部分は、以下の説明において図2〜4により示され
る。
【0017】ところで、分離器の第1の排出部15bに
達したステンレス鋼ワイヤの粉砕物中に少数のグラファ
イト片が混入していることは、問題にはならない。なぜ
なら、これらグラファイト片の活性度は、ステンレス鋼
の活性度に比べて相当低いからである。従って、ステン
レス鋼ワイヤをパッケージ化または処分する条件下にお
いて、わずかに残ったグラファイト片を処理することが
可能である。
達したステンレス鋼ワイヤの粉砕物中に少数のグラファ
イト片が混入していることは、問題にはならない。なぜ
なら、これらグラファイト片の活性度は、ステンレス鋼
の活性度に比べて相当低いからである。従って、ステン
レス鋼ワイヤをパッケージ化または処分する条件下にお
いて、わずかに残ったグラファイト片を処理することが
可能である。
【0018】これに対して、分離の目的は、分離器の第
2ステージにおける第2の排出部16bにおいて、処分
するために処理された要素の容量のほとんどを構成する
グラファイト片を得ることであり、該グラファイト片は
中低位の活性度を有している。分離ステージ12bの第
2の排出部16bは、例えばベルトコンベヤにより構成
される連続運搬手段21の搬入端の上部に配置されてい
る。係るベルトコンベヤ21は、図中に両方向矢印22
で示すように、いずれの方向にも動作可能な駆動手段を
有している。また、コンベヤ21の搬入端は、上述した
ステンレス鋼ワイヤを受容するホッパ18の上部に配置
されている。コンベヤ21の搬出端は、下部に閉鎖用ハ
ッチ25を有するホッパ24の内側に配置されている。
該ハッチ25は、詳細は図2〜4を参照して後述する
が、ホッパ24と搬出用シュート兼パッケージ貯蔵部2
6とを隔離または連絡させるために設けられたものであ
る。
2ステージにおける第2の排出部16bにおいて、処分
するために処理された要素の容量のほとんどを構成する
グラファイト片を得ることであり、該グラファイト片は
中低位の活性度を有している。分離ステージ12bの第
2の排出部16bは、例えばベルトコンベヤにより構成
される連続運搬手段21の搬入端の上部に配置されてい
る。係るベルトコンベヤ21は、図中に両方向矢印22
で示すように、いずれの方向にも動作可能な駆動手段を
有している。また、コンベヤ21の搬入端は、上述した
ステンレス鋼ワイヤを受容するホッパ18の上部に配置
されている。コンベヤ21の搬出端は、下部に閉鎖用ハ
ッチ25を有するホッパ24の内側に配置されている。
該ハッチ25は、詳細は図2〜4を参照して後述する
が、ホッパ24と搬出用シュート兼パッケージ貯蔵部2
6とを隔離または連絡させるために設けられたものであ
る。
【0019】次に、例えばシンチレーション検出器のよ
うな放射能検出器27がコンベヤ21のベルトの上部に
配置されている。検出器27の感度レベルは、コンベヤ
21により、分離器の排出部16bの下方に位置する搬
入端からホッパ24の内部に位置する搬出端まで第1の
運搬方向に搬送されるグラファイト片に含まれる、いか
なるステンレス鋼ワイヤの粉砕片をも検出可能なように
調整されている。
うな放射能検出器27がコンベヤ21のベルトの上部に
配置されている。検出器27の感度レベルは、コンベヤ
21により、分離器の排出部16bの下方に位置する搬
入端からホッパ24の内部に位置する搬出端まで第1の
運搬方向に搬送されるグラファイト片に含まれる、いか
なるステンレス鋼ワイヤの粉砕片をも検出可能なように
調整されている。
【0020】また、検出器27は、上記連続コンベヤ2
1および搬入用キャリア3の動力部を制御するユニット
28に接続されている。検出器27が、コンベヤ21に
より運搬されるグラファイト片の中に少なくとも1つの
ステンレス鋼ワイヤ片を検出すると、制御ユニット28
はコンベヤ21を停止させ、分離器の排出部16bを閉
鎖し、連続コンベヤ21をホッパ24からホッパ18に
向かう第2の搬送方向に駆動する。
1および搬入用キャリア3の動力部を制御するユニット
28に接続されている。検出器27が、コンベヤ21に
より運搬されるグラファイト片の中に少なくとも1つの
ステンレス鋼ワイヤ片を検出すると、制御ユニット28
はコンベヤ21を停止させ、分離器の排出部16bを閉
鎖し、連続コンベヤ21をホッパ24からホッパ18に
向かう第2の搬送方向に駆動する。
【0021】これにより、1つまたはそれ以上のステン
レス鋼ワイヤ片を包含するグラファイト片群は、ステン
レス鋼ワイヤを収容するためのホッパ18に放出され
る。検出器27が、連続運搬手段21の位置において、
ステンレス鋼ワイヤの存在によりもたらされる高レベル
の放射能を検出しなくなると、運搬手段21は、分離器
の排出部16bからホッパ24に向かう第1の運搬方向
に駆動されるとともに、分離器の排出部16bの開口部
には、これを閉鎖する部材が配置される。
レス鋼ワイヤ片を包含するグラファイト片群は、ステン
レス鋼ワイヤを収容するためのホッパ18に放出され
る。検出器27が、連続運搬手段21の位置において、
ステンレス鋼ワイヤの存在によりもたらされる高レベル
の放射能を検出しなくなると、運搬手段21は、分離器
の排出部16bからホッパ24に向かう第1の運搬方向
に駆動されるとともに、分離器の排出部16bの開口部
には、これを閉鎖する部材が配置される。
【0022】一方、コンベヤ21により運搬されるグラ
ファイト片の中のステンレス鋼ワイヤの存在割合が大き
く、検出器27が非常に高レベルの放射能を検出する場
合、制御ユニット28は、粉砕ミルへの供給用コンベヤ
3を停止させる。つまり、ステンレス鋼ワイヤの混在比
率が高い場合には分離器12がうまく働かないと考えら
れるので、この粉砕・分離システム全体を閉鎖すること
が好ましい。
ファイト片の中のステンレス鋼ワイヤの存在割合が大き
く、検出器27が非常に高レベルの放射能を検出する場
合、制御ユニット28は、粉砕ミルへの供給用コンベヤ
3を停止させる。つまり、ステンレス鋼ワイヤの混在比
率が高い場合には分離器12がうまく働かないと考えら
れるので、この粉砕・分離システム全体を閉鎖すること
が好ましい。
【0023】上述したように、本発明による方法および
装置は、活性化要素における異なる磁気特性および活性
化レベルを有する第1の構成成分と第2の構成成分とを
効率的かつ確実に分離可能とするものである。また、本
発明による装置の操作は、完全に自動化されているの
で、装置近辺にオペレータを配置する必要はない。
装置は、活性化要素における異なる磁気特性および活性
化レベルを有する第1の構成成分と第2の構成成分とを
効率的かつ確実に分離可能とするものである。また、本
発明による装置の操作は、完全に自動化されているの
で、装置近辺にオペレータを配置する必要はない。
【0024】更にまた、図2〜4を用いて以下に説明す
る、上記装置の排出物を処分する手段は、環境を汚染す
ることなく、生体にとって安全な条件のもとで上記分離
処理による分離物を排出し、取りまとめ、処分すること
ができる。これらの手段は、シュート18、耐漏れ閉鎖
用ハッチ19およびシュート兼貯蔵部20からなる本装
置の第1排出部を通じ、主としてステンレス鋼ワイヤを
含む物質を除去するという点において特に有益である。
図2〜4に空状態で描かれた装置は、図1の装置1の上
記第1排出部を構成する各要素18,19,20であ
る。また、第2の排出部、すなわち、ホッパ24、ハッ
チ25およびシュート兼貯蔵部26もまた、図2〜4と
同様に構成されていることは明かである。
る、上記装置の排出物を処分する手段は、環境を汚染す
ることなく、生体にとって安全な条件のもとで上記分離
処理による分離物を排出し、取りまとめ、処分すること
ができる。これらの手段は、シュート18、耐漏れ閉鎖
用ハッチ19およびシュート兼貯蔵部20からなる本装
置の第1排出部を通じ、主としてステンレス鋼ワイヤを
含む物質を除去するという点において特に有益である。
図2〜4に空状態で描かれた装置は、図1の装置1の上
記第1排出部を構成する各要素18,19,20であ
る。また、第2の排出部、すなわち、ホッパ24、ハッ
チ25およびシュート兼貯蔵部26もまた、図2〜4と
同様に構成されていることは明かである。
【0025】図2〜4において、本装置の排出用ホッパ
18の下部には、ハッチ本体30とスライド式閉鎖部材
31からなるハッチ19が設けられている。また、ハッ
チ本体30の下部には、容器20が配置可能な開口部3
0aが設けられ、該容器は、図2に示す耐漏れ閉鎖部材
32により閉鎖されている。容器20は、ホッパ18内
に収容された主としてステンレス鋼ワイヤからなる高レ
ベルの放射性砕片を収集するようになっており、肉厚の
厚い壁を有する高度に完成された容器である。容器20
は、床面33上を図に矢印36で示す方向に容器20を
動かす図示しない運搬手段により図2に示す位置に配置
される。
18の下部には、ハッチ本体30とスライド式閉鎖部材
31からなるハッチ19が設けられている。また、ハッ
チ本体30の下部には、容器20が配置可能な開口部3
0aが設けられ、該容器は、図2に示す耐漏れ閉鎖部材
32により閉鎖されている。容器20は、ホッパ18内
に収容された主としてステンレス鋼ワイヤからなる高レ
ベルの放射性砕片を収集するようになっており、肉厚の
厚い壁を有する高度に完成された容器である。容器20
は、床面33上を図に矢印36で示す方向に容器20を
動かす図示しない運搬手段により図2に示す位置に配置
される。
【0026】図3において、容器20を保持する上記運
搬手段と結合された昇降手段は、図において矢印34で
示すように、容器20の上部および耐漏れ閉鎖部材32
を上記ハッチ本体30の開口部30aに差し込むべく容
器20を上昇させることができるようになっている。そ
して、容器20が上方に最大移動すると、部材31およ
び32は互いに接触した状態となる。そして、図4にお
いて矢印35で示すように、これら2つの閉鎖用部材3
1および32を同時に動かし、ホッパ18および容器2
0とを連絡させることができる。これにより、ホッパ1
8に格納されていた放射性粉砕物が容器20に放出さ
れ、容器20はこれら粉砕物により満たされる。
搬手段と結合された昇降手段は、図において矢印34で
示すように、容器20の上部および耐漏れ閉鎖部材32
を上記ハッチ本体30の開口部30aに差し込むべく容
器20を上昇させることができるようになっている。そ
して、容器20が上方に最大移動すると、部材31およ
び32は互いに接触した状態となる。そして、図4にお
いて矢印35で示すように、これら2つの閉鎖用部材3
1および32を同時に動かし、ホッパ18および容器2
0とを連絡させることができる。これにより、ホッパ1
8に格納されていた放射性粉砕物が容器20に放出さ
れ、容器20はこれら粉砕物により満たされる。
【0027】そして、閉鎖用部材31および32は、そ
れぞれホッパ18および容器20を閉鎖する位置に戻る
ように、矢印35と逆の方向に動かされる。そして、容
器20は、貯蔵場所もしくは処理プラントへ移されるた
めに、運搬位置まで下降される。一方、ホッパ24に受
容されたグラファイト片の処分についても、上述したス
テンレス鋼ワイヤの場合と同様の方式で、上記のような
容器を用いて行うことができることは言うまでもない。
れぞれホッパ18および容器20を閉鎖する位置に戻る
ように、矢印35と逆の方向に動かされる。そして、容
器20は、貯蔵場所もしくは処理プラントへ移されるた
めに、運搬位置まで下降される。一方、ホッパ24に受
容されたグラファイト片の処分についても、上述したス
テンレス鋼ワイヤの場合と同様の方式で、上記のような
容器を用いて行うことができることは言うまでもない。
【0028】しかしながら、グラファイト片については
含有する放射能が低いので、該グラファイト片をシュー
トを通して、消却ユニット等のグラファイト処分ユニッ
トに供給する連続運搬手段に放出することも可能であ
る。また、図1に示す全体の装置1は、詳細は略すが、
従来の換気システムにより減圧され封じ込められたユニ
ット内に置くことができる。また、この装置を連続的か
つ完全に自動的に動かすためには、装置内に多くの検出
および制御用ユニットを設けても良い。特に、粉砕用ミ
ル6には、レベル検出手段を設けても良い。これらの検
出手段は、運搬キャリア3による粉砕用ミル6への供給
量をモニタするために粉砕用ミル自身に設けても良い
し、磁気分離器への供給量を一定にするために外側のシ
ュートに設けても良い。
含有する放射能が低いので、該グラファイト片をシュー
トを通して、消却ユニット等のグラファイト処分ユニッ
トに供給する連続運搬手段に放出することも可能であ
る。また、図1に示す全体の装置1は、詳細は略すが、
従来の換気システムにより減圧され封じ込められたユニ
ット内に置くことができる。また、この装置を連続的か
つ完全に自動的に動かすためには、装置内に多くの検出
および制御用ユニットを設けても良い。特に、粉砕用ミ
ル6には、レベル検出手段を設けても良い。これらの検
出手段は、運搬キャリア3による粉砕用ミル6への供給
量をモニタするために粉砕用ミル自身に設けても良い
し、磁気分離器への供給量を一定にするために外側のシ
ュートに設けても良い。
【0029】なお、本発明は、以上説明した実施例に限
られるものでないことは明らかである。すなわち、イン
ペラ・ディスク型とは異なる型の粉砕用ミル、また、希
土類永久磁石を使用した高強度のローラ分離器とは異な
るタイプの磁気分離器を使用することが可能である。ま
た、ステンレス鋼ワイヤ、より一般化すれば、上記連続
運搬手段の位置における高い放射能を有する要素を検出
する放射能検出器としては、任意のタイプのものを使用
して良い。
られるものでないことは明らかである。すなわち、イン
ペラ・ディスク型とは異なる型の粉砕用ミル、また、希
土類永久磁石を使用した高強度のローラ分離器とは異な
るタイプの磁気分離器を使用することが可能である。ま
た、ステンレス鋼ワイヤ、より一般化すれば、上記連続
運搬手段の位置における高い放射能を有する要素を検出
する放射能検出器としては、任意のタイプのものを使用
して良い。
【0030】以上説明したように、本発明による方法お
よび装置は、グラファイト/ガス型原子炉の燃料要素ジ
ャケット以外の活性化要素の処理にも適用することが可
能であり、本発明による方法および装置は、実質的に異
なる磁気特性および活性化レベルを有する少なくとも2
つの構成要素からなる任意の放射性要素の処分に先立つ
前処理を行うことができる。
よび装置は、グラファイト/ガス型原子炉の燃料要素ジ
ャケット以外の活性化要素の処理にも適用することが可
能であり、本発明による方法および装置は、実質的に異
なる磁気特性および活性化レベルを有する少なくとも2
つの構成要素からなる任意の放射性要素の処分に先立つ
前処理を行うことができる。
【図1】 本発明の一実施例における、グラファイト/
ガス型の原子炉の燃料要素用ジャケットの粉砕処理を行
うとともに、該燃料要素用ジャケットの2つの構成要素
の分離をおこなう装置全体の正断面図である。
ガス型の原子炉の燃料要素用ジャケットの粉砕処理を行
うとともに、該燃料要素用ジャケットの2つの構成要素
の分離をおこなう装置全体の正断面図である。
【図2】 図1の装置において、放射性粉砕物の放出お
よびパッケージを行う放出およびパッケージ部の正断面
図である。
よびパッケージを行う放出およびパッケージ部の正断面
図である。
【図3】 同様に、図1の装置において、放射性粉砕物
の放出およびパッケージを行う放出およびパッケージ部
の正断面図である。
の放出およびパッケージを行う放出およびパッケージ部
の正断面図である。
【図4】 同様に、図1の装置において、放射性粉砕物
の放出およびパッケージを行う放出およびパッケージ部
の正断面図である。
の放出およびパッケージを行う放出およびパッケージ部
の正断面図である。
4 燃料要素ジャケット(活性化要素) 6 粉砕用ミル 10 コンベヤ 12 磁気分離器(磁気手段) 12a,12b ステージ(分離ステージ) 15b,16b 排出部(搬出路) 18,19,20 第1の放出およびパッケージ部 20 容器 21 連続運搬手段 24,25,26 第2の放出およびパッケージ部 27 放射能検出器 30 ハッチ本体 30a 開口部 31,32 閉鎖用部材
Claims (9)
- 【請求項1】 互いに異なる磁気的特性を有する2つの
構成成分、すなわち、高い活性度を有する構成成分の1
つ、あるいは第1の構成成分と、実質的により低い活性
度を有する他の構成成分、あるいは第2の構成成分とか
らなる、放射線が照射されて活性化された要素(4)を除
去する目的でそれらを処理する方法であって、 活性化要素(4)は、それぞれが主として前記第1、ある
いは第2の構成成分からなる砕片群を得るために粉砕さ
れ、 主として前記第1の構成成分からなる砕片は、磁気手段
(12)により分離されるとともに第1の放出、あるいはパ
ッケージ部(18,19,20)に送られ、主として前記第2の構
成成分からなる砕片は、磁気手段により分離されるとと
もに連続運搬手段(21)に送られ、 前記連続運搬手段(21)上において、主として前記第1の
構成成分からなる砕片群に対して放射能を測定する検出
が実行され、 前記連続運搬手段(21)上に置かれた前記砕片は、該連続
運搬手段(21)上において第1の構成成分を有する砕片が
検出されなかった場合には第2の放出および貯蔵部(24,
25,26)に運ばれ、該連続運搬手段(21)上において第1の
構成成分を有する少なくとも1つの砕片が検出された場
合には前記第1の放出およびパッケージ部(18,19,20)に
運ばれることを特徴とする放射線が照射されて活性化さ
れた要素(4)を除去する目的でそれらを処理する方法。 - 【請求項2】 前記放射線が照射されることにより活性
化された要素は、グラファイト/ガス型原子炉の燃料要
素のジャケットであり、該燃料要素のジャケットは、管
状のグラファイト要素と、グラファイト要素の内部に差
し込まれたステンレス鋼ワイヤからなり、 管状のグラファイト要素は、グラファイトの破片および
ステンレス鋼ワイヤの破片を得るために粉砕されること
を特徴とする請求項1記載の放射線が照射されて活性化
された要素(4)を除去する目的でそれらを処理する方
法。 - 【請求項3】 グラファイトの破片から分離されたステ
ンレス鋼ワイヤの砕片は、高い保全性を有する容器(20)
に収集されることを特徴とする請求項2記載の放射線が
照射されて活性化された要素(4)を除去する目的でそれ
らを処理する方法。 - 【請求項4】 粉砕用ミル(6)と、 前記粉砕用ミルの排出部に得られる分割された形の生成
物を運搬するための手段(10)と、 前記分割された形の生成物を供給するために前記粉砕用
ミル(6)の前記運搬手段(10)に結合した供給用搬入部
と、分割された形の生成物に対する2つの搬出路(15b,1
6b)とを有する磁気分離器と、 前記分離器の前記第1の搬出路(15b)が開口している第
1のパッケージ手段(18,19,20)と、 2方向に動作可能で、前記分離器の前記第2の搬出路(1
6b)の下方であって、前記第1のパッケージ手段(18,19,
20)の上方に配置された第1の端部を有する、連続運搬
手段(21)と、 前記連続運搬手段(21)に近接して設けられた放射能検出
器(27)と、 前記連続運搬手段(21)の第2の端部の下方に配置され、
第1の方向に動作する前記連続運搬手段(21)から放出さ
れる分割された生成物を収容する第2の貯蔵および除去
手段(24,25,26)とを具備することを特徴とする放射線が
照射されて活性化された要素の除去装置。 - 【請求項5】 前記粉砕用ミル(6)は、インペラ・ディ
スク型ミルであることを特徴とする請求項4記載の放射
線が照射されて活性化された要素の除去装置。 - 【請求項6】 前記磁気分離器(12)は、希土類永久磁石
からなる高強度ローラ分離器であることを特徴とする請
求項4または請求項5記載の放射線が照射されて活性化
された要素の除去装置。 - 【請求項7】 前記磁気分離器(12)は、2つの分離ステ
ージ(12a,12b)からなることを特徴とする請求項6記載
の放射線が照射されて活性化された要素の除去装置。 - 【請求項8】 前記放射能検出器(27)は、シンチレーシ
ョン検出器であることを特徴とする請求項4ないし7の
いずれかに記載の放射線が照射されて活性化された要素
の除去装置。 - 【請求項9】 前記第1のパッケージ手段(18,19,20)お
よび前記第2のパッケージ手段(24,25,26)のうちの少な
くとも1つは、 ホッパ(18,24)と、 前記ホッパ(18)の出口開口部の下方に配置されたハッチ
本体(30)と、 前記ホッパ(18)を閉鎖するための部材(31)と、 耐漏れ閉鎖部材(32)を有する運搬および貯蔵用容器(20)
と、 前記容器(20)を運搬するとともに、前記ハッチ本体(30)
の開口部(30a)内にリフトさせる手段と、 前記ハッチ本体(30)の開口部(30a)の内部のリフトさ
れ、係合された位置で、前記ホッパ(18)と前記容器(20)
とを隔離または連絡状態にするために、前記ホッパ(18)
および前記容器(20)の閉鎖用部材(30,31)を前記ハッチ
体(30)の内部にスライドさせることにより移動させる手
段とを有することを特徴とする請求項4ないし8のいず
れかに記載の放射線が照射されて活性化された要素の除
去装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9214341A FR2698715B1 (fr) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | Procédé et dispositif de traitement d'éléments activés par irradiation en vue de leur élimination. |
FR9214341 | 1992-11-27 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06300894A true JPH06300894A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=9436007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5298636A Withdrawn JPH06300894A (ja) | 1992-11-27 | 1993-11-29 | 照射により活性化された要素の除去方法および装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5394448A (ja) |
EP (1) | EP0599727B1 (ja) |
JP (1) | JPH06300894A (ja) |
DE (1) | DE69302163T2 (ja) |
ES (1) | ES2087690T3 (ja) |
FR (1) | FR2698715B1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4445171C2 (de) * | 1994-12-16 | 2002-05-29 | Bbc Reaktor Gmbh | Verfahren zum Zerlegen sperriger Teile von Druckbehälter-Einbauten einer kerntechnischen Anlage und zum Aufnehmen der zerlegten Teile |
FR2745204B1 (fr) * | 1996-02-26 | 1998-04-03 | Cogema | Dispositif de separation et de dosage d'objets de tailles differentes tels que des coques et des embouts provenant du cisaillage d'assemblages de combustible nucleaire irradie |
JP3662144B2 (ja) * | 1999-05-27 | 2005-06-22 | 松下電器産業株式会社 | 鉄製廃棄製品からの鉄板片回収方法 |
UA57884C2 (uk) * | 1999-10-14 | 2003-07-15 | Дейвід БРЕДБЕРІ | Спосіб обробки радіоактивного графіту |
JP2005043331A (ja) | 2003-07-09 | 2005-02-17 | Japan Nuclear Cycle Development Inst States Of Projects | 使用済核燃料の脱被覆方法及び脱被覆装置 |
CN110302901B (zh) * | 2019-07-09 | 2020-12-01 | 江苏天佑液压科技有限公司 | 一种生产车间铁铝屑回收分离设备 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6051076B2 (ja) * | 1977-05-11 | 1985-11-12 | ユナイテッド キングドム アトミック エナ↓−ヂイ オ↓−ソリテイ | 核燃料物質の回収方法 |
DE3008991C2 (de) * | 1980-03-08 | 1982-04-22 | Hobeg Hochtemperaturreaktor-Brennelement Gmbh, 6450 Hanau | Verfahren und Vorrichtung zur Aufarbeitung von graphitischen Brennelementen für Hochtemperatur-Kernreaktoren |
US4646978A (en) * | 1984-09-10 | 1987-03-03 | Westinghouse Electric Corp. | Method for sorting radioactive waste |
DE4023117A1 (de) * | 1990-07-20 | 1992-01-30 | Kernforschungsz Karlsruhe | Verfahren zum endlagern von schwach kontaminiertem bauschutt aus dem abriss kerntechnischer anlagen und vorrichtung zur durchfuehrung des verfahrens |
NL9002193A (nl) * | 1990-10-09 | 1992-05-06 | Leto Recycling Bv | Werkwijze en inrichting voor het verwerken van afval. |
JP3002909B2 (ja) * | 1991-06-05 | 2000-01-24 | 太平洋セメント株式会社 | 再生粗骨材及び再生粗骨材の製造方法 |
-
1992
- 1992-11-27 FR FR9214341A patent/FR2698715B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-11-22 DE DE69302163T patent/DE69302163T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-11-22 EP EP93402839A patent/EP0599727B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1993-11-22 ES ES93402839T patent/ES2087690T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1993-11-29 JP JP5298636A patent/JPH06300894A/ja not_active Withdrawn
- 1993-11-29 US US08/158,858 patent/US5394448A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5394448A (en) | 1995-02-28 |
DE69302163D1 (de) | 1996-05-15 |
EP0599727A1 (fr) | 1994-06-01 |
DE69302163T2 (de) | 1996-09-19 |
FR2698715B1 (fr) | 1995-02-17 |
EP0599727B1 (fr) | 1996-04-10 |
ES2087690T3 (es) | 1996-07-16 |
FR2698715A1 (fr) | 1994-06-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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