JP5972126B2 - スクラップ処理システム及びスクラップ処理方法 - Google Patents
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Description
従来、配管の除染を行なうに際しては、図9上段に示されるように、配管を所定の長さに切断した管材100の壁面に、端部から長手方向の切れ目102を入れ、図9中段に示されるように、切れ目102から管材100を開き、図9下段に示されるように内壁104が露出するようにして、汚染レベルが高い内壁104を、グラインダー処理する等の作業手順を取る必要があった。しかも、これらの作業は、作業員が工具を使用して手作業で行なう必要があることから、作業員の被爆リスクを考慮すると、特に高線量の配管については、このような除染処理を行なうことなくキャスクに投入、密閉して保管することが現実的な処理方法であった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、作業員の被爆のリスクを無くしつつ、長尺のスクラップ管材をスクラップ処理する際の、処理効率を高めることにある。
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項分けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
本項に記載のスクラップ処理システムは、切断手段によって、一度に複数の長尺のスクラップ管材を、その表面のみならず切断面方向からも洗浄され得る長さに調整された、短尺のスクラップ片に切断することで、長尺のスクラップ管材の長さ方向と交差する方向の断面を露出させるものである。そして、切断手段によって切断された長尺のスクラップ管材のスクラップ片は、洗浄手段によって洗浄される際に、スクラップ片の表面のみならず切断面方向からも洗浄を行なうものである。又、スクラップ片の放射能を、放射能測定手段によって連続的に測定し、放射能測定手段によって検出された放射能の値に応じて、選別手段によりスクラップ片を選別し、放射能の値に応じた貯留場所へと振り分ける。しかも、上記各手段間でのスクラップ片の運搬は、運搬手段によって行なわれるものである。上記各手段は、制御装置によって適切なタイミングで動作するよう制御されることにより、上述のごとく、長尺のスクラップ管材を、放射能汚染レベルに応じて選別処理する作業を、無人で連続的に行なうものである。
又、長尺のスクラップ管材が、切断手段によって短尺のスクラップ片に切断され、内壁が切断面から露出することから、放射能測定手段によって放射能測定する際にも、スクラップ管材自体の遮蔽機能の影響を受けて、線量測定値の精度が低下することを回避するものとなる。
本項に記載のスクラップ処理システムは、切断手段により切断されたスクラップ管材のスクラップ片を洗浄する際に、ショットブラスト装置内で、金属ワイヤーを切断したカットワイヤーやその角を丸めた粒子、鋳鉄や鋳鋼の球形粒子(スチールショット、スチールビーズ)等の投射材を、スクラップ片へと投射することで、スクラップ片の表面のみならず切断面方向からも、乾式洗浄が効果的に行われるものである。
(2.2)上記(1)項において、前記洗浄手段は、ドラム式湿式洗浄装置であるスクラップ処理システム。
本項に記載のスクラップ処理システムは、切断手段により切断されたスクラップ管材のスクラップ片を洗浄する際に、ドラム式湿式洗浄装置内で、水、又は水及び研磨媒体とともに撹拌されることで、スクラップ片の表面のみならず切断面方向からも湿式洗浄が効果的に行われるものである。
本項に記載のスクラップ処理システムは、切断手段において、長尺のスクラップ管材を投入することで、長さ方向に揃えることが可能な形状を有するホッパーにより、長尺のスクラップ管材を長さ方向に揃え、その状態を維持して、コンベヤにより長尺のスクラップ管材を長さ方向へと送る。そして、コンベヤの端部に配置されたカッターにより、長尺のスクラップ管材を短尺のスクラップ片に切断することで、長尺のスクラップ管材の長さ方向と交差する方向の断面を露出させるものである。なお、ここで用いられるカッターとしては、プラズマカッター、ガスカッター、水ジェットカッター等が上げられる。
本項に記載のスクラップ処理システムは、洗浄手段と選別手段との間に配置された、運搬手段に設置されている放射能測定手段によって、洗浄後のスクラップ片に残存する放射能レベルを検出し、検出された放射能レベルに応じて、選別手段においてスクラップ片を選別処理するものである。
本項に記載のスクラップ処理システムは、切断手段と洗浄手段との間に配置された、運搬手段に設置されている放射能測定手段によって、洗浄前のスクラップ片の放射能レベルを検出し、洗浄が必要な放射能レベルのスクラップ片を、洗浄手段へと運搬、投入するものである。一方、洗浄が不要な放射能レベルのスクラップ片については、洗浄手段へと送ることなくスクラップ処理するものである。この際の選別作業は、例えば、運搬手段の運搬方向の正逆方向ごとに運搬先を別けることで、行なうことが可能である。
本項に記載のスクラップ処理システムは、分離手段によって、洗浄手段からの排出物をスクラップ片とそれ以外の物とに分離することで、放射能測定手段における、洗浄後のスクラップ片に残存する放射能レベルの検出精度を、高めるものである。又、洗浄手段から排出されるスクラップ片以外のもの、例えば、洗浄手段としてショットブラスト装置を用いる場合には、ブラストによりスクラップ片から剥離した微細な粉塵等を分離し、廃棄物として処理するものである。又、例えば、洗浄手段としてドラム式湿式洗浄装置を用いる場合には、洗浄に用いられた水や、スクラップ片から除去された金属粉等のチリを分離し、水は洗浄手段に戻して再利用し、金属粉等のチリなどをまとめて、廃棄物として処理するものである。
本項に記載のスクラップ処理システムは、上記(1)から(6)項記載の各手段が移動可能に構成されることで、スクラップ管材の発生地にて各手段を稼動させて、所定値以上の放射能が検出されたスクラップ片と、それ以外のスクラップ片とを選別処理し、かつ、所定値以上の放射能が検出されたスクラップ片については、放射能汚染レベルに応じた選別処理を行なうものである。又、上記(1)から(6)項記載の各手段が移動可能となるように、例えば、各手段をトレーラの荷台に搭載し、あるいは、各手段を搭載する特殊車両を構成するものである。これらのトレーラや特殊車両には、各手段の大きさに応じて、各々別々に載置され、又は、一台の車両に複数種類(或いは全て)が載置され、スクラップ管材の発生地にて、上記所定の作業工程が円滑に実施されるように配置されるものである。しかも、本システムをスクラップ管材の発生地にて展開する際に、外部電源を確保することなく、各手段の運転を可能とするものである。なお、当然ながら、周囲環境に放射能汚染が生じないように、十分な放射線の遮蔽対策が施されることとする。
本項に記載のスクラップ処理方法は、切断工程において、一度に複数の長尺のスクラップ管材を、その表面のみならず切断面方向からも洗浄され得る長さに調整された、短尺のスクラップ片に切断することで、長尺のスクラップ管材の長さ方向と交差する方向の断面を露出させるものである。そして、切断工程において切断された長尺のスクラップ管材のスクラップ片は、洗浄工程において、スクラップ片の表面のみならず切断面方向からも洗浄を行なうものである。又、洗浄工程において洗浄されたスクラップ片の放射能を、線量計測工程において連続的に測定し、線量計測工程において検出された放射能の値に応じて、選別工程にてスクラップ片を選別し、放射能の値に応じた貯留場所へと振り分けるものである。上記各工程を適切なタイミングで連動して行なうことにより、長尺のスクラップ管材を、放射能汚染レベルに応じて選別処理する作業を、無人で連続的に行なうものである。
本項に記載のスクラップ処理方法は、切断工程において切断されたスクラップ管材のスクラップ片を洗浄する際に、ショットブラスト装置内で、金属ワイヤーを切断したカットワイヤーやその角を丸めた粒子、鋳鉄や鋳鋼の球形粒子等の投射材を、スクラップ片へと投射することで、スクラップ片の表面のみならず切断面方向からも乾式洗浄を効果的に行なうものである。
(8.2)上記(7)項の、前記洗浄工程において、ドラム式湿式洗浄装置を用いるスクラップ処理方法。
本項に記載のスクラップ処理方法は、切断工程において切断されたスクラップ管材のスクラップ片を洗浄する際に、ドラム式湿式洗浄装置内で、水、又は水及び研磨媒体とともに混練することで、スクラップ片の表面のみならず切断面方向からも湿式洗浄を効果的に行なうものである。
本項に記載のスクラップ処理方法は、長尺のスクラップ管材をホッパーに投入することで、長尺のスクラップ管材長さ方向に揃え、その状態を維持して、コンベヤにより長尺のスクラップ管材を長さ方向へと送る。そして、コンベヤの端部に配置されたカッターにより長尺のスクラップ管材を、長尺のスクラップ管材を短尺のスクラップ片に切断することで、長尺のスクラップ管材の長さ方向と交差する方向の断面を露出させるものである。なお、ここで用いられるカッターとしては、プラズマカッター、ガスカッター、水ジェットカッター等が上げられる。
本項に記載のスクラップ処理方法は、切断工程において切断されたスクラップ管材のスクラップ片の放射能を連続的に測定する予備線量計測工程を実施して、洗浄前のスクラップ片の放射能レベルを検出し、洗浄が必要な放射能レベルのスクラップ片を予備選別工程にて選別し、洗浄工程へと投入するものである。なお、洗浄が不要な放射能レベルのスクラップ片については、洗浄手段へと送ることなくスクラップ処理するものである。
本発明の実施の形態に係るスクラップ処理システム10は、図1に模式的に示されるように、切断手段12と、洗浄手段14と、分離手段16と、放射能測定手段18と、選別手段20と、上記各手段間でのスクラップ片100’(図2参照)の運搬を行なう運搬手段22と、これら各手段の動作を制御する制御手段24とを含むものである。
このベルト式脱水機は、上下二段に対向して本体フレームに設置される無端状の上段濾布ベルト及び下段濾布ベルトと、この上段濾布ベルト及び下段濾布ベルトがそれぞれ巻回される複数の上段固定ローラ及び下段固定ローラと、この上段固定ローラとともに前記上段濾布ベルトが巻回される上段絞りローラと、この上段絞りローラに対向配置され前記下段固定ローラとともに前記下段濾布ベルトが巻回される下段絞りローラと、前記上段絞りローラ及び前記下段絞りローラのうち少なくともいずれか一方を昇降自在に駆動する昇降手段とを備え、前記下段濾布ベルトは上面に供給された汚泥を前記上段濾布ベルトとで挟みつつ搬送し、前記上段絞りローラ及び前記下段絞りローラは前記上段濾布ベルト及び前記下段濾布ベルトを介して前記汚泥を押圧可能に対向配置される構成を有している。
このような二次分離機17を用いることで、上記ごみ取り機の篩48によって濾された金属粉等のチリ110から、更に確実に水分を分離するものである。そして、図1の例では、分離された水40は、洗浄手段14に戻され、再利用される。
なお、図1の例では、放射能測定手段18は、切断手段12と洗浄手段14との間に配置された運搬手段22(221)上、及び、洗浄手段14と選別手段20との間に配置された運搬手段22(222)上の、二箇所(符号18M、18Sで示す)に設けられている。
S0(準備工程):原子力発電所等から、付着汚染物、浸透汚染物、固着汚染物が含まれるスクラップ管材100を回収し、スクラップ処理工程へとまわすための工程である。配管等を切断する場合には、適宜、上述の従来技術(特許文献1、特許文献2参照)を用いることも可能である。
なお、図1の例では、切断工程(S100)において切断されたスクラップ管材100のスクラップ片100’の放射能を連続的に測定する予備線量計測工程を実施し、この予備線量計測工程において検出された放射能の値に応じてスクラップ片100’を予備的に選別する予備選別工程を実施している。そして予備線量計測工程で放射能が検知されなかったスクラップ片100’については、予備選別工程において以下の洗浄工程(S200)以降へと回すことなく、スクラップ処理を行なうことが可能である。
まず、放射能レベルが高レベルである場合には、高レベル放射能の測定時刻、運搬手段222の運搬速度等に基づき、制御手段24では、第1のダンパー201の切り替えのタイミングを決定する。そして、スクラップ片100’を、高線量放射性廃棄物100’Hの一次貯留場所へと振り分けるように、制御手段24から、第1のダンパー201への作動指令を出力する。そして、制御手段24から出力されたダンパー制御指令に基づき、第1のダンパー201によりスクラップ片100’の選別経路が、高線量放射性廃棄物100’Hの一次貯留場所へと切り換えられる。
なお、詳しい説明は省略するが、分離手段16(二次分離機17)によって分離された鉄粉等のチリ110についても、必要に応じて、選別工程(S400)、最終工程(S500)を実施することが望ましい。又、切断手段12における切断手法によっては、鉄粉等のチリ110がほとんど生じない場合もあり、このときには、二次分離機17による分離作業や、その後の選別工程は不要となる。
図6の例では、図3に例示した洗浄手段14としてのドラム式湿式洗浄装置と、図4に例示した分離手段としてのゴミ取り機とに換えて、図7、図8に示される公知のショットブラスト装置を用いるものである。
そして、回転ドラム54を回転させながら、スクラップ片100’に投射材を衝突させることで、スクラップ片100’の表面を研磨するようにして、乾式洗浄するものである。回転ドラム54は、底部が円錐台状のメッシュとなっており、投射材及び粉塵等を回転ドラム54から落下させることで、スクラップ片100’と分離するものである。
なお、本実施形態で説明したドラム式のショットブラスト装置は、スクラップ片100’が小型で少量の場合に、特に効率的な洗浄が可能であって、好ましい形態の1つである。
S0(準備工程)及びS100(切断工程):図1に示されるスクラップ処理システム10の、各対応する工程と同一の作業工程であり、詳しい説明を省略する。
乾式洗浄を所定時間行った後に、回転ドラム54を停止させた状態で、チルト軸54aを中心に回転ドラム54を回動させ、矢印Bで示すスクラップ片100’の排出位置に、回転ドラム54の上端開口が面するように傾斜させることで、スクラップ片100’を回転ドラム54から取出す。このようにして分離されたスクラップ片100’は、図6に示される運搬手段222へ受け渡される。
すなわち、本発明の実施の形態に係るスクラップ処理システム10では、切断手段12によって、長尺のスクラップ管材100を短尺のスクラップ片100’に切断することで、長尺のスクラップ管材100の長さ方向と交差する方向の断面を露出させるものである。切断手段12によって切断された長尺のスクラップ管材100のスクラップ片100’は、洗浄手段14によって洗浄される際に、スクラップ片100’の表面のみならず切断面方向からも洗浄を行なうことが可能となる。
又、長尺のスクラップ管材100が、切断手段12によって短尺のスクラップ片100’に切断され、内壁100’bが切断面100’aから露出することから、放射能測定手段18によって放射能測定する際にも、スクラップ管材100自体の遮蔽機能の影響を受けて、線量測定値の精度が低下することも回避することが可能となる。
一方、ドラム式湿式洗浄装置14を用いる場合には、水40,又は水40及び研磨媒体44とともに撹拌されることで、スクラップ片100’の表面のみならず切断面100’aの方向からも洗浄が効果的に行われるものである。
又、洗浄手段14と選別手段20との間に配置された、運搬手段222に設置されている放射能測定手段18Mによって、洗浄後のスクラップ片100’に残存する放射能レベルを検出し、検出された放射能レベルに応じて、選別手段20においてスクラップ片100’を選別処理することが可能となる。
(1)テスト条件
ショットブラスト装置:新東工業株式会社 CNDX−01、ドラム自転速度(高速(揺動))、
パイプ材:TP(約30L)、
投射材:SUS−4(SUS304系、高度Hv440〜480、円柱状φ0.4×0.4mm、真比重7〜9(g/cm3)、嵩比重4.7〜4.8(g/cm3))
投射速度:73(m/s)、
投射時間:5〜30(min)、
(2)テスト結果
投射時間30minの時点で、スクラップ片に塗布した塗料は概ね除去された。この結果から、放射能汚染されたスクラップ片の表面洗浄においても、同様の洗浄効果が得られることが期待される。
Claims (10)
- 一度に複数の長尺のスクラップ管材を、その表面のみならず切断面方向からも洗浄され得る長さに調整された、短尺のスクラップ片に切断する切断手段と、
該切断手段により切断された前記スクラップ管材のスクラップ片を洗浄する洗浄手段と、
前記スクラップ片の放射能を連続的に測定する放射能測定手段と、
該放射能測定手段によって検出された放射能の値に応じて前記スクラップ片を選別し、放射能の値に応じた貯留場所へと振り分ける選別手段と、
上記各手段間での前記スクラップ片の運搬を行なう運搬手段と、
上記各手段の動作を制御する制御手段とを含むことを特徴とするスクラップ処理システム。 - 前記洗浄手段は、ショットブラスト装置であることを特徴とする請求項1記載のスクラップ処理システム。
- 前記切断手段は、前記長尺のスクラップ管材を長さ方向に揃えるホッパーと、前記長尺のスクラップ管材を長さ方向へと送るコンベヤと、該コンベヤの端部に配置されたカッターとを備えることを特徴とする請求項1又は2記載のスクラップ処理システム。
- 前記放射能測定手段は、前記洗浄手段と前記選別手段との間に配置された、前記運搬手段に設置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のスクラップ処理システム。
- 前記放射能測定手段は、前記切断手段と前記洗浄手段との間に配置された、前記運搬手段に設置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1記載のスクラップ処理システム。
- 前記洗浄手段からの排出物をスクラップ片とそれ以外の物とに分離する分離手段を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載のスクラップ処理システム。
- 一度に複数の長尺のスクラップ管材を、その表面のみならず切断面方向からも洗浄され得る長さに調整された、短尺のスクラップ片に切断する切断工程と、
該切断工程において切断された前記スクラップ管材のスクラップ片を洗浄する洗浄工程と、
該洗浄工程において洗浄されたスクラップ片の放射能を連続的に測定する線量計測工程と、
該線量計測工程において検出された放射能の値に応じて前記スクラップ片を選別し、放射能の値に応じた貯留場所へと振り分ける選別工程とを含むことを特徴とするスクラップ処理方法。 - 前記洗浄工程において、ショットブラスト装置を用いることを特徴とする請求項7記載のスクラップ処理方法。
- 前記切断工程において、前記長尺のスクラップ管材を長さ方向に揃えるホッパーと、前記長尺のスクラップ管材を長さ方向へと送るコンベヤと、該コンベヤの端部に配置されたカッターとを備える切断手段を用いることを特徴とする請求項7又は8記載のスクラップ処理方法。
- 前記切断工程において切断された前記スクラップ管材のスクラップ片の放射能を連続的に測定する予備線量計測工程と、
該予備線量計測工程において検出された放射能の値に応じて前記スクラップ片を選別する予備選別工程とを含むことを特徴とする請求項7から9のいずれか1項記載のスクラップ処理方法。
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