JPH063005B2 - コンクリ−ト保護材 - Google Patents

コンクリ−ト保護材

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JPH063005B2
JPH063005B2 JP10204885A JP10204885A JPH063005B2 JP H063005 B2 JPH063005 B2 JP H063005B2 JP 10204885 A JP10204885 A JP 10204885A JP 10204885 A JP10204885 A JP 10204885A JP H063005 B2 JPH063005 B2 JP H063005B2
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JP
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concrete
protective material
corner
concrete protective
connecting portion
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守 高崎
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はコンクリート保護材、例えば、河川のコンクリ
ート堰において堰天端部の洗堀を保護するコンクリート
保護材に関する。
(従来の技術) 河川のコンクリートブロックからなるコンクリート堰に
おいて、堰のコーナー部近傍の堰天端部には、流水とと
もに流れる土砂および岩石による洗堀を防ぐために堰壁
にコンクリート保護材が取付けられる。従来のコンクリ
ート保護材としては、例えば、第5図および第6図に示
すようなものがある。第5図において、31はコンクリー
ト保護材であり、コンクリート保護材31はコンクリート
堰32のコーナー部33近傍に取付けられている。コンクリ
ート保護材31を製造する場合、まずコンクリート保護材
31を取付けるコーナー部33の断面のコーナー角度θ33
よび形状に会せて、鉄板の補強板35を湾曲させる。湾曲
した補強板35の表面は弾性ゴム36により所定厚さに被覆
される。次いで、コンクリート堰32の施工現場におい
て、コンクリートブロックのコーナ部32の近傍の堰壁32
aにボルト、ナット(図に示されていない)により取付
けられる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、コーナー部33の断面のコーナー角度θ33
および形状は施工するコンクリート堰32によって異な
り、施工のつどコーナー部33のコーナー角度θ33および
形状の測定、補強板35の湾曲作業などをしなければなら
ず、製造に時間がかかり、価格も高くなるという問題点
がある。また、コンクリート保護材31の連結表面部38の
近傍が流水中の土砂により摩耗したりカット傷を起すと
いう問題点もある。また、予め平板状のコンクリート保
護材を製造しておき、第6図に示すように、コンクリー
ト堰32のコーナー部33の角度に合せて、2つの平板状の
コンクリート保護材31a,31bを、コーナー部33で合せて
接着し、コンクリート堰32の両表面32aに取付ける方法
もある。しかしながら、流水、土砂および岩石によっ
て、接着部40がめくれるという問題点がある。
そこで本発明は、コンクリート堰のコーナー部の断面の
コーナー角度および形状が違っていても、堰毎にコンク
リート保護材を製造することなく、ある角度の範囲は同
一のコンクリート保護材を取付けることができ、かつ、
連結部の外表面が摩耗の少ない、かつカット傷の発生も
少ない耐久性に優れたコンクリート保護材を提供するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係るコンクリート保護材は、コンクリートブロ
ックのコーナー部を保護するコンクリート保護材におい
て、所定の角度をなして連結部で連結された2つの基板
部を有する断面L字型のゴム様弾性体と、基板部にそれ
ぞれ埋設され連結部の方向に延在する補強板と、を備え
たことを特徴としている。
(作用) 河川のコンクリート堰において、コーナー部の近傍の堰
壁にコンクリート保護材が取付けられる際、コンクリー
ト保護材は断面L字型のゴム様弾性体により構成されて
いるので、コーナー部のコーナー角度および形状が異っ
ていても、連結部をコーナー部に、基板部を堰の壁面に
密着するように配置でき、基板部に埋設された補強板
(例えば、鉄板)を介して堰壁に取付けられる。
また、補強板の端部は連結部において、耐張性および可
撓性を有する連結板によって連結されることが好ましい
が、この場合、異ったコーナー部の断面のコーナー角度
および形状を有する堰壁に取付けることができるばかり
でなく、堰壁のボルトへの取付位置が定まり取付けが容
易にできる。
さらにまた、連結部がコンクリートブロックのコーナー
部の断面のなすコーナー角度より小さい角度をなして連
結していることが好ましいが、この場合、コンクリート
保護材をコーナー部に取付ける際、基板部のなす断面の
連結角度を大きくして取付けるので、連結部において
は、連結板を中立面として、堰壁側の弾性体は伸張し、
外側の連結表面部の弾性体は圧縮され、摩耗やカット傷
が少なくなる。
(実施例) 以下、本発明に係るコンクリート保護材の実施例を図面
に基づいて説明する。
第1図〜第4図は本発明に係るコンクリート保護材を示
す図であり、第1図はその実施例の断面図、第2図は第
1図のその取付け状況を示す断面図、第3図はその展開
図、第4図はその他の実施例を示す図である。第1図に
おいて、1はコンクリート保護材であり、コンクリート
保護材1は断面L字型のゴム様弾性体2(この実施例で
は合成ゴム)(厚さ20〜100mm)と、平板状の補強板3
(厚さ4〜6mm)とから構成されている。ゴム様弾性体
2は断面円弧状の連結部4と連結部4で所定の連結角度
θ(この実施例では90度)で連結された2つの基板部
5とを有している。補強板3は平板状の2つの基板部5
の厚さの中心面より堰壁内側に片寄ってそれぞれ埋設さ
れ、連結部4の方向に延在している。補強板3の連結部
4側の端部3aは、連結部4の内部において、耐張性お
よび可撓性を有する連結板7によって断面円弧状に連結
している。8は、第2図に示すように、コンクリート保
護材1をコンクリートブロック10のコーナー部11に取付
けるためにコンクリート保護材1の四隅に設けられたボ
ルト孔である。コンクリート保護材1におけるボルト孔
8の位置は、第3図に示すように、コンクリートブロッ
ク10のアンカーボルト12の内部先端12aが接触しないよ
うに、ボルト孔8間の距離l,lには差異、l
またはl>lがあるよう設けられている。ま
た、連結部4はコンクリートブロック10のコーナー部11
の断面のなすコーナー角度θ11(この実施例では100
度)より小さい連結角度θ(この実施例では90度)を
なして連結している。
コンクリート保護材1を河川のコンクリート堰のコンク
リートブロック10のコーナー部11近傍の堰天端部に取付
ける場合、コンクリート保護材1は基板部5の外表面4
aの弾性体2を圧縮状態にした後、連結部4、基板部5
およびボルト孔8はそれぞれコーナー部11、壁面10aお
よびアンカーボルト12に合せて配置される。次いで、コ
ーナー部11および近傍の壁面10aを保護するように堰壁1
0bにナット15を用いて取付られる。連結部4の内部に埋
込まれている連結板7は耐張性および可撓性があるの
で、基板部5のなす連結角度θはコーナー角度θ11
合せて大きくなるように変化することができ、また、連
結部4の外表面4aの弾性体2は圧縮状態にされてい
る、このため、連結部4の外表面4aは流水中の土砂お
よび岩石によって摩耗し離く、カット傷も少ない。
なお、前述の実施例においては、補強板3の端部3aは
連結部4において、連結板7によって連結された場合に
ついて説明したが、本発明においては、この実施例に限
らず、補強板3の端部3aは第4図に示すように離隔し
ていてもよい。
また、前述の実施例においては、コンクリート保護材が
河川のコンクリート堰の天端部に取付ける場合について
説明したが、本発明においては、この実施例に限らず、
洗堀等が起り、コンクリートブロックの壁面のコーナー
部の保護のためにはどこに実施してもよい。
また連結部4の内側は、歪を少なくするために円弧状の
切欠けをつけるとさらに良い。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、コンクリート堰
のコーナー部の断面のコーナー角度および形状が違って
いても、堰毎にコンクリート保護材を製造することな
く、あるコーナー角度の範囲は同一のコンクリート保護
材を取付けることができる。また、連結部の外表面は土
砂・岩石があっても摩耗の少ない、かつカット傷の発生
も少なく耐久性に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明に係るコンクリート保護材の実
施例を説明する図であり、第1図はその断面図、第2図
はその取付け状態を示す図、第3図は第1図のIII矢視
展開図である。第4図は本発明に係るコンクリート保護
材の他の実施例の一部拡大断面図である。第5図および
第6図はそれぞれ従来のコンクリート保護材を示す図で
ある。 1……コンクリート保護材、 2……ゴム様弾性体、 3……補強板、 4……連結部、 5……基板部、 7……連結板、 10……コンクリートブロック、 11……コーナー部、 θ……連結部の連結角度、 θ11……コーナーのなすコーナー角度。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリートブロックのコーナー部を保護
    するコンクリート保護材において、所定の角度をなして
    連結部で連結された2つの基板部を有する断面L字型の
    ゴム様弾性体と、基板部にそれぞれ埋設され連結部の方
    向に延在する補強板と、 と備えたことを特徴とするコンクリート保護材。
  2. 【請求項2】前記補強板の端部が連結部において耐張性
    および可撓性を有する連結板によって連結されたことを
    特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のコンクリート
    保護材。
  3. 【請求項3】前記補強板の端部が連結部において離隔し
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    コンクリート保護材。
  4. 【請求項4】前記基板部が前記コンクリートブロックの
    コーナー部の断面のなす角度より小さい角度をなして連
    結部で連結していることを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載のコンクリート保護材。
JP10204885A 1985-05-13 1985-05-13 コンクリ−ト保護材 Expired - Lifetime JPH063005B2 (ja)

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JPS61274006A JPS61274006A (ja) 1986-12-04
JPH063005B2 true JPH063005B2 (ja) 1994-01-12

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JP6808211B2 (ja) * 2016-04-25 2021-01-06 シバタ工業株式会社 砂防堰堤の補強構造体の施工方法
JP7526983B2 (ja) * 2020-03-12 2024-08-02 西武ポリマ化成株式会社 ケーソンの底部構造

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