JPH0630025Y2 - 椅子における背凭れのベンディング装置 - Google Patents
椅子における背凭れのベンディング装置Info
- Publication number
- JPH0630025Y2 JPH0630025Y2 JP1989034444U JP3444489U JPH0630025Y2 JP H0630025 Y2 JPH0630025 Y2 JP H0630025Y2 JP 1989034444 U JP1989034444 U JP 1989034444U JP 3444489 U JP3444489 U JP 3444489U JP H0630025 Y2 JPH0630025 Y2 JP H0630025Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backrest
- bending
- fixed
- chair
- guide pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本案は背凭れ部分に体重をかけることによつて背凭れが
後方へベンディングするようになる椅子における背凭れ
のベンディング装置に関するものである。
後方へベンディングするようになる椅子における背凭れ
のベンディング装置に関するものである。
従来の技術及び考案が解決しようとする問題点 椅子において背凭れが後方に屈曲揺動するものは周知で
あるが、従来のこの種装置は背凭れを支持する背支柱自
体が揺動する構造からなり、ベンディング構造が外部に
顕著に露出し、体裁上好ましいものではなく、又近年多
く採用されている背、座一体型の椅子において背の上部
に背凭れを別途取付ける構造の椅子にあつては不向きで
ある。
あるが、従来のこの種装置は背凭れを支持する背支柱自
体が揺動する構造からなり、ベンディング構造が外部に
顕著に露出し、体裁上好ましいものではなく、又近年多
く採用されている背、座一体型の椅子において背の上部
に背凭れを別途取付ける構造の椅子にあつては不向きで
ある。
本案は背、座一体型の椅子においてベンディング装置の
すべてが内部に完全に隠蔽され構造簡単にして体裁良好
な椅子が得られるベンディング装置を提供しようとする
ものである。
すべてが内部に完全に隠蔽され構造簡単にして体裁良好
な椅子が得られるベンディング装置を提供しようとする
ものである。
問題点を解決するための手段 本案は使用者が背凭れに体重をかけることによつて背凭
れが後方にベンディングするようになる装置において、
座受部材の後方立上り部に固定したベンディング金具の
両側に支承板を設け、該支承板に回動自在に軸支される
シャフトガイドパイプの両側に揺動杆を固定すると共に
前記シャフトガイドパイプ上に捲着弾装したベンディン
グバネの一端を前記揺動杆に、他端を前記支承板に夫々
止着し、前記揺動杆に背凭れを取付けた構成を要旨とす
るものである。
れが後方にベンディングするようになる装置において、
座受部材の後方立上り部に固定したベンディング金具の
両側に支承板を設け、該支承板に回動自在に軸支される
シャフトガイドパイプの両側に揺動杆を固定すると共に
前記シャフトガイドパイプ上に捲着弾装したベンディン
グバネの一端を前記揺動杆に、他端を前記支承板に夫々
止着し、前記揺動杆に背凭れを取付けた構成を要旨とす
るものである。
実施例 以下本案の詳細を図面に示す実施例について説明する
と、１は後方に立上り部１′を有し、この立上り部１′
が背の一部を構成するようになる座受部材、２は座受部
材１の立上り部１′に固定されたベンディング金具であ
つて、両側に支承板３を有し、この支承板３にシャフト
ガイドパイプ４を回動自在に軸装する。例えば支承板３
に支軸を取付け、この支軸にシャフトガイドパイプを回
動自在に被挿する。５はシャフトガイドパイプ４の両側
に固定した揺動杆であつて、この揺動杆５に背凭れ６を
取付ける。７は前記シャフトガイドパイプ４上に捲着弾
装したベンディングバネであつて、その一端を前記揺動
杆５に係着し、他端を前記支承板３に係着して揺動杆５
を常に前方に弾圧するようになる。
と、１は後方に立上り部１′を有し、この立上り部１′
が背の一部を構成するようになる座受部材、２は座受部
材１の立上り部１′に固定されたベンディング金具であ
つて、両側に支承板３を有し、この支承板３にシャフト
ガイドパイプ４を回動自在に軸装する。例えば支承板３
に支軸を取付け、この支軸にシャフトガイドパイプを回
動自在に被挿する。５はシャフトガイドパイプ４の両側
に固定した揺動杆であつて、この揺動杆５に背凭れ６を
取付ける。７は前記シャフトガイドパイプ４上に捲着弾
装したベンディングバネであつて、その一端を前記揺動
杆５に係着し、他端を前記支承板３に係着して揺動杆５
を常に前方に弾圧するようになる。
尚、前記ベンディング金具２、揺動杆５及びシャフトガ
イドパイプ４等はすべて背カバーによつて被覆され、内
部に完全に隠蔽されるようになる。
イドパイプ４等はすべて背カバーによつて被覆され、内
部に完全に隠蔽されるようになる。
考案の作用、効果 本案装置は椅子に座つて上体を背凭れにもたせかけると
ベンディングバネ７の働きでシャフトガイドパイプ４を
支点として後方へ回転しながらベンディングするもので
ある。ベンディング可動範囲は揺動杆５の下側背部がベ
ンディング金具の折り曲げ面に当ることで前傾位置、後
傾位置が決められ、その間をベンディングバネ７により
可動し、この間での任意の位置固定は不可能となる。
ベンディングバネ７の働きでシャフトガイドパイプ４を
支点として後方へ回転しながらベンディングするもので
ある。ベンディング可動範囲は揺動杆５の下側背部がベ
ンディング金具の折り曲げ面に当ることで前傾位置、後
傾位置が決められ、その間をベンディングバネ７により
可動し、この間での任意の位置固定は不可能となる。
本案は叙上の如く、背凭れが後方へベンディングし、使
用者の姿勢変化に対し常に対応する動きで一時的な休息
姿勢等使用者の疲労軽減に有効な効果が得られ、又ベン
ディング機構部がカバーによつて完全に隠蔽されて外部
への露出が遮断され体裁的にも良好な椅子が得られ且つ
構造簡単にして組立が容易である等の諸効果を有するも
のである。
用者の姿勢変化に対し常に対応する動きで一時的な休息
姿勢等使用者の疲労軽減に有効な効果が得られ、又ベン
ディング機構部がカバーによつて完全に隠蔽されて外部
への露出が遮断され体裁的にも良好な椅子が得られ且つ
構造簡単にして組立が容易である等の諸効果を有するも
のである。
図面は本案の実施例を示し、第１図は要部を示す切欠側
面図、第２図は同要部を示す切欠正面図である。 １…座受部材、２…ベンディング金具、３…支承板、４
…シャフトガイドパイプ、５…揺動杆、６…背凭れ、７
…ベンディングバネ。
面図、第２図は同要部を示す切欠正面図である。 １…座受部材、２…ベンディング金具、３…支承板、４
…シャフトガイドパイプ、５…揺動杆、６…背凭れ、７
…ベンディングバネ。
Claims (1)
- 【請求項１】座受部材の後方立上り部に固定したベンデ
ィング金具の両側に支承板を設け、該支承板に回動自在
に軸支されるシャフトガイドパイプの両側に揺動杆を固
定すると共に前記シャフトガイドパイプ上に捲着弾装し
たベンディングバネの一端を前記揺動杆に、他端を前記
支承板に夫々止着し、前記揺動杆に背凭れを取付けたこ
とを特徴とする椅子における背凭れのベンディング装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989034444U JPH0630025Y2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 椅子における背凭れのベンディング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989034444U JPH0630025Y2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 椅子における背凭れのベンディング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02124060U JPH02124060U (ja) | 1990-10-12 |
| JPH0630025Y2 true JPH0630025Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=31538914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989034444U Expired - Fee Related JPH0630025Y2 (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 椅子における背凭れのベンディング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630025Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS624205U (ja) * | 1985-03-29 | 1987-01-12 | ||
| JPS6427724U (ja) * | 1987-08-11 | 1989-02-17 |
-
1989
- 1989-03-27 JP JP1989034444U patent/JPH0630025Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02124060U (ja) | 1990-10-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |