JPH06300023A - 建設機械等におけるカウンタウエイトの取り付け装置 - Google Patents
建設機械等におけるカウンタウエイトの取り付け装置Info
- Publication number
- JPH06300023A JPH06300023A JP11114793A JP11114793A JPH06300023A JP H06300023 A JPH06300023 A JP H06300023A JP 11114793 A JP11114793 A JP 11114793A JP 11114793 A JP11114793 A JP 11114793A JP H06300023 A JPH06300023 A JP H06300023A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- frame
- nut
- counterweight
- machine body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 建設機械等の機械本体の後端部に、カウンタ
ウエイトを容易に取り付けることができる取り付け装置
を提供する。 【構成】 カウンタウエイトは、取り付けボルト４と取
り付け金具１０とナット７とにより、建設機械等の機械
本体のフレーム２ａに締結される。取り付け金具１０
は、フレーム２ａとナット７との間に介在させて取り付
けボルト４を通す座金用板部１０ａと、ナット７の一側
面を固定する回り止め用板部１０ｂとから成り、回り止
め用板部１０ｂの端縁部がフレーム２ａの一部に設けら
れている板状突出部２ｂに受け止められることにより回
転を阻止される。
ウエイトを容易に取り付けることができる取り付け装置
を提供する。 【構成】 カウンタウエイトは、取り付けボルト４と取
り付け金具１０とナット７とにより、建設機械等の機械
本体のフレーム２ａに締結される。取り付け金具１０
は、フレーム２ａとナット７との間に介在させて取り付
けボルト４を通す座金用板部１０ａと、ナット７の一側
面を固定する回り止め用板部１０ｂとから成り、回り止
め用板部１０ｂの端縁部がフレーム２ａの一部に設けら
れている板状突出部２ｂに受け止められることにより回
転を阻止される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、建設機械、クレー
ン、高所作業車等におけるカウンタウエイトの取り付け
装置に関する。
ン、高所作業車等におけるカウンタウエイトの取り付け
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は油圧ショベルの機械本体を示し、
無限軌道式走行体１の上部には、旋回体２が旋回自在に
装架されており、旋回体２の後端部にはカウンタウエイ
ト３が取り付けられている。
無限軌道式走行体１の上部には、旋回体２が旋回自在に
装架されており、旋回体２の後端部にはカウンタウエイ
ト３が取り付けられている。
【０００３】つぎに、従来のカウンタウエイト３の取り
付け装置を図３および図４を参照して説明する。カウン
タウエイト３の内部の前後方向には、取り付けボルト４
を挿入する管体５と旋回体２のフレーム２ａ側に突出さ
せたロッド６とが固定されている。管体５に挿入した取
り付けボルト４の先端部は、フレーム２ａにナット７、
平座金８Ａにより締結されており、ロッド６の突出端部
はフレーム２ａの穴にはめ込まれている。取り付けボル
ト４の頭部と管体５の端板部との間には平座金８Ｂが取
り付けられている。図４に示すように、ナット７はその
外周を正六角形に形成したいわゆる六角ナットである。
フレーム２ａの一部には、板状突出部２ｂが一体に設け
られており、ナット７の外側面に対向させた回り止め用
ストッパ９が溶接により固定されている。
付け装置を図３および図４を参照して説明する。カウン
タウエイト３の内部の前後方向には、取り付けボルト４
を挿入する管体５と旋回体２のフレーム２ａ側に突出さ
せたロッド６とが固定されている。管体５に挿入した取
り付けボルト４の先端部は、フレーム２ａにナット７、
平座金８Ａにより締結されており、ロッド６の突出端部
はフレーム２ａの穴にはめ込まれている。取り付けボル
ト４の頭部と管体５の端板部との間には平座金８Ｂが取
り付けられている。図４に示すように、ナット７はその
外周を正六角形に形成したいわゆる六角ナットである。
フレーム２ａの一部には、板状突出部２ｂが一体に設け
られており、ナット７の外側面に対向させた回り止め用
ストッパ９が溶接により固定されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述したカウンタウエ
イトの取り付け装置では、六角ナット７とストッパ９と
の距離ｄの管理に労力および費用が掛かる。すなわち、
六角ナット７の対辺間の距離と対角の頂点間の距離との
比は１：２／√３で、その差が僅少であり、ストッパ９
を適正な位置に溶接するために位置決め用治具を必要と
し、その治具によって溶接しても、カウンタウエイト３
の取り付け具合、すなわち、組立て公差によっては距離
ｄが不適切である場合がある。この場合には再度組立て
を行い調整をする。これを解決するために、カウンタウ
エイト３の取り付けごとにストッパ９を溶接していた。
この発明は、距離ｄの管理を簡易化することを目的とす
る。
イトの取り付け装置では、六角ナット７とストッパ９と
の距離ｄの管理に労力および費用が掛かる。すなわち、
六角ナット７の対辺間の距離と対角の頂点間の距離との
比は１：２／√３で、その差が僅少であり、ストッパ９
を適正な位置に溶接するために位置決め用治具を必要と
し、その治具によって溶接しても、カウンタウエイト３
の取り付け具合、すなわち、組立て公差によっては距離
ｄが不適切である場合がある。この場合には再度組立て
を行い調整をする。これを解決するために、カウンタウ
エイト３の取り付けごとにストッパ９を溶接していた。
この発明は、距離ｄの管理を簡易化することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、この発明のカウンタウエイトの取り付け装置は、機
械本体のフレームとナットとの間に介在させて取り付け
ボルトを通す座金用板部と、ナットの一側面を固定する
回り止め用板部とを一体に形成した取り付け金具を取り
付けボルトに取り付け、機械本体のフレームの一部に、
回り止め用板部を受け止めて取り付け金具の回転を阻止
する制止用突出部を設けたことを特徴とする。
め、この発明のカウンタウエイトの取り付け装置は、機
械本体のフレームとナットとの間に介在させて取り付け
ボルトを通す座金用板部と、ナットの一側面を固定する
回り止め用板部とを一体に形成した取り付け金具を取り
付けボルトに取り付け、機械本体のフレームの一部に、
回り止め用板部を受け止めて取り付け金具の回転を阻止
する制止用突出部を設けたことを特徴とする。
【０００６】
【作用】取り付けボルトに取り付け金具を取り付けたこ
とにより、従来のカウンタウエイトの取り付け装置にく
らべて、機械本体にカウンタウエイトを容易に締結する
ことができる。
とにより、従来のカウンタウエイトの取り付け装置にく
らべて、機械本体にカウンタウエイトを容易に締結する
ことができる。
【０００７】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図１により説明
する。同図において、図３および図４と同じ部材は同じ
符号で示す。
する。同図において、図３および図４と同じ部材は同じ
符号で示す。
【０００８】取り付け金具１０は、取り付けボルト４を
通す穴を設けた座金用板部１０ａと、ナット７の一側面
を固定する回り止め用板部１０ｂとで、全体がアングル
形に形成されている。座金用板部１０ａの穴と取り付け
ボルト４とのガタは、一般の工業規格のボルトとそれに
適合する座金との関係と同様である。回り止め用板部１
０ｂの長さは、その長手方向の端縁部がフレーム２ａの
板状突出部２ｂにより受け止められて取り付け金具１０
の回転が阻止されるように設定されている。
通す穴を設けた座金用板部１０ａと、ナット７の一側面
を固定する回り止め用板部１０ｂとで、全体がアングル
形に形成されている。座金用板部１０ａの穴と取り付け
ボルト４とのガタは、一般の工業規格のボルトとそれに
適合する座金との関係と同様である。回り止め用板部１
０ｂの長さは、その長手方向の端縁部がフレーム２ａの
板状突出部２ｂにより受け止められて取り付け金具１０
の回転が阻止されるように設定されている。
【０００９】座金用板部１０ａの穴に取り付けボルト４
を通し、ナット７の一側面を回り止め用板部１０ｂによ
り固定する。その後、ボルト４を回して締め付ける。ナ
ット７と取り付け金具１０は取り付けボルト４とともに
共回りするが、回り止め用板部１０ｂの端縁部がフレー
ムの板状突出部２ｂに受け止められると、取り付け金具
１０とナット７とは共回りしなくなり、取り付けボルト
４によりカウンタウエイト３をフレーム２ａに締め付け
ることができる。
を通し、ナット７の一側面を回り止め用板部１０ｂによ
り固定する。その後、ボルト４を回して締め付ける。ナ
ット７と取り付け金具１０は取り付けボルト４とともに
共回りするが、回り止め用板部１０ｂの端縁部がフレー
ムの板状突出部２ｂに受け止められると、取り付け金具
１０とナット７とは共回りしなくなり、取り付けボルト
４によりカウンタウエイト３をフレーム２ａに締め付け
ることができる。
【００１０】フレーム２ａに板状突出部２ｂが設けられ
てない場合には、従来と同様にストッパ９をフレーム２
ａに溶接する。
てない場合には、従来と同様にストッパ９をフレーム２
ａに溶接する。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、機械本
体のフレームに設けられている板状突出部を利用してカ
ウンタウエイトを容易に機械本体に締結することができ
る。また、機械本体のフレームに板状突出部が設けられ
てない場合にも、フトッパの位置決め治具を用いること
なく、かなり大まかにストッパをフレームに溶接すれば
よく、その位置決めが簡単になる。かつ、取り付け金具
が座金およびスペーサの役割りを果たし、ナットのゆる
み止めの効果を得られる。
体のフレームに設けられている板状突出部を利用してカ
ウンタウエイトを容易に機械本体に締結することができ
る。また、機械本体のフレームに板状突出部が設けられ
てない場合にも、フトッパの位置決め治具を用いること
なく、かなり大まかにストッパをフレームに溶接すれば
よく、その位置決めが簡単になる。かつ、取り付け金具
が座金およびスペーサの役割りを果たし、ナットのゆる
み止めの効果を得られる。
【図１】この発明の一実施例を示す斜視図、
【図２】油圧ショベルの機械本体の一例を示す側面図、
【図３】従来の油圧ショベルにおけるカウンタウエイト
の取り付け装置を示す断面側面図、
の取り付け装置を示す断面側面図、
【図４】図３のカウンタウエイトの取り付け装置の拡大
斜視図である。
斜視図である。
２ 旋回体 ２ａ フレーム ２ｂ フレームの板状突出部 ３ カウンタウエイト ４ 取り付けボルト ５ 管体 ７ ナット １０ 取り付け金具 １０ａ 座金用板部 １０ｂ 回り止め用板部
Claims (1)
- 【請求項１】 機械本体の後端部に、取り付けボルトお
よびナットによりカウンタウエイトを締結する建設機械
等において、機械本体のフレームとナットとの間に介在
させて取り付けボルトを通す座金用板部と、ナットの一
側面を固定する回り止め用板部とを一体に形成した取り
付け金具を取り付けボルトに取り付け、機械本体のフレ
ームの一部に、回り止め用板部を受け止めて取り付け金
具の回転を阻止する制止用突出部を設けたことを特徴と
するカウンタウエイトの取り付け装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11114793A JPH06300023A (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 建設機械等におけるカウンタウエイトの取り付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11114793A JPH06300023A (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 建設機械等におけるカウンタウエイトの取り付け装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06300023A true JPH06300023A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=14553657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11114793A Pending JPH06300023A (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 建設機械等におけるカウンタウエイトの取り付け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06300023A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8348332B2 (en) | 2009-12-11 | 2013-01-08 | Honda Motor Co., Ltd. | Partition structure and installation structure for installation part |
| JP2015068312A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 本田技研工業株式会社 | 燃料ポンプ取付け構造 |
| WO2016122011A1 (ko) * | 2015-01-27 | 2016-08-04 | 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 | 볼트 풀림 방지 장치 |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP11114793A patent/JPH06300023A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8348332B2 (en) | 2009-12-11 | 2013-01-08 | Honda Motor Co., Ltd. | Partition structure and installation structure for installation part |
| US8985924B2 (en) | 2009-12-11 | 2015-03-24 | Honda Motor Co., Ltd. | Partition structure and installation structure for installation part |
| JP2015068312A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 本田技研工業株式会社 | 燃料ポンプ取付け構造 |
| WO2016122011A1 (ko) * | 2015-01-27 | 2016-08-04 | 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 | 볼트 풀림 방지 장치 |
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