JPH06299458A - インクジェット染色自動刺繍方法及び装置 - Google Patents

インクジェット染色自動刺繍方法及び装置

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JPH06299458A
JPH06299458A JP5084680A JP8468093A JPH06299458A JP H06299458 A JPH06299458 A JP H06299458A JP 5084680 A JP5084680 A JP 5084680A JP 8468093 A JP8468093 A JP 8468093A JP H06299458 A JPH06299458 A JP H06299458A
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弘光 平林
Tetsuro Inoue
哲朗 井上
Miyuki Matsubara
美由紀 松原
Sadayuki Sugama
定之 須釜
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    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
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    • D06B11/002Treatment of selected parts of textile materials, e.g. partial dyeing of moving yarns
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的小型の装置で所望の染液量或は、染色
パターンを簡単に得ることの出来るインクジェット染色
自動刺繍方法及び、刺繍の立体的な表現力を生かした上
で高精彩な色表現を操作性に優れかつ簡易な構成のイン
クジェット自動刺繍装置の提供を行う。 【構成】 刺繍パターン情報と糸送り量検出情報とに基
づき上糸染色データを作成し、上糸をインクジェット染
色し刺繍パターン情報に応じて自動刺繍する。 【効果】 高精彩な色表現を上糸切り替えを基本的に不
要として操作性および刺繍速度に優れかつ簡易な構成で
達成できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刺繍パターン情報に基
づいて基布上に自動刺繍を行う自動刺繍機能を有する自
動刺繍方法及び装置に関し、具体的にはミシンであっ
て、刺繍パターンに付随する色情報に応じて上糸をイン
クジェット染色を適宜行いつつ自動刺繍を行うインクジ
ェット自動刺繍方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】業務用の自動刺繍装置や自動刺繍機能を
有する家庭用のミシンはすでに製品化され普及している
が、従来のそれらの装置では刺繍用上糸を指定色に応じ
て取り替える必要があり複数色の刺繍を行う場合には色
事に刺繍パターン情報を作成しておき上糸を取り替えな
がら順次色ごとに重ねて刺繍を行う必要があり、多色の
刺繍パターンを自動刺繍する際には多大な時間と労力と
を必要としていた。また、さまざまな色の刺繍用上糸を
用意する必要があり、逆に言えば刺繍色の指定は刺繍用
上糸の色数に限定されの微細な色調の刺繍は実際上不可
能であり、たとえば濃い緑色から黄色までの連続的な色
調変化(グラディエーション)を用いた刺繍を行おうと
してもその色調数に合わせて刺繍用上糸を準備して上糸
を順次交換しながら刺繍しなければならず刺繍の表現力
が制約されていた。
【0003】近年インクジェット技術を用いた捺染装置
が実用化され高精彩なプリント生地が簡略な工程で生産
されるようになってきたが、刺繍のような立体感のある
表現は難しく刺繍の良さが見直されている。また、従来
より糸捺染技術として、経糸捺染と呼ばれる技術があ
り、経糸が緒巻からでて綜絖を通るまでの間に捺染ロー
ルを通る様にしたもので、経糸が織り込まれて行くのと
同じ速さで徐々に捺染されてゆくものと解し織と呼ば
れ、まず地色に染めた糸を経糸として、これに15セン
チおきぐらいに綿糸を緯糸として打ち込み、仮り織りし
た後、織機からはずして捺染した上で再び緒巻にまきと
って仮織りの時に打ち込んだ緯糸を解し抜きながら本番
の緯糸を織り込んでゆく2つの代表的な方法がある。こ
の糸捺染技術の一例として織り上げる前の経糸を捺染ロ
ールではなくインクジェット技術を用いて行う方法が特
公昭59−42093号公報に開示されており捺染の表
現力向上が可能とされている。上記公報では製織と同時
に織組織と同調した模様を得るために、ノズル径が80
μmの孔径を有する染液噴出ノズルから染液を圧力作
用、電界作用などにより噴出させ、噴出する染液の量あ
るいは飛翔方向を織物組織に同調した信号(具体的には
糸の上下動作)に従って制御することにより製織と同時
に経糸捺染している。このため、実際に吐出したインク
滴は150μm以上になり、通常の糸の太さよりも大き
く、結果的に、インク滴のあふれや滲みのために所望の
精度の染色を達成出来ない。しかも、糸の上下動作に応
じて、インクの染色を切り替えているために、インク滴
の到達状況が糸の変動に左右されやすく精度が低下して
しまう。また、この公報により布化された織物はさらに
後処理を布と共に行われているため質の低下を防ぐこと
は出来ない。
【0004】しかも、上記公報の構成は、複雑な模様を
織り込むために染液の量あるいは飛翔方向を制御するた
めのインクジェット装置は複雑かつ大型のものとなり製
織装置のような大型の装置でも組み込むことは難しく、
表現力の点でも布上にインクジェット装置で自在な模様
を捺染する前述のインクジェット捺染方法に劣ることか
ら広く実用されていない。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】本発明の目的は、
比較的小型の装置で所望の染液量或は、染色パターンを
簡単に得ることの出来るインクジェット染色自動刺繍方
法を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、インクジェット技術
を応用して刺繍の立体的な表現力を生かした上で高精彩
な色表現を操作性に優れかつ簡易な構成のインクジェッ
ト自動刺繍装置の提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決する手段及び作用】本発明によれば、刺繍
パターン情報と糸送り量検出情報とに基づき上糸染色デ
ータを作成し、染色データに応じて上糸をインクジェッ
ト染色するとともに、刺繍パターン情報に応じて基布を
移動しつつ自動刺繍するインクジェット染色自動刺繍装
置、より詳しくは、糸送り量検出手段を上糸に当接する
とともに回転可能に支持された回転体の回転量を検出す
る回転量検出部と回転量から糸送り量を演算する糸送り
量演算部とで構成し、糸送り量の原点を自動刺繍開始時
にインクジェット染色部にある上糸上に設定するととも
に、自動刺繍開始時に針先から糸送り量の原点までの余
分な上糸を、基布上の刺繍開始位置と上糸の糸送り量原
点とが一致するように刺繍パターン情報に応じて仮刺繍
パターン情報を作成して基布上に仮刺繍する、あるい
は、仮刺繍時の糸送り量に基づいて基布の刺繍特性を推
定するとともに、刺繍特性に応じて糸調子および染色デ
ータの補正を行い、さらには、上糸よりもインクジェッ
ト液滴の直径を小さく構成し、上糸の同一部分を複数の
インクジェット液滴で染色可能な構成とすることで、イ
ンクジェット技術を応用して刺繍の立体的な表現力を生
かした上で高精彩な色表現を上糸切り替えを基本的に不
要として操作性および刺繍速度に優れかつ簡易な構成の
インクジェット染色自動刺繍装置を提供することが可能
となった。
【0008】
【実施例】
(第1実施例)図1に本発明の第1実施例のインクジェ
ット染色自動刺繍装置における、上糸のインクジェット
染色部及び刺繍部の主要構成を示す。本実施例のインク
ジェット染色自動刺繍装置における上糸の染色・刺繍工
程を簡略に説明すると、上糸ボビン受けに回転可能に支
持された上糸ボビンに巻かれている刺繍用上糸はまず、
上糸の送り量を検出して染色位置など設定するための糸
送り量検出部材であるロータリーエンコーダ付きのスプ
ールを周回した上で、インクジェット染色の前処理部に
送出されてにじみ抑制剤などから構成される前処理液を
一様に塗布された上でインクジェット染色部に送られ
る。インクジェット染色部において刺繍パターン情報と
糸送り量検出情報に基づいて作成された染色データに応
じて、上糸の移動に同期させてインクジェット染色装置
で各色指定数のインクジェット液滴を打ち込み上糸を染
色する。染色された上糸はインクジェット染色の後工程
として染色液の定着・発色を行う後処理部で加熱・スチ
ーム処理などを受けた後刺繍針の針先へ送出され刺繍パ
ターン情報に応じて駆動される刺繍針・下糸・基布自在
移動装置とによって自動刺繍される。
【0009】あらかじめ設定された刺繍パターン情報に
基づいて所定の上糸を用いて自動刺繍する工程は従来の
自動刺繍装置と同様の構成が基本的に適用可能なので自
動刺繍部の詳細な構成及び動作の詳細な説明は省き、本
発明の特徴とする上糸の自動染色工程及びそれに関連す
る自動刺繍部の一部について詳細に説明する。
【0010】本発明のインクジェット染色自動刺繍装置
では刺繍パターン情報に基づいて上糸のインクジェット
染色を行いつつ自動刺繍を行うが、その際には上糸のど
の部分をどのように染色するかを設定することが必要で
ある。また、実際に刺繍をスタートする針先部からイン
クジェット染色部までの上糸は自動刺繍を開始するまで
に各工程を通過させておく必要があるので、あらかじめ
染色するなどの特別な処理が必要である。そこで、本実
施例では、自動刺繍開始時に前処理部を含めたインクジ
ェット染色部よりも上糸ボビン側にある上糸上に糸送り
量の原点を設定し、上糸原点から針先側の上糸を不要部
分として設定して、いったん基布上に仮り刺繍を行い、
自動刺繍完了後に仮刺繍された余分な上糸を解し除去す
る構成としている。仮刺繍を行う位置は刺繍パターン情
報から判断してそれと基布上で重ならずかつインクジェ
ット染色された上糸の先頭部が針先に到達した時点で基
布上の刺繍開始部に基布がセットされる様に仮刺繍パタ
ーンを作成する様にしている。
【0011】本実施例では図2に示すように、基布上の
刺繍開始位置と仮刺繍開始位置とを同一に設定してい
る。図2(A)は、仮刺繍開始位置から刺繍パターンと
重ならない位置に仮刺繍を行って再び仮刺繍開始位置即
ち、刺繍開始位置までにいたる仮刺繍に必要となる上糸
の長さと、上糸原点から針先までの上糸の長さとが等し
くなる様に仮刺繍パターンを設定している。その際、基
布の材質・厚みなどや上糸の材質・太さなどよって刺繍
パターンを再現するために必要となる上糸の長さが異な
ったり上糸の糸調子(最適な張力)が異なるなどの刺繍
特性を推定しながら仮刺繍を行い、刺繍特性に応じて上
糸原点及び染色データおよび仮刺繍パターンの再設定を
行うようにしても良い。この染色データの自動補正は実
際の自動刺繍時にも行うことが可能であり、インクジェ
ット染色部から針先部の上糸分での若干の補正誤差(遅
れ)が生じても基布上に刺繍模様として現れない上糸の
部分に収めることが可能なので実用上問題はない。ま
た、基布の材質・厚み、上糸の材質・太さなど刺繍特性
に関する補正データをあらかじめ何例か作成しておき、
使用者が各々設定する様にして刺繍特性の補正を行える
様にしても良い。
【0012】また、図2(B)は仮刺繍の変形例で、刺
繍パターンの刺繍面積が仮刺繍面積よりも十分に大きい
場合には、刺繍パターンの下地に仮刺繍を埋め込む様に
仮刺繍パターンを設定することが選択可能な様に構成し
ても良く、その場合は仮刺繍された上糸の除去は不要と
なる。
【0013】本実施例の変形例として、上糸をセットし
た後に手動で上糸を針先部から引き出しながら糸送り量
検出情報に基づいて染色を行い、染色された上糸部の先
端が針先の穴位置に来る様に手動で設定してから自動刺
繍を開始するようにしても良い。ただし、本実施例では
上糸の染色前処理・染色処理・染色後処理の各々で処理
液塗布・インクジェット染色・加熱など各工程での処理
時間に制約条件があるので所定の糸引き出し速度での上
糸の手動設定が必要である。その際に糸送り量検出情報
に基づいて上糸の送り出しに制動機構を設けるなどして
送り出し速度を所定の範囲に収めるようにしても良い。
【0014】また、刺繍パターン情報が連続的な模様で
なく孤立した部分がある場合にも上記説明した仮刺繍の
手法を用いることにより上糸の再設定を行わずに対応可
能で連続的なインクジェット染色自動刺繍が実現でき
る。その際には、自動刺繍装置で周知の自動糸きり機能
を併用するなどして仮刺繍された上糸の除去を容易にし
ても良い。
【0015】インクジェット染色の前処理として、本実
施例では汎用の糸を使用可能とするために上糸の前処理
機能を設けている。インクジェット染色自動刺繍装置専
用の刺繍上糸を指定し、専用の上糸にあらかじめ前処理
を施しておけばインクジェット染色自動刺繍装置におい
てこの工程を省いた構成とすることも可能である。本実
施例におけるインクジェット染色の前処理は主ににじみ
防止を目的としてしている。前処理液としてはインクジ
ェット捺染装置で利用されている布処理液が適用可能で
ある。本実施例では不図示であるが、布処理液を塗布後
に絞りローラによって余分な前処理液を除去している。
【0016】図3にインクジェット染色部の構成を示
す。本実施例では上糸の進行方向に沿ってBK・C・M
・Yの4色の染色液を吐出する各々8ノズルづつのイン
クジェットヘッドを設けている。各々のノズルから吐出
される染色液の吐出量は上糸の直径よりも小さく設定し
ており、本実施例では真球に換算すると約40μmの染
色液直径である。染色液の直径はインクジェット染色を
行う場合糸の直径よりも小さく設定することが好ましい
が、吐出された染色液が糸に着弾した場合に約2倍程度
に瞬時に広がるので、より好ましくは使用される糸の1
/2以下であれば良い。本実施例で用いた上糸は所定の
糸調子(張力)で送出した場合、約120μmの直径で
あるので、糸の同一部分に対して染色濃度にもよるが各
色複数の染色液を着弾させられる様に構成している。す
なはち、上糸の送り出し量の原点からX画素目の位置に
シアン4液滴・イエロー4液滴を着弾させてグリーンに
染色する場合はC1・C3・C5・C7・Y1・Y3・
Y5・Y7の8ノズルの位置に上糸のX画素目が対向し
た時点でタイミングをとって吐出させる。ノズルと上糸
の距離と上糸の送り出し速度と染色液の吐出速度との関
係で着弾位置がずれるので、実際にはそのずれ量を補正
したタイミングで吐出を行う。従って、本実施例では染
色液の着弾順序はC1・C3・C5・C7・Y1・Y3
・Y5・Y7の順となる。本実施例では同一色の染色液
は各色最大8液滴まで同一画素に着弾させる様にしてい
るが低濃度(染色液滴数が少ない場合)の糸芯部への染
色液浸透を考慮して着弾間隔を広げる様に使用ノズルを
設定する様に制御している。たとえば、シアンを4液滴
以下で着弾させる場合は奇数ノズルを用い、それ以上の
場合は順次偶数ノズルを使用する様にしている。また、
ノズルごとの使用頻度を均一化させるために偶数ノズル
から使う場合と奇数ノズルから使う場合さらにはその昇
順・降順を画素ごとに変えている。ノズルの使用頻度均
一化の手法として使用ノズルの指定をランダム指定する
するように乱数回路を用いても良い。
【0017】本実施例で用いたインクジェットヘッドは
ノズル間隔が各色内約70μm色間は564μmの4色
合計32ノズルの一体型ヘッドであり、染色画素密度は
360dpi相当で最大駆動周波数は6.12kHzで
あるので、最大糸送り速度は約432mm/secであ
る。従って、縫い目ピッチ、基布送り速度、布厚み・材
質などにもよるが、ぬい速度1800回針/分・縫い目
ピッチ5mm程度の自動刺繍の速度には十分に対応する
ことが可能であり、インクジェット染色部の染色速度に
よって自動刺繍の速度が制限されることはない。また、
さらにインクジェット染色の速度(最大糸送り速度)を
大きくするためには、種々の方法が可能であるが、たと
えば本実施例の各色のノズル数を倍にして奇数ノズルと
偶数ノズルを画素交互に用いる様にすれば良い。
【0018】図4は、上記インクジェットヘッド構成の
濃淡変化可能変形例を示す。(A)は濃淡ヘッドの構成
の分解図、(B)はその共通液室の拡大図である。60
0は4つのフィルター700を区画化されたインク室に
対応させて備えるインク受けようのカバーで、図のよう
な形状のバネ500を介してヒータボード100にノズ
ル、吐出口、共通インク室形成用のオリフィスプレート
1300が一体化されたの天板1500を押圧する。こ
の構成の詳細は、市販されているキヤノン(株)製BJ
方式のインクジェット記録ヘッドを参照すると理解出来
よう。図4で新規な構成は、(B)に示すインク室構成
で、図3で示したY、M、C、Bkの各ノズルを濃度の
異なる同色インクで置き換えることで、階調性の高い染
色を可能にすることができるものである。各インク室1
0a、10b、10c、10dは夫々壁30a、30
b、30cによって仕切られ、インク受部20a、20
b、20c、20dから、異なる濃度のインクを受け
る。この場合、カラー記録はできなくなるが、インク室
を増加すれば、カラー記録はもとより、各色の階調記録
を依り高度に達成することができる。
【0019】図6にインクジェット染色部の構成変形例
として、刺繍用の上糸が染色液滴よりも著しく大きい場
合の例を示した。図6では上糸に対して対向する2つの
インクジェットヘッドを用いて両側から染色を行う様に
している。図7は2つのインクジェットヘッドを完全に
は対向させずに構成した例で、染色液の吐出時に発生す
るインクミストが対向するヘッドのフェイス面に当たら
ない様にしている。
【0020】図8は、本実施例における記録ヘッドのメ
インテナンス機構の説明図であり、上糸と記録ヘッドの
間に、不使用時や吸引回復時に用いる保護・吸引キャッ
プ、フェイス面に付着したインクミスト・糸くずなどの
異物をふき取るワイピング部材及び非染色時に染色液を
吐出させて回復する予備吐出受けである吸収部材が必要
に応じて挿入される様に構成されている。
【0021】インクジェット染色部で染色された上糸は
本実施例では染色の後処理として加熱処理を施す様にし
ている。前処理液、染色液の特性によってはこの後処理
を省略することも可能であり、たとえば、自動刺繍後に
アイロンなどで加熱処理するなどしても良い。
【0022】図5に本実施例のインクジェット染色自動
刺繍装置の制御ブロック図を示す。図5で、刺繍パター
ンデータ入力装置から入力された刺繍パターン情報を基
に、前述のごとく、上糸の染色位置及び染色条件(色・
染色液滴数)からなる染色データを作成し、仮刺繍時及
び刺繍時の刺繍状態に応じた糸送り量とから染色データ
の補正を順次行いながらインクジェット染色自動刺繍を
行う。刺繍パターン情報はあらかじめ自動刺繍装置のR
OMなどの記憶装置に内蔵されたパターンから選択して
も良い。
【0023】ここで、図5の構成を簡単に説明する。1
は装置の使用者が操作する操作パネルで、装置内にフロ
ッピやランダムアクセスメモリ等の刺繍パターンメモリ
手段6に保存されている刺繍パターンをコード或は不図
示のデイスプレイ等に表示される中から指定する指定手
段2と、刺繍される布の厚さや材質等の布種を指定する
布種指定手段3と、刺繍パターンの一部または全部の所
定色を所望の色に変換することができる色指定手段4を
備えている。5は刺繍の織り込み条件の補正手段で、布
種指定手段3、色指定手段4からの情報によって、使用
目的の糸色がどの程度の縫代としての折り返し量を必要
とするかを補正する。この情報はCPU7を介して条件
補正として染色データ形成手段12へ送られる。この縫
代は、パターンに応じたその色の糸がパターンの実質的
な表面積分に相当する上糸の量に加えて、そのパターン
による折り返し回数と布の厚みの変化量の積が実質的な
補正量となるものと本例は設定している。
【0024】10は、指定された刺繍パターンに応じて
色指定手段4(変更がない場合は不要な情報となる)を
考慮して、色情報を含む刺繍パターンをインクジェット
染色ユニットが備えるインク色に対応した色、パターン
に分解するデータ処理手段である。本実施例は、Y,
M、C、Bkの4色に変更するもので、データ処理手段
10で処理された変換データは、各インク別パターンメ
モリ11に一時的に蓄えられる。19は前述した糸送り
量検出手段で、上糸供給部20から供給される糸の送り
量を正確に判別し、その出力を染色データ形成手段12
へ送る。染色データ形成手段12は、インク別パターン
メモリ11の情報を上記条件補正手段からの補正を勘案
して最終的な染色用の色別のデータを糸送り量検出情報
とに基づいてデータ形成し、Y,M、C、Bkヘッドド
ライバ13がこれを受けてヘッドの色ごとの配置による
遅延量のタイミング補正を考慮してオンデマンド型(B
J方式)インクジェット染色ユニット14を駆動する。
【0025】インクジェット染色ユニット14の構成は
前述した構成のいずれでもよいが、本ユニットの直前に
は未染色糸の染色を向上させるための公知の前処理を実
行する前処理部15が設けられている。無論、未染色糸
が予めこの公知の前処理が施された上糸であることのほ
うが装置構成を簡略化できるので好ましい。16は公知
の後処理部で、本例では、染色ユニット14で発生した
水分や回復処理等で、排出されるインクを吸収する液体
吸収部材(定期的に保水されるものであっても良い)1
7を染色ユニット14から導き、加熱手段18により高
温蒸気による後処理を実行している。これは、染色ユニ
ット14における液体吸収部材の液体吸収能力を向上す
るとともに、液体の水分を後処理工程に効率的に利用す
るものである。本例は上糸に染色する構成であるため、
単位時間に処理する面積は布捺染に比べてきわめて微小
であるため、このような構成で効率よく、小型の処理装
置で十分な効果が得られる。従って、この後処理部16
を通過した糸はパターン染色済の糸として、ミシン機構
9に供給され、ミシン本体ドライバ8により、指定され
た色、パターンメモリの情報に応じて、布移動と縫い針
移動とが相対的に行なわれて、刺繍済の布が製造され
る。
【0026】21は、前述した染色開始の原点を示す情
報で、後処理工程以前でのいずれの位置での判定情報で
あっても良い。尚、原点情報21は、前述した仮刺繍か
ら、本刺繍への切り替えタイミングとして利用される。
【0027】以上説明した様に、刺繍パターンに応じて
刺繍用の上糸をインクジェット染色しつつ自動刺繍行う
様にしたことで、上糸の交換をしなくてもさまざまな色
調の刺繍を容易に行える様になった。
【0028】(第2実施例)図9は本実施例の第2実施
例のインクジェット染色自動刺繍装置に用いられるイン
クジェット染色部の構成図である。本実施例では、刺繍
用上糸の太さに応じて最適な染色を行える様に、操作パ
ネルで指定された上糸太さに応じて使用するインクジェ
ットノズルの数を変えて染色する例である。上糸の太さ
の指定はパネル指定でも、糸送り経路上に設けた光学セ
ンサなどの太さ検出手段で自動判定しても良い。図9で
上糸の基準は糸ガイド部材のある側(この例では下側)
であるので糸の太さが大きくなると下側のノズルに加え
て上側ノズルを適宜追加する様にしている。
【0029】図10は本実施例の変形例で、糸ガイドと
インクジェットヘッドとが対向する位置関係となってい
て上糸の太さが大きくなっても上糸の中心がインクジェ
ットヘッドの中心からずれない構成とした上で、周辺部
よりも中心部のノズル密度を高くした例を示す。
【0030】以上説明した様に本実施例では、刺繍用上
糸の太さが変わっても最適のインクジェット染色が行え
る。
【0031】(第3実施例)前記実施例では下糸は染め
ずに単色のものを使用する例を示したが、図11では下
糸も上糸と同様にインクジェット染色して自動刺繍を行
える様に構成したことで、基布の両面にさまざまな色の
刺繍を行える様にした。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、刺繍パターン情報に応
じて上糸をインクジェット染色するとともに、刺繍パタ
ーン情報に応じて基布を移動しつつ自動刺繍する構成と
することで、インクジェット技術を応用して刺繍の立体
的な表現力を生かした上で高精彩な色表現を上糸切り替
えを基本的に不要として操作性および刺繍速度に優れか
つ簡易な構成で達成できるインクジェット染色自動刺繍
装置を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のインクジェット染色自動
刺繍装置における、上糸のインクジェット染色部及び刺
繍部の主要構成を示す。
【図2】基布上の刺繍開始位置と仮刺繍開始位置とを同
一に設定する説明図で、(A)は仮刺繍開始位置から刺
繍パターンと重ならない位置、(B)これらが重なる位
置関係をしめす。
【図3】インクジェット染色部の構成例の説明図であ
る。
【図4】インクジェットヘッド構成の濃淡変化可能変形
例を示す。
【図5】本実施例のインクジェット染色自動刺繍装置の
制御ブロック図を示す。
【図6】インクジェット染色部の構成変形例の説明図で
ある。
【図7】インクジェット染色部の構成変形を2つのイン
クジェットヘッドを完全には対向させずに構成した例で
ある。
【図8】本実施例における記録ヘッドのメインテナンス
機構の説明図である。
【図9】本実施例の第2実施例のインクジェット染色自
動刺繍装置に用いられるインクジェット染色部の構成図
である。
【図10】本実施例の変形例で、上糸の中心がインクジ
ェットヘッドの中心からずれない構成とし、周辺部より
も中心部のノズル密度を高くした例を示す。
【図11】下糸も上糸と同様にインクジェット染色して
自動刺繍を行える様に構成したインクジェット染色自動
刺繍装置である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須釜 定之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刺繍パターン情報と糸送り量検出情報と
    に基づき上糸染色データを作成し、染色データに応じて
    上糸をインクジェット染色するとともに、刺繍パターン
    情報に応じて基布を移動しつつ染色済上糸を用いて自動
    刺繍することを特徴とするインクジェット染色自動刺繍
    方法。
  2. 【請求項2】 糸送り量検出手段は上糸に当接するとと
    もに回転可能に支持された回転体の回転量を検出する回
    転量検出部と回転量から糸送り量を演算する糸送り量演
    算部とを有し、糸送り量の原点を自動刺繍開始時にイン
    クジェット染色部にある上糸上に設定するとともに、自
    動刺繍開始時に針先から糸送り量の原点までの余分な上
    糸を、基布上の刺繍開始位置と上糸の糸送り量原点とが
    一致するように刺繍パターンに応じて仮刺繍パターン情
    報を作成し基布上に仮刺繍することを特徴とする請求項
    第1項記載のインクジェット染色自動刺繍方法。
  3. 【請求項3】 仮刺繍時の糸送り量に基づいて基布及び
    上糸の刺繍特性を推定するとともに、刺繍特性に応じて
    糸調子および染色データの補正を行うことを特徴とする
    請求項第1項又は第2項記載のインクジェット染色自動
    刺繍方法。
  4. 【請求項4】 上糸よりもインクジェット液滴の直径を
    小さく構成し、上糸の同一部分を複数のインクジェット
    液滴で染色可能な構成としたことを特徴とする請求項第
    1項乃至第3項いずれかに記載のインクジェット染色自
    動刺繍方法。
  5. 【請求項5】 基布に刺繍される上糸を搬送する機構
    と、該上糸の糸送り量を検出する手段と、該上糸を刺繍
    前にオンデマンド型インクジェット染色を行う手段と、
    染色済上糸を後処理する手段と、刺繍パターン情報と糸
    送り量検出情報とに基づき上糸染色データを作成する手
    段と、該染色データに応じて上糸をインクジェット染色
    するとともに、刺繍パターン情報に応じて基布を移動し
    つつ後処理された染色済上糸を用いて自動刺繍すること
    を特徴とするインクジェット染色自動刺繍装置。
  6. 【請求項6】 基布に刺繍される上糸を搬送する機構
    と、該上糸の糸送り量を検出する手段と、該上糸を刺繍
    前に上糸の太さよりも小さいか或は糸直径の1/2以下
    乃至は75μm以下のインク滴を吐出するオンデマンド
    型インクジェット染色を行う手段と、刺繍パターン情報
    と糸送り量検出情報とに基づき上糸染色データを作成す
    る手段と、該染色データに応じて上糸をインクジェット
    染色するとともに、刺繍パターン情報に応じて基布を移
    動しつつ染色済上糸を用いて自動刺繍することを特徴と
    するインクジェット染色自動刺繍装置。
  7. 【請求項7】 上記インクジェット染色自動刺繍装置は
    糸の太さに応じてインク滴数を変える手段を備えている
    請求項第5項又は第6項に記載の上記インクジェット染
    色自動刺繍。
  8. 【請求項8】 上記インクジェット染色自動刺繍装置
    は、上記刺繍パターンをカラー表示するデイ スプレイ
    と、メモリされているカラー情報を変更する色指定手段
    とを有し、変更されたカラー情報で上記刺繍パターンを
    形成する請求項第5項乃至第7項いずれかに記載のイン
    クジェット染色自動刺繍装置。
  9. 【請求項9】 上記インクジェット染色手段は糸の送り
    方向に色の異なる複数のノズルを糸の送り方向に複数備
    えている請求項第5項乃至第8項いずれかに記載のイン
    クジェット染色自動刺繍装置。
  10. 【請求項10】 上記インクジェット染色手段は糸の送
    り方向に吐出量の異なる複数のノズルを備えている請求
    項第5項乃至第9項いずれかに記載のインクジェット染
    色自動刺繍装置。
  11. 【請求項11】 上記インクジェット染色手段は糸の送
    り方向に対して吐出口の配列方向を若干傾けている請求
    項第5項乃至第10項いずれかに記載のインクジェット
    染色自動刺繍装置。
  12. 【請求項12】 上記刺繍パターン以外に糸の染色パタ
    ーン(細部の濃度変化又は複数色混在割合)に応じてイ
    ンクジェット染色手段のインク滴吐出割合を変更する手
    段を備えている請求項第5項乃至第10項いずれかに記
    載のインクジェット染色自動刺繍装置。
  13. 【請求項13】 糸調子・布厚み・刺繍糸太さに応じた
    染糸長さ・インクジェット液滴数を最適設定する手段を
    備えた請求項第5項乃至第12項いずれかに記載のイン
    クジェット染色自動刺繍装置。
  14. 【請求項14】 糸の先端部を空送りして、上記上糸の
    非染色部を刺繍パターン部外に仮刺繍する手段を有する
    請求項第5項乃至第13項いずれかに記載のインクジェ
    ット染色自動刺繍装置。
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