JPH06299246A - レールの熱処理方法 - Google Patents
レールの熱処理方法Info
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- JPH06299246A JPH06299246A JP8494093A JP8494093A JPH06299246A JP H06299246 A JPH06299246 A JP H06299246A JP 8494093 A JP8494093 A JP 8494093A JP 8494093 A JP8494093 A JP 8494093A JP H06299246 A JPH06299246 A JP H06299246A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、レールを熱処理（冷却）するに際
し、冷却装置から発生する騒音レベルを減じて、より強
冷却を可能とする熱処理方法である。 【構成】 レールの頭部温度がオーステナイト域以上で
ある温度域からレール断面の頭部を囲繞する如く配設し
たノズルから気体冷却媒体をレール頭部に指向して冷却
するに際し、気体冷却媒体を該レール頭頂面、頭側面お
よびあご下面に向かって噴射させ、該レール頭部ゲージ
コーナー部および付根部から排気させるように排気間隙
を設けた冷却方法において、該気体冷却媒体が該排気間
隙を通過する間に、前記の噴射に伴って発生する騒音を
干渉または吸音によって減音することを特徴とするレー
ルの熱処理方法であり、環境上などからも問題なく強冷
が可能となる。
し、冷却装置から発生する騒音レベルを減じて、より強
冷却を可能とする熱処理方法である。 【構成】 レールの頭部温度がオーステナイト域以上で
ある温度域からレール断面の頭部を囲繞する如く配設し
たノズルから気体冷却媒体をレール頭部に指向して冷却
するに際し、気体冷却媒体を該レール頭頂面、頭側面お
よびあご下面に向かって噴射させ、該レール頭部ゲージ
コーナー部および付根部から排気させるように排気間隙
を設けた冷却方法において、該気体冷却媒体が該排気間
隙を通過する間に、前記の噴射に伴って発生する騒音を
干渉または吸音によって減音することを特徴とするレー
ルの熱処理方法であり、環境上などからも問題なく強冷
が可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、レールを熱処理（冷
却）するに際し、冷却装置から発生する騒音レベルを減
じて、より強冷却を可能とする熱処理方法に関する。
却）するに際し、冷却装置から発生する騒音レベルを減
じて、より強冷却を可能とする熱処理方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、鉄道輸送は高軸重化、高速化がま
すます要求される一方、極地資源開発の進展による鉄道
敷設環境の過酷化に伴い高靭性が望まれるなど、さらに
厳しい特性が要求されるようになってきている。これら
の要求をインライン熱処理により満たす有力な方法とし
て、仕上げ圧延後の組織を微細化し、引き続いて急冷す
る方法がある。
すます要求される一方、極地資源開発の進展による鉄道
敷設環境の過酷化に伴い高靭性が望まれるなど、さらに
厳しい特性が要求されるようになってきている。これら
の要求をインライン熱処理により満たす有力な方法とし
て、仕上げ圧延後の組織を微細化し、引き続いて急冷す
る方法がある。
【０００３】高軸重化、高速化に対応する熱処理方法と
して、本発明者らは、先に特開昭６１−２７９６２６号
公報にて提案を行っている。この発明では熱間圧延に引
き続きレール断面頭部中央に向けて気体冷却媒体をレー
ル頭頂面側および両頭側面側の３方向からそれぞれ独立
に噴射する３方向ノズルで、レール頭頂面と頭側面およ
びあご下面を直接冷却制御し、冷却に用いた冷却媒体を
両ゲージコーナー部および両頭部付根部から排出させ頭
頂面、ゲージコーナー、頭側面およびあご下面の硬度分
布を均質化する点を特徴としている。
して、本発明者らは、先に特開昭６１−２７９６２６号
公報にて提案を行っている。この発明では熱間圧延に引
き続きレール断面頭部中央に向けて気体冷却媒体をレー
ル頭頂面側および両頭側面側の３方向からそれぞれ独立
に噴射する３方向ノズルで、レール頭頂面と頭側面およ
びあご下面を直接冷却制御し、冷却に用いた冷却媒体を
両ゲージコーナー部および両頭部付根部から排出させ頭
頂面、ゲージコーナー、頭側面およびあご下面の硬度分
布を均質化する点を特徴としている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述の方
法では気体冷却媒体をノズルから噴射する際の発生騒音
が大きく作業環境および公害防止の点から、実用上はノ
ズル元圧を１kg／cm2 ・Ｇ以下、望ましくは０．５kg／
cm2 ・Ｇ以下にする必要があり、現在の冷却に対する要
求を満足することができない。具体的にはノズル元圧と
して要求される値はほぼ２kg／cm2 ・Ｇであるが、前
記、特開昭６１−２７９６２６号公報提案による方法で
はノズル元圧２kg／cm2 ・Ｇでの騒音レベルは機側１ｍ
で１００dB（Ａ）程度であり、この騒音問題を解決しな
ければ必要な冷却が得られない。一般に気体輸送系の発
生騒音防止対策としては、配管途中、送風機吸気口およ
び吐出口に消音器を設けたり、配管を遮音する例があ
る。本発明は、レールを熱処理するに際し、冷却装置か
ら発生する騒音レベルを減じて、より強冷却を可能とす
る熱処理方法である。
法では気体冷却媒体をノズルから噴射する際の発生騒音
が大きく作業環境および公害防止の点から、実用上はノ
ズル元圧を１kg／cm2 ・Ｇ以下、望ましくは０．５kg／
cm2 ・Ｇ以下にする必要があり、現在の冷却に対する要
求を満足することができない。具体的にはノズル元圧と
して要求される値はほぼ２kg／cm2 ・Ｇであるが、前
記、特開昭６１−２７９６２６号公報提案による方法で
はノズル元圧２kg／cm2 ・Ｇでの騒音レベルは機側１ｍ
で１００dB（Ａ）程度であり、この騒音問題を解決しな
ければ必要な冷却が得られない。一般に気体輸送系の発
生騒音防止対策としては、配管途中、送風機吸気口およ
び吐出口に消音器を設けたり、配管を遮音する例があ
る。本発明は、レールを熱処理するに際し、冷却装置か
ら発生する騒音レベルを減じて、より強冷却を可能とす
る熱処理方法である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、本発明者らが
先に提案した前記、特開昭６１−２７９６２６号公報の
気体冷却媒体噴射方法をさらに改良することにより、ノ
ズル元圧２kg／cm2 ・Ｇでも低騒音で冷却ができるよう
にした熱処理方法である。
先に提案した前記、特開昭６１−２７９６２６号公報の
気体冷却媒体噴射方法をさらに改良することにより、ノ
ズル元圧２kg／cm2 ・Ｇでも低騒音で冷却ができるよう
にした熱処理方法である。
【０００６】すなわち、熱間圧延後レールの頭部温度が
オーステナイト域以上である温度域から、一定量の気体
冷却媒体（空気、Ｎ2 など）をレール頭頂面側および両
頭側面側の３方向からそれぞれ独立に噴射する３方向ノ
ズルで、レール頭頂面と頭側面およびあご下面に向かっ
て噴射させ、該レール頭部ゲージコーナー部および付根
部から排気させるように排気間隙を設けた冷却方法にお
いて、該気体冷却媒体が該排気間隙を通過する間に、前
記の噴射に伴って発生する騒音を干渉または吸音によっ
て減音することを特徴とするレールの熱処理方法であ
る。
オーステナイト域以上である温度域から、一定量の気体
冷却媒体（空気、Ｎ2 など）をレール頭頂面側および両
頭側面側の３方向からそれぞれ独立に噴射する３方向ノ
ズルで、レール頭頂面と頭側面およびあご下面に向かっ
て噴射させ、該レール頭部ゲージコーナー部および付根
部から排気させるように排気間隙を設けた冷却方法にお
いて、該気体冷却媒体が該排気間隙を通過する間に、前
記の噴射に伴って発生する騒音を干渉または吸音によっ
て減音することを特徴とするレールの熱処理方法であ
る。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら作用とともに詳細に説明する。図１は、本発明の
実施例を示す縦断面図の例である。図１において、１は
レールで熱間圧延後のオーステナイト域以上の高温域に
ある。２はレール頭頂面冷却用上部ヘッダー、４はレー
ル頭側面あご下面冷却用側部ヘッダーで、いずれもレー
ル長手方向に沿って、それぞれ分離して設けられてい
る。６，７，８，９で示す部分が本発明の騒音を減音さ
せるための構成例である。６は仕切板であり、レールの
長手方向に沿って、レールの長手方向にほぼ直交して、
任意の間隔毎に設けられ、該仕切板により排気が通過す
る部屋をそれぞれ構成する。７は隔壁であり、その中央
部に排気が通過できる配管８が設けられている。９は排
気排出部である。
ながら作用とともに詳細に説明する。図１は、本発明の
実施例を示す縦断面図の例である。図１において、１は
レールで熱間圧延後のオーステナイト域以上の高温域に
ある。２はレール頭頂面冷却用上部ヘッダー、４はレー
ル頭側面あご下面冷却用側部ヘッダーで、いずれもレー
ル長手方向に沿って、それぞれ分離して設けられてい
る。６，７，８，９で示す部分が本発明の騒音を減音さ
せるための構成例である。６は仕切板であり、レールの
長手方向に沿って、レールの長手方向にほぼ直交して、
任意の間隔毎に設けられ、該仕切板により排気が通過す
る部屋をそれぞれ構成する。７は隔壁であり、その中央
部に排気が通過できる配管８が設けられている。９は排
気排出部である。
【０００８】以下本実施例の作用につき説明する。図１
において、レール頭頂面冷却用上部ヘッダー２に図示せ
ぬ配管から供給された気体冷却媒体は頭頂面冷却用ノズ
ル３より噴射されレール頭頂部を冷却した後、ゲージコ
ーナー部よりそのほとんどが排気される。例えば、気体
冷却媒体の一部は仕切板６で仕切られた部屋に向かい、
配管８を通過し排気排出部９から排出される。この間、
すなわち、気体冷却媒体が供給されてから排出されるま
での騒音について説明する。レール頭頂面冷却用上部ヘ
ッダー２に供給された気体冷却媒体は、通常、送風機の
羽根の風切り音など輸送系の発生騒音を運んでくるた
め、配管途中に消音器を設けて騒音のパワーレベルを低
減させることが行われており、本例でも、レール頭頂面
冷却用上部ヘッダー２に供給された時点の気体冷却媒体
の騒音パワーレベルは通常の対策で十分低下しているも
のとする。この状態で気体冷却媒体が頭頂面冷却用ノズ
ル３より噴射されるとノズル通過に伴い発生する騒音レ
ベルはノズル元圧２kg／cm2・Ｇで機側１ｍにおいて１
００dB（Ａ）程度となるが、仕切板６で仕切られた部屋
に向かい、配管８を通過し排気排出部９から排出される
間に干渉作用により減音し、排気の騒音レベルを低下さ
せる。すなわち、ノズル元圧２kg／cm2 ・Ｇ程度でも、
低騒音で冷却が可能となる。
において、レール頭頂面冷却用上部ヘッダー２に図示せ
ぬ配管から供給された気体冷却媒体は頭頂面冷却用ノズ
ル３より噴射されレール頭頂部を冷却した後、ゲージコ
ーナー部よりそのほとんどが排気される。例えば、気体
冷却媒体の一部は仕切板６で仕切られた部屋に向かい、
配管８を通過し排気排出部９から排出される。この間、
すなわち、気体冷却媒体が供給されてから排出されるま
での騒音について説明する。レール頭頂面冷却用上部ヘ
ッダー２に供給された気体冷却媒体は、通常、送風機の
羽根の風切り音など輸送系の発生騒音を運んでくるた
め、配管途中に消音器を設けて騒音のパワーレベルを低
減させることが行われており、本例でも、レール頭頂面
冷却用上部ヘッダー２に供給された時点の気体冷却媒体
の騒音パワーレベルは通常の対策で十分低下しているも
のとする。この状態で気体冷却媒体が頭頂面冷却用ノズ
ル３より噴射されるとノズル通過に伴い発生する騒音レ
ベルはノズル元圧２kg／cm2・Ｇで機側１ｍにおいて１
００dB（Ａ）程度となるが、仕切板６で仕切られた部屋
に向かい、配管８を通過し排気排出部９から排出される
間に干渉作用により減音し、排気の騒音レベルを低下さ
せる。すなわち、ノズル元圧２kg／cm2 ・Ｇ程度でも、
低騒音で冷却が可能となる。
【０００９】図２は、本発明の他の実施例を示す縦断面
図の例である。図２において、１０は吸音材で構成され
たブロックであり、本例は吸音材を多孔板で包囲したも
のである。吸音材はグラスウール、ロックウールなど、
一般に吸音材として使用されているもののうち、耐熱温
度が３００℃以上、望ましくは５００℃以上のものを用
いる。排気間隙内の吸音材の占める体積率は３０％以
上、７０％以下程度が望ましい。また、排気間隙内の吸
音材の支持方法としては、多孔板の他に、金網で包囲し
た場合などのように吸音材の表面の少なくとも一部を露
出させられるものであれば十分である。
図の例である。図２において、１０は吸音材で構成され
たブロックであり、本例は吸音材を多孔板で包囲したも
のである。吸音材はグラスウール、ロックウールなど、
一般に吸音材として使用されているもののうち、耐熱温
度が３００℃以上、望ましくは５００℃以上のものを用
いる。排気間隙内の吸音材の占める体積率は３０％以
上、７０％以下程度が望ましい。また、排気間隙内の吸
音材の支持方法としては、多孔板の他に、金網で包囲し
た場合などのように吸音材の表面の少なくとも一部を露
出させられるものであれば十分である。
【００１０】本実施例の作用は、気体冷却媒体の流れは
図１の実施例と同様であり、該気体冷却媒体が排気間隙
を通過する際、吸音作用により減音され、排気の騒音レ
ベルを低下させる。すなわち、本実施例においてもノズ
ル元圧２kg／cm2 ・Ｇ程度で、低騒音で冷却が可能とな
る。
図１の実施例と同様であり、該気体冷却媒体が排気間隙
を通過する際、吸音作用により減音され、排気の騒音レ
ベルを低下させる。すなわち、本実施例においてもノズ
ル元圧２kg／cm2 ・Ｇ程度で、低騒音で冷却が可能とな
る。
【００１１】以下本発明の方法を用いて熱処理した場合
の結果について説明する。図１および図２に示した実施
例の結果を図３に示す従来技術の結果と比較して表１に
示す。いずれの場合も、８５０℃のレールを４００℃ま
で冷却する間の機側１ｍでの騒音レベルを測定したもの
である。ノズル元圧が若干異なっているのは、本発明の
場合、系の圧力損失が従来技術に比較して増大するた
め、同じ元圧では冷却速度が遅くなるのを補償するた
め、ノズル元圧を大きく設定し冷却速度を同等にして比
較したためである。
の結果について説明する。図１および図２に示した実施
例の結果を図３に示す従来技術の結果と比較して表１に
示す。いずれの場合も、８５０℃のレールを４００℃ま
で冷却する間の機側１ｍでの騒音レベルを測定したもの
である。ノズル元圧が若干異なっているのは、本発明の
場合、系の圧力損失が従来技術に比較して増大するた
め、同じ元圧では冷却速度が遅くなるのを補償するた
め、ノズル元圧を大きく設定し冷却速度を同等にして比
較したためである。
【００１２】表１において、従来技術に比較して、図１
の実施例では約１７dB（Ａ）、図２の実施例では約２０
dB（Ａ）の減音効果が得られている。ここで、図１の実
施例の場合は、冷却されているレールの温度によって騒
音レベルの変動が若干観測された。これは、干渉作用が
媒体温度の影響を受け易いためと推測される。
の実施例では約１７dB（Ａ）、図２の実施例では約２０
dB（Ａ）の減音効果が得られている。ここで、図１の実
施例の場合は、冷却されているレールの温度によって騒
音レベルの変動が若干観測された。これは、干渉作用が
媒体温度の影響を受け易いためと推測される。
【００１３】本発明の方法を用いて熱処理することによ
り、騒音レベルを機側１ｍにおいて９０dB（Ａ）未満を
達成することができた。なお、設備の簡便さでは図１の
実施例、減音効果では図２の実施例が推奨される。
り、騒音レベルを機側１ｍにおいて９０dB（Ａ）未満を
達成することができた。なお、設備の簡便さでは図１の
実施例、減音効果では図２の実施例が推奨される。
【００１４】
【表１】
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レールを熱処理するに際し、冷却装置から発生する騒音
レベルを簡便な方法で減音することができ、気体冷却媒
体をノズルから噴射する際、ノズル元圧２kg／cm2 ・Ｇ
でも作業環境および公害防止の点から問題のない操業が
でき、より強冷却を可能とする熱処理方法を提供するこ
とができるため、当該産業分野において多大な貢献を期
待できる。
レールを熱処理するに際し、冷却装置から発生する騒音
レベルを簡便な方法で減音することができ、気体冷却媒
体をノズルから噴射する際、ノズル元圧２kg／cm2 ・Ｇ
でも作業環境および公害防止の点から問題のない操業が
でき、より強冷却を可能とする熱処理方法を提供するこ
とができるため、当該産業分野において多大な貢献を期
待できる。
【図１】本発明の実施例を示す縦断面図の例。
【図２】本発明の他の実施例を示す縦断面図の例。
【図３】従来技術の例を示す図。
１ レール ２ レール頭頂面冷却用上部ヘッダー ３ 頭頂面冷却用ノズル ４ レール頭側面あご下面冷却用側部ヘッダー ５ 頭側面あご下面冷却用ノズル ６ 仕切板 ７ 隔壁 ８ 配管 ９ 排気排出部 １０ 吸音ブロック
Claims (1)
- 【請求項１】 レールの頭部温度がオーステナイト域以
上である温度域からレール断面の頭部を囲繞する如く配
設したノズルから気体冷却媒体をレール頭部に指向して
冷却するに際し、気体冷却媒体を該レール頭頂面、頭側
面およびあご下面に向かって噴射させ、該レール頭部ゲ
ージコーナー部および付根部から排気させるように排気
間隙を設けた冷却方法において、該気体冷却媒体が該排
気間隙を通過する間に、前記の噴射に伴って発生する騒
音を干渉または吸音によって減音することを特徴とする
レールの熱処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8494093A JPH06299246A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | レールの熱処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8494093A JPH06299246A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | レールの熱処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06299246A true JPH06299246A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=13844659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8494093A Withdrawn JPH06299246A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | レールの熱処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06299246A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100339894B1 (ko) * | 2000-01-31 | 2002-06-10 | 백창기 | 열처리 레일의 방청장치 |
| US7264921B2 (en) | 2001-03-27 | 2007-09-04 | Ge Healthcare Uk Limited | No synthase assay particles and method |
| RU2470080C1 (ru) * | 2009-03-27 | 2012-12-20 | Ниппон Стил Корпорейшн | Устройство и способ охлаждения зоны сварки рельса |
| WO2013036166A3 (ru) * | 2011-10-27 | 2013-05-02 | Общество С Ограниченной Ответственностью Научно-Производственное Предприятие "Томская Электронная Компания" | Способ и установка термической обработки рельсов |
| RU2485187C2 (ru) * | 2009-03-30 | 2013-06-20 | Ниппон Стил Корпорейшн | Способ охлаждения зоны сварки рельса, устройство для охлаждения зоны сварки рельса и сварное соединение рельса |
| JP2015044205A (ja) * | 2013-08-27 | 2015-03-12 | Ｊｆｅスチール株式会社 | レールの製造方法及び製造装置 |
| CN107790922A (zh) * | 2017-09-25 | 2018-03-13 | 上海工程技术大学 | 一种钢轨焊接冷却装置 |
-
1993
- 1993-04-12 JP JP8494093A patent/JPH06299246A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100339894B1 (ko) * | 2000-01-31 | 2002-06-10 | 백창기 | 열처리 레일의 방청장치 |
| US7264921B2 (en) | 2001-03-27 | 2007-09-04 | Ge Healthcare Uk Limited | No synthase assay particles and method |
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| US8353443B2 (en) | 2009-03-27 | 2013-01-15 | Nippon Steel Corporation | Device and method for cooling rail weld zone |
| RU2485187C2 (ru) * | 2009-03-30 | 2013-06-20 | Ниппон Стил Корпорейшн | Способ охлаждения зоны сварки рельса, устройство для охлаждения зоны сварки рельса и сварное соединение рельса |
| US8557064B2 (en) | 2009-03-30 | 2013-10-15 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Method of cooling rail weld zone, and rail weld joint |
| WO2013036166A3 (ru) * | 2011-10-27 | 2013-05-02 | Общество С Ограниченной Ответственностью Научно-Производственное Предприятие "Томская Электронная Компания" | Способ и установка термической обработки рельсов |
| JP2015044205A (ja) * | 2013-08-27 | 2015-03-12 | Ｊｆｅスチール株式会社 | レールの製造方法及び製造装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000704 |