JPH06299125A - 太陽電池用接着シート - Google Patents

太陽電池用接着シート

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JPH06299125A
JPH06299125A JP5109853A JP10985393A JPH06299125A JP H06299125 A JPH06299125 A JP H06299125A JP 5109853 A JP5109853 A JP 5109853A JP 10985393 A JP10985393 A JP 10985393A JP H06299125 A JPH06299125 A JP H06299125A
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solar cell
adhesive sheet
ethylene
copolymer
sheet
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Seiichi Tada
精一 多田
Koji Kono
弘司 河野
Masaki Ishimaru
正喜 石丸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 太陽電池モデュールにおける太陽電池素子を
固定するための接着シートで、耐候性、耐吸湿性、透明
性に優れ、シリコンシーラント等による特別な遮水処理
を省略することが可能な接着シートの提供。 【構成】 (メタ)アクリル酸エステル含有量が15〜
32重量%のエチレン・(メタ)アクリル酸エステル共
重合体の架橋性組成物からなる、太陽電池モデュールに
おける太陽電池素子を固定する接着シート

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽電池モデュールに
おいて太陽電池素子を固定するための接着シートに関す
る。さらに詳しくは、耐候性、耐吸湿性、透明性に優
れ、特別な遮水処理を省略することが可能な太陽電池用
接着シートに関する。
【0002】
【従来の技術】シリコン半導体素子を用いた太陽電池
は、地球環境にやさしい無公害のエネルギーを収得する
手段として注目されているが、現存のものは未だ発電コ
ストが高いため、電力用としては離島における発電など
の特別な用途に限られている。このため、将来の代替エ
ネルギーとして普及させるためには、発電効率を維持し
て長期寿命を保証する必要があり、更には太陽電池モデ
ュールの構成を簡素化して発電コストを低減させる必要
がある。従来多用されている太陽電池モデュールにおい
ては、太陽電池の受光面に置かれたガラスなどの透明基
板の下に透明な接着シートを介してシリコン半導体素子
が固定されている。このような接着シートとしてエチレ
ン・酢酸ビニル共重合体の架橋物の使用が一般的である
が、該架橋物の耐吸湿性が充分高いとはいえず、そのた
め現行の太陽電池モデュールの周囲にはシリコーン処理
による遮水処理が施されている。しかし現行太陽電池の
長期寿命を損なう大きな原因の一つとして、遮水層に欠
陥があると、モデュールの隙間を通して該架橋物中に水
分が滲透し、太陽電池間を接続している配線を侵し、最
終的には発電効率が低下するという欠点がある。更には
大幅なコストダウンを図るためにモデュールの周囲に施
されているシリコーンシーラントによる遮水処理を完全
に省略する試みがある。この場合にはモデュールの隙間
を通して該架橋物に更に水分が浸透し易くなり、太陽電
池の長期寿命が更に損なわれる欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、接着シートと
してエチレン・酢酸ビニル共重合体の架橋物等の材料に
代る耐吸湿性の優れた材料が求められていた。このよう
な材料は単に吸湿性が小さいのみでなく、太陽電池用接
着シートとして望まれる性能、即ち、透明性、加工性、
耐候性、耐熱性等が優れ、またシリコン素子の保護のた
め柔軟性に富むものでなければならなかった。
【0004】本発明者らは鋭意検討の結果、特定のエチ
レン・(メタ)アクリル酸エステル共重合体を使用する
ことにより、上記問題が解決できることを見出した。
尚、従来、一般的にエチレン・(メタ)アクリル酸エス
テル共重合体を太陽電池用の接着シートとして使用でき
ることは知られているが、本発明で特定した組成の共重
合体を前述した目的で使用することについては全く知ら
れていない。例えば、特公平2−40709号公報によ
れば、接着シートとしてエチレン・不飽和脂肪酸エステ
ル共重合体が使用できること、より具体的にはアクリル
酸エチル含量が35重量%のエチレン・アクリル酸エチ
ル共重合体を使用した例があることが認められる。しか
しこの提案では湿度サイクル試験における剥離強度につ
いては検討されているが、吸湿による前記した性能低下
については何ら留意されておらず、また上記の如き組成
のエチレン・アクリル酸エチル共重合体を接着シートと
して使用したのでは耐吸湿性に優れた製品を得ることは
できない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、太陽電池モデ
ュールにおける太陽電池素子を固定する接着シートとし
て、(メタ)アクリル酸エステル含有量が15〜32重
量%のエチレン・(メタ)アクリル酸エステル共重合体
の架橋性組成物を使用したことを特徴とする太陽電池用
接着シートに関する。
【0006】太陽電池モデュールの典型的な構成は、太
陽電池素子が2枚の接着シートの間に挟まれ、接着シー
トの上、下部に、上部透明保護材及び下部保護材が設け
られたものである。本発明においては、このようなモデ
ュールを製造する際の接着シートとして上記共重合体の
架橋性組成物を用い、その成形時に溶融接着と架橋が行
われるものである。
【0007】太陽電池素子としては、アモルファスシリ
コン、結晶シリコン、多結晶シリコンなどが代表的なも
のであるが、セレン、ガリウム、ヒ素、その他種々のも
のが知られており、いずれも本発明において用いること
ができる。
【0008】本発明において用いられる接着シート材料
は、(メタ)アクリル酸エステル含有量が15〜32重
量%、好ましくは20〜30重量%のエチレン・(メ
タ)アクリル酸エステル共重合体の架橋性組成物であ
る。ここに(メタ)アクリル酸エステルはアクリル酸エ
ステル又はメタクリル酸エステルを意味し、通常は、ア
クリル酸又はメタクリル酸の炭素数1〜10のアルキル
エステル、とくに炭素数2〜8のアルキルエステルが好
ましく、具体的にはアクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸n−ブチル、ア
クリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メ
タクリル酸n−ブチルなどを例示できる。
【0009】(メタ)アクリル酸エステル含有量が前記
範囲より少ない共重合体を用いると、透明性、柔軟性が
劣るため好ましくなく、またその含有量が前記範囲より
多くなると吸湿し易くなるため好ましくない。前記共重
合体としてはまた190℃、2160g荷重におけるメ
ルトフローレートが1〜100g/10分、とくに5〜
50g/10分のものを使用するのが好ましい。
【0010】上記共重合体の架橋性組成物は、該共重合
体を高温で架橋することができる架橋剤を含んでおり、
場合によりさらに架橋助剤を含んでいてもよい。接着シ
ートは融着によって太陽電池素子を固定するものである
から、接着シートそれ自体の製造時には、上記架橋剤等
は上記共重合体を実質的に架橋させるものであってはな
らない。また太陽電池モデュール製造時における接着シ
ートによる融着と架橋は通常多段階で行うのが好まし
く、融着可能な温度条件下ではあるが実質的に架橋を起
こさない温度での仮接着段階と、完全な接着と架橋を行
うより高温度の操作段階をとるのがよい。また最終的に
は耐熱性良好な太陽電池モデュールを得るために、共重
合体のゲル分率(試料1gをキシレン100mlに浸漬
し、110℃、24時間加熱した後、20メッシュ金網
で濾過し未溶融分の質量分率を測定)が70〜98%、
好ましくは80〜95%程度になるように架橋が行われ
る。したがってこれら諸条件を満足できるような架橋剤
等の種類及び配合量を選択する必要がある。
【0011】架橋剤としては、分解温度(半減期が1時
間である温度)が90〜180℃、とくに120〜16
0℃の有機過酸化物を用いるのが好ましい。このような
有機過酸化物として例えば第3ブチルパーオキシイソプ
ロピルカーボネート、第3ブチルパーオキシアセテー
ト、第3ブチルパーオキシベンゾエート、ジクミルパー
オキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ビス(第3ブ
チルパーオキシ)ヘキサン、ジ第3ブチルパーオキサイ
ド、2,5−ジメチル−2,5−ビス(第3ブチルパー
オキシ)ヘキシン−3、1,1−ビス(第3ブチルパー
オキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、
1,1−ビス(第3ブチルパーオキシ)シクロヘキサ
ン、メチルエチルケトンパーオキサイド、2,5−ジメ
チルヘキシル−2,5−ビスパーオキシベンゾエート、
第3ブチルハイドロパーオキサイド、p−メンタンハイ
ドロパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、p−
クロルベンゾイルパーオキサイド、第3ブチルパーオキ
シイソブチレート、ヒドロキシヘプチルパーオキサイ
ド、ジクロヘキサノンパーオキサイドなどが挙げられ
る。
【0012】有機過酸化物は、その種類によっても異な
るが、エチレン共重合体100重量部に対し、0.1〜
5重量部、好ましくは0.5〜3重量部程度配合するの
がよい。
【0013】接着シートの架橋を容易に行わせるため
に、架橋助剤を用いることができる。かかる架橋助剤と
して例えばトリアリルシアヌレート、トリアリルイソシ
アヌレート、エチレングリコールジメタクリレート、ト
リメチロールプロパントリメタクリレート、ジビニルベ
ンゼン、ジアリルフタレートなどを例示することができ
る。架橋助剤は、エチレン共重合体100重量部に対
し、0.5〜5重量部程度配合すると効果的である。
【0014】本発明の太陽電池用接着シートに用いる架
橋性組成物にはまた、その他の各種添加剤を配合するこ
とができる。このような添加剤としては、例えば、上部
保護材や下部保護材に対する接着性を向上させるための
接着付与剤、紫外線吸収剤、耐光安定剤、酸化防止剤な
どを例示することができる。
【0015】接着付与剤としては例えばシランカップリ
ング剤、チタンカップリング剤などであり、また紫外線
吸収剤としては例えば2−ヒドロキシ−4−メトキシベ
ンゾフエノン、2,2′−ジヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−2−
カルボキシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−n−
オクトキシベンゾフエノンなどのベンゾフエノン系、2
−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ第3ブチルフエ
ニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−
5−メチルフエニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′
−ヒドロキシ−5−第3オクチルフエニル)ベンゾトリ
アゾールなどのベンゾトリアゾール系、フエニルサリチ
レート、p−オクチルフエニルサリチレートなどのサリ
チル酸エステル系のものが使用でき、また耐光安定剤と
してはヒンダードアミン系のものが使用できる。また酸
化防止剤としては、ヒンダードフェノール系やホスファ
イト系のものを使用することができる。
【0016】接着シートの成形は、T−ダイ押出機など
を用いる公知の方法によって行なうことができる。即
ち、エチレン共重合体、有機過酸化物および必要に応じ
て添加される耐光安定剤等の添加剤を予めドライブレン
ドして押出機のホッパーから供給し、有機過酸化物が実
質的に分解しない成形温度でシート状に押出成形する。
押し出しの際、エンボス模様入り引取ロールを通して成
形すれば、任意のエンボス模様のシートが得られ、この
ようなエンボスシートはブロッキング防止および太陽電
池のモデュール化過程での脱気に対して有効であるので
好ましい。
【0017】シートの厚みは特に規定されないが、一般
には約0.1〜1mm程度である。保護材との接着性を
向上させるためにこのシート表面にプライマー処理を行
なう場合には、引取ロールの後に設けられた有機シラン
化合物または有機チタネート化合物の溶液槽にシートを
通し、シート表面に有機シラン化合物または有機チタネ
ート化合物の層を形成させることにより、一般に行われ
る。
【0018】太陽電池モデュールにおける上部保護材と
しては、ガラス、プラスチックス等、下部保護材として
は、プラスチックス、セラミック、ステンレス、アルミ
ニウムなど種々のものから選ぶことができる。
【0019】太陽電池素子、本発明の接着シート、上部
保護材及び下部保護材から太陽電池モデュールを製造す
るには、前述の特公平2−40709号公報に開示され
たような公知の方法に準じて行うことができる。
【0020】
【実施例】
[実施例1]各種添加剤を表1に示す割合で配合したエ
チレン・アクリル酸エチル共重合体組成物をTダイ押出
成形機を用いて樹脂温度100℃にて0.5mm厚のシ
ートに押出した。この押出シートを用いて、下記(1)
〜(3)の方法により架橋特性、吸湿性及び透明性を評
価した。結果を表2に示す。
【0021】
【表1】
【0022】(1)架橋特性(ゲル分率) Tダイ押出成形機を用いて押出したシートを150℃の
圧縮成形機を用いて20分間加圧下で加熱することによ
って架橋シートを作成する。この架橋シート1gを10
0mlのキシレンに浸漬し、110℃、24時間加熱し
た後金網で濾過して不溶解分を捕集し乾燥後秤量するこ
とによってゲル分率を求めて架橋特性を評価した。
【0023】(2)吸湿性 上記の架橋シートを50℃、90%RHの雰囲気下に2
4時間静置した後直ちに秤量し、更に室温で24時間減
圧乾燥して減圧乾燥後の減量を求めて吸湿性を評価し
た。
【0024】(3)透明性 厚さ3mmのガラス板の間に押出シートをはさんで、真
空ラミネーターを用いて加熱温度110℃で溶融貼り合
わせを行った(仮接着)。この仮接着積層物を更に常圧
下で150℃で30分間、ホットプレート上で加熱する
ことによって有機過酸化物を分解させ上記Tダイシート
を架橋させると共にガラス板に強固に接着させてガラス
積層板を作成し、500nmの光線透過率を測定して透
明性を評価した。
【0025】[実施例2]実施例1のエチレン・アクリ
ル酸エチル共重合体に代えてエチレン・アクリル酸n−
ブチル共重合体(n−ブチルアクリル酸含量25重量
%、MFR5dg/分)を用いた以外は実施例1と同様
にして押出シートを作成し、その押出シートの品質を評
価した。結果を表2に示す。
【0026】[比較例1]実施例1のエチレン・アクリ
ル酸エチル共重合体に代えてエチレン・アクリル酸エチ
ル共重合体(アクリル酸エチル含量35重量%、MFR
25dg/分)を用いた以外は実施例1と同様にして押
出シートを作成し、その押出シートの品質を評価した。
結果を表2に示す。
【0027】[比較例2]実施例1のエチレン・アクリ
ル酸エチル共重合体に代えてエチレン・酢酸ビニル共重
合体(酢酸ビニル含量33重量%、MFR30dg/
分)を用いまた2,5−ジメチル−2,5−ビス(t−
ブチルパーオキシ)ヘキサンの配合量を1.5重量部に
した以外は実施例1と同様にして押出シートを作成し、
その押出シートの品質を評価した。結果を表2に示す。
【0028】[比較例3]比較例2のエチレン・酢酸ビ
ニル共重合体に代えてエチレン・酢酸ビニル共重合体
(酢酸ビニル含量25重量%、MFR20dg/分)を
用いた以外は比較例3と同様にして押出シートを作成
し、その押出シートの品質を評価した。結果を表2に示
す。
【0029】
【表2】 EEA:エチレン・アクリル酸エチル共重合体 EnBA:エチレン・アクリル酸n−ブチル共重合体 EVA:エチレン・酢酸ビニル共重合体
【0030】
【発明の効果】本発明の接着シートは、柔軟性、透明
性、耐候性、耐熱性、耐吸湿性等に優れているため、シ
リコンシーラントを使用しない太陽電池モデュールに用
いても、吸湿による品質低下がなく、耐久性の優れた製
品を得ることができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】追加
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽電池モデュールに
おいて太陽電池素子を固定するための接着シートに関す
る。さらに詳しくは、耐候性、耐吸湿性、透明性に優
れ、特別な遮水処理を省略することが可能な太陽電池用
接着シートに関する。
【0002】
【従来の技術】シリコン半導体素子を用いた太陽電池
は、地球環境にやさしい無公害のエネルギーを収得する
手段として注目されているが、現存のものは未だ発電コ
ストが高いため、電力用としては離島における発電など
の特別な用途に限られている。このため、将来の代替エ
ネルギーとして普及させるためには、発電効率を維持し
て長期寿命を保証する必要があり、更には太陽電池モデ
ュールの構成を簡素化して発電コストを低減させる必要
がある。従来多用されている太陽電池モデュールにおい
ては、太陽電池の受光面に置かれたガラスなどの透明基
板の下に透明な接着シートを介してシリコン半導体素子
が固定されている。このような接着シートとしてエチレ
ン・酢酸ビニル共重合体の架橋物の使用が一般的である
が、該架橋物の耐吸湿性が充分高いとはいえず、そのた
め現行の太陽電池モデュールの周囲にはシリコーン処理
による遮水処理が施されている。しかし現行太陽電池の
長期寿命を損なう大きな原因の一つとして、遮水層に欠
陥があると、モデュールの隙間を通して該架橋物中に水
分が滲透し、太陽電池間を接続している配線を侵し、最
終的には発電効率が低下するという欠点がある。更には
大幅なコストダウンを図るためにモデュールの周囲に施
されているシリコーンシーラントによる遮水処理を完全
に省略する試みがある。この場合にはモデュールの隙間
を通して該架橋物に更に水分が浸透し易くなり、太陽電
池の長期寿命が更に損なわれる欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、接着シートと
してエチレン・酢酸ビニル共重合体の架橋物等の材料に
代る耐吸湿性の優れた材料が求められていた。このよう
な材料は単に吸湿性が小さいのみでなく、太陽電池用接
着シートとして望まれる性能、即ち、透明性、加工性、
耐候性、耐熱性等が優れ、またシリコン素子の保護のた
め柔軟性に富むものでなければならなかった。
【0004】本発明者らは鋭意検討の結果、特定のエチ
レン・(メタ)アクリル酸エステル共重合体を使用する
ことにより、上記問題が解決できることを見出した。
尚、従来、一般的にエチレン・(メタ)アクリル酸エス
テル共重合体を太陽電池用の接着シートとして使用でき
ることは知られているが、本発明で特定した組成の共重
合体を前述した目的で使用することについては全く知ら
れていない。例えば、特公平2−40709号公報によ
れば、接着シートとしてエチレン・不飽和脂肪酸エステ
ル共重合体が使用できること、より具体的にはアクリル
酸エチル含量が35重量%のエチレン・アクリル酸エチ
ル共重合体を使用した例があることが認められる。しか
しこの提案では湿度サイクル試験における剥離強度につ
いては検討されているが、吸湿による前記した性能低下
については何ら留意されておらず、また上記の如き組成
のエチレン・アクリル酸エチル共重合体を接着シートと
して使用したのでは耐吸湿性に優れた製品を得ることは
できない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、太陽電池モデ
ュールにおける太陽電池素子を固定する接着シートとし
て、(メタ)アクリル酸エステル含有量が15〜32重
量%のエチレン・(メタ)アクリル酸エステル共重合体
の架橋性組成物を使用したことを特徴とする太陽電池用
接着シート、及びこのような組成物を架橋して得られた
ゲル分率70〜98%の架橋物接着シート層を有する太
陽電池モデュールに関する。
【0006】太陽電池モデュールの典型的な構成は、太
陽電池素子が2枚の接着シートの間に挟まれ、接着シー
トの上、下部に、上部透明保護材及び下部保護材が設け
られたものである。本発明においては、このようなモデ
ュールを製造する際の接着シートとして上記共重合体の
架橋性組成物を用い、その成形時に溶融接着と架橋が行
われるものである。
【0007】太陽電池素子としては、アモルファスシリ
コン、結晶シリコン、多結晶シリコンなどが代表的なも
のであるが、セレン、ガリウム、ヒ素、その他種々のも
のが知られており、いずれも本発明において用いること
ができる。
【0008】本発明において用いられる接着シート材料
は、(メタ)アクリル酸エステル含有量が15〜32重
量%、好ましくは20〜30重量%のエチレン・(メ
タ)アクリル酸エステル共重合体の架橋性組成物であ
る。ここに(メタ)アクリル酸エステルはアクリル酸エ
ステル又はメタクリル酸エステルを意味し、通常は、ア
クリル酸又はメタクリル酸の炭素数1〜10のアルキル
エステル、とくに炭素数2〜8のアルキルエステルが好
ましく、具体的にはアクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸n−ブチル、ア
クリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メ
タクリル酸n−ブチルなどを例示できる。
【0009】(メタ)アクリル酸エステル含有量が前記
範囲より少ない共重合体を用いると、透明性、柔軟性が
劣るため好ましくなく、またその含有量が前記範囲より
多くなると吸湿し易くなるため好ましくない。前記共重
合体としてはまた190℃、2160g荷重におけるメ
ルトフローレートが1〜100g/10分、とくに5〜
50g/10分のものを使用するのが好ましい。
【0010】上記共重合体の架橋性組成物は、該共重合
体を高温で架橋することができる架橋剤を含んでおり、
場合によりさらに架橋助剤を含んでいてもよい。接着シ
ートは融着によって太陽電池素子を固定するものである
から、接着シートそれ自体の製造時には、上記架橋剤等
は上記共重合体を実質的に架橋させるものであってはな
らない。また太陽電池モデュール製造時における接着シ
ートによる融着と架橋は通常多段階で行うのが好まし
く、融着可能な温度条件下ではあるが実質的に架橋を起
こさない温度での仮接着段階と、完全な接着と架橋を行
うより高温度の操作段階をとるのがよい。また最終的に
は耐熱性良好な太陽電池モデュールを得るために、共重
合体のゲル分率(試料1gをキシレン100mlに浸漬
し、110℃、24時間加熱した後、20メッシュ金網
で濾過し未溶融分の質量分率を測定)が70〜98%、
好ましくは80〜95%程度になるように架橋が行われ
る。したがってこれら諸条件を満足できるような架橋剤
等の種類及び配合量を選択する必要がある。
【0011】架橋剤としては、分解温度(半減期が1時
間である温度)が90〜180℃、とくに120〜16
0℃の有機過酸化物を用いるのが好ましい。このような
有機過酸化物として例えば第3ブチルパーオキシイソプ
ロピルカーボネート、第3ブチルパーオキシアセテー
ト、第3ブチルパーオキシベンゾエート、ジクミルパー
オキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ビス(第3ブ
チルパーオキシ)ヘキサン、ジ第3ブチルパーオキサイ
ド、2,5−ジメチル−2,5−ビス(第3ブチルパー
オキシ)ヘキシン−3、1,1−ビス(第3ブチルパー
オキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、
1,1−ビス(第3ブチルパーオキシ)シクロヘキサ
ン、メチルエチルケトンパーオキサイド、2,5−ジメ
チルヘキシル−2,5−ビスパーオキシベンゾエート、
第3ブチルハイドロパーオキサイド、p−メンタンハイ
ドロパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、p−
クロルベンゾイルパーオキサイド、第3ブチルパーオキ
シイソブチレート、ヒドロキシヘプチルパーオキサイ
ド、ジクロヘキサノンパーオキサイドなどが挙げられ
る。
【0012】有機過酸化物は、その種類によっても異な
るが、エチレン共重合体100重量部に対し、0.1〜
5重量部、好ましくは0.5〜3重量部程度配合するの
がよい。
【0013】接着シートの架橋を容易に行わせるため
に、架橋助剤を用いることができる。かかる架橋助剤と
して例えばトリアリルシアヌレート、トリアリルイソシ
アヌレート、エチレングリコールジメタクリレート、ト
リメチロールプロパントリメタクリレート、ジヒニルベ
ンゼン、ジアリルフタレートなどを例示することができ
る。架橋助剤は、エチレン共重合体100重量部に対
し、0.5〜5重量部程度配合すると効果的である。
【0014】本発明の太陽電池用接着シートに用いる架
橋性組成物にはまた、その他の各種添加剤を配合するこ
とができる。このような添加剤としては、例えば、上部
保護材や下部保護材に対する接着性を向上させるための
接着付与剤、紫外線吸収剤、耐光安定剤、酸化防止剤な
どを例示することができる。
【0015】接着付与剤としては例えばシランカップリ
ング剤、チタンカップリング剤などであり、また紫外線
吸収剤としては例えば2−ヒドロキシ−4−メトキシベ
ンゾフエノン、2,2′−ジヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−2−
カルボキシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−n−
オクトキシベンゾフエノンなどのベンゾフエノン系、2
−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ第3ブチルフエ
ニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−
5−メチルフエニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′
−ヒドロキシ−5−第3オクチルフエニル)ベンゾトリ
アゾールなどのベンゾトリアゾール系、フエニルサリチ
レート、p−オクチルフエニルサリチレートなどのサリ
チル酸エステル系のものが使用でき、また耐光安定剤と
してはヒンダードアミン系のものが使用できる。また酸
化防止剤としては、ヒンダードフェノール系やホスファ
イト系のものを使用することができる。
【0016】接着シートの成形は、T−ダイ押出機など
を用いる公知の方法によって行なうことができる。即
ち、エチレン共重合体、有機過酸化物および必要に応じ
て添加される耐光安定剤等の添加剤を予めドライブレン
ドして押出機のホッパーから供給し、有機過酸化物が実
質的に分解しない成形温度でシート状に押出成形する。
押し出しの際、エンボス模様入り引取ロールを通して成
形すれば、任意のエンボス模様のシートが得られ、この
ようなエンボスシートはブロッキング防止および太陽電
池のモデュール化過程での脱気に対して有効であるので
好ましい。
【0017】シートの厚みは特に規定されないが、一般
には約0.1〜1mm程度である。保護材との接着性を
向上させるためにこのシート表面にプライマー処理を行
なう場合には、引取ロールの後に設けられた有機シラン
化合物または有機チタネート化合物の溶液槽にシートを
通し、シート表面に有機シラン化合物または有機チタネ
ート化合物の層を形成させることにより、一般に行われ
る。
【0018】太陽電池モデュールにおける上部保護材と
しては、ガラス、プラスチックス等、下部保護材として
は、プラスチックス、セラミック、ステンレス、アルミ
ニウムなど種々のものから選ぶことができる。
【0019】太陽電池素子、本発明の接着シート、上部
保護材及び下部保護材から太陽電池モデュールを製造す
るには、前述の特公平2−40709号公報に開示され
たような公知の方法に準じて行うことができる。
【0020】
【実施例】 [実施例1]各種添加剤を表1に示す割合で配合したエ
チレン・アクリル酸エチル共重合体組成物をTダイ押出
成形機を用いて樹脂温度100℃にて0.5mm厚のシ
ートに押出した。この押出シートを用いて、下記(1)
〜(3)の方法により架橋特性、吸湿性及び透明性を評
価した。結果を表2に示す。
【0021】
【表1】
【0022】(1)架橋特性(ゲル分率) Tダイ押出成形機を用いて押出したシートを150℃の
圧縮成形機を用いて20分間加圧下で加熱することによ
って架橋シートを作成する。この架橋シート1gを10
0mlのキシレンに浸漬し、110℃、24時間加熱し
た後金網で濾過して不溶解分を捕集し乾燥後秤量するこ
とによってゲル分率を求めて架橋特性を評価した。
【0023】(2)吸湿性 上記の架橋シートを50℃、90%RHの雰囲気下に2
4時間静置した後直ちに秤量し、更に室温で24時間減
圧乾燥して減圧乾燥後の減量を求めて吸湿性を評価し
た。
【0024】(3)透明性 厚さ3mmのガラス板の間に押出シートをはさんで、真
空ラミネーターを用いて加熱温度110℃で溶融貼り合
わせを行った(仮接着)。この仮接着積層物を更に常圧
下で150℃で30分間、ホットプレート上で加熱する
ことによって有機過酸化物を分解させ上記Tダイシート
を架橋させると共にガラス板に強固に接着させてガラス
積層板を作成し、500nmの光線透過率を測定して透
明性を評価した。
【0025】[実施例2]実施例1のエチレン・アクリ
ル酸エチル共重合体に代えてエチレン・アクリル酸n−
ブチル共重合体(n−ブチルアクリル酸含量25重量
%、MFR5dg/分)を用いた以外は実施例1と同様
にして押出シートを作成し、その押出シートの品質を評
価した。結果を表2に示す。
【0026】[実施例3]実施例1の表1の重合体及び
添加剤に更にトリアリルイソシアヌレートを2.0重量
部、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロピオネートを0.1重量部
添加した以外は実施例1と同様にして押出シートを作成
し、その押出シートの品質を評価した。評価結果を表2
に示す。
0027】[比較例1]実施例1のエチレン・アクリ
ル酸エチル共重合体に代えてエチレン・アクリル酸エチ
ル共重合体(アクリル酸エチル含量35重量%、MFR
25dg/分)を用いた以外は実施例1と同様にして押
出シートを作成し、その押出シートの品質を評価した。
結果を表2に示す。
0028】[比較例2]実施例1のエチレン・アクリ
ル酸エチル共重合体に代えてエチレン・酢酸ビニル共重
合体(酢酸ビニル含量33重量%、MFR30dg/
分)を用いまた2,5−ジメチル−2,5−ビス(t−
ブチルパーオキシ)ヘキサンの配合量を1.5重量部に
した以外は実施例1と同様にして押出シートを作成し、
その押出シートの品質を評価した。結果を表2に示す。
0029】[比較例3]比較例2のエチレン・酢酸ビ
ニル共重合体に代えてエチレン・酢酸ビニル共重合体
(酢酸ビニル含量25重量%、MFR20dg/分)を
用いた以外は比較例3と同様にして押出シートを作成
し、その押出シートの品質を評価した。結果を表2に示
す。
0030
【表2】
0031
【発明の効果】本発明の接着シートは、柔軟性、透明
性、耐候性、耐熱性、耐吸湿性等に優れているため、シ
リコンシーラントを使用しない太陽電池モデュールに用
いても、吸湿による品質低下がなく、耐久性の優れた製
品を得ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池モデュールにおける太陽電池素
    子を固定する接着シートとして(メタ)アクリル酸エス
    テル含有量が15〜32重量%のエチレン・(メタ)ア
    クリル酸エステル共重合体の架橋性組成物を使用したこ
    とを特徴とする太陽電池用接着シート。
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