JPH0629860A - Adpcmデコード回路 - Google Patents

Adpcmデコード回路

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Publication number
JPH0629860A
JPH0629860A JP18091892A JP18091892A JPH0629860A JP H0629860 A JPH0629860 A JP H0629860A JP 18091892 A JP18091892 A JP 18091892A JP 18091892 A JP18091892 A JP 18091892A JP H0629860 A JPH0629860 A JP H0629860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accuracy
data
adder
effective bit
bit length
Prior art date
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Pending
Application number
JP18091892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Suzuki
洋一 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP18091892A priority Critical patent/JPH0629860A/ja
Publication of JPH0629860A publication Critical patent/JPH0629860A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】回路内部の演算精度を簡単に調節可能とし、回
路規模、性能のバランスがとれたシステム評価を容易に
行なう。 【構成】ADPCMのデコーダ論理評価用システムとし
て、まず可能な限り大きな演算精度を有する各回路11〜
16を作成し、有効ビット長を外部から制御できる精度調
整部18〜20を内部演算器15〜17の後段にそれぞれ付加配
設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コード化されたADP
CMデータをデコードするADPCMデコード回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルオーディオシステムの開
発では、人間の五感による判断が必要なため、ブレッド
ボードと呼ばれるテスト用の回路を作成し、回路内部で
取扱う音声データの精度、具体的には量子化ビット数を
変えながら、どの程度の音質の音声が得られるかを評価
し、その調整過程で該データの精度を決定するようにな
っていた。
【0003】図4はADPCMデコード回路のブレッド
ボードの構成を示すものである。ここで例えば16ビッ
トのデジタル音声データを取扱うものとすると、まず1
6ビットのADPCM入力データは加算器11を介して桁
溢れ処理部12に供される。
【0004】この桁溢れ処理部12は、入力されたデータ
の最上位ビットの値により桁溢れを起こしているか否か
を判定し、起こしている場合は入力データをシフトさせ
て出力するもので、この出力データがそのままデコード
されたものとして次段へ送出されると共に、レジスタ13
へ送出される。
【0005】レジスタ13は、入力されたデータを外部か
ら与えられる同期クロック(図示せず)により保持し、
その保持値をレジスタ14及び乗算器15へ出力する。この
レジスタ14は、レジスタ13と同様に入力されたデータを
外部から与えられる同期クロックにより保持し、その保
持値を乗算器16へ出力する。したがって、桁溢れ処理部
12の出力データに比してレジスタ13,14の保持値はそれ
ぞれ該同期クロックの1クロック分ずつ順に遅延された
値となる。
【0006】しかるに、レジスタ13の保持値は乗算器15
にて外部から与えられる乗数M1と乗算演算され、その
積データが加算器17へ出力される。同様にレジスタ14の
保持値も乗算器16にて外部から与えられる乗数M2と乗
算演算され、その積データが加算器17へ出力される。
【0007】加算器17では、乗算器15からの積データと
乗算器16からの積データとを加算演算し、その和データ
を上記加算器11へ送出してADPCM入力データと加算
演算させる。
【0008】このような構成にあって、上記乗算器15,
16について考える。乗算器では、例えば4ビットのデー
タを4ビットの乗数で乗算演算すると、得られる積デー
タは8ビットとなる。したがって、乗算を繰返す過程で
内部演算精度を可能な限り高めようとすると、取扱うデ
ータのビット数は無限に大きくなってしまうこととな
る。
【0009】そこで、通常は有効ビット長を考慮して、
例えば4ビットのデータを4ビットの乗数で乗算演算し
た際の積データはその上位4ビットを有効ビット長とし
て丸め演算を行なうようになっている。
【0010】ところでADPCM等の回路にあっては、
この丸め演算を繰返すことにより誤差が累積され、結果
として本来あるべき原音のデータ値とはかけはなれたデ
ータ値を出力するようになっていく。これを回避するた
めには、上記図1の回路中のすべての素子の有効ビット
長を無限に大きくするより他に方法はないが、現実の問
題として利用できる回路の規模は限られており、その中
でどの程度まで精度を上げることができるか、言い換え
れば有効ビット長をどこまで大きくすればよいかを検証
する必要がある。
【0011】しかるに、上記ブレッドボードの回路内部
で取扱うデータの精度を変更する度毎に回路の構成を変
更する必要があり、ブレッドボードを作成し直さければ
ならず、調整に多大な時間と手間とがかかっていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述した如く評価用に
利用するブレッドボードの作成、調整に多大の時間と手
間がかかってしまうため、システムの開発を効率的に行
なうことができないという問題があった。
【0013】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、回路内部の演算精
度を簡単に調節可能とし、システムの評価を容易に行な
うことが可能なADPCMデコード回路を提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段及び作用】すなわち本発明
は、ADPCMのデコーダ論理評価用システムとして、
まず可能な限り大きな演算精度を有する各回路を作成
し、これに有効ビット長を外部から制御できる回路を内
部演算器の後段に付加配設することで、外部から自由に
演算精度を変化させ、それぞれの場合の出力されるデジ
タル音声データを聞くことにより、性能判断を行なうこ
とができるようにしたものであり、回路規模、性能のバ
ランスがとれたシステム評価を容易に行なうことが可能
となる。
【0015】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1は全体の回路構成を示すものであり、基本的
な回路構成は上記図4に示したものと同様であるので、
同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。
【0016】図1において加算器11、桁溢れ処理部12、
レジスタ13,14、乗算器15,16及び加算器17はすべて可
能な限り充分大きな例えば24ビットの演算精度を有す
るものとする。
【0017】また、乗算器15,16の後段、加算器17との
間と、加算器17の後段、加算器11との間のそれぞれに精
度調整部18〜20を介在させる。これら精度調整部18〜20
は、いずれも外部から与えられるコントロール信号(c
ntr)に応じて前段の演算器が出力する24ビットの
データの上位nビット(24≧n)のみを有効ビットと
して通過させるものである。
【0018】図2に精度調整部18〜20の内部回部構成を
示す。同図に示す如く精度調整部18(19,20)は、デコ
ーダ21とアンド回路22a〜22xとから構成される。デコ
ーダ21は、入力されたコントロール信号をデコードして
アンド回路22a〜22xのゲート制御を行なうもので、ア
ンド回路22a〜22xにはそれぞれ24ビットの入力デー
タが1ビットずつ入力されている。そして、アンド回路
22a〜22xの出力が一括して精度調整された出力データ
として後段へ送出される。しかるに上記デコーダ21は、
例えば有効ビット長を「10」とする旨のコントロール
信号を受けた場合には、これをデコードして図3に示す
ように
【0019】“111111111100000000
000000”なる信号、すなわち入力データの上位
「10」ビット(「23」〜「14」)に対応するアン
ド回路22x〜22oにゲートを開とする“1”レベル、入
力データの下位「14」ビット(「13」〜「0」)に
対応するアンド回路22n〜22aにゲートを閉とする
“0”レベルの信号をそれぞれ送出するものである。
【0020】上記のような構成とすることにより、所望
する有効ビット長を示すコントロール信号を精度調整部
18〜20へ入力させるだけで、精度調整部18〜20がそれぞ
れ乗算器15,16、加算器17の出力したデータを該有効ビ
ット長に応じて丸め演算(切捨て)を行ない、得られた
該有効ビット長のデータを後段へ送出するようになるも
ので、所望する有効ビット長を順次変化させて得られる
出力データを音声化してその音質を視聴することによ
り、精度の評価を自由に行なうことができる。
【0021】なお、上記精度調整部18〜20内の回路構成
としてアンド回路を用いたものを示したが、これに限る
ものではなく、他の手段によっても実現可能であること
はもちろんである。
【0022】
【発明の効果】以上詳記した如く本発明によれば、AD
PCMのデコーダ論理評価用システムとして、まず可能
な限り大きな演算精度を有する各回路を作成し、これに
有効ビット長を外部から制御できる回路を内部演算器の
後段に付加配設することで、外部から自由に演算精度を
変化させ、それぞれの場合の出力されるデジタル音声デ
ータを聞くことにより、性能判断を行なうことができる
ようにしたので、回路内部の演算精度を簡単に調節可能
とし、回路規模、性能のバランスがとれたシステム評価
を容易に行なうことが可能なADPCMデコード回路を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る回路構成を示すブロッ
ク図。
【図2】図1の精度調整部の内部回路構成を示すブロッ
ク図。
【図3】図2のデコーダの機能構成を示すブロック図。
【図4】従来のADPCMデコーダの回路構成を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
11,17…加算器、12…桁溢れ処理部、13,14…レジス
タ、15,16…乗算器、18〜20…精度調整部、21…デ
コーダ、22a〜22x…アンド回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部より与えられる有効ビット数を示す
    コントロール信号に応じて内部演算で得られたデータの
    ビット数を制限する精度調整手段を備えたことを特徴と
    するADPCMデコード回路。
JP18091892A 1992-07-08 1992-07-08 Adpcmデコード回路 Pending JPH0629860A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18091892A JPH0629860A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 Adpcmデコード回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18091892A JPH0629860A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 Adpcmデコード回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0629860A true JPH0629860A (ja) 1994-02-04

Family

ID=16091562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18091892A Pending JPH0629860A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 Adpcmデコード回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0629860A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0725148A (ja) * 1993-07-13 1995-01-27 Mitsubishi Paper Mills Ltd 可逆感熱系複合記録材料

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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