JPH06298201A - カプセル充填物の秤量方法及びカプセル充填装置 - Google Patents

カプセル充填物の秤量方法及びカプセル充填装置

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JPH06298201A
JPH06298201A JP10894993A JP10894993A JPH06298201A JP H06298201 A JPH06298201 A JP H06298201A JP 10894993 A JP10894993 A JP 10894993A JP 10894993 A JP10894993 A JP 10894993A JP H06298201 A JPH06298201 A JP H06298201A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カプセル重量の誤差の影響を受けることな
く、カプセル内の内容物充填量を正確に秤量する。 【構成】 カプセル充填物を製造するに際し、通常の空
カプセル10と共に予め重量測定を行って正確な重量が
わかっている空カプセル又は重量測定により一定の基準
重量にそろえたサンプリングカプセル12を随時通常の
空カプセル10間に供給し、通常の空カプセル10に対
してと同様に内容物を充填し、このカプセル充填物を選
択的にサンプリングして重量測定を行い、その測定値か
ら既知の空カプセル重量分を減算することによりカプセ
ル内に充填された内容物の量を正確に求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャップとボディーと
を仮連結した空カプセルを連続的に供給し、該空カプセ
ル内に内容物を充填して、連続的にカプセル充填物を製
造するに当たり、内容物の充填量を管理・制御するた
め、得られたカプセル充填物群から秤量用サンプルをサ
ンプリングし、これを秤量して総重量を求め、該総重量
から内容物の充填量を算出する場合に、空カプセル重量
のバラツキによる誤差を生じることなく、正確に内容物
の充填量を秤量することができ、特殊な医薬製剤に見ら
れるような内容物が少量であるカプセル剤を製造する場
合に特に好適に採用されるカプセル充填物の秤量方法、
及び該秤量方法により内容物の充填量を管理・制御しな
がらカプセル充填物を製造するカプセル充填機に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】キャッ
プとボディーとからなる硬カプセル内に薬剤を充填した
カプセル剤は、カプセル充填機によって、空カプセル
を連続的に供給するカプセル供給工程、供給された全
ての空カプセルをキャップを上、ボディーを下にして配
列する方向規制工程、カプセルをキャップとボディー
とに分離する分離工程、分離したカプセルのボディー
内に薬剤を充填する充填工程、カプセルのキャップと
ボディーとを再び連結する連結工程、得られたカプセ
ル剤を秤量して内容物充填量を検査する秤量工程を順次
行うことにより製造されており、この場合空カプセルが
連続的に自動供給され、各工程間を自動搬送されること
により、すべて自動によって行われる。
【0003】ここで、上記の秤量工程は、得られたカ
プセル剤の中から随時所定個数のカプセル剤をサンプリ
ングして重量測定を行い、その測定結果から空カプセル
の重量を減算してカプセル内の薬剤充填量を算出し、そ
の結果によって品質管理を行うと共に充填工程を制御し
て充填量を調節することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の秤量方法では、カプセル内に充填された薬剤量を正
確に秤量することができずに若干の誤差を生じてしま
い、この誤差が薬剤の種類等によっては大きな問題を生
じる場合がある。
【0005】即ち、硬カプセル(ハードカプセルともい
う)はその大きさにより00号から5号までの7種類が
あるが、それぞれカプセル自体の重量及び薬剤充填量が
ある程度決まっており、例えば比較的汎用性の高い2号
カプセルの場合、カプセル重量が65mg/±3〜4m
gで、内部には粉末剤で250〜300mgの薬剤を充
填し得、通常はカプセルのボディー一杯に250〜30
0mgの薬剤が充填される。このようなカプセル剤を上
記秤量方法で秤量するとカプセル重量のバラツキ±3〜
4mgが補正されずに誤差となるが、このように2号カ
プセルに250〜300mgの薬剤を充填したカプセル
剤にあっては、誤差が充填薬剤の1%程度であり、通常
はほとんど問題となることはない。
【0006】しかし、ある種の治療用医薬製剤にあって
は、薬剤充填量が空カプセルの重量よりも少ない場合が
あり、例えば2号カプセルに20〜40mgの少量の薬
剤を充填することが行われ、この場合カプセル重量のバ
ラツキ±3〜4mgは薬剤の10%以上にも及び、単な
る誤差の範囲を大きく超えるものである。特に、医薬製
剤の場合には当然のことながら、その薬剤投与量が厳格
に管理されなければならず、10%もの誤差は大きな問
題となる。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、カプセルの重量誤差の影響を受けることなく、カプ
セル内の内容物充填量を正確に秤量することができ、し
かもカプセル充填効率を低下させたり、特に煩雑な操作
を要するようなことなく、カプセル充填工程に組み入れ
て充填量の管理・制御を行うことができ、特に内容薬剤
がカプセルサイズに比べて少量である少量充填カプセル
剤の製造に好適に採用されるカプセル剤の秤量方法、及
び、該秤量方法により内容物の充填量を管理・制御しな
がらカプセル充填操作を行うことができるカプセル充填
機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明のカプセ
ル剤の秤量方法は、上記目的を達成するため、キャップ
とボディーとを仮連結させた多数の空カプセルを連続的
に供給して、これら空カプセルをキャップを上にした正
立状態で配列し、該空カプセルのキャップとボディーと
を連続的に分離して前記ボディー内に内容物を充填した
後、前記キャップとボディーとを再び連結してカプセル
充填物を連続的に製造するに際し、内容物の充填量を管
理・制御するために、得られたカプセル充填物の中から
所定個数をサンプリングして重量を測定し、カプセル内
の内容物充填量を算出するカプセル充填物の秤量方法に
おいて、一定間隔或いは任意間隔で重量既知の空カプセ
ルを供給し、上記秤量時にこの重量既知の空カプセルに
内容物を充填したカプセル充填物を選択的にサンプリン
グして重量測定を行い、内容物の充填量を算出するよう
にしたものである。
【0009】即ち、本発明のカプセル剤の秤量方法によ
れば、カプセル充填物を製造するに際し、通常の空カプ
セルと共に予め重量測定を行って正確な重量がわかって
いる空カプセル又は重量測定により一定の基準重量にそ
ろえた空カプセル(例えば、所定基準値に対して±0.
5mgの範囲)を随時通常の空カプセル間に供給し、通
常の空カプセルに対してと同様にして内容物を充填し、
このカプセル充填物を選択的にサンプリングして重量測
定を行い、その測定値から既知の空カプセル重量分を減
算することによりカプセル内に充填された内容物の量を
正確に求めることができ、この測定値に基づいて充填量
の管理・制御を行うことにより、ほとんど誤差のない正
確な充填量のカプセル充填物を確実に得ることができる
ものである。
【0010】従って、通常250〜300mgの内容物
が充填される2号カプセル内に20〜30mgの薬剤を
少量充填するような場合でも、誤差を生じることなく又
はごく少ない誤差範囲で薬剤の充填量を管理・制御する
ことができ、カプセル剤の品質を向上させることができ
ると共に、充填不良の発生を可及的に防止して歩留まり
を向上させることができる。
【0011】また本発明は、上記秤量方法により充填量
の管理・制御を行うカプセル充填機として、キャップと
ボディーとを仮連結させた状態の空カプセルを連続的に
供給するカプセル供給手段と、該空カプセルをキャップ
を上にした正立状態で配列する方向規制手段と、配列さ
れたカプセル群を移送する移送手段と、空カプセルをキ
ャップとボディーとに分離するカプセル分離手段と、分
離したカプセルのボディー内に内容物を充填する充填手
段と、内容物充填後にカプセルのボディーとキャップと
を連結するカプセル連結手段と、得られたカプセル充填
物を回収する回収手段と、回収したカプセル充填物群か
ら所定数のカプセル充填物をサンプリングして、重量測
定を行う秤量手段とを具備してなり、カプセル供給手段
から空カプセルを連続的に供給し、これを方向規制手段
でキャップを上にした正立状態で配列し、これらカプセ
ル群を移送手段で各工程間を移送しながらカプセル分離
手段でカプセルをキャップとボディーとに分離し、充填
手段でボディー内に内容物を充填し、カプセル連結手段
でキャップとボディーとを連結してカプセル充填物を製
造し、回収手段で得られたカプセル充填物を回収すると
共に、秤量手段で所定数の充填物をサンプリングして、
そのサンプリングしたカプセル充填物の重量を秤量し、
該秤量値から空カプセル重量を減算して内容物の充填量
を算出し、その結果に基づいて内容物の充填量を管理・
制御するように構成されたカプセル充填機において、一
定間隔或いは任意間隔で重量既知の空カプセルを供給す
るサンプリングカプセル供給手段と、重量既知の空カプ
セルに内容物を充填したサンプリングカプセル充填物を
選択的にサンプリングするように上記秤量手段を制御す
るサンプリング制御手段とを付設したことを特徴とする
カプセル充填機を提供する。
【0012】このカプセル充填機は、上記の通り、カプ
セル供給手段でキャップとボディーとを仮連結した多数
の空カプセルを連続的に供給して、これらを方向規制手
段でキャップを上にした正立状態で配列し、移送手段で
各工程間を移送しながら該空カプセルのキャップとボデ
ィーとをカプセル分離手段で連続的に分離し、そのボデ
ィー内に充填手段で内容物を充填した後、上記キャップ
とボディーとをカプセル連結手段で再び連結してカプセ
ル充填物を連続的に製造し、これを回収手段で回収する
と共に、秤量手段で得られたカプセル充填物の中から所
定個数をサンプリングして重量を測定し、カプセル内の
内容物充填量を算出して、充填量の管理・制御を行うも
のである。
【0013】この場合、本発明充填機によれば、このよ
うにカプセル充填及び秤量を行うカプセル供給手段、方
向規制手段、移送手段、カプセル分離手段、充填手段、
カプセル連結手段、回収手段及び秤量手段に加えて、上
記サンプリングカプセル供給手段とサンプリング制御手
段とを付加したもので、これにより空カプセル重量のバ
ラツキに基づく充填量の測定誤差の発生を可及的に防止
することができる。
【0014】即ち、上記サンプリングカプセル供給手段
により、予め重量測定を行って正確な重量がわかってい
るサンプリングカプセル又は重量測定により一定の基準
重量にそろえたサンプリングカプセル(例えば、所定基
準値に対して±0.5mgの範囲)をカプセル供給手段
により供給される通常の空カプセル間に随時供給し、こ
のサンプリングカプセルに通常の空カプセルに対してと
同様に上記方向規制手段、移送手段、カプセル分離手
段、充填手段、カプセル連結手段及び回収手段を用いて
内容物を充填して回収すると共に、上記サンプリング制
御手段で秤量手段のサンプリング機構を制御して、この
サンプリングカプセル充填物を得られたカプセル充填物
群の中から選択的にサンプリングし、重量測定を行って
その測定値から既知の空カプセル重量分を減算すること
によりカプセル内に充填された内容物の量を求めるもの
である。これにより、空カプセルの重量のバラツキによ
る測定誤差を生じることなく、内容物充填量を正確に測
定することができ、この測定値に基づいて充填量の管理
・制御を行うことにより、ほとんど誤差のない正確な充
填量のカプセル充填物を確実に得ることができるもので
ある。
【0015】従って、本発明のカプセル充填機によれ
ば、通常250〜300mgの内容物が充填される2号
カプセル内に20〜30mgの薬剤を少量充填するよう
な場合でも、誤差を生じることなく又はごく少ない誤差
範囲で薬剤の充填量を管理・制御することができ、カプ
セル剤の品質を向上させることができると共に、充填不
良の発生を可及的に防止して歩留まりを向上させること
ができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図面を参照して
説明する。図1乃至図17は、本発明の一実施例にかか
る医薬用カプセル充填機を示すもので、この充填機は、
本発明の秤量方法によりカプセル内の薬剤充填量を秤量
し、該秤量値に基づいて薬剤充填量の管理・制御を行う
ように構成されたものである。
【0017】このカプセル充填機は、図1及び図2に示
されているように、モーター等の駆動源(図示せず)が
配設されていると共に、装置を制御操作する操作部11
を具備した基台1上に、カプセル供給部2、カプセル分
離部3、カプセル移送部4、薬剤充填部5、カプセル連
結部6及びカプセル回収部7が設けられ、更にカプセル
回収部7に付随して秤量部8が設けられたものである。
【0018】上記カプセル供給部2は、図3乃至図5に
示したように、キャップとボディーとを仮連結させた状
態の空カプセルを連続的に供給するホッパー21と、供
給ドラム23、方向規制ドラム24及び移し替えドラム
25からなる方向規制機構部22とを具備しており、ホ
ッパー21から空カプセルを連続的に方向規制機構部2
2に供給し、方向規制機構部22でこの空カプセルをキ
ャップを上にした正立状態に揃え、移送部4に引き渡す
ようになっている。
【0019】上記ホッパー21は、通常の空カプセル1
0を連続的に供給する主ホッパー(カプセル供給手段)
211と、予め重量測定を行って一定の重量に揃えたサ
ンプリングカプセル12を供給する小ホッパー(サンプ
リングカプセル供給手段)212とから構成されてい
る。小ホッパー212は、サンプリングカプセル12を
一列に並べて順次方向規制機構部22の供給ドラム23
に供給する供給管部213を有しており、この供給管部
213の中間部及び先端部にはそれぞれストッパー21
4及びシャッター215が設けられ、ストッパー214
とシャッター215との間に4個のサンプリングカプセ
ル12が収容されるようになっている(図3参照)。そ
して、この供給管部213の先端部は、供給ドラム23
の回転方向において主ホッパー211の手前側に位置し
ており、主ホッパー211による通常カプセル供給位置
の手前において、この供給管部213先端部からサンプ
リングカプセル12が供給ドラム23に供給されるよう
になっている。この場合、サンプリングカプセル12を
供給ドラム23に供給するためにシャッター215が開
くと、これに連動してストッパー214が閉じて4個以
上のサンプリングカプセルが投入されることが防止され
(図4,5参照)、4個のサンプリングカプセル12が
全て供給ドラム23に供給されると、再びシャッター2
15が閉じると共に、ストッパー214が開いてシャッ
ター215とストッパー214との間に4個のサンプリ
ングカプセル12が保持され(図3参照)、次の供給時
に備えるようになっている。
【0020】上記方向規制機構部22を構成する供給ド
ラム23には、カプセルが収容される36個の収容ポケ
ット231が周面部に周方向に沿って形成されており、
供給ドラム23が図中反時計回りに回転することによ
り、上記ホッパー21からカプセル10又は12がこの
収容ポケット231に順次供給収容されるようになって
いる。
【0021】この収容ポケット231は、カプセル1
0,12が入り易いようにその開口部周縁部の一部が回
転方向に広がった形状に形成されていると共に、供給ド
ラム23の径方向内側近傍に形成された吸引/吹き出し
穴232と連通した状態となっている。一方、この供給
ドラム23を支持している壁体(図示せず)には、吸引
部233,234及び吹き出し部235が設けられてお
り、吸引部233,234と上記吸引/吹き出し穴23
2とが一致した状態にあっては、収容ポケット231内
が吸引され、吹き出し部235と上記吸引/吹き出し穴
232とが一致した状態にあっては、収容ポケット23
1内に空気が吹き出すようになっている。更に、この供
給ドラム23の上下方向中間部から下側にかけてカプセ
ルの抜け落ちを防止する左右ガイド板236,236が
ドラム周面に沿って設けられており、供給ドラム23の
真下部分において、両ガイド板236,236間にカプ
セル排出用の間隙が設けられている。
【0022】また、方向規制ドラム24は、上記供給ド
ラム23より小径に形成されており、供給ドラム23の
下側にその周面が近接した状態に配設され、供給ドラム
23と同一の周面速度で供給ドラム23と反対方向(図
中時計回り方向)に回転するようになっている。この方
向規制ドラム24の周面部には、4個の方向規制ポケッ
ト241からなる3組の方向規制部がそれぞれ周方向に
沿って等間隔ずつ離間して設けられている。これら方向
規制ポケット241は、カプセルが横方向に収容される
略楕円状上部と、該上部の一端部に連通していると共
に、カプセルのキャップ部分は進入不可能でボディー部
分のみが進入可能な径に調整された底部とから構成され
ている。
【0023】この方向規制ポケット241の底部は、方
向規制ドラム24の径方向内側近傍に形成された吸引/
吹き出し穴242と連通した状態となっている。そし
て、上記供給ドラム23の場合と同様に、この方向規制
ドラム24を支持している壁体(図示せず)には、吸引
部243及び吹き出し部244が設けられており、吸引
部243と上記吸引/吹き出し穴242とが一致した状
態にあっては、方向規制ポケット241内が吸引され、
吹き出し部244と上記吸引/吹き出し穴242とが一
致した状態にあっては、方向規制ポケット241内に空
気が吹き出すようになっている。更に、この方向規制ド
ラム24の周面一側部(図中右側部)から下側にかけて
カプセルの抜け落ち防止及びカプセルの方向規制を行う
ガイド板245(方向規制体)が周面に沿って設けられ
ている。
【0024】更に、移し替えドラム25は、上記方向規
制ドラム24と同様に、供給ドラム23より小径に形成
されており、方向規制ドラム24の下側にその周面が近
接した状態に配設され、方向規制ドラム24と同一の周
面速度で方向規制ドラム24と反対方向(図中反時計回
り方向)に回転するようになっている。この移し替えド
ラム25の周面部には、4個の移し替えポケット251
からなる3組の移し替え部がそれぞれ周方向に沿って等
間隔ずつ離間して設けられている。
【0025】これら移し替えポケット251は、カプセ
ルが入り易いようにその開口部周縁の一部が反回転方向
に広がった形状に形成されていると共に、移し替えドラ
ム25の径方向内側近傍に形成された吸引/吹き出し穴
252と連通した状態となっている。一方、この移し替
えドラム25を支持している壁体(図示せず)には、吸
引部253及び吹き出し部254が設けられており、吸
引部253と上記吸引/吹き出し穴252とが一致した
状態にあっては、移し替えポケット251内が吸引さ
れ、吹き出し部254と上記吸引/吹き出し穴252と
が一致した状態にあっては、移し替えポケット251内
に空気が吹き出すようになっている。また、この移し替
えドラム25の周面一側部(図中左側部)から下側にか
けてカプセルの抜け落ちを防止するガイド板255が周
面に沿って設けられている。
【0026】上記ホッパー21と上記方向規制機構部2
2とからなるカプセル供給部2の動作について説明する
と、まずホッパー21の主ホッパー211又は小ホッパ
ー212から空カプセル10及びサンプリングカプセル
12が供給ドラム23の収容ポケット231に連続的に
供給収容される。この場合、供給ドラム23が図中反時
計回りに回転して、主ホッパー211又は小ホッパー2
12の供給管部213先端部から収容ポケット231に
順次カプセルが供給収容されるが、この時上記吸引部2
33と吸引/吹き出し穴232とが一致した状態になっ
て、収容ポケット231内が吸引され、この吸引力によ
り確実に主ホッパー211又は供給管部213からカプ
セルが収容ポケット231内に収容される。
【0027】この供給ドラム23の収容ポケット231
に収容されたカプセルは、供給ドラム23が回転するこ
とにより供給ドラム23の下側に運ばれ、方向規制ドラ
ム24の方向規制ポケット241に移し替えられる。こ
の時、供給ドラム23の吹き出し部235と上記吸引/
吹き出し穴232とが一致した状態になり、収容ポケッ
ト231から空気が吹き出して収容したカプセルを押し
出すと共に、方向規制ドラム24の吸引/吹き出し穴2
42が吸引部243と一致した状態となり、方向規制ポ
ケット241が吸引状態となって、カプセルを確実に受
け取るようになっている。
【0028】ここで、上記供給ドラム23には、36個
の収容ポケット231がドラム周面部に均一に設けられ
ているのに対し、方向規制ドラム24には4個の方向規
制ポケット241からなる3組の方向規制部がそれぞれ
周方向に沿って等間隔ずつ離間して設けられているだけ
である。このため、供給ドラム23の収容ポケット23
1に収容されたカプセルは4個おきに4個ずつ方向規制
ドラム24に移されることになり、ホッパー21から供
給ドラム23に供給されたカプセルは、供給ドラムの一
周目には方向規制ドラム24に移されることなく、再び
ホッパー21からの供給部を通過した後、2周目に方向
規制ドラム24へと移されるようになっている。従っ
て、ホッパー21からの供給時に収容ポケット231に
カプセルがうまく収容されず、空の状態の収容ポケット
231が生じたとしても、2回目にホッパー21からの
供給部を通過する際にこの空のポケットにカプセルが収
容され、このため方向規制ドラム24に空の方向規制ポ
ケット241を生じることなく、確実にカプセルが方向
規制ドラムに24供給される。
【0029】次に、方向規制ドラム24の方向規制ポケ
ット241に収容されたカプセルは、そのボディー側か
らポケット241内に進入した場合、該カプセルのボデ
ィーが方向規制ポケット241の底部にまで進入し、キ
ャップを上(ドラムの周面側)にした正立状態で方向規
制ポケット241内に完全に収容される。一方、キャッ
プ側からポケット241内に進入したカプセルは、キャ
ップの径がポケット底部の径よりも大きいために底部に
まで進入することができず、方向規制ドラム周面からボ
ディー部分を突出させた状態で方向規制ポケット241
に保持され、この状態で方向規制ドラム24が回転して
いくことにより、ドラム周面から突出したボディー部分
がガイド板245の一端部に当接し(図3のカプセル1
0a参照)、更に方向規制ドラム24が回転することに
より、このカプセル10aは、キャップ部を方向規制ド
ラム回転方向前方にして倒れた状態で方向規制ポケット
241の上部に収容保持される(図4のカプセル10a
参照)。
【0030】そして、このように方向規制ドラム24の
方向規制ポケット241に収容されカプセルは、移し替
えドラム25の移し替えポケット251に移されるが、
この場合も方向規制ドラム24の吹き出し部244と吸
引/吹き出し穴242とが一致した状態になり、方向規
制ポケット241から空気が吹き出して収容したカプセ
ルを押し出すと共に、移し替えドラム25の吸引/吹き
出し穴252が吸引部253と一致した状態となり、移
し替えポケット251が吸引状態となって、カプセルを
確実に受け取るようになっている。
【0031】このとき、ボディー部分が方向規制ポケッ
ト241の底部にまで進入して正立状態で方向規制ポケ
ット241に収容されていたカプセルは、そのままキャ
ップ側から移し替えポケット251内に進入し、ボディ
ー側を上(ドラム周面側)にした倒立状態で収容され、
また方向規制ポケット241の上部に倒れた状態で収容
されたカプセル(図4のカプセル10a参照)も、キャ
ップ部をドラム回転方向前方にした状態となっているの
で、キャップ側から移し替えポケット251内に進入
し、ボディー側を上(ドラム周面側)にした倒立状態で
収容される。従って、この移し替えドラム25に移され
たカプセルは全てボディー側を上(ドラム周面側)にし
た倒立状態で移し替えポケット251に収容される。
【0032】そして、この移し替えドラム25に移され
たカプセルは、該移し替えドラム25が回転することに
より下側へと移動し、移し替えドラム25の下方に配設
された往復差し替えユニット26の差し替えポケット2
61に移される。この場合、図6,7に示したように、
往復差し替えユニット26は移し替えドラム25の回転
運動に相応して図中右側に移動し、その差し替えポケッ
ト261に順次カプセルを収容していくが、このとき往
復差し替えユニット26の下側に配設された排気シュー
262により差し替えポケット261内が順次吸引され
ると共に、移し替えドラム25の吸引/吹き出し穴25
2が順次吹き出し部254と一致した状態となって、移
し替えポケット251からカプセルが順次押し出され、
確実に往復差し替えユニット26の差し替えポケット2
61内にカプセルが移される。
【0033】この場合、上述したように、移し替えドラ
ム25に移されたカプセルは全てボディー側を上(ドラ
ム周面側)にした倒立状態になっているので、全てボデ
ィー側から差し替えポケット261内に投入されて、該
差し替えポケット261内にキャップを上にした正立状
態で収容され、これにより4個のカプセルが全てキャッ
プを上にした正立状態で整列される。
【0034】なお、図面及び説明の便宜上、上記各ドラ
ム23,24,25の各ポケット231,241,25
1及び往復差し替えユニット26の差し替えポケット2
61はいずれも一列しか示していないが、同様のポケッ
トが各ドラム23,24,25の軸方向及びユニット2
6の幅方向(図中、前後方向)に7列形成されており、
各列において上記と同様の動作が行われるようになって
いる。
【0035】次いで、このように往復差し替えユニット
26に整列保持されたカプセル群は上記カプセル移送部
4(図1,2参照)に移される。
【0036】上記カプセル移送部4は、図9及び図10
に示したように、平板リング状の回転ディスク41と該
回転ディスク41の下側に配設された12個のボディー
収容体42とを具備している。上記回転ディスク41の
周縁部には、28個のキャップポケット411を4個ず
つ7列に並べた12組のキャップ収容部412が互いに
等間隔ずつ離間して形成されており、また上記ボディー
収容体42には上記キャップポケット411と対応して
28個のボディーポケット421が4個ずつ7列に並ら
んで形成されている。なお、図9中43は回転ディスク
41の中空部上面側を閉塞しているキャップ体である。
【0037】上記回転ディスク41は12回目の間歇回
転運動により一回転するようになっている(図9,10
では各回転角度ごとに1〜12の番号を付してある)。
また、上記ボディー収容体42は回転ディスク41と一
体に回転するリング状壁体47により回転ディスク41
と連結されており、回転ディスク41と同期して間歇回
転運動するようになっている。更に、図10に示されて
いるように、各ボディー収容体42にはそれぞれ押出し
シャフト44が連結されており、この押出しシャフト4
4の先端部が回転中心側に配設さた押出しカム溝45に
摺動可能に連結されている。これにより、押出しカム溝
45が回転角度3,4,5,6において、押出しシャフ
ト44を外方へと押出し、図9に示されているように、
ボディー収容体42が回転ディスク41の周縁から外方
へと突出するようになっている。
【0038】更に、各ボディー収容体42の下面側に
は、図11に示されているように、一対の昇降シャフト
46が連結されており、この昇降シャフト46は、基台
1上面に突設されたリング状壁体48(図6〜8参照)
の外周面に形成された昇降カム溝49に摺動可能に連結
されている。これにより、回転角度1,2及び7〜12
においては、昇降カム溝49が昇降シャフト46を上方
へと押し上げてボディー収容体42が回転ディスク41
の下面と密着した状態となり、回転角度3〜6において
は、昇降カム溝49が昇降シャフト46を下方へと引き
下げてボディー収容体42と回転ディスク41の下面と
が所定間隔離間した状態となる。従って、ボディー収容
体42は、回転角度3〜6において、上記押出しカム溝
45の作用により外方へ突出すると共に、上記昇降カム
溝49の作用により回転ディスク41の下面から下方へ
と離間した状態となるようになっている。なお、ボディ
ー収容体42が回転ディスク41の下面と密着した状態
となる回転角度1,2及び7〜12においては、回転デ
ィスク41のキャップポケット411とボディー収容体
42のボディーポケット421とが互いに連通した状態
となるようになっている。
【0039】このカプセル移送部4の回転ディスク41
及びボディー収容体42に、図9,10中の回転角度1
の位置において、上記カプセル供給部2で往復差し替え
ユニット26に整列配置したカプセル群が移し替えられ
る。即ち、図7,8に示されているように、カプセルA
B(以下、カプセルのキャップ部分をA、ボディー部分
をB、キャップとボディーとを連結した状態のカプセル
をABとする)が整列収容された往復差し替えユニット
26(図7参照)は、上記回転ディスク41上に移動し
て該回転ディスク41のキャップポケット411と往復
差し替えユニット26の差し替えポケット261とが一
致した状態となり、この状態でカプセルABが抜け落ち
ないように差し替えポケット261の下端開口部を空気
流通状態に閉塞していたシャッター27が開き、カプセ
ルABが回転ディスク41のキャップポケット411内
に投入される(図8参照)。
【0040】ここで、回転ディスク41のキャップポケ
ット411は、その下部が小径に形成されて、カプセル
ABのボディー部分Bは通過し得るが、キャップ部Aは
通過できないようになっている。そして、この状態でボ
ディー収容体42の下側に配設されたカプセル分離用排
気シュー(カプセル分離手段)31により、ボディー収
容体42のボディーポケット421内を吸引し、これに
よりカプセルABのボディーBがキャップAをキャップ
ポケット411内に残してボディーポケット421内に
吸引収容され、カプセルABがキャップAとボディーB
とに分離される(図8参照)。このように、カプセル移
送部4にカプセルABが受け渡されるとすぐに、該カプ
セルABがキャップAとボディーBとに分離されるよう
になっており、この回転角度1(図9参照)の部分がカ
プセル分離部3となっている。
【0041】このカプセル分離部3で分離されたキャッ
プAとボディーBとは、回転ディスク41及びボディー
収容体42が回転することにより、薬剤充填部5(図
1,2参照)へと移送される。なお、薬剤充填部5は、
図9中の回転角度4の位置に設置されている。
【0042】この薬剤充填部5は、図12に示したよう
に、調量円板51と、薬剤供給室52と、押し込みプラ
ンジャー53と、補助プランジャー54と、充填プラン
ジャー55とを具備している。
【0043】上記調量円板51には、その周縁部に薬剤
の充填量に応じた調量穴511が上記ボディー収容体4
2のボディーポケット421に対応して配置形成されて
いると共に、この調量円板51は上記回転ディスク41
及びボディー収容体42と同期的に間歇回転するように
なっている。そして、この調量円板51は、その一部
が、図9の回転角度4の位置にあるボディー収容体4
2、即ち回転ディスク41の外周縁から外方へ突出して
いると共に、回転ディスク41の下面から下方へと離間
した状態になっているボディー収容体42の上面に近接
するように配設されており、このとき上記調量穴511
とボディー収容体42のボディーポケット421とが互
いに連通した状態となるようになっている。
【0044】この調量円板51の上記ボディー収容体4
2と回転中心を挟んで対向する位置の周縁部上面側に
は、該調量円板51上面に近接して上記薬剤供給室52
が配設されている。この薬剤供給室52には、適宜な動
力により上下動する押し込みプランジャー53の先端側
が配置されており、このプランジャー53は下降するこ
とによりその先端部が調量円板51の調量穴511内に
進入するようになっている。また、薬剤供給室52には
薬剤供給管521の先端部が上壁を貫通して配置されて
おり、薬剤供給ホッパー(図示せず)からの粉末状薬剤
が該薬剤供給管521内に配設されたスクリュー軸52
2の回転により、この薬剤供給管521を通して薬剤供
給室52内に供給されるようになっている。そして、こ
の薬剤供給室52に供給された薬剤は、撹拌ブレード5
23が振動することにより常に均一にならされ、更にレ
ベルセンサー524で薬剤面を検知することにより、該
薬剤供給室52内に一定量の薬剤が常に保持されるよう
になっている。
【0045】この薬剤供給室52と調量円板51を挟ん
で対向する調量円板51下面側には、適宜な動力により
上下動する補助プランジャー54が配設されており、こ
の補助プランジャー54は上昇動することにより、その
先端部が調量円板51の調量穴511内に進入するよう
になっている。
【0046】また、上記充填プランジャー55は、調量
円板51の回転中心を挟んで上記薬剤供給室52と対向
する位置において、ボディー収容体42と連通した状態
にある調量穴511の上方に配設されており、適宜な動
力により上下動するようになっている。そして、この充
填プランジャー55は下降することにより、その先端部
が調量穴511内に進入するようになっている。
【0047】この薬剤充填部5で上記カプセル分離部3
でキャップとボディーとに分離したカプセルABのボデ
ィーB内に所定量の薬剤を充填する。この場合、まず上
記薬剤供給室52内に粉末状の充填薬剤を薬剤供給管5
21から供給して、該薬剤供給室52内を所定量の薬剤
で満たし、これを撹拌ブレード523で均一にならして
おく。
【0048】そして、図13に示したように、この状態
(A図)から押し込みプランジャー53を降下させて調
量円板51の調量穴511内に薬剤Cを押し込むと共
に、所定圧力で薬剤Cを圧縮して、円柱状の薬剤成形物
Dを成型した後(B図)、押し込みプランジャー53を
上昇させる(C図)。これらA〜C図の一連の動作の
間、補助プランジャー54は、その先端が調量穴511
の下端開口部と一致した状態となっており、この補助プ
ランジャー54先端により調量穴511の下端開口部が
閉塞された状態となっている。
【0049】次いで、上記A〜C図の工程が終了する
と、補助プランジャー54が所定量上昇してその先端部
が調量穴511内に進入し、薬剤成形物Dを所定量押し
上げることにより、該薬剤成形物Dの一部が調量円板5
1の上面から突出した状態となる(D図)。そして、補
助プランジャー54が降下してその先端部が調量穴51
1から抜け出た後調量円板51が回転し、この薬剤成形
物Dが充填セクション50(図12参照)に移送される
が、このとき調量円板51の上面から突出した薬剤成形
物Dの突出部が薬剤供給室52の周壁525(図12参
照)により削り取られ(E図)、これにより薬剤充填量
の微調節が行われる。即ち、(D図)の薬剤成形物押し
上げ工程の際に、補助プランジャー54の上昇量を調節
して薬剤成形物Dの突出量を調節することにより、薬剤
充填量を調節し得るようになっている。
【0050】調量円板51が回転することにより薬剤成
形物Dが充填セクション50(図12参照)に移送され
ると、充填プランジャー55が降下してその先端部が調
量穴511内に進入する。これにより、薬剤成形物Dが
調量円板51の下に位置したボディー収容体42のボデ
ィーポケット421内に落とし込まれ、該ボディーポケ
ット421内に保持されているカプセルボディーB内に
充填される(F図)。
【0051】ここで、上記調量円板51は、取替え可能
になっており、薬剤の充填量に応じた厚さを有する他の
調量円板と交換することにより、薬剤充填量を調節する
ことができるようになっており、このようにして充填量
を調節すると共に、上記図13(A)の工程における補
助プランジャー54の上昇量を調節することにより充填
量の微調節も行えるようになっている。
【0052】この薬剤充填部5で薬剤が充填されたカプ
セルのボディーB及びキャップAは、回転ディスク41
及びボディー収容体42が回転することにより、カプセ
ル連結部6(図1参照)へと移送され、このカプセル連
結部6で薬剤を充填したボディーBとキャップAとが連
結される。
【0053】上記カプセル連結部6は、図9で示した回
転角度8の位置に配設されたもので、図14に示したよ
うに、回転ディスク41の上面に近接して配設された押
え板61と、該押え板61と対向してボディー収容体4
2の下側に上下動可能に配設された連結プランジャー6
2とから構成されている。
【0054】そして、上記薬剤充填部5で薬剤が充填さ
れたカプセルボディーBとカプセルキャップAとがこの
カプセル連結部6に移送されて来ると(この時、ボディ
ー収容体42は回転ディスク41の下面に密着した状態
となっている)、連結プランジャー62が上昇してその
先端部がボディー収容体42のボディーポケット421
内に下側から進入する。これにより、ボディーポケット
421内のカプセルボディーBが押し上げられ、回転デ
ィスク41のキャップポケット411内に進入してその
上端(開口部側)がキャップポケット411内のキャッ
プA下端に当接し、更に連結プランジャー62が上昇す
ることによりボディーBと共にキャップAが押し上げら
れる。
【0055】そして、キャップAの上端が押え板61の
下面に当接して押さえられることにより、ボディーBの
上端部がキャップAの下端部内に押し込まれてキャップ
AとボディーBとが連結される。この状態で連結プラン
ジャー62は上昇限となり、その後連結プランジャー6
2が降下してその先端部がボディー収容体42のボディ
ーポケット421から退出し、初期状態に戻るようにな
っている。
【0056】このように、キャップAとボディーBとが
連結されたカプセルABは、ボディーB下端部がボディ
ー収容体42のボディーポケット421内に挿入された
状態で回転ディスク41のキャップポケット411内に
保持され、回転ディスク41及びボディー収容体42が
回転することにより、カプセル回収部7(図7参照)へ
と移送される。
【0057】上記カプセル回収部7は、図9に示した回
転角度10の位置に配設されており、図15に示したよ
うに、回転ディスク41の上面から基台1の外方に至る
四角箱状の回収管71と、ボディー収容体42の下側に
上下動可能に配設された押出しプランジャー72とを具
備している。
【0058】上記回収管71は、回転ディスク41の上
面に近接した底壁一端部に回転ディスク41のキャップ
ポケット411に対応した回収孔711が穿設されてい
ると共に、内部がこの回収孔711が形成された一端部
から他端部に向けて傾斜しており、回収孔711から回
収管71内に回収されたカプセルABが他端側に向けて
自重により流れていくようになっている。
【0059】また、上記押出しプランジャー72は、ボ
ディー収容体42のボディーポケット421に対応して
立設されており、上昇動することによりその先端側がボ
ディーポケット421及びキャップポケット411内を
通って回収管71の回収孔711の上端部まで、進入す
るようになっている。
【0060】この回収部7に薬剤が充填されたカプセル
ABが移送されて来ると、押出しプランジャー72が上
昇し、その先端がボディーポケット421内に進入して
カプセルABを押し上げ、ボディーポケット421及び
キャップポケット411内から該カプセルABを排出さ
せると共に、回収管71の回収孔711内に押し込み、
更にカプセルABを押し上げて回収管71内に排出す
る。その後、押出しプランジャー72は降下して、その
先端部が回収孔711、キャップポケット411及びボ
ディーポケット421から退出して初期状態に戻るよう
になっている。
【0061】上記回収管71に排出されたカプセルAB
は、自重により回収管71内を流れ、回収されるが、こ
のように回収されたカプセルABの内から所定個数のカ
プセルがサンプリングされ、この回収部7に付随して設
けられた秤量部8(図1参照)により秤量され、その結
果により薬剤充填量を管理、制御するようになってい
る。
【0062】即ち、上記回収管71は、図16に示した
ように、前方部が回収路712と秤量路713とに分か
れており、その分岐部分には流れてきたカプセルABを
回収路712と秤量路713とに振り分けるサンプリン
グフラップ714が回動可能に設けられている。このサ
ンプリングフラップ714は、常時は秤量路713を閉
じると共に、回収路712を開いた状態となっており、
流れてきたカプセルABを回収路712側へと流し、上
記カプセル供給部2の小ホッパー212から供給された
サンプリングカプセル12に薬剤が充填されたカプセル
12ABが流れてきたときに作動し、回収路712を閉
じると共に、秤量路713を開いてカプセル12ABを
秤量路713へと流すようになっている。なお、このサ
ンプリングフラップ714の動作は、コンピュータ(図
示せず)により制御され、シーケンサー(図示せず)で
タイミングをとることにより作動し(サンプリング制御
手段)、サンプリングカプセル12に薬剤が充填された
カプセル12ABを選択的に秤量路713側へと流すよ
うになっている。
【0063】そして、秤量路713側へと流されてサン
プリングされたカプセル12ABは、秤量部8へと移さ
れて1つずつ秤量され、その秤量値からサンプリングカ
プセル12の重量(予め測定され、正確な重量がわかっ
ている)を減算することにより薬物の充填量が算出され
る。
【0064】上記秤量部8は、図17に示したように、
秤量路731の先端部に連結されたカプセル落下装置8
1と、該落下装置81の下方に配設された天秤82と、
該天秤82とカプセル落下装置81との間に往復動可能
に配設された回収体83とを具備している。
【0065】上記カプセル落下装置81には、カプセル
が1つのみ通過できるカプセル通過穴811が設けられ
ていると共に、このカプセル通過穴811の中間部にお
いて該カプセル通過穴811を開閉するストッパー81
2が設けられており、かつカプセル通過穴811の下端
開口部には、該開口部を開閉するシャッター813が設
けられている。そして、上記秤量路713を流れてきた
カプセル12ABが一列にカプセル通過穴811に入っ
ていき、ストッパー812により一旦止められ、シャッ
ター813が閉じた状態でストッパー812が一旦開い
て1つのカプセル12ABがストッパー812とシャッ
ター813との間に保持され、次いでストッパー812
が閉じると共に、シャッター813が開いてカプセル1
2ABが1つだけ、回収体83の通過穴831を通って
天秤82上に落下する。その後シャッター813が閉じ
ると共に、ストッパー812が開き、再び次のカプセル
12ABがストッパー812とシャッター813との間
に保持されるようになっている。即ち、カプセル12A
Bを1つずつ確実に天秤82上に落すようになってい
る。
【0066】次いで、天秤82によりカプセル12AB
を1つずつ秤量し、薬剤充填量を求める。そして、秤量
完了後回収体83が一方向(図中左方向)にスライド動
し、秤量後のカプセル12ABが回収シュート84に落
とされ、回収されるようになっている。
【0067】次に、このカプセル充填機を用いてカプセ
ル剤を製造すると共に、本発明方法により品質管理を行
う際の動作及び操作について説明する。まず、常時はホ
ッパー21の主ホッパー211から通常の空カプセル1
0が連続的に供給され、この空カプセル10が上述の方
向規制機構部22によりキャップを上にした正立姿勢で
整列配置されて上記移送部4に渡されると共に、上記カ
プセル分離部3でキャップAとボディーBとに分離され
る。次いで、カプセル移送部4によりキャップAとボデ
ィーBとに分離されたカプセル10が移送されると共
に、薬剤充填部5でカプセルボディーB内に薬剤が充填
され、カプセル連結部6でキャップAとボディーBとが
連結されてカプセル剤が製造され、得られたカプセル剤
がカプセル回収部7で回収される。
【0068】この場合に、コンピューター制御により又
は手動切り替えによって一定間隔或いは任意間隔で上記
小ホッパー212から予め重量測定を行って一定の重量
にそろえたサンプリングカプセル12を供給する。この
サンプリングカプセル12は、通常の空カプセル10の
場合と同様に、方向制御され、キャップとボディーとに
分離され、薬剤が充填され、キャップとボディーとが連
結されてカプセル剤に製され、回収されるが、このサン
プリングカプセル剤12ABは、回収の際に上記サンプ
リングフラップ714が自動的に作動して秤量部8へと
送られ、秤量され、得られた秤量値から既知のカプセル
重量を減算して薬剤の充填量が求められる。
【0069】そして、求められた充填量により充填不足
や充填過多を判断し、品質管理を行うと共に、充填量の
不足や過多に応じて、コンピュータ制御により自動的
に、或いは手動により、上記薬剤充填部5での薬剤充填
工程における補助プランジャー54の上昇量(図13、
D図参照)を調節し、薬剤充填量を調節する。
【0070】このように、本実施例のカプセル充填機及
び秤量方法は、予め重量測定を行って正確な重量がわか
っているサンプリングカプセル又は重量測定により一定
の基準重量にそろえたサンプリングカプセル12(例え
ば、所定基準値に対して±0.5mgの範囲)を、主ホ
ッパー211から供給される通常の空カプセル10間に
随時小ホッパー212から供給し、このサンプリングカ
プセル12に通常の空カプセル10に対してと同様に上
記方向規制機構部22、カプセル分離部3、カプセル移
送部4、薬剤充填部5、カプセル連結部6及びカプセル
回収部7を用いて薬剤を充填し回収すると共に、コンピ
ュータ(サンプリング制御手段)を用いて自動的にサン
プリングフラップ714(サンプリング機構)を作動さ
せ、サンプリング用カプセル剤12ABを得られたカプ
セル剤群の中から選択的にサンプリングし、重量測定を
行ってその測定値から既知の空カプセル重量分を減算す
ることによりカプセル内に充填された薬剤の量を求める
ものである。これにより空カプセルの重量のバラツキに
よる測定誤差を生じることなく、薬剤充填量を正確に測
定することができ、この測定値に基づいて充填量の管理
・制御を行うことにより、ほとんど誤差のない正確な薬
剤充填量のカプセル剤を確実に得ることができる。
【0071】従って、このカプセル充填機及び秤量方法
によれば、通常250〜300mgの薬剤が充填される
2号カプセル内に20〜30mgの薬剤を少量充填する
ような場合でも、誤差を生じることなく又はごく少ない
誤差範囲で薬剤の充填を管理・制御することができ、カ
プセル剤の品質を向上させることができると共に、充填
不良の発生を可及的に防止して歩留まりを向上させるこ
とができる。
【0072】なお、本発明のカプセル充填物の秤量方法
及びカプセル充填装置は、上記実施例に限定されるもの
ではなく、通常カプセル及びサンプリングカプセルの供
給手段、方向規制手段、カプセル移送手段、薬剤充填手
段、カプセル回収手段、サンプリング手段及び秤量手段
等は、本発明の要旨を逸脱しないかぎり適宜変更するこ
とができる。また、本発明のカプセル充填物の秤量方法
及びカプセル充填装置は少量充填カプセル剤の製造、管
理に特に好適に採用されるものであるが、カプセル内一
杯に薬剤を充填する通常のカプセル剤を製造する場合に
も好適に採用される。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカプセル
充填物の秤量方法によれば、カプセルの重量誤差の影響
を受けることなく、カプセル内の内容物充填量を正確に
秤量することができ、しかもカプセル充填効率を低下さ
せたり、特に煩雑な操作を要することなく、カプセル充
填工程に組み入れて充填量の管理・制御を行うことがで
き、特に少量充填カプセル剤の製造に好適に採用され
る。
【0074】また本発明のカプセル充填機によれば、上
記本発明の秤量方法により内容物の充填量を管理しなが
らカプセル充填操作を行うことができ、カプセル剤の品
質を向上させることができると共に、充填不良の発生を
可及的に防止して歩留まりの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるカプセル充填機を示
す概略平面図である。
【図2】同充填機を示す概略側面図である。
【図3】同充填機のカプセル供給部を示す概略図であ
る。
【図4】同カプセル供給部を示す概略図である。
【図5】同カプセル供給部を示す概略図である。
【図6】同充填機のカプセル分離部を示す概略図であ
る。
【図7】同カプセル分離部を示す概略図である。
【図8】同カプセル分離部を示す概略図である。
【図9】同充填機のカプセル移送部を示す概略平面図で
ある。
【図10】同カプセル移送部を構成するボディー収容体
の機構を説明する概略平面図である。
【図11】同カプセル移送部を構成するボディー収容体
の機構を説明する概略展開図である。
【図12】同充填機の薬剤充填部を示す概略図である。
【図13】同薬剤充填部での薬剤充填工程をA図からF
図に順次説明する説明図である。
【図14】同充填機のカプセル連結部を示す概略図であ
る。
【図15】同充填機のカプセル回収部を示す概略図であ
る。
【図16】同カプセル回収部のサンプリング機構部を示
す概略斜視図である。
【図17】同充填機の秤量部を示す概略図である。
【符号の説明】
1 基台 11 操作部 10 空カプセル 12 サンプリングカプセル 12AB サンプリングカプセル剤(サンプリングカ
プセル充填物) 2 カプセル供給部 21 ホッパー(カプセル供給手段) 211 主ホッパー 212 小ホッパー(サンプリングカプセル供給手
段) 22 方向規制機構部(方向規制手段) 23 供給ドラム 24 方向規制ドラム 245 ガイド板(方向規制体) 25 移し替えドラム 26 往復差し替えユニット 3 カプセル分離部(カプセル分離手段) 31 カプセル分離用排気シュー 4 カプセル移送部(移送手段) 41 回転ディスク 411 キャップポケット 412 キャップ収容部 42 ボディー収容体 421 ボディーポケット 5 薬剤充填部(充填手段) 51 調量円板 511 調量穴 52 薬剤供給室 53 押し込みプランジャー 54 補助プランジャー 55 充填プランジャー 6 カプセル連結部(カプセル連結手段) 61 押え板 62 連結プランジャー 7 カプセル回収部(回収手段) 71 回収管 711 回収孔 712 回収路 713 秤量路 714 サンプリングフラップ 72 押出しプランジャー 8 秤量部(秤量手段) 81 カプセル落下装置 82 天秤 83 回収体 84 回収シュート A キャップ B ボディー AB キャップとボディーとを連結した状態のカプセ
ル C 薬剤 D 薬剤成形物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャップとボディーとを仮連結させた多
    数の空カプセルを連続的に供給して、これら空カプセル
    をキャップを上にした正立状態で配列し、該空カプセル
    のキャップとボディーとを連続的に分離して前記ボディ
    ー内に内容物を充填した後、前記キャップとボディーと
    を再び連結してカプセル充填物を連続的に製造するに際
    し、内容物の充填量を管理・制御するために、得られた
    カプセル充填物の中から所定個数をサンプリングして重
    量を測定し、カプセル内の内容物充填量を算出するカプ
    セル充填物の秤量方法において、一定間隔或いは任意間
    隔で重量既知の空カプセルを供給し、上記秤量時にこの
    重量既知の空カプセルに内容物を充填したカプセル充填
    物を選択的にサンプリングして重量測定を行い、内容物
    の充填量を算出することを特徴とするカプセル充填物の
    秤量方法。
  2. 【請求項2】 キャップとボディーとを仮連結させた状
    態の空カプセルを連続的に供給するカプセル供給手段
    と、該空カプセルをキャップを上にした正立状態で配列
    する方向規制手段と、配列されたカプセル群を移送する
    移送手段と、空カプセルをキャップとボディーとに分離
    するカプセル分離手段と、分離したカプセルのボディー
    内に内容物を充填する充填手段と、内容物充填後にカプ
    セルのボディーとキャップとを連結するカプセル連結手
    段と、得られたカプセル充填物を回収する回収手段と、
    回収したカプセル充填物群から所定数のカプセル充填物
    をサンプリングして、重量測定を行う秤量手段とを具備
    してなり、カプセル供給手段から空カプセルを連続的に
    供給し、これを方向規制手段でキャップを上にした正立
    状態で配列し、これらカプセル群を移送手段で各工程間
    を移送しながらカプセル分離手段でカプセルをキャップ
    とボディーとに分離し、充填手段でボディー内に内容物
    を充填し、カプセル連結手段でキャップとボディーとを
    連結してカプセル充填物を製造し、回収手段で得られた
    カプセル充填物を回収すると共に、秤量手段で所定数の
    充填物をサンプリングして、そのサンプリングしたカプ
    セル充填物の重量を秤量し、該秤量値から空カプセル重
    量を減算して内容物の充填量を算出し、その結果に基づ
    いて内容物の充填量を管理・制御するように構成された
    カプセル充填機において、一定間隔或いは任意間隔で重
    量既知の空カプセルを供給するサンプリングカプセル供
    給手段と、重量既知の空カプセルに内容物を充填したサ
    ンプリングカプセル充填物を選択的にサンプリングする
    ように上記秤量手段を制御するサンプリング制御手段と
    を付設したことを特徴とするカプセル充填機。
  3. 【請求項3】 周面部に多数のカプセル収容ポケットが
    形成された供給ドラムと、上部がカプセルを横向きに収
    容し得る略楕円形状に形成されていると共に、底部がカ
    プセルのボディーのみが進入可能な径に形成された方向
    規制ポケットが、周面部に形成された方向規制ドラム
    と、該方向規制ドラムの周面に近接して配設された方向
    規制体と、周面部に上記方向規制ポケットに対応した移
    し替えポケットが形成された移し替えドラムとを具備し
    てなり、空カプセル供給用のホッパーから、回転する上
    記供給ドラムのカプセル収容ポケットに連続的にカプセ
    ルを供給し、このカプセルを回転する上記方向規制ドラ
    ムの方向規制ポケットに順次差し替え、このときキャッ
    プ側から方向規制ポケットに進入して、方向規制ポケッ
    トの底部にまで到達せずにそのボディー側がドラム周面
    から突出した状態となっているカプセルの該突出部を上
    記方向規制体に当接させて該カプセルを倒すことによ
    り、方向規制ポケット上部にキャップ側を回転方向に向
    けて横向きに収容し、この方向規制ドラムから上記移し
    替えドラムの移し替えポケットに全てのカプセルをキャ
    ップ側から挿入して差し替え、この移し替えドラムの移
    し替えポケットからカプセルを順次排出して配列するこ
    とにより、全てのカプセルをキャップを上にした正立状
    態で配列するようにした方向規制手段を有するカプセル
    充填機において、上記ホッパーによる供給ドラムへの空
    カプセル供給位置より該ドラムの回転方向手前側に重量
    既知のサンプリングカプセルを供給するサンプリングカ
    プセル供給用ホッパーを配設し、該サンプリングカプセ
    ル供給用ホッパーから一定間隔あるいは任意間隔で、所
    定個数のサンプリングカプセルを上記供給ドラムに供給
    するように構成した請求項2記載のカプセル充填機。
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