JPH06297811A - シリアルプリンタ - Google Patents
シリアルプリンタInfo
- Publication number
- JPH06297811A JPH06297811A JP5088260A JP8826093A JPH06297811A JP H06297811 A JPH06297811 A JP H06297811A JP 5088260 A JP5088260 A JP 5088260A JP 8826093 A JP8826093 A JP 8826093A JP H06297811 A JPH06297811 A JP H06297811A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- pair
- print head
- temperature
- subcarrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】スループットが向上するシリアルプリンタを提
供する。 【構成】このシリアルプリンタは、印字ヘッド2を搭載
するキャリア3と、このキャリア3を搭載しプラテン1
の中心軸と平行に案内するシャフト4と、キャリア3を
プラテン1の中心軸に沿って往復運動せしめるキャリア
駆動手段5とを備える。また、キャリア3の両端に在り
シャフト4に案内されその上部の側面が印字ヘッド2に
近接または当接するキャリア3とそれぞれ着脱自在な一
対のサブキャリア6および7と、この一対のサブキャリ
ア6および7の左右の最大到達位置に送風方向を有する
一対のファン12と、一対のサブキャリア6および7の
上部に一端が印字ヘッド2に近接または当接する複数の
熱伝導性に優れるヒートパイプ8と、一対のサブキャリ
ア6および7のそれぞれ上部の印字ヘッド2に近接また
は当接する側面の近傍に設けられる温度検出素子9とを
備える。
供する。 【構成】このシリアルプリンタは、印字ヘッド2を搭載
するキャリア3と、このキャリア3を搭載しプラテン1
の中心軸と平行に案内するシャフト4と、キャリア3を
プラテン1の中心軸に沿って往復運動せしめるキャリア
駆動手段5とを備える。また、キャリア3の両端に在り
シャフト4に案内されその上部の側面が印字ヘッド2に
近接または当接するキャリア3とそれぞれ着脱自在な一
対のサブキャリア6および7と、この一対のサブキャリ
ア6および7の左右の最大到達位置に送風方向を有する
一対のファン12と、一対のサブキャリア6および7の
上部に一端が印字ヘッド2に近接または当接する複数の
熱伝導性に優れるヒートパイプ8と、一対のサブキャリ
ア6および7のそれぞれ上部の印字ヘッド2に近接また
は当接する側面の近傍に設けられる温度検出素子9とを
備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリアルプリンタに関
し、特に印字ワイヤを使用したインパクト方式のシリア
ルプリンタに関する。
し、特に印字ワイヤを使用したインパクト方式のシリア
ルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシリアルプリンタは、複
数個のプリントワイヤにて文字記号等を印字する印字ヘ
ッドを使用して小型で明朝体の印字が可能なプリンタが
数多く開発されている。従来この種のシリアルプリンタ
に使用する印字ヘッドのプリントワイヤの駆動手段は磁
気吸引力を利用する稼働部を有する電磁式印字ヘッドが
多く採用されている。また、最近では圧電素子利用の圧
電型印字ヘッドの開発も精力的に行なわれているが、製
品の安定性,信頼性および製造原価の面で難点があり現
状では実施例が少ない。現時点では電磁式印字ヘッドが
シリアルプリンタの印字手段の大多数を占めている。
数個のプリントワイヤにて文字記号等を印字する印字ヘ
ッドを使用して小型で明朝体の印字が可能なプリンタが
数多く開発されている。従来この種のシリアルプリンタ
に使用する印字ヘッドのプリントワイヤの駆動手段は磁
気吸引力を利用する稼働部を有する電磁式印字ヘッドが
多く採用されている。また、最近では圧電素子利用の圧
電型印字ヘッドの開発も精力的に行なわれているが、製
品の安定性,信頼性および製造原価の面で難点があり現
状では実施例が少ない。現時点では電磁式印字ヘッドが
シリアルプリンタの印字手段の大多数を占めている。
【0003】この電磁式印字ヘッドの欠点はコイルから
発生するジュール熱による印字ヘッドの温度上昇であ
る。印字ヘッドが非常に高温になる場合には印字ヘッド
のコイルの被覆材料が焼損し短絡するおそれがある。そ
れを防止するために、印字ヘッド内部に温度検出素子が
設けられ、印字ヘッドが在る設定温度以上になると、プ
リンタは印字を停止するか、あるいは改行時に適宜休憩
時間を入れる等の制御がなされている。
発生するジュール熱による印字ヘッドの温度上昇であ
る。印字ヘッドが非常に高温になる場合には印字ヘッド
のコイルの被覆材料が焼損し短絡するおそれがある。そ
れを防止するために、印字ヘッド内部に温度検出素子が
設けられ、印字ヘッドが在る設定温度以上になると、プ
リンタは印字を停止するか、あるいは改行時に適宜休憩
時間を入れる等の制御がなされている。
【0004】この状況を図面を用いて説明する。図11
は、印字されるパターンのデューティを示したものであ
る。時刻t0 まではかなりの高い印字デューティが続
き、t0 以降は低い印字デューティになるものとする。
この場合の印字ヘッド温度の変化を模式的に示したもの
が図12である。印字ヘッド温度は印字開始とともに上
昇し、或る時刻t1 にて設定温度θcrに達する。ここ
で更に多少の温度上昇が見られ(これをオーバーシュー
トと言う)、時刻t2 から印字は休憩となる。休憩の後
時刻t3 から印字ヘッドは1行印字を行うが、この印字
動作中のジュール熱発生により、印字ヘッド温度は再び
設定温度θcrを上回る。従って、この印字動作後の時
刻t4 にて再び印字ヘッドは休憩に入る。以上の動作が
印字デューティが高い間は繰り返される。時刻t0 後、
印字デューティは低くなるので印字ヘッド温度は徐々に
下降し、ある温度に漸近する。以上の様な動作を行うと
き、出力として得られる印字数を概念的に表したのが図
13である。印字ヘッドがはじめて休憩に入る時刻t2
までは印字数は直線的に増加する。休憩中である時刻t
2 からt3 までは印字数は増加しないから、グラフの直
線は横軸に平行となる。以降は時刻t0 までは印字数は
印字中増加し、休憩中横ばいとなる折れ線を描き、印字
数は漸次増加する。時刻t0 以降は再び印字数は直線的
な増加となる。ここで印字中同一印字速度であれば、折
れ線中の増加する部分は全て平行である。
は、印字されるパターンのデューティを示したものであ
る。時刻t0 まではかなりの高い印字デューティが続
き、t0 以降は低い印字デューティになるものとする。
この場合の印字ヘッド温度の変化を模式的に示したもの
が図12である。印字ヘッド温度は印字開始とともに上
昇し、或る時刻t1 にて設定温度θcrに達する。ここ
で更に多少の温度上昇が見られ(これをオーバーシュー
トと言う)、時刻t2 から印字は休憩となる。休憩の後
時刻t3 から印字ヘッドは1行印字を行うが、この印字
動作中のジュール熱発生により、印字ヘッド温度は再び
設定温度θcrを上回る。従って、この印字動作後の時
刻t4 にて再び印字ヘッドは休憩に入る。以上の動作が
印字デューティが高い間は繰り返される。時刻t0 後、
印字デューティは低くなるので印字ヘッド温度は徐々に
下降し、ある温度に漸近する。以上の様な動作を行うと
き、出力として得られる印字数を概念的に表したのが図
13である。印字ヘッドがはじめて休憩に入る時刻t2
までは印字数は直線的に増加する。休憩中である時刻t
2 からt3 までは印字数は増加しないから、グラフの直
線は横軸に平行となる。以降は時刻t0 までは印字数は
印字中増加し、休憩中横ばいとなる折れ線を描き、印字
数は漸次増加する。時刻t0 以降は再び印字数は直線的
な増加となる。ここで印字中同一印字速度であれば、折
れ線中の増加する部分は全て平行である。
【0005】このように印字中に休憩時間がある場合に
は、印字数の増加は小さく、いわゆるスループットが低
下する。一般に温度の変化は熱容量の増大により低下す
るので、例えば印字ヘッドの重量を大きくして熱容量を
大きくする対策が考えられる。この場合の印字ヘッド温
度および印字数の状態を図12および図13に破線で示
す。印字ヘッド温度の上昇が鈍化するので、設定温度θ
crに達する迄の時間は長くなる。従って、高デューテ
ィの期間が短い場合にはこの対策は有効である。しか
し、この期間が長い場合には、印字ヘッドの休憩が必要
となる。この場合印字ヘッドの熱容量が大きいため休憩
時間が長くなり、全体の印字数は大きくは改善されな
い。
は、印字数の増加は小さく、いわゆるスループットが低
下する。一般に温度の変化は熱容量の増大により低下す
るので、例えば印字ヘッドの重量を大きくして熱容量を
大きくする対策が考えられる。この場合の印字ヘッド温
度および印字数の状態を図12および図13に破線で示
す。印字ヘッド温度の上昇が鈍化するので、設定温度θ
crに達する迄の時間は長くなる。従って、高デューテ
ィの期間が短い場合にはこの対策は有効である。しか
し、この期間が長い場合には、印字ヘッドの休憩が必要
となる。この場合印字ヘッドの熱容量が大きいため休憩
時間が長くなり、全体の印字数は大きくは改善されな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来のシリアルプ
リンタは印字ヘッドが高温となり、設定温度に達する場
合には、スループットが低下する。コイル被服材の材料
を変更し設定温度を高く設定したり、印字ヘッドにフィ
ンを追加する等の対策が既にとられているが、技術的な
限界には達しており、一層のスループット向上は困難で
ある。
リンタは印字ヘッドが高温となり、設定温度に達する場
合には、スループットが低下する。コイル被服材の材料
を変更し設定温度を高く設定したり、印字ヘッドにフィ
ンを追加する等の対策が既にとられているが、技術的な
限界には達しており、一層のスループット向上は困難で
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のシリアルプリン
タは、印字ヘッドを搭載するキャリアと、このキャリア
を搭載しこのキャリアをプラテンに近接しかつ前記プラ
テンの中心軸と平行に案内するシャフトと、前記キャリ
アを前記プラテンの中心軸に沿って往復運動せしめるキ
ャリア駆動手段と、前記キャリアの両端に在り前記シャ
フトに案内されその上部の側面が前記印字ヘッドに近接
または当接する前記キャリアとそれぞれ着脱自在な一対
のサブキャリアとを備える。
タは、印字ヘッドを搭載するキャリアと、このキャリア
を搭載しこのキャリアをプラテンに近接しかつ前記プラ
テンの中心軸と平行に案内するシャフトと、前記キャリ
アを前記プラテンの中心軸に沿って往復運動せしめるキ
ャリア駆動手段と、前記キャリアの両端に在り前記シャ
フトに案内されその上部の側面が前記印字ヘッドに近接
または当接する前記キャリアとそれぞれ着脱自在な一対
のサブキャリアとを備える。
【0008】また、本発明のシリアルプリンタは、前記
一対のサブキャリアの左右の最大到達位置に送風方向を
有する一対のファンを備える。
一対のサブキャリアの左右の最大到達位置に送風方向を
有する一対のファンを備える。
【0009】さらに、本発明のシリアルプリンタは、前
記一対のサブキャリアの上部に一端が前記印字ヘッドに
近接または当接する複数の熱伝導性に優れるヒートパイ
プを備える。
記一対のサブキャリアの上部に一端が前記印字ヘッドに
近接または当接する複数の熱伝導性に優れるヒートパイ
プを備える。
【0010】さらに、本発明のシリアルプリンタは、前
記キャリアの左右両端近傍に切欠をそれぞれ備え、前記
一対のサブキャリアの前記切欠に相対する端部に一端が
接合され他端は前記キャリア方向に配置され、この他端
に前記キャリアの前記切欠形状に合致する凸状部分を有
するバイメタルからなるジョイントを備える。
記キャリアの左右両端近傍に切欠をそれぞれ備え、前記
一対のサブキャリアの前記切欠に相対する端部に一端が
接合され他端は前記キャリア方向に配置され、この他端
に前記キャリアの前記切欠形状に合致する凸状部分を有
するバイメタルからなるジョイントを備える。
【0011】さらに、本発明のシリアルプリンタは、前
記一対のサブキャリアのそれぞれ上部の前記印字ヘッド
に近接または当接する側面の近傍に温度検出素子を設け
ることを特徴とする。
記一対のサブキャリアのそれぞれ上部の前記印字ヘッド
に近接または当接する側面の近傍に温度検出素子を設け
ることを特徴とする。
【0012】さらに、本発明のシリアルプリンタは、前
記キャリアの左右両端近傍に切欠をそれぞれ備え、前記
一対のサブキャリアの前記切欠に相対する端部に一端が
接合され他端は前記キャリア方向に配置され、この他端
に前記キャリアの前記切欠形状に合致する凸状部分を有
するレバーと、前記一対のサブキャリアの上縁部に搭載
され稼働部が前記レバーの中辺部に回動自在に設けられ
るソレノイドとを備える。
記キャリアの左右両端近傍に切欠をそれぞれ備え、前記
一対のサブキャリアの前記切欠に相対する端部に一端が
接合され他端は前記キャリア方向に配置され、この他端
に前記キャリアの前記切欠形状に合致する凸状部分を有
するレバーと、前記一対のサブキャリアの上縁部に搭載
され稼働部が前記レバーの中辺部に回動自在に設けられ
るソレノイドとを備える。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の常温時の正面図,図2は
この実施例の高温時の正面図である。図1を参照する
と、この実施例のシリアルプリンタは、プラテン1に対
向した印字ヘッド2と、この印字ヘッド2を搭載したキ
ャリア3と、キャリア3を案内するシャフト4と、キャ
リア3をプラテン1に沿って往復運動せしめるキャリア
移動手段5と、キャリア3の両端にありシャフト4に案
内される左サブキャリア6と右サブキャリア7とを有し
てる。左サブキャリア6上部の左サブキャリア上部6a
と右サブキャリア7上部の右サブキャリア上部7aとの
印字ヘッド2に相対する面は、印字ヘッド2に近接また
は当接しており、温度検出素子9と複数個の熱伝導の良
いヒートパイプ8が搭載されている。キャリア3の両端
の上縁部には切欠10が設けられており、左サブキャリ
ア6および右サブキャリア7の上縁部にはジョイント1
1が配設されており、ジョイント11の先端の凸部が切
欠10に合致しており、左サブキャリア6,キャリア3
および右サブキャリア7は一体にして往復運動をするよ
うになっている。このとき印字ヘッド2はコイルのジュ
ール熱により温度が上昇するが、近接または当接する左
サブキャリア上部6aおよび右サブキャリア7aへ熱は
伝達される。従って印字ヘッド2の温度上昇は従来のプ
リンタの印字ヘッドの温度上昇よりは、ゆっくりしたも
のとなる。また、ヒートパイプ8が設けられているた
め、外界への熱の拡散の程度も大きいものとなってい
る。しかし、高い印字デューティが長時間継続する場合
には印字ヘッドは設定温度に到達する。この時、ジョイ
ント11が変形し、ジョイント11先端の凸部は切欠1
0から離れる。従って図2に示すように左サブキャリア
6と右サブキャリア7は、キャリア3の往復運動から切
り離され、それぞれ左右の端に停止する。この時、左サ
ブキャリア6と右サブキャリア7とはファン12の真上
に位置するため、強制冷却が行なわれる。或る程度の時
間が経過すると左サブキャリア6と右サブキャリア7の
温度は低下し、ジョイント11は初期の形状への復帰す
る。従ってキャリア3の移動に伴い、左サブキャリア
6,キャリア3および右サブキャリア7は再び一体とな
り図1の状態に戻る。印字ヘッド2は依然として高温で
あるが、左サブキャリア6aおよび右サブキャリア7a
は低温となっているために速やかに熱伝達が行なわれ印
字ヘッド2の温度は低下し設定温度を下回り、印字ヘッ
ドは休憩なしに印字動作を続けることになる。この実施
例では以上の動作が繰り返される。
る。図1は本発明の一実施例の常温時の正面図,図2は
この実施例の高温時の正面図である。図1を参照する
と、この実施例のシリアルプリンタは、プラテン1に対
向した印字ヘッド2と、この印字ヘッド2を搭載したキ
ャリア3と、キャリア3を案内するシャフト4と、キャ
リア3をプラテン1に沿って往復運動せしめるキャリア
移動手段5と、キャリア3の両端にありシャフト4に案
内される左サブキャリア6と右サブキャリア7とを有し
てる。左サブキャリア6上部の左サブキャリア上部6a
と右サブキャリア7上部の右サブキャリア上部7aとの
印字ヘッド2に相対する面は、印字ヘッド2に近接また
は当接しており、温度検出素子9と複数個の熱伝導の良
いヒートパイプ8が搭載されている。キャリア3の両端
の上縁部には切欠10が設けられており、左サブキャリ
ア6および右サブキャリア7の上縁部にはジョイント1
1が配設されており、ジョイント11の先端の凸部が切
欠10に合致しており、左サブキャリア6,キャリア3
および右サブキャリア7は一体にして往復運動をするよ
うになっている。このとき印字ヘッド2はコイルのジュ
ール熱により温度が上昇するが、近接または当接する左
サブキャリア上部6aおよび右サブキャリア7aへ熱は
伝達される。従って印字ヘッド2の温度上昇は従来のプ
リンタの印字ヘッドの温度上昇よりは、ゆっくりしたも
のとなる。また、ヒートパイプ8が設けられているた
め、外界への熱の拡散の程度も大きいものとなってい
る。しかし、高い印字デューティが長時間継続する場合
には印字ヘッドは設定温度に到達する。この時、ジョイ
ント11が変形し、ジョイント11先端の凸部は切欠1
0から離れる。従って図2に示すように左サブキャリア
6と右サブキャリア7は、キャリア3の往復運動から切
り離され、それぞれ左右の端に停止する。この時、左サ
ブキャリア6と右サブキャリア7とはファン12の真上
に位置するため、強制冷却が行なわれる。或る程度の時
間が経過すると左サブキャリア6と右サブキャリア7の
温度は低下し、ジョイント11は初期の形状への復帰す
る。従ってキャリア3の移動に伴い、左サブキャリア
6,キャリア3および右サブキャリア7は再び一体とな
り図1の状態に戻る。印字ヘッド2は依然として高温で
あるが、左サブキャリア6aおよび右サブキャリア7a
は低温となっているために速やかに熱伝達が行なわれ印
字ヘッド2の温度は低下し設定温度を下回り、印字ヘッ
ドは休憩なしに印字動作を続けることになる。この実施
例では以上の動作が繰り返される。
【0014】図3はこの実施例の左サブキャリア6の斜
視図である。図3を図1に併せて参照してサブキャリア
について詳述する。印字ヘッド3(図示せず)に相対す
る面は印字ヘッド3の形状と概略相似しており、左サブ
キャリア6とキャリア3とが合体している時には印字ヘ
ッド3に近接または当接する。また、温度検出素子9は
この印字ヘッド2に相対する面の近傍に配してある。ヒ
ートパイプ8は左サブキャリア上部6aに複数個配設さ
れている。
視図である。図3を図1に併せて参照してサブキャリア
について詳述する。印字ヘッド3(図示せず)に相対す
る面は印字ヘッド3の形状と概略相似しており、左サブ
キャリア6とキャリア3とが合体している時には印字ヘ
ッド3に近接または当接する。また、温度検出素子9は
この印字ヘッド2に相対する面の近傍に配してある。ヒ
ートパイプ8は左サブキャリア上部6aに複数個配設さ
れている。
【0015】図4は本発明の第1の実施例の常温時のキ
ャリア付近の拡大図である。図4を図1に併せて参照し
て、この実施例の切欠10およびジョイント11の詳細
な説明を行う。ジョイント11は右サブキャリア7の上
縁部に基部を接合され、先端はキャリア3の上縁方向へ
延びているバイメタルからなる部材で、先端には凸部1
1aが設けられている。キャリア3の端部近傍の上縁部
には切欠10が設けられている。この切欠10の切欠形
状と凸部11aは互いに合致するようになっており、常
温時にはジョイント11によりキャリア3と右サブキャ
リア7とは一体とされている。この状況はキャリア3と
左サブキャリア6とでも同様なものとする。
ャリア付近の拡大図である。図4を図1に併せて参照し
て、この実施例の切欠10およびジョイント11の詳細
な説明を行う。ジョイント11は右サブキャリア7の上
縁部に基部を接合され、先端はキャリア3の上縁方向へ
延びているバイメタルからなる部材で、先端には凸部1
1aが設けられている。キャリア3の端部近傍の上縁部
には切欠10が設けられている。この切欠10の切欠形
状と凸部11aは互いに合致するようになっており、常
温時にはジョイント11によりキャリア3と右サブキャ
リア7とは一体とされている。この状況はキャリア3と
左サブキャリア6とでも同様なものとする。
【0016】図5はこの実施例の高温時のキャリア付近
の拡大図である。図5を図1,図2および図4に併せて
参照してこの実施例の動作について説明する。常温時に
はキャリア移動手段5により左サブキャリア6,キャリ
ア3および右サブキャリア7はジョイント11で一体と
なって往復運動を行い、印字動作を行う。このとき印字
ヘッド2はコイルのジュール熱により温度が上昇する
が、近接または当接する左サブキャリア上部6aおよび
右サブキャリア7aへ熱は伝達される。従って印字ヘッ
ド2の温度上昇は従来のプリンタの印字ヘッドの温度上
昇よりは、ゆっくりしたものとなる。また、ヒートパイ
プ8が設けられているため、外界への熱の拡散の程度も
大きいものとなっている。しかし、高い印字デューティ
が長時間継続する場合には印字ヘッドは設定温度に到達
する。この時、図5に示すようにバイメタルからなるジ
ョイント11は変形し、凸部11aは切欠10から離れ
る。従って図2に示すように左サブキャリア6と右サブ
キャリア7は、キャリア3の往復運動から切り離され、
それぞれ左右の端に停止する。この時、左サブキャリア
6と右サブキャリア7とはファン12の真上に位置する
ため、強制冷却が行なわれる。この段階では印字ヘッド
2は印字中に適宜休憩をとっており、スループットは低
下している。この時のスループットは従来のプリンタと
同一である。或る程度の時間が経過すると左サブキャリ
ア6と右サブキャリア7の温度は低下し、バイメタルよ
りなるジョイント11は図4に示すように初期の形状へ
の復帰する。従ってキャリ3の移動に伴い切欠10と凸
部11aとは再び合致し、左サブキャリア6,キャリア
3および右サブキャリア7は再び一体となり図1の状態
に戻る。印字ヘッド2は依然として高温であるが、左サ
ブキャリア6aおよび右サブキャリア7aは低温となっ
ているために速やかに熱伝達が行なわれ印字ヘッド2の
温度は低下し設定温度を下回り、印字ヘッドは休憩なし
に印字動作を続けることになる。従ってこの段階でのス
ループットは従来のプリンタより大きい。この実施例で
は以上の動作が繰り返される。
の拡大図である。図5を図1,図2および図4に併せて
参照してこの実施例の動作について説明する。常温時に
はキャリア移動手段5により左サブキャリア6,キャリ
ア3および右サブキャリア7はジョイント11で一体と
なって往復運動を行い、印字動作を行う。このとき印字
ヘッド2はコイルのジュール熱により温度が上昇する
が、近接または当接する左サブキャリア上部6aおよび
右サブキャリア7aへ熱は伝達される。従って印字ヘッ
ド2の温度上昇は従来のプリンタの印字ヘッドの温度上
昇よりは、ゆっくりしたものとなる。また、ヒートパイ
プ8が設けられているため、外界への熱の拡散の程度も
大きいものとなっている。しかし、高い印字デューティ
が長時間継続する場合には印字ヘッドは設定温度に到達
する。この時、図5に示すようにバイメタルからなるジ
ョイント11は変形し、凸部11aは切欠10から離れ
る。従って図2に示すように左サブキャリア6と右サブ
キャリア7は、キャリア3の往復運動から切り離され、
それぞれ左右の端に停止する。この時、左サブキャリア
6と右サブキャリア7とはファン12の真上に位置する
ため、強制冷却が行なわれる。この段階では印字ヘッド
2は印字中に適宜休憩をとっており、スループットは低
下している。この時のスループットは従来のプリンタと
同一である。或る程度の時間が経過すると左サブキャリ
ア6と右サブキャリア7の温度は低下し、バイメタルよ
りなるジョイント11は図4に示すように初期の形状へ
の復帰する。従ってキャリ3の移動に伴い切欠10と凸
部11aとは再び合致し、左サブキャリア6,キャリア
3および右サブキャリア7は再び一体となり図1の状態
に戻る。印字ヘッド2は依然として高温であるが、左サ
ブキャリア6aおよび右サブキャリア7aは低温となっ
ているために速やかに熱伝達が行なわれ印字ヘッド2の
温度は低下し設定温度を下回り、印字ヘッドは休憩なし
に印字動作を続けることになる。従ってこの段階でのス
ループットは従来のプリンタより大きい。この実施例で
は以上の動作が繰り返される。
【0017】図6は本発明の第2の実施例の常温時のキ
ャリア付近の拡大図である。図6を図1に併せて参照し
てこの実施例での切欠部近傍について説明する。右サブ
キャリア7のキャリア3に相対する面の近傍に小型のソ
レノイド14が設けられており、その稼働端は、右サブ
キャリア7の上縁部に基部を接合され、先端はキャリア
3の上縁方向に延びているレバー13と回動自在に接合
されている。このレバー13の先端の凸部13aはキャ
リア3の切欠10の互いに合致する形状となっており、
常温時にはレバー13によりキャリア3と右サブキャリ
ア7とは一体とされている。この状況はキャリア3と左
サブキャリア6とでも同様なものとする。
ャリア付近の拡大図である。図6を図1に併せて参照し
てこの実施例での切欠部近傍について説明する。右サブ
キャリア7のキャリア3に相対する面の近傍に小型のソ
レノイド14が設けられており、その稼働端は、右サブ
キャリア7の上縁部に基部を接合され、先端はキャリア
3の上縁方向に延びているレバー13と回動自在に接合
されている。このレバー13の先端の凸部13aはキャ
リア3の切欠10の互いに合致する形状となっており、
常温時にはレバー13によりキャリア3と右サブキャリ
ア7とは一体とされている。この状況はキャリア3と左
サブキャリア6とでも同様なものとする。
【0018】図7はこの実施例の高温時のキャリア付近
の拡大図である。図7を図1,図2および図6に併せて
参照して、この実施例の動作について説明する。常温時
にはレバー13により左サブキャリア6,キャリア3お
よび右サブキャリア7は一体となっているために第一の
実施例と同様の動作を行う。高い印字デューティが長時
間連続した場合には印字ヘッドは設定温度へ到達する。
この時、ソレノイド14が駆動され、図7に示すように
レバー13は変形し、凸部13aは切欠10から離れ、
左サブキャリア6と右サブキャリア7とはキャリア3の
往復運動から離脱する。或る時間が経過すると左サブキ
ャリア6および右サブキャリア7の温度は低下するが、
この温度変化は温度検出素子9により検出される。ここ
では或る設定温度に達した時にソレノイド14が再び駆
動され、レバー13は変形し、再び図6に示すように切
欠10と凸部13aとは合致する。従って図1の状態に
戻り、第1の実施例と同様な動作が行なわれる。
の拡大図である。図7を図1,図2および図6に併せて
参照して、この実施例の動作について説明する。常温時
にはレバー13により左サブキャリア6,キャリア3お
よび右サブキャリア7は一体となっているために第一の
実施例と同様の動作を行う。高い印字デューティが長時
間連続した場合には印字ヘッドは設定温度へ到達する。
この時、ソレノイド14が駆動され、図7に示すように
レバー13は変形し、凸部13aは切欠10から離れ、
左サブキャリア6と右サブキャリア7とはキャリア3の
往復運動から離脱する。或る時間が経過すると左サブキ
ャリア6および右サブキャリア7の温度は低下するが、
この温度変化は温度検出素子9により検出される。ここ
では或る設定温度に達した時にソレノイド14が再び駆
動され、レバー13は変形し、再び図6に示すように切
欠10と凸部13aとは合致する。従って図1の状態に
戻り、第1の実施例と同様な動作が行なわれる。
【0019】以上の動作を行ったときの印字ヘッド2の
温度および印字数についてグラフを用いて説明する。図
8は印字されるパターンの印字デューティを示す。図8
を参照すると、時刻t0 まではかなり高い印字デューテ
ィが続き時刻t0 以降は低い印字デューティになるもの
とする。この場合の印字ヘッド2の温度変化を図9の実
線で示す。また、従来のプリンタの印字ヘッドの温度変
化を二点鎖線で同図に示す。印字ヘッド2の温度は印字
開始とともに上昇し、或る時刻t1 にて設定温度θcr
に達する。この設定温度に達するまでの時間は本発明の
印字ヘッド2,左サブキャリア6および右サブキャリア
7の熱容量および熱伝達率が従来のプリンタより大きい
ため、長くなっている。従って、もし時刻t0 が短い場
合には、従来のプリンタでは休憩が生じるのに対し、本
発明のプリンタでは休憩は生じない。多少のオーバーシ
ュートの後、時刻t2 から印字は休憩となる。この時に
左サブキャリア6および右サブキャリア7はキャリア3
から離脱している。休憩の後の時刻t3 から印字ヘッド
は1行印字を行うが、この印字動作により印字ヘッド2
の温度は再び設定温度θcrを上回る。従ってこの印字
動作後の時刻t4 にて再び印字ヘッド2は休憩に入る。
一方、切り離された左サブキャリア6および右サブキャ
リア7の温度はこの間に低下している。この温度変化を
図9に破線で示す。例えば時刻t4 の直後にて十分冷却
された左サブキャリア6および右サブキャリア7がキャ
リア3に合体すれば印字ヘッド2は冷却され左サブキャ
リア6,右サブキャリア7およびキャリア3は熱平衡に
達する。この温度変化が設定温度θcrを下回る時刻t
5 以降は印字は休憩無しに行なわれるようになる。時刻
t0 後、印字デューティは低くなるので印字ヘッド2の
温度は徐々に下降し、ある温度に漸近する。以上の動作
を行ったとき出力として得られる印字数を図10に示
す。また、従来のプリンタでの印字数を2点鎖線で同図
に示す。印字ヘッド2が休憩に入る時刻t2 までは印字
数は直線的に増加する。休憩中である時刻t2 からt3
までは印字数は増加しないからグラフの直線は横軸と平
行になる。時刻t5 以降は休憩は行なわないから、折れ
線は再び直線となって増加する。従って印字ヘッド2が
高温の間は従来のプリンタと同様に逐次休憩に入るため
印字数の増加は低下するが、冷却した左サブキャリア6
および右サブキャリア7の合体により、従来のプリンタ
の場合より速やかに印字ヘッド温度が低下し、休憩の無
い状態に戻ることができ、全体の印字数は従来のプリン
タを上回る。
温度および印字数についてグラフを用いて説明する。図
8は印字されるパターンの印字デューティを示す。図8
を参照すると、時刻t0 まではかなり高い印字デューテ
ィが続き時刻t0 以降は低い印字デューティになるもの
とする。この場合の印字ヘッド2の温度変化を図9の実
線で示す。また、従来のプリンタの印字ヘッドの温度変
化を二点鎖線で同図に示す。印字ヘッド2の温度は印字
開始とともに上昇し、或る時刻t1 にて設定温度θcr
に達する。この設定温度に達するまでの時間は本発明の
印字ヘッド2,左サブキャリア6および右サブキャリア
7の熱容量および熱伝達率が従来のプリンタより大きい
ため、長くなっている。従って、もし時刻t0 が短い場
合には、従来のプリンタでは休憩が生じるのに対し、本
発明のプリンタでは休憩は生じない。多少のオーバーシ
ュートの後、時刻t2 から印字は休憩となる。この時に
左サブキャリア6および右サブキャリア7はキャリア3
から離脱している。休憩の後の時刻t3 から印字ヘッド
は1行印字を行うが、この印字動作により印字ヘッド2
の温度は再び設定温度θcrを上回る。従ってこの印字
動作後の時刻t4 にて再び印字ヘッド2は休憩に入る。
一方、切り離された左サブキャリア6および右サブキャ
リア7の温度はこの間に低下している。この温度変化を
図9に破線で示す。例えば時刻t4 の直後にて十分冷却
された左サブキャリア6および右サブキャリア7がキャ
リア3に合体すれば印字ヘッド2は冷却され左サブキャ
リア6,右サブキャリア7およびキャリア3は熱平衡に
達する。この温度変化が設定温度θcrを下回る時刻t
5 以降は印字は休憩無しに行なわれるようになる。時刻
t0 後、印字デューティは低くなるので印字ヘッド2の
温度は徐々に下降し、ある温度に漸近する。以上の動作
を行ったとき出力として得られる印字数を図10に示
す。また、従来のプリンタでの印字数を2点鎖線で同図
に示す。印字ヘッド2が休憩に入る時刻t2 までは印字
数は直線的に増加する。休憩中である時刻t2 からt3
までは印字数は増加しないからグラフの直線は横軸と平
行になる。時刻t5 以降は休憩は行なわないから、折れ
線は再び直線となって増加する。従って印字ヘッド2が
高温の間は従来のプリンタと同様に逐次休憩に入るため
印字数の増加は低下するが、冷却した左サブキャリア6
および右サブキャリア7の合体により、従来のプリンタ
の場合より速やかに印字ヘッド温度が低下し、休憩の無
い状態に戻ることができ、全体の印字数は従来のプリン
タを上回る。
【0020】なお、第1の実施例ではキャリア3と左サ
ブキャリア6および右サブキャリア7との着脱はバイメ
タルによるため構造が簡便である。一方第2の実施例で
は温度検出素子9によりソレノイド14を制御するため
に、左サブキャリア6および右サブキャリア7の意図的
な着脱が行なえる。
ブキャリア6および右サブキャリア7との着脱はバイメ
タルによるため構造が簡便である。一方第2の実施例で
は温度検出素子9によりソレノイド14を制御するため
に、左サブキャリア6および右サブキャリア7の意図的
な着脱が行なえる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャリアの両端に在りシャフトに案内されその上部の側
面が印字ヘッドに近接または当接するキャリアとそれぞ
れ着脱自在な一対のサブキャリアを備えることにより、
スループットが向上する。
キャリアの両端に在りシャフトに案内されその上部の側
面が印字ヘッドに近接または当接するキャリアとそれぞ
れ着脱自在な一対のサブキャリアを備えることにより、
スループットが向上する。
【図1】本発明の一実施例の常温時の正面図である。
【図2】図1の高温時の正面図である。
【図3】図1の左サブキャリアの斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施例のキャリア付近の常温時
の拡大図である。
の拡大図である。
【図5】図4の高温時の拡大図である。
【図6】本発明の第2の実施例のキャリア付近の常温時
の拡大図である。
の拡大図である。
【図7】図6の高温時の拡大図である。
【図8】本発明の印字デューティ変化のグラフである。
【図9】本発明の印字ヘッド温度変化のグラフである。
【図10】本発明の印字数変化のグラフである。
【図11】従来例の印字デューティ変化のグラフであ
る。
る。
【図12】従来例の印字ヘッド温度変化のグラフであ
る。
る。
【図13】従来例の印字数変化のグラフである。
1 プラテン 2 印字ヘッド 3 キャリア 4 シャフト 5 キャリア移動手段 6 左サブキャリア 6a 左サブキャリア上部 7 右サブキャリア 7a 右サブキャリア上部 8 ヒートパイプ 9 温度検出素子 10 切欠 11 ジョイント 11a 凸部 12 ファン 13 レバー 13a 凸部 14 ソレノイド
Claims (6)
- 【請求項1】 印字ヘッドを搭載するキャリアと、この
キャリアを搭載しこのキャリアをプラテンに近接しかつ
前記プラテンの中心軸と平行に案内するシャフトと、前
記キャリアを前記プラテンの中心軸に沿って往復運動せ
しめるキャリア駆動手段と、前記キャリアの両端に在り
前記シャフトに案内されその上部の側面が前記印字ヘッ
ドに近接または当接する前記キャリアとそれぞれ着脱自
在な一対のサブキャリアとを備えることを特徴とするシ
リアルプリンタ。 - 【請求項2】 前記一対のサブキャリアの左右の最大到
達位置に送風方向を有する一対のファンを備えることを
特徴とする請求項1記載のシリアルプリンタ。 - 【請求項3】 前記一対のサブキャリアの上部に一端が
前記印字ヘッドに近接または当接する複数の熱伝導性に
優れるヒートパイプを備えることを特徴とする請求項1
記載のシリアルプリンタ。 - 【請求項4】 前記キャリアの左右両端近傍に切欠をそ
れぞれ備え、前記一対のサブキャリアの前記切欠に相対
する端部に一端が接合され他端は前記キャリア方向に配
置され、この他端に前記キャリアの前記切欠形状に合致
する凸状部分を有するバイメタルからなるジョイントを
備えることを特徴とする請求項1記載のシリアルプリン
タ。 - 【請求項5】 前記一対のサブキャリアのそれぞれ上部
の前記印字ヘッドに近接または当接する側面の近傍に温
度検出素子を設けることを特徴とする請求項1記載のシ
リアルプリンタ。 - 【請求項6】 前記キャリアの左右両端近傍に切欠をそ
れぞれ備え、前記一対のサブキャリアの前記切欠に相対
する端部に一端が接合され他端は前記キャリア方向に配
置され、この他端に前記キャリアの前記切欠形状に合致
する凸状部分を有するレバーと、前記一対のサブキャリ
アの上縁部に搭載され稼働部が前記レバーの中辺部に回
動自在に設けられるソレノイドとを備えることを特徴と
する請求項5記載のシリアルプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5088260A JP2927141B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | シリアルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5088260A JP2927141B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | シリアルプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06297811A true JPH06297811A (ja) | 1994-10-25 |
JP2927141B2 JP2927141B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=13937916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5088260A Expired - Lifetime JP2927141B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | シリアルプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2927141B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7311372B2 (en) | 2003-06-30 | 2007-12-25 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink jet recording apparatus |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP5088260A patent/JP2927141B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7311372B2 (en) | 2003-06-30 | 2007-12-25 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink jet recording apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2927141B2 (ja) | 1999-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4033255A (en) | Print hammer actuator for dot matrix printers | |
GB2026389A (en) | Print hammer mechanism for a dot matrix printer | |
JPH06297811A (ja) | シリアルプリンタ | |
JPS63317351A (ja) | インクジェック記録装置 | |
JPS6198565A (ja) | サ−マルヘツドユニツト | |
JPS6337714B2 (ja) | ||
JP4531299B2 (ja) | 印字装置 | |
US4687354A (en) | Dot matrix printer head | |
JP3671848B2 (ja) | 記録装置の記録ヘッド制御方法及び記録装置 | |
JP2000141136A (ja) | 円筒部材の冷却装置 | |
JPS62119080A (ja) | ドツトマトリツクスラインプリンタ | |
JPS6113314Y2 (ja) | ||
JP2002192759A (ja) | 記録装置の記録ヘッド制御方法及び記録装置 | |
JP2011255632A (ja) | 記録ヘッドの制御方法およびドットインパクトプリンター | |
JP5636749B2 (ja) | 記録ヘッドの制御方法およびドットインパクトプリンター | |
JP2007111908A (ja) | 画像記録ヘッド及び画像形成装置 | |
KR950000258B1 (ko) | 인쇄기기의 인자헤드 냉각장치 | |
JPH1029335A (ja) | サーマルヘッド | |
JPH0585019A (ja) | サーマルヘツド冷却装置 | |
JPS6334156A (ja) | 熱転写プリンタ | |
JPS6030379A (ja) | シリアルプリンタ | |
JPH05193229A (ja) | マルチヘッドプリンタの印刷ヘッドの冷却構造 | |
JP3035878B2 (ja) | ワイヤドット印字ヘッド | |
JP2002316429A (ja) | 記録装置の記録ヘッド及び記録装置 | |
JPS5989182A (ja) | 印字装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990413 |