JPH06297498A - 模様入り成形品の製造方法 - Google Patents

模様入り成形品の製造方法

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JPH06297498A
JPH06297498A JP5086430A JP8643093A JPH06297498A JP H06297498 A JPH06297498 A JP H06297498A JP 5086430 A JP5086430 A JP 5086430A JP 8643093 A JP8643093 A JP 8643093A JP H06297498 A JPH06297498 A JP H06297498A
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gate
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sheet
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久志 田原
Toshiaki Izumida
敏明 泉田
Kazuyuki Akahori
和之 赤堀
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は模様を形成すべき部分が樹脂ゲー
ト近傍にある合成樹脂製成形品の製造法の改良に関する
ものである。 【構成】 模様を形成してなるシートを金型キャビテ
ィ形状に切断した後、該金型キャビティの少なくとも片
面に該模様の形成面がキャビティ側となるように装着し
て、溶融した熱可塑性成形樹脂を射出一体化してなる模
様入り成形品の製造方法であって、熱可塑性成形樹脂を
射出する際の樹脂ゲート部分の溶融樹脂の線速度を20
0〜2000mm/秒とすることを特徴とする模様入り
成形品の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文字及び/又は模様を形
成してなる合成樹脂成形品の製造法の改良に関するもの
であり、特に文字、マーク、その他の模様を形成すべき
部分がゲート近傍にある場合などの射出樹脂との剪断応
力が大きい部分にも良好な模様を封入した成形品の製造
方法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】シートの模様形成面を射出樹脂で封入す
る成形品の成形方法は、公知であり、例えば特開昭61
−120741号公報等に開示されているが、従来の方
法では、溶融樹脂射出の際、特にゲート付近での剪断応
力の影響により形成させた模様が流出する問題点があっ
たので、シートの模様封入位置を金型内のゲート部より
1cm以上離れた位置とする必要があった。また、模様
形成シート上に更にシートまたはフィルム(以下、シー
トと総称することがある)をラミネートして、ゲート部
分の模様の流出を防ぐ工法も特開平1−95019号公
報で開示されているが、シートに印刷後、更に別工程に
よりラミネート処理を行うために工程数が増加し、かつ
コストアップが生ずるという問題があった。模様を封入
した製品はシートを剥して削らない限り消滅することは
ないが、製品表面は樹脂性のために傷が付き易い欠点が
あり、後工程で成形品にハードコート処理等行うと、埃
の付着や液だまりなどの不良も多く、歩留りが低下する
という問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
技術の課題を解決し、文字及び/又は模様を形成してな
るシートを金型に装着して、溶融した熱可塑性樹脂を射
出一体化成形する際、合成樹脂成形品のゲート付近の模
様の流出を防止して文字等の形成範囲を広げるととも
に、ハードコート、熱線反射性能、防曇性能等の機能性
を有するシートをも使用可能とした模様入り成形品の製
造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは模様封入成
形品の製造方法について鋭意研究を重ねた結果、溶融樹
脂射出の際、樹脂ゲート部分の断面積を一定以上とし、
かつゲート部分の溶融樹脂の線速度が200〜2000
mm/秒とすることにより、ゲート付近での剪断応力の
影響によりシート上の模様が流出するのを防止できるこ
とを見い出し、本発明を完成させた。すなわち、本発明
は、文字及び/又は模様を形成してなるフィルムまたは
シートを金型キャビティ形状に切断した後、該金型キャ
ビティの少なくとも片面に該文字及び/又は模様がキャ
ビティ側となるように装着して、熱可塑性成形樹脂を射
出一体化してなる模様入り成形品の製造方法であって、
熱可塑性成形樹脂を射出する際の樹脂ゲート部分の溶融
樹脂の線速度が200〜2000mm/秒であることを
特徴とする模様入り成形品の製造方法に関する発明であ
る。以下、本発明について説明する。
【0005】本発明で一体化する際に使用する熱可塑性
成形材料としては特に限定されないが、使用するシート
またはフィルムと溶着可能な材料を選択する必要があ
る。具体的には、シートとしてポリカーボネート(以
下、PCということがある)を使用する場合には、成形
材料としてPC、PC−PET、PC−ポリアミド、P
C−PBT等のポリマーアロイを使用することで接着強
度の高い製品が得られる。通常、射出成形材料とシート
が同一組成を有す場合、容易に射出一体化が可能であ
り、数種の添加剤を配合された材料でも使用できる。ま
た、使用する樹脂の粘度としては、PCを例に取ると樹
脂温度280℃の時に10000ポイズ以下の見かけ粘
度の材料を使用することで、模様の流出を防止を抑える
ことが可能となる。好適には樹脂温度が280℃の時に
見かけ粘度が5000ポイズ以下の材料を使用すること
で成形性が特に向上し、模様の流出防止効果も高くな
る。
【0006】使用する熱可塑性樹脂シートとしては、透
明または半透明で印刷面が反印刷面より透視でき、且つ
使用する熱可塑性樹脂の融点以上の材料を使用すること
が可能であるが、成形材料を射出する際、極力剪断応力
や樹脂温度の影響によるシートの溶融を抑える必要があ
る。また、シートのガラス転移点温度をインキ焼付け温
度以上の材料を選定して、インキ焼付け時のシートの変
形を抑える必要がある。また、シートの厚みは、0.1
〜2.0mmのものを使用することで成形性やシート切
断性、金型装着性が向上する。
【0007】模様を形成するために必要な印刷インキ
は、熱硬化性塗料でありシート表面との密着力が700
g/cm以上であり、シート基材の劣化に基ずくクラッ
クの発生しない溶媒を用いたインキを選定する必要があ
る。また印刷インキは乾燥炉中にて100℃以上で焼付
けを行い、完全に残留溶媒の除去される時間乾燥を行う
必要があり、耐熱性に優れたインキを選定する必要があ
る。使用するインキとして好適なインキとしてはエポキ
シ系、ウレタン系が挙げられる。
【0008】本発明において、シートを金型に装着後、
溶融した熱可塑性樹脂を射出して一体性化する際、樹脂
ゲート近傍における溶融樹脂の剪断応力による模様の流
出を防止するため、使用する金型としてゲート部の樹脂
流路の断面積を高精度で制御できる構造が必要である。
たとえば、本発明で使用する金型は図1に示す如く、樹
脂ゲート部分、キャビティ、ゲートブロック
ャビティブロック、油圧シリンダー、油圧シリンダ
ーの位置決めブロック、及び位置決めセンサー等よ
りなる。ゲートブロックとキャビティブロックの各
入れ子は摺動性を持たせ、各入れ子は内部に設けた油圧
シリンダーと連結されており、油圧シリンダーを可動
させることで各入れ子は自由に動かせることができ、ス
トローク量を油圧シリンダーに近接した位置決めブロッ
や位置決めセンサーを利用して、フィードバック
制御することによりストローク量を精度良くコントロー
ル出来る構造が例示できる。
【0009】本発明において、熱可塑性成形樹脂を射出
する際の樹脂ゲート部分の樹脂の線速度を200〜20
00mm/秒とする必要がある。熱可塑性成形樹脂を射
出する際の樹脂ゲート部分の樹脂の線速度を200mm
/秒未満では、未充填となったり、シート片面装着の場
合、金型面を流動する樹脂に油じわが生ずる問題点があ
る。一方、上記線速度が2000mm/秒を越えるとゲ
ート付近で剪断によってインクの流出が発生する。又、
本発明において、溶融樹脂射出前またはシート装着時
に、樹脂ゲート部の断面積が60mm2 以上となるよう
にゲートブロックを可動させるのが望ましい。具体的
には、ゲート部に接する成形品の断面積が300m
2 、400mm 2 、500mm2 のときは、それぞれ
樹脂ゲート部の断面積が140mm2 、100mm2
60mm2 程度とするのが特に好ましい。ゲート部の断
面積が60mm2 未満の場合、剪断応力の影響が顕著
に現われて、ゲート近傍での模様の流出が起こるおそれ
がある。
【0010】又、本発明において、金型閉時のキャビテ
ィ厚み(キャビティ厚みから装着されたシート厚みを差
し引いた厚み)が2.5mm以上となるようにキャビテ
ィブロックを油圧シリンダーを精度良く内容積増加方
向に稼働させたのち、熱可塑性樹脂を射出させると特に
ゲート近傍での模様の流出を防止できる。金型閉時のキ
ャビティ厚が2.5mm未満の場合、剪断応力の影響
が顕著に現われて、ゲート近傍での模様の流出が起こ
る。
【0011】また射出注入時の圧力によって各部分の断
面積、厚みは多少変化するが特に大きな問題にはならな
い。しかしながら、金型内にシートを装着した際、シー
トの下端が固定側キャビティの先端からキャビティ側に
はみ出さないように、もしくは、移動側のキャビティの
ゲートブロック先端からキャビティ側はみ出さないよう
にキャビティ構造を決める必要がある。上記先端からシ
ートがはみ出したときは溶融樹脂がシートの裏側(文字
等の形成されていない側)に流れ込むおそれがある。
【0012】射出樹脂充填あるいは未充填時にゲートブ
ロックを油圧シリンダーを内容積減少方向に稼働さ
せ、樹脂流路を面圧力400〜800kgf/cm2
度の圧力で塞ぎ、ついでキャビティブロックを同様に
面圧力200〜400kgf/cm2 の油圧下に油圧シ
リンダーを作動させる。
【0013】模様封入成形品は一般には表面硬度が低い
ために、射出成形後、後工程により表面にハードコート
処理を行って表面の傷つき性を改善しているが曲率を有
す成形品の場合、液だまりが生じやすく、また埃の付着
によって外観不良を招いている。本発明では使用するシ
ートの反模様面にマスキングフィルムを貼り、ディップ
法、スプレー法、フローコーター法等でハードコート処
理した片面ハードコートシートを用いることで容易に射
出工程のみで表面硬度に優れた成形品を得ることができ
る。
【0014】尚、表面処理は、ハードコートの他、熱線
反射性、防曇膜等の処理も可能である。これらの機能性
膜の付与方法は例えば、特開昭60−250927号公
報、特開昭60−253518号公報、特開昭60−5
23516号公報、特開昭61−5910号公報等に開
示されている。
【0015】またこれらの機能性膜と印刷を付与したシ
ートは、成形金型に装着する際、機能性膜を金型面に向
けて装着し、機能性膜と印刷面を有すシートを少なくと
も金型キャビティ片面に装着することで、成形過程で同
時に機能性膜と印刷の封入された成形品が得られる。ま
た装着方法として、図2に示すようにプレス機械で金型
キャビティ形状に打ち抜いて得られたシートのタブ部に
予め穴空けしておき、金型に設けたピンに固定したり、
シートタブ部に鉄片を貼付け、同位置の金型部に磁石を
埋め込んで装着するか、または金型キャビティ形状に予
め真空成形等で賦形したシートを装着して成形を行う。
これらのシート装着位置はキャビティと連結された彫り
込みを利用することで、シートを金型のパーティングに
挟むことを防止できる。
【0016】
【実施例】以下、実施例により本発明の詳細を説明す
る。 実施例1 金型としてキャビティ厚みが内容積増加時に最大6m
m、内容積減少時3mmで周囲に1mm深さで4箇所の
彫り込みを有しており、各彫り込みには磁石が埋められ
ており、ゲート部分の断面積が最大200mm2 (ゲー
ト幅50mm)となる圧縮成形用金型を用いた。金型の
キャビティとゲート部は摺動性があり、内部には油圧シ
リンダーが組み込まれている。製品の形状は、100m
m×100mmの角板である。
【0017】シート厚み0.5mmのポリカーボネート
シート(三菱ガス化学(株)製ポリカーボネートシート
(商品名:ユーピロンシートNF2000)に十条化工
(株)製ハイペット(商品名)をスクリーン印刷により
印刷したのち、乾燥炉中で100℃で1時間焼き付けた
もの)をプレス機械でキャビティ形状(彫り込み部も含
む)に切断した。次に、油圧シリンダーを駆動させ、金
型閉時にキャビティ厚みが6mm、ゲート断面積が10
0mm2 (幅50mm×厚み2mm)となるように精度
よく位置決めした。金型キャビティの彫り込み部相当位
置に0.2mmの両面テープ付き鉄片を貼付けた後、該
部を彫り込み部に設けた磁石相当位置に上記シートを印
刷面がキャビティ内側になるように装着した。
【0018】ポリカーボネート樹脂成形材料(三菱瓦斯
化学(株)製、商品名:ユーピロンH−3000)を樹
脂温度300℃(見かけ粘度;約1200ポイズ)、金
型温度60℃、射出圧力(ゲージ圧力:700kgf/
cm2 )、樹脂ゲート部分の樹脂の線速度600mm/
秒の条件で射出後、直ちにゲート部に連動する油圧シリ
ンダーを面圧力500kgf/cm2 で駆動させ、ゲー
ト部を完全に圧縮閉鎖させたのち、さらにキャビティ及
び彫り込み部内部に設けた油圧シリンダーを作動させ該
成形材料を3mm圧縮して最終肉厚3mmとした。該成
形材料とシートは成形の熱、圧力により一体化され、印
刷インキの封入された成形品を得た。またゲート付近で
の印刷インキの流出は、図3に示すように見受けられな
かった。
【0019】比較例1 実施例とキャビティ形状と周囲の彫り込みは同一であ
り、キャビティ厚みが2mmであり、ゲート断面積が5
0mm2 (幅50mm×厚み1mm)の固定された金型
を利用した。実施例1と同様のシートを用い、所定形状
に切断後、実施例1と同様に金型に装着した。ついでポ
リカーボネート樹脂材料(三菱ガス化学(株)製、商品
名:ユーピロン S2000)を樹脂温度260℃(見
かけ粘度;18000ポイズ)、金型温度60℃、射出
圧力(ゲージ圧力:1800kgf/cm2 )の条件で
射出し、シートと成形材料を一体化させた。本比較例に
おいて、ゲート近傍の印刷インキは、図4に示すように
剪断応力の影響によりインキが流出しており、製品とし
て使用できる外観性を有していなかった。
【0020】
【発明の効果】本発明の成形品の製造方法を採用するこ
とにより、金型のゲートとキャビティを樹脂射出前に厚
みを大きく広げて成形することでゲート付近での印刷イ
ンキの流出をなくすことが出来た。成形時にハードコー
ト膜を付与できるために、後工程の省略と液だまり不良
が生ずるのを改善できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に使用する金型の概念図を示す。
【図2】 本発明に使用する金型キャビティ回りの断面
図である。
【図3】 実施例1の成形で得られた成形品を示す。
【図4】 比較例1の成形で得られた成形品を示す。
【符号の説明】
1:樹脂ゲート部 2:キャビティ 3:ゲートブロック 4:キャビティブロ
ック 5:油圧シリンダー 6:位置決めブロッ
ク 7:位置決め用センサー 8:シート装着用磁
石 9:シート装着用彫り込み 10:ゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤堀 和之 神奈川県平塚市東八幡5丁目6番2号 三 菱瓦斯化学株式会社プラスチックスセンタ ー内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字及び/又は模様を形成してなるフィ
    ルムもしくはシートを金型キャビティ形状に切断した
    後、該金型キャビティの少なくとも片面に該文字及び/
    又は模様の形成面がキャビティ側となるように装着し
    て、溶融した熱可塑性成形樹脂を射出一体化してなる模
    様入り成形品の製造方法であって、熱可塑性成形樹脂を
    射出する際の樹脂ゲート部分の溶融樹脂の線速度を20
    0〜2000mm/秒とすることを特徴とする模様入り
    成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】 樹脂ゲート部がゲート部の断面積を制御
    可能な摺動性を有する金型構造とし、樹脂射出前にゲー
    ト部分を断面積が60mm2 以上になるように断面積増
    加方向に可動させた後、樹脂を射出させ、射出充填後に
    該ゲート部を内容積減少方向に可動させて樹脂流路を完
    全に塞ぐ事を特徴とする請求項1に記載の模様入り成形
    品の製造方法。
  3. 【請求項3】 可動キャビティ部分を有する金型を使用
    し、文字及び/又は模様形成面上に射出樹脂が射出され
    る過程で、金型閉時のキャビティ厚み(キャビティ厚み
    から装着されたフィルムもしくはシート厚みを差し引い
    た厚み)が2.5mm以上になるように精度よく内容積
    増加方向に可動キャビティを可動させた後、樹脂を射出
    し、射出充填後または射出中に、該キャビティ部分を成
    形品の厚みまで内容積減少方向に可動させる事を特徴と
    する請求項1に記載の模様入り成形品の製造方法。
  4. 【請求項4】 キャビティ内のフィルムもしくはシート
    装着用彫り込み部が可動キャビティと連結されており、
    可動キャビティ可動時に同時に可動する事を特徴とする
    請求項1〜3に記載の模様入り成形品の製造方法。
  5. 【請求項5】 使用するフィルムもしくはシートは、使
    用する熱可塑性成形樹脂の融点以上であり、ガラス転移
    点温度が100℃以上である請求項1〜3に記載の模様
    入り成形品の製造方法。
  6. 【請求項6】 使用するフィルムもしくはシートの非模
    様形成面表面は、ハードコート、熱線反射性能、防曇性
    能の少なくとも一つ以上の機能性膜をもち、その機能性
    膜は金型面を向くように装着して成形し、成形品表面が
    機能性膜となる請求項1〜3に記載の模様入り成形品の
    製造方法。
  7. 【請求項7】 模様を形成させる印刷インキは、熱硬化
    性塗料でありインキ焼付け温度が100℃以上である請
    求項1〜3に記載の模様入り成形品の製造方法。
  8. 【請求項8】 使用する金型のゲートブロック部、およ
    び可動キャビティの駆動方法として、空気、水、もしく
    は油で駆動するシリンダーまたは電動モーターが組み込
    まれ少なくともシリンダーストローク量を制御する装置
    が組み込まれている請求項2〜3に記載の模様入り成形
    品の製造方法。
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