JPH0629696B2 - 位置検出器の取付位置検出方法 - Google Patents

位置検出器の取付位置検出方法

Info

Publication number
JPH0629696B2
JPH0629696B2 JP1069312A JP6931289A JPH0629696B2 JP H0629696 B2 JPH0629696 B2 JP H0629696B2 JP 1069312 A JP1069312 A JP 1069312A JP 6931289 A JP6931289 A JP 6931289A JP H0629696 B2 JPH0629696 B2 JP H0629696B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
television camera
striped pattern
reference position
detected value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1069312A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02248805A (ja
Inventor
純一 西崎
博文 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP1069312A priority Critical patent/JPH0629696B2/ja
Publication of JPH02248805A publication Critical patent/JPH02248805A/ja
Publication of JPH0629696B2 publication Critical patent/JPH0629696B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テレビカメラを用いた位置検出器に適用され
る位置検出器の取付位置検出方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の、あらかじめ定められた位置に置かれた縞模様の
板から得られる画像信号をもとにテレビカメラの取付位
置及び傾き角を求める方法としては、既に出願済の昭和
63年特許願第258782号「テレビカメラによる位
置検出方法」がある。この方法では、縞模様を描いた板
の縞模様の境界部の検出値(テレビカメラの受光素子数
によつて表わされるもの)をもとに計算により求められ
た境界部の位置座標とあらかじめ精密に計測された境界
部の位置座標との誤差が最小となるように、すなわち次
式(1)に示す評価関数Q2が最小となるように、カメラの
取付位置及びカメラの傾き角を決定していた。
たゞしM;縞模様の境界線番号 Rj;基準位置より第j番目の境界線までの計測された長
;第j番目の境界線のテレビカメラによる検出値 x;基準位置を基準とした縞模様と直角方向のカメラの
座標値 y;基準位置を基準とした高さ方向のカメラの座標値 α;カメラの傾き角 f(xj,x,y,α);検出値xjを用い基準位置より第j番目の
境界線までの長さを表わす関数 である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本出願の先願に関わる方法において、正確な検出値が得
られればカメラの取付位置x,y及び傾き角αは、3点
の縞模様の境界線の位置を計測することにより求まる。
しかしながら、実際に用いるテレビカメラによつて得ら
れる検出値は離散値であり、どんなに精度良く計測して
も±0.5画素分の誤差が発生する。また、信号ノイズの
影響もあり、さらに誤差は大きくなる。したがつて、従
来は多数の輝度が変わる点の位置を計測し、Q2という評
価関数を最小とするような方法でx,y,αを求めてい
た。しかしながら、この方法では基準として用いる板の
縞模様の数を多くとる必要がある。ところが、一方では
縞模様の境界線の位置を検出するために縞模様の幅をあ
る一定以上とする必要があるため、縞模様の帯の個数も
制限され、いたずらに輝度の変る点を増やすことができ
ないために、精度良くテレビカメラの取付位置及び傾き
角が求まらないという課題があつた。
本発明は上記の課題を解決しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のテレビカメラを用いた位置検出器の取付位置検
出方法においては、縞模様を有する校正用板を同縞模様
が上記テレビカメラに向つて直角となるようにテレビカ
メラの視野内に水平に配設し、上記テレビカメラの下方
の校正用板と同一平面内に設定した基準位置より上記縞
模様のそれぞれの境界線までの長さを計測し、上記テレ
ビカメラが上記縞模様を受像してそれぞれ境界線を表わ
す検出値信号を出力し、位置演算器が上記検出値信号を
入力して次式に示す評価関数Q1を求め たゞしM;縞模様の境界線番号 N;検出値がばらつく画素数 Rj;基準位置より第j番目の境界線までの計測された長
;第j番目の境界線のテレビカメラによる検出値 x;基準位置を基準とした縞模様と直角方向のカメラの
座標値 y;基準位置を基準とした高さ方向のカメラの座標値 α;カメラの傾き角 f(xj,x,y,α);検出値xjを用い基準位置より第j番目の
境界線までの長さを表わす関数 上記評価関数Q1を最小とするテレビカメラの取付位置の
座標値x,y及び傾き角αを演算することを特徴として
いる。
〔作用〕
上記において、縞模様がテレビカメラに向つて直角とな
るように校正用板をテレビカメラの視野内に水平に配設
し、上記テレビカメラの下方の校正用板と同一平面内に
設定された基準位置より上記縞模様のそれぞれの境界線
までの長さを精密に測定する。
上記測定後、上記テレビカメラにより校正用板の縞模様
を受像し、上記テレビカメラは受光面の一端から縞模様
のそれぞれの境界線の受光部までの間に存在する受光素
子の数によつて表わされる検出値信号を出力する。
上記検出値信号は位置演算器に入力され、同位置演算器
は、上記検出値が一定の画素数の範囲でばらつくものと
して評価関数を求め、同評価関数を最小とするテレビカ
メラの取付位置の座標値x,y及び傾き角αを演算す
る。
上記により、テレビカメラによる検出値を真の値に対す
るばらつきを考慮したものとして取付位置及び傾き角を
求めるため、位置検出器であるテレビカメラの取付位置
及び傾き角を少ない縞数で精度よく求めることができる
ようになつた。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図及び第2図に示す。
第1図及び第2図に示す本実施例に用いる装置は、位置
検出を行うテレビカメラ(電荷結合素子カメラ)1、同
テレビカメラ1が映像を入力するように配設され縞模様
を有する校正用板2、および上記テレビカメラ1より電
線3を介して検出値信号を入力して上記テレビカメラ1
の取付位置を演算する位置演算器4を備えている。
上記において、テレビカメラ1と校正用板2は、第2図
に示すように基準位置Pと同基準位置Pを通るX軸,Y
軸,Z軸を仮定した空間に配設される。即ち、校正用板
2はXZ平面(水平面)上に置かれ、同校正用板2の縞
はYZ平面に対して平行に描かれており、テレビカメラ
1はY軸の上方に配設され上記校正用板2の方向に向け
られている。上記テレビカメラ1は予め取り付けられて
おり、上記校正用板2はテレビカメラ1に対して上記の
関係の位置に配設された後、上記基準位置Pより縞模様
のそれぞれの境界線上の点Pj(j=1,2,…,8)までの長さP
j(j=1,2,…,8)が精密に測定される。
上記テレビカメラ1の位置座標を(x,y)とし傾き角
をαとすると、上記点Pjまでの長さRjは、上記x,y,
αを用い次式(2)によつて表わされる。
Rj=x+ytan(α−θ) (2) こゝで、θはテレビカメラ1の視野の中心であるカメ
ラ基準軸Sからの点Pjの視野角である。
上記テレビカメラ1は第3図に示すように受光面Aに受
光素子が配設されており、テレビカメラ1の全視野角θ
maxに対応する受光面Aの全域に配設された全受光素子
数をXmaxとし、視野角θに対応する受光面の右端のM
からQjの間の受光素子数を(これを検出値という)
とすると、次式(3)が成立する 上記テレビカメラ1は校正用板2の映像を受像し、各点
Pjの検出値信号を位置演算器4へ送る。
上記位置演算器4においては、上記検出値は正しい
受光素子数から±N個の画素数の範囲でばらついている
ものとして、上記式(2)と同様な関数f(j+i,y,α)を作
り、次式(3)に示す評価関数Q1を最小とするx,y,α
を求める 上記により、テレビカメラによる検出値を真の値に対す
るばらつきを考慮したものとして取付位置及び傾き角を
求めるため、位置検出器であるテレビカメラの取付位置
及び傾き角を少ない縞数で精度よく求めることができる
ようになつた。
〔発明の効果〕
本発明の取付位置検出方法は、縞模様がテレビカメラに
向つて直角となるように校正用板を配設し、基準位置よ
り縞模様のそれぞれの境界線までの長さを計測し、上記
テレビカメラが上記縞模様を受像してそれぞれの境界線
を表わす検出値信号を出力し、同信号を位置演算器が入
力し上記検出値を一定の画素数の範囲でばらつかせ評価
関数を求め同評価関数を最小とするテレビカメラの取付
位置及び傾き角を演算することによつて、テレビカメラ
による検出位置を真の値に対するばらつきを考慮したも
のとして取付位置及び傾き角を求めるため、位置検出器
であるテレビカメラの取付位置及び傾き角を少ない縞数
で精度よく求めることができるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に用いる装置の説明図、第2
図は上記一実施例の方法の説明図、第3図は上記一実施
例に用いるテレビカメラの説明図である。 1…テレビカメラ、2…校正用板、3…電線、4…位置
演算器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビカメラを用いた位置検出器におい
    て、縞模様を有する校正用板を同縞模様が上記テレビカ
    メラに向つて直角となるようにテレビカメラの視野内に
    水平に配設し、上記テレビカメラの下方の校正用板と同
    一平面内に設定した基準位置より上記縞模様のそれぞれ
    の境界線までの長さを計測し、上記テレビカメラが上記
    縞模様を受像してそれぞれ境界線を表わす検出値信号を
    出力し、位置演算器が上記検出値信号を入力して次式に
    示す評価関数Q1を求め たゞしM;縞模様の境界線番号 N;検出値がばらつく画素数 Rj;基準位置より第j番目の境界線までの計測された長
    ;第j番目の境界線のテレビカメラによる検出値 x;基準位置を基準とした縞模様と直角方向のカメラの
    座標値 y;基準位置を基準とした高さ方向のカメラの座標値 α;カメラの傾き角 f(xj,x,y,α);検出値xjを用い基準位置より第j番目の
    境界線までの長さを表わす関数 上記評価関数Q1を最小とするテレビカメラの取付位置の
    座標値x,y及び傾き角αを演算することを特徴とする
    位置検出器の取付位置検出方法。
JP1069312A 1989-03-23 1989-03-23 位置検出器の取付位置検出方法 Expired - Lifetime JPH0629696B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1069312A JPH0629696B2 (ja) 1989-03-23 1989-03-23 位置検出器の取付位置検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1069312A JPH0629696B2 (ja) 1989-03-23 1989-03-23 位置検出器の取付位置検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02248805A JPH02248805A (ja) 1990-10-04
JPH0629696B2 true JPH0629696B2 (ja) 1994-04-20

Family

ID=13398919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1069312A Expired - Lifetime JPH0629696B2 (ja) 1989-03-23 1989-03-23 位置検出器の取付位置検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0629696B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2569397B2 (ja) * 1993-03-01 1997-01-08 株式会社ひさや ステレオ写真法による形状計測方法及び装置
JP5418176B2 (ja) * 2009-01-22 2014-02-19 株式会社明電舎 パンタグラフ高さ測定装置及びそのキャリブレーション方法
US11391565B2 (en) 2016-12-12 2022-07-19 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Marker and marker manufacturing method
CN117168333B (zh) * 2023-10-24 2024-01-16 湘潭大学 基于机器视觉的轴类机械零件测量设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02248805A (ja) 1990-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4171583B2 (ja) 基体上の構造要素のエッジの距離pを決定する方法
EP2136178A1 (en) Geometry measurement instrument and method for measuring geometry
CN111263142B (zh) 一种摄像模组光学防抖的测试方法、装置、设备及介质
CN1158684A (zh) 自动图像监视器校准系统中坐标转换的方法与装置
CN106705860B (zh) 一种激光测距方法
JPH0629696B2 (ja) 位置検出器の取付位置検出方法
JP5359038B2 (ja) 画像処理によるラインセンサ仰角測定装置
CN210571299U (zh) 用于测量小视场投影模组光学参数的系统
JP3893191B2 (ja) 計測用撮像装置の校正値測定方法
WO1985004245A1 (en) Optical article dimension measuring system
JPS61193005A (ja) 画像処理における距離および位置情報抽出方法
JP2966681B2 (ja) テレビカメラによる板材の位置検出方法
JP3007927B2 (ja) 画像処理システム
JP2609270B2 (ja) Ccdカメラによる測長方法
KR940003791B1 (ko) 폭측정장치
JPS6311804A (ja) 位置決め用マ−ク位置検出方式
JPH01212338A (ja) ガラス板の表面性状測定装置
JP6922507B2 (ja) ラインセンサ光軸調整装置およびラインセンサ光軸調整方法
JPH05296728A (ja) 鋼板の幅測定方法
CN112556992B (zh) 用于测量小视场投影模组光学参数的方法与系统
JPH0599623A (ja) 変位計測装置
JP3013255B2 (ja) 形状測定方法
JPH0652167B2 (ja) 画像処理方法
JP2786216B2 (ja) 絵柄面積率測定装置
JPH06281411A (ja) 孔位置の計測方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080420

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090420

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term