JP5359038B2 - 画像処理によるラインセンサ仰角測定装置 - Google Patents

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本発明は、画像処理によるラインセンサ仰角測定装置に関する。
図8にラインセンサを用いた被測定物の高さ計測装置の構成例を示す。図8に示すように、例えば、ラインセンサ102を利用して、車両上に設置されたパンタグラフなどラインセンサ102が設置される基準面に対して上方に位置する被測定物101の高さを計測する場合、一般的に、被測定物101を見上げるように且つ走査線がほぼ鉛直方向に向くようにラインセンサ102の姿勢を設定し、このラインセンサ102によって被測定物101の画像を取得し、得られた画像を画像処理して被測定物101の高さを測定している。
ここで、水平面に対するラインセンサ102の光軸の角度(以下、仰角という)をθ、ラインセンサ102のレンズの焦点距離をf、被測定物101とラインセンサ102との水平方向の距離をd、被測定物101とラインセンサ102との鉛直方向の距離をh、ラインセンサ102の光軸に対する被測定物101とラインセンサ102とを結ぶ直線の角度をω、ラインセンサ102の素子上に映る被測定物101の位置と素子中心との距離をxとすると、これらの間には次式(1)、(2)の関係が成り立つ。
Figure 0005359038
これら式(1)、(2)を整理すると次式(3)が得られ、これにより被測定物101の高さhを求めることができる。
Figure 0005359038
ラインセンサ画像上における被測定物101の位置xはラインセンサ102の出力信号を解析することにより得られる。そのため、上記(3)式から、距離d、焦点距離f、仰角θが既知であれば被測定物101の基準面からの高さhを求めることができることがわかる。一般的にはラインセンサ102の設置時にこれらのパラメータを求める作業(キャリブレーション)を行っている。
そして、下記特許文献1には2点または3点の検査ポイントを有するターゲットをラインセンサの前で通過させ、取得した画像中の検査ポイントからラインセンサのロール角度とパン角度を補正するキャリブレーション方法が開示されている。
特開2001−124700号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されている技術はラインセンサのロール角度やパン角を計算するものであり、ラインセンサの仰角や焦点距離を簡易には計算することができなかった。また、ラインセンサの仰角を求めるためにはステージなどの装置が必要であった。
そのため、一般的には、予め該焦点距離fの値が保証されているレンズを用い、巻尺や角度計を用いて距離d及び仰角θを実測により求めているが、仰角θはその誤差がラインセンサを用いた被測定物の高さ計測に大きく影響するため、事前の調整で精密な計測を行う必要があった。
このようなことから本発明は、簡素な構成でラインセンサの仰角を高精度に計測することができる画像処理によるラインセンサ仰角測定装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための第1の発明に係る画像処理によるラインセンサ仰角測定装置は、表面に複数の直線状の境界線を挟んで濃色部分と淡色部分とが交互に配され、前記表面が鉛直方向に平行になるように且つ複数の前記境界線が水平方向に平行であって基準面からそれぞれ所定の高さに位置するように設置されるターゲットと、焦点距離及び前記ターゲットとの水平方向の距離が既知であって、走査線方向が前記境界線に直交するように前記基準面に設置されて複数の前記境界線を撮像するラインセンサと、前記ラインセンサによって撮像した画像を処理して複数の前記境界線の画像上の位置を求めるとともに、得られた複数の前記境界線の画像上の位置と予め計測しておいた複数の前記境界線それぞれの前記基準面からの高さとに基づいて、前記ラインセンサの仰角の計算値をそれぞれ算出し、算出された複数の前記計算値の平均値、最頻値又は中央値を算出することで、前記ラインセンサの仰角を求める画像処理部とを有することを特徴とする。
上記の課題を解決するための第2の発明に係る画像処理によるラインセンサ仰角測定装置は、第1の発明において、前記焦点距離をf、前記水平方向の距離をd、前記境界線の画像上の位置をx、前記高さをh、前記計算値をθとし、下記数式を用いて前記計算値を算出することを特徴とする。
Figure 0005359038
上記の課題を解決するための第3の発明に係る画像処理によるラインセンサ仰角測定装置は、第1又は第2の発明において、前記画像処理部が前記ラインセンサによって得られた画像の輝度値に対する微分処理を行い、得られた微分値の大きさ及び該微分値の正負に基づいて前記境界線の位置を検出することを特徴とする。
上記の課題を解決するための第4の発明に係る画像処理によるラインセンサ仰角測定装置は、第1乃至第3の発明のいずれか1つにおいて、前記画像処理部において隣接する前記境界線間の画像上の幅を算出し、算出された前記境界線間の画像上の幅と、予め測定しておいた境界線間の幅とを比較した結果に基づいて前記境界線の位置を検出することを特徴とする。
上記第1の発明に係る画像処理によるラインセンサ仰角測定装置によれば、表面に複数の直線状の境界線を挟んで濃色部分と淡色部分とが交互に配され、前記表面が鉛直方向に平行になるように且つ複数の前記境界線が水平方向に平行であって基準面からそれぞれ所定の高さに位置するように設置されるターゲットと、焦点距離及び前記ターゲットとの水平方向の距離が既知であって、走査線方向が前記境界線に直交するように前記基準面に設置されて複数の前記境界線を撮像するラインセンサと、前記ラインセンサによって撮像した画像を処理して複数の前記境界線の画像上の位置を求めるとともに、得られた複数の前記境界線の画像上の位置と予め計測しておいた複数の前記境界線それぞれの前記基準面からの高さとに基づいて、前記ラインセンサの仰角の計算値をそれぞれ算出し、算出された複数の前記計算値の平均値、最頻値又は中央値を算出することで、前記ラインセンサの仰角を求める画像処理部とを有するようにしたので、境界線の誤検出を防止し、ラインセンサの仰角を高精度に測定することができる。
上記第2の発明に係る画像処理によるラインセンサ仰角測定装置によれば、前記焦点距離をf、前記水平方向の距離をd、前記境界線の画像上の位置をx、前記高さをh、前記計算値をθとし、下記数式を用いて前記計算値を算出するようにしたので、第1の発明の効果に加えて、より高精度にラインセンサの仰角を測定することができる。
Figure 0005359038
上記第3の発明に係る画像処理によるラインセンサ仰角測定装置によれば、画像処理部がラインセンサによって得られた画像の輝度値に対する微分処理を行い、得られた微分値の大きさ及び該微分値の正負に基づいて境界線の位置を検出するようにしたので、第1又は第2の発明の効果に加えて、境界線の誤検出を防止し、より高精度にラインセンサの仰角を測定することができる。
上記第4の発明に係る画像処理によるラインセンサ仰角測定装置によれば、画像処理部において隣接する境界線間の画像上の幅を算出し、算出された境界線間の画像上の幅と、予め測定しておいた境界線間の幅とを比較した結果に基づいて境界線の位置を検出するようにしたので、第1乃至第3の発明の効果に加えて、より高精度にラインセンサの仰角を測定することができる。
本発明の実施の形態を後述する実施例において詳細に説明する。
図1及び図3を用いて本発明の第1の実施例を詳細に説明する。図1は本実施例に係る画像処理によるラインセンサ仰角測定装置の概略構成図、図2は本実施例の画像処理部における処理の流れを示すフローチャート、図3はラインセンサによって撮像される画像の一例を示す説明図である。
図1に示すように、本実施例において、画像処理によるラインセンサ仰角測定装置は、主に平板状に形成されたキャリブレーションターゲット1と、このキャリブレーションターゲット1を撮像する焦点距離fが既知であるラインセンサ2と、ラインセンサ2によって撮像した画像の解析を行う画像処理部3と、キャリブレーションターゲット1に可視光を照射する照明4とから構成される。なお、図中に示す一点差線はラインセンサ2の光軸を示している。
キャリブレーションターゲット1はラインセンサ2の仰角θを測定するための基準を提供する手段である。本実施例において、キャリブレーションターゲット1は正面視長方形状に形成され、その表面には幅方向に直線状に延びる境界線11を挟んで一方に濃色としての黒色部分12が、他方に淡色部分としての白色部分13が配されている。そして、その長手方向が鉛直方向に平行に、且つ、上記境界線11がラインセンサ2から水平距離d、高さhの位置に設けられるように、図示しない支持手段によって支持されている。即ち、キャリブレーションターゲット1の表面は鉛直方向に平行であり、境界線11は水平方向に平行になっている。
ラインセンサ2は、走査線方向が境界線11に直交するように且つキャリブレーションターゲット1を見上げるように基準面上に設置され、少なくともキャリブレーションターゲット1の境界線を撮像するように設定されている。
また、画像処理部3は、ラインセンサ2によって撮像された画像を処理してラインセンサ2の仰角を求める部分である。該画像処理部3においては、図2に示すように、ラインセンサ2によって撮像された画像を所定の一定時間間隔で入力し(ステップS1)、取り込んだ画像を時系列的に並べて図3に示すようなラインセンサ画像を作成し(ステップS2)、このラインセンサ画像を二値化処理して該ラインセンサ画像上の境界線11の位置xを検出する(ステップS3)。そして、ラインセンサ画像上の境界線11の位置xを検出したら、検出された境界線11のラインセンサ画像上の位置xと予め計測しておいた境界線11の基準面からの高さh、キャリブレーションターゲット1とラインセンサ2との水平方向の距離d、ラインセンサ2の焦点距離fの値を用いて次式(4)の演算を行い、ラインセンサ2の仰角を求める(ステップS4)。
Figure 0005359038
上述した構成とすることにより、本実施例に係る画像処理によるラインセンサ仰角測定装置によれば、ラインセンサ2の姿勢を決定する際、ラインセンサ画像にキャリブレーションターゲット1が撮像されているか否かによりラインセンサ2の図1中α方向及びβ方向の向きを調整することができ、さらに、ラインセンサ画像中の境界線11の位置に基づいて仰角θの値を得ることができる。
即ち、ラインセンサ2によって黒色及び白色の二色に配色されたキャリブレーションターゲット1を撮像する構成であるため、ラインセンサ2の向きの調整が容易になるという利点がある。より詳しくは、背景が複雑な屋外環境では、ラインセンサ画像に各種物体や照明、太陽光、窓等が映り込んだ場合、ラインセンサの向きを調整し難くなるおそれがあるが、本実施例に係る画像処理によるラインセンサ仰角測定装置によれば、境界線11を挟んで一方が白色、他方が黒色となるように配色されたキャリブレーションターゲット1を撮像することにより、目標が明確となり、ラインセンサ2のβ方向の向きの調整が容易になる。
さらに、キャリブレーションターゲット1の黒色部分12と白色部分13の境界線11がラインセンサ2によって撮像されているか否かを視覚的に判断して、ラインセンサ2の向きを調整することができるため、ラインセンサ2のα方向の向きの調整が容易になる。
さらに、キャリブレーションターゲット1の黒色部分12と白色部分13の境界線11がラインセンサ2の画像中のどこにあるかを視覚的に判断して、ラインセンサ2の仰角を求めることができるため、ラインセンサ2の仰角の調整が容易になる。さらに加えて、キャリブレーションターゲット1を平板としたため、安価且つ容易に製作することができる。
例えば、ラインセンサ2を用いて車両に設置されたパンタグラフの高さを測定する場合には、キャリブレーションターゲット1の黒色部分12と白色部分13の境界線11がパンタグラフの高さ近傍に位置するように該キャリブレーションターゲット1を設置してラインセンサ2の向き、パン角、仰角を調整した後、測定を行うようにすれば好適である。
図4を用いて本発明の第2の実施例を詳細に説明する。図4は本実施例に係る画像処理によるラインセンサ仰角測定装置の概略構成図である。本実施例は、実施例1において図1に示し上述した一つの境界線11を有するキャリブレーションターゲット1に代えて、図4に示す複数の境界線51を有するキャリブレーションターゲット5を用いる例である。その他の構成は実施例1において説明したものと概ね同様であり、同一の作用を奏する部分には同一の符号を付して重複する説明は省略し、異なる点を中心に説明する。
図4に示すように、本実施例においてキャリブレーションターゲット5は正面視長方形状に形成された平板状の部材であり、その表面に幅方向に直線状に延びる複数の境界線51を挟んで濃色部分としての黒色部分52と淡色部分としての白色部分53とが交互に配されている。そして、その長手方向が鉛直方向に平行するように、且つ、上記複数の境界線51がラインセンサ2から水平距離d、高さh1,h2,…,hnの位置に設けられるように、図示しない支持部材によって支持されている。
本実施例では、画像処理部3において、図5に示すようなラインセンサ画像を取得し、このラインセンサ画像に対して二値化処理を施して該ラインセンサ画像上の複数の境界線51の位置x1,x2,…,xnをそれぞれ検出する。さらに、検出された複数の境界線51の画像上の位置x1,x2,…,xnと予め計測しておいたそれぞれの境界線51の基準面からの高さh1,h2,…,hnと、キャリブレーションターゲット5とラインセンサ2との水平方向の距離d、ラインセンサ2の焦点距離fとを用いて上述した(4)式の演算を行い、複数の境界線51それぞれに対応するラインセンサ2の仰角θ1,θ2,…,θnを求め、さらにこれら複数の仰角θ1,θ2,…,θnの平均値を算出して、算出した平均値をラインセンサ2の仰角θとして決定する。
本実施例に係る画像処理によるラインセンサ仰角測定装置によれば、複数の予測値をもとにラインセンサ2の仰角θを求める構成としたので、上述した実施例1に係る発明の効果に加えて、境界線の誤検出を防止し、ラインセンサ2の仰角θを高精度に測定することができる。
なお、本実施例においては、複数の境界線51をもとに算出した複数の仰角θ1,θ2,…,θnの平均値を求める例を示したが、例えば算出された仰角θ1,θ2,…,θnの最頻値または中央値を使用するようにしても良く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
図6を用いて本発明の第3の実施例を詳細に説明する。図6(a)はラインセンサによって撮像される画像の輝度値を表す図、図6(b)は図6(a)に示す輝度値を微分した結果を示す図である。本実施例は、実施例1又は実施例2とは画像処理部3における境界線の検出方法が異なるものである。その他の構成は上述した実施例1又は実施例2の構成と概ね同様であり、以下、同様の作用を奏する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略し、異なる構成を中心に説明する。
図6(a)に示すように、本実施例においてラインセンサ2によって撮像される画像には輝度値が低い部分と輝度値が高い部分とが現れ、これを微分すると、図6(b)に示すような微分値が得られる。そこで、本実施例では画像処理部3において図6(b)に示す微分値に基づいて境界線11(又は51)の位置を検出する。
詳述すると、図6(b)に示す微分値の絶対値が予め設定する所定値より大きい場合、その位置を境界線の位置として一旦検出する一方、この微分値の正負がキャリブレーションターゲット1(又は5)の配色に一致するかを確認し、一致する場合は境界線11(又は51)であるとみなし、不一致の場合は誤検出とみなすものとする。
本実施例に係る画像処理によるラインセンサ仰角測定装置によれば、ラインセンサ2によって撮像される画像の輝度値を微分して得られる微分値の符号を確認して基準とする境界線11(又は51)を検出するようにしたので、上述した実施例1又は実施例2の効果に加えて、境界線の誤検出を防止し、より高精度にラインセンサ2の仰角を測定することが可能となる。
図7を用いて本発明の第4の実施例を詳細に説明する。図7(a)は入力画像の輝度値を表す図、図7(b)は図7(a)に示す輝度値を微分した結果を示す図である。本実施例は、実施例2又は実施例3と画像処理部3における処理が異なるものである。その他の構成は上述した実施例2又は実施例3の構成と概ね同様であり、以下、同様の効果を奏する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略し、異なる構成を中心に説明する。
本実施例において、画像処理部3は、ラインセンサ画像上の境界線51の位置x1,x2,…,xnを算出した後、隣り合う境界線51間の幅w1(=x2−x1),w2(=x3−x2),…,wn-1(=xn−xn-1)を算出し、算出された幅w1,w2,…,wn-1が図7に示すように予め取得したキャリブレーションターゲットの黒色部分52の幅wb又は白色部分53の幅wwに該当するか否かを確認する。
そして、確認の結果、幅w1,w2,…,wn-1が予め取得したキャリブレーションターゲットの黒色部分52の幅wb又は白色部分53の幅wwに該当する場合は得られた位置が境界線の位置であるとみなし、該当しない場合は誤検出とみなす。
本実施例に係る画像処理によるラインセンサ仰角測定装置によれば、ラインセンサ2によって撮像された画像から取得した境界線51の位置に基づいて算出した境界線51間の幅が予め取得した黒色部分52の幅wb又は白色部分53の幅wwに該当するか否かを判定するようにしたため、上述した実施例2又は実施例3の効果に加えて、境界線の誤検出を防止し、より高精度にラインセンサの仰角を測定することができる。
本発明は、画像処理によるラインセンサ仰角測定装置に適用可能である。
本発明の実施例1の画像処理によるラインセンサ仰角測定装置の概略構成図である。 本発明の実施例1の画像処理部における処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例1において得られるラインセンサ画像の例を示す説明図である。 本発明の実施例2の画像処理によるラインセンサ仰角測定装置の概略構成図である。 本発明の実施例2において得られるラインセンサ画像の例を示す説明図である。 図6(a)は本発明の実施例3において得られるラインセンサ画像の輝度値の例を示す説明図、図6(b)は図6(a)の輝度値を微分して得られる微分値の例を示す説明図である。 図7(a)は本発明の実施例4において得られるラインセンサ画像の輝度値の例を示す説明図、図7(b)は図7(a)の輝度値を微分して得られる微分値の例を示す説明図である。 ラインセンサを用いた被測定物計測装置の一例を示す説明図である。
1,5 キャリブレーションターゲット
2 ラインセンサ
3 画像処理部
4 照明

Claims (4)

  1. 表面に複数の直線状の境界線を挟んで濃色部分と淡色部分とが交互に配され、前記表面が鉛直方向に平行になるように且つ複数の前記境界線が水平方向に平行であって基準面からそれぞれ所定の高さに位置するように設置されるターゲットと、
    焦点距離及び前記ターゲットとの水平方向の距離が既知であって、走査線方向が前記境界線に直交するように前記基準面に設置されて複数の前記境界線を撮像するラインセンサと、
    前記ラインセンサによって撮像した画像を処理して複数の前記境界線の画像上の位置を求めるとともに、得られた複数の前記境界線の画像上の位置と予め計測しておいた複数の前記境界線それぞれの前記基準面からの高さとに基づいて、前記ラインセンサの仰角の計算値をそれぞれ算出し、算出された複数の前記計算値の平均値、最頻値又は中央値を算出することで、前記ラインセンサの仰角を求める画像処理部と
    を有することを特徴とする画像処理によるラインセンサ仰角測定装置。
  2. 前記焦点距離をf、前記水平方向の距離をd、前記境界線の画像上の位置をx、前記高さをh、前記計算値をθとし、下記数式を用いて前記計算値を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理によるラインセンサ仰角測定装置。
    Figure 0005359038
  3. 前記画像処理部が前記ラインセンサによって得られた画像の輝度値に対する微分処理を行い、得られた微分値の大きさ及び該微分値の正負に基づいて前記境界線の位置を検出することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像処理によるラインセンサ仰角測定装置。
  4. 前記画像処理部において隣接する前記境界線間の画像上の幅を算出し、算出された前記境界線間の画像上の幅と、予め測定しておいた境界線間の幅とを比較した結果に基づいて前記境界線の位置を検出することを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか1項に記載の画像処理によるラインセンサ仰角測定装置。
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