JPH06296918A - 板材のパテ補修機における搬入コンベヤ装置 - Google Patents

板材のパテ補修機における搬入コンベヤ装置

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JPH06296918A
JPH06296918A JP11406993A JP11406993A JPH06296918A JP H06296918 A JPH06296918 A JP H06296918A JP 11406993 A JP11406993 A JP 11406993A JP 11406993 A JP11406993 A JP 11406993A JP H06296918 A JPH06296918 A JP H06296918A
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JP
Japan
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plate material
putty
plate
conveyor
speed
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Pending
Application number
JP11406993A
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English (en)
Inventor
Yukio Maekawa
幸夫 前川
Kiyoshi Nagasawa
潔 長澤
Hirotsugu Hisada
博嗣 久田
Noboru Aizawa
昇 相澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hashimoto Denki Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Denki Co Ltd
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Publication date
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  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 板材に対する過大な摩擦作用の発生や先端部
の旋回作用の発生を排除して直進搬送機能の適正化、安
定化を図り、工程能率の向上や製品品質、製品歩留りの
向上に寄与すること。 【構成】 最初定規12に対してラフに板材1の側面を
当接させながら相互の板間隔を詰める高速斜め幅寄せ手
段Xと、これを更に精密に前記定規12に対して当接さ
せる低速斜め幅寄せ手段Yと、これをそのままパテ補修
機に向けて直進姿勢を崩さずに押し出す直進押し出し手
段Zの三つの処理ゾーンを搬入コンベヤに形成したこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合板等の板材にパテ剤を
ナイフコーターによりしごき塗りして板面の割れ、虫穴
等の凹部を充填補修する板材のパテ補修機における搬入
コンベヤ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】搬送過程の合板等の板材上にナイフコー
ターによりパテ剤をしごき塗りして板面の割れ、虫穴等
の凹部を充填補修する板材のパテ補修機は従来公知であ
り、例えば特開平3−136806号補修および目止め
方法ならびに該方法を施した木質板、特開平3−267
167号液体の塗布装置、特開平5−24003号板材
の表面補修方法及び装置等にこの種の板材のパテ補修機
が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来公知のこ
の種板材のパテ補修機は、板材をパテ補修機に挿入する
際の搬入手段には、単にロールコンベヤやベルトコンベ
ヤをパテ補修機の手前に配設するか、または単に挿入台
をパテ補修機の手前に配設する程度の板材の搬入手段で
あったから、パテ補修機の両側に固定されているパテ剤
の漏出防止用の楔部材に搬送過程の板材の側面が強く接
触して相互に作用する過大な摩擦力によって板材の搬送
を制動し、その先端部を横に曲げるような旋回作用も働
くようになって全体的に板材の搬送動作を不安定なもの
にし、それによって板材の側面を損傷する障害を頻発し
ていたものであり、特にこの種の搬送障害はナイフコー
ターによりパテ剤を板材上にしごき塗りにする際のピン
チロール等による板材の強力な後方からの押し出し動作
によって、前記楔部材と板材の側面に僅かなずれがある
と一挙に過大な摩擦力が側面に発生したり、板材の先端
部が横に曲げられて旋回することに起因して板材の側面
を大きく損傷していたものであったから、パテ補修機に
おける搬入コンベヤ装置の直進搬送機能の向上が強く求
められていたものである。
【0004】よって本発明は、この種のパテ補修機の搬
入コンベヤ装置を、最初定規に対してラフに板材の側面
を当接させながら相互の板間隔を詰める高速斜め幅寄せ
手段と、これを更に精密に前記定規に対して当接させる
低速斜め幅寄せ手段と、これをそのままパテ補修機に向
けて直進姿勢を崩さずに押し出す直進押し出し手段の三
つの処理ゾーンを搬入コンベヤに形成したことによっ
て、板材に対する過大な摩擦作用の発生や無用な先端部
の旋回作用の発生を排除して直進搬送機能の適正化、安
定化を図り、工程能率の向上や製品品質、製品歩留りの
向上に寄与することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、合板等の板材にパテ剤をナイフコーターによ
りしごき塗りして板面の割れ、虫穴等の凹部を充填補修
する板材のパテ補修機における、(a)搬入過程の板材
の一方の側面を定規にラフに当接させながら搬送して相
互の板間隔を密に詰める高速斜め幅寄せ手段と、(b)
該高速斜め幅寄せ手段により相互の板間隔を密に詰めて
一方の側面を定規にラフに当接しながら搬送される前記
板材を前記定規に対して更に精密に当接させる低速斜め
幅寄せ手段と、(c)該低速斜め幅寄せ手段により前記
定規に対して一方の側面を精密に当接しながら搬送され
る前記板材をそのままの直進姿勢でパテ補修機に向けて
押し出す直進押し出し手段とからなる、板材のパテ補修
機における搬入コンベヤ装置である。
【0006】
【作用】本発明の合板等の板材にパテ剤をナイフコータ
ーによりしごき塗りして板面の割れ、虫穴等の凹部を充
填補修する板材のパテ補修機の作用は、図1乃至図3に
例示したように、相互の板間隔を密に詰めて搬入される
板材1の上方に架設したミキサー、エクスツルーダー等
のパテ剤補給器2を左右に揺動して該パテ材補給器2に
より発泡性樹脂等からなるパテ剤3をジグザグ状に前記
板材1上に補給し、その全体的な補給量を光電式の距離
センサー4等により滞留パテ剤3aの盛り上がりで検知
して調整しつつ、前記板材1を支承する定盤5上に斜め
に架設したバネ薄板等からなるナイフコーター6により
搬送過程の前記板材1上に補給され滞留された前記パテ
剤3、滞留パテ剤3aをしごき塗りして板面の割れ、虫
穴等の凹部を充填補修するように操作するものである。
またこの種のパテ補修機には、前記定盤5とナイフコー
ター6が形成する前記パテ剤3、滞留パテ剤3aの滞留
個所と、前記板材1の側面に当接自在に両側から楔部材
7a,7bが装着されており、該楔部材7a,7bによ
って前記パテ剤3、滞留パテ剤3aの滞留個所に盛り上
がる前記滞留パテ剤3aの側方からの漏出を防止するよ
うに構成されているものである。尚、図中6aは前記ナ
イフコーター6の支持体、8は搬出コンベヤ、9は前記
板材1の案内板である。
【0007】
【実施例】図1乃至図2に例示した本発明の板材のパテ
補修機における搬入コンベヤ装置は、第一の処理ゾーン
を形成する高速斜め幅寄せ手段Xと、第二の処理ゾーン
を形成する低速斜め幅寄せ手段Yと、第三の処理ゾーン
を形成する直進押し出し手段Zの三つの処理ゾーンから
なるものであって、先ずその第一の処理ゾーンを形成す
る高速斜め幅寄せ手段Xでは、サクション方式等の板材
の自動供給機から供給されて来る搬入過程の板材1を斜
めロールコンベヤ10上に受取って、要すればゴムロー
ル11等により軽く上からピンチして次段に配設された
低速斜め幅寄せ手段Yの搬送速度より早い速度で、例え
ば低速斜め幅寄せ手段Yの30m/min程度の搬送速
度に対し、それにより50〜100%程度早い速度で前
記板材1を斜め側方の定規12側に幅寄せさせながら搬
送して、後段工程に配設されているパテ補修機の楔部材
7a,7bの搬送列に整合させて架設された前記定規1
2に前記板材1の一方の側面をラフに当接しながら搬送
を続けて次第に先行の板材1との板間隔を詰めて相互を
密着状態にさせるように構成する。次にその第二の処理
ゾーンを形成する低速斜め幅寄せ手段Yでは、前記第一
の処理ゾーンを形成する高速斜め幅寄せ手段Xにより相
互の板間隔を密に詰めて一方の側面を定規12にラフに
当接しながら搬送される前記板材1を、前記定規12に
対して更に精密に当接させるように、例えば二連方式等
からなる斜めピンチロール13a,13bにより前段の
斜めロールコンベヤ10より遅い速度で、例えば前述し
た斜めロールコンベヤ10の45〜60m/min程度
の搬送速度より50〜100%程度遅い30m/min
程度の搬送速度で前記定規12に対して一層精密に板材
1の側面を当接させるように構成する。次にまたその第
三の処理ゾーンを形成する直進押し出し手段Zでは、前
記第二の処理ゾーンを形成する低速斜め幅寄せ手段Yに
より前記定規12に対し一方の側面を精密に当接しなが
ら搬送される前記板材1をそのままの直進姿勢で後段工
程に配設されているパテ補修機に向けて前記斜めピンチ
ロール13a,13bと同等速度の直進搬送機能を具有
する平行ピンチロール14a,14bにより正確に押し
出すように、特に前記パテ補修機の両側に配設されてい
る楔部材7a,7bと前記板材1の側面との間に過大な
摩擦作用が発生しないように、また前記板材1の先端部
に無用な旋回作用が発生しないように、該平行ピンチロ
ール14a,14bによりその直進姿勢を堅持しつつ前
記楔部材7a,7bの間にその直進搬送機能を活かして
正確に押し出すように構成したものである。尚、前記高
速斜め幅寄せ手段Xや、低速斜め幅寄せ手段Yや、直進
押し出し手段Zは、前記斜めロールコンベヤ10や、斜
めピンチロール13a,13bや、平行ピンチロール1
4a,14bにのみ限定されるものではなく、例えばプ
レートチエンを上下に対設した挾持スラットコンベヤ
や、通常のチエンコンベヤやベルトコンベヤ等によって
もその目的を達成することが出来るものである。
【0008】
【発明の効果】本発明は以上に説明したように、この種
のパテ補修機の搬入コンベヤ装置を、最初定規に対して
ラフに板材の側面を当接させながら相互の板間隔を詰め
る高速斜め幅寄せ手段と、これを更に精密に定規に対し
て当接させる低速斜め幅寄せ手段と、これをそのままパ
テ補修機に向けて直進姿勢を崩さずに押し出す直進押し
出し手段の三つの処理ゾーンを搬入コンベヤに形成する
ことによって、板材に対する過大な摩擦作用の発生や無
用な先端部の旋回作用の発生を排除して直進搬送機能の
適正化、安定化を図ったものであるから、パテ補修工程
全体の工程能率の向上や製品品質、製品歩留りの向上に
寄与することが出来たものであり、実施効果の極めて顕
著なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】板材のパテ補修機と搬入コンベヤ装置を示す側
面図
【図2】図1に同じ平面図
【図3】図1のA−A線における縦断背面図
【符号の説明】
1 板材 10 斜めロールコンベヤ 12 定規 13a,13b 斜めピンチロール 14a,14b 平行ピンチロール X 高速斜め幅寄せ手段 Y 低速斜め幅寄せ手段 Z 直進押し出し手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相澤 昇 愛知県高浜市新田町五丁目1番地17 橋本 電機工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合板等の板材にパテ剤をナイフコーター
    によりしごき塗りして板面の割れ、虫穴等の凹部を充填
    補修する板材のパテ補修機において、搬入過程の板材の
    一方の側面を定規にラフに当接させながら搬送して相互
    の板間隔を密に詰める高速斜め幅寄せ手段と、該高速斜
    め幅寄せ手段により相互の板間隔を密に詰めて一方の側
    面を定規にラフに当接しながら搬送される前記板材を前
    記定規に対して更に精密に当接させる低速斜め幅寄せ手
    段と、該低速斜め幅寄せ手段により前記定規に対して一
    方の側面を精密に当接しながら搬送される前記板材をそ
    のままの直進姿勢でパテ補修機に向けて押し出す直進押
    し出し手段とからなることを特徴とする板材のパテ補修
    機における搬入コンベヤ装置。
  2. 【請求項2】 高速斜め幅寄せ手段が斜めロールコンベ
    ヤからなる請求項1.記載の搬入コンベヤ装置。
  3. 【請求項3】 低速斜め幅寄せ手段が斜めピンチロール
    からなる請求項1.記載の搬入コンベヤ装置。
  4. 【請求項4】 直進押し出し手段が平行ピンチロールか
    らなる請求項1.記載の搬入コンベヤ装置。
  5. 【請求項5】 高速斜め幅寄せ手段や、低速斜め幅寄せ
    手段や、直進押し出し手段が挾持スラットコンベヤや、
    チエンコンベヤや、ベルトコンベヤからなる請求項1.記
    載の搬入コンベヤ装置。
JP11406993A 1993-04-15 1993-04-15 板材のパテ補修機における搬入コンベヤ装置 Pending JPH06296918A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009018301A (ja) * 2007-06-04 2009-01-29 Durst Phototechnik Digital Technology Gmbh 平坦材料に印刷するための方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009018301A (ja) * 2007-06-04 2009-01-29 Durst Phototechnik Digital Technology Gmbh 平坦材料に印刷するための方法
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