JPH0629660Y2 - 断熱箱体 - Google Patents
断熱箱体Info
- Publication number
- JPH0629660Y2 JPH0629660Y2 JP11666087U JP11666087U JPH0629660Y2 JP H0629660 Y2 JPH0629660 Y2 JP H0629660Y2 JP 11666087 U JP11666087 U JP 11666087U JP 11666087 U JP11666087 U JP 11666087U JP H0629660 Y2 JPH0629660 Y2 JP H0629660Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- bottom plate
- outer box
- piece
- side plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 この考案は、外箱と内箱との間に発泡断熱材が充填され
た断熱箱体に関するものである。
た断熱箱体に関するものである。
b.従来の技術 第5図は冷凍冷蔵庫等に用いられる従来の断熱箱体の外
側を除いた状態での要部斜視図、第6図は従来の断熱箱
体の製作途中での要部断面図、第7図は従来の断熱箱体
の製作完了後での要部断面図であり、内箱1は、底板4
と後板2との間および底板4と側板3との間は断面コ字
状の連結部材5により連結され、後板2と側板3との間
は連結部材15により連結され、また上板(図示せず)と
各側板3との間も断面コ字状の連結部材(図示せず)に
より連結されて構成されている。内箱1の底板4と外箱
6の底板7との間にはブロック状の底板間隔保持部材8
が介在し、内箱1の側板3と外箱6の側板9との間には
ブロック状の側板間隔保持部材10が介在している。
側を除いた状態での要部斜視図、第6図は従来の断熱箱
体の製作途中での要部断面図、第7図は従来の断熱箱体
の製作完了後での要部断面図であり、内箱1は、底板4
と後板2との間および底板4と側板3との間は断面コ字
状の連結部材5により連結され、後板2と側板3との間
は連結部材15により連結され、また上板(図示せず)と
各側板3との間も断面コ字状の連結部材(図示せず)に
より連結されて構成されている。内箱1の底板4と外箱
6の底板7との間にはブロック状の底板間隔保持部材8
が介在し、内箱1の側板3と外箱6の側板9との間には
ブロック状の側板間隔保持部材10が介在している。
上記断熱箱体は、外箱6の底板7に底板間隔保持部材8
をテープ等で固定し、外箱6の側板9に側板間隔保持部
材10をテープ等で固定した状態で、外箱6に内箱1を組
み入れ、外箱6と内箱1との間の空隙11に発泡断熱材12
を注入、固形化して製作される。
をテープ等で固定し、外箱6の側板9に側板間隔保持部
材10をテープ等で固定した状態で、外箱6に内箱1を組
み入れ、外箱6と内箱1との間の空隙11に発泡断熱材12
を注入、固形化して製作される。
c.考案が解決しようとする問題点 上記のように構成された従来の断熱箱体においては、内
箱1と外箱6との上下方向および両側方向に間隔を一定
に保持するために底板間隔保持部材8および側板間隔保
持部材10をそれぞれ底板6、側板9に固定しなければな
らず製作に手間がかかるという問題があった。
箱1と外箱6との上下方向および両側方向に間隔を一定
に保持するために底板間隔保持部材8および側板間隔保
持部材10をそれぞれ底板6、側板9に固定しなければな
らず製作に手間がかかるという問題があった。
この考案は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、内箱1と外箱6との上下方向および両側方向の間
隔を一定に保持するために少ない部材で簡単に行なうこ
とができるとともに、発泡断熱材を外箱と内箱との間に
注入したときにその注入圧により連結部材が外れたり、
ずれたりすることが確実に防止される断熱箱体を得るこ
とを目的とする。
ので、内箱1と外箱6との上下方向および両側方向の間
隔を一定に保持するために少ない部材で簡単に行なうこ
とができるとともに、発泡断熱材を外箱と内箱との間に
注入したときにその注入圧により連結部材が外れたり、
ずれたりすることが確実に防止される断熱箱体を得るこ
とを目的とする。
d.問題点を解決するための手段 この考案に係る断熱箱体は、間隔保持部材をL字状に形
成し、その一片部の内側を底板と側板とを連結する連結
部材に、その一片部の外側を外箱の側板の内面に当接
し、またその他片部の内側を内箱の底板に、その他片部
の外側を外箱の底板に当接したものである。
成し、その一片部の内側を底板と側板とを連結する連結
部材に、その一片部の外側を外箱の側板の内面に当接
し、またその他片部の内側を内箱の底板に、その他片部
の外側を外箱の底板に当接したものである。
e.作用 この考案においては、間隔保持部材をL字状にしたの
で、内箱と外箱との間の間隔を同時に規制することがで
きるとともに、間隔保持部材を連結部材に当接したこと
により、発泡断熱材を外箱と内箱とに間に注入したとき
にその注入圧力で連結部材が外れたり、ずれたりするこ
とはない。
で、内箱と外箱との間の間隔を同時に規制することがで
きるとともに、間隔保持部材を連結部材に当接したこと
により、発泡断熱材を外箱と内箱とに間に注入したとき
にその注入圧力で連結部材が外れたり、ずれたりするこ
とはない。
f.実施例 以下、この考案の実施例を図について説明する。第1図
はこの考案の一実施例を示す一部切り欠き斜視図、第2
図は第1図の矢印Aから見た斜視図であり、第5図、第
6図と同一または相当部分は同一符号を付し、その説明
は省略する。
はこの考案の一実施例を示す一部切り欠き斜視図、第2
図は第1図の矢印Aから見た斜視図であり、第5図、第
6図と同一または相当部分は同一符号を付し、その説明
は省略する。
図において、断熱箱体の下部の、内箱1と外箱6との間
の四箇所には内箱1と外箱6との間隔を一定に保持する
間隔保持部材20が設けられている。間隔保持部材20は第
3図に示すようにL字状に形成され、端部が45度の角度
で切り落とされたその一片部21の内側が連結部材5に当
接しその外側が外箱6の側板9に当接している。間隔保
持部材20の他片部22の内側は内箱1の底板4に当接し、
その外側は外箱6の底板8に当接している。
の四箇所には内箱1と外箱6との間隔を一定に保持する
間隔保持部材20が設けられている。間隔保持部材20は第
3図に示すようにL字状に形成され、端部が45度の角度
で切り落とされたその一片部21の内側が連結部材5に当
接しその外側が外箱6の側板9に当接している。間隔保
持部材20の他片部22の内側は内箱1の底板4に当接し、
その外側は外箱6の底板8に当接している。
このように構成された断熱箱体においては、外箱6の底
板7の四箇所に間隔保持部材20を載置した状態で、外箱
6の後部から内箱1を組み入れる。このとき、一片部21
の端部は切り落とされているので、内箱1は外箱6内に
スムースに組み入れることができる。その後、外箱6と
内箱1との間の空隙11に発泡断熱材12を注入、固形化し
て製作されるが、連結部材5は間隔保持部材20の一片部
21で押さえられているので、発泡断熱材12を注入したと
きにその注入圧により連結部材5が外れたり、ずれたり
することは確実に防止され、発泡断熱材12が内箱1内に
漏れるようなことはない。
板7の四箇所に間隔保持部材20を載置した状態で、外箱
6の後部から内箱1を組み入れる。このとき、一片部21
の端部は切り落とされているので、内箱1は外箱6内に
スムースに組み入れることができる。その後、外箱6と
内箱1との間の空隙11に発泡断熱材12を注入、固形化し
て製作されるが、連結部材5は間隔保持部材20の一片部
21で押さえられているので、発泡断熱材12を注入したと
きにその注入圧により連結部材5が外れたり、ずれたり
することは確実に防止され、発泡断熱材12が内箱1内に
漏れるようなことはない。
なお、間隔保持部材25がスチロール等の成形材からなっ
ているときには、第4図に示すように他片部24を断面コ
字状にして肉厚を各部で等しくすれば、間隔保持部材25
の成形時間は短縮される。
ているときには、第4図に示すように他片部24を断面コ
字状にして肉厚を各部で等しくすれば、間隔保持部材25
の成形時間は短縮される。
g.考案の効果 以上説明したように、この考案の断熱箱体は、間隔保持
部材をL字状に形成し、その一片部の内側を底板と側板
とを連結する連結部材に、その一片部の外側を外箱の側
板の内面に当接し、またその他片部の内側を内箱の底板
に、その他片部の外側を外箱の底板に当接したので、内
箱と外箱との上下方向および両側方向の間隔を少ない部
材で簡単に行うことができる。また、連結部材は間隔保
持部材で押さえられ、発泡断熱材を外箱と内箱との間に
注入したときにその注入圧により連結部材が外れたり、
ずれたりすることは確実に防止され、発泡断熱材が内箱
内に漏れるようなことはない。さらに、内箱は各板を連
結部材で連結しており、現場で簡単に組み立てられるの
で、組立現場まで嵩んた内箱を搬送する必要性はないと
いう効果もある。
部材をL字状に形成し、その一片部の内側を底板と側板
とを連結する連結部材に、その一片部の外側を外箱の側
板の内面に当接し、またその他片部の内側を内箱の底板
に、その他片部の外側を外箱の底板に当接したので、内
箱と外箱との上下方向および両側方向の間隔を少ない部
材で簡単に行うことができる。また、連結部材は間隔保
持部材で押さえられ、発泡断熱材を外箱と内箱との間に
注入したときにその注入圧により連結部材が外れたり、
ずれたりすることは確実に防止され、発泡断熱材が内箱
内に漏れるようなことはない。さらに、内箱は各板を連
結部材で連結しており、現場で簡単に組み立てられるの
で、組立現場まで嵩んた内箱を搬送する必要性はないと
いう効果もある。
第1図はこの考案の一実施例を示す一部切り欠き斜視
図、第2図は第1図の矢印Aから見た斜視図、第3図は
第1図の間隔保持部材の斜視図、第4図は間隔保持部材
の他の実施例、第5図は従来の断熱箱体の外箱を除いた
状態での要部斜視図、第6図は従来の断熱箱体の製作途
中での要部断面図、第7図は従来の断熱箱体の製作完了
後での要部断面図である。 1……内箱、5……連結部材、6……外箱、12……発泡
断熱材、20……間隔保持部材、21……一片部、22……他
片部。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
図、第2図は第1図の矢印Aから見た斜視図、第3図は
第1図の間隔保持部材の斜視図、第4図は間隔保持部材
の他の実施例、第5図は従来の断熱箱体の外箱を除いた
状態での要部斜視図、第6図は従来の断熱箱体の製作途
中での要部断面図、第7図は従来の断熱箱体の製作完了
後での要部断面図である。 1……内箱、5……連結部材、6……外箱、12……発泡
断熱材、20……間隔保持部材、21……一片部、22……他
片部。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】外箱(6)と、この外箱(6)の内側に発泡断熱
材(12)を介して設けられているとともに側板(3)および
底板(4)を有する内箱(1)と、この内箱(1)と前記外箱(6)
との間に設けられ内箱(1)と外箱(6)との上下方向および
両側方向の間隔を一定に保持する間隔保持部材(20)とを
備え、側板(3)と底板(4)とは断面コ字状の定形性の連結
部材(5)により連結されて構成された断熱箱体におい
て、前記間隔保持部材(20)はL字状に形成され、その一
片部(21)の内側が前記底板(4)と前記側板(3)とを連結す
る前記連結部材(5)に、その一片部(21)の外側が前記外
箱(6)の側板(9)の内面に当接し、またその他片部(22)の
内側が内箱(1)の底板(4)に、その他片部(22)の外側が外
箱(6)の底板(7)に当接したことを特徴とする断熱箱体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11666087U JPH0629660Y2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 | 断熱箱体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11666087U JPH0629660Y2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 | 断熱箱体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6422987U JPS6422987U (ja) | 1989-02-07 |
JPH0629660Y2 true JPH0629660Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=31359395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11666087U Expired - Lifetime JPH0629660Y2 (ja) | 1987-07-31 | 1987-07-31 | 断熱箱体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629660Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-07-31 JP JP11666087U patent/JPH0629660Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6422987U (ja) | 1989-02-07 |
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