JPH062963U - キャプスタンモータ - Google Patents

キャプスタンモータ

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Publication number
JPH062963U
JPH062963U JP4483492U JP4483492U JPH062963U JP H062963 U JPH062963 U JP H062963U JP 4483492 U JP4483492 U JP 4483492U JP 4483492 U JP4483492 U JP 4483492U JP H062963 U JPH062963 U JP H062963U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing holder
stator substrate
base end
bearing
joint surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP4483492U
Other languages
English (en)
Inventor
明博 中村
一喜 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP4483492U priority Critical patent/JPH062963U/ja
Publication of JPH062963U publication Critical patent/JPH062963U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】軸受ホルダーをかしめ等の手段によってステー
タ基板に固定した状態でのステータ基板の変形が回転軸
の周りに均一で、ステータ基板に対する軸受ホルダーお
よび回転軸の直角度を正確に出すことができるキャプス
タンモータを提供する。 【構成】軸受ホルダー10のステータ基板20との接合
面14を、回転軸25を中心としたほぼ円形状にした。
軸受ホルダー10は、基端部11から支柱15が延びて
いて、基端部11と支柱15の先端部16とで回転軸2
5を回転自在に支持したいわゆる両持ちタイプとし、基
端部11にステータ基板20との接合面14を設けたも
のでもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種テープレコーダ等に適用可能なキャプスタンモータに関するも ので、特にその軸受ホルダーの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
オーディオテープレコーダ、デジタルオーディオテープレコーダ(DAT)、 ビデオテープレコーダ(VTR)などでは、周知のとおり、情報信号記録テープ を一定速度で搬送するためのキャプスタン軸がピンチローラと組み合わせて用い られる。キャプスタン軸はキャプスタンモータによって一定速度で回転駆動され るようになっていて、近年では、キャプスタン軸をキャプスタンモータの回転体 に直結したダイレクトドライブ方式が採用されている。
【0003】 上記のようなダイレクトドライブ方式のキャプスタンモータでは、鉄板等でな るステータ基板に軸受ホルダーを主にかしめ等の手段によって固定し、軸受ホル ダーに取付けた軸受によってキャプスタン軸を回転自在に支持している。このキ ャプスタン軸はキャプスタンモータの回転部材(ロータ)に一体に取付けられて いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のキャプスタンモータでは、ステータ基板に固定される軸受ホルダーのス テータ基板との接合面の形状はさまざまであり、これをかしめによってステータ 基板に固定すると、かしめによる基板の変形がキャプスタン軸の周りに不均一に なり、軸受ホルダーが傾いてステータ基板に対する軸受ホルダーの直角度が出な いという問題点があった。特に、軸受ホルダーが、その基端部から支柱が延びて いて、基端部と支柱の先端部とで回転軸を回転自在に支持したいわゆる両持ちタ イプの場合は、軸受ホルダーの直角度の狂いが直接キャプスタン軸の直角度の狂 いとして現れるため、影響が大きい。
【0005】 本考案は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、軸受ホ ルダーをかしめ等の手段によってステータ基板に固定した状態でのステータ基板 の変形が回転軸の周りに均一で、ステータ基板に対する軸受ホルダーおよび回転 軸の直角度を正確に出すことができるキャプスタンモータを提供することを目的 とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、軸受ホルダーのステータ基板との接合 面を、回転軸を中心としたほぼ円形状にした。軸受ホルダーは、基端部から支柱 が延びていて、基端部と支柱の先端部とで回転軸を回転自在に支持したいわゆる 両持ちタイプとし、基端部にステータ基板との接合面を設けたものでもよい。
【0007】
【作用】
軸受ホルダーのステータ基板との接合面は、回転軸を中心としたほぼ円形状で あり、軸受ホルダーをステータ基板にかしめによって固定したときのステータ基 板の変形は回転軸の周りに均一になり、ステータ基板に対する軸受ホルダーおよ び回転軸の直角度が保たれる。軸受ホルダーがいわゆる両持ちタイプの場合は、 その基端部のステータ基板との接合面をほぼ円形としてステータ基板に対する軸 受ホルダーの直角度を保つことの効果は大きい。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照しながら本考案にかかるキャプスタンモータの実施例につい て説明する。 図1ないし図3において、鉄板等でなるステータ基板20のほぼ中央部の孔に は、軸受ホルダー10の基端部11の底面側に一体成形された円形の突堤12が 嵌められ、この突堤12がかしめられることによって軸受ホルダー10がステー タ基板20に固定されている。軸受ホルダー10は上記基端部11から上方に支 柱15が延びている。基端部11と支柱15の先端部16には中心軸線を共通に する孔がそれぞれ形成されていて、これらの孔には軸受22,23が嵌められて いる。これらの軸受22,23によって回転軸(キャプスタン軸)25が回転自 在に支持されている。軸受ホルダー10の先端部16にはスラスト受け24が嵌 められている。軸受22,23は図示の例ではメタル軸受になっているが、軸受 の種類は問わない。上記先端部16にはさらにねじ孔17が形成されると共にカ バー34が載せられ、上記ねじ孔17に止めねじ35が螺入されることによって カバー34が固定されている。
【0009】 軸受ホルダー10の基部11は、回転軸25に対して対称形ではなく、円形の の一部に外径方向に向かう突出部13が形成された形になっている。この非対称 形の部分を接合面としてステータ基板20にかしめによって固定すると、前述の ように、かしめによるステータ基板20の変形が不均一になって軸受ホルダー1 0が傾き、ステータ基板20に対する直角度が出なくなる。そこで、図示の実施 例では、非対称部分となっている上記突出部13の下面を削ってステータ基板2 0との間にクリアランス18を設け、軸受ホルダー10の基部11のステータ基 板20との接合面14を、図2に網目を付して示すように、回転軸25を中心と したほぼ円形状にしてある。上記接合面14の内径側の限界位置は前記突堤12 の外径位置となっている。
【0010】 ステータ基板20の下面側には、軸受ホルダー10の上記突堤12を囲むよう にして複数個の駆動コイル31が配置されている。上記回転軸25の下端部は前 記軸受22から下方に突出していて、この回転軸25の下端部にはボス26とホ ルダー27を介してロータヨーク28が一体に取付けられている。上記ホルダー 27は、ボス26とロータヨーク28と共にインサート成形によって一体に結合 されている。ロータヨーク28は回転部材をなしていて、扁平な上向きのカップ 状に形成されている。ロータヨーク28の内方には扁平なリング状の駆動マグネ ット37が固着されていて、駆動マグネット37は前記駆動コイル31と一定の 間隙をおいて対向している。ロータヨーク28の外周部にはプラスチックマグネ ットなどによって周波数発電機(FG)用マグネット29が一体に設けられ、こ の周波数発電機用マグネット29の外周にはリール台駆動用のギヤ30が形成さ れている。ステータ基板20の下面側には、上記周波数発電機用マグネット29 の外周に対向させて周波数発電機信号出力用のセンサ32が固定されている。
【0011】 周知のとおり、駆動マグネット37を含むロータの回転位置に応じて各駆動コ イル31に選択的に通電しかつ通電を切り換えることにより、上記ロータおよび 回転軸25を連続して回転駆動することができる。また、センサ32の周波数発 電機出力信号に基づいて各駆動コイル31への電流を制御することにより、回転 速度を一定に制御することができる。
【0012】 以上説明した実施例によれば、軸受ホルダー10の基部11が回転軸25に対 して非対称部分となっている突出部13の下面を削ってステータ基板20との間 にクリアランス18を設け、軸受ホルダー10の基部11のステータ基板20と の接合面14を、回転軸25を中心としたほぼ円形状にして回転軸25に対し対 称形にしたため、軸受ホルダー10をステータ基板20にかしめによって固定し たときのステータ基板20の変形は回転軸25の周りに均一になり、ステータ基 板20に対する軸受ホルダー10および回転軸25の直角度を正確に出すことが できる。特に、軸受ホルダー10が図示の実施例のようないわゆる両持ちタイプ の場合は、ステータ基板20と軸受ホルダー10との関係のみによって回転軸2 5の直角度が決定されるため、上記のように、軸受ホルダー10の基端部11の ステータ基板20との接合面14をほぼ円形としてステータ基板20に対する軸 受ホルダー10の直角度を保つことの効果は大きい。
【0013】 なお、図示の実施例では、モータの形式がコアレスの面対向型になっていたが 、本考案ではモータの形式は問わない。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、回転部材に取付けられた回転軸と、この回転軸を回転自在に 支持する軸受と、この軸受を支持しステータ基板に立設された軸受ホルダーとを 有してなるキャプスタンモータにおいて、軸受ホルダーの基部のステータ基板と の接合面を、回転軸を中心としたほぼ円形状にして回転軸に対し対称形にしたた め、軸受ホルダーをステータ基板にかしめによって固定したときのステータ基板 の変形は回転軸の周りに均一になり、ステータ基板に対する軸受ホルダーおよび 回転軸の直角度を正確に出すことができる。
【0015】 特に、請求項2記載の考案のように、軸受ホルダーがいわゆる両持ちタイプの 場合は、ステータ基板と軸受ホルダーとの関係のみによって回転軸の直角度が決 定されるため、軸受ホルダーの基端部のステータ基板との接合面をほぼ円形とし てステータ基板に対する軸受ホルダーの直角度を保つことの効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるキャプスタンモータの実施例を
示す正面断面図。
【図2】同上実施例中の軸受ホルダーのステータ基板と
の接合面およびその周辺を示す底面図。
【図3】上記実施例の平面図。
【符号の説明】
10 軸受ホルダー 11 基端部 14 接合面 15 支柱 16 先端部 20 ステータ基板 22 軸受 23 軸受 25 回転軸 28 回転部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転部材に取付けられた回転軸と、この
    回転軸を回転自在に支持する軸受と、この軸受を支持し
    ステータ基板に立設された軸受ホルダーとを有してなる
    キャプスタンモータにおいて、上記軸受ホルダーの上記
    ステータ基板との接合面を、上記回転軸を中心としたほ
    ぼ円形状にしてなるキャプスタンモータ。
  2. 【請求項2】 軸受ホルダーは、基端部から支柱が延び
    ていて、基端部と支柱の先端部とで回転軸を回転自在に
    支持し、基端部にステータ基板との接合面を有する請求
    項1記載のキャプスタンモータ。
JP4483492U 1992-06-04 1992-06-04 キャプスタンモータ Pending JPH062963U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4483492U JPH062963U (ja) 1992-06-04 1992-06-04 キャプスタンモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4483492U JPH062963U (ja) 1992-06-04 1992-06-04 キャプスタンモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH062963U true JPH062963U (ja) 1994-01-14

Family

ID=12702501

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4483492U Pending JPH062963U (ja) 1992-06-04 1992-06-04 キャプスタンモータ

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JP (1) JPH062963U (ja)

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