JPH0629600U - 可搬ステージの保持装置 - Google Patents

可搬ステージの保持装置

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JPH0629600U
JPH0629600U JP6692292U JP6692292U JPH0629600U JP H0629600 U JPH0629600 U JP H0629600U JP 6692292 U JP6692292 U JP 6692292U JP 6692292 U JP6692292 U JP 6692292U JP H0629600 U JPH0629600 U JP H0629600U
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portable
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博志 大野
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三精輸送機株式会社
株式会社シービーシーメソッド
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多用途ホールにおける可搬ステージを容易に
格納できるようにする。格納状態から使用状態への転換
を容易にする。 【構成】 床2の一部の開口3を利用して可搬ステージ
4を格納したとき、可搬ステージ4の床板6と床2とが
同一平面となる。格納位置の可搬ステージ4を支持する
複数の固定ストッパポスト16を設ける。可搬ステージ
4を上昇位置として支持する複数の可倒ストッパポスト
25を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は多用途ホールにおける可搬ステージの保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
多用途ホールにおいて、ステージを必要としない場合と、必要とする場合とに 使い分ける場合、可搬ステージを用意する必要がある。 この可搬ステージはステージが不用な場合、ホールの一部に設けた格納室に収 容し、必要なときに引出してステージとして用いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような可搬ステージは相当大きいものであり、重いので出し入れに多く の労力を要し、格納場所も必要となるなどの問題がある。 この考案の課題は上記のような従来の可搬ステージの問題点を解決するために 、不用時は床面に設けた開口内に下降させることにより、可搬ステージの上面と 床とを同一面として格納し、必要時には吊上げて、ストッパポストにより一定の 高さに保持できる可搬ステージの保持装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は床の一部に開口を設けるとともに、 この開口に適合する形状の着脱自在の可搬ステージを設け、上記開口下部の周囲 部付近の複数個所には、上記開口にはめた可搬ステージの下面周囲部の複数の係 合孔に係合する係止ピンを上端に有し、上記可搬ステージの上面と上記床とを同 一面に保持するストッパを有する固定ストッパポストを設け、この各固定ストッ パポストの近くには、起立時に、上記可搬ステージの下面の上記係合孔とは別の 係合孔に係合する係止ピンを上端に有し、上記可搬ステージを上記床より高い位 置に保持するストッパを有する可倒ストッパポストを設けた構成としたのである 。
【0005】
【作用】
可搬ステージが不用な場合は、各可倒ストッパポストを夫々倒し、可搬ステー ジの下面周囲部の複数の係合孔に各固定ストッパポストの各ピンをはめ、固定ス トッパポストの各ストッパにより支持させると、可搬ステージは床に設けた開口 内に収納され、可搬ステージの上面は床の一部となる。
【0006】 また、可搬ステージが必要なときは、まず、ホールの天井に設けた巻上機から 垂下させた複数の吊上げロープの下端のフックを可搬ステージの下部の係止部に 係合させて可搬ステージを所定の高さに吊り上げる。 この状態で人手によって各可倒ストッパポストを起立させる。
【0007】 そののち、各吊上げロープを弛めて可搬ステージを下降させ、その下面周囲の 複数の係合孔に、起立させた各可倒ストッパポストの係止ピンを係合させ、可倒 ストッパポストのストッパにより可搬ステージの下面周囲部を支持させたのち、 各吊上げロープを可搬ステージから外して巻上げる。
【0008】
【実施例】
図2、図3に示す実施例において、1は基礎面であり、それより一定の高さに ホールの床2を設けてある。 3は上記床2の所定の位置に設けた開口であり、4は、この開口に適合する可 搬ステージである。この可搬ステージ4の平面形状は通常図1のように長方形で ある。
【0009】 可搬ステージ4は、アングルやチャンネルなどの枠材5を縦横に組んで格子状 にしたものの上に床板6を張ったもので、ステージ4の四隅付近の下面には鋼板 7を張ってある。
【0010】 上記各鋼板7には図1などや図5のように、それぞれ可搬ステージ4の長手方 向外側の係合孔10と内側の係合孔11とを設けて、これらの係合孔の下面周囲 に補強用リング板を固定する。
【0011】 また、上記各鋼板7の内寄り上の床板6にはそれぞれ小さい窓12を設け、こ の窓12に着脱自在の蓋13をはめ、その四辺を図6のように枠材5の上面で支 持して蓋13の上面と床板6の上面とを同一面とする。 そして、各窓12の下部の鋼板7にはそれぞれ吊輪14を設ける。
【0012】 図2などの15は、可搬ステージ4の長手方向の辺の下方内寄りに位置するよ うに基礎面1上に平行に固定したチャンネル材からなる保持枠である。この各保 持枠15の両端上に鋼管などからなる固定ストッパポスト16を垂直に固定する 。
【0013】 このストッパポスト16は図8のように、その上端のねじ孔にボルト19をね じ込んでロックナット17により固定し、このボルト19の上端に前記可搬ステ ージ4の外側の係合孔10に係脱する係止ピン20を一体に設けてある。
【0014】 また、このボルト19にはストッパ21を装着するがこのストッパ21は座金 22とその上のストッパゴム23からなり座金22の中央のねじ孔をボルト19 にねじ込むとともにボルト19をストッパゴム23の中央の孔に挿入して高さを 調整自在とする。
【0015】 上記各ポスト16より若干内寄りの保持枠15の両外側にはそれぞれ軸受板2 4を固定する。25は可倒ストッパポストでその下端を軸26により各軸受板2 4の間に回動自在に取付ける。
【0016】 上記軸受板24は図2、図3のように向かって右側のものは低く左側のものは 高くし、軸26の位置も同様とする。そして、ストッパポスト25は右側のもの は長く左側のものは短かくして垂直に起立させたとき同じ高さになるようにする 。
【0017】 この各ポスト25の上端にも前記の固定ストッパポスト16と同様の係止ピン 20とストッパ21を設けるがこの部分の構造はポスト16の場合と同じである から同一の符号を付けて詳細な説明は省略する。
【0018】 また、同一保持枠15に属する各可倒ストッパポスト25の相対向する側の一 部には、図4、図7、図8のようにそれぞれ支持片29を設けて、この各支持片 29に倒れ止めステー30の上端を軸31により回転自在に連結する。 上記各ステー30の下端にはボス32を固定してこの各ボス32を保持枠15 内に移動自在にはめる。
【0019】 上記各保持枠15の両側には各ステー30毎のガイド用長孔33を形成し、図 9のようにこの各長孔33に移動自在にはめたゴムブッシュ35に横方向の移動 軸34の両端を挿入するとともに、上記ボス32の挿通孔も貫通させ、軸34に 設けた周溝には軸34の軸方向移動を阻止するC形やE形などの止め輪36を取 り付ける。
【0020】 上記各長孔33の外端下側には図2、図3などのように下方に凹入する係止部 37を形成し、ポスト25を垂直に起立させたとき、図3、図7、図8、図9の ようにステー30の下端の移動軸34の両端部が係止部37に落ち込んでステー 30を固定し、ポスト25の倒れ止めとなる。
【0021】 また、さらに、図8のように、固定ストッパポスト16の可倒ストッパポスト 25側に、ねじ孔38を設け、このねじ孔38にねじ込んだ調整ボルト39をね じ孔37の反対側に設けた挿通孔を貫通せしめてポスト16の外側に突出させ、 その端部にハンドル40を固定する。
【0022】 このハンドル40により調整ボルト39を回転させると、このボルト39が進 退する。また、前記倒れ止めステー30も長さを自在に調整できるので、ステー 30の下端の移動軸34が係止部37に落ち込み、ボルト39の端部がストッパ ポスト25に接しているとき、このポスト25が垂直となり、その上端を係止ピ ン20が可搬ステージ4の各係合孔11にはまるように調整する。
【0023】 図2、図3の41は短い方の可倒ポスト受けで、保持枠15内に固定して保持 枠15上に突出させている。また、42は薄い一枚の板からなる受板で、保持枠 15上に固定し、長い方のストッパポスト25を受けるものである。
【0024】 上記の実施例では図2のように長い方の可倒ストッパポスト25を先に倒して 受板42で支持させたのち、短い方の可倒ストッパポスト25を倒して可倒ポス ト受け41で支持させると、両ポスト25は上下になって互に干渉することなく 支持され、このとき各ステー30の端部の移動軸34もガイド長孔33内を内端 の方に移動している。
【0025】 このときは各固定ストッパポスト16の上端の係止ピン20が外側の係合孔1 0に係合し、ストッパ21により可搬ステージ4を支持して、その上面を床板2 上の上面と一致させている。
【0026】 可搬ステージ4が必要となると、同ステージ4の各窓12にはめた蓋13を外 して吊輪14を露出させる。 ついで、ホールの天井に設けた四個所の巻上機から垂下させた四本の吊上げロ ープの下端の各フックを吊輪14に係合させて、各ロープを巻上げることにより 可搬ステージ4を所定の高さに吊上げる。
【0027】 この状態で人手により各可倒ストッパポスト25を起立させて調整ボルト39 により支持させると同時に、引上げられた各ステー30の下端の移動軸34が長 孔33内を移動して係止部37内に落ち込むことにより各ポスト25は垂直に保 持される。
【0028】 つぎに、各吊上げロープを巻き戻し、可搬ステージ4を徐々に下降させ、ステ ージ4の下側の各係合孔11に可倒ストッパポスト25の上端の係止ピン20を 係合させるとともに各ストッパ21により可搬ステージ4を支持させると、可搬 ステージ4は床板2上の一定の高さになってステージとしての機能を発揮する。
【0029】 なお、上記実施例は可搬ステージの下面の四隅をストッパポストで支持する場 合であるが、大型の可搬ステージの場合は四隅だけでなく中間部も固定ストッパ ポストと可倒ストッパポストで支持させる場合もある。
【0030】
【効果】
この考案は上記のように可搬ステージをその直下の床に設けた開口内に格納で きるので、従来の可搬ステージのように運搬の手数が省け、格納のために余分な 場所が不要となる。
【0031】 また、格納時は固定ストッパポストにより支持して可搬ステージの床面とホー ルの床面とを同一平面にするので可搬ステージが開口の蓋の役目を果たすことに なり、可搬ステージの上げ下げはホール上方の巻上機により吊上げることができ 、人手は可倒ストッパポストを起立させたり、倒したりするだけであるから従来 の可搬ステージに比較して少ない人数で操作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の平面図
【図2】図1のA−A縦断面図
【図3】同上個所の可搬ステージ上昇時の縦断面図
【図4】図3のB−B縦断面図
【図5】図1のC−C拡大縦断面図
【図6】図1のD−D拡大縦断面図
【図7】ストッパポスト部の拡大側面図
【図8】同上の要部をさらに拡大した縦断側面図
【図9】図8のE−E拡大断面図
【符号の説明】
2 床 3 開口 4 可搬ステージ 10 係合孔 11 係合孔 16 固定ストッパポスト 20 係止ピン 21 ストッパ 25 可倒ストッパポスト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床の一部に開口を設けるとともに、この
    開口に適合する形状の着脱自在の可搬ステージを設け、
    上記開口下部の周囲部付近の複数個所には、上記開口に
    はめた可搬ステージの下面周囲部の複数の係合孔に係合
    する係止ピンを上端に有し、上記可搬ステージの上面と
    上記床とを同一面に保持するストッパを有する固定スト
    ッパポストを設け、この各固定ストッパポストの近くに
    は、起立時に、上記可搬ステージの下面の上記係合孔と
    は別の係合孔に係合する係止ピンを上端に有し、上記可
    搬ステージを上記床より高い位置に保持するストッパを
    有する可倒ストッパポストを設けた可搬ステージの保持
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020523503A (ja) * 2017-06-09 2020-08-06 サイコ インコ−ポレ−テツド 可搬式ステージシステム

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