JPH0629513Y2 - ポンプ - Google Patents

ポンプ

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Publication number
JPH0629513Y2
JPH0629513Y2 JP11356488U JP11356488U JPH0629513Y2 JP H0629513 Y2 JPH0629513 Y2 JP H0629513Y2 JP 11356488 U JP11356488 U JP 11356488U JP 11356488 U JP11356488 U JP 11356488U JP H0629513 Y2 JPH0629513 Y2 JP H0629513Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
pump
bracket
main shaft
peripheral portion
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP11356488U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0234791U (ja
Inventor
満 久野
實 冨田
久範 水野
Original Assignee
株式会社川本製作所
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Filing date
Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はポンプに関し、特に内周部が主軸側に取り付け
られるとともに外周部が軸受収容凹所に嵌脱自在に嵌装
されたベアリングを有するポンプに関する。
〔従来の技術〕 第4図に示す第1の従来例においては、ベアリング10
の内周部がナット11を介して主軸12に固定されてい
るとともに、このベアリング10の外周部はポンプ本体
を構成するブラケット13の端部に形成した軸受収容凹
所14に嵌脱自在に嵌装されている。ブラケット13は
一端がポンプ本体を構成するケーシング15に取付けら
れるとともに、他端にはベアリング10の押え蓋16が
取付けられている。
また、第5図に示す第2の従来例において、ブラケット
13に対し軸受箱17を着脱自在に取付けてあり、この
軸受箱17にはベアリング10の外周部を嵌脱自在に嵌
装するための軸受収容凹所14を形成してある。その他
は上記第1の従来例におけるとほぼ同様に構成されてい
るので、相対応する部分は同一記号を付して示してその
説明を省略する。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述のようなポンプにおいてはベアリング10の定期的
な点検、保守が必要であり、その結果によっては良品と
の交換を要する場合がある。
ところが、上記第1の従来例においては、ベアリング1
0がブラケット13の端部に形成した軸受収容凹所14
に嵌装されているので、上記押え蓋16およびナット1
1等を取外しただけではベアリング10を取り外すこと
ができない。ベアリング10を取り外すためにプーリー
抜きなどのような取外し用工具を用いることがあるが、
上記第1の従来例の場合は、ベアリング10の外周部外
端側から内端側にプーリー抜きの先端部を挿入すること
が出来ない。よって、ベアリング10を抜き取るために
一部配管を取外してブラケット13をケーシング15か
ら外すなどのように、ポンプを分解しなければならず、
このため多大な労力や時間を要する。
また、上記第2の従来例においては軸受箱17を取外す
と、主軸12側にベアリング10が残るのでベアリング
10の点検は可能であるが、しかし、このベアリング1
0を主軸12から取り外そうとすると、ベアリング10
の外周部内端側10bとブラケット13の端面との間に
取外し用工具を挿入するための隙間がないので、ベアリ
ング10を外し難く、結局この場合もブラケット13を
ケーシング15から取外さなければならず、やはり多大
な労力や時間が必要になる不具合がある。
本考案は上述のような問題点を解決するためになされた
もので、ベアリングの保守や、特に交換を容易に行ない
得るポンプを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、主軸を収容したケーシングもしくはブラケッ
ト等からなるポンプ本体の端部、またはこの端部に連結
される軸受箱に軸受収容凹所を形成し、ベアリングの内
周部を上記主軸に取り付けるとともに外周部を上記軸受
収容凹所に嵌脱自在に嵌装したポンプにおいて、 上記ポンプ本体の端部に、取外し用工具の先端が上記ベ
アリングの外周部内端側に挿入可能な切欠部を形成した
ことを特徴とする。
〔作用〕
本考案は上述のように構成されているので、ベアリング
を取外す場合にはポンプ本体の端部から切欠部に取外し
用工具の先端を挿入し、その先端部をベアリングの外周
部内端側に連係させてポンプ本体から引出せばベアリン
グを主軸より外すことができる。
〔実施例〕
以下、本考案について、第1図ないし第3図に示す一実
施例を参照しながら説明する。
第1図ないし第3図において、1は吐出ケーシング、2
はこれに連結されたブラケットであり、これら吐出ケー
シング1とブラケット2はポンプ本体を構成しており、
本実施例ではポンプ本体を構成する上記ブラケット2の
端面に、軸受箱3がボルト9を介して着脱自在に取り付
けられている。軸受箱3には軸受収容凹所7が形成され
ている。主軸6を軸支するベアリング4は、内周部が主
軸6に嵌合されてナット5により主軸6に取付けられる
とともに、外周部は上記軸受箱3の軸受収容凹所7に嵌
脱自在に嵌装されている。
上記ポンプ本体、すなわち図示例においてはブラケット
2の端面には、上記ベアリング4の外周部外端側4aか
ら内端4b側にプーリー抜きなどのような取外し用工具
の先端が挿入可能な切欠部8を、主軸6に関して対称的
に形成してある。
上述のように構成されたポンプにおいては、ベアリング
4を取出す場合には、ポンプ本体を構成するブラケット
2から軸受箱3を取外せば、ベアリング4は主軸6に取
付けられたままとなるから、ナット5を取外したのち、
取外し用工具の先端を切欠部8に挿入してベアリング4
の外周部内端側4bに連係させ、その状態で外端側に引
離せば、ベアリング4を主軸6から取り外すことができ
る。
したがって、配管を取外したり、ブラケット2をケーシ
ング1から取り外すなどのような分解をすることなく、
ベアリング4の取外しや交換などを僅かな時間で容易に
行なうことができる。
以上においては本考案の切欠部を、ポンプ本体を構成す
るブラケット2に適用した場合について説明したが、ポ
ンプ本体としてはブラケット2を用いずにケーシング1
に直接軸受箱3を連結する場合も知られており、このよ
うな主軸支持構造の場合であっても、ケーシング1に切
欠部を形成すればよく、よってこのような例であっても
適用し得ることはいうまでもない。
また、本考案は上記第1の従来例におけるように、格別
な軸受箱を用いることなくブラケット13などのような
ポンプ本体に直接軸受収容凹所14を一体に形成した場
合でも、この軸受収容凹所14の内壁に沿って、ベアリ
ング4の外周部外端側から内端側までに亘り切欠部8を
形成し、この切欠部8がブラケット14の端面に開口す
るように形成してもよい。
その他、本考案の要旨とするところの範囲内で種々の変
更ないし応用が可能である。
〔考案の効果〕
以上説明した通り本考案によれば、ポンプ本体の端面に
形成した切欠部に取外し用工具の先端を挿入し、その先
端部をベアリングの外周部内端側に連係させてポンプ本
体から引出せばベアリングを主軸より外すことができる
ので、配管やポンプ本体を分解することなくベアリング
の保守や、交換を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す切欠側面図、第2図は
第1図のII−II線に沿う半裁正面図、第3図はそのブラ
ケットの端面を示す斜視図、第4図および第5図は相異
なる従来例を示す切欠側面図である。 1…ケーシング(ポンプ本体)、2…ブラケット(ポン
プ本体)、3…軸受箱、4…ベアリング、6…主軸、7
…軸受収容凹所、8…切欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主軸を収容したポンプ本体の端部、または
    この端部に連結される軸受箱に軸受収容凹所を形成し、
    ベアリングの内周部を上記主軸に取り付けるとともに外
    周部を上記軸受収容凹所に嵌脱自在に嵌装したポンプに
    おいて、 上記ポンプ本体の端部に、取外し用工具の先端が上記ベ
    アリングの外周部内端側に挿入可能な切欠部を形成した
    ことを特徴とするポンプ。
JP11356488U 1988-08-30 1988-08-30 ポンプ Expired - Lifetime JPH0629513Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11356488U JPH0629513Y2 (ja) 1988-08-30 1988-08-30 ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11356488U JPH0629513Y2 (ja) 1988-08-30 1988-08-30 ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0234791U JPH0234791U (ja) 1990-03-06
JPH0629513Y2 true JPH0629513Y2 (ja) 1994-08-10

Family

ID=31353512

Family Applications (1)

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JP11356488U Expired - Lifetime JPH0629513Y2 (ja) 1988-08-30 1988-08-30 ポンプ

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JPH0234791U (ja) 1990-03-06

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