JPH06295135A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06295135A
JPH06295135A JP5107380A JP10738093A JPH06295135A JP H06295135 A JPH06295135 A JP H06295135A JP 5107380 A JP5107380 A JP 5107380A JP 10738093 A JP10738093 A JP 10738093A JP H06295135 A JPH06295135 A JP H06295135A
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久史 福島
Takashi Hasegawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】転写ドラム近傍でジャムした記録材の除去を簡
単に行う。 【構成】感光ドラム1と転写ドラム6aとを対向させ
て、回転自在に配設する。偏心カム53とカムフォロワ
55とを有する間隔変更手段52を作動させることによ
り、転写ドラム6aを、感光ドラム1に当接する転写位
置M1(実線で図示)、または感光ドラム1から離間さ
せた待機位置M2(点線で図示)に配置する。装置本体
の停止時、スタンバイ時、記録材のジャム時には、転写
ドラム6aを待機位置M2に後退させる。これにより、
除去レバーを手動操作して転写ドラム6aを移動させる
必要がなく、ジャム紙の除去が容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、レーザビーム
プリンタ等の画像形成装置に係り、詳しくは、像担持体
の表面に形成したトナー像を、記録材担持体が担持する
記録材上に転写する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に、フルカラー画像を形成するため
の従来のカラー画像形成装置の一例を示す。この画像形
成装置は、像担持体としての感光ドラム1が矢印R1方
向に回転自在に支持され、この感光ドラム1の周囲に
は、一次帯電器2、光学系3、現像装置5、転写装置
6、クリーニング装置7が配置されている。
【0003】一次帯電器2は、感光ドラム1のすぐ上方
に、開口部を感光ドラム1の表面に対向させるようにし
て配置されたシールド部材と、その内側に配置された放
電ワイヤとを有し、放電ワイヤに高圧を印加して発生さ
せたコロナ放電によって感光ドラム1表面を一様に帯電
する。
【0004】光学系3は、原稿走査部と色分解フィルタ
とからなり、色分解された光像、またはこれに相当する
光像Eを感光ドラム1に照射するレーザビーム露光装置
である。一次帯電器2によりー様に帯電された感光ドラ
ム1に、各分解色ごとに光像Eをイメージスキャン照射
し、静電潜像を形成する。現像装置5は回転現像器とさ
れ、中心軸5bを回転中心とする回転体5aに4個の現
像器、つまりイエロー現像器5Y、マゼンタ現像器5
M、シアン現像器5C、ブラック現像器5BKが搭載さ
れ、所定の現像器を感光ドラム1に対向した現像位置へ
と回転移動させて感光ドラム1上の静電潜像を反転現像
し、感光ドラム1上に樹脂を基体としたトナーによるト
ナー像を形成するようになっている。
【0005】さらに、感光ドラム1上のトナー像は、転
写装置6によって記録材Pに転写される。転写装置6
は、転写帯電器6b、記録材Pを静電吸着させるための
吸着コロナ帯電器6cと対向する吸着ローラ6g、内側
コロナ帯電器6d、外側コロナ帯電器6eとを有し、回
転駆動されるように軸支された転写ドラム6aの周面開
口域には誘電体からなる記録材担持シート6fが円筒状
に一体的に張設されている。この転写装置6には、記録
材カセット9から搬送系を介して記録材Pが供給され
る。転写ドラム6aが矢印R6方向に回転するのに伴
い、感光ドラム1上のトナー像は転写帯電器6bにより
記録材担持シート6fに担持された記録材P上に感光ド
ラム1の一様帯電の極性とは逆の極性で静電転写され
る。
【0006】記録材担持シート6fに吸着搬送される記
録材Pには所望数の色画像が転写され、フルカラー画像
が形成される。
【0007】このようにして所望数のトナー像の転写が
終了すると記録材Pは、転写ドラム6aから分離帯電器
6h、分離手段10によって分離され、熱ローラを有す
る定着器11によってトナー像が固着され、その後、排
紙トレイ12上に排出される。
【0008】他方、トナー像転写後の感光ドラム1は、
表面の残留トナーがクリーニング装置7で清掃除去され
た後、再度画像形成プロセスに供せられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の技術に示す画像形成装置によると、記録材Pのジ
ャム時(紙つまり時)に、転写ドラム6a上の記録材P
の除去作業が煩雑となっていた。すなわち、一般に、ジ
ャム時を含む装置本体の停止時には、感光ドラム1と転
写ドラム6aとは、転写時と同様に、これらの表面を相
互に当接させて転写ニップ部を形成した状態で停止す
る。したがって、転写ニップ部に挟持された記録材を除
去するには、感光ドラム1と転写ドラム6aとを一旦、
離間させる。この両ドラム1、6aの離間は、専用の解
除レバーによって行っている。作業者は、ジャム紙の除
去に際し、解除レバーを手動で揺動操作して、感光ドラ
ム1と転写ドラム6aとを離間させ、記録材の挟持状態
を解除した後、記録材を引き出すようにして取り出す。
ところで、この解除レバーは、大き過ぎるのはスペース
効率上好ましくなく、必要最小限の大きさに形成されて
いる。したがって、作業者は、解除レバーを見つけにく
く、また、速やかに見つけた場合でも、その後、上述の
解除レバーを手動操作することによる離間動作、さらに
記録材除去後に、離間状態を元の当接状態に戻す復帰動
作等、煩雑な作業を強いられる。加えて、解除レバーの
繰り返し動作による耐久の問題も発生する。
【0010】そこで、本発明は、像担持体(感光ドラ
ム)と記録材担持体(転写ドラム)との相対位置を所定
のタイミングで変更する間隔変更手段によって、例え
ば、ジャム時を含む装置本体の停止時に、像担持体と記
録材担持体とが相互に離間された待機位置をとるように
することによって、解除レバーを積極的に省略し、ジャ
ム時の煩雑なレバー操作をなくすようにした画像形成装
置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、表面にトナー像を担持する
像担持体と表面に記録材を担持する記録材担持体とを回
転自在に配設するとともに、これら像担持体と記録材担
持体との間に転写ニップ部を設け、該転写ニップ部を介
して、前記像担持体上のトナー像を前記記録材担持体上
の記録材に転写してなる画像形成装置において、前記像
担持体と前記記録材担持体との相対位置を所定のタイミ
ングで変更して、これら像担持体と記録材担持体との相
対位置を近接させた転写位置と相対位置を離間させた待
機位置とに切り換える間隔変更手段を備えることを特徴
とする。
【0012】この場合、前記間隔変更手段は、前記像担
持体と記録材担持体とのうちの少なくとも一方を回転さ
せた所定のタイミングにて、これら像担持体と記録材担
持体とのうちの少なくとも一方を近接させて転写位置に
配置したり、また、装置本体を停止させた所定のタイミ
ングにて、前記像担持体と記録材担持体とのうちの少な
くとも一方を離間させて待機位置に配置したりするよう
にするとよい。
【0013】また、前記像担持体が発熱体を有したり、
前記像担持体に静電潜像を形成する露光手段としてレー
ザ走査光学系を有したり、前記記録材担持体に担持され
た記録材に対し、前記像担持体上のトナー像を多重転写
したりしてもよい。
【0014】さらに、離型剤が塗布された定着ローラに
よって、記録材上にトナー像を定着する定着器を有し、
記録材の両面に画像形成を行うに際し、まず、記録材の
第1面にトナー像を転写し、前記定着ローラによって定
着した後、該記録材の第2面に対するトナー像の転写、
定着を行うような構成とすることができる。
【0015】
【作用】以上構成に基づき、間隔変更手段によって、例
えばジャム時を含む装置本体の停止時に、像担持体と記
録材担持体とを離間させておく。したがって、作業者
は、ジャム紙除去時に、操作レバーによって両者を離間
させるといった煩雑な作業を行うことなしに、簡単にジ
ャム紙を除去することができる。
【0016】
【実施列】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。 〈実施例1〉図1を参照して、本発明に係る画像形成装
置の構成と作用の概略を説明する。この画像形成装置
は、デジタル式の4色フルカラーの画像形成装置であっ
て、上方に配置したリーダ部Iと下部に配置したプリン
タ部IIとによって装置本体を構成している。
【0017】リーダ部Iは、原稿30の画像情報を読み
取って、その画像情報をプリンタ部IIに送る。リーダ部
Iの上面には、透明な原稿台ガラス31が配置され、読
取り対象となる原稿30を、その画像面を下方に向けて
載置するようになっている。原稿台ガラス31の下方に
は、往復移動自在な露光ランプ32が配置されている。
露光ランプ32は、原稿30の左右幅(図1の表裏方
向)を照射し、さらに前後方向(同図左右方向)に移動
することで、原稿30の画像面全体を走査する。画像面
を露光走査した光は、画像面によって一旦反射され、さ
らに、ミラー、レンズ33等を介して、フルカラーセン
サ35に集光され、これによって、カラー色分解画像信
号が得られる。カラー色分解画像信号は、不図示の増幅
回路を経て、ビデオ処理ユニツトにて処理を施され、プ
リンタ部IIに送出される。
【0018】プリンタ部IIには、像担持体としての感光
ドラム1が配設されている。この感光ドラム1は、後述
するような有機光導電体による感光体であり、プリンタ
本体によって矢印R1方向に回転自在に支持されてい
る。感光ドラム1の周囲には、その回転方向に沿って順
に、コロナ帯電器2、レーザ露光光学系3、電位センサ
15、色の異なるトナーをそれぞれ収納した4個の現像
器5Y、5C、5M、5BK、感光ドラム1上の光量検
知手段16、転写装置6、クリーニング装置7、前露光
ランプ13が配置されている。
【0019】レーザ露光光学系3は、リーダ部Iからの
画像信号がレーザ出力部(不図示)にてイメージスキャ
ン露光の光信号に変換され、変換されたレーザ光がポリ
ゴンミラー3aで反射され、レンズ3b及びミラー3c
を介して感光ドラム1表面に投影される。
【0020】プリンタ部IIにおける画像形成時には、感
光ドラム1を矢印R1方向に回転させ、前露光ランプ1
3で除電した後の感光ドラム1を帯電器2によりマイナ
ス(負極性)に一様に帯電させて、各分解色ごとに光像
Eを照射し、静電潜像を形成する。マイナスに帯電され
た感光ドラム1表面は、光像Eが照射された部分の電荷
が除去され(ほぼ電位がゼロ)、この部分が原稿画像に
対応した静電潜像になる。
【0021】次に、各色に対応する所定の現像器を動作
させて、感光ドラム1上の静電潜像を反転現像し、感光
ドラム1上に樹脂を基体としたネガトナーによるトナー
像(現像剤像)を形成する。イエロー、シアン、マゼン
タ、ブラックの各現像器5Y、5C、5M、5BKは、
偏心カム17Y、17C、17M、17BKの動作によ
り、各分解色に応じて択一的に感光ドラム1に接近する
ように構成されている。
【0022】さらに、感光ドラム1上のトナー像を、記
録材カセット9から搬送系及び転写装置6を介して、感
光ドラム1と対向する転写ニップ部に供給された記録材
Pに転写する。転写装置6は、本例では最大記録材長に
対応する周長を有する円筒状の転写ドラム6a、転写帯
電器6b、記録材Pを静電吸着させるための吸着帯電器
6cとこれに対向する吸着ローラ6g、内側帯電器6
d、外側帯電器6e等を有し、回転駆動されるように軸
支された転写ドラム6aの周面開口域には誘電体からな
る記録材担持シート6fを円筒状に一体的に張設してい
る。記録材担持シート6fはポリカーボネートフイルム
等の誘電体シートを使用している。転写装置6は、転写
ドラム6aが回転するのに伴い、転写帯電器6bの作用
によって、感光ドラム1上のトナー像を記録材担持シー
ト6fが担持する記録材P上に転写する。
【0023】一方、トナー像転写後の感光ドラム1は、
表面の残留トナーがクリーニング装置7で清掃除去さ
れ、さらに前露光ランプ13によって除電され、その後
再度画像形成プロセスに供される。
【0024】上述の、一次帯電、露光、現像、転写、ク
リーニング等の一連の画像形成プロセスを、イエロー、
シアン、マゼンタ、ブラックの4色について繰り返して
行うことにより、記録材担持シート6fの記録材Pに
は、4色のトナー像が積層された状態で転写される。フ
ルカラー画像形成の場合、このようにして4色のトナー
像の転写を終了すると、記録材Pは、分離帯電器6h、
分離爪10a、分離押し上げころ10bの作用によって
転写ドラム6aから分離され、定着器11に搬送され
る。
【0025】定着器11は、定着ローラ11a、加圧ロ
ーラ11b、離型剤塗布ローラ11c、クリーニングロ
ーラ11dを備えており、トナー像を加熱加圧して記録
材P上に固着する。トナー像が固着された記録材Pは、
その後、排紙トレイ12上に排出される。
【0026】記録材Pの両面に画像を形成する場合に
は、記録材Pは、一方の面(第1面)の画像形成終了
後、排紙トレイ12上に排出されずに、定着器11から
すぐに搬送パス切替ガイド19に導かれ、搬送縦パス2
0を経て、反転パス2laに一旦導かれた後、反転ロー
ラ2lbの逆転により、送り込まれた際の後端を先頭に
して、送り込まれた方向と反対向きに退出し、中間トレ
イ22に収納される。この記録材Pは、その後、再び搬
送系及び転写装置6を介して、転写ニップ部に供給さ
れ、上述の画像形成プロセスが繰り返されて、もう一方
の面(第2面)に画像が形成される。
【0027】また、転写装置6の転写ドラム6aは、記
録材担持シート6f上への粉体の飛散付着、記録材P上
へのオイルの付着等を防止するために、記録材担持シー
ト6fを介して相互に対向するファーブラシ23とバッ
クアップブラシ25、及び同じく記録材担持シート6f
を介して相互に対向するオイル除去ローラ26とバック
アップブラシ27の作用により、清掃が行われる。この
ような清掃は、画像形成前もしくは画像形成後に行な
い、また、ジャム(紙づまり)発生時には随時行なう。
【0028】次に、図2を参照して、本発明の特徴であ
る、感光ドラム1と転写ドラム6aとの間隔を変更する
間隔変更手段52について、その構成及びその動作を説
明する。なお、感光ドラム1の直径d1と転写ドラム6
aの直径d6とは、同寸法(d1=d6)であるものと
して以下の説明を進める。
【0029】感光ドラム1の一方の側部と、これと同じ
側の転写ドラム6aの側部とには、それぞれ同形状で歯
数の等しいギヤ、すなわち感光ドラムギヤ1Gと転写ド
ラムギヤ6Gとが固定されており、両者は相互に噛合し
ている(ただし、図2には、これらのギヤ1G、6G
は、転写ニップ部N近傍に位置する一部のみを図示して
いる。)。これらのギヤ1G、6Gのうち感光ドラムギ
ヤ1Gは、必要なアイドルギヤ等(不図示)を介して、
モータ等からなる駆動手段50に連結されており、駆動
手段50は、さらにこの駆動手段50、感光ドラムギヤ
1G等を介して感光ドラム1の回転速度及び回転角度等
を制御する回転制御手段51に接続されている。一方、
転写ドラム6aは、駆動手段を有さず、感光ドラムギヤ
1Gの矢印R1方向の回転に伴って、転写ドラムギヤ6
Gを介して矢印R6方向に従動回転するようになってい
る。
【0030】また、転写ドラム6aの斜め下方には、転
写ドラム6aと感光ドラム1との間隔を変更する間隔変
更手段52が配設されている。間隔変更手段52は、軸
53aと中心に回転する偏心カム53と、この偏心カム
53に倣って軸55aを中心に揺動するカムフォロワ5
5とを備えている。なお、偏心カム53は、不図示の駆
動手段、制御手段によって、作動タイミング、作動量等
が制御されているものとする。カムフォロワ55は、連
動機構(不図示)を介して転写ドラム6aの軸心6Aに
連結されており、この軸心6Aは、カムフォロワ55の
揺動によって、位置を変更し、感光ドラム1の軸心1A
からの距離を増減するようになっている。すなわち、転
写ドラム6aは、軸心6Aの位置を変更することによっ
て、感光ドラム1からの距離を任意に変更することがで
きるように構成されている。これによって、例えば、転
写ドラム6aは、感光ドラム1に近接して、表面を感光
ドラム1表面に当接させる転写位置M1(図2の実線で
図示)と、感光ドラム1から離間する待機位置M2(図
2の点線で図示)とを取るようになっている。このよう
な、感光ドラム1に対する転写ドラム6aの離間によっ
て、当然、転写ドラムギヤ6Gも、感光ドラムギヤ1G
から離間し、両ギヤ6G、1Gの噛合が解除される。例
えば、転写ドラム6aを、これらのギヤ6G、1Gの歯
丈よりも長い距離だけ離間させた位置に待機位置M2を
設定すれば、両ギヤ6G、1Gの噛合は完全に解除さ
れ、このときは、感光ドラムギヤ1Gの回転は、転写ド
ラムギヤ6Gに伝達されなくなり、したがって、転写ド
ラム6aは停止する。このような構成をとることによっ
て、転写ドラム6aは、装置本体の電源がオンされたス
タンバイ中や電源がオフされたとき、さらにはジャム時
には、感光ドラム1から所定距離だけ離間した待機位置
M2に位置するようになっている。この離間状態では、
感光ドラムギヤ1Gと転写ドラムギヤ6Gとの噛合も完
全に解除されている。そして、画像形成の信号(コピー
スタート信号)を受けて感光ドラム1を回転させなが
ら、間隔変更手段52を作動させて待機位置にあった転
写ドラム6aを感光ドラム1に当接させ、同時に感光ド
ラムギヤ1に転写ドラムギヤ6Gを噛み合わせる。これ
によって、転写ドラム6aが担持する記録材Pに対し
て、感光ドラム1からトナー像を転写することが可能と
なる。
【0031】図3に、本実施例の画像形成装置でスモー
ルサイズ1枚ばりを行ったときの概略のタイミングチャ
ートを示す。
【0032】転写ドラム6aの1回転をA面、B面に分
け、図3の中でA、Bと記載してあるのが転写ドラム1
回転分の時間に相当する。図3に示したように感光ドラ
ム1の回転を始めてから感光ドラム1周分より短い所定
の時間Tだけ経過した後、偏心カム53をギア1G、6
Gが噛み合う方向に駆動して、両ギヤ1G、6Gを噛合
させ、同時に転写ドラム6aを転写位置M2に移動させ
て、感光ドラム1に当接させる。これに対し、スタンバ
イ中等には、偏心カム53をこれらギヤ1G、6Gの噛
み合いを解除する方向に駆動して、待機位置M2に後退
させる。
【0033】上述の実施例において、感光ドラム1Gと
転写ドラム6Gとの噛合前に回転駆動するのを感光ドラ
ム1としたが、これは必須ではない。転写ドラム6a上
が回転駆動手段を有する場合、感光ドラム1及び転写ド
ラム6aの双方が回転駆動手段を有する場合も本発明に
含まれ同様の効果を奏するものである。
【0034】また、上述実施例では、感光ドラム1と転
写ドラム6aとの駆動を連結および連結解除させる手段
として、間隔変更手段52を配設し、これによって感光
ドラム1から転写ドラム6aを離間させるとともに、感
光ドラムギヤ1Gに対する転写ドラムギヤ6Gの噛合を
解除していたが、本発明はこれに限らない。例えば、転
写ドラム6aの位置は不動とし、さらに感光ドラム1を
離間させる間隔変更手段を有し、これにより、感光ドラ
ムギヤ1Gと転写ドラムギヤ6Gの噛み合いを解除する
ようにしてもよい。また、転写ドラムギア6Gと転写ド
ラム6aと間にクラッチ等の接断機構を介装し、この接
断機構を介して、転写ドラムギヤ6Gと転写ドラム6a
との間をフリーにし、また、所定タイミングで連結させ
てギア1G、6Gを噛み合わせるようにしてもよい。
【0035】本発明は、スタンバイ中や電源のオフ時、
したがって感光ドラム1が起動する瞬間やジャム時も含
まれるが、これらのときには、転写ドラム6aが感光ド
ラム1から離間されていることに基づき、次のような効
果がある。 (1) 転写ドラム6aをワンアクションで引き出すことが
できる。また、感光ドラム1と転写ドラム6aとの間に
挟まったジャム紙を容易に除去できる。 (2) 感光ドラム1の起動時の負荷が小さくなる。図4
(a)は、従来のように、感光ドラム1に転写ドラム6
aを当接された状態で、感光ドラム1を回転スタートし
た場合の感光ドラム1のトルクを示したもので、起動時
Tmax(a)のトルクが必要となる。これに対し、図
4(b)は、本発明の構成をとった場合のトルクで離間
状態で感光ドラム1を回転駆動すると、負荷が軽いため
トルクの最大値は低く押さえられ、時間T後、感光ドラ
ム1を回転させながら、これに転写ドラム6aを当接さ
せるため、トルクの最大値はTmax(b)(<Tma
x(a))に押えられる。最大トルクが大きいことによ
るギアの摩耗等を防止できる。 (3) 転写ドラム6aを待機位置M2から転写位置M1に
移動させる際に、感光ドラム1を回転させるため、転写
ドラムギヤ6Gが感光ドラムギヤ1Gにのりあげること
なくスムーズに噛み合い、ギア1G、6Gの摩耗、ギア
6Gがのり上がることによる振動ピッチムラ等を防止す
ることができる。なお、ギア6Gののり上げを防止する
ような例えば鋭利な歯にする等のギア1G、6Gの構成
にすることは可能であるが、これはコストアップにつな
がるため、必ずしもよい方策とはいえない。 (4) ギア1G、6Gの摩耗、ピッチムラを防ぐ構成であ
る本構成は、本実施例のようにレーザ走査光学系を用い
た画像形成装置に適用する際に特に有効である。また、
カラー画像形成装置に適用する際に、色ズレ、色ムラを
防止することに関して、特に有効である。 (5) 記録材担持シート6fと感光ドラム1が停止状態で
接触していることによる両者のダメージをなくすことが
できる。感光ドラム1のダメージは例えば感光ドラム1
への一様帯電の極性と記録材担持シート6fに残余して
いる電荷の極性が逆極性の場合に特に顕著な静電的ダメ
ージなどである。記録材担持シート6fのダメージは、
例えば、感光ドラム1に感光体特性改善のために図示し
ないドラムヒータを有した場合に特に顕著な記録材担持
シート6fの熱的永久変形などの機械的ダメージ、静電
的ダメージなどである。
【0036】本発明の構成によると、感光ドラム1と転
写ドラム6aの係合位置関係を簡単に変えることができ
る。すなわち、回転を開始した感光ドラム1に対して転
写ドラム6aを当接させる際に、間隔変更手段52の作
動時期を少しずらせば、感光ドラムギヤ1Gと転写ドラ
ムギヤ6Gとの噛み合いが少しずれる。このことによる
効果は次のとおりである。 (1) 感光ドラム1が停止したときに、表面の特定の部位
が、常に一次帯電器2の直下に位置するのを阻止し、コ
ロナ放電により発生するNOxによる感光ドラム1表面
の劣化が、特定の部位に集中するのを避けて、全体に分
散させ、感光ドラム1の耐久寿命を延ばすことができ
る。 (2) 実施例1のように記録材Pの両面に画像形成を行う
場合に特に有効である。記録材Pの一方の面(第1面)
に画像を形成する際に、離型剤(シリコンオイル)塗布
ローラ11cから定着器11の定着ローラ11a、加圧
ローラ11bに転移し、記録材P上に含浸されたシリコ
ンオイルは、もう一方の面(第2面)の画像形成時に記
録材Pを介して感光ドラム1、及び転写ドラム6aの記
録材担持シート6fに付着する。この付着したシリコン
オイルが十分に除去されないで、感光ドラム1上にある
程度以上溜ると、クリーニング装置7にクリーニング不
良が発生し、最終的な画像上に帯状や線状の筋が出るお
それがある。また、記録材担持シート6f上において
は、シリコンオイルの付着領域が局在しているため、記
録材担持シート6fと感光ドラム1の位置関係が変化し
ないときには、転写ニップ部Nを介して転写ドラム6a
に接触する感光ドラム1上においても同様にオイル付着
領域が局在する。このため、クリーニング装置7のクリ
ーニング不良がさらに促進されてしまう。
【0037】このような場合に本発明を適用すると、感
光ドラム1上のオイル付着領域の局在をなくして、クリ
ーニング不良を防止することが可能となる。 (3) 本実施例では感光ドラム1と転写ドラム6aを両者
のギアの歯数が整数倍関係、例えば1対1の歯数のギア
をかみ合わせている。
【0038】このようにして、感光ドラム1の角速度と
転写ドラム6aの角速度とを整数倍関係、図2では1対
1にすることによって、転写ドラム6aの上に保持され
た記録材Pに多重転写する各色トナー像の感光ドラム1
上の位置を共通にすることができる。このため、本実施
例の効果として感光ドラム1の偏心、感度ムラ等があっ
ても、カラー画像の色ずれ、色ムラとなるのを防止する
ことができる。本実施例の構成は以上の整数倍比のメリ
ットをいかしつつ、整数倍比の噛み合わせが同じである
従来例記載のデメリットをなくす構成としている。
【0039】なお、本実施例において感光ドラム1と転
写ドラム6aのギアの歯数の比を1対1としたが、1対
2である場合、2対1である場合等、一方が他方の整数
である場合も、本実施例に含まれ、カラー画像の色ず
れ、色ムラを防止する効果を同様に有する。1対1の場
合には、転写ドラム6aほぼ一周分の記録材Pを使用し
た場合に特に対応する感光ドラム1上の位置が各分解色
ごとに同一であるため、カラー画像の色ずれ、色ムラを
防止する本実施例の効果が顕著であるが、前記従来技術
の課題で述べた感光ドラム1上のダメージが画像上に出
やすくなる場合がある。この場合、本発明を適用するこ
とにより、実施例の効果を活かしつつ課題をクリアする
ことができた。
【0040】感光ドラム1の噛み合いを解除した状態で
の回転時間、すなわち図3の時間T(同図の左上方)を
固定値として所定量ずつ感光ドラム1と転写ドラム6a
との噛み合いが変わるようにしてもよいし、ランダムに
してかみ合いをランダムにし、従来例のダメージをラン
ダムに分散するようにしてもよい。また、時間Tが転写
ドラム1の回転時間以内であるということは、噛み合わ
せをずらすという目的からは必要最小限の時間であると
いう意味がある。ただし、感光ドラム1の回転安定時間
の必要性等のため、Tを1回転時間より大きく設定した
方が良い場合もある。
【0041】また、噛み合わせをずらすための機械的構
成を感光ドラム1の回転とし、ずらすための特別な手段
を持たないため、装置全体の構成を簡略化することがで
きる。
【0042】さらに、本発明は、複数の感光ドラムを有
するいわゆるタンデム型画像形成装置においても同様に
適用される。
【0043】加えて、噛み合わせをずらすタイミング
を、毎回画像形成直前としたが、本発明はこれに限らな
い。カウンタを設け、所定ジョブ後(所定枚数コピー
後)に噛み合わせをずらすようにしてもよい。噛み合わ
せをずらす回数が多いとまれにギアの摩耗が起こる場合
があり、これを防止するには、ダメージの蓄積を防止で
き、ギアの摩耗のないジョブ数に設定することが最適で
ある。 〈実施例2〉図5には、本発明を適用する他の画像形成
装置の一例を示す。
【0044】本実施例は、図1の画像形成装置の像担持
体である感光ドラム1に代えて、像担持体として感光ベ
ルト70を採用している。
【0045】感光ドラム70の周囲には、図1を参照し
て説明した実施例1の画像形成装置の感光ドラム1の周
囲とほぼ同様の部材、装置等が配置されている(これら
には、同符号を付している)。
【0046】本実施例では、感光ベルト70の周長と記
録材担持シート6fの周長との比を、例えば1対1に設
定し、この感光ベルト70を4個のローラ、すなわち回
転ローラ71、72、73、74に掛け渡している。そ
して、間隔変更手段(不図示)によって、これら4個の
回転ローラ71、72、73、74のうちの転写ドラム
6aに近い側の回転ローラ71、72を転写ドラム6a
から離間させた上、感光ベルト70と転写ドラム6aと
をずらすようにしている。本実施例によると、間隔変更
手段として、回転ローラ71、72、73、74に感光
ベルト70を着脱する際に普通に使用するテンショナを
流用することができるので、特に、間隔変更手段を追加
装着する必要がない。このため簡単な構成で、実施例1
とほぼ同等の効果を上げることができる。
【0047】最後に、本発明の具体的な効果を上げる。
図1に示すカラー画像形成装置にて、「1枚複写後に3
0秒間停止、これを8時間連続くり返し、その後16時
間放置」というモードで耐久をすすめたところ、従来方
式で行った場合、約3000枚程で画像上に帯状の模様
が発生、寿命となったのに対し、本発明によれば、約2
0000枚を超えたところでも良好な画像が出力され
た。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
例えば、記録材のジャム時を含む装置本体の停止時、ス
タンバイ時等において、間隔変更手段の作動によって、
像担持体と記録材担持体とを離間させることにより、ジ
ャム時に解除レバーを手動操作してこれらを離間させる
といった煩雑な作業を積極的に省略し、ジャム紙の除去
を簡単に行うことができる。
【0049】また、像担持体と記録材担持体とが常時当
接していることに基づく、像担持体の局部の早期劣化を
防止し、像担持体の耐久寿命を格段に延長することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の画像形成装置の概略を示す
縦断面図。
【図2】同じく実施例1の間隔変更手段の構成を示す模
式図。
【図3】同じく実施例1のタイミングチャート。
【図4】(a)は、従来の感光ドラムの起動トルクを示
す図。(b)は、実施例1の感光ドラムの起動トルクを
示す図。
【図5】本発明の実施例2の画像形成装置の概略を示す
縦断面図。
【図6】従来の画像形成装置の概略を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 像担持体(感光ドラム) 3 レーザ走査光学系(光学系) 6a 記録材担持体(転写ドラム) 11 定着器 11a 定着ローラ 52 間隔変更手段 53 偏心カム 55 カムフォロワ M1 転写位置 M2 待機位置 P 記録材
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/20 102

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にトナー像を担持する像担持体と表
    面に記録材を担持する記録材担持体とを回転自在に配設
    するとともに、これら像担持体と記録材担持体との間に
    転写ニップ部を設け、該転写ニップ部を介して、前記像
    担持体上のトナー像を前記記録材担持体上の記録材に転
    写してなる画像形成装置において、 前記像担持体と前記記録材担持体との相対位置を所定の
    タイミングで変更して、これら像担持体と記録材担持体
    との相対位置を近接させた転写位置と相対位置を離間さ
    せた待機位置とに切り換える間隔変更手段を備える、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記間隔変更手段は、前記像担持体と記
    録材担持体とのうちの少なくとも一方を回転させた所定
    のタイミングにて、これら像担持体と記録材担持体との
    うちの少なくとも一方を近接させて転写位置に配置して
    なる、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記間隔変更手段は、装置本体を停止さ
    せた所定のタイミングにて、前記像担持体と記録材担持
    体とのうちの少なくとも一方を離間させて待機位置に配
    置してなる、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像担持体が、発熱体を有する、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記像担持体に静電潜像を形成する露光
    手段として、レーザ走査光学系を有する、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記記録材担持体に担持された記録材に
    対し、前記像担持体上のトナー像を多重転写する、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 離型剤が塗布された定着ローラによっ
    て、記録材上にトナー像を定着する定着器を有し、記録
    材の両面に画像形成を行うに際し、まず、記録材の第1
    面にトナー像を転写し、前記定着ローラによって定着し
    た後、該記録材の第2面に対するトナー像の転写、定着
    を行う、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか記
    載の画像形成装置。
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