JPH0629467Y2 - 排出マフラ - Google Patents
排出マフラInfo
- Publication number
- JPH0629467Y2 JPH0629467Y2 JP1988121058U JP12105888U JPH0629467Y2 JP H0629467 Y2 JPH0629467 Y2 JP H0629467Y2 JP 1988121058 U JP1988121058 U JP 1988121058U JP 12105888 U JP12105888 U JP 12105888U JP H0629467 Y2 JPH0629467 Y2 JP H0629467Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication pipe
- exhaust
- cast iron
- exhaust muffler
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、内燃機関の排出マフラの改良に関するもので
ある。
ある。
（従来の技術） 従来の内燃機関用排出マフラとして、特開昭６２−１８
６００８号公報に示すようなものがあり、このものは第
３図に示すように、独立した気泡をもつ発泡金属製連通
管１１を外筒１２内に配設して排出ガス流路を形成せし
めた排出マフラであり、上記発泡金属はアルミニウム、
ニッケルクロム合金、ステンレス等から形成されてい
る。
６００８号公報に示すようなものがあり、このものは第
３図に示すように、独立した気泡をもつ発泡金属製連通
管１１を外筒１２内に配設して排出ガス流路を形成せし
めた排出マフラであり、上記発泡金属はアルミニウム、
ニッケルクロム合金、ステンレス等から形成されてい
る。
（考案が解決しようとする課題） 上記連通管１１は排出ガスによって高温（４００〜６０
０℃）に加熱されるため耐熱性が要求され、、アルミニ
ウム発泡金属製連通管１１は吸音性が高い反面、耐熱温
度が４００℃程度であり、他方、ニッケルクロム合金あ
るいはステンレス発泡金属製連通管１１は６００℃程度
まで使用可能である反面、高価で加工性に乏しいという
問題点がある。そこで、本考案はかかる問題点を解消す
るためになされたもので、吸音性および耐熱性に優れた
連通管を備えた排出マフラを提供するものである。
０℃）に加熱されるため耐熱性が要求され、、アルミニ
ウム発泡金属製連通管１１は吸音性が高い反面、耐熱温
度が４００℃程度であり、他方、ニッケルクロム合金あ
るいはステンレス発泡金属製連通管１１は６００℃程度
まで使用可能である反面、高価で加工性に乏しいという
問題点がある。そこで、本考案はかかる問題点を解消す
るためになされたもので、吸音性および耐熱性に優れた
連通管を備えた排出マフラを提供するものである。
（課題を解決するための手段） 本考案は、連通管を鋳鉄で形成し、該連通管の周壁に環
状室および貫通する小孔を設けた排出マフラである。
状室および貫通する小孔を設けた排出マフラである。
（作用） 本考案は上述のような構成であるので、鋳鉄製連通管内
から小孔を介して流出した排出ガスは環状室外壁面に当
接し、分散をくり返して排出音が消音され、他方、鋳鉄
製連通管内を流れる排出ガスの排出音は、環状室内壁面
に当接し、分散をくり返して消音されると共に、該連通
管に伝幡され、該連通管材に吸収されて減衰する。
から小孔を介して流出した排出ガスは環状室外壁面に当
接し、分散をくり返して排出音が消音され、他方、鋳鉄
製連通管内を流れる排出ガスの排出音は、環状室内壁面
に当接し、分散をくり返して消音されると共に、該連通
管に伝幡され、該連通管材に吸収されて減衰する。
（実施例） 第１〜２図は本考案に係る排出マフラの一実施例であ
り、鋼板製外筒１内が仕切板２、２によって適数個の膨
張室３、３に区画され、一側の膨張室３にはエンジンか
ら導かれる排出管４が接続され、他側の膨張室３には排
出パイプ５、５が接続されている。各膨張室３、３は鋼
板製連通管６、６と鋳鉄製連通管７とによって連通さ
れ、鋳鉄製連通管７の周壁には環状室８、８と多数の貫
通する小孔９、９とが設けられている。
り、鋼板製外筒１内が仕切板２、２によって適数個の膨
張室３、３に区画され、一側の膨張室３にはエンジンか
ら導かれる排出管４が接続され、他側の膨張室３には排
出パイプ５、５が接続されている。各膨張室３、３は鋼
板製連通管６、６と鋳鉄製連通管７とによって連通さ
れ、鋳鉄製連通管７の周壁には環状室８、８と多数の貫
通する小孔９、９とが設けられている。
排出ガスの流通と共に、排出音が伝幡され、排出管４よ
り流入した排出ガスは、各膨張室３、３、鋼板製連通管
６、６および鋳鉄製連通管７を順次経過し、排出パイプ
５、５から外部に排出される。鋳鉄製連通管７内を流れ
る排出ガスは、小孔９、９を介して環状室８、８外壁面
に当接し、分散をくり返して排出音が消音され、他方、
鋳鉄製連通管７内を流れる排出ガスの排出音は、環状室
８、８内壁面に当接し、分散をくり返して消音されると
共に、該連通管７に伝幡され、該連通管７材に吸収され
て減衰する。
り流入した排出ガスは、各膨張室３、３、鋼板製連通管
６、６および鋳鉄製連通管７を順次経過し、排出パイプ
５、５から外部に排出される。鋳鉄製連通管７内を流れ
る排出ガスは、小孔９、９を介して環状室８、８外壁面
に当接し、分散をくり返して排出音が消音され、他方、
鋳鉄製連通管７内を流れる排出ガスの排出音は、環状室
８、８内壁面に当接し、分散をくり返して消音されると
共に、該連通管７に伝幡され、該連通管７材に吸収され
て減衰する。
（考案の効果） 本考案によれば、連通管を鋳鉄で形成し、該連通管の周
壁に環状室および貫通する小孔を設けたから、良好な消
音効果が得られる。本考案の排出マフラは、吸音材（グ
ラスウール、メタルウール、アスベスト、セラミック多
孔体など）を使用せず、また吸音材を併用する場合、使
用量が少ないので、組立工数を低減でき、作業性も良
く、安易かつ安価に排出マフラが製造される。
壁に環状室および貫通する小孔を設けたから、良好な消
音効果が得られる。本考案の排出マフラは、吸音材（グ
ラスウール、メタルウール、アスベスト、セラミック多
孔体など）を使用せず、また吸音材を併用する場合、使
用量が少ないので、組立工数を低減でき、作業性も良
く、安易かつ安価に排出マフラが製造される。
第１図は本考案の一実施例を示す概略断面図、第２図は
鋳鉄製連通管の要部拡大断面図、第３図は従来の排出マ
フラを示す断面図である。 ７……鋳鉄製連通管、８……環状室、９……小孔。
鋳鉄製連通管の要部拡大断面図、第３図は従来の排出マ
フラを示す断面図である。 ７……鋳鉄製連通管、８……環状室、９……小孔。
フロントページの続き (72)考案者 高橋 洋 愛知県豊田市高丘新町天王１番地 アイシ ン高丘株式会社内 審査官 平瀬 博通
Claims (1)
- 【請求項１】外筒内に連通管を備えた排出マフラにおい
て、連通管を鋳鉄で形成し、該連通管の周壁に環状室お
よび貫通する小孔を設けたことを特徴とする排出マフ
ラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988121058U JPH0629467Y2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 排出マフラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988121058U JPH0629467Y2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 排出マフラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0240913U JPH0240913U (ja) | 1990-03-20 |
| JPH0629467Y2 true JPH0629467Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=31367725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988121058U Expired - Lifetime JPH0629467Y2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 排出マフラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629467Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6237649B2 (ja) * | 1978-03-27 | 1987-08-13 | Pennwalt Corp |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6237649U (ja) * | 1985-08-23 | 1987-03-05 |
-
1988
- 1988-09-14 JP JP1988121058U patent/JPH0629467Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6237649B2 (ja) * | 1978-03-27 | 1987-08-13 | Pennwalt Corp |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0240913U (ja) | 1990-03-20 |
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