JPH06294454A - オートテンショナ - Google Patents

オートテンショナ

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Publication number
JPH06294454A
JPH06294454A JP7928493A JP7928493A JPH06294454A JP H06294454 A JPH06294454 A JP H06294454A JP 7928493 A JP7928493 A JP 7928493A JP 7928493 A JP7928493 A JP 7928493A JP H06294454 A JPH06294454 A JP H06294454A
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JP
Japan
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cup portion
cup
coil spring
torsion coil
axial direction
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7928493A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Matsumoto
英樹 松本
Kyotaro Yanagi
京太郎 柳
Masashi Fujimaru
昌司 藤丸
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Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Bando Chemical Industries Ltd filed Critical Bando Chemical Industries Ltd
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Publication of JPH06294454A publication Critical patent/JPH06294454A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B67/00Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
    • F02B67/04Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
    • F02B67/06Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0802Actuators for final output members
    • F16H2007/081Torsion springs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/0829Means for varying tension of belts, ropes, or chains with vibration damping means

Landscapes

  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プーリ8に巻き掛けられたベルトに所定の張
力を付与し、かつ該張力の変動に応じてダンピング力を
変化させるようにしたオートテンショナにおいて、固定
部材1と回動部材2との間に捩りコイルばね3を介在さ
せながら両部材1,2の軸心方向における組付けを容易
に行えるようにし、組立作業の自動化を図る。 【構成】 固定部材1のリヤカップ部1a壁部に、該リ
ヤカップ部1aの開口部縁から捩りコイルばね3のリヤ
側端部3aをリヤ側係止孔5に向けて略軸心方向に案内
するリヤ側案内路5aを、また回動部材2のフロントカ
ップ部2a壁部には、該フロントカップ部2aの開口部
縁から捩りコイルばね3のフロント側端部3bをフロン
ト側係止孔10に向けて略軸心方向に案内するフロント
側案内路10aをそれぞれ設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動車エンジ
ンによる補機類駆動のためのVベルト等に所定の張力を
付与しかつ該張力の変動に応じてダンピング力を自動的
に変化させるようにしたオートテンショナに関し、特に
その組立てを容易化する対策に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のオートテンショナとしては、例
えば米国特許第4473362号で示されるものが一般
に知られており、駆動プーリと複数の従動プーリとの間
に巻き掛けられたベルトのプーリ間スパンを押圧して、
駆動プーリの回転力を全ての従動プーリに伝達させるた
めに用いられる。
【0003】上記オートテンショナは、図8及び図9に
示すように、有底筒状のリヤカップ部aの底部から軸心
方向に延びる軸部bにおいて例えば自動車エンジン等の
固定体に固定される固定部材Aと、開口部が上記リヤカ
ップ部aの開口部と対向するフロントカップ部cの底部
から軸心方向に延び、かつ上記固定部材Aの軸部bにそ
のフロント側から筒状のダンピング部材dを介して外嵌
合されたボス部eを有するとともに、上記フロントカッ
プ部cの外周に、先端にボス部eの軸心と平行な軸心で
プーリfを回転自在に支持したアーム部gが突設され、
上記ボス部eにおいて固定部材Aに回動可能に支持され
た回動部材Bと、上記固定部材Aのリヤカップ部aと回
動部材Bのフロントカップ部cとの間に介装された捩り
コイルばねCとを備え、捩りコイルばねCにより固定部
材Aに対し回動部材Bを所定方向に回動付勢して、プー
リfに巻き掛けられたベルトに所定の張力を付与し、か
つ該張力の変動に応じてダンピング部材dによるダンピ
ング力を変化させるようになされている。
【0004】つまり、上記プーリfにベルトが巻き掛け
られた状態では、回動部材Bのボス部eとダンピング部
材dとの間にはベルト力(ベルトからプーリfにかかる
反力)と捩りコイルばねCの付勢力とが合わさってダン
ピング力が発生しており、例えばベルトの張力が減少方
向に変動すると、ベルト力の減少によりダンピング力が
小さくなり、このことでプーリfのベルトへの追随性が
高くなってベルトの張力低下が防止される一方、ベルト
の張りに対してはベルト力の増大によりダンピング力も
大きくなり、このことでプーリfに大きな抵抗力が付与
されてベルトのばたつきが防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
オートテンショナでは、回動部材Bに回動付勢力を与え
るために捩りコイルばねCの両端部h,iをそれぞれ回
動部材Bと固定部材Aとに係止する必要があるが、上記
従来例の場合、捩りコイルばねCのリヤ側及びフロント
側の各端部h,iを半径方向外方に向けて突出させてお
き、固定部材Aのリヤカップ部aにおける壁部に上記リ
ヤ側端部hを係止するためのリヤ側係止孔jを、また回
動部材Bのフロントカップ部cにおける壁部に上記フロ
ント側端部iを係止するためのフロント側係止孔kをそ
れぞれ壁部を半径方向に貫通した状態に設けている。
【0006】しかし、このような構造であると、固定部
材Aの軸部bに回動部材Bのボス部eを外嵌合させなが
ら両部材A,Bを軸心方向において組付ける際には、捩
りコイルばねCの各端部h,iを各々の係止孔j,kに
半径方向外方に向けて差し込まなければならず、このた
めに、組立ての手順が複雑にならざるを得ず、また、こ
のことで組立ての自動化が困難になるという問題があ
る。
【0007】この発明は斯かる点に鑑みてなされたもの
であり、その主たる目的は、捩りコイルばねの固定部材
及び回動部材への取付構造を改良することにより、固定
部材と回動部材との間に捩りコイルばねを介在させなが
ら両部材の軸心方向における組付けを容易に行えるよう
にし、もって組立作業の自動化が図れるようにすること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明では、捩りコイルばねの各端部を半
径方向外方に向けて突出した状態のままで、リヤ及びフ
ロントカップ部の開口部縁から略軸心方向に沿って各々
の係止部に案内するようにした。
【0009】具体的には、この発明では、壁部にリヤ側
係止部が形成された有底筒状のリヤカップ部の底部から
軸心方向に延びる軸部を有し、固定体に固定可能な固定
部材と、開口部が上記リヤカップ部の開口部と対向しか
つ壁部にフロント側係止部が形成されたフロントカップ
部の底部から軸心方向に延び、かつ上記固定部材の軸部
に該軸部のフロント側から筒状のダンピング部材を介し
てボス部が外嵌合されて抜止め手段により抜止めされて
いるとともに、上記フロントカップ部の外周に、先端に
ベルトを押圧するプーリをボス部の軸心と平行な軸心で
回転自在に支持したアーム部が突設され、上記ボス部に
おいて固定部材に回動可能に支持された回動部材と、該
回動部材のボス部外周側においてフロントカップ部と固
定部材のリヤカップ部との間に介装され、半径方向外方
に向けて突出するリヤ側及びフロント側の各端部がそれ
ぞれ上記リヤカップ部のリヤ側係止部及びフロントカッ
プ部のフロント側係止部に係止されて、上記回動部材を
固定部材に対し所定方向に回動付勢する捩りコイルばね
とを備え、上記回動部材の回動付勢力により上記プーリ
にベルトを押圧させて所定の張力を付与し、かつ該張力
の変動に応じて上記ダンピング部材によるダンピング力
を変化させるようにしたオートテンショナが前提であ
る。
【0010】そして、上記リヤカップ部の壁部に設けら
れ、捩りコイルばねのリヤ側端部をリヤカップ部の開口
部縁から略軸心方向に沿って上記リヤ側係止部に案内す
るリヤ側案内路と、上記フロントカップ部の壁部に設け
られ、捩りコイルばねのフロント側端部をフロントカッ
プ部の開口部縁から略軸心方向に沿って上記フロント側
係止部に案内するフロント側案内路とを備えたものとす
る。
【0011】請求項2の発明では、上記請求項1の発明
において、リヤ側係止部及びフロント側係止部を、それ
ぞれリヤカップ部及びフロントカップ部の壁部を半径方
向に貫通する係止孔で構成する。そして、リヤ側案内路
及びフロント側案内路を、それぞれリヤカップ部及びフ
ロントカップ部の壁部を上記係止孔から略軸心方向に沿
って開口部縁に達するまで切欠いてなる切欠きで構成す
る。
【0012】請求項3の発明では、上記請求項1又は2
の発明において、抜止め手段を、軸部のフロント側端部
に周設された略リング状の係止溝と、該係止溝に脱着可
能に嵌着されたスナップリングとから構成する。
【0013】請求項4の発明では、上記請求項1〜3の
発明において、ダンピング部材の内周面に、半径方向内
方に向けて突出する複数のキー部を周方向に並設する一
方、軸部の外周面には、上記各キー部がそれぞれ略軸心
方向において嵌入可能な複数のキー溝を設ける。
【0014】請求項5の発明では、上記請求項1〜3の
発明において、ダンピング部材における内周面及び軸部
における外周面の各々の断面形状を略正多角形とする。
尚、多角形としては全ての内角が2直角未満である正三
角形や正四角形等のような凸多角形であっても、又は2
直角未満の内角と2直角を越える内角とが交互に並んだ
いわゆる星形をなす凹多角形であってもよい。
【0015】
【作用】以上の構成により、請求項1の発明では、オー
トテンショナの組立時、固定部材のリヤカップ部と回動
部材のフロントカップ部との開口部同士を対向させた状
態で、両部材間に捩りコイルばねを介在させて両部材を
軸心方向において互いに近接させると、固定部材の軸部
に該軸部のフロント側から回動部材のボス部が筒状のダ
ンピング部材を介して外嵌合され、このことで回動部材
が固定部材に回動可能に組付けられる。このとき、捩り
コイルばねのリヤ側端部はリヤカップ部の開口部縁から
リヤ側案内路を通過しながら略軸心方向に移動してリヤ
側係止部に案内され、またフロント側端部はフロントカ
ップ部の開口部縁からフロント側案内路を通過しつつ略
軸心方向に移動してフロント側係止部に案内される。し
たがって、従来のように捩りコイルばねの端部を係止部
に半径方向外方に向けて差し込む手間が不要であり、捩
りコイルばねの端部は両部材の組付けと同時に自動的に
係止部に案内されることとなり、ばねの組付け性が向上
する。
【0016】請求項2の発明では、リヤ側及びフロント
側の各案内路がリヤカップ部及びフロントカップ部の壁
部を開口部縁から略軸心方向に沿って係止孔に至るまで
切欠いて形成されていることから、捩りコイルばねのリ
ヤ側端部がリヤ側案内路を、またフロント側端部がフロ
ント側案内路をそれぞれ通過する際、上記ばねの各端部
は各カップ部の壁部から外部に露呈した状態で各々の案
内路に入り込み、該案内路を通過する。そして、上記リ
ヤ側及びフロント側の各係止部がリヤカップ部及びフロ
ントカップ部の壁部を半径方向に貫通する係止孔で構成
されていることから、上記ばねの各端部は各カップ部の
壁部から外部に露呈した状態で各々の係止部に案内され
る。これらにより、固定部材と回動部材とを両者間に捩
りコイルばねを介在させて軸心方向において組付ける際
に、捩りコイルばねの各端部が各々の案内路に適正に入
り込んで各々の係止部に正確に係止された状態となった
か否かを両カップ部の外部から視覚的に容易に確認で
き、確実にばねを係止状態で組付けることに貢献でき
る。
【0017】請求項3の発明では、固定部材の軸部に回
動部材のボス部が外嵌合された状態で、上記軸部のフロ
ント側端部に周設した略リング状の係止溝にスナップリ
ングが嵌着され、このスナップリングにより上記ボス部
が軸部に対して抜止めされることとなる。一方、上記ス
ナップリングは係止溝に対して脱着可能であるので、そ
れを取外すことにより、ボス部を軸部から抜いて固定部
材と回動部材とを分解することができる。
【0018】請求項4の発明では、固定部材の軸部にダ
ンピング部材が外嵌合される際、該ダンピング部材内周
面のキー部は略軸心方向において軸部外周面のキー溝に
嵌入され、このことでダンピング部材の固定部材の軸部
に対する回り止めがなされる。このとき、複数のキー部
が各々のキー溝にそれぞれ嵌入されているので、回動部
材の回動時に該回動部材とダンピング部材とが互いに擦
れ合ったときに、該ダンピング部材のトルクは周方向に
おいて複数のキー溝側面に分散して受け止められる。し
たがって、ダンピング部材に作用する応力も周方向にお
いて分散され、このことで応力集中によるダンピング部
材の破損が回避される。
【0019】請求項5の発明では、軸部の外周面及びダ
ンピング部材の内周面の各々が略正多角形の断面形状を
なしているので、軸部外周面全体の約半分がダンピング
部材のトルクを受け止めることになり、上記請求項4の
発明に比べて軸部のダンピング部材に対する受圧面積が
大幅に拡大して応力の分散性が向上する一方、軸部とし
ては上記請求項4の発明のような切欠部がなく、したが
って軸部にダンピング部材のトルクを受け止めさせるよ
うにする際に、該軸部の回動部材に対する支持強度が上
記切欠部等により低下するのを回避する上で有利であ
る。
【0020】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1〜図3はこの実施例に係るオートテンショ
ナを示し、該オートテンショナは、例えば自動車エンジ
ン等の固定体に固定可能な固定部材1と、該固定部材1
に組付けられて回動可能に支持された回動部材2と、上
記固定部材1と回動部材2との間に介装され、該回動部
材2を固定部材1に対し所定方向に回動付勢する捩りコ
イルばね3とを備えている。
【0021】上記固定部材1は、有底筒状のリヤカップ
部1aと、該リヤカップ部1aの底部中央から軸心方向
に延びる円筒状の軸部4とを有し、該軸部4内を軸心方
向に貫通するボルト孔部1bに図示しないボルトを挿通
してそれを固定体に螺着することにより、固定部材1が
固定体に固定されるようになされている。そして、上記
リヤカップ部1aの壁部には、該壁部を半径方向に貫通
するリヤ側係止部としてのリヤ側係止孔5が形成されて
いる。
【0022】上記回動部材2は、開口部が上記リヤカッ
プ部1aの開口部と対向するフロントカップ部2aと、
該フロントカップ部2aの底部中央から軸心方向に延
び、かつ上記固定部材1の軸部4に該軸部4のフロント
側からダンピング部材としての筒状の樹脂ベアリング6
を介して外嵌合されるボス部7と、上記フロントカップ
部2aの外周に突設され、先端にボス部7の軸心と平行
な軸心でプーリ8が回転自在に支持されたアーム部9と
を有し、上記ボス部7において固定部材1に回動可能に
支持される。一方、上記プーリ8には、例えば自動車エ
ンジンにおける補機類伝動用のVベルト等のような所定
の張力を付与すべきベルトが巻き掛けられるようになさ
れている。そして、上記フロントカップ部2aの壁部に
は、該壁部を半径方向に貫通するフロント側係止部とし
てのフロント側係止孔10が形成されている。尚、上記
捩りコイルばね3の内外周面は共にフロント側が僅かな
がら小径となる断面テーパ状に形成されており、これに
応じて軸部4の外周面及びボス部7の内周面も共に同様
の断面テーパ状をなしている。
【0023】上記捩りコイルばね3は、本体が左巻き
で、リヤ側及びフロント側の各端部3a,3bが何れも
本体から半径方向外方に向けて突出する形状とされ、上
記リヤ側端部3aは上記固定部材1のリヤカップ部1a
壁部におけるリヤ側係止孔5に、またフロント側端部3
bは回動部材2のフロントカップ部2a周壁におけるフ
ロント側係止孔10にそれぞれ半径方向に貫通して係止
されており、このことで各端部3a,3bは各々の係止
孔5,10により周方向の移動が規制されている。そし
て、該捩りコイルばね3は、両端部3a,3bが係止さ
れた状態で本体が拡径する方向に動作することにより、
回動部材2を図3の反時計回り方向に回動付勢するよう
になされている。
【0024】上記捩りコイルばね3とボス部7との間に
は、円筒状のスプリングサポート11が介装されてい
る。このスプリングサポート11の内周面はボス部7の
外周面に摺接している一方、外周面は捩りコイルばね3
の内周部に当接可能とされている。また、スプリングサ
ポート11のリヤ側開口縁にはリヤカップ部1aの底部
表面に接する外向きフランジ11aが形成され、該外向
きフランジ11aが捩りコイルばね3の押圧力でリヤカ
ップ部1aの底部表面に押付けられることにより、スプ
リングサポート11が固定部材1側に固定される。
【0025】上記軸部4に外嵌合されたボス部7は、該
軸部4のフロント側端部に設けた抜止め手段12により
抜止めされている。この抜止め手段12は、軸部4のフ
ロント側端部に周設された略リング状の係止溝13と、
該係止溝13に脱着可能に嵌着され、該嵌着された状態
でボス部7の軸部4からの抜止めを行うスナップリング
14とで構成されている。そして、上記スナップリング
14とボス部7との間には、該ボス部7に対して摺接可
能な合成樹脂製のスラストワッシャ15と、上記スナッ
プリング14に係止されてスラストワッシャ15及びボ
ス部7の抜止めを行うプレート部材16とが積層状態で
配設されている。
【0026】また、上記リヤカップ部1aの壁部には、
上記捩りコイルばね3のリヤ側端部3aを該リヤカップ
部1aの開口部縁から略軸心方向に沿って上記リヤ側係
止孔5に案内するリヤ側案内路5aが形成されている。
一方、上記フロントカップ部2aの周壁には、フロント
側端部3bを該フロントカップ部2aの開口部縁から略
軸心方向に沿って上記フロント側係止孔10に案内する
フロント側案内路10aが形成されている。そして、こ
れら案内路5a,10aは、各々の壁部を開口部縁から
係止孔5,10まで切欠いてなる切欠部で構成されてい
る。
【0027】さらに、上記樹脂ベアリング6の内周面フ
ロント側には、半径方向内方に向けて半円形断面状に突
出する2条のキー部6aが形成されている。一方、軸部
4の外周面フロント側には、上記各キー部6aがそれぞ
れ略軸心方向において嵌入可能な断面半円形状をなす2
条のキー溝4aが設けられている。この実施例では、2
組のキー部6a及びキー溝4aは固定部材1の直径方向
に対向する部位にそれぞれ設けられ、かつそのうちの1
組はオートテンショナの作動時にプーリ8を介して作用
するベルト力と捩りコイルばね3による付勢力とが合成
されて加わる部位、すなわち樹脂ベアリング6がボス部
7との間で最も擦れ合って摩耗し易い部位に設定されて
いる。上記摩耗し易い部位とは、一般にはプーリ8に作
用するベルト力の方向に対して平行な回動軸心を通る直
線上でかつ上記ベルト力の方向とは逆の側となる。
【0028】したがって、この実施例によれば、オート
テンショナのプーリ8にベルトが巻き掛けられると、該
オートテンショナにおける回動部材2のボス部7内周面
と樹脂ベアリング6外周面との間ではベルト力と捩りコ
イルばね3の付勢力とが合わさってダンピング力が生じ
るようになり、この状態で上記ベルトの張力が減少する
と、ベルト力の減少により樹脂ベアリング6のボス部7
に対するダンピング力が小さくなる。すると、回動部材
2が回動し易くなってプーリ8のベルトに対する追随性
が高くなり、このことでベルトの張力低下を速やかに防
止することができる。一方、ベルトの張りに対してはベ
ルト力の増大により上記ダンピング力も大きくなり、こ
のことでプーリ8に大きな抵抗力を付与してベルトのば
たつきを防止することができる。
【0029】また、上記オートテンショナの組立時に、
上記固定部材1と回動部材2とを組付ける際、固定部材
1のリヤカップ部1aと回動部材2のフロントカップ部
2aとの開口部同士を対向させた状態で、両部材1,2
間に捩りコイルばね3を介在させて両部材1,2を軸心
方向において互いに近接させると、固定部材1の軸部4
に該軸部4のフロント側から回動部材2のボス部7が樹
脂ベアリング6を介して外嵌合され、このことで回動部
材2は固定部材1に回動可能に組付けられる。このと
き、上記捩りコイルばね3のリヤ側端部3aはリヤカッ
プ部1aの開口部縁からリヤ側案内路5aを通過しつつ
リヤ側係止孔5に、またフロント側端部3bはフロント
カップ部2aの開口部縁からフロント側案内路10aを
通過しつつフロント側係止孔10にそれぞれ略軸心方向
に移動して案内される。すなわち、上記固定部材1と回
動部材2とを軸心方向において組付ける際に、捩りコイ
ルばね3の各端部3a,3bを、半径方向外方に向けて
突出した状態のままで各々の係止孔5,10に案内する
ことができる。したがって、固定部材1と回動部材2と
の組付けを両部材1,2間に捩りコイルばね3を介在さ
せた状態で容易に行うことができ、かつ両部材1,2間
に捩りコイルばね3をその各端部3a,3bがそれぞれ
係止孔5,10に係止される適正な状態に組付けること
ができる。
【0030】また、上記各案内路5a,10aが壁部の
開口部から略軸心方向に沿って係止孔5,10に至るま
での部位を切欠いてなるものであることから、上記捩り
コイルばね3のリヤ側端部3aがリヤ側案内路5aを、
またフロント側端部3bがフロント側案内路10aをそ
れぞれ通過する際に、上記各端部3a,3bは各カップ
部1a,2aの壁部から外部に露呈した状態で各々の案
内路5a,10aに入り込み、該案内路5a,10aを
通過することになる。そして、各係止孔5,10が各壁
部を半径方向に貫通するものであることから、上記各端
部3a,3bは各カップ部1a,2aの壁部から外部に
露呈した状態で各々の係止孔5,10に案内されること
になる。これらにより、固定部材1と回動部材2とを組
付ける際に、捩りコイルばね3の各端部3a,3bが各
々の案内路5a,10aに適正に入り込んで各々の係止
孔5,10に正確に係止される状態になったか否かを両
カップ部1a,2aの外部から視覚的に確認できる。し
たがって、固定部材1と回動部材2との組付時に捩りコ
イルばね3の組付状態を容易にチェックすることがで
き、捩りコイルばね3の組付不良が発生するのを早期に
かつ容易に回避することができる。
【0031】さらに、固定部材1の軸部4に回動部材2
のボス部7が外嵌合された状態で、上記軸部4のフロン
ト側端部に周設された略リング状の係止溝13にスナッ
プリング14が嵌着されると、このスナップリング14
により上記ボス部7は軸部4においてスラストワッシャ
15及びプレート部材16を介して抜止めされる。上記
スナップリング14は係止溝13に対して脱着可能であ
るので、これを取外せば、ボス部7を軸部4から抜いて
固定部材1と回動部材2とを分解することができる。こ
のように、スナップリング14の脱着によりオートテン
ショナの分解組立を容易にかつ繰返して行うことができ
る。
【0032】また、固定部材1の軸部4に樹脂ベアリン
グ6が外嵌合される際、該樹脂ベアリング6内周面のキ
ー部6aは略軸心方向において軸部4外周面のキー溝4
aに嵌入し、このことで樹脂ベアリング6は固定部材1
の軸部4に対する回り止めがなされる。このとき、2条
のキー部6aが各々のキー溝4aにそれぞれ嵌入されて
いるので、回動部材2の回動時に該回動部材2と樹脂ベ
アリング6とが擦れ合った状態では、該樹脂ベアリング
6のトルクは周方向において2条のキー溝4a側面に分
散して受け止められるようになる。したがって、樹脂ベ
アリング6に作用する応力も周方向において分散され、
その結果、応力集中に起因する樹脂ベアリング6の破損
を回避することができる。
【0033】しかも、この実施例では、上記ベルト力及
び付勢力の合成力が軸部4のフロント側に加わるように
なされていて、これに応じて上記キー部6a及びキー溝
4aをフロント側のみに設けているので、回動部材1に
対する軸部4のリヤ側つまり基部側の支持強度が上記キ
ー溝4aのような切欠部分により低下するのを回避でき
る。また、2組のキー部6a及びキー溝4aのうちの1
組が、樹脂ベアリング6と軸部4との間において上記合
成力が作用する部位、すなわち樹脂ベアリング6がボス
部7との間で最も擦れ合って摩耗し易い部位に配設され
ているので、その部位の肉厚の厚肉化により、上記摩耗
にて制約されている使用可能期間が延長されることにな
る。
【0034】尚、上記実施例では、捩りコイルばね3の
各端部3a,3bを係止するリヤ側係止部及びフロント
側係止部をリヤカップ部1a及びフロントカップ部2a
の壁部を半径方向に貫通する係止孔5,10とするとと
もに、上記各端部3a,3bをリヤカップ部1a及びフ
ロントカップ部2aの開口部縁から上記係止部に案内す
る案内路5a,10aを切欠部としているが、上記リヤ
カップ部及びフロントカップ部の壁部の厚さ寸法が上記
各端部の突出寸法に比べて十分にある場合等では、上記
係止部及び案内路を壁部内周に設けた凹部により構成し
てもよい。この場合には、係止部及び案内路が外部に対
して塞がれることになるので、オートテンショナの内部
にゴミ等の異物が外部から入り込むのを防止する上では
有利である。
【0035】また、上記実施例では、樹脂ベアリング6
の内周面と軸部4の外周面とにキー部6a及びキー溝4
aを2組設けているが、3組以上設けてもよい。
【0036】また、上記樹脂ベアリング6におけるキー
部6aの断面形状は、図4に示したものの他に、図5
(a)に示すような断面矩形状のものや、同図(b)に
示すように内端面が平面とされた断面蒲鉾形状のもので
もよい。図5(b)のものでは、キー部6aの周方向寸
法が図4及び図5(a)のものに比べて広く、それだけ
厚肉部分を周方向に広くとれるので、回動部材2のボス
部7との間で擦れ合うことによる摩耗に対して有利であ
る。
【0037】また、上記キー部6aに代えて、樹脂ベア
リング6の内周面における断面形状を図6(a)に示す
ような略正六角形、同図(b)に示すような略正四角形
及び同図(c)に示すような略正三角形等の凸多角形
や、同図(d)に示すような星形の凹多角形としてもよ
い。この場合には、軸部4外周面全体の約半分が樹脂ベ
アリング6のトルクを受け止めることとなる。これらの
うちでは、円形に近い正六角形のものが軸部4の強度を
確保する上で有利である。
【0038】さらに、図7(a)〜(c)に示すよう
に、内周面形状が上記正四角形や正三角形の場合に、外
周面の断面形状を回動部材2のボス部7内周面に対して
実際に摺接する部位以外の部位(同図の左下部及び右下
部)が切除された形状としてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、オートテンショナの固定部材と回動部材とを軸
心方向において組付ける際に、捩りコイルばねの各端部
を、半径方向外方に向けて突出した状態のままで係止部
まで通過させる案内路を各カップ部壁部に設けたことに
より、固定部材と回動部材との組付けを両部材間に捩り
コイルばねを介在させた状態で容易に行うことができ、
かつ両部材間に捩りコイルばねを該捩りコイルばねの各
端部が各々の係止部に係止される適正な状態に組付ける
ことができる。この結果、固定部材と回動部材とを両部
材間に捩りコイルばねを介在させた状態で組付ける作業
の自動化を容易に図ることができる。
【0040】請求項2の発明によれば、上記ばね端部が
係止される係止部を貫通状の係止孔とし、案内路は切欠
部としたことにより、捩りコイルばねの各端部が各々の
案内路を通過して各々の係止部に係止される状態を外部
から視覚的に確認することができるので、固定部材と回
動部材との組付時に捩りコイルばねの組付状態を容易に
チェックすることができ、捩りコイルばねの組付不良が
発生するのを早期にかつ容易に回避することができる。
【0041】請求項3の発明によれば、固定部材の軸部
に外嵌合された回動部材側ボス部の抜止め手段を、軸部
の係止溝と該係止溝に対して脱着可能なスナップリング
とで構成したので、該スナップリングの脱着によりオー
トテンショナの分解組立を容易にかつ繰返して行うこと
ができる。
【0042】請求項4の発明によれば、固定部材の軸部
のキー溝と、そのまわりに配設されるダンピング部材の
キー部とを周方向に複数設けたことにより、回動部材の
回動時に該回動部材とダンピング部材とが互いに擦れ合
った状態で該ダンピング部材に作用する応力を周方向に
おいて分散することができ、応力集中に起因するダンピ
ング部材の破損を回避することができる。
【0043】請求項5の発明によれば、ダンピング部材
内周面及び軸部外周面の断面形状を略正多角形としたこ
とにより、軸部のダンピング部材に対する受圧面積を拡
大することができ、応力集中に起因するダンピング部材
の破損を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係るオートテンショナを示
す側面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】オートテンショナを示す正面図である。
【図4】樹脂ベアリングを示す横断面図である。
【図5】樹脂ベアリングの変形例1をそれぞれ示す横断
面図である。
【図6】樹脂ベアリングの変形例2をそれぞれ示す横断
面図である。
【図7】樹脂ベアリングの変形例3をそれぞれ示す横断
面図である。
【図8】従来例を示す図1相当図である。
【図9】図8のIX−IX線断面図である。
【符号の説明】
1 固定部材 1a リヤカップ部 2 回動部材 2a フロントカップ部 3 捩りコイルばね 3a リヤ側端部 3b フロント側端部 4 軸部 4a キー溝 5 リヤ側係止孔(リヤ側係止部) 5a リヤ側案内路 6 樹脂ベアリング(ダンピング部材) 6a キー部 7 ボス部 8 プーリ 9 アーム部 10 フロント側係止孔(フロント側係止部) 10a フロント側案内路 12 抜止め手段 13 係止溝 14 スナップリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁部にリヤ側係止部が形成された有底筒
    状のリヤカップ部と、該リヤカップ部の底部から軸心方
    向に延びる軸部とを有し、固定体に固定可能な固定部材
    と、 開口部が上記リヤカップ部の開口部と対向しかつ壁部に
    フロント側係止部が形成されたフロントカップ部と、該
    フロントカップ部の底部から軸心方向に延び、かつ上記
    固定部材の軸部に該軸部のフロント側から筒状のダンピ
    ング部材を介して外嵌合されて抜止め手段により抜止め
    されたボス部と、上記フロントカップ部の外周に突設さ
    れ、先端にベルトを押圧するプーリがボス部の軸心と平
    行な軸心で回転自在に支持されたアーム部とを有し、上
    記ボス部において固定部材に回動可能に支持された回動
    部材と、 上記回動部材のボス部外周側においてフロントカップ部
    と固定部材のリヤカップ部との間に介装され、半径方向
    外方に向けて突出するリヤ側及びフロント側の各端部が
    それぞれ上記リヤカップ部のリヤ側係止部及びフロント
    カップ部のフロント側係止部に係止されて、上記回動部
    材を固定部材に対し所定方向に回動付勢する捩りコイル
    ばねとを備え、 上記回動部材の回動付勢力により上記プーリにベルトを
    押圧させて所定の張力を付与し、かつ該張力の変動に応
    じて上記ダンピング部材によるダンピング力を変化させ
    るようにしたオートテンショナであって、 上記リヤカップ部の壁部に設けられ、捩りコイルばねの
    リヤ側端部をリヤカップ部の開口部縁から略軸心方向に
    沿って上記リヤ側係止部に案内するリヤ側案内路と、 上記フロントカップ部の壁部に設けられ、捩りコイルば
    ねのフロント側端部をフロントカップ部の開口部縁から
    略軸心方向に沿って上記フロント側係止部に案内するフ
    ロント側案内路とを備えていることを特徴とするオート
    テンショナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のオートテンショナにおい
    て、 リヤ側係止部及びフロント側係止部は、それぞれリヤカ
    ップ部及びフロントカップ部の壁部を半径方向に貫通す
    る係止孔であり、 リヤ側案内路及びフロント側案内路は、それぞれリヤカ
    ップ部及びフロントカップ部の壁部を上記係止孔から略
    軸心方向に沿って開口部縁に達するまで切欠いてなる切
    欠きであることを特徴とするオートテンショナ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のオートテンショナ
    において、 抜止め手段は、軸部のフロント側端部に周設された略リ
    ング状の係止溝と、 上記係止溝に脱着可能に嵌着されたスナップリングとか
    ら構成されていることを特徴とするオートテンショナ。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3記載のオートテンシ
    ョナにおいて、 ダンピング部材の内周面に、半径方向内方に向けて突出
    する複数のキー部が周方向に並設されている一方、軸部
    の外周面には、上記各キー部がそれぞれ略軸心方向にお
    いて嵌入可能な複数のキー溝が設けられていることを特
    徴とするオートテンショナ。
  5. 【請求項5】 請求項1,2又は3記載のオートテンシ
    ョナにおいて、 ダンピング部材の内周面及び軸部の外周面の各々は、断
    面形状が略正多角形をなしていることを特徴とするオー
    トテンショナ。
JP7928493A 1993-04-06 1993-04-06 オートテンショナ Withdrawn JPH06294454A (ja)

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JP7928493A JPH06294454A (ja) 1993-04-06 1993-04-06 オートテンショナ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006114143A1 (de) * 2005-04-22 2006-11-02 Schaeffler Kg Spannvorrichtung für einen zugmitteltrieb

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