JPH06293374A - 卵容器の封緘装置 - Google Patents

卵容器の封緘装置

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JPH06293374A
JPH06293374A JP10496393A JP10496393A JPH06293374A JP H06293374 A JPH06293374 A JP H06293374A JP 10496393 A JP10496393 A JP 10496393A JP 10496393 A JP10496393 A JP 10496393A JP H06293374 A JPH06293374 A JP H06293374A
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egg
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Mamoru Kamo
守 加茂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開封が容易で、かつ、不用意な開封を生じな
い卵容器の封緘装置を提供すること。 【構成】 身部分1、蓋部分2、これら2つの部分を屈
曲自在に連結するヒンジ部3とを備えた卵容器を、ヒン
ジ部3と対向する身部分1および蓋部分2の周縁部5を
粘着性テープ19によって封緘する装置であって、卵を入
れた卵容器10を搬送するコンベア20と、コンベア20の側
方に設けられ、重ね合わされた卵容器10の周縁部5に粘
着性テープ19をその長手方向に折り曲げながら押し付け
るV字型の溝を有するローラ22と、コンベア20の側方に
設けられ、折り曲げられた粘着性テープ19を重ね合わさ
れた周縁部5に押し付けて接着するプレス・ローラ対23
と、接着された粘着性テープ19を切断するカッター24と
を具備している。また、粘着性テープ19のほぼ中心線に
沿って粘着面側より、予め折り目を付ける突条付きロー
ラ17を設けてもよいのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鶏卵を入れる凹部を
形成した身部分および蓋部分を屈曲自在な連結縁部分を
介して一体に連結してなる合成樹脂シートで作った卵容
器の封緘装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4の斜視図に示すように、従来の卵容
器10は、身部分1と、蓋部分2と、これら2つの部分
1、2を屈曲自在に連結するヒンジ部3とからなり、合
成樹脂シートを真空成型またはブロー成型して一体に成
型したものであり、身部分1および蓋部分2には、隔壁
11のよって仕切られた複数の鶏卵を入れる凹部12と周縁
部5とを備えている。
【0003】このような従来の卵容器においては、卵容
器10の身部分1の凹部12に卵を入れたのち、身部分1の
上に蓋部分2を折り重ね、周縁部5をホッチキスまたは
熱溶着により封緘していた。
【0004】そして、封緘された卵容器10の開封を容易
ならしめるために、身部分1と蓋部分2とのヒンジ部3
に糸状体を添設しておき、この糸状体を摘まんで横方向
に引っ張ることにより、ヒンジ部3を破断して開封でき
るように構成した卵容器が、特公昭58−52903号
公報などにより従来より提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来より提
案されている開封の容易な卵容器は、主として、ヒンジ
部3を破断して開封するものであって、周縁部5の封止
部を開封するものではなく、そのために、ヒンジ部3に
糸状体を添設する必要があった。また、ヒンジ部3を破
断して開封すると、破断部が刃物のように鋭く形成され
て、怪我をすることがあった。
【0006】そこで、この発明は、周縁部5に形成した
封止部の開封を容易、かつ、安全ならしめるように封緘
する装置を提供するために考えられたもので、粘着性テ
ープによって卵容器の周縁部5を封じ、封じた粘着性テ
ープの一部を端部からはみ出させておき、このはみ出し
た粘着性テープを指先で摘まんで横方向に引っ張ること
により、周縁部5から粘着性テープを剥離して容易に開
封し得るように構成したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明の卵容
器の封緘装置は、身部分1、蓋部分2、これら2つの部
分を屈曲自在に連結するヒンジ部3とを備えた卵容器
を、ヒンジ部3と対向する身部分1および蓋部分2の周
縁部5を粘着性テープ19によって封緘する装置であっ
て、卵を入れた卵容器10を搬送するコンベア20と、コン
ベア20の側方に設けられ、重ね合わされた卵容器10の周
縁部5に粘着性テープ19をその長手方向に折り曲げなが
ら押し付けるV字型の溝を有するローラ22と、コンベア
20の側方に設けられ、折り曲げられた粘着性テープ19を
重ね合わされた周縁部5に押し付けて接着するプレス・
ローラ対23と、接着された粘着性テープ19を切断するカ
ッター24とを具備している。
【0008】
【実施例】この発明の卵容器の封緘装置は、図1の平面
図(a)および側面図(b)に示すように、卵容器10の身部
分1に卵を入れて蓋部分2を押さえながら、卵容器10を
載せて搬送するコンベア20と、このコンベア20の側方に
沿って配列された粘着性テープ19を卵容器10の周縁部5
に案内するフランジ付きローラ21およびV字型の溝を有
するローラ22と、これらローラ21、22の列に続いて配列
され、2つに折り曲げられた粘着性テープ19を卵容器10
の周縁部5の上下より押し付けるプレス・ローラ対23
と、粘着性テープ19を切断するカッター24と、リール18
より粘着性テープ19をフランジ付きローラ21を経てV字
型の溝を有するローラ22に供給するガイド・ローラ16お
よび粘着性テープ19の中心線に粘着面側より折り目15を
付ける突条付きローラ17とを備えている。
【0009】さらに、コンベア20の上方には、搬送され
る卵容器10の蓋部分2を押さえる上方案内板25が設けら
れ、ローラ22、23の列と対向するコンベア20の反対側に
は、卵容器10のヒンジ部3をスプリングなどにより押す
側方案内板26が設けられている。これら2つの案内板2
5、26によって、卵を入れた卵容器10の周縁部5を閉じ
た状態を保ちつつ、図2の断面図に示すように、周縁部
5をローラ22のV字型の溝に嵌め込ませる。
【0010】次に、このように構成された封緘装置の動
作について説明する。最初、リール18より粘着性テープ
19を引き出し、卵を入れて身部分1と蓋部分2とを閉じ
た第1番目の卵容器10の周縁部5に手で粘着性テープ19
を2つ折りにして貼り付け、コンベア20上に載せて、コ
ンベア20、上方案内板25、側方案内板26、ローラ22、23
の列に囲まれた空間(図2参照)に挿入する。
【0011】このとき、粘着性テープ19は、リール18ま
で連続している。次に、身部分1に卵を入れて蓋部分2
を押さえながら第2番目の卵容器10をコンベア20に載せ
て、コンベア20および各ローラ21、22、23を運転して、
第1番目および第2番目の卵容器10を、卵容器10の長さ
より長さtだけ多く搬送する。搬送中に、第1番目の卵
容器10の周縁部5は、プレス・ローラ対23に挟まれて通
過するので、粘着性テープ19は、重なった周縁部5にし
っかり接着される。搬送が終了したとき、カッター24が
降下して粘着性テープ19を切断する。この切断に際し
て、粘着性テープ19の端部が、卵容器10よりほぼ長さt
だけ突出するように切断する。
【0012】第1番目の卵容器10に連なって、間隔tだ
けあけて第2番目の卵容器10が搬送される。この搬送中
に、第2番目の卵容器10は、蓋部分2が上方案内板25に
よって押さえられ、周縁部5には粘着性テープ19が添設
され、この粘着性テープ19は、V字型の溝を有するロー
ラ22により折り曲げられて周縁部5を挟んで待機してい
る。
【0013】同様にして、第3番目の卵容器10がコンベ
ア20に載せられると、第2番目の卵容器10が封緘されて
搬出される。
【0014】このようにして封緘された卵容器10は、周
縁部5から粘着性テープ19が長さtだけはみ出している
ので、このはみ出した粘着性テープ19を摘まんで横方向
に引っ張ることにより、粘着性テープ19を剥離して容易
に開封することができる。
【0015】(他の実施例)以上で説明した実施例にお
いては、コンベア20が、卵容器10を水平に搬送している
ので、卵容器10の周縁部5をV字型の溝を有するローラ
22に押し付けるために、側方案内板26が設けられてい
る。しかし、コンベア20をその長手方向と直交する方向
に傾斜させておき、卵を入れた卵容器の自重を利用し
て、卵容器10の周縁部5をV字型の溝を有するローラ22
に押し付けてもよいのである。
【0016】リール18より粘着性テープ19をフランジ付
きローラ21を経てV字型の溝を有するローラ22に供給す
る際に、粘着性テープ19の中心線に折り目を付ける手段
として、図3に示すような治具30を利用することができ
る。
【0017】治具30には、粘着性テープ19の幅より広い
稜線を有する凸条31と谷線を有する凹溝32を備え、凸条
31は入側に、凹溝32は出側に形成され、稜線と谷線は交
差している。この治具30に粘着性テープ19の裏面(粘着
面を塗布されていない面)を沿わせて通過させると、粘
着面に触れることなく粘着性テープ19にV字型の折り目
を付けることができる。
【0018】
【発明の効果】以上の実施例に基づく説明より明らかな
ように、この発明の卵容器の封緘装置によると、卵を入
れた卵容器をコンベアに載せるだけで、卵容器の周縁部
の全長にわたり粘着性テープによって封緘することがで
きる。このように周縁部を粘着性テープによって封緘す
ると、不用意に開封することがなく、しかも、開封が容
易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の卵容器の封緘装置の平面図(a)およ
び側面図(b)、
【図2】図1(a)における線II−IIに沿って切断して示
した断面図、
【図3】他の実施例の要部を示す斜視図、
【図4】卵容器の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 身部分 2 蓋部分 3 ヒンジ部 5 周縁部 10 卵容器 18 粘着性テープのリール 19 粘着性テープ 20 コンベア 21 フランジ付きローラ 22 V字型の溝を有するローラ 23 プレス・ローラ対 24 カッター 25 上方案内板 26 側方案内板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身部分、蓋部分、これら2つの部分を屈
    曲自在に連結するヒンジ部とを備えた卵容器を、ヒンジ
    部と対向する身部分および蓋部分の周縁部を粘着性テー
    プによって封緘する装置であって、卵を入れた卵容器を
    搬送するコンベアと、該コンベアの側方に設けられ、重
    ね合わされた卵容器の周縁部に粘着性テープをその長手
    方向に折り曲げながら押し付けるV字型の溝を有するロ
    ーラと、上記コンベアの側方に設けられ、折り曲げられ
    た粘着性テープを重ね合わされた周縁部に押し付けて接
    着するプレス・ローラ対と、接着された粘着性テープを
    切断するカッターとを具備することを特徴とする卵容器
    の封緘装置。
  2. 【請求項2】 カッターで切断する際に、粘着性テープ
    の端部を指で摘まめる程度の長さだけはみ出させて切断
    することを特徴とする請求項1に記載の卵容器の封緘装
    置。
  3. 【請求項3】 粘着性テープのほぼ中心線に沿って粘着
    面側より、予め折り目を付ける突条付きローラを具備す
    ることを特徴とする請求項1に記載の卵容器の封緘装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08318980A (ja) * 1995-05-24 1996-12-03 Mamoru Kamo 合成樹脂シート材製包装容器の封緘構造
JP2010083576A (ja) * 2008-10-03 2010-04-15 Mamoru Kamo 包装用容器の卓上載置型封緘装置
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CN114620285A (zh) * 2017-12-30 2022-06-14 金柄辰 盒架

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